JPH10255095A - 硬貨識別装置 - Google Patents

硬貨識別装置

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JPH10255095A
JPH10255095A JP5629897A JP5629897A JPH10255095A JP H10255095 A JPH10255095 A JP H10255095A JP 5629897 A JP5629897 A JP 5629897A JP 5629897 A JP5629897 A JP 5629897A JP H10255095 A JPH10255095 A JP H10255095A
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coin
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mask
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JP5629897A
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Inventor
Koji Noda
浩司 野田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイド部材の搬送基準面の凹部に入り込む粉
塵等の影響を受けることなく、硬貨の外径を精度良く検
知することができる信頼性にすぐれた硬貨識別装置を提
供する。 【解決手段】 搬送面5上を搬送される硬貨Cの影がラ
インセンサ36に投影され、そのラインセンサ36の出
力に応じて硬貨Cが識別される。ラインセンサ36に投
影される影には、硬貨Cの影だけでなく、ガイド部材4
1の凹部41aに入り込む粉塵の影が加わることもある
が、ガイド部材41の凹部41aに対応するセンサ出力
は電気的にマスクされて識別に影響を及ぼさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、銀行
などの金融機関における現金自動預出金機などに搭載さ
れ、硬貨の入金処理および出金処理を自動的に行なう循
環式の硬貨処理装置において、硬貨の真偽や種類などを
識別する硬貨識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関には、現金自動預出
金機に硬貨の入出金処理を自動的に行なう循環式の硬貨
処理装置が設置される。この硬貨処理装置は、入金時に
は、入金硬貨を受け入れてその真偽や金種の識別を行な
い、入金硬貨を金種別金庫に収納する。出金時は、金種
別金庫から必要な金種の硬貨を取出し、その真偽や金種
の識別を行なった後、払い出すようにしている。
【0003】また、硬貨処理装置は、硬貨を搬送ベルト
で搬送面に押し付けながら強制的に搬送するための強制
搬送手段を有するとともに、搬送される硬貨の真偽や金
種の識別を行なうための硬貨識別装置いわゆる鑑査部を
備えている。
【0004】鑑査部は、一般に、硬貨の外径を光学的に
検知する光学センサ、および硬貨の材質を磁気的に検知
する磁気センサを備えるが、さらに、外貨の排除および
鑑別性の向上を目的として、硬貨の側面のギザギザ模様
を光学的に検知する光学センサを設けたものもある。
【0005】効果の側面のギザギザ模様を検知する場
合、硬貨の側面に対する光学センサの焦点位置が固定
(カメラの様な自動焦点補正機構は高価なため採用しな
い)であることから、硬貨を搬送面の幅方向端部の搬送
基準端面に沿わせて搬送するのが必須の条件となってい
る。
【0006】硬貨の外径検知としては、CCD型のライ
ンセンサによって硬貨の影の長さを逐次に測定し、測定
した影の長さの最大値を外径として捕らえる方式が大半
を占める。この外径検知の場合、CCD型のエリアセン
サのように1画素毎にA/D変換してメモリへの記憶を
行なうことはせず、出力波形の影の長さに相当するディ
ジタル信号(CCD出力は通常アナログ出力である為、
所定のスレッシュホールド:明暗の境界レベルでコンパ
レートしてディジタル化する)と、1画素に相当する基
準クロックとの論理積を求め、影の長さ分の有効クロッ
ク数をカウンタで計数する様な安価な方式を用いている
ことが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにラインセ
ンサを用いて硬貨の外径を検知する場合、問題となるの
が、搬送基準面より外側の有効画素部(有効光電変換領
