JPH10251448A - ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ

Info

Publication number
JPH10251448A
JPH10251448A JP9054791A JP5479197A JPH10251448A JP H10251448 A JPH10251448 A JP H10251448A JP 9054791 A JP9054791 A JP 9054791A JP 5479197 A JP5479197 A JP 5479197A JP H10251448 A JPH10251448 A JP H10251448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
weight
parts
rubber composition
silica
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9054791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Matsuda
光之 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP9054791A priority Critical patent/JPH10251448A/ja
Publication of JPH10251448A publication Critical patent/JPH10251448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐破壊性,耐カット性及び低発熱性などが大
きく改良されたゴム組成物、及びこの組成物をトレッド
ベースゴムに用いることにより、耐久性に優れ、かつ長
期走行後のタイヤ寿命末期においても、良好な外観を維
持する重荷重用空入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレン
ゴムを70重量%以上含有するジエン系ゴムに、カーボ
ンブラック,アクリロイルオキシ基又はα−アルキル置
換アクリロイルオキシ基を2個以上有する化合物を配合
して第1の混練りをした後、さらに、シリカとカップリ
ング剤とを配合して第2の混練りをして得られるゴム組
成物、及びそのゴム組成物をトレッドベースゴムとして
用いた重荷重用空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリカ配合ゴム組成
物に関するものであり、さらに詳しくは、タイヤトレッ
ドのベースゴムに好適に用いられるゴム組成物及びそれ
を用いた重荷重用空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バスやトラックなどに用いられ
る重荷重用空気入りタイヤにおいては、耐摩耗性,低発
熱性,耐破壊性などに優れたトレッドゴムが要求され
る。通常、重荷重用空気入りタイヤは、走行によるトレ
ッド内部の発熱が大きいために、トレッドゴムを二層と
し、内層ゴムとしてのベースゴムには低発熱性ゴム組成
物が、外層ゴムとしてのキャップゴムには耐摩耗性や耐
チッピング性などに良好なゴム組成物が用いられてい
る。一方、従来より、トレッドゴムの耐摩耗性や発熱性
などを改良する目的で、シリカ配合のゴム組成物が提案
され、多くの技術が開示されている。例えば特開平1−
92247号公報などには、特定のカーボンブラックや
特定のカップリング剤をシリカと共に配合したゴム組成
物が開示されている。
【0003】しかしながら、これらの従来技術において
は、耐摩耗性や低発熱性についてはそれなりの効果が発
揮されているものの、同時に耐破壊性、特に引裂抵抗性
に優れたゴムを得ることは困難であった。また、特開昭
63−150339号公報には、ジエン系ゴムの耐発熱
性、特にブロウアウト温度の上昇を改良する目的で、炭
素原子と結合する2個以上の−O−CO−CR=CH2
基(Rは水素又はアルキル基)を有する化合物を配合し
たゴム組成物が提案されている。しかし、この手法にお
いては、ゴムの耐熱性は改良されても、ゴムの硬度が増
加し強度は低下するために、そのようなゴム組成物を重
荷重用空気入りタイヤのトレッドゴムに用いた場合に
は、引裂抵抗性や耐チッピング性などの特に耐破壊性が
著しく低下するという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点を解決すべく鋭意検討の結果、天然ゴム及び/又は合
成ポリイソプレンゴムに、シリカとアクリロイルオキシ
基又はα−アルキル置換アクリロイルオキシ基を2個以
上有する化合物を有する特定化合物とを配合し、かつ混
練り条件を工夫することにより、上記の問題点を解決で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明における第1の発明は、天然ゴム及び/又は
合成ポリイソプレンゴムを70重量%以上含有するジエ
ン系ゴム100重量部に対して、(1)窒素吸着比表面
積(N2 SA)が70m2/g以上のカーボンブラック2
0〜60重量部、(2)アクリロイルオキシ基又はα−
アルキル置換アクリロイルオキシ基を2個以上有する化
合物0.05〜6重量部、(3)シリカ1〜30重量部、
