JPH10250979A - クレーン装置の運転モニター方法及び装置 - Google Patents
クレーン装置の運転モニター方法及び装置Info
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- JPH10250979A JPH10250979A JP7086697A JP7086697A JPH10250979A JP H10250979 A JPH10250979 A JP H10250979A JP 7086697 A JP7086697 A JP 7086697A JP 7086697 A JP7086697 A JP 7086697A JP H10250979 A JPH10250979 A JP H10250979A
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- monitoring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クレーン装置の運転のための操作レバーの操
作位置を運転者が容易且つ確実に確認できるようにする
こと。 【解決手段】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置にお
いて、運転用操作レバー22〜24の操作位置を操作位
置検出装置25〜27によって検出し、画面処理部60
においてこの検出結果に基づく操作位置を示す画像の信
号をモニター画像の映像信号PSに合成し、画面32A
上に操作位置表示画像G1〜G3を表示する。 【効果】 モニター画面上で各種操作レバーの操作状態
を確認できるので便利である。
作位置を運転者が容易且つ確実に確認できるようにする
こと。 【解決手段】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置にお
いて、運転用操作レバー22〜24の操作位置を操作位
置検出装置25〜27によって検出し、画面処理部60
においてこの検出結果に基づく操作位置を示す画像の信
号をモニター画像の映像信号PSに合成し、画面32A
上に操作位置表示画像G1〜G3を表示する。 【効果】 モニター画面上で各種操作レバーの操作状態
を確認できるので便利である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン装置の運
転状態を運転席にてモニターするためのクレーン装置の
運転モニター方法及び装置に関する。
転状態を運転席にてモニターするためのクレーン装置の
運転モニター方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクレーン装置、例えばタワークレ
ーン装置においては、ブームの起伏、旋回及び巻き上げ
の各操作を行うための操作レバーが運転席のクレーン制
御盤に設けられており、これらの操作レバーを所要のノ
ッチに入れてクレーン装置の運転を行っている。そし
て、各操作レバーがどのノッチに入っているかを運転者
が明確に確認できるようにするため、クレーン制御盤の
横にランプを取付け、操作レバーのその時のノッチ位置
に応じてこれらのランプの点灯を制御し、これにより運
転者に各操作レバーのその時のノッチ位置を表示するよ
うにした構成が公知である。
ーン装置においては、ブームの起伏、旋回及び巻き上げ
の各操作を行うための操作レバーが運転席のクレーン制
御盤に設けられており、これらの操作レバーを所要のノ
ッチに入れてクレーン装置の運転を行っている。そし
て、各操作レバーがどのノッチに入っているかを運転者
が明確に確認できるようにするため、クレーン制御盤の
横にランプを取付け、操作レバーのその時のノッチ位置
に応じてこれらのランプの点灯を制御し、これにより運
転者に各操作レバーのその時のノッチ位置を表示するよ
うにした構成が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転席のクレ
ーン制御盤の横に設けたランプを点灯して操作レバーの
入っているノッチ位置を表示する従来の構成によると、
表示ランプが運転席の横に位置することとなり、運転者
が運転操作を行いながらこれを目で確認することは運転
操作がしづらく不便であった。また、ブーム先端直下の
様子を映し出す巻上監視用テレビが運転席に設けられて
いる機種の場合には、この監視用テレビの画面にも注意
を払う必要があるため、運転席の横に位置するランプを
確認しつつクレーンの運転を行うことは一層困難であ
る。
ーン制御盤の横に設けたランプを点灯して操作レバーの
入っているノッチ位置を表示する従来の構成によると、
表示ランプが運転席の横に位置することとなり、運転者
が運転操作を行いながらこれを目で確認することは運転
操作がしづらく不便であった。また、ブーム先端直下の
様子を映し出す巻上監視用テレビが運転席に設けられて
いる機種の場合には、この監視用テレビの画面にも注意
を払う必要があるため、運転席の横に位置するランプを
確認しつつクレーンの運転を行うことは一層困難であ
る。
【0004】本発明の目的は、クレーン装置の運転のた
めの操作レバーの操作位置を運転者が容易且つ確実に確
認することができるようにした、クレーン装置の運転モ
ニター方法及び装置を提供することにある。
めの操作レバーの操作位置を運転者が容易且つ確実に確
認することができるようにした、クレーン装置の運転モ
ニター方法及び装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、クレーン装置の運転
状況をも運転者が容易且つ確実に確認することができる
ようにした、クレーン装置の運転モニター方法及び装置
を提供することにある。
状況をも運転者が容易且つ確実に確認することができる
ようにした、クレーン装置の運転モニター方法及び装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の方法の特徴は、所要のモニター画像を映し出
すための監視用テレビが運転席に設けられているクレー
ン装置の運転操作状態をモニターするための方法におい
て、クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を示す操
作位置表示画像を前記監視用テレビの画面上に表示する
ようにした点にある。
の本発明の方法の特徴は、所要のモニター画像を映し出
すための監視用テレビが運転席に設けられているクレー
ン装置の運転操作状態をモニターするための方法におい
て、クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を示す操
作位置表示画像を前記監視用テレビの画面上に表示する
ようにした点にある。
【0007】この構成によると、所要の運転用操作部材
の操作位置が監視用テレビの画面内に操作位置表示画像
として映し出される。したがって、運転者は監視用テレ
ビの画面から視線を外すことなしに所要の運転用操作部
材の操作位置を把握することができる。
の操作位置が監視用テレビの画面内に操作位置表示画像
として映し出される。したがって、運転者は監視用テレ
ビの画面から視線を外すことなしに所要の運転用操作部
材の操作位置を把握することができる。
【0008】操作位置表示画像の表示位置は監視用テレ
ビの画面上の任意の位置でよいが、操作位置表示画像を
モニター画像と共に表示する場合には、モニター画像の
邪魔にならないよう画面の端部近く、例えば画面の下端
縁近くに表示するのが好ましい。
ビの画面上の任意の位置でよいが、操作位置表示画像を
モニター画像と共に表示する場合には、モニター画像の
邪魔にならないよう画面の端部近く、例えば画面の下端
縁近くに表示するのが好ましい。
【0009】運転用操作部材は、ブームの起伏操作を行
うための起伏操作レバー、ブームの旋回操作を行うため
の旋回操作レバー、クレーンワイヤーの巻上操作を行う
ための巻上操作レバー等であり、これらの操作レバーの
操作状態、例えばそのときのノッチ位置の如き操作位置
が操作位置表示画像によって監視用テレビの画面上に表
示される。監視用テレビの画面上にその操作状態を表示
すべき運転用操作部材は任意に選択することができる。
例えば、起伏操作レバー、旋回操作レバー、巻上操作レ
バーのうちの1つだけでもよいし、複数であってもよ
い。後述する実施の形態においては、起伏操作レバー、
旋回操作レバー、巻上操作レバーについてそれらの各操
