JPH1025015A - 輪止めを有するスラットコンベア装置 - Google Patents
輪止めを有するスラットコンベア装置Info
- Publication number
- JPH1025015A JPH1025015A JP19843496A JP19843496A JPH1025015A JP H1025015 A JPH1025015 A JP H1025015A JP 19843496 A JP19843496 A JP 19843496A JP 19843496 A JP19843496 A JP 19843496A JP H1025015 A JPH1025015 A JP H1025015A
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- Japan
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- slat conveyor
- slat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 輪止めを有するスラットコンベアの下流側端
部で足等が挟まれる。 【解決手段】 スラットコンベア表面にコンベア幅方向
に間隙を明けて複数の突起を並列させて設けられた輪止
め突起と、スラットコンベア端部に対向する床端部と、
床端部からコンベア方向へ突出しコンベア幅方向に間隙
を明けて複数の突起を並列させて形成された安全カバー
とからなり、輪止め突起の複数の突起と安全カバーの複
数の突起がスラットコンベアに幅方向で一致しない位置
に設けられることを特徴とする輪止めを有するスラット
コンベア装置による。
部で足等が挟まれる。 【解決手段】 スラットコンベア表面にコンベア幅方向
に間隙を明けて複数の突起を並列させて設けられた輪止
め突起と、スラットコンベア端部に対向する床端部と、
床端部からコンベア方向へ突出しコンベア幅方向に間隙
を明けて複数の突起を並列させて形成された安全カバー
とからなり、輪止め突起の複数の突起と安全カバーの複
数の突起がスラットコンベアに幅方向で一致しない位置
に設けられることを特徴とする輪止めを有するスラット
コンベア装置による。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、輪止めを有する
スラットコンベア装置に関する。
スラットコンベア装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車等の組み立て現場では、車両等の
ワークを静止させるため輪止めを有するスラットコンベ
アを使用していた。
ワークを静止させるため輪止めを有するスラットコンベ
アを使用していた。
【０００３】従来の輪止めを有するスラットコンベア１
０は、運搬するワークである車輪１６を載置する間隔を
明けて２つの台状体を設けて１組の輪止め１１としてい
た。１つの台状体は、コンベア幅方向にわたって断面台
形の突起をスラットコンベア上固定していた。
０は、運搬するワークである車輪１６を載置する間隔を
明けて２つの台状体を設けて１組の輪止め１１としてい
た。１つの台状体は、コンベア幅方向にわたって断面台
形の突起をスラットコンベア上固定していた。
【０００４】さらに輪止めを有するスラットコンベア１
０の下流側部分では、輪止め１１がスラットコンベア面
から突起している為、スラットコンベアの下流端部の巻
き込み部１２と次工程の床端部１３との間隙が大きく明
いて空隙部分１８を形成しており、その空隙部分１８を
覆うように一枚の板状の安全カバー１４をスラットコン
ベア面に平行にしてスラットコンベア側に突出させてい
た（図３、図４参照）。
０の下流側部分では、輪止め１１がスラットコンベア面
から突起している為、スラットコンベアの下流端部の巻
き込み部１２と次工程の床端部１３との間隙が大きく明
いて空隙部分１８を形成しており、その空隙部分１８を
覆うように一枚の板状の安全カバー１４をスラットコン
ベア面に平行にしてスラットコンベア側に突出させてい
た（図３、図４参照）。
【０００５】
【この発明が解決しようとする課題】しかし、従来の輪
止めを有するスラットコンベア装置では、輪止め１１が
コンベア幅方向に長い台状で突起している為、スラット
コンベア装置の端部の巻き込み部１２のスラットコンベ
ア１０上面と、一枚の安全カバー１４の下面との間に台
状突起の高さ分の隙間部分１５が形成される必要があっ
た。そして、その隙間部分１５に作業者の足１７等が挟
まれやすい課題があった。
止めを有するスラットコンベア装置では、輪止め１１が
コンベア幅方向に長い台状で突起している為、スラット
コンベア装置の端部の巻き込み部１２のスラットコンベ
ア１０上面と、一枚の安全カバー１４の下面との間に台
状突起の高さ分の隙間部分１５が形成される必要があっ
