JPH10256691A - 制御基板 - Google Patents

制御基板

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JPH10256691A
JPH10256691A JP9056163A JP5616397A JPH10256691A JP H10256691 A JPH10256691 A JP H10256691A JP 9056163 A JP9056163 A JP 9056163A JP 5616397 A JP5616397 A JP 5616397A JP H10256691 A JPH10256691 A JP H10256691A
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克司 池田
Yoichi Goto
洋一 五藤
Taro Ando
太郎 安藤
Shigezo Kuriyama
茂三 栗山
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ端子、突っ込み端子など端子台の仕様が
異なる場合に容易に対応できるとともに、工作性の良い
制御基板を得る。 【解決手段】 この発明に係る制御基板においては、制
御部56を実装する制御部実装用プリント基板8と、コ
ネクタ9と、を有する制御用基板7と、端子台3と入力
回路部4および出力回路部5とを実装する脱着式端子台
基板用プリント基板2と、コネクタ6と、を有する脱着
式端子台基板1と、を備え、制御用基板コネクタ9と脱
着式端子台基板コネクタ6とを接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は制御機器の制御基
板に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の制御機器の制御基板を示す
図である。図において、51は制御基板、52はプリン
ト基板、53は外部信号を接続する端子台、54は入力
回路部、55は出力回路部、56は制御部である。従来
の制御機器の制御基板51は、プリント基板52上に端
子台53と入力回路部54と出力回路部55と制御部5
6とが実装された一体のものであった。入力回路部54
は、外部信号を絶縁手段(図示せず)を介して制御部5
6で処理可能な制御信号へ変換し、また出力回路部55
は制御部56から出力された制御信号を絶縁手段(図示
せず)を介して外部信号へ変換する。
【0003】図9は従来の制御機器の制御基板に実装さ
れる端子台を示す図である。図において、(a)は日本
国内で標準に使用されているネジ端子用端子台であり、
(b)は欧州で標準に使用されている突っ込み端子用端
子台である。
【0004】また、入力回路部54,出力回路部55と
いう入出力回路部においても、シンク仕様/ソース仕様
という2種類の入出力仕様がある。図10は従来のシン
ク仕様の入出力回路部を示す図、図11は従来のソース
仕様入出力回路部を示す図である。
【0005】図10において、入力1〜入力nは外部信
号の入力端子、CGは外部信号のコモン端子、出力1〜
出力nは外部信号の出力端子、CCGは外部出力コモン
端子、52aはプリント基板、53は端子台、54aは
シンク仕様の入力回路部、55aはシンク仕様の出力回
路部、61は抵抗、62はフォトカプラ、63は抵抗、
64はnpnトランジスタ、65は抵抗、66はフォト
カプラ、67は抵抗である。
【0006】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して説
明する。入力nは抵抗61に接続され、抵抗61の一方
はフォトカプラ62の入力LEDのカソ−ドに接続され
る。入力n、CG間に外部信号が入力される(入力nと
CGが短絡される)と、入力nから電流が流れ出し、フ
ォトカプラ62がオンする。また、出力nはnpnトラ
ンジスタ64のコレクタとフォトカプラ66の出力のコ
レクタに接続され、外部出力コモン端子CCGはnpn
トランジスタ64のエミッタと抵抗65に接続される。
フォトカプラ66のエミッタは抵抗65の一方とnpn
トランジスタ64のベースに接続される。
【0007】図11において、P24は外部信号の24
V端子、入力1〜入力nは外部信号の入力端子、P24
Gは外部出力24V端子、出力1〜出力nは外部信号の
出力端子、CCGは外部出力コモン端子、52bはプリ
