JPH10252515A - ガス燃料式エンジンの燃料制御装置 - Google Patents

ガス燃料式エンジンの燃料制御装置

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JPH10252515A
JPH10252515A JP9057909A JP5790997A JPH10252515A JP H10252515 A JPH10252515 A JP H10252515A JP 9057909 A JP9057909 A JP 9057909A JP 5790997 A JP5790997 A JP 5790997A JP H10252515 A JPH10252515 A JP H10252515A
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JP
Japan
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fuel
engine
gas
starting
intake passage
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Application number
JP9057909A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Miyaji
孝嘉 宮地
Hiroyoshi Ishii
寛義 石井
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Mazda Motor Corp
Matsuda Sangyo KK
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Matsuda Sangyo KK
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Publication date
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    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LPGエンジン1の停止放置時間の変化に拘
らず、安定して燃料供給を行って、その始動性を向上さ
せる。 【解決手段】 エンジン1始動時のクランキング開始か
ら所定時間の経過までのゾーン判定期間のエンジン回転
数NEの変化の特性に基づいて、始動前のエンジン1の
停止放置時間を判定し、この判定されたエンジン1の停
止放置時間に応じて始動燃料の供給量を設定し、そ供給
量のの始動燃料がゾーン判定期間の経過後にエンジン1
の吸気通路8に供給されるように、副燃料供給装置31
の燃料噴射ソレノイドバルブ33の開弁時間を制御する
ことにより、エンジン1の停止放置時間が変化しても、
それに対応した適正な量の始動燃料をエンジン1に供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス燃料式エンジ
ンの燃料制御装置に関し、特に、そのエンジンの始動性
を高めるようにしたものに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のガス燃料式エンジン
として、LPG(液化石油ガス)を燃料とするLPGエ
ンジンがよく知られており、例えばタクシー等の営業用
車両に一般に搭載されている。このLPGエンジンで
は、LPG容器から供給された液化LPGをベーパライ
ザ(気化器)でガス化し、このLPGをエンジンの吸気
通路に供給して吸入空気とミキシングし、その混合気を
エンジンのシリンダに吸入して燃焼させるようになされ
ている。。
【0003】ところで、このようなLPGエンジンを停
止状態で放置していると、その間、ガス化されたLPG
(燃料)が吸気系やベーパライザ下流側の燃料供給系か
ら少しずつ外部に放出されてなくなるので、その停止状
態からエンジンを始動する場合、その停止放置時間の長
さに応じて始動性が変化するという問題がある。
【0004】すなわち、例えば図6に示す如く、エンジ
ンを停止直後に再始動するとき(停止放置時間が殆どな
いとき)、ベーパライザとエンジンの吸気通路との間の
燃料配管やエンジンのシリンダまでの吸気通路にガスが
十分に残っているので、このガスがエンジンのクランキ
ングと同時にエンジンのシリンダに吸引されて、エンジ
ンが即座に完爆して始動する(再始動状態)。また、例
えば1〜2日程度の比較的短い停止放置状態からエンジ
ンを始動するとき、エンジンの吸気通路内等に若干のガ
スが残っているので、エンジンはクランキングから例え
ば3秒程度の短い時間で完爆する(短期放置始動状
態)。さらに停止放置時間が長くなると(例えば5日以
