JPH10255006A - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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JPH10255006A
JPH10255006A JP9055246A JP5524697A JPH10255006A JP H10255006 A JPH10255006 A JP H10255006A JP 9055246 A JP9055246 A JP 9055246A JP 5524697 A JP5524697 A JP 5524697A JP H10255006 A JPH10255006 A JP H10255006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード通路の厚さの寸法精度を向上すると共
に開閉フレームの撓みの発生を抑制する。 【解決手段】 固定フレーム2と開閉フレーム3とを対
向配置してその間にICカード等のカードを走行させる
カード通路5を形成するカードリーダ1において、開閉
フレーム3が固定フレーム2に対して開いた開状態Oと
開閉フレーム3が固定フレーム2に対してほぼ平行にな
る閉状態とに変更可能に開閉フレーム3を固定フレーム
2に対して回転可能に支持する回転支持部6と、開閉フ
レーム3が固定フレーム2に対し所定間隔を有して平行
になってカード通路5を形成する設置状態と閉状態とに
変更可能に開閉フレーム3を固定フレーム2に対して摺
動可能に支持するスライド支持部7,7’,7”と、開
閉フレーム3を設置状態に維持する固定手段8とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードや磁気
カードのデータの読み書きを行うカードリーダに関す
る。さらに詳述すると、本発明は、カードリーダのフレ
ームの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードや磁気カードのデータを読み
書きするカードリーダでは、IC接点や磁気ヘッドの近
傍のカード通路を固定フレームと開閉フレームとを対向
配置することにより形成し、カードリーダの保守点検の
際に開閉フレームを開いてIC接点の掃除等を行えるよ
うにすることが考えられている。例えば図8に示すカー
ドリーダ100は、カード通路101の下側面を形成す
る固定フレーム102とカード通路101の上側面を形
成する開閉フレーム103とを備えている。
【0003】そして、開閉フレーム103の一部が固定
フレーム102に対して支持軸104により回転可能に
支持されている。また、開閉フレーム103の支持軸1
04により支持される部分の反対側は、固定フレーム1
02に対して係止部105により係止される。係止部1
05は、開閉フレーム103に取り付けられた係止爪1
06と、この係止爪106が係止する固定フレーム10
2に形成された係止ストッパ107とから成る。したが
って、開閉フレーム103が固定フレーム102に対し
て支持軸104と係止部105とにより支持されること
により、カード通路101の厚さtが所定値に維持され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカードリーダでは、開閉フレーム103が固定フレー
ム102に対して開閉フレーム103の両端部にある支
持軸104と係止部105との2箇所のみで支持されて
いるので、カード通路101の厚さtの寸法精度はこれ
ら支持軸104と係止部105との寸法精度に依存して
しまう。そして、これら支持軸104と係止部105と
の寸法精度を高くするにも限界があり、開閉させる為に
は支持軸部分にはガタが必要であるためカード通路10
1の厚さtの寸法を高精度に維持するのは困難であっ
た。
【0005】また、カード通路101の内部ではIC接
点部108がICカード109を押圧したり駆動ローラ
110及びパッドローラ111がカード109を挟んだ
りするので、開閉フレーム103を垂直に開く方向に荷
重が作用する。この荷重は支持軸104及び係止部10
5の2箇所のみで支持されるので、これら支持軸104
及び係止部105のそれぞれに大きな負荷が掛かってし
まう。このため、これら支持軸104及び係止部105
の対荷重性を高めるため強固なものとする必要があり、
カードリーダ100の小型軽量化の妨げとなっている。