ント基板、53は端子台、54bはソース仕様の入力回
路部、55bはソース仕様の出力回路部、71は抵抗、
72はフォトカプラ、73は抵抗、74はpnpトラン
ジスタ、75は抵抗、76はフォトカプラ、77は抵抗
である。
【0008】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して説
明する。入力nはフォトカプラ72の入力LEDのアノ
−ドに接続され、フォトカプラ72の入力LEDのカソ
ードは抵抗71に接続される。抵抗71の一方は24V
のコモンに接続される。入力nとP24間に外部信号が
入力される(入力nとP24間が短絡される)と電流が
入力nへ流れ込み、フォトカプラ72がオンして信号を
伝える。出力nはpnpトランジスタ74のコレクタと
フォトカプラ76の出力のエミッタに接続されている。
外部出力24V端子P24Gは、pnpトランジスタ7
4のエミッタと抵抗75に接続され、抵抗75の一方は
フォトカプラ76の出力のコレクタとpnpトランジス
タ74のベ−スに接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】各国で標準に使用され
ている端子は、日本国内ではネジ端子、欧州では突っ込
み端子という様に異なるが、従来の制御基板は端子台と
入力回路部と出力回路部と制御部とがプリント基板上に
実装されて一体である制御基板であったため、ユーザー
が端子台を自由に選択することができなかった。このた
め、例えば欧州で日本製の制御機器を輸入して使用する
場合、端子台がネジ端子のために、普段使い慣れない圧
着端子を準備し、配線しなければならないという問題点
があった。
【0010】また、製造者側においても基板を組み立て
る際、制御基板上の部品の面実装化が進んでいるが、端
子台やリレーなどはDIP部品のため、面実装部品を自
挿機で取付けた後、端子台やリレーなどを手挿入にて取
付けねばならず、工程が増えるとなるという問題点があ
った。
【0011】また、制御部は共通であっても、入出力仕
様について、シンク仕様/ソ−ス仕様との2種類があ
り、シンク仕様/ソ−ス仕様それぞれの制御基板を用意
しなければならないという問題点があった。
【0012】さらに、各国で標準に使用されている端子
台と入出力仕様との組み合わせとしては、日本国内では
ネジ端子とシンク仕様との組み合わせ、欧州では突っ込
み端子とソ−ス仕様との組み合わせであり、ネジ端子と
シンク仕様とを組み合わせた制御基板、突っ込み端子と
ソ−ス仕様とを組み合わせた制御基板など組み合わせが
異なる複数種類の制御基板を用意しなければならないと
いう問題点があった。
【0013】さらにまた、各国の電源事情に合せて、制
御部のプログラムの初期値を設定する必要がある場合、
国内向けの初期値を記憶した制御基板と、欧州向けの初
期値を記憶した制御基板といった、電源事情に対応した
複数種類の制御基板を用意しなければならないという問
題点があった。
【0014】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、ネジ端子、突っ
込み端子など端子台の仕様が異なる場合に容易に対応で
きるとともに、工作性の良い制御基板を得るものであ
る。
【0015】また、第2の目的は、シンク仕様/ソ−ス
仕様など入出力仕様が異なる場合に容易に対応できる制
御基板を得るものである。
【0016】さらに、第3の目的は、端子台の仕様と入
出力仕様との組み合わせに容易に対応できる制御基板を
得るものである。
【0017】さらにまた、第4の目的は、各国の電源事
情に容易に対応できる制御基板を得るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る制御基板
においては、制御部と、この制御部を実装する制御部実
装用プリント基板と、コネクタと、を有する制御用基板
と、端子台と、入力回路部と、出力回路部と、端子台と
入力回路部および出力回路部とを実装する脱着式端子台
基板用プリント基板と、コネクタと、を有する脱着式端
子台基板と、を備え、制御用基板コネクタと脱着式端子
台基板コネクタとを接続するようにしたものである。
【0019】また、端子台は、外部信号の入力端子と、
外部信号の電源/コモン用端子と、外部出力端子と、外
部出力電源/外部出力コモン用端子とを備え、また、入