上)、上記エンジンの吸気通路や燃料配管にガスが殆ど
なくなるので、クランキングに伴って供給開始される新
しいガスがエンジンのシリンダに到達するまでは完爆せ
ず、その完爆までに例えば8秒以上の長い時間がかかる
(長期放置始動状態)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、エンジンのク
ランキングが開始されると、それと同時に、所定の一定
時間或いは一定量だけ、通常どおりに供給されるガス燃
料とは別に、始動燃料(LPG)を供給することによ
り、エンジンの始動時間を短くして始動性を高めるよう
にすることが考えられる。
【0006】しかし、その場合、始動燃料としてのガス
の供給が一定時間又は一定量だけ行われるので、例えば
停止放置時間が短いエンジンを始動するときに、始動用
のガスの供給量が過剰であると、その始動用ガスが吸気
通路等の残存ガスに加えられて、吸気の空燃比がオーバ
ーリッチになり、却ってエンジンが始動できなかった
り、或いは始動後にエンジンのストールを招いたりする
虞れがある。
【0007】さりとて、上記始動用ガスの供給時間を短
くし又は供給量を少なくすると、クランキングに伴って
供給開始される新しいガスがエンジンのシリンダに到達
するまでに始動用ガスの供給が停止してしまい、その始
動用ガスの供給停止と同時にやはりエンジンストールが
生じる。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上記のようにガス燃料式
エンジンの燃料制御系を改良することにより、エンジン
の停止放置状態の変化に拘らず、始動燃料の供給を安定
して行って、その始動性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、この発明では、エンジンのクランキング開始と同時
に始動燃料を供給するのではなく、クランキング開始直
後に、吸気通路に残存していたガス燃料によりエンジン
が一時的に完爆してエンジン回転数が立ち上がり、その
立上がり特性が残存ガス燃料の量に応じて変化するとい
うガス燃料式エンジン特有の特性に着目し、このクラン
キング時のエンジン回転数の立上がり特性の変化に基づ
いてエンジンの停止放置状態を判定し、その判定結果に
応じて始動燃料の供給量を変化させ、しかる後に、その
供給量の始動燃料を供給開始するようにした。
【0010】具体的には、図1に示すように、請求項1
の発明では、エンジン1の吸気通路8にガス燃料を供給
する燃料供給手段21と、エンジン1の始動時にクラン
キング開始から所定時間が経過するまでのエンジン回転
数の変化の特性に基づいて始動前のエンジン1の停止放
置状態を判定する停止状態判定手段54と、この判定手
段54により判定されたエンジン1の停止放置状態に応
じて始動燃料の供給量を設定し、その供給量の始動燃料
が上記所定時間の経過後に吸気通路8に供給されるよう
に上記燃料供給手段21を制御する始動燃料制御手段5
5とを備えている。
【0011】上記の構成により、エンジン1が停止状態
から始動されると、停止状態判定手段54により、エン
ジン1のクランキング開始から所定時間が経過するまで
のエンジン回転数の変化の特性に基づき、始動前のエン
ジン1の停止放置状態が判定される。すなわち、エンジ
ン1のクランキング開始から所定時間の経過までのエン
ジン回転数は、エンジン1の停止放置状態に対応して変
化し、例えば停止直後のエンジン1の再始動時では、吸
気通路8等に残存しているガス燃料によりエンジン1が
継続して完爆し、そのまま運転状態に至る。また、エン
ジン1の停止放置時間が短いときには、上記残存ガス燃
料が比較的多いので、その燃料による一時的な完爆によ
りエンジン回転数が上昇する。これに対し、停止放置時
間が長くなると、その分、残存ガス燃料が減少するの
で、その少ない燃料によりエンジン1が一時的に完爆す
るのみで、そのエンジン回転数は低くなる。
【0012】そして、始動燃料制御手段55において、
上記停止状態判定手段54により判定されたエンジン1
の停止放置状態に応じて始動燃料の供給量が設定され、
その供給量の始動燃料が、上記所定時間の経過後にエン
ジン1の吸気通路8に供給されるように燃料供給手段2
1が制御される。従って、このように、エンジン1のク
ランキング開始直後のエンジン回転数の変化の特性に基
づいてその停止放置状態を判定し、それに応じて始動燃
料の供給量を可変設定するので、エンジン1の停止放置
状態が変化しても、それに対応した適正な量の始動燃料
をエンジンに供給でき、よってエンジン1の停止放置状
態に拘らず、その始動性を安定して向上させることがで
きる。
【0013】請求項2の発明では、上記燃料供給手段2
1は、エンジン1の通常運転時に燃料を供給する主燃料
供給手段22と、エンジン1の始動時に始動燃料を供給
する副燃料供給手段31とを備えたものとする。そし
