JPH1025704A - 透水性舗装を用いた親水施設 - Google Patents

透水性舗装を用いた親水施設

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JPH1025704A
JPH1025704A JP18213096A JP18213096A JPH1025704A JP H1025704 A JPH1025704 A JP H1025704A JP 18213096 A JP18213096 A JP 18213096A JP 18213096 A JP18213096 A JP 18213096A JP H1025704 A JPH1025704 A JP H1025704A
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JP
Japan
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water
permeable pavement
permeable
facility
hydrophilic
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Pending
Application number
JP18213096A
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English (en)
Inventor
Yukio Noda
征雄 野田
Mitsunobu Otani
光伸 大谷
Hajime Kimura
元 木村
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Road Paving Structures (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】子供達が安心して遊べ、風で吹き飛ばされても
水溜まりができない親水施設を提供する。 【解決手段】給水設備が水流が溢れないために十分な広
さを有する透水性舗装で囲まれた透水性舗装を用いた親
水施設とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透水性舗装を用い
た公園、駅前広場、ビルおよびマンション等の広場や屋
上、遊園地、駐車場、プ−ルサイド等に設置される親水
施設に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、舗装道路は、非透水性のコンクリ
−ト、アスファルト、インタ−ロッキングブロック、タ
イル等が施工されている。しかし、非透水性舗装は、水
を通さないので雨水が地下に浸透せず、都市の砂漠化な
どをまねくことが懸念されており、近年、環境保護など
の観点から透水性舗装材が注目されている。
【0003】都市部では、一部、透水性舗装材が使用さ
れているものの、多くの場合、非透水性舗装である。ま
た、夏期の灼熱した舗装道路、駅前広場、公園等は暑く
不快であるので、非透水性舗装材に散水して涼を求める
ことが行なわれるが、少量の散水ではすぐに蒸発して湿
度が高くなるのみで、かえって不快になる場合があっ
た。
【0004】そこで、駅前広場、公園などに噴水を設置
して、親水施設として活用することがおこなわれてい
る。これら噴水回りには、コンクリ−ト、天然石材、ア
スファルトおよびインタ−ロッキングブロック等の不透
水性舗装が施されており、従来の噴水にはプ−ルが付帯
設備として必要であった。しかし、プ−ルの中に子供達
が入ると、水による事故などが発生する危険があり、プ
−ルのない安心して遊べる噴水などの親水施設が望まれ
ていた。さらに、噴水周りに非透水性舗装があると、風
により噴水が吹き飛ばされて水溜まりができたり、水溜
まりに噴水の水が落下して水が跳ね返ったりして通行に
支障をきたすことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解消することを目的とし、幼児など子
供達が安心して遊べ、かつ、風で吹き飛ばされても水溜
まりができず、さらに、水の跳ね返りを少ない親水施設
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、幼児など
子供達が安心して遊べ、かつ、風で吹き飛ばされても水
溜まりができず、さらに、水の跳ね返りが少ない親水施
設を検討した結果、本発明に達成した。
【0007】すなわち、本発明は、給水設備が水流が溢
れないために十分な広さを有する透水性舗装で囲まれた
透水性舗装を用いた親水施設に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明の親水施設は、給水設備が水流が溢
れないために十分な広さを有する透水性舗装で囲まれ
る。
【0010】本発明の親水施設における給水設備は、特
に限定されないが、好ましくは、噴水、人工の滝、また
は、シャワーであり、必要な時に必要な時間だけ、給水
され散水される。これら給水設備には、好ましくは、J
AWAで規格された水道止栓を使用して供給水の開閉を
行う。水道止栓を使用する理由は、市水をみだりに使う
のを防ぐためであり、水道止栓の管理は、都道府県およ
び市町村の公園等公共施設にあっては公的機関、商店街
等の広場は町内会の幹事が、またマンション等の民間施
設にあっては管理人等がするのが望ましい。
【0011】さらに、本発明の親水施設における給水設
備、例えば、噴水には、切り換えることができるタイプ
の噴水ノズルを使用することもでき、子供達が噴水に親
しむのに好適である。
【0012】本発明の親水施設に用いられる透水性舗装
は、透水性舗装材により施工され、好ましくは、透水性
