JPH10256773A - ノイズ吸収装置 - Google Patents

ノイズ吸収装置

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JPH10256773A
JPH10256773A JP6256497A JP6256497A JPH10256773A JP H10256773 A JPH10256773 A JP H10256773A JP 6256497 A JP6256497 A JP 6256497A JP 6256497 A JP6256497 A JP 6256497A JP H10256773 A JPH10256773 A JP H10256773A
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noise
fitting
absorbing device
noise absorbing
cable
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Yasuichi Takeuchi
保市 竹内
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Takeuchi Industry Co Ltd.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルにノイズ吸収具を挿通させた後、こ
のノイズ吸収具を電子機器シャーシ等に固定する場合、
ベルトやネジ等による固定では、狭い箇所での固定作業
が極めて困難なものとなる。 【解決手段】 一対のフェライト1A,1Bをそれぞれ
カバー2A,2Bで覆った構成のノイズ吸収具100
と、ケーブル5が延設されるシャーシ等に固定され、か
つノイズ吸収具100に嵌合してこれをシャーシ等に固
定する固定台200とで構成される。予め固定台200
をシャーシ等の所要の箇所に固定しておき、ノイズ吸収
具100に設けられた嵌合溝28に固定台200の嵌入
片74を嵌入力せ、かつノイズ吸収具100の嵌合突起
26を固定台200の嵌合片75に嵌合させることで、
ノイズ吸収具100を固定台200に対して嵌合させる
だけで安定状態に固定することができ、構造を複雑化す
ることなく迅速かつ容易にノイズ吸収装置の配設を行う
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブルを伝送され
る信号に重畳されるノイズを吸収するためのノイズ吸収
装置に関し、特にケーブルを包囲するようにフェライト
で閉磁路を形成してノイズ吸収を行うとともに、シャー
シ等の電気機器への固定支持を可能としたノイズ吸収装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等のデジタル信号を取り扱
う電子機器では、ケーブルを通して伝送される信号にノ
イズが重畳されて機器内に侵入されると、機器の誤動作
を生じる原因となる。このため、近年では各種のノイズ
吸収装置が提案されており、例えば、半径方向に分割さ
れた一対のフェライトをケーブルを挿むようにして接触
させ、これらのフェライトでケーブルを包囲して閉磁路
を構成することでケーブルに重畳されたノイズを吸収
し、機器内へのノイズの侵入を防止するものが提案され
ている。
【0003】ところで、この種のノイズ吸収装置は、そ
の雑音吸収効果を高めるためには、ケーブルに対する長
さ方向の位置を所定位置に固定することが好ましい。す
なわち、この種のノイズ吸収装置を実際に用いる場合に
は、ケーブルに対してノイズ吸収効果が最も顕著な位置
を実験等によって求め、その上でこのケーブル位置にノ
イズ吸収装置を固定することが必要とされる。このた
め、従来においては、ノイズ吸収装置をケーブルに対し
て固定するための構成が設けられている。
【0004】例えば、実開昭63−39997号公報に
記載されているものは、一対のフェライトをそれぞれ支
持するためのカバーに設けられているケーブル挿通用の
開口の内縁に突起を設けておき、カバーを閉じて両フェ
ライトを結合させたときに、前記突起がケーブルの外被
を挟持し、あるいは食い込んでその固定を行うものであ
る。しかしながら、この構成では突起が固定的に設けら