力回路部および出力回路部はシンク仕様およびソ−ス仕
様の入出力仕様のにより部品の実装を選択できる配線回
路を有し、この配線回路への部品の実装の有無を選択す
ることにより、シンク仕様またはソ−ス仕様に対応する
ようにしたものである。
【0020】さらに、脱着式端子台基板用プリント基板
は、端子仕様または入出力仕様の少なくとも一つを識別
する識別用抵抗を接続可能とし、制御部はこの識別用抵
抗の接続状況を判断して端子仕様または入出力仕様を識
別するようにしたものである。
【0021】さらにまた、制御部は識別用抵抗の接続状
況を判断して、プログラムのデ−タの初期値を変更する
ようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態による脱
着式端子台基板を使用した制御基板を示す図である。図
において、1は脱着式端子台基板、2は脱着式端子台基
板用プリント基板、3は端子台、4は入力回路部、5は
出力回路部、6はコネクタであり、脱着式端子台基板1
は脱着式端子台基板用プリント基板2上に端子台3、入
力回路部4、出力回路部5およびコネクタ6を実装して
構成される。入力回路部4は、外部信号を絶縁手段(図
示せず)を介して制御部56で処理可能な制御信号へ変
換し、また出力回路部5は制御部56から出力された制
御信号を絶縁手段(図示せず)を介して外部信号へ変換
する。また、7は制御用基板、8は制御部実装用プリン
ト基板、9はコネクタである。制御用基板7と脱着式端
子台基板1とをコネクタ9およびコネクタ6を介して接
続することにより制御基板が構成される。
【0023】脱着式端子台基板用プリント基板2上に端
子台3、入力回路部4、出力回路部5およびコネクタ6
を実装するとともに、従来の制御基板に実装されていた
DIP部品を全て脱着式端子台基板1側へ移動させるこ
とにより、制御用基板7の全ての部品の面実装が可能と
なり、制御用基板を自挿機で全て実装ができ、工作性を
向上させることができる。
【0024】上述のように、制御用基板は1種類で脱着
式端子台基板を、ネジ端子を備えた脱着式端子台基板ま
たは突っ込み端子を備えた脱着式端子台基板に変更する
ことにより、ユーザが好みに応じて端子台の種類(ネジ
端子/突っ込み端子)を容易に選択できる。また、脱着
式端子台基板1上の入力回路部4、出力回路部5を制御
用基板7へ移動させても、上述の目的を達成できること
はいうまでもない。
【0025】図2はこの発明の一実施の形態によるシン
ク仕様の入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使用
した制御基板を示す図である。図において、1,3,
6,7,9,56は図1と同様であり、その説明を省略
する。2aは脱着式端子台基板、4aはシンク仕様の入
力回路部、5aはシンク仕様の出力回路部、8aは制御
用基板、11は5V、12は5V11に対するコモン、
13は24V、14は24V13に対するコモン、15
は抵抗、16はフォトカプラ、17は抵抗、18はnp
nトランジスタ、19は抵抗、20は抵抗である。ここ
で、5V11、5V11に対するコモン12、24V1
3および24V13に対するコモン14は、コネクタ6
およびコネクタ9を介して制御用基板8aから供給され
る。入力1〜入力nは外部信号の入力端子、CGは外部
信号のコモン端子、出力1〜出力nは外部出力端子、C
CGは外部出力コモン端子で、端子台3に設けられてい
る。
【0026】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して説
明する。入力nは抵抗15に接続され、抵抗15の一方
はフォトカプラ16の入力LEDのカソ−ドに接続さ
れ、入力LEDのアノ−ドは24V13に接続される。
フォトカプラ16の出力のエミッタは5Vコモン12に
接続され、コレクタはコネクタ6に設けられた入力n’
に接続される。外部信号のコモン端子CGは24Vコモ
ン14に接続されている。入力n’はコネクタ6および
コネクタ9を介して制御用基板8aにおいて抵抗17と
制御部56に接続され、抵抗17の一方は5V11に接
続される。入力nとCG間に外部信号が入力される(入
力nとCG間が短絡される)と電流が入力nから流れ出
し、フォトカプラ16がオンして制御部56に信号を伝
える。
【0027】出力nはnpnトランジスタ18のコレク
タとフォトカプラ16の出力のコレクタに接続されてい
