JPH10250466A - 自動車のリヤ表示方法および装置 - Google Patents
自動車のリヤ表示方法および装置Info
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- JPH10250466A JPH10250466A JP6131997A JP6131997A JPH10250466A JP H10250466 A JPH10250466 A JP H10250466A JP 6131997 A JP6131997 A JP 6131997A JP 6131997 A JP6131997 A JP 6131997A JP H10250466 A JPH10250466 A JP H10250466A
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
く、自動車の運転状況に応じた表示を大サイズの表示エ
リアに行うことができる、自動車のリヤ表示方法および
装置を提供する。 【解決手段】 多数の発光素子4を密な間隔で直線状に
配列した棒状表示器3を多数本設け、自動車のリヤウイ
ンド面1に沿って、これら多数の棒状表示器3を疎な間
隔でほぼ平行に設置する。各棒状表示器3からの光が後
方車両の乗員にはっきり視認できるように、発光指向性
や設置方向性を設定しておく。各棒状表示器3の配列に
より、リヤウインド面1に沿った帯状の物理的画面を形
成し、この画面に縦横に配列されている多数の発光素子
4をビットマップ形式の画像データに従って、飛び飛び
スクロール方式で駆動して画像をスクロール表示した
り、点灯・点滅表示を行う。
Description
示方法および装置に関し、とくに、後方車両の乗員に向
けて、その自動車の運転状況に対応した文字や図形をス
クロール表示したり点灯・点滅表示をすることにより、
後方車両の運転者の注意を喚起する技術に関する。
の運転状況を後方車両の運転者に向けて的確に伝達する
必要がある。通常、道路運送車両の保安基準に基づき、
リヤエンドパネルに取り付けられたランプ群による点灯
・点滅表示によって、その自動車の走行状態等が後方車
両の運転者等に分かるようになっている。
(ターンシグナルランプ)による橙色の点滅表示が、ブ
レーキを踏んだ際にはブレーキランプによる赤色の点灯
表示が、バックする際にはバックアップランプによる淡
黄色の点滅表示が、さらに緊急停車時にはハザードフィ
ッシャーランプによる表示がなされて、後方車両の運転
者等の注意を喚起して追突事故等を未然に防止する役割
を果たす。
須のものであるが、オプションとして、リヤシート後部
の車内スペースに赤色点灯するストップランプを設けた
り、ナンバープレートを緑色に点灯させたりして、後方
車両の運転手等に対する注意を喚起するものがあった。
加えて、「左折します。」「緊急停車中。」と言った文
字ないし右折を示す「→」といった記号を、後方車両の
運転者等に向けて大サイズの表示エリアに表示できれ
ば、視認性を高めて安全性を確保するという観点からよ
り効果的である。
たドットマトリクス形式の表示装置を自動車のリヤウイ
ンド(rear window,後窓)面に沿って設置することが考
えられるが、大サイズ表示を行おうとすると、厚さ・重
量・消費電力はもとより、後方の視界が妨げられるとい
う致命的な問題点がある。
目してなされたもので、表示器の取り付けが容易で走行
上支障の少なく、自動車の運転状況に応じた表示を大サ
イズの表示エリアに行うことができる、自動車のリヤ表
示方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
め、この発明の自動車のリヤ表示方法および装置は、基
本的に次の各要件(1)〜(6)を備えたことを特徴と
するものである。
で直線状に配列した1本の発光素子列からなる棒状表示
器がある。この棒状表示器を多数本設け、自動車のリヤ
ウインド面に沿って、これら多数の棒状表示器(n本)
を疎な間隔でほぼ平行に設置する。このことにより、飛
び飛びの発光素子列が帯状に連なって、密なmドットの
並びと疎なnドットの並びによる(m×n)ドット構成
の飛び飛びドット列の物理的画面を形成する。
らの光が後方車両の乗員にはっきり視認できるように、
発光指向性や設置方向性を設定しておく。
にコンピュータ制御によりスクロール表示および点灯・
点滅表示を行うとともに、この物理的画面には、自動車
の運転状況に応じた表示を後方車両の乗員に向けて行
う。
について、疎なnドットの配列の列間隔部分にも仮想的
にドットを配置して、密なmドットの並びとほぼ同等な
ドット密度とした(m×w)ドット構成の均一的ドット
分布の仮想的画面を想定する。ここで、wはnの数倍以
上の値である。
w)ドット構成の均一的ドット分布の仮想的画面にその
ドット密度で表示するつもりで作成したビットマップ画
像データをメモリに用意する。1列がmドットで1行が
wドットの前記ビットマップ画像データを前記仮装的画