て、上記始動燃料制御手段55は、上記副燃料供給手段
31によりエンジン1の吸気通路8に始動燃料を供給す
るように構成する。こうすれば、エンジン1の運転時に
燃料を供給するための通常の主燃料供給手段22とは別
の副燃料供給手段31により始動燃料が吸気通路8に供
給されるので、その始動燃料の供給量の適正な制御を容
易に行うことができる。
【0014】請求項3の発明では、上記副燃料供給手段
31は、主燃料供給手段22による燃料の供給位置より
も下流側の吸気通路8に始動燃料を供給するように構成
されているものとする。このことで、副燃料供給手段3
1からの始動燃料を主燃料供給手段22による燃料より
も先にエンジン1に供給することができ、始動燃料によ
る上記エンジン1の安定した始動性向上の効果を有効に
発揮させることができる。
【0015】請求項4の発明では、上記主燃料供給手段
22は、気化器からのガス燃料を吸気通路8内の負圧に
より吸引するものとし、副燃料供給手段31は、気化器
内の圧力の高いガス燃料を吸気通路8に噴射供給するも
のとする。こうすると、副燃料供給手段31によるガス
燃料を迅速に吸気通路8に供給でき、請求項3の発明と
同様の作用効果が得られる。
【0016】請求項5の発明では、ガス燃料はLPGと
する。このことで、上記エンジン1の始動性向上の効果
が有効となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図5は本発明の実施形態の全体構
成を示し、1はLPGを燃料とするLPGエンジンで、
このエンジン1は、シリンダ2を有するシリンダブロッ
ク3と、このシリンダブロック3に組み付けられたシリ
ンダヘッド4と、上記シリンダ2内に往復動可能に嵌挿
されたピストン5とを備え、シリンダ2、シリンダヘッ
ド4及びピストン5で囲まれる空間が燃焼室6とされて
いる。4aはシリンダヘッド4に組み付けられたシリン
ダヘッドカバーである。
【0018】8は上記エンジン1の燃焼室6に吸気を供
給する吸気通路、9は該吸気通路8の下流端を開閉する
吸気弁である。上記吸気通路8には、上流側から順に、
吸入空気を濾過するエアフィルタ10、吸気(吸入空
気)の温度を検出する吸気温センサ46、吸入空気量を
検出するエアフローセンサ47、吸気通路8を絞るスロ
ットル弁11及びサージタンク12が設けられている。
【0019】上記エアフローセンサ47とスロットル弁
11との間の吸気通路8には、吸入空気をスロットル弁
11をバイパスしてエンジン1に供給するエアバイパス
通路13の上流端が分岐接続され、このエアバイパス通
路13の下流端はスロットル弁11とサージタンク12
との間の吸気通路8に接続されている。エアバイパス通
路13は途中で2つの通路13a,13bに並列に分岐
され、一方の通路13aはエンジン1のアイドル回転数
を調整するためのアイドルスピードコントロールソレノ
イドバルブ14により、また他方の通路13bは吸入空
気量を調整するためのエアバルブ15によりそれぞれ開
度調整される。
【0020】17はエンジン1の燃焼室6内の排気ガス
を排出する排気通路、18は該排気通路17の上流端を
開閉する排気弁で、上記排気通路17には、上流側から
順に、排気ガス中の酸素濃度を検出するO2 センサ4
8、及び排気浄化用触媒19が配設されている。
【0021】上記エンジン1の吸気通路8にガス燃料を
供給するための燃料供給装置21が設けられている。こ
の燃料供給装置21は、エンジン1の通常の運転時(始
動時以外)に燃料を供給する主燃料供給装置22と、エ
ンジン1の始動時のみに始動燃料を供給する副燃料供給
装置31とからなる。上記主燃料供給装置22は、上記
エアフローセンサ47とエアバイパス通路13の上流端
の接続部との間の吸気通路8に配置されたミキサ23を
有する。このミキサ23は吸気通路8を絞るベンチュリ
部24を有しており、このベンチュリ部24にて生じる
吸気通路8内の吸入空気の負圧により、後述のベーパラ
イザ26からのLPGを吸気通路8内に吸引して吸入空
気とミキシングする。
【0022】上記ミキサ23には主燃料配管25を介し
てベーパライザ26(気化器)が接続されている。この
ベーパライザ26には、上記スロットル弁11下流側の
サージタンク12が負圧通路27を介して接続されてお
り、ベーパライザ26においてサージタンク12内の負
圧に基づき液化LPGの蒸発量を調整する。ベーパライ
ザ26は、大気圧よりも高い高圧側の1次室26aと、
略大気圧とされた低圧側の2次室26bとを有し、その
2次室26bに上記主燃料配管25の上流端が接続され
ている。一方、ベーパライザ26の1次室26aは、加
圧されて液化したLPGを貯溜するLPG容器28に液
燃料配管29を介して接続されており、LPG容器28
から供給された液化LPGをベーパライザ26の1次室
26a及び2次室26bでそれぞれ順に減圧してガス化
