JPH10256882A - パルス電源 - Google Patents

パルス電源

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JPH10256882A
JPH10256882A JP6161097A JP6161097A JPH10256882A JP H10256882 A JPH10256882 A JP H10256882A JP 6161097 A JP6161097 A JP 6161097A JP 6161097 A JP6161097 A JP 6161097A JP H10256882 A JPH10256882 A JP H10256882A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気圧縮回路からパルス発生回路へのキック
バック電流でコンデンサを充電する回生には、キックバ
ック電流発生に対するタイミング制御のために、電流・
電圧センサ等を使ったフィードバック制御が必要とな
る。 【解決手段】 スイッチSW0のオンで充電器2からコ
ンデンサC0への初期充電電流を流し、スイッチSWの
オンでコンデンサを放電させて磁気圧縮回路のパルスト
ランスPTにパルス電流を供給すると共に、その後のキ
ックバック電流でコンデンサを逆極性に充電させ、スイ
ッチSW0のオンで可飽和リアクトルL1との間の振動電
流でコンデンサを初期充電時の極性に反転充電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用半導体スイ
ッチを用いたパルス発生回路と磁気圧縮回路を組み合わ
せて数10ns〜数μs幅の大電流パルスを発生するパ
ルス電源に係り、特にエキシマレーザ装置やグロー放電
を利用した薄膜形成装置等の放電負荷に対して1秒当た
り数10〜数千ショットのパルス電流を供給する際のキ
ックバックエネルギーの回生に関する。
【0002】
【従来の技術】図11にパルス電源の構成例を示す。パ
ルス発生回路1は、電力用の初段コンデンサC0を設
け、このコンデンサC0を充電器2により初期充電して
おき、半導体スイッチSWのオン制御でコンデンサC0
から昇圧・パルス幅磁気圧縮回路3の入力段パルストラ
ンスPTにパルス電流を供給する。
【0003】昇圧・パルス幅磁気圧縮回路3は、パルス
トランスPTで昇圧したパルス電流I0でコンデンサC1
を高圧充電し、このコンデンサC1の充電電圧で可飽和
リアクトルT2が磁気スイッチ動作することによりコン
デンサC1からコンデンサC2への狭幅のパルス電流I1
を発生させてコンデンサC2を高圧充電し、さらにコン
デンサC2の充電電圧で可飽和リアクトルT3が磁気スイ
ッチ動作することによりコンデンサC2からエキシマレ
ーザなどの負荷装置4に狭幅・高電圧のパルス電流を供
給する。
【0004】このような構成のパルス電源において、負
荷装置4になる放電負荷は、与えられたパルス電力を全
て消費することなく、一部のエネルギーがパルス電源に
戻ってくる。この戻ってくるエネルギーのことをキック
バックエネルギーと称しているが、これを抵抗で消費さ
せると、高出力(単位時問当たりのショット数が高い)
装置では抵抗の損失が無視できないレベルになるほか、
抵抗の冷却系も含めて電源装置が大型化する。
【0005】このため,キックバックエネルギーを初段
のコンデンサC0に回生しておき,次の充電サイクルに
充電エネルギーの一部として利用する回生形が実用化さ
れている。
【0006】しかし,キックバック電流の方向は、初段
コンデンサから最初のパルスを発生するに必要な充電方
向とは逆向きになる。したがって、回生するためにはキ
ックバック電圧を反転させる必要がある。
【0007】また、パルス発生回路1に使用する半導体
スイッチSWは、大きなスナバコンデンサを不要にする
ゲートターンオフ(GTO)サイリスタなどを用い、キ
ックバック電圧で強制的にターンオフしないように動作
させている。
【0008】これら事情を考慮し、従来のパルス発生回
路は、図12の(a)〜(c)に示すような構成にされ
る。同図の(a)〜(c)における半導体スイッチSW
にはIGBTを用い、可飽和リアクトルL1はコンデン
サC0の放電に際してのスイッチのターンオン損失を低
減するための磁気アシスト用に設けられる。また、ダイ
オードD1は、半導体スイッチSWの逆電圧保護用であ
る。
【0009】同図の(a)では、半導体スイッチSWの
オンによりコンデンサC0の放電をした後、パルストラ
ンスPTからのキックバック電流で半導体スイッチSW