作位置を対応する3つの操作位置表示画像によって監視
用テレビの画面上に表示するようにした例が示されてい
る。しかし、運転用操作部材の種類をこれらの3つの操
作レバーに限定する趣旨ではない。
うための起伏操作レバー、ブームの旋回操作を行うため
の旋回操作レバー、クレーンワイヤーの巻上操作を行う
ための巻上操作レバー等であり、これらの操作レバーの
操作状態、例えばそのときのノッチ位置の如き操作位置
が操作位置表示画像によって監視用テレビの画面上に表
示される。監視用テレビの画面上にその操作状態を表示
すべき運転用操作部材は任意に選択することができる。
例えば、起伏操作レバー、旋回操作レバー、巻上操作レ
バーのうちの1つだけでもよいし、複数であってもよ
い。後述する実施の形態においては、起伏操作レバー、
旋回操作レバー、巻上操作レバーについてそれらの各操
作位置を対応する3つの操作位置表示画像によって監視
用テレビの画面上に表示するようにした例が示されてい
る。しかし、運転用操作部材の種類をこれらの3つの操
作レバーに限定する趣旨ではない。
【0010】操作位置表示画像は、所要の運転用操作部
材の操作位置を運転者の視覚に訴えて判り易く認識させ
るための画像である。実施の形態においては、各操作レ
バーの各ノッチ位置を一列に配列した複数のセグメント
に対応させその時のノッチ位置に対応するセグメントの
色等を他のセグメントのそれと変えることによりその時
のノッチ位置を画像表示した場合の形態が一例として示
されている。しかし、操作位置表示画像はこの形態に限
定されるものではなく、これらのセグメントを環状に配
置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその時
のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態であ
ってもよい。このような操作位置表示画像を採用するこ
との利点は、所要の運転用操作部材の操作位置、すなわ
ち操作状態を運転者が視覚を通じて直感的に把握できる
ことである。
材の操作位置を運転者の視覚に訴えて判り易く認識させ
るための画像である。実施の形態においては、各操作レ
バーの各ノッチ位置を一列に配列した複数のセグメント
に対応させその時のノッチ位置に対応するセグメントの
色等を他のセグメントのそれと変えることによりその時
のノッチ位置を画像表示した場合の形態が一例として示
されている。しかし、操作位置表示画像はこの形態に限
定されるものではなく、これらのセグメントを環状に配
置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその時
のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態であ
ってもよい。このような操作位置表示画像を採用するこ
との利点は、所要の運転用操作部材の操作位置、すなわ
ち操作状態を運転者が視覚を通じて直感的に把握できる
ことである。
【0011】所要の操作位置表示画像は、そのうちのい
くつかを選択的に監視用テレビの画面上に表示させるよ
うにすることもできる。このように構成すれば、操作位
置表示画像がモニター画像の邪魔になるような状況が生
じた場合必要に応じて邪魔となっている操作位置表示画
像を画面上から選択的に消すことができるので便利であ
る。
くつかを選択的に監視用テレビの画面上に表示させるよ
うにすることもできる。このように構成すれば、操作位
置表示画像がモニター画像の邪魔になるような状況が生
じた場合必要に応じて邪魔となっている操作位置表示画
像を画面上から選択的に消すことができるので便利であ
る。
【0012】本発明の別の特徴は、監視用テレビの画面
上に操作位置表示画像を表示する構成に加えて、クレー
ン装置のそのときの運転状況を示す文字データを所望に
より表示できるようにした点にある。クレーン装置のそ
のときの運転状況を示す文字データとしては、例えば、
作業半径、荷重、フック揚程、風速等を挙げることがで
きる。文字表示を行うデータは、これらの一部、全部、
又はこれら以外のデータを加えたもの等任意でよい。
上に操作位置表示画像を表示する構成に加えて、クレー
ン装置のそのときの運転状況を示す文字データを所望に
より表示できるようにした点にある。クレーン装置のそ
のときの運転状況を示す文字データとしては、例えば、
作業半径、荷重、フック揚程、風速等を挙げることがで
きる。文字表示を行うデータは、これらの一部、全部、
又はこれら以外のデータを加えたもの等任意でよい。
【0013】文字データは例えば「作業半径25m」の
如く表示することができる。文字データの表示は所定の
一定形式に定めることができ、監視用テレビの画面上適
宜の位置にて表示する。
如く表示することができる。文字データの表示は所定の
一定形式に定めることができ、監視用テレビの画面上適
宜の位置にて表示する。
【0014】この文字データの表示は画面上から消去で
きるように構成されており、したがって、運転者がモニ
ター画像をチェックするのに邪魔になるならばこの文字
データの表示をいつでも画面上から消去することができ
る。監視用テレビの画面上にクレーン装置のそのときの
運転状況を示す文字データを表示すれば、運転者は運転
席にある各種の表示器の値を読み取る必要なしに、その
時の運転状況をモニター画像を見ながら容易に把握する
ことができる。
きるように構成されており、したがって、運転者がモニ
ター画像をチェックするのに邪魔になるならばこの文字
データの表示をいつでも画面上から消去することができ
る。監視用テレビの画面上にクレーン装置のそのときの
運転状況を示す文字データを表示すれば、運転者は運転
席にある各種の表示器の値を読み取る必要なしに、その
時の運転状況をモニター画像を見ながら容易に把握する
ことができる。
【0015】本発明の他の特徴は、所要のモニター画像
を映し出すための監視用テレビが運転席に設けられてい
るクレーン装置の運転操作状態をモニターするための装
置において、前記クレーン装置の運転用操作部材の操作
位置を検出するための操作位置検出装置と、該操作位置
検出装置からの検出信号に応答し前記運転用操作部材の
操作位置を示す操作位置表示画像を前記モニター画像中
に表示するための処理を行う処理部とを備えた点にあ
る。
を映し出すための監視用テレビが運転席に設けられてい
るクレーン装置の運転操作状態をモニターするための装
置において、前記クレーン装置の運転用操作部材の操作
位置を検出するための操作位置検出装置と、該操作位置
検出装置からの検出信号に応答し前記運転用操作部材の
操作位置を示す操作位置表示画像を前記モニター画像中
に表示するための処理を行う処理部とを備えた点にあ
る。
【0016】監視用テレビの画面上にその操作状態を表
示すべき運転用操作部材は任意に選択することができ
る。例えば、起伏操作レバー、旋回操作レバー、巻上操
作レバーのうちの1つだけでもよいし、複数であっても
よい。または、これ以外の運転用操作部材を対象として
もよい。複数の運転操作部材を対象とする場合には、所
要の運転操作部材毎に操作位置を検出する。処理部は、
操作位置検出装置からの検出信号に応答し運転用操作部
材の操作位置を示す画像の表示に必要な表示画像信号を
作成するデータ表示画像作成部と、表示画像信号に応答
し上記データに基づく運転用操作部材の操作位置を示す
操作位置表示画像がモニター画像中に表示されるよう監
視用テレビに供給するための映像信号を処理する画面処
理部とから構成することができる。画面処理部からの出
力信号は監視用テレビに送られ、ここで所要の操作位置
表示画像が監視用テレビカメラ等によって得られたモニ
ター画像と共に監視用テレビの画面に表示される。デー
タ表示画像作成部は、さらに、前記操作位置検出装置か
らの検出信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置を
示す画像の表示に必要なデータを作成する表示データ作
成部と、該表示データ作成部に応答し前記データに基づ
いて前記運転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示
画像を所定の配置状態で示すための表示画像信号を出力
するためのデータ画面構成部とから構成することができ
る。
示すべき運転用操作部材は任意に選択することができ
る。例えば、起伏操作レバー、旋回操作レバー、巻上操
