JPH10250860A - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置および画像形成装置

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JPH10250860A
JPH10250860A JP9055273A JP5527397A JPH10250860A JP H10250860 A JPH10250860 A JP H10250860A JP 9055273 A JP9055273 A JP 9055273A JP 5527397 A JP5527397 A JP 5527397A JP H10250860 A JPH10250860 A JP H10250860A
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bearing
support shaft
sheet feeding
drive shaft
feeding device
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Nobuya Tamura
暢也 田村
Hiroshi Goto
五藤  宏史
Masaaki Nishikawa
正章 西川
Taku Goto
卓 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、ローラ支持軸の
分離および組立を容易に行えるようにする。 【解決手段】 ローラ支持軸26と駆動軸22とを連結
するとともに、この連結部分を、側板29に保持された
一方の軸受25によって支持する。この場合、側板29
に係合する一方の軸受25と側板30に係合する他方の
軸受27とによってローラ支持軸26の軸方向の移動を
規制している。逆に、駆動軸22とローラ支持軸26と
の連結部分を支持する一方の軸受25と側板29との保
持を外し、一方の軸受25を駆動軸22に沿って移動さ
せることでローラ支持軸26を側板29,30から外せ
ることになり、給紙ローラ6の交換を行えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを給送する
ためのシート給送装置およびこれを備えた画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート給送装置には、例えば、特
開平1−321226号公報に示すようにビスを使用せ
ずに装置本体から給送ローラを着脱させるようにした構
造のものが提案されている。
【0003】すなわち、上述のシート給送装置は、図8
に示すように装置本体(不図示)の側板41に取り付け
られた軸受43とフレーム51に取り付けられた軸受4
5とに回転可能に支持された給紙ローラ46の軸を、端
部に張り出すようにバネ49が装填された駆動軸42
と、給紙ローラ46と軸受45と係合ピン44とがそれ
ぞれ所定位置に取付けられたローラ支持軸50との2本
に分割し、ローラ支持軸50と駆動軸42とを連結する
ためにジョイント48によって連結部分を保持するよう
にした構造である。
【0004】この場合のローラ支持軸50と駆動軸42
との連結は、ジョイント48をフレーム41に突き当た
るまで駆動軸42に差し込んだ後、軸受45のボス部4
5aをフレーム51の切り欠き部51aに嵌め込んで固
定する。そして、あらかじめ駆動軸42に嵌挿しておい
たジョイント48を図示矢印X方向へ移動させ、その切
り欠き部48aと係合ピン44とを嵌合させてローラ支
持軸50と駆動軸42との結合部分にジョイント48を
配置させる。このとき、ジョイント48に形成されてい
る孔48bに、駆動軸42の端部に装填されたバネ49
が嵌合することによってジョイント48と駆動軸42と
の連結が完了する。
【0005】また、ローラ支持軸50と駆動軸42とを
分離させる場合は、上述の手順と逆の順序によってロー
ラ支持軸50と駆動軸42とを分離させるが、そのため
には、まず図8に示すように駆動軸42から張り出して
いるバネ49を駆動軸42内に押し込みながら、ジョイ
ント48を図示矢印X方向と逆方向に移動することでロ
ーラ支持軸50と駆動軸42との連結を外す。
【0006】これによりローラ支持軸50は矢印X方向
と逆方向への移動が可能になるため、フレーム51の切
り欠き部51aからボス部45aが分離し、ローラ支持
軸50を駆動軸42から分離することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシート給送装置では、駆動軸42とローラ支持軸50
とを連結させる構造上に、ジョイント48とバネ49と
を必要とし、部品点数が増加するため、コスト高となる
という問題点がある。
【0008】また、ジョイント48を駆動軸42に沿っ
て移動させるには、指または工具を使って行うが、細か
な部品を取り扱う画像形成装置におけるシート給送装置
の取り付け位置によっては、工具や指を自由に挿入する
ことが困難な場合があるという問題点がある。
【0009】さらには、ジョイント48の軸方向への移
動量がローラ支持軸50の移動量を決めているので、分
離組み立て性を向上させるにはジョイント48の移動量
をなるべく大きくとる必要があり、これによってシート