し、このガス状のLPGを主燃料配管25を介してミキ
サ23に供給するようになっている。
【0023】一方、上記副燃料供給装置31は、上記ベ
ーパライザ26の1次室26a(高圧側)に上流端が接
続された副燃料配管32を有し、この副燃料配管32の
下流端は上記サージタンク12に接続されている。一
方、副燃料配管32の上流端とベーパライザ26の1次
室26aとの間には、開弁状態で一定流量のLPGを通
過させる燃料噴射ソレノイドバルブ33が接続されてお
り、このソレノイドバルブ33を開弁することで、主燃
料供給装置22の主燃料配管25からミキサ23を経て
吸気通路8に供給されるLPGとは別系統で、その主燃
料供給装置22による燃料供給位置(ミキサ23の位
置)下流側の吸気通路8であるサージタンク12に対
し、ベーパライザ26の1次室26a内の高圧LPGか
らなる始動燃料を副燃料配管32を介して供給するよう
になっている。
【0024】尚、図5中、35はエンジン1の燃焼室6
から漏れてシリンダヘッドカバー4a内に溜まったLP
Gをミキサ23上流側の吸気通路8に供給するブローバ
イガス通路である。また、37は上記液燃料配管29の
上流端に配置されてそれを開閉する取出しバルブ、3
8,39はそれぞれ液燃料配管29の途中に配置されて
それを開閉するLPGソレノイドバルブ、40はLPG
容器28にLPGを充填するための充填パイプ、41は
該充填パイプ40を開閉する充填バルブである。
【0025】上記アイドルスピードコントロールソレノ
イドバルブ14、エアバルブ15及び燃料噴射ソレノイ
ドバルブ33はコントロールユニット45によって作動
制御されるようになっている。このコントロールユニッ
ト45には、上記吸気温センサ46の出力信号、エアフ
ローセンサ47の出力信号及びO2 センサ48の出力信
号(起電力)の他、上記スロットル弁11の開度を検出
するスロットルセンサ49の出力信号、スロットル弁1
1の全閉状態を検出するアイドルスイッチ50の出力信
号、エンジン1の冷却水温度を検出する水温センサ51
の出力信号、上記排気浄化用触媒19の温度を検出する
サーモセンサ52の出力信号、エンジン1のクランク軸
(図示せず)の回転から演算されるエンジン回転数NE
の信号がそれぞれ入力されている。
【0026】上記コントロールユニット45において、
エンジン1始動時の燃料制御のために行われる動作につ
いて図2及び図3により説明する。まず、図2に示すフ
ローチャート図において、イグニッションスイッチのO
N操作によりエンジン1がクランキングされてスタート
した後のステップS1で、上記各センサ46〜49,5
1、スイッチ50等の信号を読み込み、次のステップS
2で動作判定のための3種類の係数A,B,Cをいずれ
も「0」にリセットする。この後、ステップS3におい
て、ゾーン判定タイマtがt>0かどうかを判定し、こ
の判定がt=0のNOのときには、そのまま図3に示す
ステップS33に進み、燃料噴射ソレノイドバルブ33
による始動燃料の供給を停止する。上記ゾーン判定タイ
マtは、エンジン1が始動時のクランキングから所定時
間(例えば0.5秒)の経過するまでのゾーン判定期間
にあるかどうかを識別するもので、このタイマtのカウ
ント値がt=0になるとゾーン判定期間が終了する。
【0027】ステップS3の判定がt>0のYESのと
きには、ステップS4に進み、水温センサ51による冷
却水温度が上限値W以下かどうか、つまり冷間時にある
かどうかを判定し、この判定がYESのときには、ステ
ップS5において、上記冷却水温度と吸気温センサ46
により検出された吸気温度との差が所定値Th(例えば
Th=5℃)以下か否かを判定する。これらステップS
4,S5の判定がそれぞれNOのときには、いずれも上
記ステップS33に進む。ステップS5の判定がYES
のときには、ステップS6においてO2 センサ48の起
電力(出力信号)が適正な空燃比に相当する所定値V
(例えばV=0.8ボルト)以下かどうかを判定し、こ
の判定がNOのときには、吸気の空燃比がオーバーリッ
チであるので、上記ステップS33に進む。ステップS
6の判定がYESであると、ステップS7において係数
CがC=0か否かを判定する。この係数Cは、エンジン
回転数NEがオーバーリッチ判定しきい値N1(例えば
N1=219RPM)以上になったことを識別するもの
で、NE≧N1になるとC=1となる。ステップS7の
判定がC=1のNOのときには、ステップS10に進む
一方、判定がC=0のYESであると、ステップS8で
エンジン回転数NEが上記オーバーリッチ判定しきい値
N1よりも低いかどうかを判定し、この判定がNE<N
1のYESのときにはそのまま、また判定がNE≧N1
のNOのときには、ステップS9において係数CをC=
1にセットした後、それぞれステップS10に進む。
【0028】上記ステップS10では、エンジン回転数