【0006】さらに、開閉フレーム103の支持軸10
4及び係止部105以外の部分は支持されていないの
で、カード通路101の内側からの荷重により開閉フレ
ーム103が上側に反るように撓んでしまうおそれがあ
る。この場合、ICカード109のICとカードリーダ
100のIC接点部108との押圧力が弱くなって接触
が悪くなってしまう。また、固定フレーム102に設置
された図示しない磁気ヘッドと磁気カードとの押圧力が
弱くなって接触が悪くなってしまう。これにより、IC
カード109や磁気カードのデータの読取不良を生ずる
おそれがある。しかも、開閉フレーム103のカード通
路101への露出面にICカード109等の走行位置を
検出する光センサが取り付けられている場合は、カード
通路101の厚さtの変化により光センサの設定条件と
異なってしまい、走行位置の検出精度が低下するおそれ
がある。
【0007】そこで、本発明は、カード通路の厚さの寸
法精度を向上すると共に開閉フレームの撓みの発生を抑
制するカードリーダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1の発明は、固定フレームと開閉フレームと
を対向配置してその間にカードを走行させるカード通路
を形成するカードリーダにおいて、開閉フレームが固定
フレームに対して開いた開状態と開閉フレームが固定フ
レームに対してほぼ平行になる閉状態とに変更可能に開
閉フレームを固定フレームに対して回転可能に支持する
回転支持部と、開閉フレームが固定フレームに対し所定
間隔を有して平行になってカード通路を形成する設置状
態と閉状態とに変更可能に開閉フレームを固定フレーム
に対して摺動可能に支持するスライド支持部と、開閉フ
レームを設置状態に維持する固定手段とを備えるように
している。
【0009】したがって、設置状態では開閉フレームは
固定フレームに対してスライド支持部により支持され
る。このため、開閉フレームを固定フレームに対して多
点で支持することができるようになる。
【0010】なお、本明細書中で「カードリーダ」とは
ICカードや磁気カードのデータを読み書き可能なもの
を意味する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図
7にカードリーダ1の一実施形態を示す。このカードリ
ーダ1は、固定フレーム2と開閉フレーム3とを対向配
置してその間にICカード4等を走行させるカード通路
5を形成するものである。そして、このカードリーダ1
は、開閉フレーム3が固定フレーム2に対して開いた開
状態Oと開閉フレーム3が固定フレーム2に対してほぼ
平行になる閉状態Cとに変更可能に開閉フレーム3を固
定フレーム2に対して回転可能に支持する回転支持部6
と、開閉フレーム3が固定フレーム2に対し所定間隔を
有して平行になってカード通路5を形成する設置状態S
と閉状態Cとに変更可能に開閉フレーム3を固定フレー
ム2に対して摺動可能に支持するスライド支持部7,
7’,7”と、開閉フレーム3を設置状態Sに維持する
固定手段8とを備えている。
【0012】固定フレーム2は、図2及び図3に示すよ
うに、直方体形状の箱体とされている。この箱体の底部
がカード通路5の下側面とされている。なお、各図中の
符合2aは取付フレームである。開閉フレーム3はほぼ
平板形状で、固定フレーム2に向き合う平面部がカード
通路5の上側面とされている。固定フレーム2の側壁に
は開閉フレーム3が回転支持部6により回転可能に取り
付けられている。
【0013】図1〜図5に示すように、回転支持部6
は、固定フレーム2に固定された固定ピン9と、開閉フ
レーム3に形成されると共に固定ピン9が嵌合する支持
孔10とから成る。固定フレーム2の回転支持部6が設
けられた側壁には、カード通路5に沿った透孔2bが形
成されている。そして、この透孔2bのカード走行方向
Rの両端縁に固定ピン9が形成されている。固定ピン9
は軸方向をICカード4の走行方向Rと平行にしてい
る。
【0014】支持孔10はL字形状で、カード通路5と
平行なスライド部10aとカード通路5に垂直な回転部
10bとを備えている。回転部10bの上側の先端部に
は支持孔10の内外を連通する切り込み10cが形成さ
れている。したがって、固定フレーム2に開閉フレーム
3を取り付ける際は、固定フレーム2の内側から透孔2
bに開閉フレーム3の支持孔10が形成された端部を差
し入れる。そして、固定フレーム2の固定ピン9に開閉
