JPH10256497A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10256497A JPH10256497A JP9051237A JP5123797A JPH10256497A JP H10256497 A JPH10256497 A JP H10256497A JP 9051237 A JP9051237 A JP 9051237A JP 5123797 A JP5123797 A JP 5123797A JP H10256497 A JPH10256497 A JP H10256497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有底筒状の記憶ノード電極を形成するにあた
り、Si3 N4 膜をより薄くすることができ、あるいは
これを不要にすることのできる、半導体装置の製造方法
の提供が望まれている。 【解決手段】 拡散層2上の層間絶縁膜3にコンタクト
部7を複数形成し、層間絶縁膜3上でかつコンタクト部
7の直上位置に、それぞれ有底筒状の電極23をコンタ
クト部7に連続させて形成する方法である。コンタクト
部7を形成した層間絶縁膜3上に、コンタクト部に連続
しかつこれを覆って電極材料膜20を形成する。次に、
電極材料膜20の上部をエッチングして凸パターン21
を、電極材料膜20上部におけるコンタクト部7の略直
上位置に形成する。次いで、凸パターン21の側壁部に
サイドウォール22を形成する。その後、サイドウォー
ル22をマスクにして電極材料膜20をエッチングし、
有底筒状の電極23を形成する。
り、Si3 N4 膜をより薄くすることができ、あるいは
これを不要にすることのできる、半導体装置の製造方法
の提供が望まれている。 【解決手段】 拡散層2上の層間絶縁膜3にコンタクト
部7を複数形成し、層間絶縁膜3上でかつコンタクト部
7の直上位置に、それぞれ有底筒状の電極23をコンタ
クト部7に連続させて形成する方法である。コンタクト
部7を形成した層間絶縁膜3上に、コンタクト部に連続
しかつこれを覆って電極材料膜20を形成する。次に、
電極材料膜20の上部をエッチングして凸パターン21
を、電極材料膜20上部におけるコンタクト部7の略直
上位置に形成する。次いで、凸パターン21の側壁部に
サイドウォール22を形成する。その後、サイドウォー
ル22をマスクにして電極材料膜20をエッチングし、
有底筒状の電極23を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にDRAMにお
ける、記憶ノード電極の形成に適用される半導体装置の
製造方法に関する。
ける、記憶ノード電極の形成に適用される半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミックRAM)とし
て、導電層上に形成されたコンタクト部の直上位置に、
記憶ノード電極を形成してメモリセルを構成したものが
知られている。ところで、このような構成のDRAMに
おいても、その微細化への要求に伴って記憶ノード電極
の投影サイズが小さくなってきており、そのため、容量
を稼ぐべくキャパシタの3次元化が進んでいる。このよ
うな背景のもとで、特に記憶ノード電極の形状を円筒型
(シリンダ形)とする技術は、電極の周囲長を有効に表
面積として使えるため、将来微細化がさらに進んでもこ
れに対応し得る技術として、有望視されている。
て、導電層上に形成されたコンタクト部の直上位置に、
記憶ノード電極を形成してメモリセルを構成したものが
知られている。ところで、このような構成のDRAMに
おいても、その微細化への要求に伴って記憶ノード電極
の投影サイズが小さくなってきており、そのため、容量
を稼ぐべくキャパシタの3次元化が進んでいる。このよ
うな背景のもとで、特に記憶ノード電極の形状を円筒型
(シリンダ形)とする技術は、電極の周囲長を有効に表
面積として使えるため、将来微細化がさらに進んでもこ
れに対応し得る技術として、有望視されている。
【0003】従来、円筒型(シリンダ形)の記憶ノード
電極を形成するには、まず、図5(a)に示すようにフ
ィールド酸化膜1によって素子分離を行い、アクティブ
領域に拡散層(導電部)2を形成し、さらに層間絶縁膜
3を形成したシリコン基板(図示略)を用意する。ここ
で、層間絶縁膜3は、SiO2 膜4とこの上に積層され
たSi3 N4 膜5とから形成されている。そして、この
層間絶縁膜3をエッチングして前記拡散層2に通じるコ
ンタクトホール6を複数形成し、さらに、これらコンタ
クトホール6を埋め込んだ状態に不純物を含んだポリシ
リコンを成膜し、その後、層間絶縁膜3上のポリシリコ
ンをオーバーエッチング等により除去してコンタクトホ
ール6内にプラグと称されるコンタクト部7を形成す
る。
電極を形成するには、まず、図5(a)に示すようにフ
ィールド酸化膜1によって素子分離を行い、アクティブ
領域に拡散層(導電部)2を形成し、さらに層間絶縁膜
3を形成したシリコン基板(図示略)を用意する。ここ
で、層間絶縁膜3は、SiO2 膜4とこの上に積層され
たSi3 N4 膜5とから形成されている。そして、この
層間絶縁膜3をエッチングして前記拡散層2に通じるコ
ンタクトホール6を複数形成し、さらに、これらコンタ
クトホール6を埋め込んだ状態に不純物を含んだポリシ
リコンを成膜し、その後、層間絶縁膜3上のポリシリコ
ンをオーバーエッチング等により除去してコンタクトホ
ール6内にプラグと称されるコンタクト部7を形成す
る。
【0004】次に、図5(b)に示すように、コンタク
ト部7に連続し、かつこれを覆って不純物を含んだポリ
シリコンからなる第1の電極材料膜8を形成する。続い
て、該第1の電極材料膜8上にSiO2 からなる絶縁膜
9を堆積形成する。次いで、レジストを用いたリソグラ
フィー技術、エッチング技術により、図5(c)に示す
ように絶縁膜9をパターニングして柱状の絶縁パターン
9aを形成し、さらに同様にして第1の電極材料膜8を
パターニングし、絶縁パターン9aの下側に前記コンタ
クト部7に連続する電極下部パターン8aを形成する。
ト部7に連続し、かつこれを覆って不純物を含んだポリ
シリコンからなる第1の電極材料膜8を形成する。続い
て、該第1の電極材料膜8上にSiO2 からなる絶縁膜
9を堆積形成する。次いで、レジストを用いたリソグラ
フィー技術、エッチング技術により、図5(c)に示す
ように絶縁膜9をパターニングして柱状の絶縁パターン
9aを形成し、さらに同様にして第1の電極材料膜8を
パターニングし、絶縁パターン9aの下側に前記コンタ
クト部7に連続する電極下部パターン8aを形成する。
【0005】次いで、層間絶縁膜3上に、前記絶縁パタ
ーン9a、電極下部パターン8aを覆った状態で不純物
を含んだポリシリコンからなる第2の電極材料膜(図示
略)を堆積形成し、さらにこれをエッチバックして前記
絶縁パターン9a、電極下部パターン8aの側壁面上に
サイドウォール10を形成する。ここで、このサイドウ
ォール10は、後述するように形成する円筒型記憶ノー
ド電極の円筒部となるものである。なお、このサイドウ
ォール10形成のためのエッチングにあたっては、層間
絶縁膜3の上部にSi3 N4 膜5が形成されており、こ
れがエッチングストッパとして機能するようになってい
ることから、得られる電極においてその隣り合う電極間
の円筒部(サイドウォール10)どうしが導通しないよ
う、十分なエッチバックが行えるようになっている。ま
た、このSi3 N4 膜5は、後述するフッ酸を用いたエ
ッチングの際にも、エッチングストッパとして機能する
ようになっている。
ーン9a、電極下部パターン8aを覆った状態で不純物
を含んだポリシリコンからなる第2の電極材料膜(図示
略)を堆積形成し、さらにこれをエッチバックして前記
絶縁パターン9a、電極下部パターン8aの側壁面上に
サイドウォール10を形成する。ここで、このサイドウ
ォール10は、後述するように形成する円筒型記憶ノー
ド電極の円筒部となるものである。なお、このサイドウ
ォール10形成のためのエッチングにあたっては、層間
絶縁膜3の上部にSi3 N4 膜5が形成されており、こ
れがエッチングストッパとして機能するようになってい
ることから、得られる電極においてその隣り合う電極間
の円筒部(サイドウォール10)どうしが導通しないよ
う、十分なエッチバックが行えるようになっている。ま
た、このSi3 N4 膜5は、後述するフッ酸を用いたエ
ッチングの際にも、エッチングストッパとして機能する
ようになっている。
【0006】次いで、フッ酸を用いて絶縁パターン9a
を選択的にエッチングし、図5(d)に示すように円筒
部(サイドウォール10)と電極下部パターン8aとか
らなる記憶ノード電極11を得る。その後、図5(e)
に示すようにこの記憶ノード電極11の表面を覆ってキ
ャパシタ誘電膜12を形成し、さらに該キャパシタ誘電
膜12を覆って不純物を含んだポリシリコンからなるセ
ルプレート電極13を形成し、DRAMのメモリセルを