作レバーのうちの1つだけでもよいし、複数であっても
よい。または、これ以外の運転用操作部材を対象として
もよい。複数の運転操作部材を対象とする場合には、所
要の運転操作部材毎に操作位置を検出する。処理部は、
操作位置検出装置からの検出信号に応答し運転用操作部
材の操作位置を示す画像の表示に必要な表示画像信号を
作成するデータ表示画像作成部と、表示画像信号に応答
し上記データに基づく運転用操作部材の操作位置を示す
操作位置表示画像がモニター画像中に表示されるよう監
視用テレビに供給するための映像信号を処理する画面処
理部とから構成することができる。画面処理部からの出
力信号は監視用テレビに送られ、ここで所要の操作位置
表示画像が監視用テレビカメラ等によって得られたモニ
ター画像と共に監視用テレビの画面に表示される。デー
タ表示画像作成部は、さらに、前記操作位置検出装置か
らの検出信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置を
示す画像の表示に必要なデータを作成する表示データ作
成部と、該表示データ作成部に応答し前記データに基づ
いて前記運転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示
画像を所定の配置状態で示すための表示画像信号を出力
するためのデータ画面構成部とから構成することができ
る。
【0017】操作位置表示画像は、所要の運転用操作部
材の操作位置を運転者の視覚に訴えて判り易く認識させ
るための画像である。実施の形態においては、各操作レ
バーの各ノッチ位置を一列に配列した複数のセグメント
に対応させその時のノッチ位置に対応するセグメントの
色等を他のセグメントのそれと変えることによりその時
のノッチ位置を画像表示した場合の形態が一例として示
されている。しかし、操作位置表示画像はこの形態に限
定されるものではなく、これらのセグメントを環状に配
置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその時
のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態であ
ってもよい。このような操作位置表示画像を採用するこ
との利点は、所要の運転用操作部材の操作位置、すなわ
ち操作状態を運転者が視覚を通じて直感的に把握できる
ことである。
材の操作位置を運転者の視覚に訴えて判り易く認識させ
るための画像である。実施の形態においては、各操作レ
バーの各ノッチ位置を一列に配列した複数のセグメント
に対応させその時のノッチ位置に対応するセグメントの
色等を他のセグメントのそれと変えることによりその時
のノッチ位置を画像表示した場合の形態が一例として示
されている。しかし、操作位置表示画像はこの形態に限
定されるものではなく、これらのセグメントを環状に配
置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその時
のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態であ
ってもよい。このような操作位置表示画像を採用するこ
との利点は、所要の運転用操作部材の操作位置、すなわ
ち操作状態を運転者が視覚を通じて直感的に把握できる
ことである。
【0018】所要の操作位置表示画像は、そのうちのい
くつかを選択的に監視用テレビの画面上に表示させるよ
うにすることもできる。このように構成すれば、操作位
置表示画像がモニター画像の邪魔になるような状況が生
じた場合必要に応じて操作位置表示画像を画面上から消
すことができるので便利である。
くつかを選択的に監視用テレビの画面上に表示させるよ
うにすることもできる。このように構成すれば、操作位
置表示画像がモニター画像の邪魔になるような状況が生
じた場合必要に応じて操作位置表示画像を画面上から消
すことができるので便利である。
【0019】本発明のさらに他の特徴は、所要のモニタ
ー画像を映し出すための監視用テレビが運転席に設けら
れているクレーン装置の運転操作状態をモニターするた
めの装置において、前記クレーン装置の運転用操作部材
の操作位置を検出するための操作位置検出装置と、前記
クレーン装置のその時の運転状況を検出するための運転
状況検出装置と、前記操作位置検出装置からの検出信号
と該運転状況検出装置からの検出信号とに応答し前記運
転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像と運転
状況を示す文字データ画像とを前記モニター画像中に表
示するための処理を行う処理部とを備えた点にある。こ
の処理部は、前記操作位置検出装置からの操作位置検出
信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置を示す画像
の表示に必要な第1のデータを作成する第1のデータ作
成部と、前記運転状況検出装置からの運転状況検出信号
に応答し運転状況を示す文字データ画像表示のために必
要な第2のデータを作成する第2のデータ作成部と、該
第1及び第2のデータ作成部に応答し前記第1のデータ
に基づく前記運転用操作部材の操作位置を示す操作位置
表示画像と前記第2のデータに基づく運転状況を示す文
字データ画像とを前記モニター画像中に表示するための
処理を行う信号処理部とから構成することができる。
ー画像を映し出すための監視用テレビが運転席に設けら
れているクレーン装置の運転操作状態をモニターするた
めの装置において、前記クレーン装置の運転用操作部材
の操作位置を検出するための操作位置検出装置と、前記
クレーン装置のその時の運転状況を検出するための運転
状況検出装置と、前記操作位置検出装置からの検出信号
と該運転状況検出装置からの検出信号とに応答し前記運
転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像と運転
状況を示す文字データ画像とを前記モニター画像中に表
示するための処理を行う処理部とを備えた点にある。こ
の処理部は、前記操作位置検出装置からの操作位置検出
信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置を示す画像
の表示に必要な第1のデータを作成する第1のデータ作
成部と、前記運転状況検出装置からの運転状況検出信号
に応答し運転状況を示す文字データ画像表示のために必
要な第2のデータを作成する第2のデータ作成部と、該
第1及び第2のデータ作成部に応答し前記第1のデータ
に基づく前記運転用操作部材の操作位置を示す操作位置
表示画像と前記第2のデータに基づく運転状況を示す文
字データ画像とを前記モニター画像中に表示するための
処理を行う信号処理部とから構成することができる。
【0020】クレーン装置のそのときの運転状況を示す
文字データとしては、例えば、作業半径、荷重、フック
揚程、風速等を挙げることができる。文字表示を行うデ
ータは、これらの一部、全部、又はこれら以外のデータ
を加えたもの等任意でよい。文字データは例えば「作業
半径25m」の如く表示することができる。文字データ
の表示は所定の一定形式に定めることができ、監視用テ
レビの画面上適宜の位置にて表示される。この構成によ
れば、運転操作部材の操作位置に加えて、例えば、作業
半径、荷重、フック揚程、風速等の如きクレーン装置の
運転状況を示す文字データを監視用テレビの画面上に表
示することができるので、運転者は監視用テレビの画面
上を見るだけでよく、頗る便利である。また、必要な情
報が監視用テレビの画面上に集中しているので、運転者
の注意力を監視用テレビの画面上以外のところに傾ける
必要性が少なくなり、安全運転にも著しく役立つ。
文字データとしては、例えば、作業半径、荷重、フック
揚程、風速等を挙げることができる。文字表示を行うデ
ータは、これらの一部、全部、又はこれら以外のデータ
を加えたもの等任意でよい。文字データは例えば「作業
半径25m」の如く表示することができる。文字データ
の表示は所定の一定形式に定めることができ、監視用テ
レビの画面上適宜の位置にて表示される。この構成によ
れば、運転操作部材の操作位置に加えて、例えば、作業
半径、荷重、フック揚程、風速等の如きクレーン装置の
運転状況を示す文字データを監視用テレビの画面上に表
示することができるので、運転者は監視用テレビの画面
上を見るだけでよく、頗る便利である。また、必要な情
