JPH10249880A - 内面樹脂被覆セグメントの製造方法 - Google Patents

内面樹脂被覆セグメントの製造方法

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JPH10249880A
JPH10249880A JP9074708A JP7470897A JPH10249880A JP H10249880 A JPH10249880 A JP H10249880A JP 9074708 A JP9074708 A JP 9074708A JP 7470897 A JP7470897 A JP 7470897A JP H10249880 A JPH10249880 A JP H10249880A
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Masatsugu Yamamoto
正嗣 山本
Masayoshi Nakagawa
雅由 中川
Kazuo Matsumoto
一男 松本
Noriyuki Shima
宣之 島
Akira Nishikata
晃 西片
Hirobumi Okuno
博文 奥野
Yuichi Masuda
祐一 増田
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CI Kasei Co Ltd
Kajima Corp
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CI Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 セグメント本体が樹脂部材を成形する際の
金型とすることによって、安価な内面樹脂被覆セグメン
トを得る。 【解決手段】 内面樹脂被覆セグメントは、湾曲したコ
ンクリート部材と、少なくとも湾曲したコンクリート部
材の内面と、周方向および軸方向の接合壁の少なくとも
一部を覆う樹脂部材とから構成される。上記樹脂部材
は、ノルボルネン系モノマーとメタセシス触媒系とを主
材とし、セグメント本体と当該セグメント本体を覆う樹
脂部材成形用型枠によって反応射出成形される。また、
コンクリート部材の少なくとも内面には、樹脂部材の密
着性を向上させるアンカー部材が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の内面樹脂被
覆セグメントを接合することによって水密性の高いトン
ネルを構築するための内面樹脂被覆セグメントの製造方
法に関するものである。特に、本発明は、水密性や耐蝕
性が要求される雨水道用、下水道用、地下河川用、鉄道
用、自動車道用、または共同坑用等のシールドトンネル
からなり、略円形または略矩形、あるいはこれらを複数
個連設したマルチタイプ等の形状からなる構築物を構築
するための内面樹脂被覆セグメントの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例における箱型の樹脂枠98
を使用した矩形型樹脂被覆セグメントを説明するための
図である。図10は図9におけるセグメントの接合部を
説明するための図である。図9および図10において、
矩形型樹脂被覆セグメント91は、中央に設けられたグ
ラウト材注入孔92と、ボルト・ナット95、96を挿
入する複数個のボルトボックス93と、他のセグメント
と接合するボルトを挿入するためのボルト孔94とから
構成されている。矩形型樹脂被覆セグメント91は、図
示されていないが、鉄筋籠によって補強されていると共
に、鉄筋とボルトボックス93とが溶接されている。矩
形型樹脂被覆セグメント91は、所定の分割数とトンネ
ルの径とによって決まる湾曲を構成している。
【0003】グラウト材注入孔92は、たとえばシール
ド工法等によって、掘削したトンネルの内部と矩形型樹
脂被覆セグメント91との間にできる隙間を埋めるため
にグラウト材を注入する孔である。ボルト・ナット9
5、96を挿入するボルトボックス93は、上下、左右
の矩形型樹脂被覆セグメント91、91′を接合するた
めに、それぞれ複数個ずつ設けられている。ボルト95
は、ボルトボックス93を介してボルト孔94に挿入さ
れた後、隣接するセグメントのボルトボックス93に挿
入されたナット96によって締め付けられる。すなわ
ち、ボルトボックス93は、ボルト95およびナット9
6を挿入して、接合作業を行う際に適した大きさと形状
に成形されている。上記樹脂枠98は、たとえば、接合
壁の厚さ方向の80%で、残りの接合壁をコンクリート
97とする。そして、コンクリート97には、シール部
材用の凹部99が設けられている。上記矩形型樹脂被覆
セグメント91は、樹脂枠98の製造およびコンクリー
ト97の充填が容易になる。
【0004】図11は従来例におけるセグメントを使用
したトンネルの構造を説明するための図である。図12