得る。なお、図5(a)〜(e)においては、DRAM
に必要なワード線およびビット線についてその記載を省
略している。
を選択的にエッチングし、図5(d)に示すように円筒
部(サイドウォール10)と電極下部パターン8aとか
らなる記憶ノード電極11を得る。その後、図5(e)
に示すようにこの記憶ノード電極11の表面を覆ってキ
ャパシタ誘電膜12を形成し、さらに該キャパシタ誘電
膜12を覆って不純物を含んだポリシリコンからなるセ
ルプレート電極13を形成し、DRAMのメモリセルを
得る。なお、図5(a)〜(e)においては、DRAM
に必要なワード線およびビット線についてその記載を省
略している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
メモリセルにおける有底円筒型の記憶ノード電極11の
形成においては、周囲長を表面積として有効に使用する
ため、そのサイドウォール10からなる円筒部について
はある程度の高さが必要となる。しかして、円筒部の高
さは図5(c)に示した絶縁パターン9aの高さに対応
しており、したがって絶縁パターン9aの高さも円筒部
に対応して高くなることから、この絶縁パターン9aを
エッチング除去するには、フッ酸による処理量(例えば
処理時間)を多く(長く)しなくてはならない。したが
って、従来では、このようなフッ酸による処理に耐え得
るようにするため、記憶ノード電極11の下にエッチン
グストッパとしてSi3 N4 膜5を厚さ100nm程度
に形成している。
メモリセルにおける有底円筒型の記憶ノード電極11の
形成においては、周囲長を表面積として有効に使用する
ため、そのサイドウォール10からなる円筒部について
はある程度の高さが必要となる。しかして、円筒部の高
さは図5(c)に示した絶縁パターン9aの高さに対応
しており、したがって絶縁パターン9aの高さも円筒部
に対応して高くなることから、この絶縁パターン9aを
エッチング除去するには、フッ酸による処理量(例えば
処理時間)を多く(長く)しなくてはならない。したが
って、従来では、このようなフッ酸による処理に耐え得
るようにするため、記憶ノード電極11の下にエッチン
グストッパとしてSi3 N4 膜5を厚さ100nm程度
に形成している。
【0008】しかしながら、Si3 N4 膜5は成膜温度
が高く膜ストレスが大きいため、下層にBPSG(ホウ
素リンシリケートガラス)などを形成した場合にクラッ
クが発生するおそれがあり、また、水素を通さない性質
であるため、シンター不足による界面特性の劣化をもた
らす可能性がある。また、層間絶縁膜3中にSi3 N4
膜5があると、コンタクトホール6形成後、コンタクト
部7の埋め込みに先立ってフッ酸洗浄を行った場合に段
差が生じてしまったり、コンタクト部7の形成時に、エ
ッチングレートの違いによってコンタクト部7の側壁部
に段差が形成されてしまうといった不都合もある。
が高く膜ストレスが大きいため、下層にBPSG(ホウ
素リンシリケートガラス)などを形成した場合にクラッ
クが発生するおそれがあり、また、水素を通さない性質
であるため、シンター不足による界面特性の劣化をもた
らす可能性がある。また、層間絶縁膜3中にSi3 N4
膜5があると、コンタクトホール6形成後、コンタクト
部7の埋め込みに先立ってフッ酸洗浄を行った場合に段
差が生じてしまったり、コンタクト部7の形成時に、エ
ッチングレートの違いによってコンタクト部7の側壁部
に段差が形成されてしまうといった不都合もある。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、有底筒状の記憶ノード電
極を形成するにあたり、Si3 N4 膜をより薄くするこ
とができ、あるいはこれを不要にすることのできる、半
導体装置の製造方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、有底筒状の記憶ノード電
極を形成するにあたり、Si3 N4 膜をより薄くするこ
とができ、あるいはこれを不要にすることのできる、半
導体装置の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載の半導体装置の製造方法では、導電層上の層間絶縁
膜に、該導電層に電気的に導通しかつ層間絶縁膜上に臨
ませてコンタクト部を複数形成し、前記層間絶縁膜上で
かつ前記複数のコンタクト部の直上位置に、それぞれ有
底筒状の電極をその直下のコンタクト部に連続させて形
成するにあたり、前記複数のコンタクト部を形成した層
間絶縁膜上に、該層間絶縁膜上に臨むコンタクト部に連
続しかつこれを覆って前記電極となる電極材料膜を形成
し、次に前記電極材料膜の上部をエッチングし、前記電
極の凹部の平面形状外形に対応する外形を有した凸パタ
ーンを、該電極材料膜上部における前記コンタクト部の
略直上位置に形成し、次いで前記凸パターンの側壁部に
サイドウォールを形成し、その後前記サイドウォールを
マスクにして前記電極材料膜をエッチングし、有底筒状
の電極を形成することを前記課題の解決手段とした。
記載の半導体装置の製造方法では、導電層上の層間絶縁
膜に、該導電層に電気的に導通しかつ層間絶縁膜上に臨
ませてコンタクト部を複数形成し、前記層間絶縁膜上で
かつ前記複数のコンタクト部の直上位置に、それぞれ有
底筒状の電極をその直下のコンタクト部に連続させて形
成するにあたり、前記複数のコンタクト部を形成した層
間絶縁膜上に、該層間絶縁膜上に臨むコンタクト部に連
続しかつこれを覆って前記電極となる電極材料膜を形成
し、次に前記電極材料膜の上部をエッチングし、前記電
極の凹部の平面形状外形に対応する外形を有した凸パタ
ーンを、該電極材料膜上部における前記コンタクト部の
略直上位置に形成し、次いで前記凸パターンの側壁部に
サイドウォールを形成し、その後前記サイドウォールを
マスクにして前記電極材料膜をエッチングし、有底筒状
の電極を形成することを前記課題の解決手段とした。
【0011】この製造方法によれば、電極材料膜に凸パ
ターンを形成し、次いで、この凸パターンの側壁部に形
成したサイドウォールをマスクにして電極材料膜をエッ
チングし、有底筒状の電極を形成するので、電極材料膜
のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエッチン
グ処理でなく反応性イオンエッチング等のドライエッチ
ングを採ることができ、前記サイドウォールとしてSi
O2 を用いた場合に該サイドウォールを除去する分だけ
フッ酸によるウエットエッチングを行うだけでよい。し
たがって、コンタクト部を形成した層間絶縁膜にエッチ
ングストッパとしてのSi3 N4 膜を形成した場合に、
該Si3 N4 膜がフッ酸によるエッチングをほとんど受
けないため、該Si3 N4 膜を従来に比べ薄くすること
が可能になる。
ターンを形成し、次いで、この凸パターンの側壁部に形
成したサイドウォールをマスクにして電極材料膜をエッ
チングし、有底筒状の電極を形成するので、電極材料膜
のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエッチン
グ処理でなく反応性イオンエッチング等のドライエッチ
ングを採ることができ、前記サイドウォールとしてSi
O2 を用いた場合に該サイドウォールを除去する分だけ
フッ酸によるウエットエッチングを行うだけでよい。し
たがって、コンタクト部を形成した層間絶縁膜にエッチ
ングストッパとしてのSi3 N4 膜を形成した場合に、
該Si3 N4 膜がフッ酸によるエッチングをほとんど受
けないため、該Si3 N4 膜を従来に比べ薄くすること
が可能になる。
【0012】請求項4記載の半導体装置の製造方法で
は、導電層上の層間絶縁膜に、該導電層に通じるコンタ
クトホールを複数形成し、前記コンタクトホールの内壁
面を覆い、かつ前記導電層に電気的に導通した状態で第
1の導電材料膜を形成し、次に前記第1の導電材料膜上
に、前記コンタクトホールを埋め込んだ状態で該第1の
導電材料膜よりエッチングレートの速い第2の導電材料
膜を形成し、次いで該第2の導電材料膜上の、前記コン
タクトホールの直上位置に柱状のマスクパターンを形成
し、続いて前記マスクパターンをマスクにして前記第2
の導電材料膜および第1の導電材料膜をエッチングし、
該第2の導電材料膜と第1の導電材料膜とを、前記コン
タクトホールのそれぞれの直上位置にて柱状パターンと
し、このエッチング後、前記マスクパターンを等方性エ
ッチングしてその横方向の長さを縮め、縮小マスクパタ
ーンを形成し、次いで前記縮小マスクパターンをマスク
にして前記第2の導電材料膜の上部をエッチングし、凸
パターンを形成し、さらに前記縮小マスクパターンを除
去した後前記凸パターンの側壁部にサイドウォールを形
成し、その後前記サイドウォールをマスクにして前記第
2の導電材料膜をエッチングし、第1の導電材料膜と第
2の導電材料膜とからコンタクトホール内に埋め込まれ
たコンタクト部、およびこれに連続する有底筒状の電極
を形成することを前記課題の解決手段とした。