域)に集積する粉塵(搬送面削れ、硬貨磨耗屑など)の
影が硬貨の影と繋がった場合の検知精度の悪化である。
【0008】すなわち、搬送基準面に沿って流れてくる
硬貨の影の開始(先頭)と終り(終端)を正確に検知す
る必要性から、ラインセンサの有効画素部は、搬送面の
幅方向領域だけでなく、搬送基準面よりも 0.5mm〜1.0m
m 程度外側まで配置される。これに伴い、光学スリット
の形状および搬送面の形状が搬送基準面よりも外側に広
がり、かつ搬送基準面における光学スリット対応位置に
光通過用の凹部が形成される。この凹部および光学スリ
ットを通る光により、硬貨の影の開始(先頭)と終り
(終端)がラインセンサの有効画素部(有効光電変換領
域)に確実に投影される。ところが、搬送基準面の凹部
に粉塵が入り込んで集積するという問題が生じている。
【0009】とくに、最近、搬送面の材質として安価な
(高摺動性)樹脂への転換が図られてきており、従来の
金属搬送面に比べて硬貨磨耗屑以外に搬送面自身の磨耗
屑が増えているのが実状である。
【0010】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、ガイド部材の搬送基準面の凹
部に入り込む粉塵等の影響を受けることなく、硬貨の外
径を精度良く検知することができる信頼性にすぐれた硬
貨識別装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
の硬貨識別装置は、透明部材で形成された搬送面と、硬
貨を上記搬送面に押圧しながら搬送する搬送手段と、上
記搬送面に光を照射する光源と、上記搬送面の幅方向に
沿う端部に設けられ、硬貨の搬送をガイドするための搬
送基準面を内側に有し且つその搬送基準面に光通過用の
凹部を有するガイド部材と、上記搬送面の幅方向領域お
よび上記ガイド部材の凹部に対応する有効光電変換領域
を有し、上記光源から発せられる光を上記搬送面および
上記ガイド部材の凹部を通して受け電気信号に変換する
光電変換手段と、この光電変換手段の出力のうち、上記
ガイド部材の凹部に対応する有効光電変換領域の出力を
電気的にマスクするマスク手段と、このマスク手段の出
力に応じて上記硬貨を識別する識別手段と、を備える。
【0012】この構成によれば、搬送面上を搬送される
硬貨の影が光電変換手段に投影され、その光電変換手段
の出力に応じて硬貨が識別される。光電変換手段に投影
される影には、硬貨の影だけでなく、ガイド部材の凹部
に入り込む粉塵の影が加わることもあるが、ガイド部材
の凹部に対応する光電変換出力は電気的にマスクされて
識別に影響を及ぼさない。
【0013】第2の発明(請求項2)の硬貨識別装置
は、第1の発明のマスク手段が、マスク信号を作成し、
そのマスク信号と光電変換手段の出力との論理積をと
る。第3の発明(請求項3)の硬貨識別装置は、第1の
発明のマスク手段が、マスク信号を単安定マルチバイブ
レータ回路で作成し、そのマスク信号と光電変換手段の
出力との論理積回路をとる。
【0014】第4の発明(請求項4)の硬貨識別装置
は、第3の発明の単安定マルチバイブレータ回路が、マ
スク信号の時間幅を可変するためのコンデンサおよび抵
抗素子を有する。
【0015】第5の発明(請求項5)の硬貨識別装置
は、第1の発明の光電変換手段が、CCD型のラインセ
ンサと、このラインセンサの出力を信号処理するセンサ
回路とを備える。
【0016】第6の発明(請求項6)の硬貨識別装置
は、透明部材で形成された搬送面と、硬貨を上記搬送面
に押圧しながら搬送する搬送手段と、上記搬送面に光を
照射する光源と、上記搬送面の幅方向に沿う端部に設け
られ、硬貨の搬送をガイドするための搬送基準面を内側
に有し且つその搬送基準面に光通過用の凹部を有するガ
イド部材と、上記搬送面の幅方向領域および上記ガイド
部材の凹部に対応する有効画素領域を有し、上記光源か
ら発せられる光を上記搬送面および上記ガイド部材の凹
部を通して受け電気信号に変換する光電変換手段と、こ
の光電変換手段の出力のうち、上記ガイド部材の凹部に
対応する有効光電変換領域の出力を電気的にマスクする
マスク手段と、このマスク手段の出力に応じて上記硬貨
を識別する識別手段と、上記マスク手段のマスク幅を調
整するための調整手段と、を備えている。
【0017】この構成によれば、搬送面上を搬送される
硬貨の影が光電変換手段に投影され、その光電変換手段
の出力に応じて硬貨が識別される。光電変換手段に投影
される影には、硬貨の影だけでなく、ガイド部材の凹部
に入り込む粉塵の影が加わることもあるが、ガイド部材