た。そして、その隙間部分１５に作業者の足１７等が挟
まれやすい課題があった。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】この課題を解決する為に、
スラットコンベア表面にコンベア幅方向に間隙を明けて
複数の突起を並列させて設けられた輪止め突起と、スラ
ットコンベア端部に対向する床端部と、床端部からコン
ベア方向へ突出しコンベア幅方向に間隙を明けて複数の
突起を並列させて形成された安全カバーとからなり、輪
止め突起の複数の突起と安全カバーの複数の突起がスラ
ットコンベアに幅方向で一致しない位置に設けられるこ
とを特徴とする輪止めを有するスラットコンベア装置を
提案する。
スラットコンベア表面にコンベア幅方向に間隙を明けて
複数の突起を並列させて設けられた輪止め突起と、スラ
ットコンベア端部に対向する床端部と、床端部からコン
ベア方向へ突出しコンベア幅方向に間隙を明けて複数の
突起を並列させて形成された安全カバーとからなり、輪
止め突起の複数の突起と安全カバーの複数の突起がスラ
ットコンベアに幅方向で一致しない位置に設けられるこ
とを特徴とする輪止めを有するスラットコンベア装置を
提案する。
【０００７】また、スラットコンベア表面にコンベア幅
方向に間隙を明けて複数の台形板状突起を並列させて設
けられた輪止め突起と、スラットコンベア端部に対向す
る床端部と、床端部からコンベア方向へ突出しコンベア
幅方向に間隙を明けて複数の板状突起を並列させて形成
された安全カバーとからなり、輪止め突起の複数の台形
板状突起と安全カバーの複数の板状突起がスラットコン
ベアに幅方向で一致しない位置に設けられることを特徴
とする輪止めを有するスラットコンベア装置を提案す
る。
方向に間隙を明けて複数の台形板状突起を並列させて設
けられた輪止め突起と、スラットコンベア端部に対向す
る床端部と、床端部からコンベア方向へ突出しコンベア
幅方向に間隙を明けて複数の板状突起を並列させて形成
された安全カバーとからなり、輪止め突起の複数の台形
板状突起と安全カバーの複数の板状突起がスラットコン
ベアに幅方向で一致しない位置に設けられることを特徴
とする輪止めを有するスラットコンベア装置を提案す
る。
【０００８】そのため、輪止め突起の複数の突起と安全
カバーの複数の突起同士は、スラットコンベアが作動し
ても衝突せずにすれ違う。
カバーの複数の突起同士は、スラットコンベアが作動し
ても衝突せずにすれ違う。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明について、この発明の実
施形態を示す図面、すなわち輪止めを有するスラットコ
ンベアの下流側端部の斜視説明図である図１、同じく側
面説明図である図２に基づいて説明する。
施形態を示す図面、すなわち輪止めを有するスラットコ
ンベアの下流側端部の斜視説明図である図１、同じく側
面説明図である図２に基づいて説明する。
【００１０】スラットコンベア１は、コンベア上面にコ
ンベア移動方向に複数の輪止め２を設ける。輪止め２の
１つは、コンベア移動方向に間隙を明けて設ける１対の
輪止め突起２０からなる。１つの輪止め突起２０はコン
ベア上面から側面台形の板状突起２０ａを複数コンベア
幅方向に間隙２０ｂを明けて並列して設けてなる。この
実施の形態では板状突起２０ａは、コンベア幅方向に４
枚が同じ３つの間隙２０ｂを明けて並列してなる。１つ
の板状突起２０ａの厚さは１０〜１５ｍｍ程度、間隙２
０ｂの幅は１０〜５０ｍｍ程度である。
ンベア移動方向に複数の輪止め２を設ける。輪止め２の
１つは、コンベア移動方向に間隙を明けて設ける１対の
輪止め突起２０からなる。１つの輪止め突起２０はコン
ベア上面から側面台形の板状突起２０ａを複数コンベア
幅方向に間隙２０ｂを明けて並列して設けてなる。この
実施の形態では板状突起２０ａは、コンベア幅方向に４
枚が同じ３つの間隙２０ｂを明けて並列してなる。１つ
の板状突起２０ａの厚さは１０〜１５ｍｍ程度、間隙２
０ｂの幅は１０〜５０ｍｍ程度である。
【００１１】輪止め突起２０は、他の実施の形態とし
て、２つ、３つ、５つ以上の板状突起２０ａを複数の間
隙２０ｂを明けてコンベア幅方向に並列して設けること
も可能である。
て、２つ、３つ、５つ以上の板状突起２０ａを複数の間
隙２０ｂを明けてコンベア幅方向に並列して設けること
も可能である。
【００１２】また、輪止め突起２０の他の実施の形態と
して、柱状突起等、他の形状突起２０ａをコンベア幅方
向に複数間隙２０ｂを明けて設けてもよい。
して、柱状突起等、他の形状突起２０ａをコンベア幅方
向に複数間隙２０ｂを明けて設けてもよい。
【００１３】スラットコンベア１の下流側端部および上
流側端部に対向する床端部３に、安全カバー４を設け
る。安全カバー４は、床端部３からスラットコンベア１