は、導電層上の層間絶縁膜に、該導電層に通じるコンタ
クトホールを複数形成し、前記コンタクトホールの内壁
面を覆い、かつ前記導電層に電気的に導通した状態で第
1の導電材料膜を形成し、次に前記第1の導電材料膜上
に、前記コンタクトホールを埋め込んだ状態で該第1の
導電材料膜よりエッチングレートの速い第2の導電材料
膜を形成し、次いで該第2の導電材料膜上の、前記コン
タクトホールの直上位置に柱状のマスクパターンを形成
し、続いて前記マスクパターンをマスクにして前記第2
の導電材料膜および第1の導電材料膜をエッチングし、
該第2の導電材料膜と第1の導電材料膜とを、前記コン
タクトホールのそれぞれの直上位置にて柱状パターンと
し、このエッチング後、前記マスクパターンを等方性エ
ッチングしてその横方向の長さを縮め、縮小マスクパタ
ーンを形成し、次いで前記縮小マスクパターンをマスク
にして前記第2の導電材料膜の上部をエッチングし、凸
パターンを形成し、さらに前記縮小マスクパターンを除
去した後前記凸パターンの側壁部にサイドウォールを形
成し、その後前記サイドウォールをマスクにして前記第
2の導電材料膜をエッチングし、第1の導電材料膜と第
2の導電材料膜とからコンタクトホール内に埋め込まれ
たコンタクト部、およびこれに連続する有底筒状の電極
を形成することを前記課題の解決手段とした。
【0013】この製造方法によれば、コンタクトホール
内に第1の導電材料膜と第2の導電材料膜とを埋め込ん
でコンタクト部を形成し、かつこれら第1の導電材料膜
と第2の導電材料膜とから柱状パターンを形成し、さら
にこの柱状パターンにおける第2の導電材料膜の上部に
凸パターンを形成し、該凸パターンの側壁部にサイドウ
ォールを形成し、このサイドウォールをマスクにして前
記第2の導電材料膜をエッチングし、コンタクトホール
内のコンタクト部に連続する有底筒状の電極を形成する
ので、サイドウォールをマスクにした第2の導電材料膜
のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエッチン
グでなく反応性イオンエッチング等のドライエッチング
を採ることができ、前記サイドウォールとしてSiO2
を用いた場合に該サイドウォールを除去する分だけフッ
酸によるウエットエッチングを行うだけでよい。したが
って、コンタクト部を形成した層間絶縁膜にエッチング
ストッパとしてのSi3 N4 膜を形成した場合に、該S
i3 N4 膜がフッ酸によるエッチングをほとんど受けな
いため、該Si3 N4 膜を従来に比べ薄くすることが可
能になる。また、前記サイドウォールをマスクにした第
2の導電材料膜のエッチングに際しては、該第2の導電
材料膜とその下の第1の導電材料膜とのエッチングレー
トの差を利用することにより、第2の導電材料膜を制御
性良くエッチングすることが可能になる。
内に第1の導電材料膜と第2の導電材料膜とを埋め込ん
でコンタクト部を形成し、かつこれら第1の導電材料膜
と第2の導電材料膜とから柱状パターンを形成し、さら
にこの柱状パターンにおける第2の導電材料膜の上部に
凸パターンを形成し、該凸パターンの側壁部にサイドウ
ォールを形成し、このサイドウォールをマスクにして前
記第2の導電材料膜をエッチングし、コンタクトホール
内のコンタクト部に連続する有底筒状の電極を形成する
ので、サイドウォールをマスクにした第2の導電材料膜
のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエッチン
グでなく反応性イオンエッチング等のドライエッチング
を採ることができ、前記サイドウォールとしてSiO2
を用いた場合に該サイドウォールを除去する分だけフッ
酸によるウエットエッチングを行うだけでよい。したが
って、コンタクト部を形成した層間絶縁膜にエッチング
ストッパとしてのSi3 N4 膜を形成した場合に、該S
i3 N4 膜がフッ酸によるエッチングをほとんど受けな
いため、該Si3 N4 膜を従来に比べ薄くすることが可
能になる。また、前記サイドウォールをマスクにした第
2の導電材料膜のエッチングに際しては、該第2の導電
材料膜とその下の第1の導電材料膜とのエッチングレー
トの差を利用することにより、第2の導電材料膜を制御
性良くエッチングすることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置の製造
方法を詳しく説明する。図1(a)〜(c)は、本発明
の半導体装置の製造方法を円筒型(シリンダ形)の記憶
ノード電極の形成に適用した場合の第1実施形態例を説
明するための図である。図1(a)〜(c)に示した製
造方法が図5(a)〜(e)に示した従来の製造方法と
異なるところは、コンタクト部7形成後のプロセスにあ
る。ただし、本実施形態例では、後述するようにフッ酸
を用いたエッチング処理の時間を短くできるようにして
いることから、層間絶縁膜3におけるSi3 N4 膜5に
ついては、その膜厚を50nm程度に薄くしている。
方法を詳しく説明する。図1(a)〜(c)は、本発明
の半導体装置の製造方法を円筒型(シリンダ形)の記憶
ノード電極の形成に適用した場合の第1実施形態例を説
明するための図である。図1(a)〜(c)に示した製
造方法が図5(a)〜(e)に示した従来の製造方法と
異なるところは、コンタクト部7形成後のプロセスにあ
る。ただし、本実施形態例では、後述するようにフッ酸
を用いたエッチング処理の時間を短くできるようにして
いることから、層間絶縁膜3におけるSi3 N4 膜5に
ついては、その膜厚を50nm程度に薄くしている。
【0015】この第1実施形態例では、不純物を含むポ
リシリコンによってコンタクト部7を形成した後、図1
(a)に示すように層間絶縁膜3上に、該層間絶縁膜3
上に臨むコンタクト部7に連続しかつこれを覆って不純
物を含むポリシリコンからなる電極材料膜20を形成す
る。ここで、この電極材料膜20の膜厚については、後
述するように最終的に得られる記憶ノード電極の高さに
ほぼ相当するものとなる。したがって、この電極材料膜
20の形成にあたっては、記憶ノード電極として要求さ
れる容量に対応する高さに、その膜厚を調整する。
リシリコンによってコンタクト部7を形成した後、図1
(a)に示すように層間絶縁膜3上に、該層間絶縁膜3
上に臨むコンタクト部7に連続しかつこれを覆って不純
物を含むポリシリコンからなる電極材料膜20を形成す
る。ここで、この電極材料膜20の膜厚については、後
述するように最終的に得られる記憶ノード電極の高さに
ほぼ相当するものとなる。したがって、この電極材料膜
20の形成にあたっては、記憶ノード電極として要求さ
れる容量に対応する高さに、その膜厚を調整する。
【0016】次に、レジストを用いたリソグラフィー技
術、エッチング技術によって前記電極材料膜20の上部
をパターニングし、図1(a)に示したように凸パター
ン21を形成する。ここで、この凸パターン21につい
ては、形成する有底円筒状の記憶ノード電極の、凹部
(円筒部における孔部)の平面形状外形に対応する外形
を有した形状のものとし、かつ、これらを前記電極材料
膜20上部における前記コンタクト部7の略直上位置に
形成する。この後、前記凸パターン21形成のパターニ
ングに用いたレジストマスクを除去する。
術、エッチング技術によって前記電極材料膜20の上部
をパターニングし、図1(a)に示したように凸パター
ン21を形成する。ここで、この凸パターン21につい
ては、形成する有底円筒状の記憶ノード電極の、凹部
(円筒部における孔部)の平面形状外形に対応する外形
を有した形状のものとし、かつ、これらを前記電極材料
膜20上部における前記コンタクト部7の略直上位置に
形成する。この後、前記凸パターン21形成のパターニ
ングに用いたレジストマスクを除去する。
【0017】続いて、前記電極材料膜20を覆ってSi
O2 膜を形成し、さらにこれをエッチバックして前記凸
パターン21の側壁部にサイドウォール22を形成す
る。次いで、このサイドウォール22をマスクにして前
記電極材料膜20を反応性イオンエッチング等によって
エッチングし、図1(b)に示すように有底円筒状の記
憶ノード電極23を形成する。ここで、このエッチング
においては、サイドーウォール22の直下に形成される
円筒部23aの内側に電極材料膜20を一部残し、これ
を電極下部パターン23bとするのである。また、隣合
う記憶ノード電極23、23間においては、もちろんこ
れらが導通しないよう、層間絶縁膜3においてエッチン
グストッパとして機能するSi3 N4 膜5が露出するま
でエッチングを行う。このように、隣合う記憶ノード電
極23、23間においてはSi 3 N4 膜5が露出するま
でエッチングし、円筒部23aの内側には電極材料膜2
0を一部残すことができるのは、先に凸パターン21を
形成していることにより、該凸パターン21の厚さ分に
ほぼ相当する厚さが、円筒部23aの内側に残るからで
ある。
O2 膜を形成し、さらにこれをエッチバックして前記凸
パターン21の側壁部にサイドウォール22を形成す
