JPH10254621A - ペンコンピュータ及びペンコンピュータ制御方法 - Google Patents

ペンコンピュータ及びペンコンピュータ制御方法

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JPH10254621A
JPH10254621A JP5961997A JP5961997A JPH10254621A JP H10254621 A JPH10254621 A JP H10254621A JP 5961997 A JP5961997 A JP 5961997A JP 5961997 A JP5961997 A JP 5961997A JP H10254621 A JPH10254621 A JP H10254621A
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JP
Japan
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touch screen
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pen
pen computer
input
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JP5961997A
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Inventor
Fumihiro Osawa
文浩 大澤
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Tsubasa System Co Ltd
Original Assignee
Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良いペンコンピュータを提供する。 【解決手段】 ペンコンピュータ10に、2つのタッチ
スクリーン11a,11bを設け、タッチスクリーン1
1aが文字情報入力処理を除く処理のために、タッチス
クリーン11bが文字情報入力処理(例えば、手書き文
字認識処理)のためだけに使用されるように、CPU1
6をプログラムしておく。これにより、それまで表示さ
れていた情報が文字情報を入力するための領域によって
隠されてしまうことがなくなり、その結果として、操作
性が良いペンコンピュータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペンを用いて情報
入力が行われるコンピュータであるペンコンピュータ
と、ペンコンピュータを制御する際に用いられるペンコ
ンピュータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、キーボードを持たず、情報入力が
ペンを用いて行われるペンコンピュータが、盛んに利用
されるようになってきている。ペンコンピュータには、
その筺体上面のほぼ全域を覆うサイズのタッチスクリー
ンが設けられており、電源が投入された際、ペンコンピ
ュータ(内のCPU)は、当該タッチスクリーンに、通
常のコンピュータがディスプレイ上に表示する画面と同
様の内容を有する初期画面を表示する。その後、ペンコ
ンピュータは、タッチスクリーンに対する操作内容の監
視を開始し、ユーザが、あるアプリケーションプログラ
ムの実行を指示したことを検出した際に、そのアプリケ
ーションプログラムに従った動作を開始する。
【0003】ペンコンピュータで利用可能なアプリケー
ションプログラムには、数個の情報から1つの情報を選
択する形態の情報入力だけで実行可能なものも存在する
が、一般的なアプリケーションプログラムでは、文字情
報の入力が必要とされる。このため、通常のペンコンピ
ュータ内には、オペレーティングシステムの構成要素と
して(オペレーティングシステム配下のプログラムとし
て)、タッチスクリーンからの情報に基づき文字情報を
取得するためのプログラム(以下、文字入力用ドライバ
と表記する)が用意されている。そして、各アプリケー
ションプログラムは、その文字入力用ドライバをオペレ
ーティングシステムを介して起動することによって、文
字情報を取得している。
【0004】文字入力用ドライバとしては、手書き文字
認識により文字情報を取得するドライバや、仮想キーボ
ードによって文字情報を取得するドライバが知られてい
る。前者のドライバでは、幾つかの矩形枠を含む文字情
報入力用領域が、既に他の情報が表示されているタッチ
スクリーン上に設定(表示)される。そして、ペンを用
いて各矩形枠に対して行われた操作内容(ペンの軌跡)
に基づき、ユーザが入力した文字が認識される。また、
後者のドライバでは、文字情報入力用領域として、QWER
TYキーボードや50音図などが表示される。そして、ペ
ンによって選択された箇所の識別によって、ユーザが入
力した文字が認識される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ペン
コンピュータでは、ユーザから文字情報を取得すること
が必要なとき、文字情報用入力領域が、既に情報が表示
されているタッチスクリーン上に表示される。このた