る。CCGはトランジスタ18のエミッタと抵抗19に
接続されている。トランジスタ18のベ−スはフォトカ
プラ16の出力のエミッタと抵抗19の一方に接続され
ている。フォトカプラ16の入力LEDのアノ−ドは5
V13に接続され、カソ−ドはコネクタ6に設けられた
出力n’に接続される。出力n’はコネクタ9を介して
制御用基板8aにおいて抵抗20と制御部56に接続さ
れる。制御部56より出力n’に信号0Vが出力される
とフォトカプラ16がオンし、トランジスタ18がオン
し、出力nとCCG間が短絡される(出力される)。
【0028】図3はこの発明の一実施の形態によるソ−
ス仕様の入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使用
した制御基板を示す図である。図において、1,3,
6,7,9,56は図1と同様であり、その説明を省略
する。2bは脱着式端子台基板、4bはソ−ス仕様の入
力回路部、5bはシンク仕様の出力回路部、8aは制御
用基板、11は5V、12は5V11に対するコモン、
13は24V、14は24V13に対するコモン、15
は抵抗、16はフォトカプラ、17は抵抗、19は抵
抗、20は抵抗、21はpnpトランジスタである。こ
こで、5V11、5V11に対するコモン12、24V
13および24V13に対するコモン14は、コネクタ
6およびコネクタ9を介して制御用基板8aから供給さ
れる。入力1〜入力nは外部信号の入力端子、P24は
外部信号の24V端子、出力1〜出力nは外部出力端
子、P24Gは外部出力24V端子、CCGは外部出力
コモン端子で端子台3に設けられている。
【0029】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して説
明する。入力nは抵抗15に接続され、抵抗15の一方
はフォトカプラ16の入力LEDのアノ−ドに接続さ
れ、入力LEDのカソ−ドは24Vコモン14に接続さ
れる。フォトカプラ16の出力のエミッタは5Vコモン
12に接続され、コレクタはコネクタ2に設けられた入
力n’に接続される。外部信号の24V端子P24は、
24V13に接続されている。入力n’はコネクタ6お
よびコネクタ9を介して制御用基板8aにおいて抵抗1
7と制御部56に接続され、抵抗17の一方は5V11
に接続される。入力nとP24間に外部信号が入力され
る(入力nとP24間が短絡される)と電流が入力nへ
流れ込み、フォトカプラ16がオンして入力n’に信号
を伝える。
【0030】出力nはpnpトランジスタ21のコレク
タとフォトカプラ16の出力のエミッタに接続されてい
る。外部出力24V端子P24Gはトランジスタ21の
エミッタと抵抗19に接続され、抵抗19の一方はフォ
トカプラ16の出力のコレクタとトランジスタ21のベ
−スに接続されている。フォトカプラ16の入力LED
のアノ−ドは5V13に接続され、カソ−ドはコネクタ
6に設けられた出力n’に接続される。出力n’はコネ
クタ6およびコネクタ9を介して制御用基板8aにおい
て抵抗20と制御部56に接続される。制御部56より
出力n’に信号0Vが出力されるとフォトカプラ16が
オンし、トランジスタ21がオンし、出力nとCCG間
が短絡される(出力される)。
【0031】上述のように、制御用基板は1種類で脱着
式端子台基板を、シンク仕様の入出力回路部を備えた脱
着式端子台基板、またはソース仕様の入出力回路部を備
えた脱着式端子台基板に変更することにより、ユーザが
好みに応じて入出力仕様を容易に選択できる。
【0032】実施の形態2.図4はこの発明の一実施の
形態に係るシンク/ソース切り替え入出力回路部を備え
た脱着式端子台基板を使用した制御基板を示す図であ
る。図において、3,6,7,9,56は図1と同様で
あり、その説明を省略する。2cは脱着式端子台基板、
8bは制御用基板、11は5V、12は5V11に対す
るコモン、13は24V、14は24V13に対するコ
モン、16はフォトカプラ、17は抵抗、18はnpn
トランジスタ、19,20は抵抗、23は入力回路部、
24は出力回路部、25,26はダイオード、27,2
8はフォトカプラ駆動抵抗、29,30はゼロオーム抵
抗、31,32,33,34はダイオード、35,36
はゼロオーム抵抗である。ここで、5V11、5V11
に対するコモン12、24V13および24V13に対
