JPH10257481A - 無線テレビドアホンシステム - Google Patents

無線テレビドアホンシステム

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JPH10257481A
JPH10257481A JP9062739A JP6273997A JPH10257481A JP H10257481 A JPH10257481 A JP H10257481A JP 9062739 A JP9062739 A JP 9062739A JP 6273997 A JP6273997 A JP 6273997A JP H10257481 A JPH10257481 A JP H10257481A
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camera slave
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JP9062739A
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English (en)
Inventor
達夫 ▲吉▼川
Tatsuo Yoshikawa
Hiroshi Ueda
上田  宏
Kazuhiko Fukui
一彦 福井
Yoshikazu Kamii
美和 神井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単で低消費電力の無線テレビドアホ
ンシステムを提供する。 【解決手段】 カメラ子機10、12、19、29とモ
ニタ親機11、13、20、30間の情報伝送を無線で
行わせるようにした無線テレビドアホンシステムにおい
て、カメラ子機10、12、19、29に被写体の映像
信号をスペクトラム拡散通信(SS通信という)方式で
送信するSS通信送信部1と、音声信号の送受信を行う
狭帯域送信部7および狭帯域受信部2を設け、モニタ親
機11、13、20、30にカメラ子機からの映像信号
を受信するSS通信受信部8と、音声信号の送受信を行
う狭帯域送信部7および狭帯域受信部2を設け、SS通
信方式の利用を最小限にしてカメラ子機の低消費電力化
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送画像および音
声情報を無線通信を利用して行う、無線テレビドアホン
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ子機とモニタ親機の信号伝
送は有線で行われ、新築の建物に設置する場合は特に問
題ではないが、既築の建物では、新たに信号線の敷設が
必要になり、信号線の露出が美観を損ねるといった問題
があった。そこで、無線を利用したテレビドアホンシス
テムが実開昭64−30980号として提案されてい
る。この場合、カメラ子機側からの画像および音声をテ
レビ放送の電波で出力し、テレビ受像機で画像および音
声を出力するが、カメラ子機側に対して音声を送信する
適切な方法がなく、双方向の音声通話ができないという
問題がある。
【0003】また、特開平4−130853号では、カ
メラ子機側からの画像をテレビ受像機の画面で出力し、
音声はテレビ受像機とは別の通話装置で伝送する方法を
とっている。この場合、テレビ受像機と通話装置は有線
で接続され接続線が必要になる。一方、実開昭63−1
69777号においては、カメラ子機からの画像を無線
でテレビ受像機に出力するが、音声情報と制御信号はカ
メラ子機とモニタ親機間を有線で伝送するようにしてい
る。また、特開昭61−274435号は、カメラ子機
の電源を蓄電池とし、カメラ子機からモニタ親機への画
像や音声情報の通信及び、モニタ親機からカメラ子機へ
の音声情報の通信を無線で行うものであるが、通信方式
などの具体的な方法は述べられていない。
【0004】そこで、情報伝送の具体的な方法として、
モニタ親機からカメラ子機への音声の通信は小電力無線
(狭帯域通信)方式を用い、カメラ子機からモニタ親機
へ画像を送信する場合には、動画像を扱うためにデータ
量が多くなるので、近年色々な方面で使用されてきてい
る2.4GHzの周波数帯で行うスペクトラム拡散方式
(SS通信)を利用する。SS通信の特長としては、信
号が広帯域に広がっているので狭帯域の妨害に強く、信
号の電力スペクトラム密度が低くできるのでノイズ以下
の信号にすれば信号の秘匿性がある等の特徴がある反
面、システムが複雑であり、ハードウェアが大きくなり
消費電力も大きく、コストも高くなる欠点もある。それ
