JPH10248012A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

Info

Publication number
JPH10248012A
JPH10248012A JP9050198A JP5019897A JPH10248012A JP H10248012 A JPH10248012 A JP H10248012A JP 9050198 A JP9050198 A JP 9050198A JP 5019897 A JP5019897 A JP 5019897A JP H10248012 A JPH10248012 A JP H10248012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
window
information
pixel
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9050198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3210264B2 (ja
Inventor
Nobutaka Miyake
信孝 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP05019897A priority Critical patent/JP3210264B2/ja
Priority to US09/033,584 priority patent/US6157749A/en
Priority to DE69825196T priority patent/DE69825196T2/de
Priority to EP98301597A priority patent/EP0863484B1/en
Priority to ES98301597T priority patent/ES2226064T3/es
Publication of JPH10248012A publication Critical patent/JPH10248012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3210264B2 publication Critical patent/JP3210264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力低解像情報を高解像情報に変換する際、
補間ぼけ、ジャギーを生じるとなく、特に、自然画像に
対しては連続性のある自然で鮮明な画像を容易に作成す
ることができる画像処理装置及び方法の提供を目的とす
る。 【解決手段】 低解像度注目画素の周辺画素を参照する
第1のウインドウ形成部102と第1のウインドウ内か
ら複数の代表値を検出する検出検出部103と注目画素
の値を適応的LPFにより変換する変換部105と、注
目画素を含む周辺画素の変換値を参照する第2のウイン
ドウ形成部106と前記第1のウインドウ内の画素値情
報、もしくは、第2のウインドウ内の変換値情報を基に
線形補間する線形補間部と、前記線形補間手段と前記代
表値との積和演算をすることにより非線形補間する非線
形補間部からなる高解像情報作成部107より構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力した画像情報
を拡大変倍する又は、入力した低解像情報を高解像情報
に解像度変換する画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、入力した低解像情報を高解像
情報に解像度変換する方法として、様々な方法が提案さ
れている。提案されている従来方法は、対象となる画像
の種類(例えば、各画素ごとに階調情報を持つ多値画
像、疑似中間調により2値化された2値画像、固定閾値
により2値化された2値画像、文字画像等)によって、
その変換処理方法が異なっている。従来の内挿方法は図
23に示すような内挿点に最も近い同じ画素値を配列す
る最近接内挿方法、図24に示すような内挿点を囲む4
点(4点の画素値をA,B,C,Dとする)の距離によ
り、以下の演算によって画素値Eを決定する共1次内挿
法等が一般的に用いられている。
【0003】E=(l−i)(l−j)A+i・(l−
j)B+j・(l−i)C+ijD (但し、画素間距離をlとした場合に、Aから横方向に
i、縦方向にjの距離があるとする。(i≦l、j≦
l))
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
は、以下に示す欠点がある。
【0005】まず、図23の方法は構成が簡単であると
いう利点はあるが、対象画像を自然画像等に用いた場合
には拡大するブロック毎に画素値が決定される為、視覚
的にブロックが目立ってしまい画質的に劣悪である。
【0006】また、文字、線画像、CG(コンピュータ
グラフィック)画像等に用いた場合でも、拡大するブロ
ック毎に同一画素値が連続する為、特に、斜線等には、
ジャギーといわれるギザギザの目立った劣悪な画像にな
ってしまう。ジャギーの発生の様子を図25(a),
(b)に示す。図25(a)は入力情報、図25(b)
が図23の方法により縦横ともに2倍の画素数にした解
像度変換の例である。一般に倍率が大きくなればなるほ
ど、画質劣化は大きくなる。(図中の“200”、“1
0”は画素値である。)
【0007】図24の方法は自然画像の拡大には一般的
に良く用いられている方法である。この方法では、平均
化され、スムージングのかかった画質になるが、エッジ
部や、シャープな画質が要求される部分には、ぼけた画
質になってしまう。さらに、地図等をスキャンした画像
や、文字部を含む自然画像の様な場合には、補間による
ぼけの為に、たいせつな情報が受け手に伝わらないこと
もある。
【0008】図25(c)は図24の方法により、図2
5(a)の入力画像情報を縦横2倍ずつに補間処理をし
た画像情報を示している。
【0009】図25(c)からも明らかな様に、斜線周
辺のみならず、斜線そのものも画素値が均一にならず、
ぼけが生じてしまう。
【0010】そこで、以前から、より高画質に解像度変
換する技術が多々提案されている。例えば、USP52
80546では、補間ボケを取り除く為に自然画像と線
画像とを分離して、自然画像は線形補間を施し、線画像
には線形補間を2値化することによって周辺画素の最大
値、最小値を配置させる補間方法が述べられている。し
かし、この技術では、自然画像では補間ボケが生じ、ま
た線画像に対しても低解像情報の解像性が引きずったま
ま高解像情報を作成しようとしている為に、ジャギーの
発生は避けられない。しかも、線画像も2階調に量子化
している為に、原情報が2階調しか存在していない場合
には良いが、多階調の線画像に対しては、階調数の減少
した画質になってしまうことは避けられない。
【0011】USP5430811では、LUTを用い