(イ)ないし(ハ)は、図11における各セグメントの
形状を説明するための図である。図11および図12に
おいて、トンネルは、たとえば、8個のセグメントから
構成されている。そして、図12(イ)に示すA型セグ
メント111どうしを接合する長い方の端面は、各セグ
メントをトンネルとして組み立てた際に、トンネルの中
心軸を通過する面と同じになっている。また、A型セグ
メント111どうしを接合する短い方の端面は、トンネ
ルの中心軸と直角な面で切られている。図12(ロ)に
示すB型セグメント112は、A型セグメント111と
接する長い方の端面と反対側の面がテーパー部112′
になっている。図12(ハ)に示すK型セグメント11
3は、B型セグメント112のテーパー部112′と両
端で接合するため、両端にテーパー部113′が備えら
れている。
【0005】先ず、矩形型樹脂被覆セグメント111
は、図11に示すように、下部から順次リングになるよ
うに積み上げながら、ボルト・ナットによって接合され
る。そして、最後にB型セグメント112のテーパー部
112′にK型セグメント113を下方から上方に向け
て嵌合し、ボルト・ナットで接合することによって、接
合面114および接合面115となり、リングが完成す
る。このようなリングは、トンネルの進行方向に必要な
個数だけ接合されることにより、トンネルが構築され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特に、シールドトンネ
ルに使用されるセグメントは、内面が汚水等によって腐
食されるのを防止するために、二次覆工コンクリートを
施工、もしくは下地処理を施した後に樹脂塗料を内面に
被覆させる等の内面処理を行っていた。このように、ト
ンネルの内面を二次覆工コンクリートや樹脂塗料で被覆
する等の方法は、余分な工期が必要となり、コストアッ
プの原因となった。
【0007】上記欠点を解決するために、図9に示す樹
脂被覆セグメントが開発された。そして、上記樹脂被覆
セグメントを作製するためには、図11から判るよう
に、A型セグメント111、B型セグメント112、お
よびK型セグメント113と、3種類の鉄筋コンクリー
トセグメントに使用される箱型の樹脂枠が必要であり、
トンネルが大型化するに伴い、その作製用の金型にかか
る経費が高価になる。さらに、トンネルの内面を樹脂で
覆うセグメントは、トンネルに大きな推力を受けると、
樹脂部材とコンクリートとの密着性が悪くなり、強度に
問題がでる。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、トンネルの内面が樹脂部材で覆われたトン
ネル用のセグメントを作製する際に、成形用の金型を安
価にした内面樹脂被覆セグメントの製造方法を提供する
ことを目的とする。本発明は、予め成形した鉄筋コンク
リートセグメントを樹脂成形用の型枠と兼用することに
より、コストを安価にすることができる内面樹脂被覆セ
グメントの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)複数のセグメントを周方向および軸方向に
接合することによって、シールドトンネルを構築する内
面樹脂被覆セグメントの製造方法は、少なくとも内面に
アンカー部材を有するセグメント本体15を製造する工
程と、上記セグメント本体15の内面と、周方向および
軸方向の接合壁の少なくとも一部を覆う樹脂部材を成形
するため、上記セグメント本体15に樹脂部材成形用型
枠22、23、24を配置する工程と、上記樹脂部材成
形用型枠22、23、24内に、ノルボルネン系モノマ
ーとメタセシス触媒系を主材とする反応射出成形用材料
からなる樹脂部材25を反応射出成形する工程と、上記
樹脂部材25が硬化した後、上記樹脂部材成形用型枠2
2、23、24を除去する工程とからなることを特徴と
する。
【0010】(第2発明)上記セグメント本体15は、
スチールセグメントまたはダクタイルセグメントにコン
クリートを充填した複合セグメントまたは鉄筋コンクリ
ートセグメントであることを特徴とする。
【0011】(第3発明)上記セグメント本体15は、
予め加熱した後、樹脂部材25を反応射出成形すること
を特徴とする。
【0012】(第4発明)上記セグメント本体15は、
予め熱可塑性樹脂の塗膜を形成した後、樹脂部材25を
反応射出成形することを特徴とする。
【0013】(第5発明)上記熱可塑性樹脂の塗膜は、
オレフィン系樹脂からなることを特徴とする。
【0014】(第6発明)上記セグメント本体15の内
面に設けているボルトボックス16などの接続具を除く
内面を樹脂部材25で反応射出成形することを特徴とす
る。
【0015】(第7発明)上記セグメント本体15の内
面に設けているボルトボックス16などの接続具の表面