と、特開平6−140966号でもあるように、家庭内
の電子レンジや医療器具の妨害電波に弱い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べられて
いるように、カメラ子機から動画像を送信するために、
多量のデータ量を伝送できるSS通信を採用すると、シ
ステムが複雑になり、ハードウェアが大きくなり消費電
力も大きく、コストも高くなる欠点があり、また、電子
レンジ等から発生する妨害波に対しても弱い。
【0006】一方、無線方式のテレビドアホンを実現す
るためには、配線の接続をなくすことが重要となり、そ
のためには電源を電池にする必要があるが、頻繁に電池
交換を行う必要がないようにするために、電池の駆動時
間を長くする必要があり、低消費電力化が要求されると
ともに、電池が低下しても来客時には支障なく通信でき
なければならない。また、カメラ子機は、画像を入力す
るので、周囲の明るさに応じて画像の出力を調整する必
要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、請求項1の無線テレビドアホンシステムは、カメラ
子機からの画像および音声情報をモニタ親機に伝送し
て、モニタ親機で画像および音声情報を再生し、モニタ
親機からの音声情報をカメラ子機に伝送して、カメラ子
機で音声情報を再生する無線テレビドアホンシステムに
おいて、上記カメラ子機は、画像通信および音声通話通
信を、周波数スペクトラムを広げて広帯域通信するスペ
クトラム拡散通信(以下SS通信という)方式で行うS
S通信送信部と、音声通話を受信するための特定小電力
無線を利用した狭帯域受信部とを具備し、上記モニタ親
機は、上記カメラ子機からの画像あるいは音声情報を受
信するためのSS通信受信部と、音声通話を送信するた
めの狭帯域送信部とを具え、上記カメラ子機からモニタ
親機への画像および音声情報の伝送はSS通信によるS
S通信送受信手段で行い、モニタ親機からカメラ子機へ
の音声情報の伝送は、狭帯域通信による狭帯域送受信手
段で行うようにしたことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、カメラ子機からモニタ
親機への映像及び音声の通信はSS通信で行い、モニタ
親機からカメラ子機への音声情報の通信は狭帯域通信で
行うようにしているので、SS通信の送受信をカメラ子
機とモニタ親機の両方に具備する必要がなくなり、カメ
ラ子機からの情報を高精度に伝達しながら、安価でしか
も低消費電力の無線ドアホンシステムを提供することが
できる。
【0009】請求項2の無線テレビドアホンシステム
は、カメラ子機からの画像および音声情報をモニタ親機
に伝送して、モニタ親機で画像および音声情報を再生
し、モニタ親機からの音声情報をカメラ子機に伝送して
カメラ子機で音声情報を再生する無線テレビドアホンシ
ステムにおいて、上記カメラ子機は画像情報をSS通信
方式で伝送するSS通信送信部と、音声情報を狭帯域通
信方式で伝送する狭帯域送受信部とを具備し、上記モニ
タ親機は、SS通信方式で伝送されて来る画像情報を再
生するSS通信受信部と、音声情報を狭帯域通信方式で
送受信する狭帯域送受信部とを具え、カメラ子機からモ
ニタ親機への画像情報をSS通信による送信手段で伝送
し、カメラ子機とモニタ親機間の音声情報の送受信は、
狭帯域送受信部で行うようにしたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、カメラ子機からモニタ
親機への画像の送信はSS通信で行い、音声情報は、モ
ニタ親機もカメラ子機もともに送受信とも狭帯域通信で
行うようにしているので、SS通信状態に障害が生じた
場合でも、音声による通話が可能となり、来客があって
も支障なく音声による通信を確保することができる。
【0011】請求項3の無線テレビドアホンシステム
は、カメラ子機からの画像および音声情報をモニタ親機
に伝送して、モニタ親機で画像および音声情報を再生
し、モニタ親機からの音声情報をカメラ子機に伝送して
カメラ子機で音声情報を再生する無線テレビドアホンシ
ステムにおいて、上記カメラ子機からの呼出信号をSS
通信方式でモニタ親機に伝送するSS通信手段と、上記
呼出信号に応答するモニタ親機からの応答信号を狭帯域
通信方式でカメラ子機に伝送する狭帯域通信手段を設
け、上記カメラ子機が、上記呼出信号に応答する応答信
号を一定時間内に受信できないときは、上記呼出信号を
SS通信手段による通信から狭帯域通信手段による通信