れているため、ケーブルの径寸法が小さい場合には突起
がケーブル外被に当接されず、あるいは食い込まない場
合があり、またケーブル径寸法が大きくて外被の剛性が
高い場合にはカバーを閉じることができなくなる場合が
ある。
【0005】このような問題に対処するために、電子機
器のシャーシやパネル(これらをシャーシ等と称する)
に沿って延設されるケーブルに対しては、ノイズ吸収装
置をこれらシャーシ等に固定し、このノイズ吸収装置に
ケーブルを挿通することが考えられる。このため、例え
ば、ノイズ吸収装置の一部にベルト挿通穴を設けてお
き、このベルト挿通穴にクランプ用のベルトを挿通さ
せ、このベルトを用いてノイズ吸収装置を固定すること
が考えられる。あるいは、ネジ等よりノイズ吸収装置を
直接にシャーシ等に固定することも考えられる。
【0006】しかしながら、この場合には、ノイズ吸収
装置をシャーシ等に固定するためには、ケーブルをシャ
ーシ等に設置する際に、これと同時にベルトの締結作業
による固定作業が必要であり、固定作業が面倒なものと
なる。特に、電子機器内の狭い箇所にノイズ吸収装置を
固定する作業は極めて困難なものとなる。また、この固
定作業を簡略化するために、ノイズ吸収装置を両面テー
プ等により固定することも考えられるが、これでは一旦
固定を行うと、ケーブルのメインテナンス時にケーブル
およびノイズ吸収装置をシャーシ等から取り外すことが
困難になる。
【0007】このような問題に対し、近年では、本出願
人も提案しているところであるが、ノイズ吸収装置をノ
イズ吸収具と固定台とで構成し、固定台をシャーシ等に
固定しておき、ケーブルを挿通させたノイズ吸収具を固
定台に着脱可能とすることで、ワンタッチでノイズ吸収
装置の実装を可能にした技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の技術では、ノイズ吸収具と固定台とを固定する
ための構成として、ノイズ吸収具と固定台のそれぞれに
対をなす嵌合部を設けており、これらの嵌合部において
の嵌合によって固定を行っているため、ノイズ吸収具や
固定台の構造が複雑なものになり易い。特に、ノイズ吸
収具は、前記したようにカバーの内部にフェライトを内
装しているため、それだけで構造が複雑になり易く、こ
の構造に加えて前記した嵌合部を設けることにより、カ
バーの構成がさらに複雑なものになという問題がある。
また、この嵌合部を形成するために、カバーを樹脂成形
するための金型の構造も複雑になり、高価なものになる
という問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、ノイズ吸収具と固定台と
で分離構成されるノイズ吸収装置において、ノイズ吸収
具の構造の簡易化を図ったノイズ吸収装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ吸収装置
は、ケーブルを挟むように互いに密接状態で対向位置さ
れる一対のフェライトと、これらのフェライトを覆う一
対のカバーとを有して筒状に構成されるノイズ吸収具
と、前記ケーブルが延設されるシャーシ等に固定され、
前記ノイズ吸収具に嵌合してノイズ吸収具を前記シャー
シ等に固定する固定台とで構成されており、ノイズ吸収
具のカバーには、その外周面から略内径方向に向けられ
た嵌合溝と、この嵌合溝の内径側端部において前記フェ
ライトの一部に係合してフェライトをカバー内に支持さ
せるための係止片と、少なくとも一方の軸端面に設けら
れた嵌合部とを備えており、固定台には前記嵌合溝に嵌
入可能な嵌入片と、前記嵌合部に嵌合される嵌合片がそ
れぞれ立設されていることを特徴とする。ここで、嵌合
溝は、カバーを樹脂成形する際に前記係止片を成形する
ための金型の抜き方向に沿って形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明のノイズ吸収装
置を構成するノイズ吸収具100と固定台200の斜視
図であり、図2はその部分分解斜視図である。前記ノイ
ズ吸収具100は、それぞれ半円筒状に形成された対を
なすフェライト1A,1Bと、これらのフェライト1
A,1Bをそれぞれ内装支持するために対応した半円筒
容器状に形成されかつ一体化されたカバー2A,2Bと
で構成される。前記フェライト1A,1Bは両者間にノ