するコモン14は、コネクタ6およびコネクタ9を介し
て制御用基板8bから供給される。
【0033】入力1〜入力nは外部信号の入力端子、P
24/CGは外部信号の電源/コモン用端子、出力1〜
出力nは外部出力端子、P24G/CCGは外部出力電
源/コモン用端子で端子台3に設けられている。入力1
〜入力n、また出力1〜出力nは同様の機能であり、以
下入力n、また出力nで代表して説明する。
【0034】入力回路部23において、外部入力端子入
力nはダイオード25のアノード、ダイオード26のカ
ソードに接続される。ダイオード25のカソードはフォ
トカプラ16の入力LEDのアノ−ドとフォトカプラ駆
動抵抗27に接続され、駆動抵抗27の一方は24V1
3とゼロオーム抵抗30と他の入力回路部の駆動抵抗2
7に接続され、ゼロオーム抵抗30の一方は端子台3に
設けられたP24/CG端子に接続される。ダイオード
26のアノードはフォトカプラ16の入力LEDのカソ
ードとフォトカプラ駆動抵抗28に接続され、駆動抵抗
28の一方は24Vコモン14とゼロオーム抵抗29と
他の入力回路部の駆動抵抗28に接続され、ゼロオーム
抵抗29の一方はP24/CG端子に接続される。フォ
トカプラ16の出力のコレクタはコネクタ6に設けられ
た入力n’接続され、エミッタは他の入力回路部のフォ
トカプラ16のエミッタと5Vコモン12に接続され
る。入力端子n’はコネクタ6およびコネクタ9を介し
て制御用基板において負荷抵抗17と制御部6へ接続さ
れる。
【0035】出力回路部24において、外部出力端子出
力nはダイオード32のアノードとダイオード33のカ
ソードとゼロオーム抵抗35、36に接続される。ゼロ
オーム抵抗35の一方はダイオード32のカソードとダ
イオード31のカソードとnpnトランジスタのコレク
タとフォトカプラ16の出力のコレクタに接続される。
ゼロオーム抵抗36の一方はダイオード33のアノード
とダイオード34のアノードとnpnトランジスタのエ
ミッタと抵抗19とに接続される。P24G/CCGは
全ての出力回路部のダイオード31のアノードとダイオ
ード34のカソードに接続される。トランジスタ18の
べ−スは抵抗19の一方とフォトカプラ16の出力のエ
ミッタに接続される。フォトカプラ16の入力LEDの
アノ−ドは5V11に接続され、カソ−ドはコネクタ6
に設けられた出力n’に接続される。出力n’はコネク
タ6およびコネクタ9を介して制御用基板において駆動
抵抗20に接続され、抵抗20の一方は制御部56に接
続される。
【0036】図5はこの発明の一実施の形態に係るシン
ク仕様時の入出力回路を内蔵した脱着式端子台基板を使
用した制御基板を示す図である。図において、3,6〜
9,11〜14,16〜20,23〜27,29,33
〜35、56は、図4と同様であり、その説明を省略す
る。2dは脱着式端子台基板である。図5はシンク仕様
時の部品を実装したものであり、図4の入出力回路部の
全ての部品を実装した脱着式端子台基板から、フォトカ
プラ駆動抵抗28、ゼロオーム抵抗30、36とダイオ
ード31、32を実装しない場合と等価である。
【0037】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して動
作の説明する。入力回路23において、入力nとCG間
に外部信号が入力される(入力nとP24/CG間が短
絡される)と電流が24V13からフォトカプラ駆動抵
抗27、フォトカプラ16の入力LED、ダイオ−ド2
6を通って入力nから流れ出し、フォトカプラ16がオ
ンして入力n’に信号を伝える。出力回路部24の場合
は動作時、図4における入力回路部4aと機能的に等価
な回路が接続されることであるから、入力回路部4aの
入力n端子と出力回路部24の出力nが接続され、入力
回路部4aのCG端子と出力回路部24のP24G/C
CG端子が接続される。制御部56より信号が出力され
出力回路部24のトランジスタ18がオンすると出力n
端子より電流が流れ込み、ゼロオーム抵抗35、npn
トランジスタ18、ダイオ−ド34を通ってP24G/
CCG端子より電流が流れ出す。
【0038】図6はこの発明の一実施の形態に係るソー
ス仕様時の入出力回路部を内蔵した脱着式端子台基板を
使用した制御基板を示す図である。図において、3,6
〜9,11〜14,16〜20,23〜26,28,3
0〜32、36、56は、図4と同様であり、その説明