に切り換える切換手段を設けたことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、カメラ子機からSS通
信で呼出信号の送信を行い、SS通信に障害がある場合
には狭帯域通信により呼出信号を送信するので、SS通
信に障害が生じても、来客との応対に支障なく通信が可
能となる。
【0013】請求項4の無線テレビドアホンシステム
は、請求項3記載の無線テレビドアホンシステムにおい
て、上記切換手段によりSS通信手段から狭帯域通信手
段に切り換えたとき音声情報の送受信が行えるようにし
たことを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、カメラ子機からの呼出
信号に対してモニタ親機からの応答信号が一定時間内に
受信できないと呼出信号をSS通信から狭帯域通信に切
り換えるが、このとき、狭帯域通信で音声の送受信がで
きるようになるので、来客があっても支障なく通話を行
うことができる。
【0015】請求項5の無線テレビドアホンシステム
は、請求項1乃至4記載の無線テレビドアホンシステム
において、カメラ子機に電源となる蓄電池部と、該蓄電
池部の電圧低下を検出する電圧検出部と、該電圧検出部
で上記蓄電池部の電圧低下を検出すると、狭帯域通信に
よる電圧低下信号を送信する電圧低下信号送信手段と、
音声情報をSS通信方式から狭帯域通信方式に切り換え
る切換手段とを設けたことを特徴とする。
【0016】上記の構成によれば、カメラ子機の電源と
なる蓄電池の電圧を電圧検出部で検出して、検出した電
圧が一定の値以下になると、電圧低下信号送信手段で送
信して、音声情報の伝送を切換手段によりSS通信方式
から狭帯域通信方式に切り換えるので、蓄電池に電圧低
下が生じた場合、残量の電池容量に対する電池の駆動時
間をより長くすることが可能になる。
【0017】請求項6の無線テレビドアホンシステム
は、請求項5記載の無線テレビドアホンシステムにおい
て、上記蓄電池部の充電電源として太陽電池を設け、該
太陽電池からの充電電流を検出する充電回路部と、上記
充電電流により画像の補正制御を行う画像補正制御部と
を設けたことを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、カメラ子機の電源とな
る蓄電池を太陽電池で充電できるようにしているので、
蓄電池の交換を頻繁に行う必要がなくなり、特別な照度
センサ等を設けることなく、カメラ子機周辺の明るさに
応じて、画像出力を自動的に補正制御することが可能に
なる。
【0019】請求項7の無線テレビドアホンシステム
は、請求項6記載の無線テレビドアホンシステムにおい
て、上記カメラ子機に太陽電池からの充電電流が所定値
以下になることを検出する電流検出手段を設け、該電流
検出手段の出力により、音声および呼出信号の送受をS
S通信から狭帯域通信に切り換える切換手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、カメラ子機周辺の明る
さが暗くなると太陽電池への充電電流が所定値以下にな
るので、これを電流検出手段で検出し、切換手段を動作
させて、SS通信から狭帯域通信に切り換える。その結
果、狭帯域通信による低消費電力化を図ることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本発明の実施形態1の構成を示す
ブロック図である。図1において、10はカメラ子機で
あり、該カメラ子機10は来客時の画像と音声信号をカ
メラ3とマイク4で入力し、SS通信送信部1より、ア
ンテナ6を介してモニタ親機11に送信する。モニタ親
機11は、上記カメラ子機10より送信されてきた画像
および音声信号をアンテナ12を介し、SS通信受信部
8で受信する。SS通信受信部8で受信し再生した画像
を表示部9に、また再生した音声信号をスピーカ5へそ
れぞれ出力する。
【0022】モニタ親機11側の音声信号は、マイク1
3にて入力し、狭帯域送信部7に導き、アンテナ12を
介して、カメラ子機10に送信する。カメラ子機10
は、モニタ親機11からの音声信号をアンテナ6を介
し、狭帯域受信部2で受信する、狭帯域受信部2で受信
し再生した音声信号は、スピーカ5より出力する。
【0023】ここで、2.4GHz帯の周波数を利用す
るSS通信と、400MHz帯の周波数を利用する小電
力タイプの狭帯域通信の送受信部の回路ブロック例を図
5から図8を用いて説明する。図5はSS通信送信部の
回路ブロックを示すものである。インターフェース50
を介して入力される信号は、相関器51で拡散信号52