給送装置の軸方向の全長が大きくなるという問題点があ
る。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、部品点数を増やすことなく、ロ
ーラ支持軸の分離および組立を容易に行えるようにした
シート給送装置およびこれを備えた画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明に係るシート給送装置は、装
置本体に取り付けられた支持部材の間に配置され、回転
することによりシートを給送する給送部材と、前記給送
部材が設けられ、前記支持部材間で回転可能に支持され
る支持軸と、前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受を、前記支持軸に沿って前記支持部材から取り
外し自在に装着する保持手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明によれば、前記軸受
は、前記支持部材に装着された状態で、前記支持軸の軸
方向の移動を規制する。
【0013】請求項3記載の発明によれば、前記保持手
段は、前記支持部材に前記軸受を挿通する挿通位置と、
該挿通位置から軸受を移動させて支持部材に装着する装
着位置とを有する。
【0014】請求項4記載の発明によれば、前記保持手
段は、前記支持部材に形成され、前記軸受を挿通するた
めに設けられた開口と、該開口の縁部を挟持するための
挟持部が挿通するために開口の縁部に設けられた凹部
と、該挟持部を前記凹部に挿通させた後に軸受を回転し
て装着させた状態で該軸受の回転を規制する係止手段
と、から構成した。
【0015】請求項5記載の発明は、前記支持軸に駆動
を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上
で連結するための連結手段とを備え、前記軸受を前記支
持部材から取り外したときに前記連結手段を超えて前記
駆動軸に移動可能とした。
【0016】請求項6記載の発明は、前記支持軸に駆動
を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上
で連結するための連結手段とを備え、前記軸受内に前記
連結手段を配置し、該軸受により前記支持軸および駆動
軸の両方を支持する。
【0017】請求項7記載の発明によれば、前記保持手
段は、前記軸受を装着するために前記支持部材に形成さ
れた開口を有し、該開口を前記給送手段が挿通可能な大
きさに設定した。
【0018】請求項8記載の発明は、前記請求項1ない
し7のいずれか1項に記載のシート給送装置と、該シー
ト給送装置により給送されるシートに画像を形成する画
像形成手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るシート給送装置を示す斜視図、図2は、同上の
シート給送装置が装着された画像形成装置としてのレー
ザビームプリンタを示す概略構成図、図3は、ローラ支
持軸と駆動軸の接続時の動作を説明する一部切欠側面
図、図4は、接続動作の要部を説明する斜視図である。
【0020】先ず、図2を用いてレーザビームプリンタ
について説明する。
【0021】記録媒体である記録紙1を収納するための
カセット2には、中板3が設けられおり、この中板3を
加圧バネ4によって給送部材としての給紙ローラ6に対
して加圧している。5は中板3上の記録紙1を1枚ずつ
分離するために設けられた分離パッドで、6は断面形状
がD型をした給送部材としての給紙ローラ、7は給紙ロ
ーラ6から給送された記録紙1を搬送する第1搬送ロー
ラ、8は第2搬送ローラ、9は感光ドラム9a、トナー
(図示せず)、現像ローラ9bを有するプロセスカート
リッジ、10は記録紙1に感光ドラム9aからトナー画
像を転写するための転写ローラ、11はレーザ光源(図
示せず)、高速で回転するスキャナミラー11a、折り
返しミラー11bを有するレーザースキャナ、12は内
部に熱源である定着ヒータ12aを有する定着ローラ、
13は記録紙1を定着ローラ12に加圧する加圧ロー
ラ、16は各機構部品を駆動するための電源および電気
部品を有する電装基板である。
【0022】ここで給紙ローラ6はD型の断面形状をし
ており、1回転することで記録紙1を搬送ローラ7に給
送する。
【0023】図1および図3において、装置本体に設け
られたフレームの一部を構成する支持部材としての側板
28,29,30は、それぞれ軸受23,25,27を
支持している。駆動軸22は、側板28に取り付けられ
た軸受23に長手方向一端が支持され、軸受23に対し
て軸方向に移動不能で、周方向に回転可能に嵌挿されて
いる。また、駆動軸22の長手方向他端である軸端に
は、係合ピン24が圧入されている。
【0024】側板29には、軸受25が係合して固定さ
れるとともに、側板30には、軸受27が係合して固定
されている。また、給紙ローラ6を貫通している支持軸
であるローラ支持軸26は、図3に示すように軸受2
5,27に嵌挿する部分の外径を給紙ローラ6を嵌挿す
る外径より細くして軸受25と軸受27との間に軸方向
に移動不能で、周方向に回転可能に支持されている。
【0025】そして、駆動軸22と結合されるローラ支
持軸26の長手方向の一端には、係合ピン24が係合可