の凹部に対応する光電変換出力は電気的にマスクされて
識別に影響を及ぼさない。さらに、光電変換出力に対す
る電気的なマスク幅を調整できる。
【0018】第7の発明(請求項7)の硬貨識別装置
は、第6の発明のマスク手段が、マスク信号を作成し、
そのマスク信号と光電変換手段の出力との論理積をと
る。第8の発明(請求項8)の硬貨識別装置は、第6の
発明のマスク手段が、マスク信号を単安定マルチバイブ
レータ回路で作成し、そのマスク信号と光電変換手段の
出力との論理積をとる。
【0019】第9の発明(請求項9)の硬貨識別装置
は、第8の発明の単安定マルチバイブレータ回路が、マ
スク信号の時間幅を可変するためのコンデンサおよび抵
抗素子を有する。
【0020】第10の発明(請求項10)の硬貨識別装
置は、第9の発明の調整手段が、単安定マルチバイブレ
ータ回路の出力および光電変換手段の出力に応動するラ
ッチ回路と、このラッチ回路の出力により動作する報知
手段とを備える。
【0021】第11の発明(請求項11)の硬貨識別装
置は、第6の発明の光電変換手段が、CCD型のライン
センサと、このラインセンサの出力を信号処理するセン
サ回路とを備える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。まず、現金自動預出金機
(ATM)等に搭載される循環式の硬貨処理装置の構成
を図2に示す。
【0023】1は入出金口としての回転可能な受皿で、
入金時には、装置外部から処理すべき各種混合した複数
金種の硬貨が投入され、出金時には、装置外部へ払出す
各種混合した複数金種の硬貨が放出される。受皿1は、
硬貨が投入されると、回転することにより受入れた硬貨
を鉛直下方に配設された遠心円盤構造の上部繰出部2に
落下させる。上部繰出部2は、受皿1から落下された硬
貨を遠心力で分離するとともに、円盤2aの出口に設け
られた高さ規制ガイド(図示しない)で規制して、1枚
ずつ繰出す。
【0024】上部繰出部2の円盤2aの出口のやや下流
には、ピックアップローラ3が配設されるとともに、ピ
ックアップローラ3で繰出された硬貨を強制搬送する搬
送手段としての搬送路4が隣接して配設され、双方の回
転速度比により硬貨が所定ピッチ離して1枚ずつ搬送さ
れるように構成される。
【0025】通常、上部繰出部2の方が硬貨の繰出能力
が高いため、ピックアップローラ3の手前には、ほぼ連
続して硬貨が繋がる状態となる。後続の硬貨(外径:D
ia)がピックアップローラ3の回転速度で駆動され、自
身の径だけ進む時間、先頭の硬貨は下流の搬送路4の搬
送速度で駆動されることとなり、硬貨の搬送ピッチXin
t は、 Xint =(V2・Dia)/V1 V1:上流駆動回転数(ピックアップローラ3の回転
数) V2:下流駆動回転数(搬送路4の回転数) となる。
【0026】また、ピックアップローラ3は、硬貨を後
述の搬送面5の搬送基準面へ幅寄せ送りするため、搬送
路方向に対して斜めに配置される。この幅寄せ送り作用
は、硬貨の側面のギザギサ模様を検知するために必須と
なっている。
【0027】搬送路4は、上部繰出部2から繰出される
硬貨を搬送面5上に搬送ベルト6によって押付けながら
強制的に搬送し、下流に配設された硬貨識別装置として
の鑑査部7へ送る。鑑査部7は、後述する検知、判定処
理により、搬送されてくる硬貨の真偽や種類などを識別
する。
【0028】鑑査部7を通過した硬貨は、再び搬送路4
によって更に下流へと強制的に搬送され、下流に配設さ
れた選別部8へ送られる。選別部8は、搬送路4によっ
て搬送される硬貨を鑑査部7の識別結果に基づき金種別
(種類別)に選別する。選別部8は、たとえば、周知の
対向式ゲート9,…などで構成されていて、これらゲー
ト9,…を選択的に開閉駆動することにより、硬貨を金
種別に選別する。
【0029】選別部8によって選別された硬貨は、その
下方に配設された金種別集積部としての金種別金庫(金
種別集積)10,…内に投入され、金種別に整列されて
集積される。
【0030】リジェクトされた硬貨は、金種別金庫10
の下流側に配設されたUターン搬送路11を介して下流
搬送路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿
1へと返却される。
【0031】金種別金庫10が満杯のとき、過剰硬貨を
収納するためのオーバーフローボックス13が鑑査部7
の下流側に配置されており、周知の対向式ゲート14な
どによ硬貨が投入される。
【0032】オーバーフローボックス13が満杯となっ