イズを吸収するケーブルを挟むようにして直径位置にあ
る平坦面11が互いに対向された状態で接触されること
で閉磁路を形成し、ケーブルを伝送される信号に重畳さ
れるノイズを吸収し、除去することができる。このノイ
ズ吸収動作については、既に広く知られているために、
ここではその説明は省略する。また、前記各フェライト
1A,1Bは、前記カバー2A,2Bに内装支持される
ために、その筒軸方向の両端面には、内周面に沿った位
置に筒軸方向に凹設された支持用凹部12が形成されて
いる。なお、この支持用凹部12はその内底面に段部1
3が形成されており、この段部13が後述するように前
記カバー2A,2Bへの装着に利用される。
【0012】一方、前記カバー2A,2Bは、それぞれ
の一側部において一対の連結片21により一体的に連結
された状態で樹脂成形されており、この連結片21にお
ける可撓性によって両カバー2A,2Bは開閉可能とさ
れ、閉じたときには両カバー2A,2Bで短円筒容器が
構成され、さらに両カバー2A,2Bの半円状の内縁部
22によってこの円筒容器の両端面にそれぞれ開口部2
3が形成される。また、前記カバーのうち、一方のカバ
ー2Bの他側辺部には矢尻状をした係合突部24が円筒
面の接線方向に突出され、他方のカバー2Aの他側辺部
には前記係合突部24が挿通されて係合される一対の係
合枠部25が形成されている。
【0013】また、前記カバー2Aの筒軸方向の一端面
には、筒軸方向に突出された楔型の嵌合突起26が形成
されており、ノイズ吸収具100を固定台200に固定
する際に利用される。また、この嵌合突起26を挟む両
側位置には、ほぼ半径方向に向けて延びる一対の角柱状
のガイド27が突出形成されており、ノイズ吸収具10
0を固定台200に固定する際の案内に利用される。さ
らに、前記各カバー2A,2Bの筒軸方向の両端寄りで
かつ半円筒状をした外周面のほぼ中央の位置には、外周
面から内径方向に向けて嵌合溝28が形成されている。
そして、これらの嵌合溝28のそれぞれの内径側端部に
は、端面から内方の幾分外径方向に突出された舌片状の
係止片29が突出されている。これらの係止片29は、
カバー2A,2Bを樹脂成形する際に、前記嵌合溝28
を利用して形成されており、換言すれば前記嵌合溝28
は前記係止片29を成形する際の金型の抜き用溝として
構成されるものである。なお、図3はカバー2A,2B
を組み立てて円筒状に形成した際の断面図である。
【0014】この構成においては、図4のように、フェ
ライト1A,1Bはそれぞれカバー2A,2Bに内装さ
れる。同図(a)はカバー2A,2Bを開いた状態の平
面図、(b)はその組立状態の断面図である。この内装
に際しては、単にフェライト1A,1Bをその円筒面を
それぞれカバー2A,2Bに向けて押し込めばよい。こ
れにより、フェライト1A,1Bにそれぞれ設けられた
支持用凹部12が前記係止片29を弾性変形させながら
その先端部を乗り越え、乗り越えたところで係止片29
が弾性復帰されて支持用凹部12の段部13に係合され
ることでその係止が実現される。これにより、フェライ
ト1A,1Bがカバー2A,2Bから脱落されることが
防止される。なお、この場合一方のフェライトとカバー
の内面との間、例えばフェライト1Aとカバー2Aとの
間に図外の弾性材を介挿し、この弾性材の弾性力によっ
てこの一方のフェライトを他方のフェライトに向けて押
圧し、両フェライトの平坦面を相互に密接させるように
構成することが好ましい。これにより、仮想線で示すよ
うに、両フェライト1A,1B間にケーブル5を挿通さ
せた状態とすれば、これらフェライト1A,1Bでケー
ブル5を包囲する閉磁路が構成され、ケーブル5上のノ
イズを吸収する。
【0015】一方、前記固定台200は、図5(a),
(b),(c)にその平面図、AA線断面図、左側面図
をそれぞれ示すように、矩形の板状のベース部7を有し
ており、その一部に設けられたネジ挿通穴71によって
図外のシャーシ等に固定される。このベース部7の上面
位置には、前記カバー2A,2Bの軸方向長さにほぼ等
しい対向辺を有する枠状の支承壁部72が一体に形成さ
れており、前記ノイズ吸収具100を前記ベース部7上
に載置したときに、前記カバー2A,2Bの各外周面を