能な切り欠き部26aが形成されている。係合ピン24
は、その全長が駆動軸22の直径より短いため、側板2
9から軸受25の係合を外した状態では、軸受25が側
板28から側板29までの間の軸上を移動可能となって
いる。なお、係合ピン24と切り欠き部26aとによっ
て連結手段を構成している。
【0026】また、軸受25と軸受27とは同じ構造を
した可撓性材料をモールドにより形成されており、その
うちの一方の軸受27を説明すると、軸受27は、図4
に示すように軸受部27aの外周方向に突設された抑え
部27bと、この抑え部27bの上端に形成された係止
片27cと、軸受部27aの外周に突設された挟持部2
7dとが形成されている。
【0027】また、側板30には、軸受27の軸受部2
7aが嵌挿する開口30aと、抑え部27b上端の係止
片27cが係合する係止孔30bと、挟持部27dが嵌
挿する凹部30cとが形成されている。そして、抑え部
27bと、係止片27cと、挟持部27dと、開口30
aと、係止孔30bと、凹部30cとによって保持手段
を構成するとともに、係止片27cと、係止孔30bと
によって係止手段を構成する。
【0028】そして、軸受27を側板30へ固定する手
順は、まず挟持部27dが凹部30cを通るように軸受
部27aを開口30aに嵌挿させる。その後、抑え部2
7bを弾性変形させながら軸受部27aを回転させて挟
持部27dを凹部30cの位置からずらし、抑え部27
bの弾性変形を復元させることで係止孔30bに係止片
27cを嵌合させて軸受27を側板30に固定させる。
【0029】同様に、軸受25を側板29へ固定する手
順は、軸受25の挟持部(不図示)が凹部29cを通る
ように軸受部25aを開口29aに嵌挿させる。その
後、抑え部25bを弾性変形させながら軸受部25aを
回転させて挟持部を凹部29cの位置からずらし、抑え
部25bの弾性変形を復元させることで係止孔29bに
係止片25cを嵌合させて軸受25を側板29に固定さ
せる。
【0030】軸受27を側板30から取り外す手順は、
抑え部27bを弾性変形させて係止片27cを係止孔3
0bから取り出す。これによって軸受27の回転方向の
規制はなくなるので、挟持部27dと凹部30cとが対
応する位置まで軸受27を回転させ、凹部30cから挟
持部27dを通過させるように軸受部25aを開口29
aから引き抜き、軸受27を側板30から分離させる。
【0031】また、軸受25,27が側板29,30か
ら取り外された後は、ローラ支持軸26が軸方向に移動
可能となり、側板29,30から分離させることができ
る。
【0032】上述のように構成されたシート給送装置に
おいて、ローラ支持軸26を取り外す手順は、まず軸受
27を上述した手順で側板30から取り外すとともに、
軸受25も同様の手順で側板29から取り外す。次い
で、軸受25を駆動軸22に沿って連結手段を超えて図
3に示す矢印L1方向に移動させることでローラ支持軸
26から抜き取る。これによりローラ支持軸26を矢印
L1方向と逆方向への移動が可能になり、側板30方向
へ移動させることによって駆動軸22との係合が外れ
る。
【0033】さらに、ローラ支持軸26の駆動軸22側
の端部を側板29の開口29aから抜いた後、ローラ支
持軸26を斜めに傾けて側板30の開口30aから駆動
軸22とは反対側の端部を抜き取ることにより、ローラ
支持軸26を取り外すことができる。
【0034】さらに、ローラ支持軸26を駆動軸22に
連結させる手順は、上述の取り外し手順と逆の手順で行
う。
【0035】まず、あらかじめ、駆動軸22に軸受25
を嵌挿しておく。次に、ローラ支持軸26を側板29,
30に挿入し、駆動軸22と当接させる。そして、駆動
軸22に嵌挿されている軸受25を図3に示す矢印L1
方向と逆方向に移動させ、側板29に組み付ける。同様
に側板30に軸受27を組み付けることで、ローラ支持
軸26が軸受25と軸受27との間に軸方向に移動不能
に支持されることになる。 〈第2の実施の形態〉次に、第2の実施の形態を図5お
よび図6に基づいて説明する。
【0036】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
シート給送装置を示す斜視図、図6は、側板と軸受とを
抽出して示す断面図である。図5および図6において、
図1ないし図4と同一または均等構成部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0037】図5および図6において、ローラ支持軸2
6の一端側と駆動軸22の他端側との連結部分は、切り
欠き部26aに係合ピン24が係合して軸受25を介し
て支持部材としての側板29dによって支持されてい
る。軸受31は、支持部材としての側板32の開口32
aに嵌挿する軸受部31aを断面D型の給紙ローラ6よ
り大きい相似形状に形成したもので、軸受部31aの軸
方向中心に軸受孔31bが穿設されるとともに、側板3
2に係合する挟持爪31cと側板32に当接するフラン
ジ部31dとによって軸受31を固定させるように構成
されている。
【0038】そして、側板32の開口32aから給紙ロ
ーラ6を貫通させ、ローラ支持軸26の一端側と駆動軸
22の他端側とを結合させる。そして、ローラ支持軸2
