JPH10248668A - 地震による箱形家具の転倒防止装置 - Google Patents
地震による箱形家具の転倒防止装置Info
- Publication number
- JPH10248668A JPH10248668A JP10072497A JP10072497A JPH10248668A JP H10248668 A JPH10248668 A JP H10248668A JP 10072497 A JP10072497 A JP 10072497A JP 10072497 A JP10072497 A JP 10072497A JP H10248668 A JPH10248668 A JP H10248668A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box type
- type furniture
- falling
- earthquake
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 地震による建物内の箱形家具の転倒を防止す
るため、箱形家具の底部に設けた、転倒を防止する装置
に関するものである。 【解決手段】 箱形家具の底部に地震時に箱型家具の前
方に飛び出す、飛び出し部1、飛び出し部1を固定する
固定装置2、固定装置が解除されたら飛び出し部1を前
方に押し出すバネ3、地震を感知する感震器4と固定装
置2を解除する解除装置5を設けて構成し、箱形家具の
転倒を防止するようにしている。 【選択図1】
るため、箱形家具の底部に設けた、転倒を防止する装置
に関するものである。 【解決手段】 箱形家具の底部に地震時に箱型家具の前
方に飛び出す、飛び出し部1、飛び出し部1を固定する
固定装置2、固定装置が解除されたら飛び出し部1を前
方に押し出すバネ3、地震を感知する感震器4と固定装
置2を解除する解除装置5を設けて構成し、箱形家具の
転倒を防止するようにしている。 【選択図1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震による建物内
にある箱形家具の転倒を防止する装置に関するものであ
る。
にある箱形家具の転倒を防止する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の地震による箱形家具の転倒防止装
置には、天井や壁面および床等に金具や桟等で固定した
り、箱形家具の両外側からの支え棒などによる転倒防止
装置が使用されている。
置には、天井や壁面および床等に金具や桟等で固定した
り、箱形家具の両外側からの支え棒などによる転倒防止
装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの装置
は、取り付ける場所に制限を受けたり、建物の柱や梁な
どに傷を付けたり、室内の雰囲気や美観を壊すなどの面
から問題があった。
は、取り付ける場所に制限を受けたり、建物の柱や梁な
どに傷を付けたり、室内の雰囲気や美観を壊すなどの面
から問題があった。
【0004】本発明は、箱形家具の内部に転倒防止装置
を設置することにより、以上の問題点を解決している。
を設置することにより、以上の問題点を解決している。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここでその構成を説明す
ると、 (イ)箱形家具の底部に地震時に箱型家具の前方に飛び
出す、飛び出し部1を設ける。 (ロ)飛び出し部1を固定する固定装置2を設ける。 (ハ)固定装置が解除されたら飛び出し部1を前方に押
し出すバネ3を設ける。 (ニ)地震を感知する感震器4と固定装置2を解除する
解除装置5を設ける。 以上の如く構成される。
ると、 (イ)箱形家具の底部に地震時に箱型家具の前方に飛び
出す、飛び出し部1を設ける。 (ロ)飛び出し部1を固定する固定装置2を設ける。 (ハ)固定装置が解除されたら飛び出し部1を前方に押
し出すバネ3を設ける。 (ニ)地震を感知する感震器4と固定装置2を解除する
解除装置5を設ける。 以上の如く構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。平常時は飛び出し部1は箱形家具の底内部
に内臓されているが、地震が発生すると感震器4と解除
装置5が作動して固定装置2を解除する。固定装置2が
解除されるとバネ3が飛び出し部1を前方に押しだし、
箱形家具の底部(図示のA)と一体となり、転倒方向の
底長(図示のB)を拡げ、転倒モーメントの減少と安定
化を促進し、箱形家具の転倒を防止することができる。
て説明する。平常時は飛び出し部1は箱形家具の底内部
に内臓されているが、地震が発生すると感震器4と解除
装置5が作動して固定装置2を解除する。固定装置2が
解除されるとバネ3が飛び出し部1を前方に押しだし、
箱形家具の底部(図示のA)と一体となり、転倒方向の
底長(図示のB)を拡げ、転倒モーメントの減少と安定
化を促進し、箱形家具の転倒を防止することができる。
【0007】また、飛び出し部1の上部に発光装置6を
設け、飛び出すと同時に点灯するようにすると、地震に
より停電した場合にも安全に避難することが可能であ
る。
設け、飛び出すと同時に点灯するようにすると、地震に
より停電した場合にも安全に避難することが可能であ
る。
【0008】なお、本発明において飛び出し部1を前方
に押し出す手段は、バネ以外にゴム、圧縮ガス、重力の
利用等も可能である。
に押し出す手段は、バネ以外にゴム、圧縮ガス、重力の
利用等も可能である。
【0009】つぎに、本発明を図面に基づいて説明する
【00010】図1は、本発明の飛び出し部1が内蔵さ
れた状態の実施形態を示している。飛び出し部1は箱形
家具の底内部に内蔵されているため、室内の美観等にも
影響しない。
れた状態の実施形態を示している。飛び出し部1は箱形
家具の底内部に内蔵されているため、室内の美観等にも
影響しない。
【0011】図2は、本発明の飛び出し部1が押し出さ
れた状態の実施形態を示している。地震を感知すると感
震器4と解除装置5が作動して固定装置2が解除され、
飛び出し部1が前方に押し出されて箱形家具の転倒を防
止する。
れた状態の実施形態を示している。地震を感知すると感
震器4と解除装置5が作動して固定装置2が解除され、
飛び出し部1が前方に押し出されて箱形家具の転倒を防
止する。
【0012】図3は、本発明の飛び出し部1が押し出さ