が付加され、変調部53で発振器54からの搬送波を変
調し、ミキサ55で発振器56からの発振周波数と混合
されて、アンテナ57より出力される。
【0024】図6は、SS通信受信部の回路ブロックを
示すものである。アンテナ61より入力した信号は第1
及び第2のミキサ62,63で第1及び第2の発振器6
4,65からの信号と混合されて周波数変換され、相関
器66で拡散信号67を重畳して元の信号に戻し、復調
器68で復調してインターフェース69より出力信号を
導出する。
【0025】図7は、狭帯域送信部の回路ブロックを示
すものである。インターフェース71を介して入力され
る信号は、変調器72で発振器73からの搬送波を変調
し、フィルタ74で帯域制限された後、アンテナ75よ
り出力される。
【0026】図8は、狭帯域受信部の回路ブロックを示
すものである。アンテナ81より入力した信号は、第1
及び第2のミキサ82,83で第1及び第2の発振器8
4,85からの信号と混合されて周波数変換され、復調
器86で復調(再生)された後、インターフェース87
より出力信号を導出する。
【0027】図5から図8で明らかなように図5及び図
6に示すSS通信の場合には、周波数スペクトラムを広
げて伝送量を多くする広帯域通信のため、拡散信号が付
加されているので、図7および図8に示す狭帯域通信の
場合に比べ回路構成が複雑になる。また、送信出力も狭
帯域通信による小電力タイプのものでは、10mW以下
であるのに対し、SS通信送信は10mW/MHzとな
る。
【0028】従って、SS通信では、拡散帯域幅が大き
くなるにつれて、総送信出力も大きくなり、消費電力も
送信出力に比例して増加する傾向があるため、狭帯域通
信と比較してSS通信は最低でも倍以上の消費電力が必
要になる。以上のことからSS通信部をカメラ子機およ
びモニタ親機の両方に搭載すると回路コストあるいは消
費電力が増大する。従って、図1において、モニタ親機
11よりカメラ子機10に供給されるモニタ親機からの
音声信号は狭帯域通信で行われるので低消費電力化を図
ることができる。
【0029】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2の構成を示すブロック図である。図2において、12
はカメラ子機であり、該カメラ子機12は、来客時の画
像信号をカメラ3よりSS通信送信部1に供給し、SS
通信送信部1よりアンテナ6を介して画像送信を行う。
マイク4より入力した音声信号は狭帯域送信部7を介し
アンテナ6よりモニタ親機13へ送信する。モニタ親機
13は、カメラ子機12より送信されてきた画像信号を
SS通信受信部8で受信して再生し、表示部9に出力す
る。
【0030】音声信号は狭帯域受信部2で受信して再生
し、スピーカ5より出力する。モニタ親機13からの音
声信号はマイク4より狭帯域送信部7に供給し、該狭帯
域送信部7で信号処理を施した後、音声信号としてアン
テナ6を介し、カメラ子機12に送信する。カメラ子機
12は狭帯域受信部2にて受信を行いスピーカ5より出
力する。以上のことからSS通信に何らかの通信障害が
あっても音声による音声通話が可能となる。
【0031】(実施形態3)図3は、本発明の実施形態
3の構成を示すブロック図であり、請求項3・請求項4
の無線テレビドアホンシステムに対応する。図3におい
て、カメラ子機19は、来客時にモニタ親機20を呼び
出す呼出SW14と来客の音声を入力するマイク4の通
信手段を切り換える切換器16を具備し、モニタ親機2
0は、呼出信号又は音声信号を再生してスピーカ5に出
力する通信方式を選択する切換器18を具備している。
【0032】請求項3では、呼出SW14が押されると
制御CPU15に出力し、制御CPU15は呼出信号が
入力されたことで、時間カウントを開始するとともに、
切換器16の接点aを選択し、SS通信送信部1を介し
て、モニタ親機20に呼出信号を送信する。モニタ親機
20はカメラ子機19からの呼出信号に対し、SS通信
受信部8は制御回路部17に出力し、制御回路部17は
切換器18の接点aを選択し、呼出音をスピーカ5に出
力する。また、制御回路部17は、呼出信号が入力され
ると、狭帯域送信部7を介して、カメラ子機19に対し
て応答信号を送信する。
【0033】前記カメラ子機19からモニタ親機20へ
のSS通信による呼出信号が送受信不能になった場合
に、制御CPU15で応答信号が受信されるまで時間カ
ウントされているが、一定時間以上経過しても応答信号
が制御CPU15に入力されない場合、切換器16の接
点bを選択し、狭帯域送信部7を介してモニタ親機20