報が監視用テレビの画面上に集中しているので、運転者
の注意力を監視用テレビの画面上以外のところに傾ける
必要性が少なくなり、安全運転にも著しく役立つ。
【0021】本発明のさらに別の特徴は、運転状況を示
す文字データ画像を監視用テレビの画面上から消去でき
るようにするための選択スイッチを設けた点にある。し
たがって、運転者がモニター画像をチェックするのに邪
魔になるならばこの文字データ画像の表示をいつでも画
面上から消去することができる。監視用テレビの画面上
にクレーン装置のそのときの運転状況を示す文字データ
画像を表示すれば、運転者は運転席にある各種の表示器
の値を読み取る必要なしに、その時の運転状況をモニタ
ー画像を見ながら容易に把握することができる。
す文字データ画像を監視用テレビの画面上から消去でき
るようにするための選択スイッチを設けた点にある。し
たがって、運転者がモニター画像をチェックするのに邪
魔になるならばこの文字データ画像の表示をいつでも画
面上から消去することができる。監視用テレビの画面上
にクレーン装置のそのときの運転状況を示す文字データ
画像を表示すれば、運転者は運転席にある各種の表示器
の値を読み取る必要なしに、その時の運転状況をモニタ
ー画像を見ながら容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
により運転のモニターを行うようにしたタワー式のクレ
ーン装置の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
クレーン装置1はタワー本体2の上に運転室3とブーム
4とが設けられ、運転室3内において、ブーム4の起
伏、旋回、及びブーム4の先端からワイヤーロープ5に
よって吊り下げられているフック6の巻き上げをそれぞ
れ独立して操作することができる構成となっている。ブ
ーム4の起伏、旋回、及びフック6の巻き上げの各運転
操作のための、起伏操作レバー、旋回操作レバー、及び
巻挙操作レバーは運転室3内に設けられているが、図1
ではこれらは図示されていない。ブーム4の起伏は油圧
シリンダ7により制御され、ワイヤーロープ5の巻き上
げは巻上げモータ8により制御される。なお、クレーン
装置1の機械的な基本構成それ自体は公知であるから、
クレーン装置1の機械的な構成についてのこれ以上の詳
しい説明は省略する。
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
により運転のモニターを行うようにしたタワー式のクレ
ーン装置の実施の形態の一例を示す概略構成図である。
クレーン装置1はタワー本体2の上に運転室3とブーム
4とが設けられ、運転室3内において、ブーム4の起
伏、旋回、及びブーム4の先端からワイヤーロープ5に
よって吊り下げられているフック6の巻き上げをそれぞ
れ独立して操作することができる構成となっている。ブ
ーム4の起伏、旋回、及びフック6の巻き上げの各運転
操作のための、起伏操作レバー、旋回操作レバー、及び
巻挙操作レバーは運転室3内に設けられているが、図1
ではこれらは図示されていない。ブーム4の起伏は油圧
シリンダ7により制御され、ワイヤーロープ5の巻き上
げは巻上げモータ8により制御される。なお、クレーン
装置1の機械的な基本構成それ自体は公知であるから、
クレーン装置1の機械的な構成についてのこれ以上の詳
しい説明は省略する。
【0023】クレーン装置1においては、巻き上げの様
子を運転室3内で把握できるようにするための監視用テ
レビカメラ9がブーム4の先端部に取り付けられてお
り、監視用テレビカメラ9によって得られたフック6の
直下の映像を運転室3内に設けられた後述する監視用テ
レビで見ることができる構成となっている。さらに、ク
レーン装置1の運転状況を運転室3内で把握することが
できるようにするため、クレーン装置1の上端部1Aに
は、図2に示されるように、風速検出装置10、荷重検
出装置11、揚程検出装置12が設けられており、ブー
ム4の基端部には作業半径検出装置13が設けられてい
る(図3参照)。そして、風速検出装置10、荷重検出
装置11、揚程検出装置12及び作業半径検出装置13
からは、それぞれの検出結果を示す電気的信号が図示し
ないケーブルを介して運転室3内に送られている。
子を運転室3内で把握できるようにするための監視用テ
レビカメラ9がブーム4の先端部に取り付けられてお
り、監視用テレビカメラ9によって得られたフック6の
直下の映像を運転室3内に設けられた後述する監視用テ
レビで見ることができる構成となっている。さらに、ク
レーン装置1の運転状況を運転室3内で把握することが
できるようにするため、クレーン装置1の上端部1Aに
は、図2に示されるように、風速検出装置10、荷重検
出装置11、揚程検出装置12が設けられており、ブー
ム4の基端部には作業半径検出装置13が設けられてい
る(図3参照)。そして、風速検出装置10、荷重検出
装置11、揚程検出装置12及び作業半径検出装置13
からは、それぞれの検出結果を示す電気的信号が図示し
ないケーブルを介して運転室3内に送られている。
【0024】図4は、図1に示したクレーン装置1の運
転室3内の操作卓の構成を概略的に示す図である。21
はクレーン制御盤であり、クレーン装置1における上述
した各種の運転操作を行うために設けられている。クレ
ーン制御盤21には起伏操作レバー22、旋回操作レバ
ー23及び巻上操作レバー24が設けられており、各操
作レバー22〜24の操作によるノッチ位置に応じてク
レーン装置1の起伏、旋回、巻上制御が図示しない公知
の操作制御系統により実行される。
転室3内の操作卓の構成を概略的に示す図である。21
はクレーン制御盤であり、クレーン装置1における上述
した各種の運転操作を行うために設けられている。クレ
ーン制御盤21には起伏操作レバー22、旋回操作レバ
ー23及び巻上操作レバー24が設けられており、各操
作レバー22〜24の操作によるノッチ位置に応じてク
レーン装置1の起伏、旋回、巻上制御が図示しない公知
の操作制御系統により実行される。
【0025】25は起伏操作レバー22の操作ノッチ位
置を検出するための第1操作位置検出装置であり、起伏
操作レバー22のその時の操作ノッチ位置を示す第1操
作位置検出信号S1を出力する。26は旋回操作レバー
23の操作ノッチ位置を検出するための第2操作位置検
出装置であり、旋回操作レバー23のその時の操作ノッ
チ位置を示す第2操作位置検出信号S2を出力する。2
7は巻上操作レバー24の操作ノッチ位置を検出するた
めの第3操作位置検出装置であり、巻上操作レバー24
のその時の操作ノッチ位置を示す第3操作位置検出信号
S3を出力する。第1乃至第3操作位置検出信号S1〜
S3は運転モニター制御装置31に入力されている。
置を検出するための第1操作位置検出装置であり、起伏
操作レバー22のその時の操作ノッチ位置を示す第1操
作位置検出信号S1を出力する。26は旋回操作レバー
23の操作ノッチ位置を検出するための第2操作位置検
出装置であり、旋回操作レバー23のその時の操作ノッ
チ位置を示す第2操作位置検出信号S2を出力する。2
7は巻上操作レバー24の操作ノッチ位置を検出するた
めの第3操作位置検出装置であり、巻上操作レバー24
のその時の操作ノッチ位置を示す第3操作位置検出信号
S3を出力する。第1乃至第3操作位置検出信号S1〜
S3は運転モニター制御装置31に入力されている。
【0026】運転モニター制御装置31には、監視用テ
レビカメラ9からの映像信号PS、風速検出装置10か
らのその時の風速を示す風速信号J1、荷重検出装置1
1からのその時の荷重を示す荷重信号J2、揚程検出装
置12からのその時の揚程を示す揚程信号J3及び作業
半径検出装置13からのその時の作業半径を示す作業半
径信号J4が入力されている。
レビカメラ9からの映像信号PS、風速検出装置10か
らのその時の風速を示す風速信号J1、荷重検出装置1
1からのその時の荷重を示す荷重信号J2、揚程検出装
置12からのその時の揚程を示す揚程信号J3及び作業
半径検出装置13からのその時の作業半径を示す作業半
径信号J4が入力されている。
【0027】運転モニター制御装置31は、第1乃至第
3操作位置検出信号S1〜S3に基づいてクレーン装置
1の起伏操作レバー22、旋回操作レバー23及び巻上
操作レバー24の各操作位置を示す操作位置表示画像と
映像信号PSによるモニター映像とを合成して監視用テ