面に展開して表示するときに、w列の画像データの中か
ら飛び飛びに選択したn列分の画像データをn本の棒状
表示器の発光素子列に分配して、各列mドットのデータ
に従って各列m個の発光素子を制御駆動する。前記仮装
的画面に展開する前記ビットマップ画像データを行方向
に移動させながら、前記飛び飛びに選択した画像データ
に従って各発光素子列を制御駆動することで、前記画面
を観察する人の残像効果により(m×w)の均一的ドッ
ト密度のスクロールする画像を視認させる。
理的画面を形成する(m×n)個の発光素子の全部また
は一部を発光ないし消光させることにより、非スクロー
ルの表示を行う。
の形態すなわち一実施例について、添付図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
る。ともに、自動車のリヤウインド面1に沿う形で、1
0本の棒状表示器3がほぼ等間隔で車内側から縦に取り
付けられている。そして、後方視界を塞ぐことのないよ
う各棒状表示器3の横の長さはリヤウインド面1の横の
長さに比べ充分小さく、各棒状表示器3の厚さも充分薄
いものになっている。
が固定され着脱可能な形態になっている。一方、図2の
場合は、棒状表示器3の上端と下端とが車体のフレーム
に埋め込まれており、自動車の製造工程ないし改造工程
で取り付けられるものである。また、棒状表示器3の全
長は、図1ではリヤウインド1の縦の長さの半分程度で
あり、図2ではリヤウインド面1の縦の長さにほぼ等し
く、棒状表示器3の正面には16個の発光素子(LED
集合ランプ)4が数センチメートルのピッチで直線状に
配設されている。
4は同じ方向に向けて投光するように指向性を揃えて配
設しており、これらの指向性の広がりを適度に小さくな
るように設定してある。また、10本の棒状表示器3を
リヤウインド面1に取り付ける際に、それぞれの発光素
子列から出射する光の中心が後方車両の乗員に向くよう
垂直軸まわりの取り付け角度を調整している。
適度に小さく設定することで、各棒状表示器3の取り付
け位置にある程度以上近づいた自動車の乗員に対して
は、各発光素子4からの投射光がほとんど目に入らない
ように工夫している。
構成==== 図3は、この発明に係る表示装置を自動車に搭載したと
きのシステム構成を示している。図3(1)は、自動車
に予め搭載されているマイコン5からドライバの運転操
作時の制御信号を取得して、各表示ユニット9(前記棒
状表示器3に相当する)に、後述する飛び飛び列の画像
データを転送して表示指令を発行する場合の構成を示し
ている。この場合は、車載のマイコン5と制御用マイコ
ン7とが2線ないし3線のシリアルケーブル6で接続さ
れ、さらに、制御用マイコン7から各表示ユニット9と
が、デイジーチェーン方式で6線のシリアルケーブル8
を用いて相互に接続されてシリアル伝送路を形成し、制
御用マイコン7からこの伝送路を介して各表示ユニット
9への表示が制御される。
Data Clock,Latch ,Output Enable ,Power, Gndの6
種類の用途に対応して設けられたものである。すなわ
ち、データ転送、データのクロック信号伝達、ラッチ信
号伝達、イネーブル信号伝達、電源供給、アース確保の
それぞれの用途のために使用される。
を搭載していない古いタイプの自動車に搭載した場合の
構成を示している。この場合は、ブレーキ10やウイン
カー11やハザード12を運転者が操作した場合のリレ
ー信号を、表示切換用のブロック14を通じて取得する
ことができる。この表示切換用ブロック14とシリアル
伝送路6で結合された制御用マイコン7を経て、各表示
ユニット9がデイジーチェーン方式でシリアル伝送路を
形成し、この伝送路を介して制御用マイコン7から各表
示ユニット9への表示が制御される点は、前記図3
(1)の場合と同様である。
示原理==== 図4に示すように、m=16個の発光素子Cを密な間隔
で直線状に配列した棒状表示器Biをn=10本設け、
これら棒状表示器B1〜B10を適宜な間隔でほぼ平行
に配列し、この配列により10本の棒状表示器B1〜B
10が帯状に連なって1列が16ドットで1行が10ド
ットの物理的画面を形成する。10本の棒状表示器B1
〜B10の配列間隔は十分に粗であり、その平均的な間
隔は1本の棒状表示器Biにおける発光素子Cの間隔の
約6倍である。
トの物理的画面を、図5に示すように、1列がm=16
ドットで1行がw=55ドットの画素で構成される仮想
的画面とみなし、その仮想的画面にそのドット密度で画
像を表示するつもりでビットマップ形式の画像データを
作成しておく。この例では、wはnの5.5倍である。
そして、この仮想的画面の中に前記の物理的画面を構成
している10本の棒状表示器B1〜B10が平均的には
ほぼ均一に分散配列されている。
行が55ドットのビットマップ画像データ(“左折しま
す”という文字列の画像)を前記仮想的画面に展開して