た場合などには、選別部8の下流に配設された金庫15
に周知の対向式ゲート16などにより過剰硬貨を回収す
る。なお、装置外部から硬貨を補充する場合にも、この
金庫15に補充硬貨が投入される。
【0033】金種別金庫10に所定数量の硬貨が収納さ
れていない状態のときには、出金処理に備え、金庫15
から金種別金庫10への補充動作が行なわれる。すなわ
ち、金庫15の下部に設けられた往復ピッカなどで構成
される硬貨投出部(図示しない)により、金庫15から
指定数量の硬貨を取出し、金種別金庫10の下方に配設
された下部繰出部17に投入する。下部繰出部17は、
上記上部繰出部2と同様の遠心円盤構造である。
【0034】下部繰出部17は、金庫15から投出され
た硬貨を1枚ずつ繰出して、平ベルトなどで構成された
挟込式の縦コンベア18へ送り、この縦コンベア18を
介して上部繰出部2へ搬送する。上部繰出部2に搬送さ
れた硬貨は、前述同様に1枚ずつ繰出されて搬送路4で
搬送され、鑑査部7において真偽や種類を識別した後、
選別部8により金種別金庫10に収納される。
【0035】以上は硬貨の入金処理を行なう入金処理系
についての説明であるが、次に、硬貨の出金処理を行な
う出金処理系について説明する。出金処理は、金種別金
庫10から硬貨を取出して受皿1へ払出す。すなわち、
各金種別金庫10,…の下部にそれぞれ配設された往復
ピッカなどで構成される硬貨投出部19,…により、各
金種別金庫10,…から指定数量の硬貨を取出し、各金
種別金庫10,…の下方に配設された下部繰出部17に
投出す。
【0036】下部繰出部17は、各金種別金庫10,…
から投出された硬貨を1枚ずつ繰出して縦コンベア18
へ送り、この縦コンベア18を介して上部繰出部2へ搬
送される。上部繰出部2に搬送された硬貨は、前述同様
に1枚ずつ繰出されて搬送路4で搬送され、鑑査部7に
おいて種類や数量を確認した後、出金指示枚数だけ最下
流まで搬送され、Uターン搬送路11を介して下流搬送
路12に導かれ、この下流搬送路12によって受皿1へ
投出される。
【0037】なお、20は出金硬貨などを一時保留する
一時保留部、21は異物を回収する異物回収庫である。
ところで、鑑査部7は、搬送面5および搬送ベルト6を
挟むように設けられ、径検知用の光学センサ30、ギザ
検知用の光学センサ50、および磁気センサ60を備え
る。
【0038】まず、光学センサ30は、図3に示すよう
に、搬送面5の幅方向に沿う一方側に開放部30aを有
し、さらに、搬送面5の上方において搬送路幅方向に沿
って配設された光源としてのLED(発光ダイオード)
アレイ31、LEDアレイ31が取付けられたプリント
配線基板32、および、LEDアレイ31からの光を搬
送面4に導くための光学スリット33、搬送面5の下方
側に配設された光学スリット34、この光学スリット3
4を通った光を集光する集光レンズ(セルフォックスレ
ンズなど)35、この集光レンズ35を通して光を受光
するCCD(電荷結合素子)型のラインセンサ36、こ
のラインセンサ36が取付けられたプリント配線基板3
7などを備える。
【0039】開放部30aは、搬送ベルト6の着脱に利
用される。搬送面5は、透明で強固なサファイアガラス
によって構成される。この搬送面5の裏側と集光レンズ
35とに間に、搬送ベルト6をマスクするとともに、搬
送ベルト6の振れによる検知精度悪化を防止するための
部材38が設けられる。この部材38の存在により、光
学スリット34が、搬送面5の幅方向に沿って2つに分
離された形となる。
【0040】光学スリット34、集光レンズ35、およ
びラインセンサ36により、LEDアレイ31から発せ
られた光を搬送面5を通して受け電気信号に変換する光
電変換部が構成される。搬送ベルト6によって搬送面5
上を硬貨Cが強制搬送されると、LEDアレイ31から
発せられた光が硬貨Cによって遮られ、そのときに生じ
る影の長さを光学的に測定することにより、硬貨Cの外
径を検知することができる。
【0041】搬送面5の幅方向両端部には、硬貨Cの搬
送をガイドし且つ有効検知エリアを形成するガイド部材
41,42が設けられる。ガイド部材41,42の内側
面は、硬貨Cの搬送基準面として利用される。
【0042】このような光学センサ30においては、ガ
イド部材41,42のそれぞれ搬送基準面に沿って流れ
てくる硬貨Cの影の開始(先頭)と終り(終端)を正確
に検知する必要があるため、ラインセンサ36の有効画
素部(有効光電変換領域)は、搬送面5の幅方向領域だ
けでなく、ガイド部材41,42の搬送基準面よりも0.