に呼出信号を送信する。狭帯域通信で送信されてきた呼
出信号は狭帯域受信部2を介して制御回路部17に出力
する。制御回路部17は、切換器18の接点をbに選択
し、呼出音をスピーカ5に出力を行い、狭帯域送信部7
を介してカメラ子機19に応答信号を送信する。
【0034】請求項4では、カメラ子機19の音声信号
は、マイク4から切換器16の接点bを介して狭帯域送
信部7に供給され、アンテナ6を介し、モニタ親機20
に音声送信する。モニタ親機20は、カメラ子機19か
らの音声信号を狭帯域受信部2で受信し再生すると、切
換器18の接点bを介してスピーカ5に出力する。モニ
タ親機20からの音声信号はマイク4に入力し、狭帯域
送信部7を介してカメラ子機19に音声送信する。以上
のことからSS通信に何らかの通信障害があっても呼出
信号あるいは音声による通信が可能となる。
【0035】(実施形態4)図4は、本発明の実施形態
4の構成を示すブロック図であり、請求項5・請求項6
・請求項7の無線テレビドアホンシステムに対応する。
図4において、カメラ子機29は、電源となる二次電池
の蓄電池部27を具備し、蓄電池部27の充電用として
太陽光の放射照度に正比例して充電電流を作り出す太陽
電池24と充電電流の逆流防止ダイオード25と過充電
防止及び充電電流を充電信号に変換して制御CPU15
に伝達する充電回路部26を備えている。
【0036】電圧検出部23は、蓄電池部27の電圧低
下の検出を行い、電圧低下を検出すると制御CPU15
に電圧低下検出信号を出力する。制御CPU15は、電
圧低下信号が入力すると、切換器16の接点をaからb
に切り換え、マイク4を狭帯域送信部7に接続する。ま
た、充電回路部26からの充電信号と制御CPU15内
部に記憶している基準値と比較し、映像処理部22と撮
像素子21に対して、画像出力の補正制御を行うととも
に、充電回路部26からの充電信号がなくなれば、前記
切換器16を接点をaからbに切り換え、マイク4を狭
帯域送信部7に接続する。
【0037】撮像素子21は、来客時の画像を入力し、
映像処理部22は、前記来客の画像の映像処理を行う。
画像輝度に対する補正制御は制御CPU15からの信号
に基づいて行うもので、前記撮像素子21と映像処理部
22は、カメラ内部の回路である。モニタ親機30は、
カメラ子機29からの呼出信号あるいは音声信号がSS
通信受信部8あるいは狭帯域受信部2のどちらかに受信
されていることを制御回路部17が判断を行い、スピー
カ5の出力となる切換器18の接点を切り換える。
【0038】請求項5では、上記蓄電池部27の電圧が
低下すると電圧検出部23がこれを検出し、制御CPU
15に電圧低下信号を出力する。制御CPU15は、前
記電圧低下信号が入力すると、切換器16を接点aから
bに切り換え、マイク4からの音声信号を狭帯域送信部
7に供給する。狭帯域送信部7は、前記音声入力をモニ
タ親機30に音声送信する。モニタ親機30の制御回路
部17は、狭帯域受信部2で音声受信が行われたことを
検出し、切換器18の接点をaからbに切り換え、再生
された音声信号をスピーカ5に出力する。モニタ親機3
0からの音声は、マイク4で入力し、狭帯域送信部7を
介してカメラ子機29に音声送信する。前記音声信号
は、カメラ子機29の狭帯域受信部2を介して再生しス
ピーカ5に出力する。
【0039】請求項6では、太陽電池24からの充電電
流を逆流防止ダイオード25を介して、充電回路部26
に導き、該充電回路部26で充電電流を検出する。充電
回路部26は、前記充電電流を制御CPU15に充電信
号として出力することにより、制御CPU15は充電信
号を基準値と比較し、撮像素子21にアイリス制御ある
いは映像処理部22にAGC及び逆光・順光補正をそれ
ぞれ出力することで撮像素子21と映像処理部22は、
入力された画像信号の出力の補正制御を行う。
【0040】請求項7では、充電回路部26からの充電
信号が制御CPU15に出力されなくなると、制御CP
U15は、太陽電池24からの充電がないことを判断
し、切換器16の接点をaからbに切り換える。来客時
の音声は、マイク4で入力し、切換器16の接点bを通
過して、狭帯域送信部7に出力する。呼出SW14から
の信号は、制御CPU15により狭帯域送信部7に出力
する。前記呼出信号あるいは音声信号は、狭帯域送信部
7を介してモニタ親機30に送信する。カメラ子機29
の音声に対してモニタ親機30からの音声は、マイク4
で入力し、狭帯域送信部7を介してカメラ子機29に音
声送信する。
【0041】以上のことから、太陽電池24からの充電
停止及び蓄電池部27の電圧低下に対して、呼出・音声