表示すると仮定したとき、実際には55列分の画像デー
タの中から飛び飛びに選択した10列分の画像データを
10本の棒状表示器B1〜B10に分配して、各列16
ドットのデータに従って各棒状表示器Biにおける16
個の発光素子Cを制御駆動させる。
0列分の画像データを飛び飛びに選択して10本の棒状
表示器B1〜B10に分配する制御において、飛び飛び
選択の列間隔は、前記仮想的画面に分散配列されている
各棒状表示器B1〜B10の配列間隔に対応して任意に
設定可能な飛び飛び制御変数により決まる。
式画像データを行方向に移動させながら、前記のように
飛び飛びに選択した画像データに従って各棒状表示器B
1〜B10の各発光素子Cを制御駆動するデータ処理を
繰り返すことで、例えば図7に示すように、前記仮想的
画面を観察する人の残像効果により、1列が16ドット
で1行が55ドットの密度のスクロールする画像を視認
させる。その際、左折時には左方向へ画像をスクロール
させ、右折時には右方向へスクロールさせるなど画像の
スクロール方向を適宜変更することができる。
成と動作==== 図4〜図6の説明に対応したスクロール表示装置の回路
構成を図8に示している。前述したように、16個の発
光素子Cを直線状に配列した各棒状表示器Biには、1
6ビットのドライブ回路DSiが付帯している。ドライ
ブ回路DSiは、16ビットのシフトレジスタ24と、
16ビットのラッチ回路25と、16ビットのドライバ
26を一体化したものである。合計n=10個のドライ
ブ回路DSiの各シフトレジスタ24が直列に接続され
ており、全体で(16×10)ビットのシフトレジスタ
が構成されている。
縦16ビットで横は自由な大きさのビットマップ形式の
画像データが格納されている。その画像データの各縦列
の16ビットのデータを列データと称し、各列データに
順番にD1,D2,D3,…という番号をつける(一般
項をDjと表記する)。また、画像メモリ21は1ワー
ド16ビットの構成で、アドレスjに列データDjが格
納されているものとする。
下のようにして画像メモリ21にリードアクセスする。
画像メモリ21から16ビット並列に読み出される列デ
ータDjは並列/直列変換用のシフトレジスタ23を介
して直列になり、前述のようにn=10個の16ビット
シフトレジスタ24が直列になった(16×10)ビッ
トシフトレジスタに入力される。この(16×10)ビ
ットシフトレジスタに中央制御装置20から10列分の
列データを直列入力することで、10個の16ビットシ
フトレジスタ24にそれぞれ16ビットの列データを与
えたことになる。この時点で中央制御装置20から各ド
ライブ回路DSiにラッチ信号を与え、シフトレジスタ
24のデータをラッチ回路25に移し、そのデータによ
りドライバ26で各発光素子Cを駆動する。同時に各シ
フトレジスタ24のデータを更新する。以上の動作を繰
り返すことでスクロール表示が行われる。
は、ビットマップ形式で作成されて画像メモリ21に格
納されている全体の画像データの中から、つぎに表示し
ようとする1フレームのw=55列分の画像データをフ
レームアドレスに従って特定するとともに、その1フレ
ームの55列分の画像データの中からn=10列分の画
像データを飛び飛びに選択して10本の棒状表示器B1
〜B10に分配するデータ分配手段と、各棒状表示器B
iにおいて前記データ分配手段から渡された1列分m=
16ドットの画像データに従って16個の発光素子Cを
所定のタイミングで制御駆動する発光駆動手段と、前記
フレームアドレスを順番に更新することで前記全体の画
像データの中から特定されるフレームをスクロール方向
に順番にシフトするフレームシフト手段とを備える。
ータ分配制御==== 前記データ分配手段の中枢であるプロセッサ22は、前
記飛び飛び制御変数として、各棒状表示器B1〜B10
の標準的な配列間隔に対応して設定された標準値「6」
を記憶する手段と、その標準的な配列間隔からずれて配
置した特定の棒状表示器B8について設定された補正値
「+2」を記憶する手段とを有し、これらの設定内容
「標準値:6」「補正値:B8=+2」とに基づいて各
棒状表示器B1〜B10にそれぞれ分配する1列分の画
像データを以下のように選択抽出する。
す図5において、8番目の棒状表示器B8を除いて、他
のすべての棒状表示器は、仮想的画面において6ドット
間隔で配列されている。特定の棒状表示器B8は、6ド
ット間隔という標準配列位置に対して右に2ドット分だ
けずれて配置されている。つまり、棒状表示器B8とB
19の間隔は標準値「6」より2ドット分大きくて8ド
ット分となっている。また、棒状表示器B8とB21の
間隔は標準値「6」より2ドット分小さくて4ドット分
となっている。このことが、前述した飛び飛び制御変数
についての「標準値:6」「補正値:B8=+2」とい
う設定内容である。
としての制御手順を図9のフローチャートに示してい
る。この動作例では、飛び飛び制御変数として前記の内