を経てコンデンサC0を逆極性に充電する。この充電に
より、コンデンサC0からダイオードD0を通してリアク
トルL0に流す振動電流を発生させ、コンデンサC0を初
期充電時の極性に反転充電することでキックバックエネ
ルギーの回生を得る。
【0010】同図の(b)では、(a)の回路にダイオ
ードD2を追加し、コンデンサC0が逆極性に充電された
電荷がパルストランスPT側に漏れるのを防止する。
【0011】同図の(c)では、キックバック電流で逆
極性に充電されたコンデンサC0からダイオードD1と可
飽和リアクトルL1を経て振動電流を発生させる。
【0012】なお、磁気圧縮回路3は、入力段パルスト
ランスに代えて可飽和トランスとするなど、磁気圧縮の
ための種々の回路が提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス電源にお
いて、昇圧・パルス幅磁気圧縮回路3からのキックバッ
ク電圧は、負荷の状態により大きさが変化する。パルス
幅を圧縮する磁気回路は、角形比が良くヒステリシスル
ープの小さい磁性体の非飽和−飽和特性の変化を利用し
ている。
【0014】したがって、電圧の大きさが変化すること
でキックバック電圧が初段のコンデンサC0に戻ってく
る時間が変化する。また,負荷に供給するエネルギー量
も負荷の出力に応じて変化するため、これによる時間ず
れも起きる。
【0015】これらコンデンサC0の電圧と半導体スイ
ッチSWを流れる電流の関係を図13に示す。同図にお
いて、半導体スイッチSWを時刻t1でオン制御したと
き、コンデンサC0の放電は可飽和リアクトルL1の磁性
体の電圧時間積とコンデンサC0の電圧の大きさで決ま
るT1の時間遅れで開始される。このコンデンサC0の放
電からキックバック電流によるコンデンサC0の逆極性
への充電までの時間T2及びコンデンサC0の正極性への
反転充電までの時間T3は、キックバック量の大きさに
よって変化する。
【0016】このような時間T1〜T3の変化に対して、
半導体スイッチSWは、キックバックエネルギーの確実
な回生には、キックバック電圧が反転している期間T4
にタイミングを見計らってターンオフ制御することが必
要となる。
【0017】このターンオン制御方式として、図12の
(a)の回路では、コンデンサC0の電流極性や電流方
向を検出するフィードバック制御方式があるが、余分な
電圧・電流センサが必要となるし、誤動作により半導体
スイッチを破損させる恐れがある。
【0018】この点、同図の(b)の回路では、ダイオ
ードD2の介在により半導体スイッチの保護ができる
が、依然としてセンサが必要となる。
【0019】また、同図の(c)の回路では、センサを
必要とすることに加えて、キックバック電流に引き続い
てキックバック反転電流がパルストランスPTを流れる
ため、パルストランスPTが飽和する間がなく、PTの
二次側にエネルギーの流出が発生し、エネルギー回生効
率を悪くする。
【0020】本発明の目的は、電圧・電流センサを設け
ることなくキックバックエネルギーの確実な回生ができ
るパルス電源を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、キックバックエネル
ギーの回生効率を高めたパルス電源を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気圧縮回路
からのキックバック電流による初段コンデンサの充電と
その電圧反転を一対の半導体スイッチのオン・オフ制御
で行うことで、従来の電圧・電流センサによるフィード
バック制御を不要にしながら確実なタイミングによるキ
ックバックエネルギーの回生ができ、さらにキックバッ
クエネルギーの回生効率も高めるようにしたもので、以
下の構成を特徴とする。
【0023】(第1の発明)初期充電されるコンデンサ
から第1の半導体スイッチのオン制御でパルス電流を発
生するパルス発生回路と、入力段トランスで取り込む前
記パルス電流を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回
路とを備えたパルス電源において、前記パルス発生回路
は、逆極性方向にしたダイオードが並列接続され、前記
半導体スイッチと直列接続されてコンプリメンタリーに
オン・オフ制御される第2の半導体スイッチを備え、前
記第2の半導体スイッチは、オン制御で充電器から前記
コンデンサへの初期充電電流路を形成し、かつ、前記ト
ランス側からのキックバック電流で前記コンデンサが逆