た非線形補間の技術を示している。しかし、この技術で
は、アルゴリズム自体が2倍×2倍の拡大率にしか対応
せず、他の倍率に拡大する為には、この処理の繰り返し
処理、もしくは他の拡大処理との併用が必要であり処理
が複雑になる。しかも、繰り返し処理において2のべき
乗の拡大率を実現したとしても、最終的な拡大率におい
て高解像情報の各画素に所望な非線形性を持たせるよう
な制御をすることは、繰り返し処理の構成上、容易なこ
とではない。また、この技術では、観測画素(原情報)
の画素値を変更しない為に、USP5280546同
様、ジャギーの発生は避けられない。
【0012】また、USP5054100にも非線形補
間が示されている。しかし、この技術では、縦方向、及
び横方向にエッジの有する単純な補間ボケには有効であ
るが、少しでも複雑な画像情報になると、効果を得るこ
とができない。先の2つの従来例同様、ジャギーの発生
は避けられない。
【0013】また、古くからディザ法や誤差拡散法等の
疑似階調処理の施した2値画像の解像度変換に注目画素
近辺にデジタルフィルタを通し、多値画像に変換した後
に、線形補間、再2値化を施し、良好な解像度変換を実
現する技術が知られている。(USP4803558,
特公昭61−56665号公報等)。これらの技術を応
用し、原画像が多値画像の場合に良好な解像度変換処理
をする提案のあるが、エッジを作成する方式に、2値化
等の量子化技術を用いている限り、画素値の空間的な連
続性を持たせた良好な多値画像形成は困難である。
【0014】本発明は上述した従来技術の欠点を除去す
るものであり、入力した低解像度情報から高解像度情報
に変換する際に、自然画像では特に問題となっていた補
間によるぼけを生じることなく、また、入力した原情報
の低解像性に依存せず、ジャギーの全く発生しない画質
的に良好な変換処理が実現でき更に、高解像情報の作成
時に、従来の閾値処理による処理の分断がない為、自然
画像においても、連続性のある自然で鮮明な画像を作成
することが極めて容易にできる画像処理装置及び方法の
提供を目的とする。
【0015】又、本発明はカラー画像においても色毎の
ズレが生じない良好な高解像度カラー画像を容易に作成
することができる画像処理装置及び方法の提供を目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく、本発明は低解像度情報を高解像度情報に変換し、
入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理装置で
あって、低解像度注目画素の周辺画素を参照する第1の
ウインドウ化手段と、第1のウインドウ内から複数の代
表値を検出する検出手段と、注目画素の値を適応的ロー
パスフィルタ(LPF)により変換する変換手段と、注
目画素を含む周辺画素の変換値を参照する第2のウイン
ドウ化手段と、前記第1のウインドウ内の画素値情報、
もしくは、第2のウインドウ内の変換値情報を基に線形
補間する線形補間手段と、前記線形補間手段からの線形
補間値と前記代表値との積和演算をすることにより非線
形補間する非線形補間手段とを備える。
【0017】又、本発明は、カラーの低解像度情報を高
解像度情報に変換し、入力した画像情報の画素数を増加
させる画像処理装置であって、各色成分毎に低解像度注
目画素の周辺画素を参照する第1のウインドウ化手段
と、各色成分毎に第1のウインドウ内から複数の代表値
を検出する検出手段と、複数の色成分の第1のウインド
ウ内の情報を基に、各色成分毎に注目画素の値を適応的
ローパスフィルタ(LPF)により変換する変換手段
と、各色成分毎に注目画素を含む周辺画素の変換値を参
照する第2のウインドウ化手段と、各色成分毎に、前記
第1のウインドウ内の画素値情報、もしくは、第2のウ
インドウ内の変換値情報を基に線形補間する線形補間手
段と、各色成分毎に、前記線形補間手段からの線形補間
値と前記代表値との積和演算をすることにより非線形補
間する非線形補間手段とを備える。
【0018】又、本発明は、低解像度情報を高解像度情
報に変換し、入力した画像情報の画素数を増加させる画
像処理方法であって、低解像度注目画素の周辺画素を参
照する第1のウインドウ化工程と、第1のウインドウ内
から複数の代表値を検出する検出工程と、注目画素の値
を適応的ローパスフィルタ(LPF)により変換する変
換工程と、注目画素を含む周辺画素の変換値を参照する
第2のウインドウ化工程と、前記第1のウインドウ内の
画素値情報、もしくは、第2のウインドウ内の変換値情
報を基に線形補間する線形補間工程と、前記線形補間工
程からの線形補間値と前記代表値との積和演算をするこ
とにより非線形補間する非線形補間工程とからなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる第1の実施
の形態の画像処理装置のブロック図である。本発明の画
像処理装置は、主としてコンピュータの接続されるプリ
ンタや、ビデオ信号を入力するビデオプリンタ等の画像
出力装置内部に具備することが効率的であるが、画像出
力装置以外の画像処理装置、ホストコンピュータ内のア
プリケーションソフト、また、プリンタに出力する為の
プリンタドライバソフトとして内蔵することも可能であ
る。
【0020】図1のブロック図に沿って本実施の形態の
動作手順を説明していく。本実施の形態では、入力した
画像情報を縦N倍、横M倍の画素数の情報に変換する例
について述べる。
【0021】図中100は入力端子を示し、低解像のn
bit/画素(n>1)の画像情報が入力される。この
低解像情報は、ラインバッファ101により、数ライン
分格納、保持される。この数ライン分の画像情報によ
り、注目画素を含む複数の周辺画素によるウインドウが
設定される(第1のウインドウ形成部102)。ウイン
ドウは注目画素を中心とした矩形が一般的であるが、当
然矩形以外も考えられる。今、図2に示すようにウイン
ドウサイズを5画素×5画素の矩形を想定する。注目画
素は図中のMになる。
【0022】103は最大値最小値検出部を示し、第1
のウインドウ内の25画素内の最大値(MAX5とす
る)と最小値(MIN5とする)、また、注目画素を中
心とする3×3画素内での最大値(MAX3とする)と
最小値(MIN3とする)を検出する。
【0023】104は、ウインドウ内の画像情報から、
画素値の分布状態を評価して、注目画素がいかなる種類
の画像であるのかを判定する分類部である。本実施の形
態では、注目画素が自然画像の特性を示すのか、また
は、CG(コンピュータグラフィック)の様な画像の特
性を示すのか、はたまた、予め1bit〜数bitの疑
似階調処理が施された画像の特性を示すのか等、複数種
の画像属性を判断して分類する。分類方法については後
述する。
【0024】105は変換部を示し、フィルタリングに
より注目画素の画素値を変換する手段である。この変換
部105はLPF(ローパスフィルタ)の特性を持た