容が設定されているものとする。
スfの値を1にし、つぎのステップ602ではアドレス
ポインタjにフレームアドレスfの値を移す(この説明
の段階ではj=f=1となる)。また、ステップ603
で表示器カウンタiの値を1にする。つぎのステップ6
04で、アドレスポインタjが示すアドレスjで画像メ
モリ21にリードアクセスし、読み出した列データDj
を前記のように直列にして転送する。ここまでの説明で
は、列データD1が直列転送される。
タiの値が10番目の最後の棒状表示器B10を示す
「10」になったか否かをチェックする。ここまでの説
明ではi=1なので、ステップ610に進み、表示器カ
ウンタiに1を加算する。この説明の流れではi=2と
なる。
タiの値が、飛び飛び制御変数で補正値が設定された8
番目の棒状表示器B8を示す「8」になったか否かをチ
ェックする。i=8でなければ、ステップ612にてi
=8+1=9になったか否かをチェックする。
613に進み、アドレスポインタjの値に6を加算す
る。この加算値6は、飛び飛び制御変数の「標準値:
6」に決められた値である。そしてステップ604に戻
り、6だけ増えたアドレスjで画像メモリ21をリード
アクセスし、読み出した列データDjを直列転送する。
ここまでの説明では、列データD7が直列転送される。
リメントしながら、i=8になるまでステップ610→
611→612→613→604→605→610を7
回繰り返して実行することになる。そうすると、中央制
御装置20からは7列分の列データがD1→D7→D1
3→D19→D25→D31→D37の順番で直列に出
力される。
から614に進み、アドレスポインタjの値に6+2=
8を加算する。これは、飛び飛び制御変数の「補正値:
B8=+2」との設定に従ったものである。そしてステ
ップ604に戻るので、このときは列データD45が読
み出されて直列転送される(37+8=45)。
=9となるので、ステップ611→612→615と進
み、飛び飛び制御変数の「補正値:B8=+2」との設
定に付帯した処理として、アドレスポインタjの値に6
−2=4を加算する。そしてステップ604に戻るの
で、このときは列データD49が読み出されて直列転送
される(45+4=49)。つぎに表示器カウンタiが
インクリメントされると、i=10となるので、再びス
テップ613が実行されてアドレスポインタjの値が6
だけ加算され、そしてステップ604で列データD55
が読み出されて直列転送される。
YESと判定されてステップ621に進み、各ドライブ
回路DS1〜DS10に対してラッチ信号を供給する。
ここまでの説明では、10列分の列データがD1→D7
→D13→D19→D25→D31→D37→D45→
D49→D55の順番で出力されており、これらが10
本の棒状表示器B1〜B10のラッチ回路25にそれぞ
れラッチされ、同時に表示駆動される。つまり、つぎの
対応関係で10本の棒状表示器B1〜B10が表示駆動
される。
る。棒状表示器B2は列データD7(=1+6)で駆動
される。棒状表示器B3は列データD13(=7+6)
で駆動される。棒状表示器B4は列データD19(=1
3+6)で駆動される。棒状表示器B5は列データD2
5(=19+6)で駆動される。棒状表示器B6は列デ
ータD31(=25+6)で駆動される。棒状表示器B
7は列データD37(=31+6)で駆動される。棒状
表示器B8は列データD45(=37+6+2)で駆動
される。棒状表示器B9は列データD49(=45+6
−2)で駆動される。棒状表示器B10は列データD5
5(=49+6)で駆動される。
レスfの値に1を加算する。つぎのステップ623で
は、インクリメントしたfの値が最終値Maxになった
か否かをチェックする。ここまでの説明ではf=2であ
り、この場合はステップ602に戻り、fの値をjにコ
ピーする(j=f=2となる)。そしてステップ603
でi=cに初期化して、前述した処理を実行する。した
がって、つぎの対応関係で10本の棒状表示器B1〜B
10にそれぞれ列データが分配されて、その列データD
iに従って各棒状表示器Biが表示駆動される。
る。棒状表示器B2は列データD8(=2+6)で駆動
される。棒状表示器B3は列データD14(=8+6)
で駆動される。棒状表示器B4は列データD20(=1
4+6)で駆動される。棒状表示器B5は列データD2
6(=20+6)で駆動される。棒状表示器B6は列デ
ータD32(=26+6)で駆動される。棒状表示器B
7は列データD38(=32+6)で駆動される。棒状
表示器B8は列データD46(=38+6+2)で駆動
される。棒状表示器B9は列データD50(=46+6
−2)で駆動される。棒状表示器B10は列データD5
6(=50+6)で駆動される。
ビットマップ形式で作成されて画像メモリ21に格納さ
れている全体の画像データの中からつぎに表示しようと
する1フレームの55列分の画像データがフレームアド
レスfに従って特定されて、その1フレームの55列分