極性に充電された後に電圧反転の電流路を形成すること
を特徴とする。
【0024】(第2の発明)初期充電されるコンデンサ
から第1の半導体スイッチのオン制御でパルス電流を発
生するパルス発生回路と、入力段トランスで取り込む前
記パルス電流を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回
路とを備えたパルス電源において、前記パルス発生回路
は、前記トランス側からのキックバック電流で前記コン
デンサが逆極性に充電されたときに該コンデンサとの間
の振動電流で該コンデンサを電圧反転させるリアクトル
及び逆流防止用ダイオードと、オン制御で充電器から前
記コンデンサへの初期充電電流路を形成する第2の半導
体スイッチと、前記充電器の出力端と前記第1の半導体
スイッチの間に設けられ該充電器の出力端の残留電圧を
該第1の半導体スイッチのオンで放電させる短絡線SL
とを備えたことを特徴とする。
【0025】(第3の発明)初期充電されるコンデンサ
から第1の半導体スイッチのオン制御でパルス電流を発
生するパルス発生回路と、入力段トランスで取り込む前
記パルス電流を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回
路とを備えたパルス電源において、前記パルス発生回路
は、前記トランス側からのキックバック電流で前記コン
デンサが逆極性に充電されたときに該コンデンサとの間
の振動電流で該コンデンサを電圧反転させるリアクトル
及び逆流防止用ダイオードと、前記リアクトルとダイオ
ードに直列接続され、オン制御で充電器から該リアクト
ルを通した前記コンデンサへの初期充電電流路を形成
し、かつ、前記電圧反転の電流路を形成する第2の半導
体スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0026】また、前記リアクトルは、前記第1の半導
体スイッチの磁気アシスト用可飽和リアクトルと共用に
したことを特徴とする。
【0027】また、前記充電器の出力端と前記第1の半
導体スイッチの間に設けられ該充電器の出力端の残留電
圧を該第1の半導体スイッチのオンで放電させる抵抗を
設けたことを特徴とする。
【0028】(第4の発明)初期充電されるコンデンサ
から第1の半導体スイッチのオン制御でパルス電流を発
生するパルス発生回路と、入力段トランスで取り込む前
記パルス電流を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回
路とを備えたパルス電源において、前記パルス発生回路
は、前記トランス側からのキックバック電流で前記コン
デンサが逆極性に充電されたときに該コンデンサとの間
の振動電流で該コンデンサを電圧反転させるリアクトル
及び逆流防止用ダイオードと、前記リアクトルとダイオ
ードに直列接続され、オン制御で充電器から該リアクト
ル及びダイオードを通した前記コンデンサへの初期充電
電流路を形成し、かつ、前記電圧反転の電流路を形成す
る第2の半導体スイッチと、前記充電器の出力端と前記
第1の半導体スイッチの間に設けられ該充電器の出力端
の残留電圧を該第1の半導体スイッチのオンで放電さ
せ、かつ、前記電圧反転の電流路を形成する短絡線とを
備えたことを特徴とする。
【0029】(第5の発明)初期充電されるコンデンサ
から第1の半導体スイッチのオン制御でパルス電流を発
生するパルス発生回路と、入力段トランスで取り込む前
記パルス電流を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回
路とを備えたパルス電源において、前記パルス発生回路
は、オン制御で充電器から前記コンデンサへの初期充電
電流路を形成する第2の半導体スイッチを備え、前記第
1の半導体スイッチは、前記コンデンサが初期充電され
た後のオン制御で前記トランスの一次側コイルとの間の
振動電流で該コンデンサを電圧反転させ、この後のオン
制御でパルス発生し、かつ、キックバック電流で該コン
デンサを初期充電時の極性に充電させることを特徴とす
る。
【0030】また、前記第1の半導体スイッチは、リア
クトルと逆流防止用ダイオードとの直列接続で前記コン
デンサに並列接続した電圧反転専用のスイッチとし、前
記パルス発生及びキックバック電流によるコンデンサの
充電電流路を形成するダイオードを備えたことを特徴と
する。
【0031】また、前記充電器の出力端と前記第1の半
導体スイッチの間に設けられ、該充電器の出力端の残留
電圧を該第1の半導体スイッチのオンで放電させるダイ