も含めて樹脂部材25で反応射出成形することを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1発明)鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
成形用下部型枠上には、両側に移動可能な鉄筋コンクリ
ートからなるセグメント本体成形用側部型枠、および鉄
筋、ボルトボックス、グラウト材注入孔金物等が配置さ
れる。コンクリート注入孔を有する鉄筋コンクリートか
らなるセグメント本体成形用上部型枠は、所望の厚さと
なるように所定位置に配置される。コンクリートは、上
記コンクリート注入孔から振動を与えながら注入され
る。コンクリートが硬化した後、上記鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体成形用上部型枠は、除去され
る。鉄筋コンクリートからなるセグメント本体は、少な
くともその内面にアンカー部材が設けられた後、必要に
より樹脂成形現場に搬送された後、樹脂部材成形用型枠
の一つとなる。すなわち、鉄筋コンクリートからなるセ
グメント本体は、たとえば、下部型枠となり、その他の
樹脂部材成形用型枠が配置されて型枠が構成される。ノ
ルボルネン系モノマーとメタセシス触媒系を主材とする
反応射出成形用材料からなる樹脂部材は、上記型枠に反
応射出成形されると共に、上記型枠から空気が抜かれ
る。上記樹脂部材が硬化した後、上記型枠が除去され
る。
【0017】(第2発明)内面樹脂被覆セグメントの製
造方法において、使用されるセグメント本体は、鉄筋コ
ンクリートセグメント、スチールセグメント、またはダ
クタイルセグメント等がある。これらのセグメント本体
は、その内面に樹脂が被覆されるため、水密性および耐
蝕性の高いシールドトンネルが構築される。
【0018】(第3発明)セグメント本体は、樹脂部材
によって反応射出成形する際に、予め40°Cないし9
0°C、好ましくは、60°Cないし80°Cに加熱さ
れる。樹脂部材は、セグメント本体が加熱されている
と、反応が促進される。
【0019】(第4発明)セグメント本体は、予め熱可
塑性樹脂が塗膜として形成されている。その後、セグメ
ント本体は、樹脂部材を反応射出成形することによって
内面が被覆される。上記熱可塑性樹脂の塗膜は、硬化性
および密着性を向上させる。
【0020】(第5発明)上記熱可塑性樹脂の塗膜は、
オレフィン系樹脂、たとえば、ポリエチレンやポリプロ
ピレン等を使用することができる。これらの塗膜は、簡
単にセグメント本体を覆うと共に、密着性が良い。
【0021】(第6発明)セグメント本体を覆う樹脂部
材は、当該セグメント本体の内面に設けているボルトボ
ックスなどの接続具を除く内面に反応射出成形する。ボ
ルトボックスは、隣合った内面樹脂被覆セグメントをボ
ルトおよびナットで接合した後、塞がれて内部の腐食を
防止する。
【0022】(第7発明)セグメント本体を覆う樹脂部
材は、当該セグメント本体の内面に設けているボルトボ
ックスなどの接続具の表面も含めて反応射出成形する。
この時、耐腐食性のボルトおよびナットを使用すれば、
ボルトボックスの耐蝕処理を行う必要がなくなる。
【0023】
【実 施 例】図1は本発明の第一実施例で、鉄筋コン
クリートからなるセグメント本体を作製する装置の概念
を説明するための断面図である。図2(イ)および
(ロ)は本発明の第一実施例で、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体の内面に被覆する樹脂部材を成形す
る前後を説明するための概略断面図である。図1におい
て、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成形用下
部型枠11は、その表面が内面樹脂被覆セグメントの内
面と同じ円弧を有するように成形されている。また、鉄
筋コンクリートからなるセグメント本体成形用下部型枠
11は、予め型枠にアンカーピン154を埋め込んでお
く。さらに、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
成形用下部型枠11上には、鉄筋コンクリートからなる
セグメント本体成形用第1側部型枠12、および鉄筋コ
ンクリートからなるセグメント本体成形用第2側部型枠
13が略左右対照で、互いに略円弧に沿って左右方向に
移動ができるように配置される。
【0024】鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
成形用第1側部型枠12、および鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体成形用第2側部型枠13は、所定位
置にボルト162およびナット163によってボルトボ
ックス金物161が取り付けられていると共に、鉄筋コ
ンクリートからなるセグメント本体15の周方向接合壁