及び(4)シランカップリング剤0.05〜6重量部とを
配合したことを特徴とするゴム組成物を提供することで
ある。
【0005】また、本発明における第2の発明は、天然
ゴム及び/又は合成ポリイソプレンゴムを70重量%以
上含有するジエン系ゴム100重量部に対して、(1)
窒素吸着比表面積(N2 SA)が70m2/g以上のカー
ボンブラックを20〜60重量部とアクリロイルオキシ
基又はα−アルキル置換アクリロイルオキシ基を2個以
上有する化合物を0.05〜6重量部配合し、第1の混練
りをした後、さらに、(3)シリカ1〜30重量部と
(4)カップリング剤0.05〜6重量部とを配合し、第
2の混練りをして得られることを特徴とするゴム組成物
及びその製造法を提供することである。さらに、本発明
における他の発明は、上記のゴム組成物をトレッドベー
スゴムに用いた重荷重用空気入りタイヤ及びその製造法
をも提供することである。ここで、ゴム組成物又はトレ
ッドベースゴムにおける加硫温度は、150℃以下であ
ることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明におけるゴム成分は、天然
ゴム及び/又は合成ポリイソプレンゴム70〜100重
量%と他のジエン系合成ゴム30〜0重量%からなるゴ
ムである。他のジエン系合成ゴムとしては、例えばスチ
レン−ブタジエンゴム、シス1,4−ポリブタジエンゴ
ム及びこれらの混合物などを使用することができる。天
然ゴム及び/又は合成ポリイソプレンゴムが70重量%
未満の場合は、低発熱性及び耐破壊性が低下する。ま
た、成分(1)としてのカーボンブラックは、窒素吸着
比表面積70m2 /g以上、好ましくは70〜170m
2 /gのものが用いられる。カーボンブラックの配合量
は、上記ゴム成分100重量部に対して、20〜60重
量部、好ましくは25〜50重量部である。20重量部
未満では耐摩耗性が低下し、60重量部を超えると低発
熱性が悪化する。また、成分(2)として用いられるア
クリロイルオキシ基又はα−アルキル置換アクリロイル
オキシ基を2個以上有する化合物としては、各種のもの
を挙げることができるが、好ましくは、下記の一般式で
表わされるものである。
【0007】
【化1】
【0008】(式中、R1 及びR2 は、それぞれ水素,
炭素数1〜20のアルキル基又は
【0009】
【化2】
【0010】基を示し、R3 は水素又は炭素数1〜5の
アルキル基(特に好ましくはメチル基)である。但し複
数のR3 はそれぞれ同じでも異なってもよい。)
【0011】上記一般式による成分(2)の化合物は、
さらに好ましくは、アクリロイルオキシ基又はα−アル
キル置換アクリロイルオキシ基を3個以上有する化合物
であり、特に、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト及びトリメチロールプロパントリメタクリレートが好
ましい。そのほか、1,3−ブチレングリコールジアク
リレート;1,5−ペンタンジオールジアクリレート;
ネオペンチルグリコールジアクリレート;1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレート;ジエチレングリコールジ
アクリレート;トリエチレングリコールジアクリレー
ト;テトラエチレングリコールジアクリレート;ポリエ
チレングリコールジアクリレート;ポリプロピレングリ
コールジアクリレート;ペンタエリスリトールトリアク
リレート;テトラメチロールメタンテトラアクリレー
ト;ジペンタエリスリトールヘキサ/ペンタアクリレー
ト;ジプロピレングリコールジメタクリレート;トリメ
チロールエタントリメタクリレートなどが挙げられる。
本発明で用いられる上記成分(2)の配合量は、ゴム1
00重量部に対して、0.05〜6重量部、好ましくは、
0.2〜2重量部である。0.05重量部未満ではシリカと
の相乗効果が得られず、6重量部を超えると引裂抵抗性
や耐チッピング性などの耐破壊性が低下する。
【0012】また、本発明で用いる成分(3)としての
シリカは、特に制限されるものではなく従来からの公知
のものを広く使用でき、例えば乾式法による無水ケイ
酸、湿式法による含水ケイ酸、合成ケイ酸などが挙げら
れる。シリカの配合量は、上記ゴム成分100重量部に
対して、1〜30重量部、好ましくは5〜20重量部で
ある。1重量部未満では配合効果は得られず、30重量
部を超えた場合には、低発熱性は悪化する。さらに、本
発明で用いる成分(4)としてのカップリング剤は、シ
リカとゴムとの結合剤であり、特に制限されるものでは
ないが、好ましくは、シランカップリング剤が使用され
る。カップリング剤の配合量は、ゴム100重量部に対
して、0.05〜6重量部、好ましくは0.5〜2重量部で
ある。0.05重量部未満では配合効果はなく、6重量部
を超える場合では、ゴム硬度が増大し、耐チッピング性
や引裂抵抗性が低下する。
【0013】本発明におけるゴム組成物を得るために
は、その混練り工程において、成分(2)としてのアク
リロイルオキシ基又はα−アルキル置換アクリロイルオ
キシ基を2個以上する化合物と、成分(3)としてのシ
リカを分離して配合し、分散させることが効果的であ
る。その理由は、成分(2)の化合物と成分(3)のシ
リカとを同時に配合すれば、成分(2)の化合物がシリ
カに吸着されることによりその配合効果が減殺されるた