オードと抵抗の直列回路を備えたことを特徴とする。
【0032】また、前記第1の半導体スイッチは、振動
電流による電圧反転用リアクトルと前記第2の半導体ス
イッチの直列接続で前記コンデンサに並列接続した電圧
反転専用のスイッチとし、前記パルス発生及びキックバ
ック電流によるコンデンサの充電電流路を形成するダイ
オードを備えたことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、本発明の実施形態を示すパ
ルス発生回路図であり、以下に説明する他の実施形態も
含めて図2の各回路要素と同等のものは同一符号を付し
て示す。また、可飽和リアクトルL0のコアは、リセッ
ト巻線による直流バイアスで一方向に磁化されており、
そのリセット方向を矢印で示す。さらに、パルストラン
スPTの一次と二次の巻線極性を黒丸で示す。
【0034】図1の構成が図12の(c)と異なる部分
は、充電器2からコンデンサC0への初期充電電流路に
設けた半導体スイッチSW0と、これに逆極性方向で並
列接続したダイオードD3を設けた点にある。
【0035】本実施形態において、半導体スイッチSW
0は、半導体スイッチSWと共にキックバック電流回生
のためのタイミング制御用として設けられ、半導体スイ
ッチSWとコンプリメンタリーにオン・オフ制御する。
コンデンサC0は、スイッチSW0をオン制御して可飽和
リアクトルL1を通した充電電流路で初期充電する。コ
ンデンサC0の放電(パルストランスPTへのパルス発
生)には、スイッチSWのオン制御でリアクトルL1
ダイオードD3を通した電流路で行う。
【0036】パルストランスPTからのキックバック電
流は、両スイッチSW0とSWをパルス発生時と同じ制
御状態にし、リアクトルL1とダイオードD3とスイッチ
SWを通した電流路で行い、コンデンサC0を逆極性に
充電する。このキックバックエネルギーによるコンデン
サC0の電圧反転には、スイッチSW0をオンし、ダイオ
ードD1とスイッチSW0とリアクトルL1を通して電流
路で行う。
【0037】したがって、本実施形態によれば、スイッ
チSWとSW0とをコンプリメンタリーにオン・オフ制
御し、キックバック電圧の反転にはスイッチSW0のオ
ン制御で済む。このことから、キックバック電流の発生
をセンサで検出することなく、適当に設定するスイッチ
SW0のオン制御タイミングでキックバック電圧の反転
ができ、従来の電流・電圧センサを不要にする。
【0038】また、キックバック電流が流れ終わってあ
る時間後にスイッチSW0をオンさせることができるた
め、パルストランスPTが反転電流の方向に飽和する時
間を十分に取ることができ、パルストランスPTの二次
側へのエネルギーの漏れを抑えることができ、エネルギ
ーの回生効率を高めることができる。
【0039】(第2の実施形態)図2は、本発明の他の
実施形態を示す。同図が図12の(b)と異なる部分
は、充電器2からコンデンサC0への充電にはリアクト
ルL0を介することなく半導体スイッチSW0とこれに逆
極性で並列接続したダイオードD3を設け、リアクトル
0の値を大きくした点にある。さらに、充電器2とス
イッチSW0との間に逆流防止用ダイオードD4を設け、
充電器2からスイッチSWとダイオードD2の接続点に
迂回路用短絡線SLを設けた点にある。
【0040】本実施形態において、コンデンサC0の初
期充電はスイッチSW0のオン制御でなされ、コンデン
サC0からの放電及びキックバック電流はスイッチSW
のオン制御でなされ、コンデンサC0の電圧反転はスイ
ッチSWのオフ制御でなされる。
【0041】ここで、リアクトルL0の値を大きくする
ことにより、キックバック電圧の反転電流の周期が長く
なる。これにより、スイッチSW0のオンからオフへの
制御に十分な時間的余裕が得られ、従来の電圧・電流セ
ンサを不要にしてたキックバックエネルギーの回生がで
きる。
【0042】これに加えて、コンデンサC0の初期充電
には、リアクトルL0を介することなくスイッチSW0
通して直接に行うことができ、リアクトルL0が介在す
る場合に比べて初期充電電圧の精度を高めることができ
る。
【0043】特に、スイッチSW0によるコンデンサC0
の初期充電時に、充電器2の出力端の残留電圧が発生す
るのを、スイッチSWがオン制御されたときに短絡線S
Lを通して放電させることができる。ダイオードD
4は、短絡線SLの介在によるスイッチSW0側からの迂
回電流発生を防止すると共に、スイッチSW0に必要な
耐圧を下げることができる。
【0044】(第3の実施形態)図3は、本発明の他の