5mm〜1.0mm 程度それぞれ外側まで配置される。これに
伴い、光学スリット34,34の形状および搬送面5の
形状がガイド部材41,42の搬送基準面よりも外側に
広がり、かつ図4および図5に示すように、ガイド部材
41,42の搬送基準面における光学スリット対応位置
に光通過用の凹部41a,41bが形成される。この凹
部41a,41bおよび光学スリット34,34を通る
光により、硬貨Cの影の開始(先頭)と終り(終端)が
ラインセンサ36の有効画素部(有効光電変換領域)に
確実に投影される。そして、ラインセンサ36の出力が
センサ回路で信号処理され、硬貨Cの外径に対応する時
間幅のセンサ回路出力が得られるようになっている。
【0043】ギザ検知用の光学センサ50は、図6に示
すように、発光素子(発光ダイオード、半導体レーザ
等)51、この発光素子から発せられる光を硬貨Cの側
面に光を照射するための集光レンズ52、硬貨Cの側面
で生じる反射光を取込むための集光レンズ53、および
この集光レンズ53を介して光を受ける受光素子(例え
ばフォトダイオード)54などを備え、硬貨Cの側面に
おけるギザギザ模様を光学的に検知する。500円硬貨
に類似した外国硬貨の多くが、50硬貨や100円硬貨
と同じようなギザギザ模様を側面に有しており、それを
検知するために光学センサ50が設けられている。
【0044】ただし、光学センサ50において、硬貨C
の側面に対する焦点位置は固定であり(カメラの様な自
動焦点補正機構は高価なため採用しない)、硬貨Cの搬
送位置ずれは誤検知の要因となる。対策として、硬貨C
の側面がガイド部材41の搬送基準面41aにぴったり
沿って動くよう、上記ピックアップローラ3による硬貨
Cの幅寄せ送りが行なわれる。
【0045】磁気センサ60は、図7に示すように、搬
送面5の幅方向に沿う一方側に開放部60aを有し、さ
らに、搬送面5の下方において搬送路幅方向に配設され
た幅広の1次コア61、この1次コア61に巻装された
励磁用の1次コイル62、搬送面5の上方において搬送
路幅方向に沿って配設された幅広の2次コア63、この
2次コア63に巻装されて1次コイル62からの電磁誘
導を受ける2次コイル64を備える。1次コイル62
は、正弦波発振器65から発せられる正弦波信号により
励磁される。
【0046】図8は鑑査部7の制御回路である。光学セ
ンサ30のラインセンサ36の出力は信号処理部70で
信号処理され、CPU80に供給される。このCPU8
0には、RAM81、ROM82、およびカウンタ部8
3が接続される。
【0047】光学センサ40の出力は、増幅器91で増
幅された後、コンデンサなどからなる直流成分カット回
路92で直流成分がカットされ、A/D変換器93に供
給される。A/D変換器93は、入力信号をディジタル
信号に変換する。このディジタル信号は、CPU80に
供給される。
【0048】2次コイル64の出力は、増幅器(たとえ
ば差動増幅器)101で増幅された後、コンデンサなど
からなる直流成分カット回路102で直流成分がカット
され、全波整流回路103で全波整流され、ローパスフ
ィルタ104で平滑され、演算回路105に供給され
る。演算回路105は、たとえば、 Vout =anp ・(Vref −V54) の演算を行い、その演算結果Vout をA/D変換器10
6のチャンネル1に入力する。V54はローパスフィルタ
104の出力、Vref は基準値、anp は定数である。
【0049】ローパスフィルタ104の出力は、直接、
A/D変換器106のチャンネル0にも供給される。A
/D変換器106は、上記CPU80で制御されるマル
チプレクサ107によってチャンネルの切換制御が行な
われることにより、ローパスフィルタ104および演算
回路105の出力をそれぞれディジタル信号に変換す
る。
【0050】なお、A/D変換器106のチャンネル0
への入力信号レベルは、増幅器101の調整可能な増幅
率に基づき、予め所定値に設定される。また、A/D変
換器106のチャンネル1の入力信号レベルは、センサ
上に硬貨Cが無い状態で“0”となるように演算回路1
05の出力が調整される。
【0051】A/D変換器106の出力は、磁気センサ
60の出力データとしてCPU80に供給される。CP
U80は、硬貨Cの識別に際し、マルチプレクサ107
を介してA/D変換器106のチャンネル1を選択する
ことにより、磁気センサ60の出力を読込んで(サンプ
リングし)、RAM81に記憶する。また、CPU80
は、増幅器101の増幅率を調整する際、マルチプレク
サ107を介してA/D変換器106のチャンネル0を
選択することにより、2次コイル64の出力を読込み、
されを増幅率の調整に反映させる。
【0052】ROM82には、動作用の制御プログラ
ム、硬貨Cの金種ごとの磁気的性質、外径などの判定基