レビ32の画面上に表示する機能を果たすものである。
運転モニター制御装置31は、さらに、風速信号J1、
荷重信号J2、揚程信号J3及び作業半径信号J4に基
づき、クレーン装置1のその時の運転状況を示す文字デ
ータを監視用テレビ32の画面上に表示させる機能も有
している。符号33で示されるのは、この文字データを
監視用テレビ32の画面上に表示させるかさせないかを
選択するための選択スイッチである。
3操作位置検出信号S1〜S3に基づいてクレーン装置
1の起伏操作レバー22、旋回操作レバー23及び巻上
操作レバー24の各操作位置を示す操作位置表示画像と
映像信号PSによるモニター映像とを合成して監視用テ
レビ32の画面上に表示する機能を果たすものである。
運転モニター制御装置31は、さらに、風速信号J1、
荷重信号J2、揚程信号J3及び作業半径信号J4に基
づき、クレーン装置1のその時の運転状況を示す文字デ
ータを監視用テレビ32の画面上に表示させる機能も有
している。符号33で示されるのは、この文字データを
監視用テレビ32の画面上に表示させるかさせないかを
選択するための選択スイッチである。
【0028】図5には、運転モニター制御装置31の構
成を示すブロック図が示されている。第1乃至第3操作
位置検出信号S1〜S3、及び風速信号J1、荷重信号
J2、揚程信号J3、作業半径信号J4は、入力ポート
40に入力され、ここで各信号はアナログ/デジタル
(A/D)変換され、所要のデータフォーマットに従う
デジタルデータ信号とされてデータ表示画像作成部70
に入力される。ここで、所要のデータフォーマットに従
うデジタルデータ信号とされた各信号を、入力ポート4
0における変換前の信号と区別するためにそれらの変換
前の信号の符号にDを付して、DS1、DS2、DS
3、DJ1、DJ2、DJ3、DJ4、とし、同一の名
称を用いて称することにする。入力ポート40からの出
力信号は、後述するように、データ表示画像作成部70
を構成するデータ作成部50及びデータ画面合成部55
と画面処理部60とからなる処理部において、各操作位
置検出信号に従う各運転用操作部材の操作位置を示す操
作位置表示画像をモニター画像中に表示するための処理
が行われる。
成を示すブロック図が示されている。第1乃至第3操作
位置検出信号S1〜S3、及び風速信号J1、荷重信号
J2、揚程信号J3、作業半径信号J4は、入力ポート
40に入力され、ここで各信号はアナログ/デジタル
(A/D)変換され、所要のデータフォーマットに従う
デジタルデータ信号とされてデータ表示画像作成部70
に入力される。ここで、所要のデータフォーマットに従
うデジタルデータ信号とされた各信号を、入力ポート4
0における変換前の信号と区別するためにそれらの変換
前の信号の符号にDを付して、DS1、DS2、DS
3、DJ1、DJ2、DJ3、DJ4、とし、同一の名
称を用いて称することにする。入力ポート40からの出
力信号は、後述するように、データ表示画像作成部70
を構成するデータ作成部50及びデータ画面合成部55
と画面処理部60とからなる処理部において、各操作位
置検出信号に従う各運転用操作部材の操作位置を示す操
作位置表示画像をモニター画像中に表示するための処理
が行われる。
【0029】表示データ作成部50は、第1乃至第3操
作位置検出信号DS1〜DS3に基づいて、これらの各
入力信号に対応する操作レバーの操作位置をそれぞれ示
す画像の表示に必要な表示データの作成のための表示デ
ータ作成処理を実行する。表示データ作成部50は、ま
た、風速信号DJ1、荷重信号DJ2、揚程信号DJ
3、作業半径信号DJ4に基づいて、これらの各入力信
号に対応する各検出装置の検出結果を示す文字データの
表示に必要な文字データの作成のための表示データ作成
処理も実行する。
作位置検出信号DS1〜DS3に基づいて、これらの各
入力信号に対応する操作レバーの操作位置をそれぞれ示
す画像の表示に必要な表示データの作成のための表示デ
ータ作成処理を実行する。表示データ作成部50は、ま
た、風速信号DJ1、荷重信号DJ2、揚程信号DJ
3、作業半径信号DJ4に基づいて、これらの各入力信
号に対応する各検出装置の検出結果を示す文字データの
表示に必要な文字データの作成のための表示データ作成
処理も実行する。
【0030】この結果、表示データ作成部50からは、
第1操作位置検出信号S1に応じた起伏操作レバー22
のその時の操作位置を示す画像の表示に必要な第1表示
データH1、第2操作位置検出信号S2に応じた旋回操
作レバー23のその時の操作位置を示す画像の表示に必
要な第2表示データH2、第3操作位置検出信号S3に
応じた起伏操作レバー24のその時の操作位置を示す画
像の表示に必要な第3表示データH3が出力され、第1
表示データH1、第2表示データH2及び第3表示デー
タH3はデータ画面構成部55に送られる。一方、文字
データは、風速信号DJ1、荷重信号DJ2、揚程信号
DJ3、作業半径信号DJ4に従う運転状況内容を示す
1組の文字データの表示のための文字データMとして作
成され、文字データMもデータ画面構成部55に入力さ
れる。
第1操作位置検出信号S1に応じた起伏操作レバー22
のその時の操作位置を示す画像の表示に必要な第1表示
データH1、第2操作位置検出信号S2に応じた旋回操
作レバー23のその時の操作位置を示す画像の表示に必
要な第2表示データH2、第3操作位置検出信号S3に
応じた起伏操作レバー24のその時の操作位置を示す画
像の表示に必要な第3表示データH3が出力され、第1
表示データH1、第2表示データH2及び第3表示デー
タH3はデータ画面構成部55に送られる。一方、文字
データは、風速信号DJ1、荷重信号DJ2、揚程信号
DJ3、作業半径信号DJ4に従う運転状況内容を示す
1組の文字データの表示のための文字データMとして作
成され、文字データMもデータ画面構成部55に入力さ
れる。
【0031】データ画面構成部55は、第1表示データ
H1の内容に応じた第1操作位置画像G1のデータ及
び、第2表示データH2の内容に応じた第2操作位置画
像G2のデータ及び、第3表示データH3の内容に応じ
た第3操作位置画像G3のデータ及び、文字データ作成
部54からの文字データMに従う文字データ画像G4の
データを合成して、第1操作位置画像G1、第2操作位
置画像G2、第3操作位置画像G3及び文字データ画像
G4が画面32A上において重なることがないようにず
らして表示するためのデータ表示画像の合成映像信号X
1を出力する。
H1の内容に応じた第1操作位置画像G1のデータ及
び、第2表示データH2の内容に応じた第2操作位置画
像G2のデータ及び、第3表示データH3の内容に応じ
た第3操作位置画像G3のデータ及び、文字データ作成
部54からの文字データMに従う文字データ画像G4の
データを合成して、第1操作位置画像G1、第2操作位
置画像G2、第3操作位置画像G3及び文字データ画像
G4が画面32A上において重なることがないようにず
らして表示するためのデータ表示画像の合成映像信号X
1を出力する。
【0032】データ画面構成部55には選択スイッチ3
3が接続されている。選択スイッチ33が閉じられてい
る場合には上述した文字データMをデータ表示画像に合
成する処理が実行されるが、選択スイッチ33を開く
と、上述した文字データMをデータ表示画像に合成する
処理が実行されず、第1操作位置画像G1、第2操作位
置画像G2及び第3操作位置画像G3のみの構成による
データ表示画像の合成映像信号X1が出力される。すな
わち、選択スイッチ33のオン、オフにより文字データ
画像G4の合成を制御することができる構成となってい
る。合成映像信号X1は画面処理部60に入力されてい
る。
3が接続されている。選択スイッチ33が閉じられてい
る場合には上述した文字データMをデータ表示画像に合
成する処理が実行されるが、選択スイッチ33を開く
と、上述した文字データMをデータ表示画像に合成する
処理が実行されず、第1操作位置画像G1、第2操作位
置画像G2及び第3操作位置画像G3のみの構成による
データ表示画像の合成映像信号X1が出力される。すな
わち、選択スイッチ33のオン、オフにより文字データ
画像G4の合成を制御することができる構成となってい
る。合成映像信号X1は画面処理部60に入力されてい
る。
【0033】画面処理部60には、合成映像信号X1の
ほか、監視用テレビカメラ9から映像信号PSが入力さ
れており、映像信号PSに従うモニター画像中に、第1