実施形態を示す。同図が図2と異なる部分は、充電器2
からスイッチSW0とダイオードD3の並列回路及びリア
クトルL0を介してコンデンサC0の充電路を形成し、ダ
イオードD0は充電器2とスイッチSW0の接続点に設け
てスイッチSW0を通したキックバック電圧反転電流を
流す点にある。
【0045】本実施形態では、スイッチSW0とSWの
コンプリメンタリー制御を行い、スイッチSW0のオン
でコンデンサC0を初期充電し、スイッチSWのオンで
パルス発生とキックバック電流路を形成し、スイッチS
0のオンでキックバック電圧反転を得る。
【0046】本実施形態によれば、前記までの実施形態
に比べて、キックバック反転電流がスイッチSW0がオ
ンしないと流れないため、キックバック電流期間が終わ
ってから反転電流を流すまでの時間に余裕があり、スイ
ッチSW0をオンからオフ制御するタイミングの設定は
固定にするも、キックバック電流発生のタイミングのず
れに対応できる。
【0047】なお、リアクトルL0は、図2の場合に比
べてその値を小さくし、充電精度を維持する。また、ス
イッチSW0の耐圧は、図2の場合と同様にする。
【0048】図4及び図5は、本実施形態の変形例を示
す。これら図の構成は、図3におけるリアクトルL0
可飽和リアクトルL1を共用化して1つにまとめた可飽
和リアクトルL2とする。リアクトルL2の磁化方向は、
充電電流及びキックバック電流が流れる方向に対しては
低インピーダンスになるよう磁化される。
【0049】図4又は図5において、コンデンサC0
初期充電はスイッチSW0のオン制御でリアクトルL2
経てなされ、パルス発生とキックバック電流による充電
はスイッチSWのオン制御でなされ、キックバック電圧
の反転はダイオードD0とリアクトルL2を介してスイッ
チSW0のオン制御でなされる。
【0050】図4の抵抗R1は、充電器2に内蔵される
出力電圧フィードバック用のコンデンサCCの電荷をス
イッチSWがオンしたときに放電させる。この抵抗R1
は、コンデンサCCに残留電圧がコンデンサC0の反転電
圧に加算されてスイッチSWに印加され、スイッチS
の耐圧を高くしなければならないのを防止する。
【0051】図4及び図5の回路では、図3の場合に比
べて、リアクトルL0によるキックバック電圧反転に代
えて、可飽和リアクトルL2が可飽和特性を示すため、
磁気スナバ効果を持たせることができ、ダイオードD0
の逆回復損失を1/2〜1/3に減少させることができ
る。
【0052】すなわち、図3の回路では、ダイオードD
0とリアクトルL0を通したコンデンサC0のキックバッ
ク電圧反転がなされたとき、コンデンサC0とリアクト
ルL0の振動で逆方向の電流が流れようとし、これをダ
イオードD0で阻止する。このとき、実際にはダイオー
ドD0の蓄積電荷が消えるまでの時間だけ逆方向の電流
が流れ、ダイオードD0が逆電圧回復するまでは逆回復
損失が発生する。
【0053】この逆方向の電流が0になるときの傾きが
大きいと、リアクトルL0と配線の浮遊インダクタンス
でL・di/dtの電圧がサージとしてダイオードD0
に印加され、その耐圧に高いものが要求される。
【0054】以上のことから、図4又は図5の構成で
は、コンデンサC0の電圧反転時に可飽和リアクトルL2
が飽和するまでの時間だけ逆方向の電流を阻止し、この
間にダイオードD0の逆回復を得ることができ、逆回復
損失及びサージ耐圧の低減を図ることができる。
【0055】(第4の実施形態)図6は、本発明の他の
実施形態を示す。同図が図3と異なる部分は、充電器2
とスイッチSW0との間に耐圧と電圧反転用のダイオー
ドD4を設け、充電器2からスイッチSWとダイオード
2の接続点に迂回路用短絡線SLを設けた点にある。
【0056】ダイオードD4は、スイッチSW0の逆耐圧
を高めると共に、コンデンサC0からダイオードD1→ダ
イオードD4→スイッチSW0→リアクトルL0の経路で
コンデンサC0の電圧反転電流路を形成する。また、短
絡線SLは、スイッチSWのオン時に充電器2の残留電
圧を放電させる。
【0057】本実施形態では、図3ではスイッチSW0
に耐圧が高いものを必要とするのに対して、これをダイ
オードD4により電圧負担し、スイッチSW0に必要とす
る耐圧を下げることができる。また、図3のダイオード
0を不要にする。
【0058】(第5の実施形態)図7は、本発明の他の
実施形態を示す。同図は、充電器2からスイッチSW0
とダイオードD3の並列回路を介してコンデンサC0の初
期充電回路を構成し、可飽和リアクトルL1及びスイッ