る。次いで、このサイドウォール22をマスクにして前
記電極材料膜20を反応性イオンエッチング等によって
エッチングし、図1(b)に示すように有底円筒状の記
憶ノード電極23を形成する。ここで、このエッチング
においては、サイドーウォール22の直下に形成される
円筒部23aの内側に電極材料膜20を一部残し、これ
を電極下部パターン23bとするのである。また、隣合
う記憶ノード電極23、23間においては、もちろんこ
れらが導通しないよう、層間絶縁膜3においてエッチン
グストッパとして機能するSi3 N4 膜5が露出するま
でエッチングを行う。このように、隣合う記憶ノード電
極23、23間においてはSi 3 N4 膜5が露出するま
でエッチングし、円筒部23aの内側には電極材料膜2
0を一部残すことができるのは、先に凸パターン21を
形成していることにより、該凸パターン21の厚さ分に
ほぼ相当する厚さが、円筒部23aの内側に残るからで
ある。
【0018】さらに、サイドウォール22をフッ酸によ
るウエットエッチングによって除去する。このとき、サ
イドウォール22は単に凸パターン21の高さに相当す
る分だけの厚さしかなく、図5(c)に示したごとく記
憶ノード電極11の高さに近い厚さの絶縁パターン9a
に比べ十分に薄いことから、当然フッ酸によりウエット
エッチング処理量、すなわち処理時間を格段に短くする
ことができ、したがって、前述したようにこのエッチン
グの際にエッチングストッパとして機能するSi3 N4
膜5の厚さを50nm程度に薄くできるのである。
るウエットエッチングによって除去する。このとき、サ
イドウォール22は単に凸パターン21の高さに相当す
る分だけの厚さしかなく、図5(c)に示したごとく記
憶ノード電極11の高さに近い厚さの絶縁パターン9a
に比べ十分に薄いことから、当然フッ酸によりウエット
エッチング処理量、すなわち処理時間を格段に短くする
ことができ、したがって、前述したようにこのエッチン
グの際にエッチングストッパとして機能するSi3 N4
膜5の厚さを50nm程度に薄くできるのである。
【0019】その後、図1(c)に示すようにこの記憶
ノード電極23の表面を覆ってキャパシタ誘電膜24を
形成し、さらに該キャパシタ誘電膜24を覆って不純物
を含んだポリシリコンからなるセルプレート電極25を
形成し、DRAMのメモリセルを得る。
ノード電極23の表面を覆ってキャパシタ誘電膜24を
形成し、さらに該キャパシタ誘電膜24を覆って不純物
を含んだポリシリコンからなるセルプレート電極25を
形成し、DRAMのメモリセルを得る。
【0020】このような製造方法にあっては、電極材料
膜20のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエ
ッチングでなく反応性イオンエッチング等のドライエッ
チングを採ることができ、これにより得られる記憶ノー
ド電極23の高さに比べ十分に低い高さ、すなわち十分
に薄い厚さのサイドウォール22を除去する分だけフッ
酸によるウエットエッチング処理を行えばよい。したが
って、コンタクト部7を形成した層間絶縁膜3に形成し
たエッチングストッパとして機能するSi3 N 4 膜5に
ついては、該Si3 N4 膜5がフッ酸によるエッチング
をほとんど受けないため、前述したように該Si3 N4
膜5を従来に比べ十分に薄くすることができる。よっ
て、該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シンタ
ー不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防
止することができる。
膜20のエッチングに際してはフッ酸によるウエットエ
ッチングでなく反応性イオンエッチング等のドライエッ
チングを採ることができ、これにより得られる記憶ノー
ド電極23の高さに比べ十分に低い高さ、すなわち十分
に薄い厚さのサイドウォール22を除去する分だけフッ
酸によるウエットエッチング処理を行えばよい。したが
って、コンタクト部7を形成した層間絶縁膜3に形成し
たエッチングストッパとして機能するSi3 N 4 膜5に
ついては、該Si3 N4 膜5がフッ酸によるエッチング
をほとんど受けないため、前述したように該Si3 N4
膜5を従来に比べ十分に薄くすることができる。よっ
て、該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シンタ
ー不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防
止することができる。
【0021】図2は、前記第1実施形態例の変形例を説
明するための図である。図2に示した例が図1(a)〜
(c)に示した第1実施形態例と異なるところは、図1
(b)に示したサイドウォール22として、SiO2 に
代えて炭素(C)で形成した点にある。ただし、本例で
は、後述するようにフッ酸を用いたエッチング処理を不
要にしていることから、図2に示したように、層間絶縁
膜3をSiO2 膜4のみの単層とし、Si3 N4 膜5の
形成を行っていない。
明するための図である。図2に示した例が図1(a)〜
(c)に示した第1実施形態例と異なるところは、図1
(b)に示したサイドウォール22として、SiO2 に
代えて炭素(C)で形成した点にある。ただし、本例で
は、後述するようにフッ酸を用いたエッチング処理を不
要にしていることから、図2に示したように、層間絶縁
膜3をSiO2 膜4のみの単層とし、Si3 N4 膜5の
形成を行っていない。
【0022】図2に示した例では、先の第1実施形態例
において図1(b)に示した状態にするにあたり、つま
り、凸パターン21の側壁面にサイドウォール22を形
成するにあたり、凸パターン21を覆ってCVD法等に
より炭素膜(図示略)を形成し、さらにこれをエッチバ
ックして前記凸パターン21の側壁部にサイドウォール
22を形成する。
において図1(b)に示した状態にするにあたり、つま
り、凸パターン21の側壁面にサイドウォール22を形
成するにあたり、凸パターン21を覆ってCVD法等に
より炭素膜(図示略)を形成し、さらにこれをエッチバ
ックして前記凸パターン21の側壁部にサイドウォール
22を形成する。
【0023】次いで、先の例と同様にこのサイドウォー
ル22をマスクにして前記電極材料膜20をドライエッ
チングし、図2に示すように有底円筒状の記憶ノード電
極30を形成する。そして、このサイドウォール22を
除去するが、本例においては該サイドウォール22を炭
素によって形成しているので、これをフッ酸によるウエ
ットエッチング処理でなくアッシング処理で行う。した
がって、このように本例ではフッ酸による処理が不要に
なっているので、特にこのフッ酸処理においてエッチン
グストッパとして必要だったSi3 N4 膜が不要にな
り、これにより図2に示したごとく層間絶縁膜3をSi
O2 膜4の単層で構成することができる。なお、本例に
おいても、サイドウォール22除去後には、記憶ノード
電極30の表面を覆ってキャパシタ誘電膜24、セルプ
レート電極25を順次形成し、DRAMのメモリセルを
得るようにしている。
ル22をマスクにして前記電極材料膜20をドライエッ
チングし、図2に示すように有底円筒状の記憶ノード電
極30を形成する。そして、このサイドウォール22を
除去するが、本例においては該サイドウォール22を炭
素によって形成しているので、これをフッ酸によるウエ
ットエッチング処理でなくアッシング処理で行う。した
がって、このように本例ではフッ酸による処理が不要に
なっているので、特にこのフッ酸処理においてエッチン
グストッパとして必要だったSi3 N4 膜が不要にな
り、これにより図2に示したごとく層間絶縁膜3をSi
O2 膜4の単層で構成することができる。なお、本例に
おいても、サイドウォール22除去後には、記憶ノード
電極30の表面を覆ってキャパシタ誘電膜24、セルプ
レート電極25を順次形成し、DRAMのメモリセルを
得るようにしている。
【0024】図3は、本発明の半導体装置の製造方法を
円筒型(シリンダ形)の記憶ノード電極の形成に適用し
た場合の第2実施形態例を説明するための図である。図
3に示した製造方法が図1(a)〜(c)に示した製造
方法と異なるところは、電極材料膜20の形成を、図3
に示すように第1の電極材料膜40と第2の電極材料膜
41とを積層することによって行っている点と、凸パタ
ーン42の形成を、第2の電極材料膜41をエッチング
することによって行っている点である。ただし、本実施
形態例では、先の第1実施形態例と同様に、層間絶縁膜
3におけるSi 3 N4 膜5については、その膜厚を50
nm程度にしている。
円筒型(シリンダ形)の記憶ノード電極の形成に適用し
た場合の第2実施形態例を説明するための図である。図
3に示した製造方法が図1(a)〜(c)に示した製造
方法と異なるところは、電極材料膜20の形成を、図3
に示すように第1の電極材料膜40と第2の電極材料膜