151を作製するためのものである。また、鉄筋コンク
リートからなるセグメント本体成形用下部型枠11に
は、図示されていない同様な、内面樹脂被覆セグメント
の軸方向接合壁152を成形する軸方向に移動可能な二
つの型枠がある。
【0025】また、鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体成形用第1側部型枠12および鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体成形用第2側部型枠13の上部
には、型枠凸部121および131が設けられている。
すなわち、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体1
5は、内面と少なくとも二つの接合壁151(152)
とによって形成される稜線部分が切り欠かれた抱き込み
部成形用切欠部153が成形される。第一実施例におけ
る上記抱き込み部成形用切欠部153の形状は、図1に
示す三角形の凸部以外に、半円形状等変形させることが
できる。また、鉄筋コンクリートからなるセグメント本
体成形用下部型枠11、鉄筋コンクリートからなるセグ
メント本体成形用第1側部型枠12、および鉄筋コンク
リートからなるセグメント本体成形用第2側部型枠13
の大きさや高さは、構築物の大きさあるいは必要な強度
によってそれぞれ異なる。
【0026】次に、鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体成形用下部型枠11、前記ボルトボックス16を
構成するボルトボックス金物161が取り付けられた鉄
筋コンクリートからなるセグメント本体成形用第1側部
型枠12、および鉄筋コンクリートからなるセグメント
本体成形用第2側部型枠13等によって形成されている
型枠内には、グラウト材を注入するグラウト材注入孔金
物や鉄筋籠等が配置される。そして、上記型枠の上部に
は、コンクリート注入孔141を有する鉄筋コンクリー
トからなるセグメント本体成形用上部型枠14が配置さ
れる。その後、上記コンクリート注入孔141から、コ
ンクリートが注入され、型枠内に充填される。コンクリ
ートは、充填に際し、図示されていない振動台等に置か
れて振動させられると共に、棒状バイブレータ等で内部
が締固められる。
【0027】コンクリート注入孔141近傍のコンクリ
ートは、コテによって均(なら)される。その後、鉄筋
コンクリートからなるセグメント本体成形用上部型枠1
4は、上方または横方向に移動させられる。次に、ナッ
ト163を外した後、鉄筋コンクリートからなるセグメ
ント本体成形用第1側部型枠12、および鉄筋コンクリ
ートからなるセグメント本体成形用第2側部型枠13を
左右に移動させる。
【0028】次に、図2に示すように、セグメントとし
て成形された鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
15は、硬化した後、鉄筋コンクリートからなるセグメ
ント本体成形用下部型枠11と略同じ形状の樹脂部材成
形用基台21上に移される。また、樹脂部材成形用基台
21上には、接合壁と間隔をおいて、樹脂部材成形用第
1側部型枠22および樹脂部材成形用第2側部型枠23
が配置される。樹脂部材成形用第1側部型枠22および
樹脂部材成形用第2側部型枠23は、内方に突出する第
1シール溝用突起221および第2シール溝用突起22
2が設けられている。なお、同様に、鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体15の軸方向接合壁152側に
も、樹脂部材成形用型枠が同様に配置される。
【0029】さらに、樹脂部材成形用第1側部型枠22
には、少なくとも一つの樹脂部材注入口231が下方に
設けられている。樹脂部材成形用第1側部型枠22およ
び樹脂部材成形用第2側部型枠23の上には、鉄筋コン
クリートからなるセグメント本体15の内面と必要な間
隔を離して、樹脂部材成形用上部型枠24が配置され
る。樹脂部材成形用上部型枠24には、空気抜口241
が設けられている。なお、上記ボルトボックス金物16
1は、前記ボルト162が除去された後、その内部に、
樹脂部材25が侵入しないように詰物26が詰められ
る。樹脂部材25は、樹脂部材注入口231から圧入さ
れると、空気抜口241から空気が抜けて型枠内に充填
される。
【0030】鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
15を被覆する樹脂部材25は、たとえば、図示されて
いない反応射出成形装置に、ノルボルネン系モノマーと
メタセシス触媒系を主材とする反応射出成形用材料が型
内に注入されることによって所望の形状に作製される。
反応射出成形用材料は、たとえば、ノルボルネン系モノ