チSWとダイオードD1との並列回路を介してコンデン
サC0からパルストランスPTへのパルス発生回路を構
成する。
【0059】本実施形態において、コンデンサC0の初
期充電はスイッチSW0のオン制御で行うが、パルス発
生前にコンデンサC0の初期充電電圧を反転させる。こ
の電圧反転は、スイッチSWのオン制御でなされる。
【0060】コンデンサC0は、電圧反転後にダイオー
ドD1と可飽和リアクトルL1を通してパルストランスP
Tにパルス発生し、その後のキックバック電流も同じ極
性で発生する。このため、コンデンサC0は、キックバ
ック電流で初期充電と同じ極性に充電され、キックバッ
ク電流に対する充電電圧反転は行わない。
【0061】本実施形態によれば、パルス発生前にコン
デンサC0を予め電圧反転を行っているため、キックバ
ック電流に対する充電電圧反転を不要にする。このこと
は、スイッチSWは、コンデンサC0を反転充電させる
ためにオン制御後、キックバック電流発生前にオンから
オフにすることで済み、キックバック量に依存するタイ
ミングのずれに影響されなくなり、電流・電圧センサを
設けることなく固定設定による制御ができる。
【0062】図8及び図9は、図7の変形例である。図
8が図7と異なる部分は、コンデンサC0を放電させる
前に電圧反転を行う専用回路として、スイッチSWとダ
イオードD1の並列回路と、リアクトルL3とダイオード
5をコンデンサC0の両端に設けた点にある。
【0063】図8の構成において、コンデンサC0が初
期充電された後、スイッチSWをオン制御することによ
り、コンデンサC0からリアクトルL3とスイッチSWと
ダイオードD5を通した振動電流発生でコンデンサC0
反転充電する。この充電状態は、ダイオードD5による
逆流防止で維持する。
【0064】パルス発生とキックバック電流の回生は、
図7の場合と同様に、ダイオードD6と可飽和リアクト
ルL1を通して行う。
【0065】図7の場合、コンデンサC0の電圧反転に
は、可飽和リアクトルL1を通した反転になり、コンデ
ンサ−コンデンサ転送電流でないため、その電流ピーク
値が約1.41倍大きく、幅も1/1.41倍小さくな
る。このため、スイッチSWに大きな瞬時電流が流れ、
スイッチング損失が大きくなる。この点について、図8
の場合にはリアクトルL3により電流ピーク値及び狭幅
化を抑え、スイッチング損失を抑えることができる。
【0066】なお、図8に示すように、充電器2から抵
抗R1を介してコンデンサC0に接続し、図4の場合と同
様に、充電器2に内蔵される出力電圧フィードバック用
のコンデンサの電荷をスイッチSWがオンしたときに放
電させることもできる。
【0067】図9は、図7の構成にダイオードD7と抵
抗R1の直列回路を追加している。この回路構成は、図
9の抵抗R1の追加と同様に、充電器2に内蔵される出
力電圧フィードバック用のコンデンサの電荷をスイッチ
SWがオンしたときに放電させるものである。
【0068】図10は、図7の変形例を示す。同図が図
8と異なる部分は、リアクトルL3とスイッチSWによ
る反転充電回路を充電器2側に設けた点にある。
【0069】スイッチSWとSW0は、コンプリメンタ
リ制御される。コンデンサC0の放電には、ダイオード
1と並列回路のスイッチSWをオンすることでコンデ
ンサC0からダイオードD3とリアクトルL3とスイッチ
SWを通してコンデンサC0に振動電流を発生させ、コ
ンデンサC0を反転充電させて、この反転充電状態はス
イッチSW0で逆流防止を得る。
【0070】コンデンサC0は、その反転充電によりダ
イオードD6と可飽和リアクトルL1を通してパルストラ
ンスPTへのパルス発生回路を構成する。
【0071】本実施形態においては、図8の場合と同様
に、コンデンサC0からの放電はダイオードD6→パルス
トランスPT→可飽和リアクトルL1の磁気圧縮回路に
なるため、コンデンサC0が初期充電と磁気圧縮回路の
兼用になっており、パルストランスPT以降の磁気圧縮
段の負担を軽減できる。
【0072】これに加えて、本実施形態では、図10の
ダイオードD3がコンデンサC0の反転状態からの逆流を
阻止するのに利用でき、図8のダイオードD5を省略で
きる。
【0073】以上までの各実施形態において、スイッチ
SW及びSW0としてIGBTの場合を示すが、これは
電力用FETやGTO、さらには自己消弧能力を持たな
いサイリスタとして同等の作用効果を奏する。
【0074】また、逆方向の導通阻止能力を持つスイッ
チとする場合、図2及び図3におけるダイオードD2