41とを積層することによって行っている点と、凸パタ
ーン42の形成を、第2の電極材料膜41をエッチング
することによって行っている点である。ただし、本実施
形態例では、先の第1実施形態例と同様に、層間絶縁膜
3におけるSi 3 N4 膜5については、その膜厚を50
nm程度にしている。
【0025】この第2実施形態例では、不純物を含むポ
リシリコンによってコンタクト部7を形成した後、図3
に示すように層間絶縁膜3上に、該層間絶縁膜3上に臨
むコンタクト部7に連続し、かつこれを覆って不純物を
含むポリシリコンからなる第1の電極材料膜40を形成
し、続いて、該第1の電極材料膜40の上に不純物を含
むポリシリコンからなる第2の電極材料膜41を形成
し、これにより第1の電極材料膜40と第2の電極材料
膜41との積層膜からなる電極材料膜(図示略)を形成
する。
リシリコンによってコンタクト部7を形成した後、図3
に示すように層間絶縁膜3上に、該層間絶縁膜3上に臨
むコンタクト部7に連続し、かつこれを覆って不純物を
含むポリシリコンからなる第1の電極材料膜40を形成
し、続いて、該第1の電極材料膜40の上に不純物を含
むポリシリコンからなる第2の電極材料膜41を形成
し、これにより第1の電極材料膜40と第2の電極材料
膜41との積層膜からなる電極材料膜(図示略)を形成
する。
【0026】ここで、これら第1の電極材料膜40およ
び第2の電極材料41については、第1の電極材料膜4
0より第2の電極材料膜41の方がエッチングレートが
速くなるよう、これらをそれぞれ形成する。エッチング
レートに差をつける方法として具体的には、エッチング
の条件にもよるものの、それぞれの電極材料を構成する
ポリシリコンにドープする不純物の濃度や種類を変え、
あるいはポリシリコンのグレインサイズを変えるなどの
手法が採られる。また、この電極材料膜において、その
第1の電極材料膜40および第2の電極材料41の膜厚
については、第1の電極材料膜40の膜厚は最終的に得
られる記憶ノード電極の高さにほぼ相当する厚さとな
り、一方、第2の電極材料41の膜厚は、凸パターン4
2の膜厚、すなわち得られる記憶ノード電極の電極下部
パターンにほぼ相当する厚さとなる。
び第2の電極材料41については、第1の電極材料膜4
0より第2の電極材料膜41の方がエッチングレートが
速くなるよう、これらをそれぞれ形成する。エッチング
レートに差をつける方法として具体的には、エッチング
の条件にもよるものの、それぞれの電極材料を構成する
ポリシリコンにドープする不純物の濃度や種類を変え、
あるいはポリシリコンのグレインサイズを変えるなどの
手法が採られる。また、この電極材料膜において、その
第1の電極材料膜40および第2の電極材料41の膜厚
については、第1の電極材料膜40の膜厚は最終的に得
られる記憶ノード電極の高さにほぼ相当する厚さとな
り、一方、第2の電極材料41の膜厚は、凸パターン4
2の膜厚、すなわち得られる記憶ノード電極の電極下部
パターンにほぼ相当する厚さとなる。
【0027】このようにして第1の電極材料膜40と第
2の電極材料膜41とによって電極材料膜を形成した
ら、第1実施形態例と同様にして凸パターン42を形成
する。ただし、ここでは、第1の電極材料膜40より第
2の電極材料膜41の方がエッチングレートが速くなる
ように形成されていることから、このようにエッチング
レートに差がでる条件でエッチングすることにより、第
1の電極材料膜40をエッチングストッパとして機能さ
せることができる。すなわち、エッチング時に、エッチ
ングレートの差によって第2の電極材料膜41から第1
の電極材料膜40にエッチングが移行した際、エッチン
グ装置のエッチング波形が変化することから、この変化
が現れた時点をエッチングの終点とすればよいのであ
る。そして、このようにしてエッチングを行うことによ
り、図3に示したようにほぼ第2の電極材料膜41のみ
をエッチングすることができ、これにより制御性良く凸
パターン42を形成することができる。
2の電極材料膜41とによって電極材料膜を形成した
ら、第1実施形態例と同様にして凸パターン42を形成
する。ただし、ここでは、第1の電極材料膜40より第
2の電極材料膜41の方がエッチングレートが速くなる
ように形成されていることから、このようにエッチング
レートに差がでる条件でエッチングすることにより、第
1の電極材料膜40をエッチングストッパとして機能さ
せることができる。すなわち、エッチング時に、エッチ
ングレートの差によって第2の電極材料膜41から第1
の電極材料膜40にエッチングが移行した際、エッチン
グ装置のエッチング波形が変化することから、この変化
が現れた時点をエッチングの終点とすればよいのであ
る。そして、このようにしてエッチングを行うことによ
り、図3に示したようにほぼ第2の電極材料膜41のみ
をエッチングすることができ、これにより制御性良く凸
パターン42を形成することができる。
【0028】さらに、このようにして凸パターン42を
形成したら、第1実施形態例と同様にして図3に示した
ようにサイドウォール22を形成する。この後は、第1
実施形態例と同様にサイドウォール22をマスクにして
第1の電極材料膜40をエッチングし、記憶ノード電極
(図示略)を形成する。そして、サイドウォール22を
フッ酸によるウエットエッチング処理で除去し、さらに
キャパシタ誘電膜(図示略)、セルプレート電極(図示
略)を形成してDRAMのメモリセルを得る。
形成したら、第1実施形態例と同様にして図3に示した
ようにサイドウォール22を形成する。この後は、第1
実施形態例と同様にサイドウォール22をマスクにして
第1の電極材料膜40をエッチングし、記憶ノード電極
(図示略)を形成する。そして、サイドウォール22を
フッ酸によるウエットエッチング処理で除去し、さらに
キャパシタ誘電膜(図示略)、セルプレート電極(図示
略)を形成してDRAMのメモリセルを得る。
【0029】このような製造方法にあっても、十分に薄
い厚さのサイドウォール22を除去する分だけフッ酸に
よるウエットエッチング処理を行えばよいので、層間絶
縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、前述したよ
うに該Si3 N4 膜5を十分に薄くすることができ、こ
れにより該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シ
ンター不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合
を防止することができる。また、電極材料層20を、エ
ッチングレートの異なる第1の電極材料膜40と第2の
電極材料膜41とから形成し、第2の電極材料膜41に
凸パターン42を形成するようにしたので、前記エッチ
ングレートの差を利用して第2の電極材料膜41をエッ
チングすることにより、凸パターン42を制御性良く形
成することができる。
い厚さのサイドウォール22を除去する分だけフッ酸に
よるウエットエッチング処理を行えばよいので、層間絶
縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、前述したよ
うに該Si3 N4 膜5を十分に薄くすることができ、こ
れにより該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シ
ンター不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合
を防止することができる。また、電極材料層20を、エ
ッチングレートの異なる第1の電極材料膜40と第2の
電極材料膜41とから形成し、第2の電極材料膜41に
凸パターン42を形成するようにしたので、前記エッチ
ングレートの差を利用して第2の電極材料膜41をエッ
チングすることにより、凸パターン42を制御性良く形
成することができる。
【0030】なお、この第2実施形態例にあっても、そ
の変形例として、前記サイドウォール22を炭素で形成
し、これにより該サイドウォール22の除去をフッ酸に
よるエッチング処理でなくアッシング処理で行えるよう
にしてもよい。その場合には、図2に示した第1実施形
態例の変形例の場合と同様に、層間絶縁膜3からSi 3
N4 膜5を無くし、これをSiO2 膜4の単層で形成す
ることができる。また、この第2実施形態例において
は、第1の電極材料膜40より第2の電極材料膜41の
方がエッチングレートが速くなるようにそれぞれを形成
したが、単にこれら第1の電極材料膜40と第2の電極
材料膜41との間でエッチングレートが異なるようにす
ればよく、このようにエッチングレートを異ならせるこ
とにより、エッチング装置のエッチング波形を変化させ
ることができ、これにより前述したごとく制御性良く凸
パターン42を形成することができる。さらに、第1の
電極材料膜40の形成後、一度大気開放することなどに
よって該第1の電極材料膜40表面に自然酸化膜を形成
し、この自然酸化膜上に第2の電極材料膜41を形成し
てもよく、その場合にも、自然酸化膜を含んだ状態で第