表示データH1、第2表示データH2、第3表示データ
H3に従う第1乃至第3操作位置表示画像G1、G2、
G3、及び文字データMに従う文字データ画像G4を合
成するため合成映像信号X1と映像信号PSとを合成す
るための信号処理が実行される。この結果得られた合成
映像信号SOが画面処理部60から出力され、監視用テ
レビ32に送られる。
ほか、監視用テレビカメラ9から映像信号PSが入力さ
れており、映像信号PSに従うモニター画像中に、第1
表示データH1、第2表示データH2、第3表示データ
H3に従う第1乃至第3操作位置表示画像G1、G2、
G3、及び文字データMに従う文字データ画像G4を合
成するため合成映像信号X1と映像信号PSとを合成す
るための信号処理が実行される。この結果得られた合成
映像信号SOが画面処理部60から出力され、監視用テ
レビ32に送られる。
【0034】図6には、合成映像信号SOに従う監視用
テレビ32の表示画面の一例が示されている。監視用テ
レビ32の画面32Aの下端付近には、起伏操作レバー
22のその時のノッチ位置を示す第1操作位置表示画像
G1と、旋回操作レバー23のその時のノッチ位置を示
す第2操作位置表示画像G2と、巻挙操作レバー24の
その時のノッチ位置を示す第3操作位置表示画像G3と
が略一列に並んで表示されている。
テレビ32の表示画面の一例が示されている。監視用テ
レビ32の画面32Aの下端付近には、起伏操作レバー
22のその時のノッチ位置を示す第1操作位置表示画像
G1と、旋回操作レバー23のその時のノッチ位置を示
す第2操作位置表示画像G2と、巻挙操作レバー24の
その時のノッチ位置を示す第3操作位置表示画像G3と
が略一列に並んで表示されている。
【0035】この例では、ノッチ位置を示す第1乃至第
3操作位置表示画像G1〜G3は、いずれも、セグメン
ト化された棒グラフ状であり、中心にニュートラル点N
をとり、その左右に1から5までのノッチ位置が表示さ
れた形態となっている。すなわち、各操作レバーの各ノ
ッチ位置を一列に配列した複数のセグメントにそれぞれ
対応させている。そして、その時のノッチ位置に対応す
るセグメントの色を他のセグメントのと区別できる色と
することにより各操作レバーがどのノッチ位置に入って
いるかを表示するようになっている。図6に示した例で
は、起伏操作レバー22は起の2番に入っており、旋回
操作レバー23は左の3番に入っており、巻上操作レバ
ー24は下の3番に入っている状態が示されている。第
1乃至第3操作位置表示画像G1〜G3をこのように画
面32Aの下端付近に略一列に並べて表示すれば、画面
32Aに本来表示すべき巻上状態監視のためのモニター
画像のチェックの邪魔になることはない。一方、文字デ
ータ画像G4は画面32Aの左上隅に表示されている。
図6では文字データ画像G4はその表示位置のみが示さ
れている。
3操作位置表示画像G1〜G3は、いずれも、セグメン
ト化された棒グラフ状であり、中心にニュートラル点N
をとり、その左右に1から5までのノッチ位置が表示さ
れた形態となっている。すなわち、各操作レバーの各ノ
ッチ位置を一列に配列した複数のセグメントにそれぞれ
対応させている。そして、その時のノッチ位置に対応す
るセグメントの色を他のセグメントのと区別できる色と
することにより各操作レバーがどのノッチ位置に入って
いるかを表示するようになっている。図6に示した例で
は、起伏操作レバー22は起の2番に入っており、旋回
操作レバー23は左の3番に入っており、巻上操作レバ
ー24は下の3番に入っている状態が示されている。第
1乃至第3操作位置表示画像G1〜G3をこのように画
面32Aの下端付近に略一列に並べて表示すれば、画面
32Aに本来表示すべき巻上状態監視のためのモニター
画像のチェックの邪魔になることはない。一方、文字デ
ータ画像G4は画面32Aの左上隅に表示されている。
図6では文字データ画像G4はその表示位置のみが示さ
れている。
【0036】図7には、文字データ画像G4の表示の具
体的内容の一例が示されている。図7から判るように、
運転状況に関しては、作業半径(m)、荷重(t)、フ
ック揚程(m)及び風速(m/s)が文字にて示されて
いる。なお、ここでは、文字データ画像G4の下方に棒
グラフ状の画像を用意し、風速値に応じて棒グラフ状の
画像の各セグメントの色を変化させて風速を棒グラフ表
示させ、風速値を文字データと棒グラフ状の画像との両
方にて表示する構成となっている。
体的内容の一例が示されている。図7から判るように、
運転状況に関しては、作業半径(m)、荷重(t)、フ
ック揚程(m)及び風速(m/s)が文字にて示されて
いる。なお、ここでは、文字データ画像G4の下方に棒
グラフ状の画像を用意し、風速値に応じて棒グラフ状の
画像の各セグメントの色を変化させて風速を棒グラフ表
示させ、風速値を文字データと棒グラフ状の画像との両
方にて表示する構成となっている。
【0037】図6及び図7に示した第1乃至第3操作位
置表示画像G1〜G3、及び文字データ画像M4は表示
形態の一例である。すなわち、第6図に示した第1乃至
第3操作位置表示画像G1〜G3の場合、ノッチ位置の
表示、例えばその時のノッチ位置に対応するセグメント
を特定の色(例えば赤)とし、その他のセグメントをこ
れと異なる色(例えば青)としてノッチ位置の表示を行
うようにしたが、本発明の構成をこの表示形態に限定す
る趣旨ではない。また、第1乃至第3操作位置表示画像
G1〜G3の表示形態は、これらのセグメントを環状に
配置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその
時のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態な
どとすることも可能である。
置表示画像G1〜G3、及び文字データ画像M4は表示
形態の一例である。すなわち、第6図に示した第1乃至
第3操作位置表示画像G1〜G3の場合、ノッチ位置の
表示、例えばその時のノッチ位置に対応するセグメント
を特定の色(例えば赤)とし、その他のセグメントをこ
れと異なる色(例えば青)としてノッチ位置の表示を行
うようにしたが、本発明の構成をこの表示形態に限定す
る趣旨ではない。また、第1乃至第3操作位置表示画像
G1〜G3の表示形態は、これらのセグメントを環状に
配置した表示形態、又は、回転メータの形態にしてその
時のノッチ位置等を針で示すようにした画像表示形態な
どとすることも可能である。
【0038】一方、文字データ画像M4に関しては、文
字表示としたが、その表示の順序は任意に定めることが
できる。また、その画面32A上での表示位置は左上隅
に限定されることなく、モニター画像のチェックに邪魔
にならないよう任意に定めることができる。
字表示としたが、その表示の順序は任意に定めることが
できる。また、その画面32A上での表示位置は左上隅
に限定されることなく、モニター画像のチェックに邪魔
にならないよう任意に定めることができる。
【0039】図5に示した選択スイッチ33は文字デー
タ画像M4を画面32A上に表示させるか否かを選択す
るためのものであり、選択スイッチ33の操作により文
字データ画像G4を画面32A上から所望により消すこ
とができる。したがって、文字データ画像M4の表示が
監視用テレビカメラ9からのモニター画像のチェックの
障害となる場合には、これをいつでも簡単に画面32A
上から消去することができる。
タ画像M4を画面32A上に表示させるか否かを選択す
るためのものであり、選択スイッチ33の操作により文
字データ画像G4を画面32A上から所望により消すこ
とができる。したがって、文字データ画像M4の表示が
監視用テレビカメラ9からのモニター画像のチェックの
障害となる場合には、これをいつでも簡単に画面32A
上から消去することができる。
【0040】次に、図8を参照して、表示データ作成部
50の詳細構成について説明する。表示データ作成部5
0は、第1乃至第3操作位置検出信号DS1〜DS3に
対応した第1乃至第3表示データ作部51〜53が操作
位置表示の画像の作成のためのデータ作成のために設け
られている。第1表示データ作成部51は第1操作位置
検出信号DS1に応答して第1操作位置表示画像G1を
表示するのに必要な表示データの作成を行い、その結果
得られた第1表示データH1を出力する。第2表示デー
タ作成部52は第2操作位置検出信号DS2に応答して