せ、入力解像度に依存した高周波成分を除去する役割を
持たせる。図3に代表的な平滑化のフィルタを示す。当
然、このフィルタを全画素に掛けてしまうと、角部や、
細線等の重要な高周波成分までも除去してしまうことに
なる。その為、適応的にフィルタを切り替える必要があ
る。本実施の形態では、積和演算の回数を軽減して処理
速度を速める為に、簡易的な演算にして変換値の算出を
高速化している。この変換部105についても後述す
る。
【0025】106は、第2のウインドウ形成部を示
し、102のウインドウ形成部とは別に、今度は、変換
値後の画素値に対して、ウインドウを設定する手段であ
る。106のウインドウサイズは注目画素であるMの画
素位置を中心とした3×3画素を想定する(図4)。
【0026】図4において、G′,H′,I′,L′,
M′,N′,Q′,R′,S′はそれぞれG,H,I,
L,M,N,Q,R,Sの変換値を示している。注目画
素であるM′以外のG′,H′,I′,L′,N′,
Q′,R′,S′を算出する為には、最低5画素×5画
素の第1のウインドウ(図2)が必要になる。但し、注
目画素Mの処理が完結し、次の注目画素であるNの位置
に移動した場合には、Mの処理に作成した変換値を記憶
しておくことで、H′,I′,M′,N′,R′,S′
の値を再利用することが可能になる。同様に、既に処理
が完結しているIが注目画素時にJ′,O′の値を算出
している為、その変換値を記憶させておけば、Nが注目
画素時に新たに算出する変換値は、Tの画素位置の変換
値T′のみで済むことになり、非常に効率的である。
【0027】107は、高解像情報作成部を示し、原情
報のウインドウ内の情報(第1のウインドウ情報)、及
び、変換値のウインドウ内の情報(第2のウインドウ情
報)、及び、第1のウインドウ内の最大値、最小値情
報、及び、注目画素の分類結果に基づいて、注目画素に
対応するN画素×M画素の画像情報を作成する。作成部
107についても後述する。作成された画像情報出力端
子108にてプリンタエンジン等に出力される。
【0028】次に、分類手段104についての詳細を説
明する。図5、図6は、分類部の処理を説明するための
フローチャートである。いま、102で作成した第1の
ウインドウのうち、3画素×3画素のみを分類の判定に
使用するものとする。S502では、MAX3とMIN
3が同一か否かを判断する。これは、同一であれば、3
×3画素のウインドウ内は1階調しか存在しないものと
判断することが可能である。すなわち、YESの場合に
は、S503にてFLAG=ONE_LEVELと分類
される。NOの場合には、複数階調存在しているものと
して、S504にてMAX3とMIN3の差分が予め設
定している閾値(th1)よりも大きいか否かを判断す
る。閾値よりも小さい場合には、S505にて平坦部と
判断してFLAG=FLATと分類される。閾値よりも
大きい場合には、S506にてMAX3とMIN3の平
均値AVEを算出する。MAX3、MIN3、AVEの
3つの値が算出された後は、S507にて再び3画素×
3画素のウインドウ内をスキャンして、以下の5種の分
布状態評価パラメータを算出する。
【0029】LEVEL_NO MAX_diff_min MAX_diff_max MIN_diff_min MIN_diff_max
【0030】LEVEL_NOはウインドウ内の階調数
を表すパラメータであるが、正確な階調数の情報は必要
ない。ウインドウ内の画素値のヒストグラムの作成が処
理時間がかかる等の問題で困難であれば、階調数が2階
調(MAX3とMIN3のみ)である(LEVEL_N
O=0)のか、3階調以上である(LEVEL_NO=
1)のかだけが判断できれば良い。
【0031】MAX_diff_minはAVE以上か
つ、MAX3以外かつMAX3に最も近い値(Aとお
く)とMAX3までの差を表している。同様にMAX_
diff_maxは、AVE以上かつ、MAX3以外か
つ、MAX3に最も遠い値(Bとおく)とMAX3まで
の差を表している。ともに、AVE以上でMAX3以外
の値が存在しない場合には、MAX_diff_min
=MAX_diff_max=0に設定する等、後の判
定時に識別ができれば良い。
【0032】MIN_diff_maxは、AVE未満
かつ、MIN3以外かつ、MIN3に最も近い値(Cと
おく)とMIN3までの差を表している。同様に、MI
N_diff_maxは、AVE未満かつMIN3以外
かつMIN3に最も遠い値(Dとおく)とMIN3まで
の差を表している。ともに、AVE未満でMIN3以外
の値が存在しない場合には、MIN_diff_min
=MIN_diff_max=0に設定する等、後の判
定時に識別ができれば良い。
【0033】さて、以上の5種の値を基に、ウインドウ
内の画像の特性を調べて属性を分類する。
【0034】図6のS508は、LEVEL_NOが0
か否か、すなわち、ウインドウ内が2階調なのか、3階
調以上なのかを判定する。YESの場合には、2階調の
みのエッジ部であるとしてS509にてFLAG=BI
_EDGEと分類する。続いてS510では以下の評価
がなされる。(評価1) diff=CONT−(MAX_diff_max+M
IN_diff_max) 1.diff>th2 AND MAX_diff_m
ax<th3 ANDMIN_diff_max<th
3 2.diff>th4 AND MAX_diff_m
in>th5 ANDMIN_diff_min>th
5 1OR2であるか否か。(th2,th3,th4,th5は予め設定している 閾値)…(1)
【0035】S510で、YESとなった場合には、人
工的に作成されたエッジの特性を示したとして、S51
1にてFLAG=ART_EDGEと分類する。
【0036】NOの場合にはS512にて、以下の評価
を施す。(評価2) MAX_diff_min>th6 AND MIN_
diff_min>th6 (th6は予め設定した閾値)…(2) (ただし、th2>th4>th6が好ましい) もしYESである場合には、予め疑似階調処理の施され
た画像情報である可能性がある為に、S513にてFL
AG=INDEX_EDGEの分類を施し、NOの場合
には自然画像のエッジ部の特性に近い為、S514にて
FLAG=PICT_EDGEとする。(1)、(2)
の評価はウインドウ内の画素値の離散的状態を評価して
いる。
【0037】評価1は、画素値がMAX3近辺やMIN
3近辺に偏っていて存在し、中間部分の画素値が存在し
ない、いわゆる“中抜け”的な分布((1)の1)や、
また、MAX3からMIN3にかけて全体的に均等に量
子化されたような離散的な分布((1)の2)を示して
いる為、人工的に作成している画像と判断している。
【0038】評価2は、評価1ほどの顕著な人工性は見
られないものの、MAX3近辺、MIN3近辺の値が共
に連続的というよりは離散的な“歯抜け”的な分布を示
している為、元来は自然画像であっても、本実施例の画