側に突出して設ける。安全カバー４は、スラットコンベ
ア１の下流側端部の巻き込み部１２と床端部３との間に
できる空隙部分１８を覆いスラットコンベア１方向へ突
出してスラットコンベア１の水平移動部分に接する程度
の位置まで突出する。
流側端部に対向する床端部３に、安全カバー４を設け
る。安全カバー４は、床端部３からスラットコンベア１
側に突出して設ける。安全カバー４は、スラットコンベ
ア１の下流側端部の巻き込み部１２と床端部３との間に
できる空隙部分１８を覆いスラットコンベア１方向へ突
出してスラットコンベア１の水平移動部分に接する程度
の位置まで突出する。
【００１４】安全カバー４は、側面形状が底辺の長い台
形である板状突起４０ａを複数コンベア幅方向に間隙４
０ｂを明けて並列して設け、それぞれの板状突起４０ａ
は長い台形の底辺の一部で床端部３に固定されている。
この実施の形態では板状突起４０ａは、コンベア幅方向
に５枚が同じ４つの間隙４０ｂを明けて並列してなる。
４つの間隙４０ｂのそれぞれはスラットコンベア１の輪
止め突起２０の１枚の板状突起２０ａが通り抜け可能な
幅である。１つの板状突起４０ａの厚さは１０〜１５ｍ
ｍ程度、間隙４０ｂの幅は１０〜５０ｍｍ程度である。
形である板状突起４０ａを複数コンベア幅方向に間隙４
０ｂを明けて並列して設け、それぞれの板状突起４０ａ
は長い台形の底辺の一部で床端部３に固定されている。
この実施の形態では板状突起４０ａは、コンベア幅方向
に５枚が同じ４つの間隙４０ｂを明けて並列してなる。
４つの間隙４０ｂのそれぞれはスラットコンベア１の輪
止め突起２０の１枚の板状突起２０ａが通り抜け可能な
幅である。１つの板状突起４０ａの厚さは１０〜１５ｍ
ｍ程度、間隙４０ｂの幅は１０〜５０ｍｍ程度である。
【００１５】安全カバー４の板状突起４０は、他の実施
の形態として、２つ、３つ、４つ、あるいは６つ以上の
板状突起４０ａを複数の間隙４０ｂを明けてコンベア幅
方向に並列して設けることも可能であり、この場合もス
ラットコンベア１の輪止め突起２０の板状突起２０ａ、
柱状突起２０ａ等が通り抜けてすれ違えるように配置さ
れる。
の形態として、２つ、３つ、４つ、あるいは６つ以上の
板状突起４０ａを複数の間隙４０ｂを明けてコンベア幅
方向に並列して設けることも可能であり、この場合もス
ラットコンベア１の輪止め突起２０の板状突起２０ａ、
柱状突起２０ａ等が通り抜けてすれ違えるように配置さ
れる。
【００１６】これらの輪止め突起２０および安全カバー
４は、軟質合成樹脂、ゴム等の弾性のある素材で形成さ
れる。
４は、軟質合成樹脂、ゴム等の弾性のある素材で形成さ
れる。
【００１７】次にこの発明の実施形態の作用について説
明する。スラットコンベア１の輪止め２と、床端部３の
安全カバー４の双方が複数の板状突起２０ａ、４０ａと
複数の間隙２０ｂ、４０ｂとからなり、互いに板状突起
２０ａ、４０ａが間隙２０ｂ、４０ｂを通り抜けて、す
れ違えるようにコンベア幅方向にずれた位置に配置され
ている。
明する。スラットコンベア１の輪止め２と、床端部３の
安全カバー４の双方が複数の板状突起２０ａ、４０ａと
複数の間隙２０ｂ、４０ｂとからなり、互いに板状突起
２０ａ、４０ａが間隙２０ｂ、４０ｂを通り抜けて、す
れ違えるようにコンベア幅方向にずれた位置に配置され
ている。
【００１８】そのため、安全カバー４は、スラットコン
ベア１の下流側および上流側の床端部３からスラットコ
ンベア１方向に突出して、空隙部分１８を完全に覆うと
ともに、スラットコンベア１の水平移動面にほぼ接する
まで延ばすことができ隙間を無くしている。
ベア１の下流側および上流側の床端部３からスラットコ
ンベア１方向に突出して、空隙部分１８を完全に覆うと
ともに、スラットコンベア１の水平移動面にほぼ接する
まで延ばすことができ隙間を無くしている。
【００１９】スラットコンベア１が作動しても、輪止め
２の板状突起２０ａと安全カバー４の板状突起４０ａは
すれ違えので、輪止め２が安全カバー４に衝突すること
はない。
２の板状突起２０ａと安全カバー４の板状突起４０ａは
すれ違えので、輪止め２が安全カバー４に衝突すること
はない。
【００２０】
【発明の効果】したがって、スラットコンベアの下流側
巻き込み部の作業者の足等の挟み込み事故を完全に防止
することができる。
巻き込み部の作業者の足等の挟み込み事故を完全に防止
することができる。
【図１】この発明の実施形態であるスラットコンベアの
下流側部分と、それに対向する床端部の斜視説明図
下流側部分と、それに対向する床端部の斜視説明図
【図２】同じく側面説明図
【図３】従来のスラットコンベアの輪止めの斜視図
【図４】従来のスラットコンベアの下流側部分と、それ
に対向する床端部の側面説明図
に対向する床端部の側面説明図