NEが、上記オーバーリッチ判定しきい値N1よりも高
い再始動判定しきい値N3(例えばN3=1000RP
M)以下にあるかどうかを判定する。この判定がNE>
N3のNOのとき、つまりエンジン回転数NEが図4に
示すZ4ゾーンにあるときには、エンジン1の再始動状
態と見做して、そのままステップS33に進むが、判定
がNE≦N3のYESのときには、ステップS11にお
いて、エンジン回転数NEが、今度は上記オーバーリッ
チ判定しきい値N1よりも高くかつ再始動判定しきい値
N3よりも低い放置時間判定しきい値N2(例えばN2
=406RPM)以下にあるかどうかを判定する。この
判定がNE>N2のNOのときには、ステップS12に
おいて係数AをA=1にセットした後、また判定がNE
≦N2のYESのときにはそのままそれぞれステップS
13に進む。上記係数Aは、エンジン回転数NEが放置
時間判定しきい値N2よりも高くて再始動判定しきい値
N3以下にあるときにA=1となってそのことを識別す
るものである。
【0029】ステップS13では、上記ゾーン判定タイ
マtのカウント値を「1」だけデクリメントしてt=t
−1に更新し、次のステップS14でゾーン判定タイマ
tがt=0になったかどうかを判定する。この判定がt
≠0のNOのときには、上記ステップS4に戻り、ステ
ップS4〜S14を繰り返す。
【0030】上記ステップS14の判定がt=0のYE
Sになると、図3に示すステップS15に進み、上記係
数AがA>0かどうかを判定する。この判定がA=1の
YES、つまりエンジン回転数NEが図4に示すZ3ゾ
ーンにあるときには、ステップS16〜S20に進み、
Z3ゾーンに対応した始動燃料の噴射制御を開始する。
すなわち、最初のステップS16でZ3ゾーン用の噴射
タイマT1を例えばT1=2秒にセットし、次のステッ
プS17でエンジン回転数NEが上記オーバーリッチ判
定しきい値N1よりも高いかどうかを判定する。この判
定がNE≦N1のNOのときには、始動燃料の噴射に伴
い吸気の空燃比がオーバーリッチになるので、そのまま
ステップS33に進む。ステップS17の判定がNE>
N1のYESのときには、ステップS18に進み、O2
センサ48の起電力が所定値V(V=0.8ボルト)以
下かどうかを判定し、この判定がNOのときにも、空燃
比がオーバーリッチであるので、そのままステップS3
3に進む。ステップS18の判定がYESのときにはス
テップS19に進み、上記Z3ゾーン用の噴射タイマT
1のカウント値を「1」だけデクリメントしてT1=T
1−1に更新し、次のステップS20で噴射タイマT1
がT1=0になったかどうかを判定する。この判定がT
1≠0のNOのときには、上記ステップS17に戻り、
ステップS17〜S20を繰り返す。ステップS20の
判定がT1=0のYESになると、ステップS33に進
んで始動燃料の噴射を停止し、しかる後に終了する。
【0031】上記ステップS15の判定がA=0のN
O、つまりエンジン回転数NEが図4に示すZ2ゾーン
にあるときには、ステップS21〜S32に進み、Z2
ゾーンに対応した始動燃料の噴射制御を開始する。すな
わち、最初のステップS21において、Z2ゾーン用の
噴射タイマT2を例えばT2=4秒にセットし、次のス
テップS22で上記係数CがC=0にあるかどうか、つ
まりエンジン回転数NEがオーバーリッチ判定しきい値
N1よりも低いかどうかを判定する。この判定がC=1
のNOのとき(一度NE≧N1となったとき)には、ス
テップS25に進む一方、判定がC=0のYESである
と、ステップS23でエンジン回転数NEが上記オーバ
ーリッチ判定しきい値N1よりも低いかどうかを判定
し、この判定がNE≧N1のNOのときには、ステップ
S24において係数CをC=1にセットした後、上記ス
テップS25に進む。このステップS25では、エンジ
ン回転数NEが上記オーバーリッチ判定しきい値N1よ
りも高いか否かを判定し、この判定がNE≦N1のNO
のときには、エンジン回転数NEが一度オーバーリッチ
判定しきい値N1以上になった後に再び同しきい値N1
よりも下がり、それが空燃比のオーバーリッチ状態に起
因するものと判定し、そのまま上記ステップS33に進
んで始動燃料の噴射供給を停止する。
【0032】上記ステップS23の判定がNE<N1の
YESのとき、又はステップS25の判定がNE>N1
のYESのときには、いずれもステップS26に進み、
上記係数BがB=0かどうかを判定する。この係数B
は、エンジン回転数NEが上記再始動判定しきい値N3
以上になったことをB=1として識別するもので、判定
がB=1のNOのときには、ステップS29に進む。一
方、判定がB=0のYESであると、ステップS27で
エンジン回転数NEが再始動判定しきい値N3よりも低
いかどうかを判定し、この判定がNE≧N3のNOのと
きには、ステップS28において上記係数BをB=1に