像処理装置入力以前に、伝送経路の圧縮等の為により予
め数bitに量子化された画像情報であると判断してい
る。昨今、急速に普及しているインターネット上では、
人工的画像、自然画像の区別を問わず、数bitの疑似
階調の画像情報が流通していることが多い。イメージス
キャナ、デジタルカメラ等の階調性が豊かなキャプチャ
ー手段から入力した写真等の自然画像のエッジ部では、
入力時のMTFの鈍り等により、上記の様な大なり小な
りの離散的傾向を示す分布にはなりづらく、分布の一部
には必ず連続性が見いだされるものである。
【0039】以上が、分類手段の一例である。本実施例
の分類手段では、ONE_LEVEL,FLAT,BI
_EDGE,ART_EDGE,INDEX_EDG
E,PICT_EDGEという6種類の分類を施してい
る。当然、これ以上の分類でも、これ以下の分類でも構
わない。
【0040】また、3×3画素内ではなく、5×5画素
の情報を用いても良いし、MAX5,MIN5の情報を
MAX3,MIN3の情報と併用して評価に用いても良
い。当然、評価パラメータもこれ以上でも以下でも良
い。
【0041】続いて、変換値算出について詳細を説明す
る。図7は、変換部105の一例を示す。前述したよう
に、変換部105では、入力解像度の解像度依存性を除
去するLPFの目的である為、構成するシステムによっ
ては、適応的なデジタルフィルタリングでも構わない。
破線により囲んである部分が変換部を示している。
【0042】図中602は、量子化部であり、ウインド
ウ内の各画素をMAX3,MIN3の値を基に量子化す
る手段である。本実施の形態では、以下の様にAVEを
閾値として設定して、ウインドウ内を単純2値化するも
のとする。 AVE=(MAX3+MIN3)/2…(3) 当然、AVEの算出は、前述した分類部104で用いる
ものと共通化することができる。
【0043】603はLUT(ルックアップテーブル)
を示し、量子化されたウインドウ内の情報を入力して、
テーブルに格納されている値を出力する。テーブルに
は、量子化パターンに対するMAX3とMIN3との相
対的な配分比率が格納されていて、その配分比率を基に
線形変換部604にて積和演算により線形変換する。線
形変換された値が交換値(F(p,q)とする)として
出力される。
【0044】図8は線形変換部604の内部構成を示し
た図である。破線で囲んでいるブロックが線形変換部6
04を示している。いま、入力信号がnビットの深さ情
報を有している例について説明する。線形変換部に入力
される情報は、MAX3,MIN3、及び、LUTから
の出力値αの3種類の値である。αのビット長はmビッ
トとする。αは、乗算器701により、MAX3との積
が演算され、また、乗算器702により、(2^m−
α)とMIN3との積が演算される(2^mは2のm乗
を意味する)。各々の演算結果を加算器703において
加算し、加算結果を704においてビットシフト処理を
行う。このビットシフト処理は乗算により(n×m)ビ
ットになったビット長をnビット信号に戻す為のもので
あり、mビット分シフトする。mの値はシステム構成に
適する値を実験的に設定するのが好ましい。
【0045】ただし、αのビット長がmビットの場合、
αのとりうる値は0から(2^m−1)になる為、図8
の構成ではMAX3の乗算係数は0〜(2^m−1)、
MIN3の乗算係数は1〜(2^m)になってしまう。
双方とも0〜(2^m)の乗算係数にする場合には、α
のビット長を1ビット増加する構成にするか、もしく
は、係数の割り当てを多少変化させて、0〜(2^m)
までの(2^m+1)通りの中から、使用可能な(2^
m)通り分をを選択するようにしても良い。いずれにし
ても、704ビットシフト処理において、入力のMAX
3,MIN3のビット長であるnビットに等しくさせる
のは当然である。
【0046】すなわち、線形変換部604は、正規化し
てαを0から1までの係数として考えると、変換値F
(p,q)は F(p,q)=αMAX3+(1−α)MIN3…(4) となる演算を行う。
【0047】次に実際の処理を例にして説明する。
【0048】図9(a)は入力した低解像情報を示して
いる。いま、破線がかこんだ部分が周辺画素を参照する
為の3×3画素によるウインドウであり、実線でかこん
だ中心に位置する画素が注目画素である。ここで、MA
X3=215,MIN3=92であり、(3)式に基づ
いたAVE=153を閾値にして各々単純2値化する。
ウインドウ内の2値化結果を図9(b)に示す。
【0049】図10にLUTに格納されている係数α
(αは8ビット情報)の一例を示す。αは前述したよう
に、ウインドウ内の9画素分の2値パターンに対する注
目画素のMAX3の乗算係数とする。この乗算係数を基
に、図8の構成に基づいてMAX3,MIN3の線形変
換の積和演算を施す。図9(b)のパターンは図10の
例によると、α=141である為に、 (215* 141+92* 115)/256=160 により、変換値160が算出される。同様に周辺の各画
素を変換した例を図11に示す。1101が原情報、1
102が変換値である。1102から明らかなように、
少ない回数の積和演算でLPFの効果が達成されてい
る。また、LUTを使用することにより、従来の複数種
のフィルタを保有して適応的に切り替えるデジタルフィ
ルタリングよりも自由度が高い。
【0050】続いて、高解像情報作成について詳細を説
明する。
【0051】図12は、高解像情報作成部107の構成
を示している。図中、破線で囲んだ部分が高解像情報作
成部107である。高解像情報作成部107に入力する
信号は、第1のウインドウ形成部からのウインドウ内の
画素値情報、ウインドウ内の最大値最小値情報、第2の
ウインドウ形成部からのウインドウ内の変換値情報、そ
して分類部からの注目画素の画像種の識別情報である。
図12において、1201は0次補間部(従来法の最近
接内挿法と等価)、1202は線形補間部(従来法の共
1次内挿法と等価)、1203、1204は非線形補間
部を示している。1203と1204の相異点は、処理
するウインドウ内の画素値情報が異なっているだけであ
り、構成は同一のものである。1205、1206は係
数設定部であり、分類部により識別された画像種の情報
により非線形補間部で用いられる係数が設定される。非
線形補間部1203、1204は、線形補間部を内蔵し
た以下の演算によって補間値を算出している。 up〔i〕〔j〕=(a MAX3+b inte
r_data〔i〕〔j〕)/(a+b) down〔i〕〔j〕=(a MIN3+b in
ter_data〔i〕〔j〕)/(a+b) mid〔i〕〔j〕=c inter_data
〔i〕〔j〕+d MAX3+d MIN3+e
MAX5+e MIN5 i…0〜N−1 j…0〜M−1 (A)if mid〔i〕〔j〕>=up〔i〕〔j〕
の時 OUT〔i〕〔j〕=up〔i〕〔j〕 (B)if mid〔i〕〔j〕<=down〔i〕