めと考えられる。すなわち、本発明におけるゴム組成物
は、配合時のゴム混練り第1段階において、カーボンブ
ラックと前記成分(2)としての化合物を先ず配合して
混合分散させた後に、第2段階において、シリカとカッ
プリング剤とを配合し、混合分散させ、第3段階で、加
硫剤,加硫促進剤などの加硫関連配合剤を配合すること
により得られる。なお、本発明のゴム組成物には、その
他の配合剤として、プロセス油,亜鉛華,ステアリン
酸,老化防止剤などが適宜配合される。上記の混練りは
通常の混練装置、例えば、ロール,バンバリーミキサ
ー,ニーダー等により行なわれる。さらに、本発明にお
けるゴム組成物の加硫温度は150℃以下が好ましい。
150℃を超えて加硫する場合にはゴム硬度が大きくな
り、耐破壊性が低下するからである。
【0014】次に、上記のゴム組成物を用いた本発明の
空気入りタイヤへの適用について説明する。本発明によ
るゴム組成物は、特に重荷重用空気入りタイヤのトレッ
ドベースゴムとして好適に使用される。ここで、トレッ
ドは、キャップゴムとベースゴムとの体積比は90/1
0〜10/90の範囲であることが好ましい。キャップ
ゴムが90容量部を超えると、タイヤの低発熱性の維持
が困難であり、また、キャップゴムが10容量部未満で
は耐摩耗性が低下するからである。また、上記タイヤを
製造するに際しては、トレッドベース部の加硫温度が1
50℃以下、特に120〜150℃にすることが好まし
い。150℃以下で加硫すれは、成分(2)の化合物が
有する末端二重結合と硫黄との反応性は比較的小さいた
めに、加硫後においても未反応の化合物が残存してお
り、そのことが意外にも、タイヤ走行時の発熱作用によ
り極めて徐々にゴムとの架橋反応を進めて、タイヤ走行
末期におけるゴムの発熱軟化やへたり及び低発熱性の低
下を抑制することに大きな効果を発揮するからである。
【0015】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明につ
いて具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら
制約されるものではない。 実施例1〜4及び比較例1〜6 第1表記載の配合内容及び順序に従って配合剤の混練り
を行いゴム組成物を調製した。次に、このゴム組成物を
トレッドベースゴムに用い、第1表に示す加硫温度で加
硫し、10.00R20 14PR良路用タイヤを作製
し、供試タイヤとした。なお、トレッドのキャップゴム
とベースゴムとの体積比は50/50であった。評価方
法は、上記の供試タイヤを10tトラックに装着し、J
IS正規内圧の荷重にて10万km走行後、下記の方法
で行った。
【0016】(1)ゴムのモデュラス・破断時伸び 走行後のタイヤより、トレッドベースゴムの一部を切り
出して、JIS#3サンプルを作製し、これをインスト
ロン引っ張り試験機にて測定した。 (2)耐破壊性 トレッド両端部のパターンブロックの状態を観察した。 (3)耐摩耗性 キャップゴム完摩後のベースゴムが路面に出た状態での
溝深さを観察した。 (4)耐カット性 ベルト到達カット数を計数した。 (5)低発熱性 ベルトとトレッドゴムの境界部における発熱温度を測定
した。タイヤ性能としての各特性は、各々◎(優れてい
る),○(良好である),×(劣っている)の三段階評
価で示した。結果を第1表に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】注1) 混練の第1段階においては、上表
記載以外の配合剤として、ステアリン酸2重量部,亜鉛
華4重量部、及び老化防止剤1重量部を用いた。 注2) 上表で用いたカーボンブラックの窒素吸着比表
面積(N2 SA)は120m2/gである。
【0020】以上の結果から次のことがわかる。実施例
1〜3は、成分(2)として、トリメチロールプロパン
トリアクリレートを用いた場合、実施例4は、トリメチ
ロールプロパントリメタクリレートを用いた場合である
が、いずれも、他の性能を低下させることなく耐破壊性
が改良されていることがわかるが、特に実施例1及び4
は、耐破壊性,耐摩耗性,耐カット性及び低発熱性の全
ての性能で優れている。一方、比較例1は、トリメチロ
ールプロパントリアクリレートを配合しているがシリカ
を併用しない場合であり、比較例2は、成分(2)とし
ての化合物もシリカも配合しない場合であるが、いずれ
の場合も耐摩耗性が極めて劣っている。比較例3は、ト
リメチロールプロパントリアクリレートを増量した以外
は、実施例1と同様にして行った場合であるが、成分
(2)の配合量が本発明の範囲外にあるために特に耐破
壊性が劣っている。また、比較例4は、実施例1と同一
の配合であるが、タイヤベースゴムの加硫温度が150
℃を超えている場合であり、耐破壊性及び低発熱性が劣
っている。比較例5はシリカのみ配合し、成分(2)を
含まないため、タイヤ走行末期には、ゴムの発熱による
軟化やへたり及び低発熱性の低下が大きくなっている。
さらに、比較例6は、耐摩耗性向上のために、比較例2
においてカーボンブラックのみを増量したものである
が、単純に発熱増となり低発熱性は悪化している。
【0021】さらに、図1は、上記の実施例1及び比較
例3及び比較例6について、10万km走行後のタイヤ
から採取したベースゴムの引っ張り試験を行った際の応
力〜歪み曲線であるが、本発明による実施例1は、低発