を省略する。2eは脱着式端子台基板である。図6はソ
ース仕様時の部品を実装したものであり、図4の入出力
回路部の全ての部品を実装した脱着式端子台基板から、
フォトカプラ駆動抵抗27、ゼロオーム抵抗29、35
とダイオード33、34を実装しない場合と等価であ
る。
【0039】入力1〜入力n、また出力1〜出力nは同
様の機能であり、以下入力n、また出力nで代表して動
作の説明する。入力回路部23において、入力nとCG
間に外部信号が入力される(入力nとP24/CG間が
短絡される)とP24/CG端子から流れ出した電流が
入力n端子に流れ込み、ダイオード25、フォトカプラ
16の入力LED、フォトカプラ駆動抵抗28を流れ
る。これによりフォトカプラ16がオンして入力n’に
信号を伝える。出力回路部24の場合は動作時、図5に
おける入力回路部4bと機能的に等価な回路が接続され
ることであるから、入力回路部4bの入力n端子と出力
回路部24の出力nが接続され、入力回路部4bのP2
4端子と出力回路部24のP24G/CCG端子が接続
される。制御部56より信号が出力され出力回路部24
のトランジスタ18がオンするとP24G/CCG端子
より電流が流れ込み、ダイオ−ド31、npnトランジ
スタ18、ゼロオーム抵抗36を通って出力n端子より
電流が流れ出す。
【0040】上述のように、制御用基板は1種類で脱着
式端子台基板を、シンク仕様の入出力回路部を備えた脱
着式端子台基板またはソース仕様の入出力回路部を備え
た脱着式端子台基板に変更することができるので、製造
者が1枚の端子台基板で入出力仕様のシンク仕様/ソー
ス仕様の端子台基板の用意が容易となる。
【0041】また、図4の構成とすることにより、1種
類の脱着式端子台基板で、上述の図5,図6に示すよう
に抵抗、ダイオード等の部品の実装状態を変更すること
で、シンク仕様/ソース仕様との入出力仕様の切り換え
ができる。
【0042】実施の形態3.図7はこの発明の一実施の
形態に係る脱着式端子台基板を使用した制御基板を示す
図である。図において、2fは脱着端子台基板、3は端
子台、6はコネクタ、8cは制御用基板、9はコネク
タ、37はコネクタ6に設けられている端子台基板の識
別信号、38,39は端子仕様または入出力仕様の少な
くとも一つを識別するための識別用抵抗、56aは識別
用抵抗38,39の接続状況を判断して端子仕様または
入出力仕様を識別する制御部である。識別信号37は制
御用基板8cにおいてはコネクタ9から制御部56aへ
と接続され、脱着端子台基板2f上ではコネクタ6から
抵抗38、抵抗39に接続され、抵抗38の一方は5V
11に、抵抗39の一方は5Vコモン12に接続されて
いる。
【0043】この実施の形態の制御基板は、脱着式端子
台基板用プリント基板に、端子仕様または入出力仕様の
少なくとも一つを識別する識別用抵抗を接続可能とし、
制御部がこの識別用抵抗の接続状況を判断して端子仕様
または入出力仕様を識別するようにしたものである。
【0044】脱着端子台基板2fの端子台3がネジ端子
または入出力回路がシンク仕様の時は抵抗38を実装し
抵抗39は実装しない。一方、脱着端子台基板2fの端
子台3が突っ込み端子または入出力回路部がソース仕様
の時は抵抗39を実装し抵抗38は実装しない。
【0045】次に動作の説明をする。識別信号37が5
Vの場合、制御部56はネジ端子またはシンク仕様と識
別し、0Vの場合は突っ込み端子またはソース仕様であ
ると識別する。
【0046】一般に国内ではネジ端子台が使用され、入
出力の仕様はシンク仕様である。一方、欧州では突っ込
み端子が使用され、入出力の仕様はソースである。従っ
て制御基板は脱着式端子台基板の仕様を識別信号37に
より国内仕様か、欧州仕様か識別できる。
【0047】国内、欧州それぞれの電源事情に合せて制
御部56aのプログラムの初期値を変更しなければなら
ないが、上述の識別信号を用いることにより、脱着式端
子台基板を切り替えた場合に、制御部56aで脱着式端
子台基板の種類を判断して、電源事情にあったプログラ
ムのデータの初期値を自動的に選択するので、自動的に
プログラムのデ−タの初期値を国内または欧州の電源事
情にあわせて変更でき、制御プログラムは1種類です
む。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0049】制御部と、この制御部を実装する制御部実