〔j〕の時 OUT〔i〕〔j〕=down〔i〕〔j〕 上記以外の時 OUT〔i〕〔j〕=mid〔i〕〔j〕 a,b,c,d,eは係数inter_data〔i〕
〔j〕は線形補間による内挿点〔i〕〔j〕の補間値 OUT〔i〕〔j〕は非線形補間部からの内挿点〔i〕〔j〕の出力値…(5)
【0052】当然、非線形補間部で用いている線形補間
の演算部(inter_data〔i〕〔j〕の算出)
は1202と共通化できることは勿論である。
【0053】図13、図14は、前述したup,dow
n,midの各軌跡を、説明を容易にする為に、一次元
においてアナログ的に示した図である。図13は第1の
ウインドウ形成部の画素値情報を用いた例を示し、横軸
は空間的座標、縦方向は濃度を表している。今、注目画
素をqとして、観測画素値は●印で示したI〔q〕にな
る(空間的に前後の画素値をI〔q−1〕,I〔q+
1〕とする)。注目画素を拡大した時の範囲を注目画素
ブロックとしてアナログ的に表示している。up,do
wn,midの3本の軌跡の大小関係により、太線で示
した軌跡がOUTの出力となる。用いている係数は、a
=1,b=1,c=2,d=−1/2,e=0である。
図から明らかな様にエッジ傾斜が急になる非線形補間が
実現できる。
【0054】図14は第2のウインドウ形成部の変換値
情報を用いた例である。観測画素に加え、○印で示した
点が適応的なLPFを用いた変換後の画素値を示してい
る。但し、説明を容易にする為、図中に第1のウインド
ウによる観測画素をも表し、変換値との相対的位置関係
を示している。第2のウインドウによる高解像作成は第
1のウインドウを用いたものよりもエッジ位置が多少異
なる。このエッジ位置のズレがジャギー軽減の大きな役
割を表している。
【0055】図14で用いている係数は、a=3,b=
1,c=4,d=−3/2,e=0である。
【0056】図13、図14ともに説明を容易にするた
めに、I〔q−1〕をMIN3、I〔q+1〕をMAX
3である例を説明しているが、当然いかなる場合におい
ても本実施の形態では良好な非線形性補間を実現するこ
とができる。また、注目画素ブロック内だけではなく、
注目画素ブロック間での連続性が維持できるように各係
数は設定する必要がある。
【0057】図12において、1207はスイッチを示
し、分類部からの識別信号により1201〜1204の
なかで最適な処理が選択される。
【0058】図21に分類部による処理の切り替え、係
数の設定を表にして示す。当然、この係数は一例であ
り、分類部に用いた閾値(th0〜th6)等と同様
に、実際に構成するプリンティングシステムに最適な係
数を実験的に求めれば良い。また、処理の切り替えも一
例であり、分類した画像の種類とともに必要な画像種と
それ伴う切り替えを実験的に求めれば良い。
【0059】また、本実施形態では、説明を容易にする
ために、線形補間部とウインドウ内の代表値との積和演
算を(5)式の形式にて記述したが、線形補間自体も積
和演算により成り立っている為、当然、ひとつの積和演
算の形式に記述することが可能である。すなわち、線形
補間は内挿点を囲む4点の観測点の画素値の積和演算に
より成立する為、例えばウインドウ内の代表値を前述し
たようにMAX3,MIN3,MAX5,MIN5の4
点を用いるのであれば、合計8点の積和演算により非線
形補間が成立する。
【0060】図19は、図1の構成の変形例である。図
中、図1と同一部には同一番号を付して異なる点のみを
説明する。図19において、1900は第1のウインド
ウ形成部を示し、1900からの出力は、前述したよう
に注目画素を中心とした5×5画素の25画素の画素値
情報、及び、高解像情報作成部1902には、注目画素
1画素のみの画素値情報を出力する。1901は、変換
部を示し、図1と同様、適応的LPFの役割を有する変
換を行う。本変形例の変換部1901では、分類部10
4からの情報を入力して、分類した属性情報を加味して
変換処理を実行する。すなわち、図1の変換部105で
は、3×3画素のパターンのみで変換値を算出していた
が、分類部1901では分類毎に算出方法を変化させ
る。例えば、分類した注目画素の属性が、ONE_LE
VEL,FLAT,INDEX_EDGE,PICT_
EDGEの時には、注目画素値をそのまま変換値にして
しまうことも考えられる。すなわち、変換を適応的LP
Fと想定すると、この場合は、スルーのフィルタと考え
ることができる。画像情報は隣接画素間の相関が強い
為、注目画素毎に分類した属性が変化することは稀であ
る。たとえ注目画素毎に分類の判定をしていても、或る
小領域単位では同一の判定結果が固まることが多い。す
なわち、第1のウインドウの形成部で形成されるウイン
ドウの25画素分、もしくは9画素分の情報を高解像情
報作成部に送信しなくても、変換部をスルーにすること
で第2のウインドウ形成部と第1のウインドウ形成部は
等価にすることができる。
【0061】すなわち、部分的にスルーのフィルタを用
いることでひとつのウインドウにまとめることができ
る。
【0062】1902は高解像情報作成部を示し、第2
のウインドウ内の画素値情報、最大値最小値情報(MA
X5,MIN5,MAX3,MIN3)、そして分類し
た属性情報が入力される。
【0063】図20に高解像情報作成部1902を示
す。破線で囲んだ部分が高解像情報作成部1902を示
す。図12は同一部には同一番号を付している。高解像
情報作成部1902は0次補間部1201、線形補間部
1202、非線形補間部1204より構成されていて、
スイッチ2000によりいずれの補間部を施すかが選択
される。本変形例では、変換後の画素値情報しか用いて
いない為、処理の選択項目、及び係数の設定は図22の
通りになる。
【0064】以上説明した如く、本実施の形態における
思想は、“適応的LPF”処理と“非線形補間”処理を
効果的に結合することにある。
【0065】すなわち、入力画像情報から入力解像度依
存部を除去する為には、入力解像度の高周波成分をカッ
トする適応的な平滑化処理が必要になる。しかし、通過
した低周波成分のみを出力しても、ボケが目立つだけの
画像になっていまう。そこで、出力解像度に見合う、新
たな高周波成分を作成する非線形補間が必要不可欠にな
る。周辺画素の中から代表的な画素値(本実施の形態で
は最大値、最小値に相当する)を抜き出し、線形的な補
間と代表的な画素値との適応的な積和演算を施すことに
より、非線形な性質を生み出させる。しかも、積和演算
の係数を切り替えたり、最適化したりすることにより、
容易に非線形性を制御することが可能である。また、係
数の変更を段階的な切り替えではなく、例えばエッジの
コントラストの大きさに基づいて動的に、かつ連続的に
変化させることも可能である。CGや線画像のみならず
自然画像も基本的な思想は同じである。ただ、自然画像
に関しては、出力画像の画質に“自然さ”が要求される
為に、あまりにも入力情報から逸脱させるわけにはいか