れた状態の実施形態を示す側面図である。箱形家具の転
倒方向の底長が図示のAからBの状態となり、転倒モー
メントを減少させ、箱形家具の転倒を防止させる。
れた状態の実施形態を示す側面図である。箱形家具の転
倒方向の底長が図示のAからBの状態となり、転倒モー
メントを減少させ、箱形家具の転倒を防止させる。
【0013】図4は、発光装置6を設けた飛び出し部1
が押し出された状態の実施形態を示している。発光装置
6は押し出されると同時に点灯し、足元を照らして安全
に避難できるようにしている。
が押し出された状態の実施形態を示している。発光装置
6は押し出されると同時に点灯し、足元を照らして安全
に避難できるようにしている。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地震を感
知したら飛び出し部1が箱形家具の前方に飛び出して箱
形家具を支えるため、転倒を防止することができる。阪
神大震災では、家具の転倒による犠牲者が多く出たが、
箱形家具の転倒を防止できればそのような犠牲者の減少
が期待できる。
知したら飛び出し部1が箱形家具の前方に飛び出して箱
形家具を支えるため、転倒を防止することができる。阪
神大震災では、家具の転倒による犠牲者が多く出たが、
箱形家具の転倒を防止できればそのような犠牲者の減少
が期待できる。
【図1】本発明の飛び出し部1が内蔵された状態の実施
形態を示す平面図である。
形態を示す平面図である。
【図2】本発明の飛び出し部1が押し出された状態の実
施形態を示す平面図である。
施形態を示す平面図である。
【図3】本発明の飛び出し部1が押し出された状態の実
施形態を示す側面図である。
施形態を示す側面図である。
【図4】本発明の飛び出し部1に発光装置6を設けた、
飛び出し部1が押し出された状態の斜視図である。
飛び出し部1が押し出された状態の斜視図である。
1 飛び出し部 2 固定装置 3 バネ 4 感震器 5 解除装置 6 発光装置 7 箱形家具
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)箱形家具の底部に飛び出し部1を設
ける。 (ロ)飛び出し部1を固定する固定装置2を設ける。 (ハ)飛び出し部1を押し出すバネ3を設ける。 (ニ)地震を感知する感震器4と固定装置2を解除する
解除装置5を設ける。 以上の如く構成された、地震による箱形家具の転倒防止
装置。 - 【請求項2】 飛び出し部1に発光装置6を設けた、請
求項1の地震による箱形家具の転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10072497A JPH10248668A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 地震による箱形家具の転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10072497A JPH10248668A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 地震による箱形家具の転倒防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10248668A true JPH10248668A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=14281583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10072497A Pending JPH10248668A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 地震による箱形家具の転倒防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10248668A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107300930A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-10-27 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防倾倒家居的使用方法 |
CN107348724A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-11-17 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防倾倒家居 |
CN107518649A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-29 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防跌家居柜台 |
CN107568965A (zh) * | 2017-08-11 | 2018-01-12 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防跌家居柜台的使用方法 |
-
1997
- 1997-03-12 JP JP10072497A patent/JPH10248668A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107300930A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-10-27 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防倾倒家居的使用方法 |
CN107348724A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-11-17 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防倾倒家居 |
CN107518649A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-29 | 东莞市皓奇企业管理服务有限公司 | 智能防跌家居柜台 |
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