マーとメタセシス触媒とからなる第1の液体と、ノルボ
ルネン系モノマーと活性剤とからなる第2の液体とを用
意する。その後、上記安定した2液は、たとえば、ミキ
シングヘッドによって混合された後、反応射出成形装置
の型枠内に低圧で注入される。本実施例は、上記のよう
に低圧で反応射出成形ができるため、型枠を安価なもの
とすることができる。
【0031】上記反応射出成形用材料の詳細は、たとえ
ば、特公平3−28451号公報、特公平4−9812
号公報、特公平6−13563号公報、特公平6−24
806号公報、特開平6−8273号公報に記載されて
おり、これらの材料を使用して、本実施例の樹脂被覆セ
グメントを作製することができる。樹脂部材25は、硬
化された後、各樹脂部材成形用型枠が外されると、内面
樹脂被覆セグメントが出来上がる。アンカーピン154
は、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体15と樹
脂部材25とを密着させているため、樹脂部材25が鉄
筋コンクリートからなるセグメント本体15から剥離し
ない。
【0032】また、樹脂部材25は、鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体15に設けられた抱き込み部成
形用切欠部153に入りこみ、硬化する際に収縮する。
その結果、樹脂部材25は、鉄筋コンクリートからなる
セグメント本体15を抱き込むようになり、鉄筋コンク
リートからなるセグメント本体15から剥離し難くな
る。鉄筋コンクリートからなるセグメント本体15は、
樹脂部材25を、たとえば、反応射出成形によって被覆
するに際し、樹脂の硬化反応を促進するために、たとえ
ば、40°Cないし90°C、好ましくは、60°Cな
いし80°Cに加熱される。また、鉄筋コンクリートか
らなるセグメント本体15の表面には、予めポリエチレ
ンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂の塗膜を設け
たり、フィルムを接着して、塗膜が形成される。この塗
膜は、樹脂部材との密着性、硬化性を向上させる。な
お、塗膜およびフィルムの接着方法は、その他公知の手
段を使用することができる。
【0033】図3は本発明の第二実施例で、鉄筋コンク
リートからなるセグメント本体を作製する装置の概念を
説明するための断面図である。図4は本発明の第二実施
例で、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体にアン
カー部材を設ける状態を説明するための概念図である。
図5は本発明の第二実施例で、鉄筋コンクリートからな
るセグメント本体の内面に被覆する樹脂部材を成形する
装置の概念を説明するための断面図である。第二実施例
は、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体15が向
きを変えずに作製される点において、第一実施例と異な
っている。すなわち、図3において、各型枠内には、コ
ンクリートが前述のように充填される。コンクリートが
硬化する前に、図4に示すように、鉄筋コンクリートか
らなるセグメント本体成形用上部型枠14が除去され
る。
【0034】また、鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体成形用第1側部型枠12、および鉄筋コンクリー
トからなるセグメント本体成形用第2側部型枠13は、
突起部123および133が形成されている。そして、
上記突起部123および133は、鉄筋コンクリートか
らなるセグメント本体15に樹脂部材25が充填される
際の凹部になる。次に、アンカー部材154は、鉄筋コ
ンクリート内に打ち込まれる。鉄筋コンクリートが硬化
した後、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成形
用第1側部型枠12、および鉄筋コンクリートからなる
セグメント本体成形用第2側部型枠13は、たとえば、
円弧に沿って左右方向に移動され、全ての型枠が除去さ
れる。
【0035】図5において、ボルトボックス金物161
(図3、図4参照)およびボルト孔164に詰物26を
詰め込んだ後、樹脂部材成形用第1側部型枠22、およ
び樹脂部材成形用第2側部型枠23が配置される。樹脂
部材成形用第1側部型枠22および樹脂部材成形用第2
側部型枠23は、内方に突出する第1シール溝用突起2
21が設けられている。同様に、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体15の軸方向接合壁にも、樹脂部材
成形用型枠が配置される。樹脂部材25は、樹脂部材注
入口231から圧入されると、空気抜口241から空気
が抜けて型枠内に充填される。鉄筋コンクリートからな
るセグメント本体15の表面に充填された樹脂部材25