ない。ただ、線形補間のみでは高周波成分低減の為に補
間ボケが生じてしまう。その為、新たな高周波成分を作
成するには、前述したように線形的な補間と周辺画素の
中の代表的な画素値との適応的な積和演算を施す非線形
補間が画質向上には不可欠になる。
【0066】本実施の形態の処理を用いると、いかなる
属性の画像でも、いかなる拡大倍率の処理でも良好な出
力解像度に見合う画像作成が可能になる。当然、拡大倍
率を評価変数にして、各種の係数を切り替えても良い
し、また、実際の絶対的な出力解像度(例えばdpi
(ドットパーインチ)や、ppi(ピクセルパーイン
チ)等て表示できる数値)を評価して切り替えても良
い。
【0067】図15は本発明に係る第2の実施の形態の
ブロック図である。本実施の形態では、カラー画像の解
像度変換について説明する。カラー画像を入力した場
合、色成分(例えばRGB)毎に、図1に示したブロッ
ク図の構成を用いて処理することにより、良好な出力画
像が作成出来る。しかし、非線形補間を用いる高解像情
報作成部では各色毎にジャギーの軽減する程度が異な
り、その為にエッジ部等で色ズレが生じ画質向上の妨げ
になってしまうことがある。また、昨今急速に普及して
きたインターネット上では、数ビット程度のパレットを
用いて疑似階調を施した画像を用いることが多いが、疑
似階調を施した時点で、画像のエッジ部において各色ズ
レが生じることがある。本実施の形態の画像処理装置入
力前にズレを生じている画像情報に対しては、図1の構
成を各色毎に用いて処理するだけでは高画質の高解像情
報作成が困難である。
【0068】そこで本第2の実施の形態では、 (1)本画像処理装置内で色ズレを生じさせない。 (2)もともと多少色ズレが生じている画像を本画像処
理装置で補正する。 ことを目的とし、図1の構成よりも更に良好な高解像情
報を作成する。
【0069】図15において、1500、1501、1
502はそれぞれ入力端子を示し、それぞれR信号、G
信号、B信号が入力される。1503、1504、15
05はラインバッファを示し、それぞれの色成分の画像
情報を数ライン分格納する。1506、1507、15
08は第1のウインドウ形成部を示し、それぞれの色成
分毎に図2に示したウインドウを作成する。
【0070】1509、1510、1511は最大値最
小値検出部を示し、図1の構成と同様に5×5画素内の
最大値最小値、3×3画素内の最大値最小値を検出す
る。1512、1513、1514は分類部を示し前述
した実施の形態と同様に画像種の属性を分類する。
【0071】1515は本第2の実施の形態の特徴であ
る変換部を示し、各色成分の第1のウインドウの画素値
情報、及び、各色成分の最大値最小値情報を入力し、各
色成分の変換値を算出する構成になっている。
【0072】1516、1517、1518は第2のウ
インドウ形成部を示し、各色成分の注目画素、及び周辺
画素の変換値をウインドウ化する手段である。151
9、1520、1521は高解像情報作成部を示し、各
色毎に出力解像度に見合った高解像情報を作成する。
【0073】さて、本第2の実施の形態では、変換部1
515のみが図1の構成と異なっている為、その他のブ
ロックについての説明は省略する。
【0074】図16は、変換手段部15で実施される処
理を説明するフローチャートである。本第2の実施の形
態では、前述した第1の実施の形態のMAX3の積和係
数αの算出方法に特徴がある。(4)式に基づくMAX
3とMIN3の積和演算により変換値を算出する構成は
前述した第1の実施の形態と同一である。S1601に
おいて、各色毎に3×3画素内でのコントラスト(CO
NT)を以下の式にて算出する。 CONT=MAX3−MIN3…(6) このCONTの算出は、分類部で用いたものと共通化で
きることは当然である。
【0075】続いて、S1602にて、各色のCONT
の値を大小を比較して、CONTが最大となる色を検出
する。つまり、コントラストが最も大きい色はR、G、
Bのいずれかであるかを検出する。いま説明を容易にす
る為に、コントラストが最大である色をX、その他の色
をY、Zとする。例えば、3×3画素の内のコントラス
トがG成分で最も大きいのであれば、X=G、Y=R、
Z=Bとなる。Y、Zの大小関係は問わず、最大ではな
い色のどちらがYに入力されても良い。
【0076】続いてS1603にて以下の2つの変換を
算出する。 XY=H(PAT(X),PAT(Y)) XZ=H(PAT(X),PAT(Z))…(7)
【0077】ここで、PAT(X)、PAT(Y)、P
AT(Z)は、それぞれ色X、Y、Zの3×3画素の量
子化後のパターンを示している。すなわち、図7で示し
た構成と同様、各色毎に(4)で算出したAVEに基づ
き9画素内を量子化(2値化)する。2値化後の各画素
は1ビットで表現される為、9画素の2値化パターンは
9ビット情報として表現することが可能である。図17
に9ビット化した様子を示す。図中、1701のG″,
H″,I″,L″,M″,N″,Q″,R″,S″,は
それぞれG,H,I,L,M,N,Q,R,Sの各画素
をAVEを閾値にして2値化した結果である。この9画
素を1702のように並び換えることによって9ビット
情報が作成される。
【0078】(7)式のH(a,b)は、aとbのビッ
ト単位でEX−ORをとり、“1”が発生した時の個数
を算出する関数である。
【0079】図18に例を示す。いま、1801にa=
“405”のパターン、1802にb=“470”のパ
ターン、1803にaEX−ORbのパターンを示す。
9画素のパターンにおいて、黒で表現した画素が
“1”、その他が“0”を表している。
【0080】前述した関数H()は、aEX−ORbに
おいて、9画素中の“1”となる個数に相当するので、
H(a,b)=3となる。すなわち、H()は0から9
までの数値を表すことになる。
【0081】式(6)にて、XY、XZの値を算出した
後は、S1604にて色Xの積和係数α(X)を算出す
る。ここで、LUT(PAT(A))は、図7に示すL
UTにPAT(A)の値を入力してテーブルから出力さ
れた値を示している。続いてS1605にてXYの値が
3未満か否かを判定する。3未満、すなわち0、1、2
の場合には、S1606にて色Yの積和係数α(Y)を
算出する。この場合には、色Xの積和係数と同一にす
る。XYの値が3以上の場合には、S1607にてXY
の値が6を越えるか否かを判定する。6を越えた場合、
すなわち、7、8、9の場合にはS1608にて色Yの
積和係数α(Y)を算出する。この場合には、色Yの積
和係数は256からα(X)を減じた値になる。すなわ
ち、色XのMIN3の積和係数と同一になる。もし、X
Yが3、4、5、6の場合には、S1609にて積和係
数α(Y)を算出する。この場合には、色Yのパターン
PAT(Y)をLUTに入力してα(Y)を求める。
【0082】S1610、S1611、S1612、S