1の電極材料膜40が構成されているとすれば、この自
然酸化膜の存在によって第1の電極材料膜40と第2の
電極材料膜41との間でエッチングレートが異なるよう
になる。
の変形例として、前記サイドウォール22を炭素で形成
し、これにより該サイドウォール22の除去をフッ酸に
よるエッチング処理でなくアッシング処理で行えるよう
にしてもよい。その場合には、図2に示した第1実施形
態例の変形例の場合と同様に、層間絶縁膜3からSi 3
N4 膜5を無くし、これをSiO2 膜4の単層で形成す
ることができる。また、この第2実施形態例において
は、第1の電極材料膜40より第2の電極材料膜41の
方がエッチングレートが速くなるようにそれぞれを形成
したが、単にこれら第1の電極材料膜40と第2の電極
材料膜41との間でエッチングレートが異なるようにす
ればよく、このようにエッチングレートを異ならせるこ
とにより、エッチング装置のエッチング波形を変化させ
ることができ、これにより前述したごとく制御性良く凸
パターン42を形成することができる。さらに、第1の
電極材料膜40の形成後、一度大気開放することなどに
よって該第1の電極材料膜40表面に自然酸化膜を形成
し、この自然酸化膜上に第2の電極材料膜41を形成し
てもよく、その場合にも、自然酸化膜を含んだ状態で第
1の電極材料膜40が構成されているとすれば、この自
然酸化膜の存在によって第1の電極材料膜40と第2の
電極材料膜41との間でエッチングレートが異なるよう
になる。
【0031】図4(a)〜(d)は、本発明の半導体装
置の製造方法を円筒型(シリンダ形)の記憶ノード電極
の形成に適用した場合の第3実施形態例を説明するため
の図である。この例では、図4(a)に示すように、従
来と同様にしてSiO2 膜4とSi 3 N4 膜5とからな
る層間絶縁膜3をエッチングし、拡散層(導電部)2に
通じるコンタクトホール6を複数形成する。なお、本実
施形態例においても、後述するようにフッ酸を用いたエ
ッチング処理の時間を短くできるようにしていることか
ら、層間絶縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、
その膜厚を50nm程度に薄くしている。
置の製造方法を円筒型(シリンダ形)の記憶ノード電極
の形成に適用した場合の第3実施形態例を説明するため
の図である。この例では、図4(a)に示すように、従
来と同様にしてSiO2 膜4とSi 3 N4 膜5とからな
る層間絶縁膜3をエッチングし、拡散層(導電部)2に
通じるコンタクトホール6を複数形成する。なお、本実
施形態例においても、後述するようにフッ酸を用いたエ
ッチング処理の時間を短くできるようにしていることか
ら、層間絶縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、
その膜厚を50nm程度に薄くしている。
【0032】次に、これらコンタクトホール6の内壁面
を覆い、かつ前記拡散層2に電気的に導通した状態で不
純物を含んだポリシリコンからなる第1の導電材料膜5
0を形成する。続いて、該第1の導電材料膜50上に、
前記コンタクトホール6を埋め込んだ状態で不純物を含
んだポリシリコンからなる第2の導電材料膜51を形成
する。このようにしてコンタクトホール6内に第1の導
電材料膜50、第2の導電材料膜51を順次埋め込むこ
とにより、コンタクトホール6内においては、これら第
1の導電材料膜50と第2の導電材料膜51とからなる
コンタクト部52が形成される。
を覆い、かつ前記拡散層2に電気的に導通した状態で不
純物を含んだポリシリコンからなる第1の導電材料膜5
0を形成する。続いて、該第1の導電材料膜50上に、
前記コンタクトホール6を埋め込んだ状態で不純物を含
んだポリシリコンからなる第2の導電材料膜51を形成
する。このようにしてコンタクトホール6内に第1の導
電材料膜50、第2の導電材料膜51を順次埋め込むこ
とにより、コンタクトホール6内においては、これら第
1の導電材料膜50と第2の導電材料膜51とからなる
コンタクト部52が形成される。
【0033】ここで、これら第1の導電材料膜50およ
び第2の導電材料51については、先の第2実施形態例
における第1の電極材料膜40と第2の電極材料膜41
との関係と同様に、第1の導電材料膜50より第2の導
電材料膜51の方がエッチングレートが速くなるよう、
これらをそれぞれ形成する。なお、エッチングレートに
差をつける方法としては、先の例と同様に、それぞれの
導電材料を構成するポリシリコンにドープする不純物の
濃度や種類を変え、あるいはポリシリコンのグレインサ
イズを変えるなどの手法が採られる。また、第1の導電
材料膜50については、その膜厚が最終的に得られる記
憶ノード電極の電極下部パターンにほぼ相当する厚さと
なる。
び第2の導電材料51については、先の第2実施形態例
における第1の電極材料膜40と第2の電極材料膜41
との関係と同様に、第1の導電材料膜50より第2の導
電材料膜51の方がエッチングレートが速くなるよう、
これらをそれぞれ形成する。なお、エッチングレートに
差をつける方法としては、先の例と同様に、それぞれの
導電材料を構成するポリシリコンにドープする不純物の
濃度や種類を変え、あるいはポリシリコンのグレインサ
イズを変えるなどの手法が採られる。また、第1の導電
材料膜50については、その膜厚が最終的に得られる記
憶ノード電極の電極下部パターンにほぼ相当する厚さと
なる。
【0034】次いで、前記第2の導電材料膜51上にレ
ジスト層(図示略)を形成し、さらにリソグラフィー技
術によってパターニングしてレジストからなるマスクパ
ターン53を形成する。このマスクパターン53の形成
については、最終的に形成する記憶ノード電極におけ
る、平面視した場合の外形形状にほぼ一致する外形(平
面視した場合の)を有した柱状のものとし、かつ、前記
コンタクトホール6の直上位置に配設されたものとす
る。
ジスト層(図示略)を形成し、さらにリソグラフィー技
術によってパターニングしてレジストからなるマスクパ
ターン53を形成する。このマスクパターン53の形成
については、最終的に形成する記憶ノード電極におけ
る、平面視した場合の外形形状にほぼ一致する外形(平
面視した場合の)を有した柱状のものとし、かつ、前記
コンタクトホール6の直上位置に配設されたものとす
る。
【0035】次いで、得られたマスクパターン53をマ
スクにして前記第2の導電材料膜51および第1の導電
材料膜50をエッチングし、図4(a)に示したように
これら第2の導電材料膜51と第1の導電材料膜50と
を、柱状パターン54とする。ここで、この柱状パター
ン54は、もちろんコンタクトホール6の直上に配置形
成されたものとなっている。
スクにして前記第2の導電材料膜51および第1の導電
材料膜50をエッチングし、図4(a)に示したように
これら第2の導電材料膜51と第1の導電材料膜50と
を、柱状パターン54とする。ここで、この柱状パター
ン54は、もちろんコンタクトホール6の直上に配置形
成されたものとなっている。
【0036】このようにして柱状パターン54を形成し
たら、前記マスクパターン53をウエットエッチングな
どによって等方性エッチングし、図4(a)中二点鎖線
で示すように特にその横方向の長さ(幅)を縮め、縮小
マスクパターン55を形成する。ここで、マスクパター
ン53の縮め幅tについては、最終的に形成する記憶ノ
ード電極の円筒部の厚さにほぼ一致するものとなる。
たら、前記マスクパターン53をウエットエッチングな
どによって等方性エッチングし、図4(a)中二点鎖線
で示すように特にその横方向の長さ(幅)を縮め、縮小
マスクパターン55を形成する。ここで、マスクパター
ン53の縮め幅tについては、最終的に形成する記憶ノ
ード電極の円筒部の厚さにほぼ一致するものとなる。
【0037】続いて、このようにして形成した縮小マス
クパターン55をマスクにし、前記柱状パターン54に
おける第2の導電材料膜51の上部をエッチングして図
4(b)に示すように凸パターン56を形成する。次い
で、前記縮小マスクパターン55をアッシング処理など
によって除去し、その後、凸パターン56を形成した柱
状パターン54を覆ってSiO2 膜(図示略)を形成
し、さらにこれをエッチバックして図4(c)に示すよ
うに前記凸パターン56の側壁部にサイドウォール57
を形成する。
クパターン55をマスクにし、前記柱状パターン54に
おける第2の導電材料膜51の上部をエッチングして図
4(b)に示すように凸パターン56を形成する。次い
で、前記縮小マスクパターン55をアッシング処理など
によって除去し、その後、凸パターン56を形成した柱
状パターン54を覆ってSiO2 膜(図示略)を形成
し、さらにこれをエッチバックして図4(c)に示すよ
うに前記凸パターン56の側壁部にサイドウォール57
を形成する。
【0038】次いで、このサイドウォール57をマスク
にして前記第2の導電材料膜をエッチングする。ここ
で、このエッチングでは、第1の導電材料膜50より第