準データがテーブルの形で記憶されている。カウンタ部
83は、硬貨Cの外径を検知したり、硬貨Cの側面のギ
ザギザ模様を検知するためのカウント動作を行う。
【0053】そして、CPU80は、信号処理部70か
らの入力、A/D変換器93からの入力、およびA/D
変換器106からの入力に基づき、硬貨の真偽や種類を
総合的に識別する。
【0054】信号処理部70の具体例を図1に示す。ラ
インセンサ36の出力信号はセンサ回路71に供給され
る。センサ回路71は、利得が“1”のボルテージフォ
ロア72、サンプルホールド回路73、コンパレータ7
4からなる。
【0055】ラインセンサ36の出力信号は、通常、1
スキャン毎に、第1画素から1画素毎のアナログレベル
を順次吐き出していく構成である為(画素毎の有効部の
両端に無効部が存在する)、サンプルホールド回路73
で有効部のみをサンプルホールドしてやる必要がある。
図に示しているスイッチング信号は、各画素の有効部の
みを正確にサンプルホールドするためのサンプルホール
ド・タイミング信号である。
【0056】サンプルホールド回路73の出力は、コン
パレータ74で所定のスレッシュホールドレベル(明暗
中間レベル)Vref と比較されることにより2値化さ
れ、センサ回路出力として論理積回路(アンド回路)7
5の一方の入力端へと供給される。
【0057】マスク信号作成回路として、トリガーブル
な単安定マルチバイブレータ回路76が設けられる。こ
の単安定マルチバイブレータ回路76は、抵抗器(抵抗
素子)RとコンデンサCを付属して備え、有効1画素開
始信号(ロジックで作成)でトリガされることにより、
抵抗器RとコンデンサCの時定数に応じた時間幅のマス
ク信号(論理“0”信号)を作成し、出力する。この出
力は上記論理積回路75の他方の入力端に供給される。
【0058】論理積回路75により、マスク信号が論理
“0”の期間はセンサ回路出力が遮断され、マスク信号
が論理“1”の期間だけセンサ回路出力が抽出される。
つまり、搬送面5におけるガイド部材41の基準端面よ
り外側の凹部41aを通る光については、センサ回路出
力を強制的に遮断するようにしている。
【0059】次に、鑑査部7の作用について説明する。
ラインセンサ36から、硬貨Cによる遮光部は高レベ
ル、光入射部は低レベルとなる信号を1スキャン(1走
査)ごとに出力される。この出力信号のうち、搬送面5
におけるガイド部材41の基準端面より外側の凹部41
aを通る光の分については、信号処理部70による電気
的なマスク処理により、光入射部と同様に低レベルとな
る。
【0060】図9および図10に示すように、ガイド部
材41の基準端面の凹部41a(ラインセンサ36の有
効画素部領域)に粉塵(搬送面削れ、硬貨磨耗屑など)
Aが入り込んだ場合、硬貨Cが搬送されてくると粉塵A
の影と硬貨Cの影とが繋がった状態となり、それがライ
ンセンサ36に投影されて外径検知に誤りを生じる心配
があるが、粉塵Aの影に対応するセンサ回路出力が電気
的にマスクされるため、そのような心配は不要である。
【0061】粉塵Aによる誤検知を未然に防ぎながら、
常に精度の良い安定した外径検知が可能である。CPU
80では、信号処理部70からのセンサ回路有効出力
(遮光部のみ高レベルとなる信号)と、ラインセンサ3
6の1画素に相当する基準クロックパルスとの論理積を
求め、1画素ごとに対応した外径検出パルスを生成し、
その外径検出パルスをカウンタ部83でカウントするこ
とにより、硬貨Cの外径をラインセンサ36の1スキャ
ンごとに検出し、それを逐次に比較しつつ、その最大値
をRAM81に記憶する。各硬貨の搬送に伴うカウンタ
部83の出力は図11に示すようになる。
【0062】一方、磁気センサ60の2次コイル64の
出力は、増幅器101で増幅された後、直流成分カット
回路102で直流成分がカットされ、全波整流回路10
3で全波整流され、ローパスフィルタ104で平滑され
た後、演算回路105に供給され、ここで前述した演算
処理が行なわれる。
【0063】Vout =anp ・(Vref −V54) この演算出力Vout は、A/D変換器106のディジタ
ル値に変換された後、CPU80に供給される。CPU
80は、A/D変換器106の出力を所定間隔でサンプ
リングして、逐次に比較することにより、最大値(ピー
ク値)を検出し、RAM81に記憶する。各硬貨の搬送
に伴う演算出力Vout の波形は、図12に示すようにな
だらかな山形状となる。
【0064】磁気センサ60の出力は、磁束の積分値で
あるため、上記したようになだらかな山形状となり、ピ
ーク値検出は容易である。周知のように、検出原理は、
交番磁界に対して硬貨表面に生じる渦電流量を比較する
ものであり、渦電流量は硬貨の材料の導電率で決定さ