セラミックブロック、透水性インタ−ロッキングブロッ
ク、透水性コンクリ−ト、透水性アスファルト、透水性
レンガ、天然石等を、例えば、接着剤等で現場施工され
る。透水性セラミックブロック、透水性インタ−ロッキ
ングブロックなどの透水性ブロックは、空孔を有し、水
の跳ね返りが少ないことからより好ましく、中でも、景
観上および透水性能から透水性セラミックブロックがさ
らにより好ましい。
【0013】本発明の親水施設に用いられる透水性舗装
の透水係数は、好ましくは、1×10-2cm/秒以上で
ある。透水係数が、1×10-2cm/秒以上であれば、
降雨量50mm/時間の降雨においても雨水が溜まら
ず、全部が透水性舗装に浸透する。本発明において、透
水係数とは、単位厚さ当たり及び単位面積当たりの透水
量であり、JIS A1218に準拠して測定される。
【0014】このような透水係数が1×10-2cm/秒
以上の透水性セラミックブロックは、たとえば、平均粒
径が1〜5mmの無機質骨材と糊材との混合物にガラス
粉末等のバインダーを添加、混合した原料を振動プレス
成形し、1100〜1250℃で焼成することによって
製造できる。
【0015】本発明の親水施設に用いられる透水性舗装
は、好ましくは、実質的に平坦である。実質的に平坦で
あることにより、水たまり等ができにくい。
【0016】さらに、本発明の親水施設に用いられる透
水性舗装は、給水設備が噴水の場合、好ましくは、噴水
高さの半径20倍以内の広さである。これは、一般に市
水を使用した場合の噴水の水量では、透水性舗装、特
に、透水性ブロックから地中に透水するのに十分な広さ
であるからである。
【0017】また、本発明の親水施設は、水による子供
達の事故などを防止するため、好ましくは、プ−ルが存
在しない。
【0018】本発明の親水施設においては、供給水とし
て市水を利用する方法、循環水を用いる方法などがあ
り、節水の観点からは循環水を用いることが好ましい。
【0019】本発明の親水施設においては、好ましく
は、透水性舗装、集水層および不透水層からなる集水機
構を設置することができる。すなわち、本発明の親水施
設においては、透水性舗装の下部に、非透水性コンクリ
−ト等の不透水層と、例えば、川砂のサンドクッション
層と側溝の1部に集水溝を設けた集水層とを設置するこ
とができ、集水機構により集められた水は、ポンプなど
により、噴水または人工の滝などの給水設備へ給水され
るのが望ましい。この場合、不透水層として既設の舗装
を用いてもよい。また、ストレ−ナ−等により循環水中
の川砂などを取り除くこともできる。
【0020】本発明の親水施設は、例えば、透水性ブロ
ックを敷設した後、砂目地用に珪砂を敷き詰めるが、こ
の珪砂を小山のように数箇所積上げておけば、水遊びと
同時に砂遊びもできる。砂場を併設した透水性舗装を用
いた親水施設は、水と同時に砂遊びもできるので、より
好ましい。また、砂場の砂が、風、豪雨および雨垂れ等
で流出した砂目地の砂を補給する効果もあり、より好都
合である。
【0021】本発明の親水施設には、より景観に優れた
快適空間とするため、夜間照明など照明設備を付帯する
ことが好ましい。このような親水施設では、大人も子供
も水と戯れて遊び、ストレス解消ができる。
【0022】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明は下記に限定されない。
【0023】製造例 吸水率が0.2%の磁器タイルセルベン(最大寸法:
3.35mm、平均粒径:1.9mm)を骨材とし、こ
れに糊材として水ガラス3号を骨材100重量部に対し
て8重量部になるように添加、混合した。得られた混合
物にバインダ−としてガラス粉末を8重量部添加、混合
し、基層材料を得た。
【0024】一方、磁器タイルセルベン(最大寸法:
1.18mm、平均粒径:0.7mm)を骨材とし、こ
れに酸化鉄系顔料を骨材100重量部に対して2重量
部、糊材として水ガラス3号を骨材100重量部に対し
て8重量部添加、混合した。さらに得られた混合物に、
バインダ−としてガラス粉末を8重量部添加、混合し、
表層材料を得た。
【0025】次に、上記基層材料を57mmになるよう
に型に入れ、振動プレスを用いて1kgf/cm2 の圧
力で一次成形した後、その上に、上記表層材料を厚みが
5mmになるように入れ、再び1kgf/cm2 の圧力
で加圧して成形した。
【0026】さらに、成形体に炭酸ガスを作用させて糊
材である水ガラスを一次硬化させた後、トンネルキルン
を用い、1180℃で48時間焼成し、大きさが100
×200mm、基層の厚みが55mm、全体の厚みが6
0mmの透水性セラミックブロックを得た。
【0027】このようにして得られた透水性セラミック
ブロックの特性を以下に示す。これらは10個の平均値
である。
【0028】空隙率:表層37%、基層25% 透水係数:2.5×10-1cm/秒 曲げ強度:82.3kgf /cm2 圧縮強度:372kgf /cm2 表層表面のモ−ス硬度:6.5〜7 湿潤時における滑り抵抗値:52 実施例1 非透水性コンクリ−ト舗装の長さ100m幅60mの上
に、最大寸法が4.75mmの粗目川砂からなる厚み3
0mmのサンドクッション層を設け、そのサンドクッシ
ョン層の上に製造例の透水性セラミックブロックを千鳥
状に敷き、透水性セラミックブロック間に珪砂4号によ
る砂目地を形成した。
【0029】側溝の3ヵ所に集水溝を造り、給水用ポン
プを設置して、人工の滝1ヶ所と噴水を2ヶ所設置し
た。毎分1000リットルの割合で給水したところ、給
水された水は透水性セラミックブロックにより地下に透
水し、水はあふれなかった。
【0030】さらに、これらの給水により給水した透水
性セラミックブロックの表面から水分を蒸発し、舗装の