2の導電材料膜51の方がエッチングレートが速くなる
ように形成されていることから、このようにエッチング
レートに差がでる条件でエッチングすることにより、先
の第2実施形態例の場合と同様に、第1の導電材料膜5
0をエッチングストッパとして機能させることができ
る。よって、第1の導電材料膜50をエッチングストッ
パとして機能させ、これによりほとんど第2の導電材料
膜51のみをエッチングし、図4(d)に示すようにコ
ンタクトホール6内のコンタクト部52に連続する有底
円筒状の記憶ノード電極58を形成する。すなわち、第
1の導電材料膜50によって底部(電極下部パターン)
が形成され、第2の導電材料膜51から円筒部が形成さ
れた構造の記憶ノード電極58を得る。その後、サイド
ウォール57をフッ酸によるウエットエッチング処理で
除去し、さらにキャパシタ誘電膜(図示略)、セルプレ
ート電極(図示略)を形成してDRAMのメモリセルを
得る。
にして前記第2の導電材料膜をエッチングする。ここ
で、このエッチングでは、第1の導電材料膜50より第
2の導電材料膜51の方がエッチングレートが速くなる
ように形成されていることから、このようにエッチング
レートに差がでる条件でエッチングすることにより、先
の第2実施形態例の場合と同様に、第1の導電材料膜5
0をエッチングストッパとして機能させることができ
る。よって、第1の導電材料膜50をエッチングストッ
パとして機能させ、これによりほとんど第2の導電材料
膜51のみをエッチングし、図4(d)に示すようにコ
ンタクトホール6内のコンタクト部52に連続する有底
円筒状の記憶ノード電極58を形成する。すなわち、第
1の導電材料膜50によって底部(電極下部パターン)
が形成され、第2の導電材料膜51から円筒部が形成さ
れた構造の記憶ノード電極58を得る。その後、サイド
ウォール57をフッ酸によるウエットエッチング処理で
除去し、さらにキャパシタ誘電膜(図示略)、セルプレ
ート電極(図示略)を形成してDRAMのメモリセルを
得る。
【0039】このような製造方法にあっても、十分に薄
い厚さのサイドウォール57を除去する分だけフッ酸に
よるウエットエッチング処理を行えばよいので、層間絶
縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、前述したよ
うに該Si3 N4 膜5を十分に薄くすることができ、こ
れにより該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シ
ンター不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合
を防止することができる。また、第1の導電材料膜50
と第2の導電材料膜51とをエッチングレートに差があ
るように形成したので、前記エッチングレートの差を利
用して第2の導電材料膜51をエッチングすることによ
り、記憶ノード電極58を制御性良く形成することがで
きる。
い厚さのサイドウォール57を除去する分だけフッ酸に
よるウエットエッチング処理を行えばよいので、層間絶
縁膜3におけるSi3 N4 膜5については、前述したよ
うに該Si3 N4 膜5を十分に薄くすることができ、こ
れにより該Si3 N4 膜5にクラックが発生したり、シ
ンター不足による界面特性の劣化が起こるなどの不都合
を防止することができる。また、第1の導電材料膜50
と第2の導電材料膜51とをエッチングレートに差があ
るように形成したので、前記エッチングレートの差を利
用して第2の導電材料膜51をエッチングすることによ
り、記憶ノード電極58を制御性良く形成することがで
きる。
【0040】なお、この第3実施形態例にあっても、そ
の変形例として、前記サイドウォール57を炭素で形成
し、これにより該サイドウォール57の除去をフッ酸に
よるエッチング処理でなくアッシング処理で行えるよう
にしてもよい。その場合には、図2に示した第1実施形
態例の変形例の場合と同様に、層間絶縁膜3からSi 3
N4 膜5を無くし、これをSiO2 膜4の単層で形成す
ることができる。また、前記第3実施形態例では、マス
クパターン53をレジストで形成したが、本発明はこれ
に限定されることなく、第2導電材料膜51、第1導電
材料膜50との間で十分なエッチングレートがとれる材
料で形成すればよく、例えばSiO2 で形成してもよ
い。さらに、図1〜図4においても、図5と同様に、D
RAMに必要なワード線およびビット線についてその記
載を省略している。
の変形例として、前記サイドウォール57を炭素で形成
し、これにより該サイドウォール57の除去をフッ酸に
よるエッチング処理でなくアッシング処理で行えるよう
にしてもよい。その場合には、図2に示した第1実施形
態例の変形例の場合と同様に、層間絶縁膜3からSi 3
N4 膜5を無くし、これをSiO2 膜4の単層で形成す
ることができる。また、前記第3実施形態例では、マス
クパターン53をレジストで形成したが、本発明はこれ
に限定されることなく、第2導電材料膜51、第1導電
材料膜50との間で十分なエッチングレートがとれる材
料で形成すればよく、例えばSiO2 で形成してもよ
い。さらに、図1〜図4においても、図5と同様に、D
RAMに必要なワード線およびビット線についてその記
載を省略している。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項1記載の半導体装置の製造方法は、電極材料膜に凸パ
ターンを形成し、次いで、この凸パターンの側壁部に形
成したサイドウォールをマスクにして電極材料膜をエッ
チングし、有底筒状の電極を形成する方法であるから、
電極材料膜のエッチングに際してはフッ酸によるウエッ
トエッチング処理でなく反応性イオンエッチング等のド
ライエッチングを採ることができ、これによりフッ酸処
理に伴うリフトオフによって各種パターンに剥がれなど
が生じるのを防止することができる。また、コンタクト
部を形成した層間絶縁膜にエッチングストッパとしての
Si3 N4 膜を形成した場合に、該Si3N4 膜がフッ
酸によるエッチングをほとんど受けないため、該Si3
N4 膜を従来に比べ薄くすることでき、これにより該S
i3 N4 膜にクラックが発生したり、シンター不足によ
る界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防止すること
ができる。
項1記載の半導体装置の製造方法は、電極材料膜に凸パ
ターンを形成し、次いで、この凸パターンの側壁部に形
成したサイドウォールをマスクにして電極材料膜をエッ
チングし、有底筒状の電極を形成する方法であるから、
電極材料膜のエッチングに際してはフッ酸によるウエッ
トエッチング処理でなく反応性イオンエッチング等のド
ライエッチングを採ることができ、これによりフッ酸処
理に伴うリフトオフによって各種パターンに剥がれなど
が生じるのを防止することができる。また、コンタクト
部を形成した層間絶縁膜にエッチングストッパとしての
Si3 N4 膜を形成した場合に、該Si3N4 膜がフッ
酸によるエッチングをほとんど受けないため、該Si3
N4 膜を従来に比べ薄くすることでき、これにより該S
i3 N4 膜にクラックが発生したり、シンター不足によ
る界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防止すること
ができる。
【0042】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
コンタクトホール内に第1の導電材料膜と第2の導電材
料膜とを埋め込んでコンタクト部を形成し、かつこれら
第1の導電材料膜と第2の導電材料膜とから柱状パター
ンを形成し、さらにこの柱状パターンにおける第2の導
電材料膜の上部に凸パターンを形成し、該凸パターンの
側壁部にサイドウォールを形成し、このサイドウォール
をマスクにして前記第2の導電材料膜をエッチングし、
コンタクトホール内のコンタクト部に連続する有底筒状
の電極を形成する方法であるから、サイドウォールをマ
スクにした第2の導電材料膜のエッチングに際してはフ
ッ酸によるウエットエッチングでなく反応性イオンエッ
チング等のドライエッチングを採ることができ、これに
より前記請求項1記載の製造方法と同様に、フッ酸処理
に伴うリフトオフによって各種パターンに剥がれなどが
生じるのを防止することができる。また、コンタクト部
を形成した層間絶縁膜にエッチングストッパとしてのS
i3 N4 膜を形成した場合に、該Si3 N4 膜がフッ酸
によるエッチングをほとんど受けないため、該Si 3 N
4 膜を従来に比べ薄くすることでき、これにより該Si
3 N4 膜にクラックが発生したり、シンター不足による
界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防止することが
できる。また、前記サイドウォールをマスクにした第2
の電極材料膜のエッチングに際しては、該第2の電極材