1613、S1614は同様に積和係数α(Z)の算出
方法である。前述したα(Y)の算出方法と同一である
ため、説明は省略する。
【0083】算出した各色の積和係数αを基にして、各
色毎に、前述した(4)式に基づき変換値を算出する。
【0084】図16のフローチャートは、EX−ORの
ビット演算を用いて容易に各色のパターンの近似性(ズ
レ具合)を評価し、評価結果からズレを補正するような
働きをしている。近似性が高い場合、すなわち、パター
ンのズレがある閾値以下の場合(前述の例では、XY、
及びXZが0、1、2、7、8、9の場合)には、コン
トラストが最大である色を優先して、最大コントラスト
の色に適合させた積和係数を用いる。これは、ズレ量が
多少しか存在しない為に、各色とも変換する積和係数を
同一にすることで入力前のズレを補正する。また、各色
の積和係数を同一にすることで、非線形補間による高解
像情報作成も各色毎にズレが少なく制御することが可能
である。すなわち、前述した目的を満たすことができ
る。また、近似性が低い場合、すなわち、パターンのズ
レが大きい場合には、故意にずれている画像と見なし
て、その色独自の積和係数を用いることにする。当然、
図16で用いた閾値は“3”、“6”という数値にこだ
わらず、実験的に算出したもので良い。
【0085】以上、パターンのズレ量を基に変換値の算
出を行う例について説明したが、このズレ量を基に、分
類部の画像属性を変更しても良い。また、逆に、分類結
果を基に、変換値の算出を変更しても良い。例えば、分
類部において、前述したONE_LAVELやFLAT
時には、注目画素値をそのまま変換値として置き換える
ことも処理の高速化には有効である。
【0086】また、図16の例では、コントラストが最
大となる色成分を優先色としたが、例えばY、Cr、C
b等の色成分ではY成分を予め優先色として処理するこ
とも可能である。
【0087】また、図16では、各色毎、並列に処理す
る構成例を示しているが、これは説明を容易にする為で
あり、当然シリアル処理でも同様である。
【0088】また、3×3画素で処理する例について述
べたが、5×5画素でも同様である。
【0089】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、入力した低解像度情報から高解像情報に変換
する際に、自然画像では特に問題となっていた補間によ
るぼけを生じることなく、また、入力した原情報の低解
像性に依存せず、ジャギーの全く発生しない画質的に良
好な変換処理が実現できる。また、高解像情報の作成時
に、従来の閾値処理による処理の分断がない為、自然画
像においても、連続性のある自然で鮮明な画像を作成す
ることが極めて容易にできる。また、良好な分類手段に
より、容易に様々な画像種の分類が可能になる。また、
分類した画像の高解像情報作成も係数等の設定を変化さ
せるだけで、あらゆる画像種に対応した非線形補間が実
現できる。また、カラー画像においても色毎のズレが生
じない良好な高解像度カラー画像を容易に作成すること
ができる。
【0090】この様に本実施の形態の解像度変換処理を
用いることで、インターネット上に流通している画像
や、デジタルビデオカメラから入力した画像等の情報量
の少ない画像でも画質の良い出力が期待できるプリンタ
や、ビデオプリンタ、アプリケーションソフト等の様々
な製品が提供できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力した低解像度情報から高解像情報に変換する際に、
自然画像では特に問題となっていた補間によるぼけを生
じることなく、また、入力した原情報の低解像性に依存
せず、ジャギーの全く発生しない画質的に良好な変換処
理が実現でき、高解像情報の作成時に、従来の閾値処理
による処理の分断がない為、自然画像においても、連続
性のある自然で鮮明な画像を作成することが極めて容易
にできる。また、カラー画像においても色毎のズレが生
じない良好な高解像度カラー画像を容易に作成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】第1のウインドウ形成部で形成されるウインド
ウを示した図。
【図3】平滑化フィルタ(LPF)の一例を示した図。
【図4】第2のウインドウ形成部で形成されるウインド
ウを示した図。
【図5】図1の分類部の処理を説明するための図。
【図6】図1の分類部の処理を説明するための図。
【図7】図1の変換部の構成を示した図。
【図8】図7の線形変換部の構成を示した図。
【図9】画像情報の例及び画像情報を量子化した例を示
した図。
【図10】量子化パターンによる乗算係数の例を示した
図。
【図11】ウインドウ内の画素値の変換例を示した図。
【図12】図1の高解像情報作成部の構成を示した図。
【図13】高解像情報作成の一例を示した図。
【図14】高解像情報作成の一例を示した図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の構成を示したブ
ロック図。
【図16】図15の変換部の処理を説明するための図。
【図17】2値化パターンの9ビット化の説明図。
【図18】H(a,b)の算出の説明図。
【図19】本発明の第1の実施の形態の変形例を示す要
部ブロック図。
【図20】図19の高解像情報作成部の例を示した図。
【図21】図12における処理の選択、及び係数の設定
例を示した図。
【図22】図20における処理の選択、及び係数の設定
例を示した図。
【図23】従来例である最近接内挿法の説明図。
【図24】従来例である共1次内挿法の説明図。
【図25】入力情報の例、図23、図24の方法による
処理例を示した図。
【符号の説明】
101 ラインバッファ 103 最大値最小値検出部 104 分類部 105 変換部 106 第2のウインドウ形成部 107 高解像情報作成部 120 第1のウインドウ形成部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像度情報を高解像度情報に変換し、
    入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理装置で
    あって、 低解像度注目画素の周辺画素を参照する第1のウインド
    ウ化手段と、 第1のウインドウ内から複数の代表値を検出する検出手
    段と、 注目画素の値を適応的ローパスフィルタ(LPF)によ
    り変換する変換手段と、 注目画素を含む周辺画素の変換値を参照する第2のウイ
    ンドウ化手段と、 前記第1のウインドウ内の画素値情報、もしくは、第2
    のウインドウ内の変換値情報を基に線形補間する線形補
    間手段と、 前記線形補間手段からの線形補間値と前記代表値との積
    和演算をすることにより非線形補間する非線形補間手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に前記非線形補間手段における積和演