セットした後、ステップS29に進む。このステップS
29では、エンジン回転数NEが上記再始動判定しきい
値N3よりも高いか否かを判定し、この判定がNE≦N
3のNOのときには、燃料噴射ソレノイドバルブ33に
よる始動燃料の噴射供給量が多くなり過ぎてエンジン回
転数NEが再始動判定しきい値N3以下に低下したと判
定し、そのまま上記ステップS19に進む。
【0033】上記ステップS27の判定がNE<N3の
YESのとき、又はステップS29の判定がNE>N3
のYESのときには、いずれもステップS30に進み、
上記O2 センサ48の起電力が所定値V(V=0.8ボ
ルト)以下かどうかを判定し、この判定がNOのときに
は、空燃比がオーバーリッチであるので、そのままステ
ップS33に進む。ステップS30の判定がYESのと
きには、ステップS31に進み、上記Z2ゾーン用の噴
射タイマT2のカウント値を「1」だけデクリメントし
てT2=T2−1に更新し、次のステップS32で噴射
タイマT2がT2=0になったかどうかを判定する。こ
の判定がT2≠0のNOのときには、上記ステップS2
2に戻り、ステップS22〜S32を繰り返す。ステッ
プS32の判定がT2=0のYESになると、ステップ
S33に進んで始動燃料の噴射を停止した後に終了す
る。
【0034】この実施形態では、上記ステップS8,S
10,S11,S13,S14により、エンジン1の始
動時、クランキング開始からゾーン判定タイマtのカウ
ントアップする所定時間(0.5秒)が経過するまでの
ゾーン判定期間のエンジン回転数NEの変化の特性に基
づき始動前のエンジン1の停止放置状態としての停止放
置時間を判定する停止状態判定手段54が構成されてい
る。
【0035】また、ステップS15〜S33により、上
記判定手段54により判定されたエンジン1の停止放置
時間に応じて始動燃料の噴射供給量を、上記燃料供給装
置21のうちの副燃料供給装置31における燃料噴射ソ
レノイドバルブ33の開弁時間(0秒、噴射タイマT1
により設定される2秒、又は噴射タイマT2により設定
される4秒)に換算して設定し、その供給量の始動燃料
が上記ゾーン判定期間後に吸気通路8に供給されるよう
に、上記燃料噴射ソレノイドバルブ33を制御する始動
燃料制御手段55が構成されている。
【0036】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。エンジン1が始動時にクランキングされると、その
クランキングの開始からゾーン判定タイマtのカウント
が終了する所定時間(0.5秒)が経過するまでのゾー
ン判定期間において、そのエンジン回転数NEの変化の
特性に基づいてエンジン1の停止放置時間が判定され
る。すなわち、図4の左端部に示すように、上記ゾーン
判定期間でのエンジン回転数NEは始動前のエンジン1
の停止放置時間に対応して変化し、停止放置時間が短い
ときには、ミキサ23下流側の吸気通路8や主燃料配管
25等に残存しているガス燃料が比較的多いので、その
燃料による完爆によりエンジン回転数NEが一時的に上
昇する。そして、そのエンジン回転数NEが再始動判定
しきい値N3よりも高くなると、停止直後のエンジン1
の再始動状態であるZ4ゾーンと判定される。また、エ
ンジン回転数NEが再始動判定しきい値N3以下でかつ
放置時間判定しきい値N2よりも高くなると、エンジン
1が例えば1〜2日程度の短期間だけ停止放置された後
に始動される短期放置始動状態のZ3ゾーンと判定され
る。さらに、停止放置時間が例えば5日以上長くなる
と、それに応じて、吸気通路8等の残存ガス燃料が減少
するので、その少ない燃料によりエンジン1が一時的に
完爆するのみで、そのエンジン回転数NEは低くなり、
エンジン回転数NEが上記放置時間判定しきい値N2以
下であると、エンジン1は長期放置始動状態のZ2ゾー
ンと判定される。また、エンジン回転数NEが、上記放
置時間判定しきい値N2以下でかつオーバーリッチ判定
しきい値N1よりも高いときには、空燃比がオーバーリ
ッチとなるZ1ゾーンと判定される。
【0037】そして、このようなゾーン判定期間が終了
した後、上記判定されたエンジン回転数NEの変化の特
性(エンジン1の停止放置時間)に応じて燃料噴射ソレ
ノイドバルブ33の開弁時間つまり始動燃料の噴射供給
時間(供給量)が設定され、エンジン回転数NEがZ4
ゾーンにあるときには、再始動状態であるので、ソレノ
イドバルブ33の開弁時間は0秒とされて(閉弁保持さ
れる)、始動燃料は供給されない。
【0038】また、エンジン回転数NEがZ3ゾーンに
あるときには、短期放置始動状態であるので、燃料噴射
ソレノイドバルブ33の開弁時間(始動燃料の供給時
間)が噴射タイマT1のカウントアップまでの2秒と設
定され、その2秒間だけ副燃料供給装置31の燃料噴射
ソレノイドバルブ33が開いて始動燃料がベーパライザ