を消費電力の少ない狭帯域通信に切り換えることによ
り、電池の低消費電力化を図るとともに、上記のように
来客があっても支障なく通話が可能となる。また、太陽
電池24からの放射照度により、特別な照度センサ等を
設けることなく、カメラ子機周辺の明るさに応じて、画
像出力を自動的に補正制御することが可能になる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、SS通信回路は回路構成
が複雑であり、ハードウェアが大きくコストも高くな
り、特に電池を電源とした場合は消費電力に大きな問題
となる。請求項1では、SS通信を子機から親機への画
像あるいは音声のみの片方向とすることで、子機側はS
S通信の送信部のみとなり、親機はSS通信の受信部と
なることから回路を安価にしかも低消費電力化すること
ができる。また、請求項2・請求項3・請求項4は、電
子レンジのような妨害波がある場合に、SS通信状態に
障害が生じても、音声通話あるいは呼出信号の機能は動
作するため、来客があっても支障なく通信が可能とな
る。
【0043】請求項5によれば、カメラ子機は電池駆動
のため、電圧低下を検知することにより、SS通信から
狭帯域通信に送信機能を切り換え、消費電力の低減を図
り、狭帯域通信による電池の電圧低下と音声で通信が可
能となることから、電池の低消費電力化を図るととも
に、上記のように来客があっても支障なく通話が可能と
なる。
【0044】また、請求項6では、カメラ子機の蓄電池
を充電する太陽電池を照度センサとして兼用することに
より、特別に照度センサ等を設けることなく、カメラ子
機周辺の明るさを検出して、画像出力を自動的に補正制
御することが可能になる。請求項7では、前記の如く電
池による電源駆動のため、カメラ子機周辺の明るさが暗
くなると余分な電力消費を避け、SS通信による画像を
送信することを停止させるとともに夜間照明用LEDを
消灯させることにより低消費化及びコスト低減を図るこ
とができ、又、来客時には前記如く音声による通信が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態2のブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態3のブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態4のブロック図である。
【図5】 SS通信送信部の回路ブロック図である。
【図6】 SS通信受信部の回路ブロック図である。
【図7】 狭帯域通信送信部の回路ブロック図である。
【図8】 狭帯域通信受信部の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 SS通信送信部 2 狭帯域受信部 3 カメラ 4 マイク 5 スピーカ 6 アンテナ 7 狭帯域送信部 8 SS通信受信部 9 表示部 10、12、19、29 カメラ子機 11、13、20、30 モニタ親機 14 呼出SW 15 制御CPU 16 マイク切換器 17 制御回路部 18 スピーカ切換器 21 撮像素子 22 映像処理部 23 電圧検出部 24 太陽電池 25 逆流防止ダイオード 26 充電回路部 27 蓄電池部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神井 美和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ子機からの画像および音声情報を
    モニタ親機に伝送して、モニタ親機で画像および音声情
    報を再生し、モニタ親機からの音声情報をカメラ子機に
    伝送して、カメラ子機で音声情報を再生する無線テレビ
    ドアホンシステムにおいて、上記カメラ子機は、画像通
    信および音声通話通信を、周波数スペクトラムを広げて
    広帯域通信するスペクトラム拡散通信(以下SS通信と
    いう)方式で行うSS通信送信部と、音声通話を受信す
    るための特定小電力無線を利用した狭帯域受信部とを具
    備し、上記モニタ親機は、上記カメラ子機からの画像あ
    るいは音声情報を受信するためのSS通信受信部と、音
    声通話を送信するための狭帯域送信部とを具え、上記カ
    メラ子機からモニタ親機への画像および音声情報の伝送
    はSS通信によるSS通信送受信手段で行い、モニタ親
    機からカメラ子機への音声情報の伝送は、狭帯域通信に
    よる狭帯域送受信手段で行うようにしたことを特徴とし