の画像データの中から10列分の画像データが飛び飛び
に選択されて10本の棒状表示器B1〜B10に分配さ
れる。各棒状表示器Biでは、分配された1列分16ド
ットの画像データDiに従って16個の発光素子Cが所
定のタイミングで制御駆動される。また、フレームアド
レスfが順番に更新されて、前記全体の画像データの中
から特定されるフレームがスクロール方向に順番にシフ
トされる。その結果、図7に示すように、前記仮想的画
面を観察する人の残像効果により、1列が16ドットで
1行が55ドットの密度のスクロールする画像を視認さ
れるのである。
レスfが最終値Maxになったなら、ステップ623か
ら最初のステップ601に戻り、フレームアドレスfを
1に初期化して前述の処理を繰り返す。なお、一連の画
像を1回または複数回スクロール表示したならば、別の
プロセスで画像メモリ21の表示対象エリアのビットマ
ップデータを書き換えたり、表示対象エリアを別の画像
のビットマップデータの記憶エリアに切り替えること
で、次々と異なる画像をスクロール表示できる。
ての規則と、飛び飛び制御変数の決め方と、データ分配
制御のアルゴリズムを適合させておくことで、多数の棒
状表示器を設置してこの発明を実施するに際し、各棒状
表示器の間隔が必ずしも一定でなくても、表示される画
像を歪ませることなく、画面全体にわたって正しい縦横
比の画像を表示することができる。
==== 点灯・点滅表示モードでは、スクロール表示モードに比
べて表示原理は簡単である。すなわち、中央制御装置2
0の画像メモリ21に縦16ビットで横10ビットのビ
ットマップ画像データを予め用意しておき、中央制御装
置20のプロセッサ22により、画像メモリ21にリー
ドアクセスさせる。画像メモリ21から16ビット並列
に読み出される列データをシフトレジスタ23を介して
直列に結合し、10個の16ビットシフトレジスタ24
が直列になった(16×10)ビットシフトレジスタに
入力する。
に中央制御装置20から10列分の列データを直列入力
することで、10個の16ビットシフトレジスタ24に
それぞれ16ビットの列データを与え、この時点で中央
制御装置20から各ドライブ回路DSiにラッチ信号を
与え、シフトレジスタ24のデータをラッチ回路25に
移し、そのデータによりドライバ26で各発光素子Cを
駆動する。
発光素子の位置に対応した黒画素データを用意しておい
てシフトレジスタに直列転送し、ラッチ回路で発光素子
を駆動させればよい。これらの操作を繰り返すことで、
点灯・点滅表示が行われる。
置、上記実施の態様のものに限定されるわけではなく、
各請求項に記載される構成の範囲内において、種々の態
様のものを採用することができる。
を用いることにより、センサが周囲の明るさを感知して
薄暮時に自動的にランプを点灯させることにより、交通
事故多発のこの時間帯において事故防止に役立つ。ま
た、棒状表示器の管面に蛍光塗料を塗布すれば、リフレ
クションランプとして夜間停車時の表示灯となり得る。
自動車のリヤ表示方法および装置によれば、次のような
効果が得られる。
ライバーの運転状況に対応した文字や記号等の大サイズ
の表示ができる。また、吸盤を取り付けた形態では、簡
便に着脱可能な形態でこの発明にかかる表示装置を導入
することができる。つまり、普段の運転時には棒状表示
器を取り外しておき、降雨・降雪時ないし霧発生時とい
った視界の悪い時にのみ設置するといった利用形態をと
ることができる。
示灯として要求される耐水性・耐塵性・耐久性なども、
外装に比べて有利である。そして、リヤエンドパネルに
取り付けられた通常の表示灯と併用することにより、後
方の車両からの視認性が高まり、追突事故等の防止に役
立つ。
る。
搭載した場合の構成図である。
より実現した物理的画面の模式図である。
面の模式図である。
しようとする画像データの関係を示す模式図である。
た模式図である。
の概略構成図である。
のアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 つぎの各要件(1)〜(6)を備えたこ
とを特徴とする自動車のリヤ表示方法。 (1)多数の発光素子(m個)を密な間隔で直線状に配
列した1本の発光素子列からなる棒状表示器がある。こ
の棒状表示器を多数本設け、自動車のリヤウインド面に
沿って、これら多数の棒状表示器(n本)を疎な間隔で
ほぼ平行に設置する。このことにより、飛び飛びの発光
素子列が帯状に連なって、密なmドットの並びと疎なn
ドットの並びによる(m×n)ドット構成の飛び飛びド
ット列の物理的画面を形成する。 (2)前記各棒状表示器の前記発光素子からの光が後方
車両の乗員にはっきり視認できるように、発光指向性や
設置方向性を設定しておく。 (3)前記飛び飛びドット列の物理的画面にコンピュー
タ制御によりスクロール表示および点灯・点滅表示を行
うとともに、この物理的画面には、自動車の運転状況に