26から副燃料配管32を経てエンジン1の吸気通路8
に噴射される。
【0039】さらに、エンジン回転数NEがZ2ゾーン
にある長期放置始動状態のときには、上記燃料噴射ソレ
ノイドバルブ33の開弁時間(始動燃料の供給時間)が
噴射タイマT2のカウントアップまでの4秒に延ばさ
れ、その4秒間だけ燃料噴射ソレノイドバルブ33が開
いて始動燃料がベーパライザ26からエンジン1の吸気
通路8に噴射される。
【0040】また、エンジン回転数NEがZ1ゾーンに
あるときには、空燃比のオーバーリッチを招くので、ソ
レノイドバルブ33の開弁による始動燃料の噴射供給は
行われない。
【0041】したがって、この実施形態では、上記のよ
うにエンジン1のクランキング開始直後のエンジン回転
数NEの変化の特性に基づきエンジン1の停止放置時間
を判定してゾーン判定をし、そのゾーンに応じて始動燃
料の供給量を可変設定するので、エンジン1の停止放置
時間が変化しても、それに対応した適正な量の始動燃料
をエンジン1に供給でき、エンジン1の始動性を安定し
て向上させることができる。
【0042】また、エンジン1の通常の運転時に吸気通
路8内の負圧によりガス燃料を吸引して吸気通路8に供
給する主燃料供給装置22とは別に、燃料噴射ソレノイ
ドバルブ33によりガス燃料をエンジン1の吸気通路8
に噴射供給する副燃料供給装置31を設け、この副燃料
供給装置31により吸気通路8に始動燃料を噴射供給す
るので、エンジン1の始動時には、その副燃料供給装置
31のみの作動制御を行って始動燃料を供給すればよ
く、その始動燃料の供給量(供給時間)の適正な制御を
容易に行うことができる。
【0043】さらに、上記副燃料供給装置31は、主燃
料供給装置22による燃料の供給位置(ミキサ23の位
置)よりも下流側の吸気通路8であるサージタンク12
に始動燃料を供給するので、この始動燃料は主燃料供給
装置22による燃料よりも先にエンジン1に供給され
る。しかも、上記主燃料供給装置22は、ベーパライザ
26の2次室26bからのガス燃料を吸気通路8内の負
圧により吸引するのに対し、副燃料供給装置31は、ベ
ーパライザ26の1次室26a内の圧力の高いガス燃料
を燃料噴射ソレノイドバルブ33により吸気通路8に噴
射供給するので、その副燃料供給装置31によるガス燃
料を迅速に吸気通路8に供給できる。これらにより、始
動燃料による上記エンジン1の安定した始動性向上の効
果を有効に発揮させることができる。
【0044】尚、上記実施形態では、エンジン1のクラ
ンキング開始後のゾーン判定期間でのエンジン回転数N
Eのゾーン判定に応じて燃料噴射ソレノイドバルブ33
の開弁時間(始動燃料の噴射供給時間)を可変設定して
いるが、それに代え、流量調整可変のソレノイドバルブ
を設けて、その開弁により始動燃料の噴射量自体を停止
放置時間が長くなるほど多くなるように可変設定しても
よい。
【0045】また、上記実施形態では、副燃料供給装置
31からの始動燃料をエンジン1の吸気通路8に直接に
噴射供給するようにしているが、その他、ベーパライザ
26の2次室26bや主燃料配管25に噴射供給するよ
うにしてもよく、エンジン1の吸気通路8に供給できる
ようにすればよい。
【0046】さらに、上記実施形態では、始動燃料を主
燃料供給装置22とは別系統の副燃料供給装置31から
噴射供給するようにしているが、燃料供給装置21は主
燃料供給装置22のみとし、その主燃料供給装置22か
ら始動燃料の分を増量させた状態で供給し、その供給量
を制御するようにしてもよい。しかし、始動燃料の供給
量の制御の容易化という点では、上記実施形態のように
副燃料供給装置31から始動燃料を供給するのが好まし
い。
【0047】また、本発明は、上記実施形態の如きLP
Gエンジン1に限らず、その他のガスを燃料とするガス
燃料式エンジンであれば適用できるのはいうまでもな
い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、エンジン始動時のクランキング開始から所定時
間の経過までのエンジン回転数の変化の特性に基づい
て、始動前のエンジンの停止放置状態を判定し、この判
定された停止放置状態に応じてエンジンの始動燃料の供
給量を設定し、その量の始動燃料が上記所定時間の経過
後に吸気通路に供給されるよう燃料供給手段を制御する
ようにしたことにより、エンジンの停止放置状態が変化
しても、それに対応した適正な量の始動燃料をエンジン
に供給でき、エンジンの始動性の向上の安定化を図るこ
とができる。
【0049】請求項2の発明によると、燃料供給手段
は、エンジンの通常運転時に燃料を供給する主燃料供給
手段と、エンジンの始動時に始動燃料を供給する副燃料
供給手段とを備えたものとし、上記副燃料供給手段によ
りエンジンの吸気通路に始動燃料を供給するようにした
ことにより、始動燃料の供給量の適正な制御を容易に行