    た無線テレビドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 カメラ子機からの画像および音声情報を
    モニタ親機に伝送して、モニタ親機で画像および音声情
    報を再生し、モニタ親機からの音声情報をカメラ子機に
    伝送してカメラ子機で音声情報を再生する無線テレビド
    アホンシステムにおいて、上記カメラ子機は画像情報を
    SS通信方式で伝送するSS通信送信部と、音声情報を
    狭帯域通信方式で伝送する狭帯域送受信部とを具備し、
    上記モニタ親機は、SS通信方式で伝送されて来る画像
    情報を再生するSS通信受信部と、音声情報を狭帯域通
    信方式で送受信する狭帯域送受信部とを具え、カメラ子
    機からモニタ親機への画像情報をSS通信による送信手
    段で伝送し、カメラ子機とモニタ親機間の音声情報の送
    受信は、狭帯域送受信部で行うようにしたことを特徴と
    した無線テレビドアホンシステム。
  3. 【請求項3】 カメラ子機からの画像および音声情報を
    モニタ親機に伝送して、モニタ親機で画像および音声情
    報を再生し、モニタ親機からの音声情報をカメラ子機に
    伝送してカメラ子機で音声情報を再生する無線テレビド
    アホンシステムにおいて、上記カメラ子機からの呼出信
    号をSS通信方式でモニタ親機に伝送するSS通信手段
    と、上記呼出信号に応答するモニタ親機からの応答信号
    を狭帯域通信方式でカメラ子機に伝送する狭帯域通信手
    段を設け、上記カメラ子機が、上記呼出信号に応答する
    応答信号を一定時間内に受信できないときは、上記呼出
    信号をSS通信手段による通信から狭帯域通信手段によ
    る通信に切り換える切換手段を設けたことを特徴とする
    無線テレビドアホンシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無線テレビドアホンシス
    テムにおいて、上記切換手段によりSS通信手段から狭
    帯域通信手段に切り換えたとき音声情報の送受信が行え
    るようにしたことを特徴とする無線テレビドアホンシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の無線テレビドアホ
    ンシステムにおいて、カメラ子機に電源となる蓄電池部
    と、該蓄電池部の電圧低下を検出する電圧検出部と、該
    電圧検出部で上記蓄電池部の電圧低下を検出すると、狭
    帯域通信による電圧低下信号を送信する電圧低下信号送
    信手段と、音声情報をSS通信方式から狭帯域通信方式
    に切り換える切換手段を設けたことを特徴とする無線テ
    レビドアホンシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線テレビドアホンシス
    テムにおいて、上記蓄電池部の充電電源として太陽電池
    を設け、該太陽電池からの充電電流を検出する充電回路
    部と、上記充電電流により画像の補正制御を行う画像補
    正制御部とを設けたことを特徴とする無線テレビドアホ
    ンシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の無線テレビドアホンシス
    テムにおいて、上記カメラ子機に太陽電池からの充電電
    流が所定値以下になることを検出する電流検出手段を設
    け、該電流検出手段の出力により、音声および呼出信号
    の送受をSS通信から狭帯域通信に切り換える切換手段
    を設けたことを特徴とする無線テレビドアホンシステ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314047B1 (ko) * 1999-03-26 2001-11-15 그린텔레콤(주) Ccd 카메라용 송신시스템과 그의 제어 방법
JP5958784B1 (ja) * 2015-08-06 2016-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 テレビドアホン装置
US10080000B2 (en) 2015-08-06 2018-09-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Intercom system

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