は、凹部253にも充填され、鉄筋コンクリートを抱き
込む形になるため、鉄筋コンクリートと樹脂部材25と
の密着性が良く、互いに剥離しない。樹脂部材25は、
硬化された後、各樹脂部材成形用型枠および詰物26が
外されると、内面樹脂被覆セグメントが出来上がる。
【0036】図6(イ)および(ロ)は本発明の第三実
施例で、リブ用凹部を有する鉄筋コンクリートからなる
セグメント本体を作製する装置の概念を説明するための
断面図である。第三実施例は、鉄筋コンクリートからな
るセグメント本体15を覆う樹脂部材25にリブを設け
た点において、第一実施例および第二実施例と異なって
いる。すなわち、図6(イ)において、鉄筋コンクリー
トからなるセグメント本体成形用下部型枠61は、第二
実施例と逆向きに配置されている。また、第三実施例
は、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体15を覆
う樹脂部材25にリブを設けその強度および密着性を増
すようにするものである。
【0037】鉄筋コンクリートからなるセグメント本体
成形用下部型枠61は、樹脂部材25にリブを設けるた
め、たとえば、碁盤目のようにリブ成形用凸部611が
設けられている。型枠には、鉄筋籠等所定の金物等を配
置した後、コンクリート注入孔641からコンクリート
が注入される。コンクリートは、充填に際し、振動台に
置かれて振動させられると共に、棒状バイブレータ等で
内部締固められる。鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体15は、リブ成形用凸部611を有する鉄筋コン
クリートからなるセグメント本体成形用下部型枠61、
シール溝用突起621、および樹脂部材用凹凸部62
2、623を有する鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体成形用第1側部型枠62、およびシール溝用突
起、および樹脂部材用凹凸部633を有する鉄筋コンク
リートからなるセグメント本体成形用第2側部型枠63
によって、リブ、シール溝、および切欠部157を有す
るように成形される。
【0038】第三実施例におけるリブの形状は、碁盤目
以外に、一方向のみのもの、あるいは断続的に設けるも
の、リブの先端部の形状の異なるもの等変形させること
ができる。図6(ロ)に示すように、鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体15は、上下向きを変えて、樹
脂部材成形用基台21に配置される。その後、樹脂部材
成形用第1側部型枠67、樹脂部材成形用第2側部型枠
68、樹脂部材成形用上部型枠69が鉄筋コンクリート
からなるセグメント本体15と所定の間隔にして配置さ
れる。樹脂部材25は、空気抜口241から空気を抜き
ながら、樹脂部材注入口671から圧入される。樹脂部
材25は、鉄筋コンクリートからなるセグメント本体1
5の凹部253、611等に入り込み、鉄筋コンクリー
トとの密着性を向上させている。
【0039】図7は本発明の第四実施例で、長方形型内
面樹脂被覆セグメントを説明するための図である。図7
において、内面樹脂被覆セグメント71は、アンカー部
材の形状が第1実施例ないし第3実施例と異なってい
る。すなわち、アンカー部材は、フィン72からなり、
コンクリートあるいは樹脂部材が食い付き易いように孔
73が多数開けられている。このようなアンカー部材
は、コンクリートが硬化する前にコンクリートの内部に
打ち込まれる。上記アンカー部材は、コンクリートに発
生し易いクラックからの浸水による水圧の影響があって
も、アンカーフィン72の孔73とコンクリートの食い
付きにより、樹脂部材25だけに応力を受けることがな
い。
【0040】図8は本発明の第五実施例である六角型樹
脂被覆セグメントを説明するための図である。図8にお
いて、六角型樹脂被覆セグメント81は、たとえば、二
つの長辺と、四つの短辺とを有すると共に、上方および
下方の湾曲した二つの平面から構成される。六角型樹脂
被覆セグメント81は、短辺とされたトンネルの周方向
の接合面82と、長辺とされたトンネルの軸方向の接合
面83とを有する。特に、上記軸方向接合面83は、シ
ールド機におけるシールドジャッキが当接するためにト
ンネルの軸方向に対して垂直面となっている。シールド
機は、シールドジャッキによって、トンネルの軸方向接
合面84を押しながらトンネルの前方に掘削して行く。
【0041】図8から判るように、六角型樹脂被覆セグ
メント81は、二重螺旋状にトンネルが構築されてい
る。したがって、六角型樹脂被覆セグメント81の周方
向の数を多少増加することによって、図示されていない
シールド機は、掘削作業を停止することなく、一個ない
し二個の六角型樹脂被覆セグメン81を積み重ねながら
進行させることができる。すなわち、シールド機は、一