前記支承壁部72によって支承し、ベース部7上に安定
に支持することができるように構成される。また、これ
ら支承壁部72で挟まれる領域には、その先端部を幾分
上方に向けた弾性支承片73が一体に形成されている。
さらに、前記ベース部7の上面の中央寄りの位置には、
前記カバー2Aに設けた嵌合溝28に嵌入可能な幅寸法
および厚さ寸法に形成された嵌入片74が垂直に向けて
立設されている。さらに、この嵌入片74と小間隔おい
て対向する位置には前記カバー2Aに設けた嵌合突部2
6が嵌入可能な矩形の嵌合穴76を有する嵌合片75が
立設されている。また、この嵌合片75の両側に沿って
前記支承壁部72の一部が切り欠かれた切欠部77が設
けられ、前記ノイズ吸収具100のガイド27の下端部
が進入可能な構成とされている。
【0016】この構成では、図6に組立状態を示すよう
に、予め固定台200のみをネジによりシャーシ等に固
定しておけば、ケーブル5をシャーシ等に配設する際に
は、ケーブルをノイズ吸収具100に挿通させておき、
しかる上でノイズ吸収具100を固定台200に固定す
れば、ワンタッチでノイズ吸収具100をシャーシ等に
固定することができ、その固定作業を極めて容易に行う
ことが可能となる。このとき、図7にその縦断面図を示
すように、ノイズ吸収具100を固定台200の上に垂
直上方から載置すると、ノイズ吸収具100の円筒状の
外周面は支承壁部72によって周方向に安定化された状
態で支持される。この支持状態においては、ノイズ吸収
具100に設けられているガイド27の下端部がガイド
凹部77に進入され、また、嵌合溝28内に固定台20
0の嵌入片74が嵌入され、かつノイズ吸収具100に
設けられている嵌合突部26が嵌合片75の弾性変形を
利用して嵌合穴76に嵌合される。
【0017】したがって、この状態では、嵌入片74が
ある程度の幅寸法を有しており、かつその厚さ方向に嵌
合溝28と密接状態で嵌合されているため、ノイズ吸収
具100はその軸方向ないし円周方向の移動が阻止され
ることになり、固定台200に対する平面方向の位置決
めが可能となる。このため、嵌合突部26と嵌合片75
とが嵌合されてノイズ吸収具100が固定台200に固
定されたときに、ノイズ吸収具100が軸方向に移動し
て嵌合突部26と嵌合片75との嵌合が外れることが防
止される。また、固定台200の弾性支承片73はノイ
ズ吸収具100の円周面によって下方に弾性変形されて
いるため、その反発力によってノイズ吸収具100に上
向きの力を加え、この力によって嵌合突部26が嵌合片
75の内上面に強く押圧されるため、これによっても嵌
合突部26が嵌合穴76から離脱することが防止され
る。これにより、ノイズ吸収具100と固定台200と
の間の上下方向のガタが吸収され、ノイズ吸収具100
は安定かつ強固に固定支持される状態となる。
【0018】なお、ノイズ吸収具100を固定台200
から取り外す場合には、嵌合片75を外側に弾性変形さ
せて嵌合突部26と嵌合穴76との嵌合を外せば、ノイ
ズ吸収具100を垂直上方に持ち上げることが可能とな
り、これにより嵌合溝28が嵌入片74から離脱され、
その取り外しが可能となる。また、ノイズ吸収具100
を固定台200に固定させた状態のままカバー2A,2
Bの嵌合を解放することによって、ケーブル5のみをノ
イズ吸収具100から離脱させることも可能である。
【0019】ここで、前記実施形態では、ノイズ吸収具
のカバーおよびフェライトは軸長が比較的に長い構成と
されているが、その軸長が短く、カバーが短円筒状をし
た、いわゆるトロイダルフェライトにおいても本発明を
同様に適用することが可能である。また、固定台は両面
テープによりシャーシ等に固定するようにしてもよい。
あるいは、固定台にクリップ部を設けておき、このクリ
ップ部をシャーシに設けた穴や溝に嵌入させてシャーシ
への固定を行うようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のノイズ吸収
装置は、一対のフェライトと、これらのフェライトを覆
う一対のカバーとで構成されるノイズ吸収具と、ケーブ
ルが延設されるシャーシ等に固定されてノイズ吸収具に
嵌合してノイズ吸収具をシャーシ等に固定する固定台と
で構成されているので、予め固定台をシャーシ等の所要