省略できるし、図2及び図6におけるダイオードD4
省略できる。
【0075】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、磁気圧
縮回路からのキックバック電流によるコンデンサの充電
とその電圧反転を一対の半導体スイッチのオン・オフ制
御で行うようにしたため、従来の電圧・電流センサによ
るフィードバック制御を不要にしながら確実なタイミン
グによるキックバックエネルギーの回生ができる。さら
に、パルストランス側への漏れが少なくなり、キックバ
ックエネルギーの回生効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すパルス発生回路図(そ
の1)。
【図2】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その2)。
【図3】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その3)。
【図4】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その4)。
【図5】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その5)。
【図6】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その6)。
【図7】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その7)。
【図8】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その8)。
【図9】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路図
(その9)。
【図10】本発明の他の実施形態を示すパルス発生回路
図(その10)。
【図11】パルス電源の回路例。
【図12】従来のパルス発生回路図。
【図13】パルス発生回路のパルス発生・回生動作波形
図。
【符号の説明】
1…パルス発生回路 2…充電器 3…昇圧・パルス幅磁気圧縮回路 4…負荷装置 SW、SW0…半導体スイッチ L1、L2…可飽和リアクトル L0、L3…リアクトル C0…コンデンサ D1〜D6…ダイオード PT…パルストランス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期充電されるコンデンサから第1の半
    導体スイッチのオン制御でパルス電流を発生するパルス
    発生回路と、入力段トランスで取り込む前記パルス電流
    を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回路とを備えた
    パルス電源において、 前記パルス発生回路は、逆極性方向にしたダイオードが
    並列接続され、前記半導体スイッチと直列接続されてコ
    ンプリメンタリーにオン・オフ制御される第2の半導体
    スイッチを備え、 前記第2の半導体スイッチは、オン制御で充電器から前
    記コンデンサへの初期充電電流路を形成し、かつ、前記
    トランス側からのキックバック電流で前記コンデンサが
    逆極性に充電された後に電圧反転の電流路を形成するこ
    とを特徴とするパルス電源。
  2. 【請求項2】 初期充電されるコンデンサから第1の半
    導体スイッチのオン制御でパルス電流を発生するパルス
    発生回路と、入力段トランスで取り込む前記パルス電流
    を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回路とを備えた
    パルス電源において、 前記パルス発生回路は、前記トランス側からのキックバ
    ック電流で前記コンデンサが逆極性に充電され たときに該コンデンサとの間の振動電流で該コンデンサ
    を電圧反転させるリアクトル及び逆流防止用ダイオード
    と、 オン制御で充電器から前記コンデンサへの初期充電電流
    路を形成する第2の半導体スイッチと、 前記充電器の出力端と前記第1の半導体スイッチの間に
    設けられ、該充電器の出力端の残留電圧を該第1の半導
    体スイッチのオンで放電させる短絡線SLとを備えたこ
    とを特徴とするパルス電源。
  3. 【請求項3】 初期充電されるコンデンサから第1の半
    導体スイッチのオン制御でパルス電流を発生するパルス