フレーム3の切り込み10cを押し付け拡げて、図1及
び図2に示すように固定ピン9に支持孔10を嵌め合わ
せる。
【0015】また、開閉フレーム3の支持孔10が形成
された側部の上側には、図4に示す設置状態Sで透孔2
bの上縁に当接する突起11が形成されている。このた
め、開閉フレーム3の設置状態Sでは突起11が透孔2
bの上縁に当接するので、開閉フレーム3が固定フレー
ム2から離れる方向に移動してしまうことが防止され
る。
【0016】一方、スライド支持部7,7’,7”は、
固定フレーム2及び開閉フレーム3の回転支持部6が設
けられた側部と、カード走行方向Rの両端部と、回転支
持部6が設けられた側部と反対側の側部とにそれぞれ設
けられている。固定フレーム2及び開閉フレーム3の回
転支持部6が設けられた側部のスライド支持部7は、固
定フレーム2の固定ピン9と開閉フレーム3の支持孔1
0のスライド部10aとから成る。
【0017】固定フレーム2及び開閉フレーム3のカー
ド走行方向Rの両端部のスライド支持部7’は、固定フ
レーム2に形成されたスライド溝12と、開閉フレーム
3に固定されると共にスライド溝12に嵌合するスライ
ドピン13とから成る。スライド溝12はL字形状で、
カード通路5と平行なスライド部12aとカード通路5
に垂直な出入部12bとを備えている。さらに、固定フ
レーム2及び開閉フレーム3の回転支持部6が設けられ
た側部と反対側の側部のスライド支持部7”は、固定フ
レーム2に形成された係合穴14と、開閉フレーム3に
固定されると共に係合穴14に嵌合する係合ピン15と
から成る。これらのスライド支持部7,7’,7”は、
各ピン9,13,15がスライド部10a,12aや係
合穴14に係合したときにカード通路5が所定の厚さt
となる位置に設置される。
【0018】さらに、固定手段8は、固定フレーム2に
形成されたスライド溝12の出入部12bと、開閉フレ
ーム3に一体成形されると共に出入部12bに係止する
固定爪16とから成る。開閉フレーム3の一つのスライ
ドピン13の近傍には上部に突出した爪板17が形成さ
れている。この爪板17の下部に固定爪16が形成され
ている。この固定爪16は、各ピン9,13,15がス
ライド部10a,12aや係合穴14に係合して開閉フ
レーム3が固定フレーム2に対して設置状態Sに固定さ
れる位置に形成されている。
【0019】また、図1に示すように、固定爪16の下
部には爪板17の下部に沿って切り込み18が形成され
ている。このため、固定爪16を押し込むのに必要な付
勢力が小さくなるので、スライド溝12から容易に外す
ことができる。さらに、固定爪16の形状は、図4に示
すように、出入部12bに一側面のみで係止するものと
したり、図6に示すように係止溝19に両側面で係止す
るものとすることができる。なお、この固定爪16には
特に大きな強度は必要ない。これは、開閉フレーム3に
は通常の使用時スライド方向への荷重が作用しないため
である。また、固定爪16が係止する部分は、図4に示
すようにスライド溝12の一部を利用したり、図6に示
すように独立に形成した係止溝19としても構わない。
【0020】一方、図3に示すように、開閉フレーム3
にはIC接点部20が取り付けられている。また、固定
フレーム2には図示しない磁気ヘッドが設置されてい
る。さらに、固定フレーム2には駆動ローラ21が取り
付けられている。そして、開閉フレーム3には駆動ロー
ラ21に接触するパッドローラ22が取り付けられてい
る。また、開閉フレーム3には図示しない光センサから
成るカード位置検出センサが取り付けられている。
【0021】上述したカードリーダ1の開閉フレーム3
の開閉動作を以下に説明する。
【0022】図4に示すように開閉フレーム3が設置状
態Sにあるときは、各スライド支持部7の各ピン9,1
3,15がスライド部10a,12aや係合穴14に嵌
合すると共に固定爪16がスライド溝12の出入部12
bに嵌合する。したがって、カード通路5の厚さtが維
持された状態で固定される。そして、爪板17を内側に
湾曲させて固定爪16と出入部12bとの係合を外す。
この状態で開閉フレーム3を固定フレーム2に対して摺
動させる。このとき、スライド支持部7”の係合ピン1
5は係合穴14から外れる。これにより、図7に示すよ
うに開閉フレーム3が閉状態Cになる。
【0023】さらに、この閉状態Cの開閉フレーム3の
係合ピン15側の側部を持ち上げて固定ピン9を中心に