熱性、耐カット性及び耐破壊特性の全てに優れているこ
とがわかる。次に、上記の実施例及び比較例の一部のタ
イヤについて、走行距離を変えて上記同様の評価を行っ
た。その結果を図2〜図3に示す。図2は、実施例1及
び比較例5のタイヤについて、トレッドベースゴムの3
00%モデュラスと走行距離との関係を示す図である。
その結果、本発明による実施例1は、走行による300
%モデュラスの変化は小さい。図3は、実施例1及び比
較例2,5のタイヤについて、各トレッドベースゴムの
破断時伸び(破断時歪み)と走行距離との関係を示す図
である。その結果、本発明による実施例1は、走行によ
る破断時伸びの変化は小さい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、耐破壊性,耐カット性
及び低発熱性などが大きく改良されたゴム組成物が提供
される。また、この組成物をトレッドベースゴムに用い
た重荷重用空気入りタイヤは、耐久性に優れ、かつ長期
走行後のタイヤ寿命末期においても、良好な外観を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例における10万km走行後の
タイヤのベースゴムについての応力〜歪み曲線を示す。
【図2】実施例及び比較例におけるタイヤのベースゴム
についての、300%モデュラスと走行距離との関係を
示すグラフである。
【図3】実施例及び比較例におけるタイヤのベースゴム
についての、破断時伸びと走行距離との関係を示すグラ
フである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/54 C08K 5/54 C08L 9/00 C08L 9/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレン
    ゴムを70重量%以上含有するジエン系ゴム100重量
    部に対して、(1)窒素吸着比表面積(N2SA)が7
    0m2/g以上のカーボンブラック20〜60重量部、
    (2)アクリロイルオキシ基又はα−アルキル置換アク
    リロイルオキシ基を2個以上有する化合物0.05〜6重
    量部、(3)シリカ1〜30重量部、及び(4)シラン
    カップリング剤0.05〜6重量部とを配合したことを特
    徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレン
    ゴムを70重量%以上含有するジエン系ゴム100重量
    部に対して、(1)窒素吸着比表面積(N2SA)が7
    0m2/g以上のカーボンブラックを20〜60重量部と
    アクリロイルオキシ基又はα−アルキル置換アクリロイ
    ルオキシ基を2個以上有する化合物を0.05〜6重量部
    配合し、第1の混練りをした後、さらに、(3)シリカ
    1〜30重量部と(4)カップリング剤0.05〜6重量
    部とを配合し、第2の混練りをして得られることを特徴
    とするゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のゴム組成物をト
    レッドベースゴムに用いたこと特徴とする重荷重用空気
    入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレン
    ゴムを70重量%以上含有するジエン系ゴム100重量
    部に、(1)窒素吸着比表面積(N2 SA)が70m2/
    g以上のカーボンブラック20〜60重量部と(2)ア
    クリロイルオキシ基又はα−アルキル置換アクリロイル
    オキシ基を2個以上有する化合物を0.05〜6重量部を
    配合し、第1の混練りを行った後、さらに、(3)シリ
    カと(4)カップリング剤を配合して第2の混練りを行
    い、その後、加硫関連配合剤を配合して第3の混練りを
    行い、加硫することを特徴とするゴム組成物の製造法。
  5. 【請求項5】 加硫温度が150℃以下である請求項4
    のゴム組成物の製造法。
  6. 【請求項6】 トレッドベースゴムの加硫温度が150
    ℃以下である条件で加硫することを特徴とする請求項3
    記載の重荷重用空気入りタイヤの製造法。
JP9054791A 1997-03-10 1997-03-10 ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ Pending JPH10251448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054791A JPH10251448A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054791A JPH10251448A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10251448A true JPH10251448A (ja) 1998-09-22

Family