6の他端側を軸受31の軸受孔31bに嵌入し、挟持爪
31cを側板32に係合させるとともに、フランジ部3
1dを側板32に当接させる。これによってローラ支持
軸26が軸受25と軸受31との間に回転自在に支持さ
れることになる。
【0039】給紙ローラ6を取り外す手順は、側板32
に係合している挟持爪31cを引起こし、軸受31を側
板32から分離可能とさせる。これによって、ローラ支
持軸26の軸方向の規制がなくなるため、ローラ支持軸
26を側板32の開口32aから引き抜くことによりロ
ーラ支持軸26の一端側が軸受25から引き抜かれ、さ
らに軸受31が嵌合していた側板32の開口32aから
ローラ支持軸26を取り外せることになる。
【0040】以上説明したように、側板32の開口32
aから給紙ローラ6を取り出せるようにすることによ
り、斜めにしてローラ支持軸26を取り外す必要がな
く、取り外すための空間を設ける必要がないため、装置
の小型化などに貢献することができる。
【0041】なお、軸受部31aおよび開口32aを給
紙ローラ6の外形よりも大きい相似形状としているが、
給紙ローラ6が側板32の開口32aから抜くことがで
きる形状であれば、角形状、丸形状などどのような形状
であってもよい。 〈第3の実施の形態〉次に、第3の実施の形態を図7に
基づいて説明する。
【0042】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る
シート給送装置を示す断面図である。図7において、図
1ないし図4と同一または均等な構成部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0043】図7において、軸受25は、給紙ローラ6
を貫通しているローラ支持軸33と駆動軸22との連結
部分を同時に支持するものである。また、ローラ支持軸
33と駆動軸22との連結部分は互いに噛合するように
歯状の連結手段で形成され、この連結手段を軸受34内
で支持している。
【0044】この構成の場合、駆動軸22は、軸方向の
移動ができないように軸受23と軸受34との間に回転
可能に支持され、ローラ支持軸33に駆動力を伝達する
ように係合されている。すなわち、駆動軸22とローラ
支持軸33とは、係合ピンなどを使わずに簡便な方法で
結合されている。
【0045】そして、ローラ支持軸33と駆動軸22と
を結合させた状態で第1の実施の形態で示した側板30
に軸受27を係合させることで、ローラ支持軸33が側
板29dと側板30との間に軸方向に移動不能に、かつ
回転可能に支持されることになる。
【0046】ローラ支持軸33を取り外す手順は、軸受
27と側板30との係合を外し、軸受27を図示矢印L
2方向にスライドさせてローラ支持軸33から取り外
し、それによってローラ支持軸33の軸方向の規制がな
くなるため、ローラ支持軸33が軸方向に移動可能にな
る。そして、ローラ支持軸33を軸方向にスライドさせ
ることにより軸受34の支持から外れ、これによってロ
ーラ支持軸33を取り外すことができる。
【0047】ローラ支持軸33を組み付ける手順は、上
述の手順と逆の操作をする。まず、ローラ支持軸33を
側板30の開口30aを通してローラ支持軸33と駆動
軸22とを係合させながら結合部分を軸受34内に嵌挿
させる。そして、軸受27の軸受部27aを開口30a
内に嵌挿させ、係止片27cを係止孔30b内に係合さ
せることで軸受34と軸受27との間でのローラ支持軸
33の組付けが完了する。
【0048】本実施の形態は、以上の構成としたので、
第1および第2の実施の形態で説明した連結部のピン2
4が必要なくなり、さらに上述の実施の形態では、軸受
23は駆動軸22を片持ちで支持するため支持力の大き
なものが使用されるが、本実施の形態では駆動軸22も
両側で支持されるため、支持力の弱い軸受を用いること
も可能となり、コストの低減などが図れる。
【0049】なお、上述の実施の形態において、交換対
象となるローラ支持軸の外周に挟持部を突設することに
より、この挟持部を掴んでローラ支持軸を側板に対して
スライドさせるようにすることにより、給紙ローラを容
易に交換することが可能となる。
【0050】また、この給紙ローラとローラ支持軸とを
一体あるいは別体に形成し、軸ごとゴムなどの可撓性部
材で形成するならば、上記挟持部を摘んで一気にローラ
支持軸を軸受から引き外すことができる。
【0051】なお、上記各実施の形態では、シートを給
紙カセットなどのシート収容装置から送り出すための給
紙ローラに本発明を適用したものについて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばシート
を画像形成部に送り込む搬送ローラ、画像形成されたシ
ートを搬送する搬送ローラ、シートを排出するための排
出ローラなどの各シート給送装置に適用することもでき
る。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、支持部材とローラ支持軸との間に着脱自在にし
て、該ローラ支持軸の軸方向の移動を規制して軸受部を
介挿する際に、該軸受部を保持手段によって前記支持部
材に着脱自在に保持させるようにしたので、シート給送
装置の全長の長さを短くすることができ、軸の撓みが少
なく、かつ容易にモールド化ができる。