め、文字情報を入力するために必要な情報が文字情報用
入力領域によって隠されてしまうことがあり、文字情報
入力のための操作を一旦中断することによって、文字情
報入力用領域をタッチスクリーン上から消去した後に、
再度、文字入力用領域を表示させるための操作が必要と
なることがしばしばあった。
【0006】そこで、本発明の課題は、操作性良く、文
字入力が行えるペンコンピュータを提供することにあ
る。また、本発明の他の課題は、ペンコンピュータを、
操作性良く、文字入力が行える機器として動作させるこ
とが出来るペンコンピュータ制御方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様では、第1タッチスクリーン
と、第1タッチスクリーンに隣接して配置された第2タ
ッチスクリーンと、第1タッチスクリーンが文字情報を
除く情報入力と情報表示のために用いられ、第2タッチ
スクリーンが文字情報の入力のためだけに用いられるよ
うに、第1タッチスクリーン並びに第2タッチスクリー
ンを制御する制御手段とを用いて、ペンコンピュータを
構成する。
【0008】すなわち、本発明の第1の態様によるペン
コンピュータは、2つのタッチスクリーンを有し、一方
のタッチスクリーン(第1タッチスクリーン)が文字情
報入力以外の処理のために使用され、他方のタッチスク
リーン(第2タッチスクリーン)が、文字情報の入力の
ためだけに使用される。従って、本ペンコンピュータで
は、それまで表示されていた情報が文字情報を入力する
ための領域によって隠されてしまうことがなく、本ペン
コンピュータによれば、操作性良く文字情報入力が行え
ることになる。
【0009】また、本発明の第2の態様では、第1タッ
チスクリーンと、第1タッチスクリーンに隣接して配置
された第2タッチスクリーンと、オペレーティングシス
テムを記憶する記憶手段と、オペレーティングシステム
に従って、第1タッチスクリーンと第2タッチスクリー
ンを制御する制御手段とを用いてペンコンピュータを構
成する。そして、記憶手段に、第2タッチスクリーンを
ペンによる文字情報の入力手段として機能させるための
制御手順が規定された処理プログラムを含むオペレーテ
ィングシステムを記憶させておく。
【0010】すなわち、本発明の第2の態様のペンコン
ピュータは、2つのタッチスクリーンを有するペンコン
ピュータに、第2タッチスクリーンをペンによる文字情
報の入力手段として機能させるための制御手順が規定さ
れた処理プログラムを含むオペレーティングシステムを
搭載した構成を有する。このため、本ペンコンピュータ
は、それまで表示されていた情報が文字情報を入力する
ための領域によって隠されてしまうことがない形で動作
することになる。
【0011】また、本発明の第3の態様では、タッチス
クリーンと、タッチスクリーンの表示・入力領域を第1
領域と第2領域とに分割する境界の位置を指定する境界
位置指定手段と、第1領域が、文字情報を除く情報入力
と情報表示のために用いられ、第2領域が文字情報の入
力のためだけに用いられるように、タッチスクリーンを
制御する制御手段とを用いてペンコンピュータを構成す
る。
【0012】すなわち、本発明の第3の態様のペンコン
ピュータは、従来のペンコンピュータと同様に1つのタ
ッチスクリーンを備える。ただし、当該タッチスクリー
ンの表示・入力領域は、境界位置指定手段を用いてユー
ザが指定した境界によって、第1領域と第2領域とに分
割される。そして、制御手段は、第1領域が、文字情報
を除く情報入力と情報表示のために用いられ、第2領域
が文字情報の入力のためだけに用いられるように、タッ
チスクリーンを制御する。従って、本ペンコンピュータ
によっても、第1、第2の態様のペンコンピュータと同
様に、操作性良く文字情報入力が行えることになる。
【0013】そして、本発明によるペンコンピュータ制
御方法では、タッチスクリーンの表示・入力領域の一部
である第1領域が、文字情報を除く情報入力と情報表示
のために用いられ、表示・入力領域の第1領域を除く領
域である第2領域が文字情報の入力のためだけに用いら
れるように、前記タッチスクリーンが制御される。
【0014】この制御方法によれば、ペンコンピュータ
を、操作性良く文字情報入力が行える装置として動作さ
せることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。 <第1実施形態>図1、図2に、それぞれ、第1実施形
態のペンコンピュータのブロック図、外観図を示す。図
2に示してあるように、第1実施形態のペンコンピュー
タ10は、その上面に、2つのタッチスクリーン11
a、11bを備える。
【0016】そして、図1に示してあるように、各タッ
チスクリーン11は、液晶ディスプレイであるディスプ
レイ12上に、静電型のタッチパネル13を重ねて形成
されている。
【0017】ディスプレイ12a、12bには、それぞ
れ、ディスプレイアダプタ14a、14bが接続されて
いる。また、タッチパネル13a、13bには、それぞ
れ、タッチパネル制御回路15a、15bが接続されて
いる。そして、ディスプレイアダプタ14a、14b
と、タッチパネル制御回路15a、15bは、バス20