回転させる。このとき、支持孔10の回転部10bは固
定ピン9に対して移動する。また、各スライド支持部
7’のスライドピン13はスライド溝12から外れる。
そして、図1及び図2に示すように、開閉フレーム3が
開状態Oになる。この状態でカード通路5やIC接点部
20や磁気ヘッドのクリーニング等のメンテナンスを行
うことができる。
【0024】また、開状態Oにある開閉フレーム3を閉
じて設置状態Sにするには、固定ピン9を中心に回転さ
せて各スライド支持部7’のスライドピン13をスライ
ド溝12の出入部12bに嵌め合わせる。これにより、
開閉フレーム3を図7に示す閉状態Cにする。そして、
開閉フレーム3をスライドさせてスライド支持部7”の
係合ピン15を係合穴14に嵌め込むと共に固定爪16
を出入部12bに係合することにより図4に示す設置状
態Sにすることができる。
【0025】本実施形態のカードリーダ1によれば、カ
ード通路5の厚さtは各スライド支持部7,7’,7”
のピン9,13,15とスライド部10a及び係合穴1
4との形成位置により決定されるので、これらピン9,
13,15とスライド部10a及び係合穴14とを高精
度に形成することによりカード通路5の厚さtの寸法を
高精度に設定することができる。ここで、ピン9,1
3,15とスライド部10a及び係合穴14との形成精
度を高くすることは容易であるため、カード通路5の厚
さtの寸法精度を容易に向上させることができる。しか
も、回転支持部6はカード通路5の厚さtの設定に関係
なくなるので、回転支持部6を簡易に形成することがで
きるようになる。このため、カードリーダ1の構造の簡
易化により小型軽量化を図ることができる。
【0026】また、本実施形態のカードリーダ1では開
閉フレーム3が図4に示す設置状態Sにあるときは、各
スライド支持部7,7’,7”の各ピン9,13,15
がスライド部10a,12aや係合穴14に嵌合するの
で、開閉フレーム3が固定フレーム2に多点で支持され
ることになる。このため、開閉フレーム3を開く方向に
作用するIC接点部20や各ローラ21,22の荷重に
対するスライド支持部7の1箇所当たりの負荷が小さく
なるので、各スライド支持部7を特に強固に形成する必
要はなく、カードリーダ1の小型軽量化を図ることがで
きる。
【0027】さらに、本実施形態のカードリーダ1では
開閉フレーム3の四方をスライド支持部7,7’,7”
により支持しているので、開閉フレーム3の上方への撓
みを効果的に防止することができる。これにより、開閉
フレーム3の撓みを原因とするIC接点部20や磁気ヘ
ッドの接触不良やカード位置検出センサの誤動作等を防
止することができる。
【0028】しかも、本実施形態のカードリーダ1では
固定爪16がスライド溝12の出入部12bに嵌合する
ので、開閉フレーム3を設置状態Sで固定することがで
きる。ここで、固定爪16は開閉フレーム3と一体成形
されているので、固定手段8として別部材を設ける必要
がない。このため、部品点数の増加を抑えることができ
る。
【0029】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態では開閉フレーム3のカード
走行方向Rの両端部にそれぞれスライド支持部7’を形
成しているが、これに限られずどちらか一方の端部にの
みスライド支持部7’を形成してもよい。この場合、開
閉フレーム3の撓みを防止できると共に、スライド支持
部7’の形成箇所を少なくして各フレーム2,3の製造
を容易に行うことができるようになる。この実施形態は
開閉フレーム3に作用する荷重が余り大きくない場合に
特に有効である。
【0030】また、本実施形態では開閉フレーム3はカ
ード走行方向Rと平行な軸を中心に回転可能でかつカー
ド走行方向Rと直交方向にスライド可能としているが、
これに限られず開閉フレーム3をカード走行方向Rと直
交する軸を中心に回転可能でかつカード走行方向Rと平
行な方向にスライド可能としても構わない。
【0031】さらに、各実施形態では開閉フレーム3に
支持孔10とスライドピン13と係合ピン15とを形成
し固定フレーム2に固定ピン9とスライド溝12と係合
穴14とを形成しているが、これらに限られず凹凸の関
係が逆になったものでも構わない。
【0032】また、各実施形態では開閉フレーム3の固
定爪16と固定フレーム2のスライド溝12とが係止し
て固定するものとしているが、これに限られず固定フレ
ーム2に固定爪16を形成して開閉フレーム3に溝若し