第2操作位置表示画像G2を表示するのに必要な表示デ
ータの作成を行い、その結果得られた第2表示データH
2を出力する。第3表示データ作成部53は第3操作位
置検出信号DS3に応答して第3操作位置表示画像G3
を表示するのに必要な表示データの作成を行い、その結
果得られた第3表示データH3を出力する。風速信号D
J1、荷重信号DJ2、揚程信号DJ3、及び作業半径
信号DJ4は文字データ作成部54に入力され、ここで
その時のクレーン装置1の運転状況を示す文字データM
が作成される。
50の詳細構成について説明する。表示データ作成部5
0は、第1乃至第3操作位置検出信号DS1〜DS3に
対応した第1乃至第3表示データ作部51〜53が操作
位置表示の画像の作成のためのデータ作成のために設け
られている。第1表示データ作成部51は第1操作位置
検出信号DS1に応答して第1操作位置表示画像G1を
表示するのに必要な表示データの作成を行い、その結果
得られた第1表示データH1を出力する。第2表示デー
タ作成部52は第2操作位置検出信号DS2に応答して
第2操作位置表示画像G2を表示するのに必要な表示デ
ータの作成を行い、その結果得られた第2表示データH
2を出力する。第3表示データ作成部53は第3操作位
置検出信号DS3に応答して第3操作位置表示画像G3
を表示するのに必要な表示データの作成を行い、その結
果得られた第3表示データH3を出力する。風速信号D
J1、荷重信号DJ2、揚程信号DJ3、及び作業半径
信号DJ4は文字データ作成部54に入力され、ここで
その時のクレーン装置1の運転状況を示す文字データM
が作成される。
【0041】上記実施の形態において、第1乃至第3表
示データH1〜H3及び文字データMを得るため、表示
データ作成部50をマイクロコンピュータを用いて構成
することができる。この場合、データ画面構成部55に
おける処理もこのマイクロコンピュータを用いて処理す
る構成とすることができる。すなわち、図5に示す表示
データ作成部50とデータ画面構成部55とをマイクロ
コンピュータに置き換え、マイクロコンピュータに所要
のプログラムを実行させることにより、合成映像信号X
1を出力する構成としてもよい。
示データH1〜H3及び文字データMを得るため、表示
データ作成部50をマイクロコンピュータを用いて構成
することができる。この場合、データ画面構成部55に
おける処理もこのマイクロコンピュータを用いて処理す
る構成とすることができる。すなわち、図5に示す表示
データ作成部50とデータ画面構成部55とをマイクロ
コンピュータに置き換え、マイクロコンピュータに所要
のプログラムを実行させることにより、合成映像信号X
1を出力する構成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、クレーン装置の運転用
操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像を監視用テ
レビの画面上に表示するようにしたので、運転者は監視
用テレビの画面から視線を外すことなしに所要の運転用
操作部材の操作位置を容易に把握することができる。ま
た、操作位置表示画像により操作部材の操作位置を運転
者が視覚を通じて直感的に把握でき便利である。また、
所望により運転状況を示す文字データ画像を監視用テレ
ビの画面上に表示できるようにしたので、運転者は運転
席にある各種の表示器の値を読み取る必要なしに、その
時の運転状況をモニター画像を見ながら容易に把握する
ことができる。文字データ画像はモニター画像の邪魔に
なる場合にはスイッチ等の操作により画面上から消去で
きるので、モニター画像のチェツクの妨げにならないよ
うに必要に応じて表示させることができる。
操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像を監視用テ
レビの画面上に表示するようにしたので、運転者は監視
用テレビの画面から視線を外すことなしに所要の運転用
操作部材の操作位置を容易に把握することができる。ま
た、操作位置表示画像により操作部材の操作位置を運転
者が視覚を通じて直感的に把握でき便利である。また、
所望により運転状況を示す文字データ画像を監視用テレ
ビの画面上に表示できるようにしたので、運転者は運転
席にある各種の表示器の値を読み取る必要なしに、その
時の運転状況をモニター画像を見ながら容易に把握する
ことができる。文字データ画像はモニター画像の邪魔に
なる場合にはスイッチ等の操作により画面上から消去で
きるので、モニター画像のチェツクの妨げにならないよ
うに必要に応じて表示させることができる。
【図1】図1は、本発明により運転のモニターを行うよ
うにしたタワー式のクレーン装置の実施の形態の一例を
示す概略構成図である。
うにしたタワー式のクレーン装置の実施の形態の一例を
示す概略構成図である。
【図2】図1に示すクレーン装置の上端部の拡大詳細
図。
図。
【図3】図1に示すクレーン装置のブームの基端部の拡
大詳細図。
大詳細図。
【図4】図4は、図1に示したクレーン装置1の運転室
3内の操作卓の構成を概略的に示す図である。
3内の操作卓の構成を概略的に示す図である。
【図5】運転モニター制御装置の構成を示すブロック
図。
図。
【図6】合成映像信号に従う監視用テレビの表示画面の
一例を示す図。
一例を示す図。
【図7】文字データ画像の表示の具体的内容の一例を示
す図。
す図。
【図8】図5に示した表示データ作成部の詳細ブロック
図。
図。
1 クレーン装置 3 運転室 4 ブーム 6 フック 9 監視用テレビカメラ 21 クレーン制御盤 22 起伏操作レバー 23 センカイ操作レバー 24 巻上操作レバー 25 第1操作位置検出装置 26 第2操作位置検出装置 27 第3操作位置検出装置 31 運転モニター制御装置 32 監視用テレビ 33 選択スイッチ 50 表示データ作成部 55 データ画面構成部 60 画面処理部 70 データ表示画像作成部 32A 画面 G1 第1操作位置表示画像 G2 第2操作位置表示画像 G3 第3操作位置表示画像 G4 文字データ画像 H1 第1表示データ H2 第2表示データ H3 第3表示データ J1 風速信号 J2 荷重信号 J3 揚程信号 J4 作業半径信号 M 文字データ PS 映像信号 S1 第1操作位置検出信号 S2 第2操作位置検出信号 S3 第3操作位置検出信号 SO 合成映像信号
フロントページの続き (72)発明者 井田 幸治 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 大内 一夫 大阪府松原市天美我堂1丁目7番地C− 1007 (72)発明者 岡 忠宣 広島県広島市中区基町17番11−501 (72)発明者 川本 慎次 大阪府摂津市鳥飼下2丁目4番3号 メゾ ントウルース20A号
Claims (11)
- 【請求項1】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の運
転操作状態をモニターするための方法において、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を示す操
作位置表示画像を前記監視用テレビの画面上に表示する
ようにしたことを特徴とするクレーン装置の運転モニタ
ー方法。 - 【請求項2】 前記クレーン装置のそのときの運転状況
を示す文字データを前記監視用テレビの画面上に表示す
るようにした請求項1に記載のクレーン装置の運転モニ
ター方法。 - 【請求項3】 前記文字データの前記監視用テレビの画
面上への表示をオン、オフできるようにした請求項2に
記載のクレーン装置の運転モニター方法。 - 【請求項4】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の運
転操作状態をモニターするための装置であって、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を検出す
るための操作位置検出装置と、 該操作位置検出装置からの検出信号に応答し前記運転用
操作部材の操作位置を示す画像の表示に必要な表示画像
信号を作成するデータ表示画像作成部と、 該表示画像信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置
を示す操作位置表示画像が前記モニター画像中に表示さ