を介して、CPU16、ROM17、RAM18、イン
ターフェース回路19と接続されている。
【0018】ディスプレイアダプタ14は、画像情報を
記憶するためのメモリを有する回路であり、当該メモリ
に記憶された画像情報に応じた画像が表示されるように
ディスプレイ12を制御する。なお、当該メモリには、
ディスプレイアダプタ14が、バス20を介してCPU
16から受け取った画像情報が記憶される。タッチパネ
ル制御回路15は、タッチパネル13を制御する回路で
あり、タッチパネル13の、ペン等が接触している部分
の座標情報(物理座標情報)を出力する機能を有する。
【0019】ROM17には、オペレーティングシステ
ムや、オペレーティングシステムが利用する、ペンコン
ピュータ10内の各種ハードウェアを機能させるための
ドライバ(タッチパネルドライバ、ディスプレイドライ
バ、文字入力用ドライバ等)が記憶されている。また、
ROM17には、オペレーティングシステム上で動作す
る(オペレーティングシステムを介して各種ドライバに
アクセスすることによってハードウェアを利用する)幾
つかのアプリケーションプログラムも記憶されている。
【0020】RAM18は、CPU16が動作時に作業
領域として利用するメモリである。インターフェイス回
路19は、フロッピディスク装置等の他機器との間で情
報交換を行うための回路である。
【0021】CPU16は、ROM17内に記憶された
各種プログラムに従って、各部を統合的に制御する回路
である。CPU16は、電源が投入された際、オペレー
ティングシステムに従った制御を開始し、まず、ディス
プレイ12aに初期画面が表示されるように、ディスプ
レイアダプタ14aを制御する。なお、この初期画面に
は、ペンコンピュータ10が備える複数の機能に対応づ
けられた図形が含まれている。また、初期画面を表示す
る際、CPU16は、ディスプレイドライバに従って動
作する。
【0022】そのような初期画面をディスプレイ12a
上に表示した後、CPU16は、タッチパネル制御回路
15aの出力する座標情報の内容、すなわち、ユーザに
よるタッチパネル13aに対する操作内容を監視する状
態に移行する。この座標情報の内容監視の際、CPU1
6は、タッチスクリーンドライバに従って動作する。
【0023】そして、機能に対応づけられているいずれ
かの図形にペン等が接触したことを検出した際、CPU
16は、その図形に対応づけられている機能を実行する
ために、当該機能用のアプリケーションプログラムに従
った動作を開始する。
【0024】上述したように、アプリケーションプログ
ラムは、オペレーティングシステムを介して各種ドライ
バにアクセスすることによってハードウェアを利用する
プログラムとなっている。また、本ペンコンピュータ1
0内には、オペレーティングシステム配下のプログラム
として、ディスプレイドライバ、タッチパネルドライ
バ、文字入力用ドライバを備えている。
【0025】このうち、ディスプレイドライバ、タッチ
パネルドライバの機能は、一般的なペンコンピュータ内
に備えられているものと同じものとなっている。すなわ
ち、ディスプレイドライバ、タッチパネルドライバは、
1つのデバイスを制御する機能を有する。ペンコンピュ
ータ10には、そのような一般的なドライバが、タッチ
スクリーン11aの制御(ディスプレイアダプタ14
a、タッチパネル制御回路15aの制御)用のドライバ
として搭載されている。
【0026】これに対して、文字入力用ドライバは、タ
ッチスクリーン11bを制御するための簡単な機能と文
字認識を行う機能を有するドライバとなっている。具体
的には、文字入力用ドライバは、ディスプレイ12b上
に所定の画像(複数の文字書き込み用矩形枠と認識結果
の表示欄、誤認識、誤入力文字の削除等を指示するため
の指示ボタン等からなる)を表示させるための制御を、
ディスプレイアダプタ11bに対して行う機能と、タッ
チパネル制御回路15bが出力する座標情報に基づき、
開始タイミングを判断した上で文字認識処理を実行する
機能のみを有する。
【0027】そして、各アプリケーションプログラム
は、文字情報が必要とされるとき、この文字入力ドライ
バを起動し、文字情報以外の情報入力や情報表示時に
は、ディスプレイドライバ、タッチパネルドライバを起
動するプログラムとなっている。このため、CPU16
は、アプリケーションプログラムに従った動作時、文字
情報入力を除く通常の処理に関しては、タッチスクリー
ン11aに対する制御を行い、文字情報の入力処理に関
しては、タッチスクリーン11bに対する制御を行う。
【0028】すなわち、第1実施形態のペンコンピュー
タ10では、文字情報の入力が関係していない時には、
一般的なペンコンピュータのタッチスクリーン上に表示
される画像と同じ画像をタッチスクリーン11a上に表
示される。そして、文字情報の入力が行われる時には、
タッチスクリーン11aの表示内容をそのままとした状
態で、タッチスクリーン11bに手書き文字を入力する
ための枠等が表示され、その枠内の領域に対して行われ
たペンによる操作内容に基づき、文字認識(入力)が行
われる。
【0029】この結果、第1実施形態のペンコンピュー
タ10によれば、常に、情報表示が阻害されない形での