れ、誘電率の小さい白銅硬貨は小さく、誘電率の大きい
アルミニウム硬貨および青銅硬貨は大きくなる。したが
って、誘電率の大きい硬貨ほど、磁気センサ60の出力
は大きくなる。
【0065】こうして、外径検出値の最大値、磁気セン
サ出力の最大値、さらに、側面のギザ検知に基づき、硬
貨Cの真偽や種類などが識別される。なお、上記実施例
では、単安定マルチバイブレータ回路76で作成するマ
スク信号の時間幅が固定であるが、図13に示すよう
に、単安定マルチバイブレータ回路76の抵抗器Rに代
えて可変抵抗器(高精度ボリューム抵抗器)VRを採用
することにより、マスク信号の時間幅を微調整できる構
成としてもよい。ラインセンサ36の第1画素位置は、
その端子位置に対して±0.3mm の様にその精度が大雑把
にしか保証されていない為、ガイド部材41の外側の有
効画素部を電気的にマスクする場合においても、マスク
幅を微調整できることが好ましい。なお、この場合、完
全にマスクされているかを計測器(シンクロなど)を用
いて確認する必要がある。
【0066】また、マスク幅の調整手段として、図14
に示すように、単安定マルチバイブレータ回路76の出
力およびセンサ回路71の出力に応動するラッチ回路7
7を設け、さらにこのラッチ回路77の出力により動作
する報知手段たとえば発光ダイオード78を設ける構成
としてもよい。
【0067】この場合、調整の準備として、ガイド部材
41の搬送基準面およびその凹部41aに対し、光遮断
機能を持つ基準調整片を押し当てておく。単安定マルチ
バイブレータ回路76で作成されるマスク信号の立ち上
がり(マスクの後端)でセンサ回路71の出力信号をラ
ッチするようにしており、ラッチしたセンサ回路出力が
高レベル(暗)であれば、発光ダイオード78が発光動
作する。
【0068】すなわち、可変抵抗器VRを操作してマス
ク幅を微調整していき、ガイド部材41までが正確にマ
スクされたときに、発光ダイオード78が発光(調整完
了報知)する。発光ダイオード78の発光と滅光の境界
が最適調整値となる。マスク幅をだれでもが簡単かつ短
時間のうちに精度良く微調整することができる。
【0069】可変抵抗器VRとしては、高精度のもので
は 50ppm/℃という高精度のものが登場してきており、
温度変動の影響はほとんど受けずに調整が可能である。
なお、調整手段としては、単安定マルチバイブレータ回
路76の抵抗要素だけに限らず、コンデンサCの容量可
変を行なってもよい。温度変動の小さいフィルムコンデ
ンサなどの採用が最適である。
【0070】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ガ
イド部材の搬送基準面の凹部に対応する光電変換出力を
電気的にマスクする構成としたので、ガイド部材の搬送
基準面の凹部に入り込む粉塵等の影響を受けることな
く、硬貨の外径を精度良く検知することができる信頼性
にすぐれた硬貨識別装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における信号処理部の具体的な構成を
示す電気回路図。
【図2】同実施例に関わる現金自動預出金機の構成を示
す図。
【図3】同実施例における径検知用の光学センサの構成
を示す図。
【図4】同実施例における搬送面の一部を上方から見た
図。
【図5】同実施例における搬送面の一部および搬送硬貨
を上方から見た図。
【図6】同実施例におけるギザ検知用の光学センサの構
成を示す図。
【図7】同実施例における磁気センサの構成を示す図。
【図8】同実施例の鑑査部の制御回路を示すブロック
図。
【図9】同実施例における搬送面の一部、粉塵、および
各部の信号波形を示す図。
【図10】同実施例における搬送面の一部、粉塵、搬送
硬貨、および各部の信号波形を示す図。
【図11】同実施例における外径検知用カウンタ部のカ
ウント出力を示す図。
【図12】同実施例における磁気センサの出力波形を示
す図。
【図13】図1の変形例の構成を示す電気回路図。
【図14】図1のさらに別の変形例の構成を示す電気回
路図。
【符号の説明】
1…現金自動預出金機 4…搬送路 5…搬送面(サファイアガラス) 6…搬送ベルト 7…鑑査部(硬貨識別装置) 30…径検知用の光学センサ 41…ガイド部材 41a…凹部 42…ガイド部材 42a…凹部 50…ギザ検知用の光学センサ 60…磁気センサ 70…信号処理部 71…センサ回路 75…論理積回路 76…単安定マルチバイブレータ回路 80…CPU

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部材で形成された搬送面と、 硬貨を前記搬送面に押圧しながら搬送する搬送手段と、 前記搬送面に光を照射する光源と、 前記搬送面の幅方向に沿う端部に設けられ、硬貨の搬送