ないし二箇所程度の六角型樹脂被覆セグメント81に対
するシールドジャッキの押圧力がなくとも、掘削に影響
がなく前進させることができる。
【0042】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。本発明
は、内面樹脂被覆セグメントの形状を長方形型、あるい
は六角型の代わりに台形型、亀の子型、三角形、正方
形、その他に変形させることが可能である。 実施例に
おける長方形型樹脂被覆セグメントは、周方向が6個の
場合を説明したが、この数に限定されるものではない。
【0043】本発明の内面樹脂被覆セグメントは、下水
道、上水道、工業用水道、地下河川、地下タンク、自動
車道、鉄道、歩道用トンネル、地上に設置されたタンク
または容器等に使用することができる。実施例におい
て、内面樹脂被覆セグメントにおける樹脂部材を作製す
る反応射出成形、およびセグメント本体の作製方法につ
いては、詳述していないが、周知または公知の手段を採
用することができる。ボルト・ナットを挿入するボルト
ボックスの形状は、実施例以外に作業能率やトンネルの
厚さを考慮した上で、変形させることが容易である。ま
た、セグメントの継手は、コッター式継手、ネジ締結式
ピン継手等、他のタイプの結合金具も使用することがで
きる。
【0044】本発明のセグメント本体は、鉄筋コンクリ
ート製のものについて詳述したが、スチールセグメント
やダクタイルセグメントも同様に使用できる。ダクタイ
ルセグメントとしては、通常の主桁タイプの他に、コン
クリートと複合化したコルゲートタイプも使用すること
ができる。また、上記主桁の配置や形状の異なるものも
使用することができる。スチールセグメントは、アンカ
ー部材として、鋲、T字型、抜け止め用膨出部を有する
部材を電気溶接等で固定することができる。また、アン
カー部材としては、鋲のようなタイプの他に、帯状部
材、あるいは帯状部材に貫通孔を設けたもの等を軸方向
および周方向または一方向に配置してもよい。また、上
記アンカー部材の材質は、金属製以外にプラスチック製
とすることもできる。さらに、セグメントやコンクリー
トの材質も周知あるいは公知のものを適用することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、セグメント本体が樹脂
部材を成形する際の型枠の一部になっているため金型が
安価である。本発明によれば、セグメント本体に切欠部
を設け、この部分に樹脂部材を被覆するため、樹脂部材
が硬化する際に収縮して、セグメント本体と樹脂部材と
の密着性を向上させる。本発明によれば、セグメント本
体にアンカー部材を設けたため、樹脂部材とセグメント
本体との剥離がなく、一体となり強度のある内面樹脂被
覆セグメントを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例で、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体を作製する装置の概念を説明するた
めの断面図である。
【図2】(イ)および(ロ)は本発明の第一実施例で、
鉄筋コンクリートからなるセグメント本体の内面に被覆
する樹脂部材を成形する前後を説明するための概略断面
図である。
【図3】本発明の第二実施例で、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体を作製する装置の概念を説明するた
めの断面図である。
【図4】本発明の第二実施例で、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体にアンカー部材を設ける状態を説明
するための概念図である。
【図5】本発明の第二実施例で、鉄筋コンクリートから
なるセグメント本体の内面に被覆する樹脂部材を成形す
る装置の概念を説明するための断面図である。
【図6】(イ)および(ロ)は本発明の第三実施例で、
リブ用凹部を有する鉄筋コンクリートからなるセグメン
ト本体を作製する装置の概念を説明するための断面図で
ある。
【図7】本発明の第四実施例で、長方形型内面樹脂被覆
セグメントを説明するための図である。
【図8】本発明の第五実施例である六角型樹脂被覆セグ
メントを説明するための図である。
【図9】従来例における箱型の樹脂枠を使用した矩形型
樹脂被覆セグメントを説明するための図である。
【図10】図9におけるセグメントの接合部を説明する
ための図である。
【図11】従来例におけるセグメントを使用したトンネ
ルの構造を説明するための図である。
【図12】(イ)ないし(ハ)は、図11における各セ
グメントの形状を説明するための図である。
【符号の説明】
11・・・鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成