文字情報入力が行えることになる。 <第2実施形態>図3に、第2実施形態のペンコンピュ
ータの構成を示す。図から明らかなように、第2実施形
態のペンコンピュータ102は、一般的なペンコンピュ
ータと同様の構成を有する。ただし、ROM17内に記
憶されているプログラムは、第1実施形態と同様に、一
般的なペンコンピュータとは異なったものとなってい
る。すなわち、第2実施形態のペンコンピュータ102
は、ソフトウェアのみで、第1実施形態のペンコンピュ
ータと同等の機能を有するペンコンピュータを実現した
ものとなっている。
【0030】以下、図4および図5を用いて、第2実施
形態のペンコンピュータ102の動作を説明する。図4
に模式的に示したように、第2実施形態のペンコンピュ
ータ102は、その使用に先駆けて、タッチスクリーン
11の表示・入力領域が、アプリケーション表示・入力
領域と手書き文字入力領域に分割される。この分割は、
タッチスクリーン11のY軸方向(図における上下方
向;原点はタッチスクリーン11の上端)の物理座標値
Y(以下、分割位置データYと表記する)を指定するこ
とにより行われ、この分割位置データYがROM17内
に設定される。また、ROM17内には、幾つかのアプ
リケーションプログラムとともに、オペレーティングシ
ステム、文字入力用ドライバ、標準ディスプレイドライ
バ、拡張ディスプレイドライバ、タッチパネルドライバ
も記憶されている。以下、各プログラムの動作を説明す
る。
【0031】図5に模式的に示したように、アプリケー
ションプログラムは、オペレーティングシステム21上
で動作するプログラムとなっている。文字入力用ドライ
バ22、標準ディスプレイドライバ23、タッチパネル
ドライバ25は、オペレーティングシステム21によっ
て利用されるプログラムとなっている。また、拡張ディ
スプレイドライバ24は、文字入力用プログラム22に
よって利用されるプログラムとなっている。そして、標
準ディスプレイドライバ23、拡張ディスプレイドライ
バ24、タッチパネルドライバ25には、前述した分割
位置データYが与えられている。
【0032】標準ディスプレイドライバ23は、y(物
理座標)が、0〜Yの範囲にあるデータのみをオペレー
ティングシステム21から受け取り、受け取ったデータ
(画像情報)がディスプレイ12に表示されるようディ
スプレイアダプタ14を制御する。すなわち、標準ディ
スプレイドライバ24は、タッチスクリーン11のアプ
リケーション表示・入力領域(図4参照)に対する制御
のみを行う。
【0033】拡張ディスプレイドライバ24は、文字入
力用プログラム22から、論理座標x′、y′で表され
た画像情報を受け取る。そして、拡張ディスプレイドラ
イバ24は、論理座標x′、y′を物理座標x、y(y
>Y)に変換した上で、文字入力用プログラム22から
受け取った画像情報がディスプレイ12に表示されるよ
うディスプレイアダプタ14を制御する。すなわち、拡
張ディスプレイドライバ24は、タッチスクリーン11
の手書き文字入力領域に対する制御のみを行う。
【0034】タッチパネルドライバ25は、タッチパネ
ル制御回路15から物理座標x,yを表すデータが供給
されたとき(位置x,yにペンが触れたとき)、yの値
が分割位置データY以下であった場合には、その座標デ
ータx,yをオペレーティングシステム21に渡す。一
方、yの値が分割位置データYを越えていた場合には、
その座標データx,yを論理座標データx′、y′に変
換した上で、文字入力用プログラム22に供給する。
【0035】オペレーティングシステム21は、アプリ
ケーションプログラムから文字入力を行う指示が与えら
れた場合、文字入力用プログラムを起動する。それ以外
の指示に対しては、標準ディスプレイドライバ23、タ
ッチパネルドライバ25等、文字入力用プログラム22
以外のプログラムを起動する。
【0036】文字入力用プログラム22は、オペレーテ
ィングシステム21から動作開始が指示された際、拡張
ディスプレイドライバ24に、論理座標を用いて表され
た画像情報(手書き文字入力用の枠や指示ボタンに関す
る画像情報)を供給する。上述したように、拡張ディス
プレイドライバ24は、当該画像情報を手書き文字入力
領域に表示する。このため、ユーザは、文字情報入力の
準備が整ったことを認識し、手書き文字入力領域に対す
る操作を開始する。その結果、タッチパネルドライバ2
5は、y<Yとなる物理座標データの入力を検出するの
で、文字入力用プログラム22に、タッチパネルドライ
バ25から論理座標データが渡される。文字入力用プロ
グラム22は、その論理座標データに基づき、文字認識
を行い、認識結果である文字コードをオペレーティング
システム21に供給する。
【0037】オペレーティングシステム21は、文字入
力用プログラム22から与えられた文字コードをアプリ
ケーションプログラムに渡し、アプリケーションプログ
ラムは、渡された文字コードに基づき、次に実行する動
作を決定する。
【0038】このように、第2実施形態のペンコンピュ
ータ102では、文字情報の入力に関係しない情報は、
タッチスクリーン11のアプリケーション表示・入力領
域内に表示される。そして、文字情報の入力に関係する
情報は、アプリケーション表示・入力領域の表示内容を