    をガイドするための搬送基準面を内側に有し且つその搬
    送基準面に光通過用の凹部を有するガイド部材と、 前記搬送面の幅方向領域および前記ガイド部材の凹部に
    対応する有効光電変換領域を有し、前記光源から発せら
    れる光を前記搬送面および前記ガイド部材の凹部を通し
    て受け電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段の出力のうち、前記ガイド部材の凹部
    に対応する有効光電変換領域の出力を電気的にマスクす
    るマスク手段と、 このマスク手段の出力に応じて前記硬貨を識別する識別
    手段と、 を具備したことを特徴とする硬貨識別装置。
  2. 【請求項2】 前記マスク手段は、マスク信号を作成
    し、そのマスク信号と光電変換手段の出力との論理積を
    とることを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。
  3. 【請求項3】 前記マスク手段は、マスク信号を単安定
    マルチバイブレータ回路で作成し、そのマスク信号と光
    電変換手段の出力との論理積をとることを特徴とする請
    求項1記載の硬貨識別装置。
  4. 【請求項4】 前記単安定マルチバイブレータ回路は、
    マスク信号の時間幅を可変するためのコンデンサおよび
    抵抗素子を有することを特徴とする請求項3記載の硬貨
    識別装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換手段は、CCD型のライン
    センサと、このラインセンサの出力を信号処理するセン
    サ回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の硬貨
    識別装置。
  6. 【請求項6】 透明部材で形成された搬送面と、 硬貨を前記搬送面に押圧しながら搬送する搬送手段と、 前記搬送面に光を照射する光源と、 前記搬送面の幅方向に沿う端部に設けられ、硬貨の搬送
    をガイドするための搬送基準面を内側に有し且つその搬
    送基準面に光通過用の凹部を有するガイド部材と、 前記搬送面の幅方向領域および前記ガイド部材の凹部に
    対応する有効画素領域を有し、前記光源から発せられる
    光を前記搬送面および前記ガイド部材の凹部を通して受
    け電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段の出力のうち、前記ガイド部材の凹部
    に対応する有効光電変換領域の出力を電気的にマスクす
    るマスク手段と、 このマスク手段の出力に応じて前記硬貨を識別する識別
    手段と、 前記マスク手段のマスク幅を調整するための調整手段
    と、 を具備したことを特徴とする硬貨識別装置。
  7. 【請求項7】 前記マスク手段は、マスク信号を作成
    し、そのマスク信号と光電変換手段の出力との論理積を
    とることを特徴とする請求項6記載の硬貨識別装置。
  8. 【請求項8】 前記マスク手段は、マスク信号を単安定
    マルチバイブレータ回路で作成し、そのマスク信号と光
    電変換手段の出力との論理積をとることを特徴とする請
    求項6記載の硬貨識別装置。
  9. 【請求項9】 前記単安定マルチバイブレータ回路は、
    マスク信号の時間幅を可変するためのコンデンサおよび
    抵抗素子を有することを特徴とする請求項8記載の硬貨
    識別装置。
  10. 【請求項10】 前記調整手段は、前記単安定マルチバ
    イブレータ回路の出力および前記光電変換手段の出力に
    応動するラッチ回路と、このラッチ回路の出力により動
    作する報知手段とを備えることを特徴とする請求項9記
    載の硬貨識別装置。
  11. 【請求項11】 前記光電変換手段は、CCD型のライ
    ンセンサと、このラインセンサの出力を信号処理するセ
    ンサ回路とを備えることを特徴とする請求項6記載の硬
    貨識別装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027277A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 物体識別装置

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JP2008027277A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 物体識別装置

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