うことができる。
【0050】請求項3の発明によると、主燃料供給手段
による燃料の供給位置よりも下流側の吸気通路に始動燃
料を供給するようにしたことにより、始動燃料を主燃料
供給手段による燃料よりも先にエンジンに供給して、そ
の始動燃料によるエンジンの始動性向上の安定化を有効
に発揮させることができる。
【0051】請求項4の発明によると、主燃料供給手段
は、気化器からのガス燃料を吸気通路内の負圧により吸
引するものとし、副燃料供給手段は、気化器内の圧力の
高いガス燃料を吸気通路に噴射供給するものとしたこと
により、副燃料供給手段によるガス燃料を迅速に吸気通
路に供給でき、始動燃料によるエンジンの始動性向上の
安定化を有効に発揮させることができる。
【0052】請求項5の発明によると、ガス燃料はLP
Gとしたことにより、エンジンの始動性向上の効果を有
効とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるコントロールユニッ
トで行われるエンジン始動時の燃料制御動作の前半部を
示すフローチャート図である。
【図3】エンジン始動時の燃料制御動作の後半部を示す
フローチャート図である。
【図4】エンジンの始動時のゾーン判定状態及びその後
の始動燃料の供給状態でのエンジン回転数の変化を示す
特性図である。
【図5】本発明の実施形態の全体構成を示す説明図であ
る。
【図6】エンジン始動時の完爆までのエンジン回転数の
変化を示す特性図である。
【符号の説明】
1 LPGエンジン 6 燃焼室 8 吸気通路 12 サージタンク 21 燃料供給装置(燃料供給手段) 22 主燃料供給装置(主燃料供給手段) 25 主燃料配管 26 ベーパライザ(気化器) 31 副燃料供給装置(副燃料供給手段) 32 副燃料配管 33 燃料噴射ソレノイドバルブ 45 コントロールユニット 54 停止状態判定手段 55 始動燃料制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路にガス燃料を供給す
    る燃料供給手段と、 エンジンの始動時にクランキング開始から所定時間が経
    過するまでのエンジン回転数の変化の特性に基づいて始
    動前のエンジンの停止放置状態を判定する停止状態判定
    手段と、 上記判定手段により判定されたエンジンの停止放置状態
    に応じて始動用燃料の供給量を設定し、その供給量の始
    動用燃料が上記所定時間の経過後に吸気通路に供給され
    るように上記燃料供給手段を制御する始動燃料制御手段
    とを備えたことを特徴とするガス燃料式エンジンの燃料
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のガス燃料式エンジンの燃料制
    御装置において、 燃料供給手段は、エンジンの通常運転時に燃料を供給す
    る主燃料供給手段と、エンジンの始動時に始動燃料を供
    給する副燃料供給手段とを備え、 始動燃料制御手段は、上記副燃料供給手段によりエンジ
    ンの吸気通路に始動燃料を供給するように構成されてい
    ることを特徴とするガス燃料式エンジンの燃料制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2のガス燃料式エンジンの燃料制
    御装置において、 副燃料供給手段は、主燃料供給手段による燃料の供給位
    置よりも下流側の吸気通路に始動燃料を供給するように
    構成されていることを特徴とするガス燃料式エンジンの
    燃料制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのガス燃料式エ
    ンジンの燃料制御装置において、 主燃料供給手段は、気化器からのガス燃料を吸気通路内
    の負圧により吸引するように構成され、 副燃料供給手段は、気化器内の圧力の高いガス燃料を吸
    気通路に噴射供給するように構成されていることを特徴
    とするガス燃料式エンジンの燃料制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかのガス燃料式エ
    ンジンの燃料制御装置において、 ガス燃料はLPGであることを特徴とするガス燃料式エ
    ンジンの燃料制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7661403B2 (en) 2004-11-15 2010-02-16 Denso Corporation Start controller for internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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