料膜とその下の第1の電極材料膜とのエッチングレート
の差を利用することにより、第2の電極材料膜を制御性
良くエッチングすることができる。
コンタクトホール内に第1の導電材料膜と第2の導電材
料膜とを埋め込んでコンタクト部を形成し、かつこれら
第1の導電材料膜と第2の導電材料膜とから柱状パター
ンを形成し、さらにこの柱状パターンにおける第2の導
電材料膜の上部に凸パターンを形成し、該凸パターンの
側壁部にサイドウォールを形成し、このサイドウォール
をマスクにして前記第2の導電材料膜をエッチングし、
コンタクトホール内のコンタクト部に連続する有底筒状
の電極を形成する方法であるから、サイドウォールをマ
スクにした第2の導電材料膜のエッチングに際してはフ
ッ酸によるウエットエッチングでなく反応性イオンエッ
チング等のドライエッチングを採ることができ、これに
より前記請求項1記載の製造方法と同様に、フッ酸処理
に伴うリフトオフによって各種パターンに剥がれなどが
生じるのを防止することができる。また、コンタクト部
を形成した層間絶縁膜にエッチングストッパとしてのS
i3 N4 膜を形成した場合に、該Si3 N4 膜がフッ酸
によるエッチングをほとんど受けないため、該Si 3 N
4 膜を従来に比べ薄くすることでき、これにより該Si
3 N4 膜にクラックが発生したり、シンター不足による
界面特性の劣化が起こるなどの不都合を防止することが
できる。また、前記サイドウォールをマスクにした第2
の電極材料膜のエッチングに際しては、該第2の電極材
料膜とその下の第1の電極材料膜とのエッチングレート
の差を利用することにより、第2の電極材料膜を制御性
良くエッチングすることができる。
【図1】(a)〜(c)は本発明の半導体装置の製造方
法の第1実施形態例を工程順に説明するための要部側断
面図である。
法の第1実施形態例を工程順に説明するための要部側断
面図である。
【図2】第1実施形態例の変形例を説明するための要部
側断面図である。
側断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法の第2実施形態
例を説明するための要部側断面図である。
例を説明するための要部側断面図である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の半導体装置の製造方
法の第3実施形態例を工程順に説明するための要部側断
面図である。
法の第3実施形態例を工程順に説明するための要部側断
面図である。
【図5】(a)〜(e)は従来の半導体装置の製造方法
の一例を工程順に説明するための要部側断面図である。
の一例を工程順に説明するための要部側断面図である。
2 拡散層(導電部) 3 層間絶縁膜 4 Si
3 N4 膜 6 コンタクトホール 7、52 コンタクト部
20 電極材料膜 21、42、56 凸パターン 22、57 サイド
ウォール 23、30、58 記憶ノード電極 40 第1の電
極材料膜 41 第2の電極材料膜 50 第1の導電材料膜 51 第2の導電材料膜 53 マスクパターン
54 柱状パターン 55 縮小マスクパターン
3 N4 膜 6 コンタクトホール 7、52 コンタクト部
20 電極材料膜 21、42、56 凸パターン 22、57 サイド
ウォール 23、30、58 記憶ノード電極 40 第1の電
極材料膜 41 第2の電極材料膜 50 第1の導電材料膜 51 第2の導電材料膜 53 マスクパターン
54 柱状パターン 55 縮小マスクパターン
Claims (4)
- 【請求項1】 導電層上の層間絶縁膜に、該導電層に電
気的に導通しかつ層間絶縁膜上に臨ませてコンタクト部
を複数形成し、前記層間絶縁膜上でかつ前記複数のコン
タクト部の直上位置に、それぞれ有底筒状の電極をその
直下のコンタクト部に連続させて形成する半導体装置の
製造方法であって、 前記複数のコンタクト部を形成した層間絶縁膜上に、該
層間絶縁膜上に臨むコンタクト部に連続しかつこれを覆
って前記電極となる電極材料膜を形成する工程と、 前記電極材料膜の上部をエッチングし、前記電極の凹部
の平面形状外形に対応する外形を有した凸パターンを、
該電極材料膜上部における前記コンタクト部の略直上位
置に形成する工程と、 前記凸パターンの側壁部にサイドウォールを形成する工
程と、 前記サイドウォールをマスクにして前記電極材料膜をエ
ッチングし、有底筒状の電極を形成する工程と、を備え
たことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記サイドウォールが、炭素からなるこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記電極材料膜の形成を、前記層間絶縁
膜上に第1の電極材料膜を形成し、続いてこれとエッチ
ングレートの異なる第2の電極材料膜を該第1の電極材
料膜上に積層することによって行い、 前記電極材料膜の上部をエッチングすることによる前記
凸パターンの形成を、前記第2の電極材料膜をエッチン
グすることによって行うことを特徴とする請求項1記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 導電層上の層間絶縁膜に、該導電層に通
じるコンタクトホールを複数形成する工程と、 前記コンタクトホールの内壁面を覆い、かつ前記導電層
に電気的に導通した状態で第1の導電材料膜を形成する
工程と、 前記第1の導電材料膜上に、前記コンタクトホールを埋
め込んだ状態で該第1の導電材料膜よりエッチングレー
トの速い第2の導電材料膜を形成する工程と、 該第2の導電材料膜上の、前記コンタクトホールの直上
位置に柱状のマスクパターンを形成する工程と、 前記マスクパターンをマスクにして前記第2の導電材料
膜および第1の導電材料膜をエッチングし、該第2の導
電材料膜と第1の導電材料膜とを、前記コンタクトホー
ルのそれぞれの直上位置にて柱状パターンとする工程
と、 このエッチング後、前記マスクパターンを等方性エッチ
ングしてその横方向の長さを縮め、縮小マスクパターン
を形成する工程と、 前記縮小マスクパターンをマスクにして前記第2の導電
材料膜の上部をエッチングし、凸パターンを形成する工
程と、 前記縮小マスクパターンを除去した後前記凸パターンの
側壁部にサイドウォールを形成する工程と、 前記サイドウォールをマスクにして前記第2の導電材料
膜をエッチングし、第1の導電材料膜と第2の導電材料
膜とからコンタクトホール内に埋め込まれたコンタクト
部、およびこれに連続する有底筒状の電極を形成する工
程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051237A JPH10256497A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051237A JPH10256497A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10256497A true JPH10256497A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12881349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9051237A Pending JPH10256497A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10256497A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323450B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-02-06 | 박종섭 | 디램(dram) 셀 캐패시터의 제조 방법 |
CN113314563A (zh) * | 2020-02-26 | 2021-08-27 | 铠侠股份有限公司 | 非易失性半导体存储装置及其制造方法 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP9051237A patent/JPH10256497A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323450B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-02-06 | 박종섭 | 디램(dram) 셀 캐패시터의 제조 방법 |
CN113314563A (zh) * | 2020-02-26 | 2021-08-27 | 铠侠股份有限公司 | 非易失性半导体存储装置及其制造方法 |
CN113314563B (zh) * | 2020-02-26 | 2024-02-09 | 铠侠股份有限公司 | 非易失性半导体存储装置及其制造方法 |
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