表面温度が低下した。真夏の日射の強い午後2時の本発
明の透水性セラミックブロック舗装の表面温度は35℃
であり、周辺の外気温度は蒸発潜熱により3℃低下し
て、清涼であった。
【0031】同様にして日没後の午後8時に表面温度を
調べたところ、28℃であった。周辺の外気温度は3℃
低下し、夕涼みに快適であった。
【0032】比較例1 実施例1と、同一地区、同一時刻(午後2時)に、通常
の非透水性インタ−ロッキングブロックの表面温度を調
べたところ、50℃であった。また、午後8時の表面温
度は38℃であった。
【0033】実施例2 JIS A5001の粒度調整砕石(Mー30)からな
る厚みが150mmの路盤の上に、厚みが1mmのポリ
エステル繊維の不織布を設置し、その上に、最大寸法が
4.75mmの粗目川砂からなる厚み20mmのサンド
クッション層を設けた。その上に製造例の透水性セラミ
ックブロックを千鳥状に敷き詰めた後、ブロック間に珪
砂4号による砂目地を形成して噴水回りを施工した。
【0034】噴水に毎分60リットルの割合で給水した
ところ、給水された水は面積225m2の透水性セラミ
ックブロックにより地下に透水し、舗装面に水溜まりが
できなかった。
【0035】
【発明の効果】本発明の透水性舗装を用いた親水施設
は、公園、駅前の広場、ビルおよびマンション等の広
場、遊園地、駐車場、プ−ルサイド、ビルの屋上などの
散水により涼を得たい場所に施工することにより、快適
空間を提供できる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水設備が水流が溢れないために十分な
    広さを有する透水性舗装で囲まれたことを特徴とする透
    水性舗装を用いた親水施設。
  2. 【請求項2】 給水設備が噴水であることを特徴とする
    請求項1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  3. 【請求項3】 給水設備が人工の滝、または、シャワー
    であることを特徴とする請求項1に記載の透水性舗装を
    用いた親水施設。
  4. 【請求項4】 透水性舗装が透水性ブロックからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の透水性舗装を用いた親
    水施設。
  5. 【請求項5】 透水性ブロックが透水性セラミックブロ
    ックであることを特徴とする請求項4に記載の透水性舗
    装を用いた親水施設。
  6. 【請求項6】 透水性舗装の透水係数が1×10-2cm
    /秒以上であることを特徴とする請求項1に記載の透水
    性舗装を用いた親水施設。
  7. 【請求項7】 透水性舗装が実質的に平坦であることを
    特徴とする請求項1に記載の透水性舗装を用いた親水施
    設。
  8. 【請求項8】 プ−ルがないことを特徴とする請求項1
    に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  9. 【請求項9】 透水性舗装の広さが、噴水高さの半径2
    0倍以内であることを特徴とする請求項2に記載の透水
    性舗装を用いた親水施設。
  10. 【請求項10】 透水性舗装により集水することを特徴
    とする請求項1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  11. 【請求項11】 透水性舗装の下部に集水層と不透水層
    が設置してあることを特徴とする請求項1に記載の透水
    性舗装を用いた親水施設。
  12. 【請求項12】 集水機構が、透水性舗装、集水層およ
    び不透水層からなることを特徴とする請求項1に記載の
    透水性舗装を用いた親水施設。
  13. 【請求項13】 循環水を用いることを特徴とする請求
    項1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  14. 【請求項14】 給水設備の供給水の開閉をJAWAで
    規格された水道止栓を使用することを特徴とする請求項
    1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  15. 【請求項15】 砂場を併設することを特徴とする請求
    項1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
  16. 【請求項16】 照明設備を付帯したことを特徴とする
    請求項1に記載の透水性舗装を用いた親水施設。
JP18213096A 1996-07-11 1996-07-11 透水性舗装を用いた親水施設 Pending JPH1025704A (ja)

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JPH1025704A true JPH1025704A (ja) 1998-01-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001011811A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Obayashi Road Corp 透水性舗装構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001011811A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Obayashi Road Corp 透水性舗装構造

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