１ スラットコンベア １２ スラットコンベア下流側巻き込み部 １８ 空隙部分 ２ 輪止め ２０ 輪止め突起 ２０ａ 板状突起 ２０ｂ 間隙 ３ 床端部 ４ 安全カバー ４０ａ 板状突起 ４０ｂ 間隙
Claims (2)
- 【請求項１】 スラットコンベア表面にコンベア幅方向
に間隙を明けて複数の突起を並列させて設けられた輪止
め突起と、スラットコンベア端部に対向する床端部と、
床端部からコンベア方向へ突出しコンベア幅方向に間隙
を明けて複数の突起を並列させて形成された安全カバー
とからなり、輪止め突起の複数の突起と安全カバーの複
数の突起がスラットコンベアに幅方向で一致しない位置
に設けられることを特徴とする輪止めを有するスラット
コンベア装置。 - 【請求項２】 スラットコンベア表面にコンベア幅方向
に間隙を明けて複数の台形板状突起を並列させて設けら
れた輪止め突起と、スラットコンベア端部に対向する床
端部と、床端部からコンベア方向へ突出しコンベア幅方
向に間隙を明けて複数の板状突起を並列させて形成され
た安全カバーとからなり、輪止め突起の複数の台形板状
突起と安全カバーの複数の板状突起がスラットコンベア
に幅方向で一致しない位置に設けられることを特徴とす
る輪止めを有するスラットコンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19843496A JP2785125B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 輪止めを有するスラットコンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19843496A JP2785125B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 輪止めを有するスラットコンベア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025015A true JPH1025015A (ja) | 1998-01-27 |
| JP2785125B2 JP2785125B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=16391029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19843496A Expired - Fee Related JP2785125B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 輪止めを有するスラットコンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2785125B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1059214A3 (de) * | 1999-05-29 | 2002-07-17 | Gebhard Weigele | Beförderungseinheit |
| WO2014014716A1 (en) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | Laitram, L.L.C. | Conveyor belt including chocking module |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP19843496A patent/JP2785125B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1059214A3 (de) * | 1999-05-29 | 2002-07-17 | Gebhard Weigele | Beförderungseinheit |
| WO2014014716A1 (en) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | Laitram, L.L.C. | Conveyor belt including chocking module |
| CN104470833A (zh) * | 2012-07-18 | 2015-03-25 | 莱特拉姆有限责任公司 | 包括垫塞模块的输送带 |
| EP2874919A4 (en) * | 2012-07-18 | 2016-04-27 | Laitram Llc | CONVEYOR BELT COMPRISING A TIMING MODULE |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2785125B2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |