JPH1025205A - 炭利用防腐・防虫・消毒剤 - Google Patents

炭利用防腐・防虫・消毒剤

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Publication number
JPH1025205A
JPH1025205A JP8198376A JP19837696A JPH1025205A JP H1025205 A JPH1025205 A JP H1025205A JP 8198376 A JP8198376 A JP 8198376A JP 19837696 A JP19837696 A JP 19837696A JP H1025205 A JPH1025205 A JP H1025205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charcoal
powder
disinfectant
antiseptic
pts
Prior art date
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Pending
Application number
JP8198376A
Other languages
English (en)
Inventor
Taeko Iwatani
妙子 岩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木酢液特有の臭いが消され、無害化された、
強力且つ副作用のない炭利用防腐・防虫・消毒剤をを提
供する。 【解決手段】 木酢液中に炭粉とセラミックス粉とを分
散した炭利用防腐・防虫・消毒剤であって、木酢液、炭
粉及びセラミックス粉の配合割合は60〜70重量部、
30〜20重量部、10重量部以下のものが好ましい。
それによって、吸着性の強い炭粉及びセラミックス粉に
より木酢液特有の臭いが吸着されて、消えると共に、有
害成分も吸着されて、人畜に対して無害になる。さらに
それの散布・噴霧によって、ダニ・ゴキブリ・白蟻等の
害虫、衣服を食うシミ等の害虫、及び家畜・ペットに寄
生するノミ・蚊等の害虫が防除されると共に、住宅・事
務所・厩舎等のカビ・病原菌が消毒される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は和歌山県産のウバ
メガシを乾留して製造する備長炭と副生の木酢液とセラ
ミックスとを利用した、防腐・防虫・消毒剤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 強力な防腐・防虫・消毒剤として、石
油・石炭化学原料を利用した種々の合成品が使用されて
いる。しかしながら、これらの合成品は強力ではある
が、人や家畜が飲んだり、吸入したりすると有害であっ
たり、取扱いに格別の注意を要したりすると言う問題点
がある。
【0003】それに対して、木炭は古くから貴重な燃料
又は鉱石の還元剤として使用されている他に、乾留物質
が抜けた跡に無数の小孔が形成され、多孔質であって、
比表面積が大きく、吸着性に富むことから、有害・有毒
ガスの吸着材・脱臭材・除湿材としても広く使われてい
ることは周知のことである。
【0004】また木炭製造時に副生する木酢液は、乾留
ガスを冷却凝縮させたもので、酢酸を主成分とし、その
他の有機酸、フェノール類、カルボニル化合物、アルコ
ール類、中性成分、塩基性成分等200を超える成分を
含み、特有の焦臭い臭いを持つ酸性水溶液であり、木材
又は食品の防腐剤、ハム等の燻製用の燻液、土壌改良
材、飼料添加剤、消臭剤、防虫剤、消毒剤等に利用され
ているが、特有の焦臭い臭いを持ち、タール等の有害成
分を含むことがあると言う問題点がある。
【0005】しかしながら、木酢液に木炭粉及びセラミ
ックス粉を分散させることにより、特有の臭いを消し、
無害化することにより、強力且つ副作用のない防腐・防
虫・消毒剤として利用することについての提案は知られ
ていない。勿論、木炭として、和歌山県産のウバメガシ
から製造した、多孔質且つ緻密な備長炭を使用した防腐
・防虫・消毒剤もない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、上記従来の石油・石炭化学原料を利用した種々の
合成品よりなる防腐・防虫・消毒剤は、強力ではある
が、人や家畜が飲んだり、吸入したりすると有害であ
り、取扱いに格別の注意を要したりすること、防虫・消
毒剤として有効な木酢液は、特有の焦臭い臭いを持ち、
タール等の有害成分を含むことであることであって、本
発明は上記課題を解決した、木酢液に木炭粉、特に和歌
山県産のウバメガシから製造した、多孔質且つ緻密な備
長炭粉及びセラミックス粉を分散させることにより、特
有の臭いを消し、無害化することにより、強力且つ副作
用のない防腐・防虫・消毒剤を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、木酢液
中に炭粉とセラミックス粉とを分散してなる炭利用防腐
・防虫・消毒剤である。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明の木酢液、
炭粉及びセラミックス粉を60〜70重量部、30〜2
0重量部、10重量部以下の割合で配合したものであ
る。
【0009】本発明によって、吸着性の強い炭粉及びセ
ラミック粉により木酢液特有の臭いが吸着されて、消え
ると共に、有害成分も吸着されて、人畜に対して無害に
なる。さらにそれの散布・噴霧によって、ダニ・ゴキブ
リ・白蟻等の害虫、衣服を食うシミ等の害虫、及び家畜
・ペットに寄生するノミ・蚊等の害虫が防除されると共
に、住宅・事務所・厩舎等のカビ・病原菌が消毒され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態例について
説明すると、木酢液中に紀州産の備長炭の粉とセラミッ
クス粉とを分散した液状防腐・防虫・消毒剤であって、
その配合割合は、木酢液、炭粉及びセラミックス粉がそ
れそれぞれ60〜70重量部、30〜20重量部、10
重量部以下にすることが好ましい。なお、セラミックス
粉としては、多孔質で、吸着性(吸湿性・吸臭性)があ
り、触媒機能があるものであれば、その種類は問わない
が、比較的安価な、アルミナ、シリカ、又は両成分の混
合物が好ましい。
【0011】作用について説明すると、吸着性の強い炭
粉及びセラミックス粉により木酢液特有の臭いが吸着さ
れて、消えると共に、さらに有害成分も吸着されて、人
畜に対して無害になる。また、一般家庭・ホテル・旅館
・レストラン・飲食店の厨房のゴキブリ・ダニその他の
害虫が発生繁殖し易い場所(ごみ溜等)にそれを散布・
噴霧すると、人間に対しては感じなくなった木酢液の臭
いをこれらの害虫が嫌って、寄り付かなくなり、その発
生・繁殖を防止することが出来る。
【0012】さらに、家屋の床下に散布・噴霧したり、
柱等に注入すると、上記ゴキブリ等と同様に白蟻が近寄
らず、白蟻被害を予防することが出来、防腐効果があ
る。また犬・猫・小鳥等のペット、豚・牛・鶏等の家畜
に散布・噴霧すると、ノミ・ダニ・羽虫・蚊・虻・蠅等
が嫌って近寄らず、害虫による被害を予防することが出
来る。また厩舎に散布・噴霧すると、炭及びセラミック
スの吸着作用、木酢液の消臭作用、殺菌作用によって、
糞尿の臭いを消すことが出来、カビ・病原菌を消毒する
と共に、上記虫類が近寄るのを防ぐことが出来る。
【0013】その他和洋のタンス・押入・衣料箱に入れ
て置くと、ナフタリン等の合成防虫剤と同等にシミによ
る被害を予防することが出来る。しかも人畜無害であ
る。
【0014】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、吸着性の強い炭粉及びセラミックス粉により木酢液
特有の臭いが吸着されて、消えると共に、有害成分も吸
着されて、人畜に対して無害になる。さらにそれの散布
・噴霧によって、ダニ・ゴキブリ・白蟻等の害虫、衣服
を食う害虫、及び家畜・ペットに寄生するノミ・蚊等の
害虫が防除されると共に、住宅・事務所・厩舎等のカビ
・病原菌が消毒される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木酢液中に炭粉とセラミックス粉とを分
    散してなる炭利用防腐・防虫・消毒剤。
  2. 【請求項2】 木酢液 60〜70重量部に対して炭粉
    30〜20重量部とセラミックス粉 10重量部以下
    を分散してなる炭利用防腐・防虫・消毒剤。
JP8198376A 1996-07-08 1996-07-08 炭利用防腐・防虫・消毒剤 Pending JPH1025205A (ja)

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JP8198376A JPH1025205A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 炭利用防腐・防虫・消毒剤

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JP8198376A JPH1025205A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 炭利用防腐・防虫・消毒剤

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JPH1025205A true JPH1025205A (ja) 1998-01-27

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ID=16390093

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8198376A Pending JPH1025205A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 炭利用防腐・防虫・消毒剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317243C (zh) * 2003-12-16 2007-05-23 邵宝富 一种天然液肥及其制备方法
JP2009249350A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Kyoto Sangyo Univ 鳥インフルエンザウイルス不活化剤
CN110720475A (zh) * 2019-10-31 2020-01-24 常晓军 一种植物除虫固体制剂及制备方法

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JP2009249350A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Kyoto Sangyo Univ 鳥インフルエンザウイルス不活化剤
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