ID=12980589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9054791A Pending JPH10251448A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10251448A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031510A1 (fr) * 2001-10-05 2003-04-17 Bridgestone Corporation Composition de caoutchouc
JP4521074B2 (ja) * 1998-06-08 2010-08-11 株式会社ブリヂストン ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2013159740A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤトレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2016191008A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 東洋ゴム工業株式会社 タイヤ用ゴム組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4521074B2 (ja) * 1998-06-08 2010-08-11 株式会社ブリヂストン ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
WO2003031510A1 (fr) * 2001-10-05 2003-04-17 Bridgestone Corporation Composition de caoutchouc
EP2226354A1 (en) * 2001-10-05 2010-09-08 Bridgestone Corporation Rubber composition
US7799856B2 (en) 2001-10-05 2010-09-21 Bridgestone Corporation Rubber composition
US8110625B2 (en) 2001-10-05 2012-02-07 Bridgestone Corporation Rubber composition
JP2013159740A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤトレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2016191008A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 東洋ゴム工業株式会社 タイヤ用ゴム組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4278212B2 (ja) 重荷重用タイヤ又はその更生タイヤ用のトレッドゴム組成物
JP4321894B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH1087896A (ja) 転がり抵抗が小さいタイヤ
JPH0748476A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
KR890000745B1 (ko) 타이어트레드용 고무조성물
JP2004196944A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP2001081239A (ja) 高性能タイヤ用トレッドゴム組成物およびその製造方法
JPH10251448A (ja) ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ
JPH11263882A (ja) ゴム組成物
JP3996696B2 (ja) ゴム組成物
KR100450640B1 (ko) 레디알 타이어 트레드용 고무 조성물
JP3444814B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
KR100593005B1 (ko) 저발열 언더트레드 고무조성물
KR100510946B1 (ko) 타이어 트레드용 고무 조성물
JPH0753781A (ja) ゴム組成物の製造方法
JP2000026657A (ja) ビード部補強用ゴム組成物
JPH07258471A (ja) ゴム組成物、該ゴム組成物から製造したタイヤトレッド及び該トレッドを有するタイヤ
JPH0987424A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP3349806B2 (ja) ゴム組成物
JPH1087887A (ja) ゴム組成物
KR100593028B1 (ko) 내마모성이 향상된 트럭 및 버스 타이어용 트레드 고무조성물
KR100656551B1 (ko) 나노 탄산칼슘이 함유된 트레드 고무조성물
KR100291209B1 (ko) 열 노화 특성이 우수한 트럭 및 버스용 타이어의 트래드 고무조성물
KR100569872B1 (ko) 카본블랙 성능강화제를 포함하는 타이어용 트레드고무조성물
JP4342814B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