応じた表示を後方車両の乗員に向けて行う。 (4)前記飛び飛びドット列の物理的画面について、疎
なnドットの配列の列間隔部分にも仮想的にドットを配
置して、密なmドットの並びとほぼ同等なドット密度と
した(m×w)ドット構成の均一的ドット分布の仮想的
画面を想定する。ここで、wはnの数倍以上の値であ
る。 (5)スクロール表示モードでは、(m×w)ドット構
成の均一的ドット分布の仮想的画面にそのドット密度で
表示するつもりで作成したビットマップ画像データをメ
モリに用意する。1列がmドットで1行がwドットの前
記ビットマップ画像データを前記仮装的画面に展開して
表示するときに、w列の画像データの中から飛び飛びに
選択したn列分の画像データをn本の棒状表示器の発光
素子列に分配して、各列mドットのデータに従って各列
m個の発光素子を制御駆動する。前記仮装的画面に展開
する前記ビットマップ画像データを行方向に移動させな
がら、前記飛び飛びに選択した画像データに従って各発
光素子列を制御駆動することで、前記画面を観察する人
の残像効果により(m×w)の均一的ドット密度のスク
ロールする画像を視認させる。 (6)点灯・点滅表示モードでは、前記物理的画面を形
成する(m×n)個の発光素子の全部または一部を発光
ないし消光させることにより、非スクロールの表示を行
う。 - 【請求項2】 請求項1に記載の各要件(1)〜(6)
を備えたことを特徴とする自動車のリヤ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131997A JPH10250466A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 自動車のリヤ表示方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131997A JPH10250466A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 自動車のリヤ表示方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250466A true JPH10250466A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13167715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131997A Pending JPH10250466A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 自動車のリヤ表示方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250466A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093877A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両の灯体配置構造 |
JP2009214867A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-09-24 | Yoshio Abe | 後方車に文字で知らせる信号機。 |
JP2014144731A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用灯具 |
WO2017195295A1 (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | パイオニア株式会社 | 発光システム及び発光装置を基材に取り付ける方法 |
WO2019083414A1 (ru) * | 2017-10-29 | 2019-05-02 | Сергей Геннадьевич ЩЕТИНИН | Световая сигнализация автомобиля |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6131997A patent/JPH10250466A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093877A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両の灯体配置構造 |
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WO2017195295A1 (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | パイオニア株式会社 | 発光システム及び発光装置を基材に取り付ける方法 |
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