    発生回路と、入力段トランスで取り込む前記パルス電流
    を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回路とを備えた
    パルス電源において、 前記パルス発生回路は、 前記トランス側からのキックバック電流で前記コンデン
    サが逆極性に充電されたときに該コンデンサとの間の振
    動電流で該コンデンサを電圧反転させるリアクトル及び
    逆流防止用ダイオードと、 前記リアクトルとダイオードに直列接続され、オン制御
    で充電器から該リアクトルを通した前記コンデンサへの
    初期充電電流路を形成し、かつ、前記電圧反転の電流路
    を形成する第2の半導体スイッチとを備えたことを特徴
    とするパルス電源。
  4. 【請求項4】 前記リアクトルは、前記第1の半導体ス
    イッチの磁気アシスト用可飽和リアクトルと共用にした
    ことを特徴とする請求項3に記載のパルス電源。
  5. 【請求項5】 前記充電器の出力端と前記第1の半導体
    スイッチの間に設けられ該充電器の出力端の残留電圧を
    該第1の半導体スイッチのオンで放電させる抵抗を設け
    たことを特徴とする請求項3に記載のパルス電源。
  6. 【請求項6】 初期充電されるコンデンサから第1の半
    導体スイッチのオン制御でパルス電流を発生するパルス
    発生回路と、入力段トランスで取り込む前記パルス電流
    を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回路とを備えた
    パルス電源において、 前記パルス発生回路は、 前記トランス側からのキックバック電流で前記コンデン
    サが逆極性に充電されたときに該コンデンサとの間の振
    動電流で該コンデンサを電圧反転させるリアクトル及び
    逆流防止用ダイオードと、 前記リアクトルとダイオードに直列接続され、オン制御
    で充電器から該リアクトル及びダイオードを通した前記
    コンデンサへの初期充電電流路を形成し、かつ、前記電
    圧反転の電流路を形成する第2の半導体スイッチと、 前記充電器の出力端と前記第1の半導体スイッチの間に
    設けられ該充電器の出力端の残留電圧を該第1の半導体
    スイッチのオンで放電させ、かつ、前記電圧反転の電流
    路を形成する短絡線とを備えたことを特徴とするパルス
    電源。
  7. 【請求項7】 初期充電されるコンデンサから第1の半
    導体スイッチのオン制御でパルス電流を発生するパルス
    発生回路と、入力段トランスで取り込む前記パルス電流
    を磁気圧縮して負荷に供給する磁気圧縮回路とを備えた
    パルス電源において、 前記パルス発生回路は、オン制御で充電器から前記コン
    デンサへの初期充電電流路を形成する第2の半導体スイ
    ッチを備え、 前記第1の半導体スイッチは、前記コンデンサが初期充
    電された後のオン制御で前記トランスの一次側コイルと
    の間の振動電流で該コンデンサを電圧反転させ、この後
    のオン制御でパルス発生し、かつ、キックバック電流で
    該コンデンサを初期充電時の極性に充電させることを特
    徴とするパルス電源。
  8. 【請求項8】 前記第1の半導体スイッチは、リアクト
    ルと逆流防止用ダイオードとの直列接続で前記コンデン
    サに並列接続した電圧反転専用のスイッチとし、前記パ
    ルス発生及びキックバック電流によるコンデンサの充電
    電流路を形成するダイオードを備えたことを特徴とする
    請求項7に記載のパルス電源。
  9. 【請求項9】 前記充電器の出力端と前記第1の半導体
    スイッチの間に設けられ、該充電器の出力端の残留電圧
    を該第1の半導体スイッチのオンで放電させるダイオー
    ドと抵抗の直列回路を備えたことを特徴とする請求項7
    に記載のパルス電源。
  10. 【請求項10】 前記第1の半導体スイッチは、振動電
    流による電圧反転用リアクトルと前記第2の半導体スイ
    ッチの直列接続で前記コンデンサに並列接続した電圧反
    転専用のスイッチとし、前記パルス発生及びキックバッ
    ク電流によるコンデンサの充電電流路を形成するダイオ
    ードを備えたことを特徴とする請求項7に記載のパルス
    電源。
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