そのままとした状態で、タッチスクリーン11の手書き
文字入力領域内に表示される。
【0039】このため、第2実施形態のペンコンピュー
タ102を用いれば、情報表示が阻害されない形で、す
なわち、操作性良く、文字情報入力が行えることにな
る。<変形形態>第1、第2実施形態のペンコンピュー
タは、手書き文字を認識することによって、文字情報入
力を行う装置であったが、仮想キーボードを用いて文字
情報入力を行う装置としても良いことは当然である。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
ペンコンピュータは、情報表示が阻害されない形で文字
情報入力が行えるものとなっているので、本ペンコンピ
ュータを用いれば、各種のアプリケーションプログラム
を極めて操作性良く使用することが出来ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるペンコンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態のペンコンピュータの外観図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態によるペンコンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態のペンコンピュータの動作を説明
するために用いた平面図である。
【図5】第2実施形態のペンコンピュータが有する各プ
ログラムの相互関係を示した説明図である。
【符号の説明】
10 ペンコンピュータ 11 タッチスクリーン 12 ディスプレイ 13 タッチパネル 14 ディスプレイアダプタ 15 タッチパネル制御回路 16 CPU 17 ROM 18 RAM 19 インターフェイス回路 20 バス 21 オペレーティングシステム 22 文字入力用プログラム 23 標準ディスプレイドライバ 24 拡張ディスプレイドライバ 25 タッチパネルドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力がペンを用いて行われるペンコ
    ンピュータであって、 第1タッチスクリーンと、 前記第1タッチスクリーンに隣接して配置された第2タ
    ッチスクリーンと、 前記第1タッチスクリーンが文字情報を除く情報入力と
    情報表示のために用いられ、前記第2タッチスクリーン
    が文字情報の入力のためだけに用いられるように、前記
    第1タッチスクリーン並びに前記第2タッチスクリーン
    を制御する制御手段とを備えることを特徴とするペンコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 情報入力がペンを用いて行われるペンコ
    ンピュータであって、 第1タッチスクリーンと、 前記第1タッチスクリーンに隣接して配置された第2タ
    ッチスクリーンと、 オペレーティングシステムを記憶する記憶手段と、 前記オペレーティングシステムに従って、前記第1タッ
    チスクリーンと前記第2タッチスクリーンを制御する制
    御手段とを備え、 前記オペレーティングシステムが、前記第2タッチスク
    リーンをペンによる文字情報の入力手段として機能させ
    るための制御手順が規定された処理プログラムを含むこ
    とを特徴とするペンコンピュータ。
  3. 【請求項3】 情報入力をペンを用いて行われるペンコ
    ンピュータであって、 タッチスクリーンと、 前記タッチスクリーンの表示・入力領域を第1領域と第
    2領域とに分割する境界の位置を指定する境界位置指定
    手段と、 前記第1領域が、文字情報を除く情報入力と情報表示の
    ために用いられ、前記第2領域が文字情報の入力のため
    だけに用いられるように、前記タッチスクリーンを制御
    する制御手段とを備えることを特徴とするペンコンピュ
    ータ。
  4. 【請求項4】 タッチスクリーンを備えるペンコンピュ
    ータを制御するためのペンコンピュータ制御方法であっ
    て、 前記タッチスクリーンの表示・入力領域の一部である第
    1領域が、文字情報を除く情報入力と情報表示のために
    用いられ、前記表示・入力領域の第1領域を除く領域で
    ある第2領域が文字情報の入力のためだけに用いられる
    ように、前記タッチスクリーンを制御することを特徴と
    するペンコンピュータ制御方法。
JP5961997A 1997-03-13 1997-03-13 ペンコンピュータ及びペンコンピュータ制御方法 Pending JPH10254621A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293321A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008293321A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理装置

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