れるよう前記監視用テレビに供給するための映像信号を
処理する画面処理部とを備えたことを特徴とするクレー
ン装置の運転モニター装置。 - 【請求項5】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の運
転操作状態をモニターするための装置であって、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を検出す
るための操作位置検出装置と、 該操作位置検出装置からの検出信号に応答し前記運転用
操作部材の操作位置を示す画像の表示に必要なデータを
作成する表示データ作成部と、 該表示データ作成部に応答し前記データに基づいて前記
運転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像を所
定の配置状態で示すための表示画像信号を出力するため
のデータ画面構成部と、 該表示画像信号に応答し前記運転用操作部材の操作位置
を示す操作位置表示画像が前記モニター画像中に表示さ
れるよう前記監視用テレビに供給するための映像信号を
処理する画面処理部とを備えたことを特徴とするクレー
ン装置の運転モニター装置。 - 【請求項6】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の運
転操作状態をモニターするための装置であって、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を検出す
るための操作位置検出装置と、 該操作位置検出装置からの操作位置検出信号に応答し前
記運転用操作部材の操作位置を示す画像の表示に必要な
第1のデータを作成する第1のデータ作成部と、 前記クレーン装置のその時の運転状況を検出するための
運転状況検出装置と、 該運転状況検出装置からの運転状況検出信号に応答し運
転状況を示す文字データ画像表示のために必要な第2の
データを作成する第2のデータ作成部と、 該第1及び第2のデータ作成部に応答し前記第1のデー
タに基づく前記運転用操作部材の操作位置を示す操作位
置表示画像と前記第2のデータに基づく運転状況を示す
文字データ画像とを前記モニター画像中に表示するため
の処理を行う信号処理部とを備えたことを特徴とするク
レーン装置の運転モニター装置。 - 【請求項7】 前記監視用テレビの画面上への前記文字
データ画像の表示のオン、オフを制御するための選択ス
イッチをさらに備えた請求項6に記載のクレーン装置の
運転モニター装置。 - 【請求項8】 前記信号処理部が、前記第1及び第2の
データ作成部に応答し前記第1のデータに基づく前記運
転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像と前記
第2のデータに基づく運転状況を示す文字データ画像と
を所定の配置状態で示すための表示画像信号を出力する
ためのデータ画面構成部と、該表示画像信号に応答し前
記運転用操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像が
前記モニター画像中に表示されるよう前記監視用テレビ
に供給するための映像信号を処理する画面処理部とを含
んでなる請求項6に記載のクレーン装置の運転モニター
装置。 - 【請求項9】 所要のモニター画像を映し出すための監
視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の運
転操作状態をモニターするための装置であって、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を検出す
るための操作位置検出装置と、 該操作位置検出装置からの検出信号に応答し前記運転用
操作部材の操作位置を示す操作位置表示画像を前記モニ
ター画像中に表示するための処理を行う処理部とを備え
たことを特徴とするクレーン装置の運転モニター装置。 - 【請求項10】 所要のモニター画像を映し出すための
監視用テレビが運転席に設けられているクレーン装置の
運転操作状態をモニターするための装置であって、 前記クレーン装置の運転用操作部材の操作位置を検出す
るための操作位置検出装置と、 前記クレーン装置のその時の運転状況を検出するための
運転状況検出装置と、 前記操作位置検出装置からの検出信号と該運転状況検出
装置からの検出信号とに応答し前記運転用操作部材の操
作位置を示す操作位置表示画像と運転状況を示す文字デ
ータ画像とを前記モニター画像中に表示するための処理
を行う処理部とを備えたことを特徴とするクレーン装置
の運転モニター装置。 - 【請求項11】 前記監視用テレビの画面上への前記文
字データ画像の表示のオン、オフを制御するための選択
スイッチをさらに備えた請求項10に記載のクレーン装
置の運転モニター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086697A JPH10250979A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | クレーン装置の運転モニター方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086697A JPH10250979A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | クレーン装置の運転モニター方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250979A true JPH10250979A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13443920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7086697A Pending JPH10250979A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | クレーン装置の運転モニター方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250979A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026100A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Morita Corp | 高所作業車用作業表示装置 |
JP2008312004A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Sanyo Electric Co Ltd | カメラシステム及び機械装置 |
JP2015196560A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 株式会社タダノ | 作業用車両の操作報知装置 |
JP2020121870A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの運転支援システム |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP7086697A patent/JPH10250979A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026100A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Morita Corp | 高所作業車用作業表示装置 |
JP2008312004A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Sanyo Electric Co Ltd | カメラシステム及び機械装置 |
JP2015196560A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 株式会社タダノ | 作業用車両の操作報知装置 |
JP2020121870A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの運転支援システム |
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