装用プリント基板と、コネクタと、を有する制御用基板
と、端子台と、入力回路部と、出力回路部と、前記端子
台と前記入力回路部および前記出力回路部とを実装する
脱着式端子台基板用プリント基板と、コネクタと、を有
する脱着式端子台基板と、を備え、前記制御用基板コネ
クタと前記脱着式端子台基板コネクタとを接続すること
により制御基板を構成するようにしたので、ネジ端子、
突っ込み端子など端子台の仕様が異なる場合に容易に対
応できる制御基板を得ることができる。
【0050】また、端子台は、外部信号の入力端子と、
外部信号の電源/コモン用端子と、外部出力端子と、外
部出力電源/外部出力コモン用端子とを備え、入力回路
部および出力回路部はシンク仕様およびソ−ス仕様の入
出力仕様により部品の実装を選択できる配線回路を有
し、この配線回路への部品の実装の有無を選択すること
により、シンク仕様またはソ−ス仕様に対応するように
したので、シンク仕様/ソ−ス仕様など入出力仕様が異
なる場合に容易に対応できる制御基板を得ることができ
る。
【0051】さらに、脱着式端子台基板用プリント基板
は、端子仕様または入出力仕様の少なくとも一つを識別
する識別用抵抗を接続可能とし、制御部はこの識別用抵
抗の接続状況を判断して端子仕様または入出力仕様を識
別するようにしたので、端子台の仕様と入出力仕様との
組み合わせに容易に対応できる制御基板を得ることがで
きる。
【0052】さらにまた、制御部は識別用抵抗の接続状
況を判断して、プログラムのデ−タの初期値を変更する
ようにしたので、国内または欧州といった各国の電源事
情に容易に対応できる制御基板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による脱着式端子台
基板を使用した制御基板を示す図である。
【図2】 この発明の一実施の形態によるシンク仕様の
入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使用した制御
基板を示す図である。
【図3】 この発明の一実施の形態によるソ−ス仕様の
入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使用した制御
基板を示す図である。
【図4】 この発明の一実施の形態に係るシンク/ソー
ス切り替え入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使
用した制御基板を示す図である。
【図5】 この発明の一実施の形態に係るシンク仕様時
の入出力回路部を内蔵した脱着式端子台基板を使用した
制御基板を示す図である。
【図6】 この発明の一実施の形態に係るソース仕様時
の入出力回路部を内蔵した脱着式端子台基板を使用した
制御基板を示す図である。
【図7】 この発明の一実施の形態に係る脱着式端子台
基板を使用した制御基板を示す図である。
【図8】 従来の制御機器の制御基板を示す図である。
【図9】 従来の制御機器の制御基板に実装される端子
台を示す図である。
【図10】 従来のシンク仕様の入出力回路部を示す図
である。
【図11】 従来のソース仕様入出力回路部を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 脱着式端子台基板、 2,2a,2b,2c,2
d,2e,2f 脱着式端子台基板用プリント基板、
3 端子台、 4,4a,4b 入力回路部、5,5
a,5b 出力回路部、 6 コネクタ、 7 制御用
基板、 8,8a,8c 制御部実装用プリント基板、
9 コネクタ、11 5V、 12 5Vに対するコ
モン、 13 24V、 14 24Vに対するコモ
ン、 15抵抗、 16 フォトカプラ、 17 抵
抗、 18 npnトランジスタ、19 抵抗、 20
抵抗、 21 pnpトランジスタ、 23 入力回
路部、 24 出力回路部、 25,26 ダイオー
ド、 27,28 フォトカプラ駆動抵抗、 29,3
0 ゼロオーム抵抗、 31,32,33,34 ダイ
オード、 35,36 ゼロオーム抵抗、 37 端子
台基板の識別信号、 38,39 識別用抵抗、 5
6,56a 制御部。
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図11において、P24は外部信号の24
V端子、入力1〜入力nは外部信号の入力端子、P24