くは穴を形成することもできる。さらに、形成位置も本
実施形態のものに限られないのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1のカードリーダは、開閉フレームが固定フレームに対
し所定間隔を有して平行になってカード通路を形成する
設置状態と閉状態とに変更可能に開閉フレームを固定フ
レームに対して摺動可能に支持するスライド支持部を備
えているので、開閉フレームを多点で支持することがで
きる。ここで、スライド支持部はカード通路に近接した
位置で簡易な機構で容易に高精度に形成することができ
るので、カード通路の厚さの寸法精度を向上させること
ができる。
【0034】また、開閉フレームを各スライド支持部に
より多点で支持することができるので、開閉フレームを
開く方向に作用する荷重に対するスライド支持部の1箇
所当たりの負荷を小さくすることができる。このため、
各スライド支持部を特に強固に形成する必要はなく、カ
ードリーダの小型軽量化を図ることができる。
【0035】さらに、開閉フレームを各スライド支持部
により多点で支持することができるので、開閉フレーム
の上方への撓みを効果的に防止することができる。これ
により、開閉フレームの撓みを原因とするIC接点部や
磁気ヘッドの接触不良や位置検出センサの誤動作等を防
止することができる。
【0036】また、この発明のカードリーダは、開閉フ
レームが固定フレームに対して開いた開状態と開閉フレ
ームが固定フレームに対してほぼ平行になる閉状態とに
変更可能に開閉フレームを固定フレームに対して回転可
能に支持する回転支持部を備えているので、回転支持部
をカード通路の厚さの精度と無関係にすることができ
る。このため、回転支持部を簡易に形成することができ
るので、カードリーダの小型軽量化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードリーダの開状態を示す正面図で
ある。
【図2】カードリーダの開状態を示す斜視図である。
【図3】カードリーダの設置状態を示す側面図である。
【図4】カードリーダの設置状態を示し、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図5】カードリーダの設置状態を示す回転支持部の断
面図である。
【図6】カードリーダの固定手段を示す斜視図である。
【図7】カードリーダの閉状態を示す正面図である。
【図8】従来のカードリーダを示す側面図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ 2 固定フレーム 3 開閉フレーム 4 ICカード(カード) 5 カード通路 6 回転支持部 7,7’,7” スライド支持部 8 固定手段 O 開状態 C 閉状態 S 設置状態

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定フレームと開閉フレームとを対向配
    置してその間にカードを走行させるカード通路を形成す
    るカードリーダにおいて、前記開閉フレームが前記固定
    フレームに対して開いた開状態と前記開閉フレームが前
    記固定フレームに対してほぼ平行になる閉状態とに変更
    可能に前記開閉フレームを前記固定フレームに対して回
    転可能に支持する回転支持部と、前記開閉フレームが前
    記固定フレームに対し所定間隔を有して平行になって前
    記カード通路を形成する設置状態と前記閉状態とに変更
    可能に前記開閉フレームを前記固定フレームに対して摺
    動可能に支持するスライド支持部と、前記開閉フレーム
    を前記設置状態に維持する固定手段とを備えることを特
    徴とするカードリーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402644B1 (ko) * 2000-10-30 2003-10-22 주식회사 스마트로 피시용 아이시 카드 더미 단말기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100402644B1 (ko) * 2000-10-30 2003-10-22 주식회사 스마트로 피시용 아이시 카드 더미 단말기

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