の箇所に固定しておけば、ケーブルを布設するのと同時
にノイズ吸収具を固定台に対して嵌合させるだけでその
固定を行うことができ、ノイズ吸収具をワンタッチでシ
ャーシ等に固定することができ、その固定作業、ないし
離脱作業を極めて容易に行うことができる。また、カバ
ーに設けた嵌合溝を金型の抜き穴に利用してフェライト
をカバー内に支持するための係止片を成形し、かつこの
嵌合溝を利用して固定台の嵌合片を挿入させてその位置
固定を行ない、ノイズ吸収具を固定台に対して安定に支
持しているので、ノイズ吸収具と固定台のそれぞれに設
ける嵌合部の構成を簡略化できる。このため、特にカバ
ーを樹脂成形する際の金型の構造が単純化でき、低価格
化を実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノイズ吸収装置を構成するノイズ吸収
具と固定台の斜視図である。
【図2】図1のノイズ吸収装置の部分分解斜視図であ
る。
【図3】カバーの組立状態の縦断面図である。
【図4】カバーにフェライトを組み込んだノイズ吸収具
の展開状態の平面図と組立状態の縦断面図である。
【図5】固定台の平面図、AA線断面図、左側面図であ
る。
【図6】ノイズ吸収具を固定台に固定した状態の斜視図
である。
【図7】図6の縦断面図である。
【符号の説明】
1A,1B フェライト 2A,2B カバー 5 ケーブル 7 ベース部 12 支持用凹部 13 段部 21 連結片 23 開口部 26 嵌合突起 27 ガイド 28 嵌合溝 29 係止片 74 嵌入片 75 嵌合片 77 切欠部 100 ノイズ吸収具 200 固定台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを挟むように互いに密接状態で
    対向位置される一対のフェライトと、これらのフェライ
    トを覆う一対のカバーとを有して筒状に構成されるノイ
    ズ吸収具と、前記ケーブルが延設されるシャーシ等に固
    定され、前記ノイズ吸収具に嵌合してノイズ吸収具を前
    記シャーシ等に固定する固定台とで構成され、前記ノイ
    ズ吸収具の前記カバーには、その外周面から略内径方向
    に向けられた嵌合溝と、この嵌合溝の内径側端部におい
    て前記フェライトの一部に係合してフェライトをカバー
    内に支持させるための係止片と、少なくとも一方の軸端
    面に設けられた嵌合部とを備え、前記固定台には前記嵌
    合溝に嵌入可能な嵌入片と、前記嵌合部に嵌合される嵌
    合片がそれぞれ立設されていることを特徴とするノイズ
    吸収装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ吸収具の嵌合溝および係止片
    は筒軸方向の両端部にそれぞれ設けられ、前記嵌合部は
    一方の軸端部に設けられ、前記固定台の嵌入片は前記ノ
    イズ吸収具の前記嵌合部が形成された側の前記嵌合溝に
    嵌入される位置に設けられる請求項1のノイズ吸収装
    置。
  3. 【請求項3】 嵌合溝は、カバーを樹脂成形する際に前
    記係止片を成形するための金型の抜き方向に沿って形成
    される請求項1または2のノイズ吸収装置。
JP6256497A 1996-07-19 1997-03-17 ノイズ吸収装置 Pending JPH10256773A (ja)

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DE19730109A DE19730109A1 (de) 1996-07-19 1997-07-14 Vorrichtung zur Rauschdämpfung
US09/173,052 US6072125A (en) 1996-07-19 1998-10-15 Noise absorbing apparatus
US09/247,185 US6118077A (en) 1996-07-19 1998-12-23 Noise absorbing apparatus

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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