【0053】そして、シート給送装置を分解させる際に
は、前記保持手段による保持を解除して前記軸受部を軸
方向に抜いた後、給送部材を取り外すようにしたので、
シート給送装置を、工具を使用することなく容易に分
離、組み立てでき、これにより工数の削減、サービス性
が向上するとともに、軸方向に多くの空間を必要とせ
ず、シート給送装置全体を小さくすることができる。
【0054】また、給送部材への駆動手段からの駆動力
が直接伝達されるようにしたので、コスト面で有利にな
り、シート給送装置全体の信頼性が増すとともに、シー
ト給送装置を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装
置を示す斜視図である。
【図2】同上のシート給送装置が装着された画像形成装
置としてのレーザビームプリンタを示す概略構成図であ
る。
【図3】ローラ支持軸と駆動軸との結合時の動作を説明
する一部切欠側面図である。
【図4】結合動作の要部を説明する斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装
置を示す斜視図である。
【図6】図5の側板と軸受とを抽出して示す断面図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るシート給送装
置を示す断面図である。
【図8】従来のシート給送装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】図8の駆動軸とローラ支持軸とを分離した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
25 軸受 25b 抑え部 25c 係止片 26 ローラ支持軸 27 軸受 27b 抑え部 27c 係止片 27d 挟持部 29 支持部材(側板) 29a 開口 29b 係止孔 29c 凹部 30 支持部材(側板) 30a 開口 30b 係止孔 30c 凹部 33 ローラ支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 卓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に取り付けられた支持部材の間
    に配置され、回転することによりシートを給送する給送
    部材と、 前記給送部材が設けられ、前記支持部材間で回転可能に
    支持される支持軸と、 前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、 前記軸受を、前記支持軸に沿って前記支持部材から取り
    外し自在に装着する保持手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受は、 前記支持部材に装着された状態で、前記支持軸の軸方向
    の移動を規制する、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、 前記支持部材に前記軸受を挿通する挿通位置と、該挿通
    位置から軸受を移動させて支持部材に装着する装着位置
    と、 を有することを特徴請求項1に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、 前記支持部材に形成され、前記軸受を挿通するために設
    けられた開口と、 該開口の縁部を挟持するための挟持部が挿通するために
    開口の縁部に設けられた凹部と、 該挟持部を前記凹部に挿通させた後に軸受を回転して装
    着させた状態で該軸受の回転を規制する係止手段と、 から構成したことを特徴とする請求項3に記載のシート
    給送装置。
  5. 【請求項5】 前記支持軸に駆動を伝達するための駆動
    軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結
    手段とを備え、 前記軸受を前記支持部材から取り外したときに前記連結
    手段を超えて前記駆動軸に移動可能とした、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記支持軸に駆動を伝達するための駆動
    軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結
    手段とを備え、 前記軸受内に前記連結手段を配置し、該軸受により前記
    支持軸および駆動軸の両方を支持する、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段は、前記軸受を装着するた
    めに前記支持部材に形成された開口を有し、該開口を前
    記給送手段が挿通可能な大きさに設定した、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1ないし7のいずれか1項に
    記載のシート給送装置と、 該シート給送装置により給送されるシートに画像を形成
    する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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