Gは外部出力24V端子、出力1〜出力nは外部信号の
出力端子52bはプリント基板、53は端子台、54
bはソース仕様の入力回路部、55bはソース仕様の出
力回路部、71は抵抗、72はフォトカプラ、73は抵
抗、74はpnpトランジスタ、75は抵抗、76はフ
ォトカプラ、77は抵抗である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図3はこの発明の一実施の形態によるソ−
ス仕様の入出力回路部を備えた脱着式端子台基板を使用
した制御基板を示す図である。図において、1,3,
6,7,9,56は図1と同様であり、その説明を省略
する。2bは脱着式端子台基板、4bはソ−ス仕様の入
力回路部、5bはシンク仕様の出力回路部、8aは制御
用基板、11は5V、12は5V11に対するコモン、
13は24V、14は24V13に対するコモン、15
は抵抗、16はフォトカプラ、17は抵抗、19は抵
抗、20は抵抗、21はpnpトランジスタである。こ
こで、5V11、5V11に対するコモン12、24V
13および24V13に対するコモン14は、コネクタ
6およびコネクタ9を介して制御用基板8aから供給さ
れる。入力1〜入力nは外部信号の入力端子、P24は
外部信号の24V端子、出力1〜出力nは外部出力端
子、P24Gは外部出力24V端子端子台3に設けら
れている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】出力nはpnpトランジスタ21のコレク
タとフォトカプラ16の出力のエミッタに接続されてい
る。外部出力24V端子P24Gはトランジスタ21の
エミッタと抵抗19に接続され、抵抗19の一方はフォ
トカプラ16の出力のコレクタとトランジスタ21のベ
−スに接続されている。フォトカプラ16の入力LED
のアノ−ドは5V13に接続され、カソ−ドはコネクタ
6に設けられた出力n’に接続される。出力n’はコネ
クタ6およびコネクタ9を介して制御用基板8aにおい
て抵抗20と制御部56に接続される。制御部56より
出力n’に信号0Vが出力されるとフォトカプラ16が
オンし、トランジスタ21がオンし、出力nとP24G
間が短絡される(出力される)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗山 茂三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部と、この制御部を実装する制御部
    実装用プリント基板と、コネクタと、を有する制御用基
    板と、端子台と、入力回路部と、出力回路部と、前記端
    子台と前記入力回路部および前記出力回路部とを実装す
    る脱着式端子台基板用プリント基板と、コネクタと、を
    有する脱着式端子台基板と、を備え、前記制御用基板コ
    ネクタと前記脱着式端子台基板コネクタとを接続するこ
    とにより構成したことを特徴とする制御基板。
  2. 【請求項2】 前記端子台は、外部信号の入力端子と、
    外部信号の電源/コモン用端子と、外部出力端子と、外
    部出力電源/外部出力コモン用端子と、を備え、また、
    前記入力回路部および前記出力回路部はシンク仕様およ
    びソ−ス仕様の入出力仕様により部品の実装を選択でき
    る配線回路を有し、この配線回路への部品の実装の有無
    を選択することにより、シンク仕様またはソ−ス仕様に
    対応するようにしたことを特徴とする請求項1記載の制
    御基板。
  3. 【請求項3】 前記脱着式端子台基板用プリント基板
    は、端子仕様または入出力仕様の少なくとも一つを識別
    する識別用抵抗を接続可能とし、前記制御部はこの識別
    用抵抗の接続状況を判断して端子仕様または入出力仕様
    を識別するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    制御基板。
  4. 【請求項4】 前記制御部は前記識別用抵抗の接続状況
    を判断して、プログラムのデ−タの初期値を変更するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の制御基板。
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