形用下部型枠 12・・・鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成
形用第1側部型枠 121・・型枠凸部 13・・・鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成
形用第2側部型枠 131・・型枠凸部 14・・・鉄筋コンクリートからなるセグメント本体成
形用上部型枠 141・・コンクリート注入孔 15・・・鉄筋コンクリートからなるセグメント本体 151・・周方向接合壁 152・・軸方向接合壁 153・・抱き込み部成形用切欠部 154・・アンカーピン 155・・切欠部 156・・シール溝 157・・切欠部 21・・・樹脂部材成形用基台 22・・・樹脂部材成形用第1側部型枠 221・・第1シール溝用突起 222・・第2シール溝用突起 23・・・樹脂部材成形用第2側部型枠 231・・樹脂部材注入口 24・・・樹脂部材成形用上部型枠 241・・空気抜口 25・・・樹脂部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 23:00 31:00 (72)発明者 松本 一男 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 島 宣之 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 西片 晃 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 奥野 博文 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (72)発明者 増田 祐一 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセグメントを周方向および軸方向
    に接合することによって、シールドトンネルを構築する
    内面樹脂被覆セグメントの製造方法において、 少なくとも内面にアンカー部材を有するセグメント本体
    を製造する工程と、 上記セグメント本体の内面と、周方向および軸方向の接
    合壁の少なくとも一部を覆う樹脂部材を成形するため、
    上記セグメント本体に樹脂部材成形用型枠を配置する工
    程と、 上記樹脂部材成形用型枠内に、ノルボルネン系モノマー
    とメタセシス触媒系を主材とする反応射出成形用材料か
    らなる樹脂部材を反応射出成形する工程と、 上記樹脂部材が硬化した後、上記樹脂部材成形用型枠を
    除去する工程と、 からなることを特徴とする内面樹脂被覆セグメントの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記セグメント本体は、スチールセグメ
    ントまたはダクタイルセグメントにコンクリートを充填
    した複合セグメントまたは鉄筋コンクリートセグメント
    であることを特徴とする請求項1記載の内面樹脂被覆セ
    グメントの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記セグメント本体は、予め加熱した
    後、樹脂部材を反応射出成形することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の内面樹脂被覆セグメントの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上記セグメント本体に予め熱可塑性樹脂
    の塗膜を形成した後、樹脂部材を反応射出成形すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3記載の内面樹脂被
    覆セグメントの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記熱可塑性樹脂の塗膜は、オレフィン
    系樹脂からなることを特徴とする請求項4記載の内面樹
    脂被覆セグメントの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記セグメント本体の内面に設けている
    ボルトボックスなどの接続具を除く内面を樹脂部材で反
    応射出成形することを特徴とする請求項1ないし請求項
    4記載の内面樹脂被覆セグメントの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記セグメント本体の内面に設けている
    ボルトボックスなどの接続具の表面も含めて樹脂部材で
    反応射出成形することを特徴とする請求項1ないし請求
    項4記載の内面樹脂被覆セグメントの製造方法。
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