    算の積和係数を動的に設定する係数設定手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記第1のウインドウ内の画素値
    の分布状態を評価して注目画素の属性を分類する分類手
    段とを有し、 前記分類手段の属性結果に基づき動的に前記非線形補間
    手段における積和演算の積和係数を設定することを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記分類手段は前記第1のウインドウ内
    の画素値の離散性を評価することを特徴とする請求項3
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記分類手段は前記第1のウインドウ内
    の画素値の階調数を評価することを特徴とする請求項3
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記離散性の評価は、ウインドウ内の階
    調数が3階調以上の時に、ウインドウ内の最大値、最小
    値を含む3値以上の代表値を抜き出して、代表値間の差
    分を算出することにより評価することを特徴とする請求
    項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記3値以上の代表値は、最大値と、最
    小値と、 最大値と最小値の平均値以上で、かつ、最大値以外で最
    大値に最も近い値Aと、 最大値と最小値の平均値以上で、かつ、最大値以外で最
    大値に最も遠い値Bと、 最大値と最小値の平均値未満で、かつ最小値以外で最小
    値に最も近い値Cと、 最大値と最小値の平均値未満で、かつ、最小値以外で最
    小値に最も遠い値Dと、 であることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記離散性の評価は、最大値とAの差分
    と、最大値とBの差分と、Cと最小値の差分と、Dと最
    小値の差分との絶対的な値を評価することを特徴とする
    請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記離散性の評価は、最大値とAの差分
    と、最大値とBの差分と、Cと最小値の差分と、Dと最
    小値の差分と、の相対的な値を評価することを特徴とす
    る請求項7記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記分類手段で分類した属性情報に基
    づいて、前記変換手段における適応的LPFのフィルタ
    特性を変化させることを特徴とする請求項3記載の画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記変換手段は、前記複数の代表値の
    積和演算により変換値を算出することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変換手段は、前記第1のウインド
    ウ内の特徴量に基づき積和演算の積和係数を算出するこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記特徴量は、第1のウインドウ内を
    量子化したパターンであることを特徴とする請求項12
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の代表値は、注目画素を含む
    n×n画素内(n≧2)のウインドウの最大値、最小値
    であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の代表値は、注目画素を含む
    n×n画素内(n≧2)のウインドウの最大値、最小
    値、及び、n×n画素を含むm×m画素内(m≧n)の
    ウインドウの最大値、最小値であることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記第1のウインドウ内の画素
    値の分布状態を評価して注目画素の属性を分類する分類
    手段とを有し、 前記分類手段の属性結果に基づき線形補間を実行するウ
    インドウを第1のウインドウの画素値情報にするか、第
    2のウインドウの変換値情報にするかを切り替えること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記線形補間値と前記代表値との積和
    係数を複数有し、複数の積和結果の大小関係によって最
    適な値を出力値とすることを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  18. 【請求項18】 カラーの低解像度情報を高解像度情報
    に変換し、入力した画像情報の画素数を増加させる画像
    処理装置であって、 各色成分毎に低解像度注目画素の周辺画素を参照する第
    1のウインドウ化手段と、 各色成分毎に第1のウインドウ内から複数の代表値を検
    出する検出手段と、 複数の色成分の第1のウインドウ内の情報を基に、各色
    成分毎に注目画素の値を適応的ローパスフィルタ(LP
    F)により変換する変換手段と、 各色成分毎に注目画素を含む周辺画素の変換値を参照す
    る第2のウインドウ化手段と、 各色成分毎に、前記第1のウインドウ内の画素値情報、
    もしくは、第2のウインドウ内の変換値情報を基に線形
    補間する線形補間手段と、 各色成分毎に、前記線形補間手段からの線形補間値と前
    記代表値との積和演算をすることにより非線形補間する
    非線形補間手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】 各色成分毎に、第1のウインドウ内を
    量子化することによりパターン化する手段と、各色成分
    のパターンの近似性を評価する評価手段と、各色成分毎
    の複数の代表値の積和演算により変換値を算出する算出
    手段とを有し、 前記評価手段の評価結果により前記積和係数を設定する
    ことを特徴とする請求項18記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 各色成分の第1のウインドウの画素値
    情報を基に、優先となる色を選択する手段と、 前記優先となる色のパターンと、優先以外の色のパター
    ンとの近似性を評価する手段と、近似性が評価が予め設
    定した閾値以上である時に、優先以外の色の積和係数
    を、優先となる色の積和係数を基に設定することを特徴
    とする請求項19記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記近似性の評価は、各パターンにE
    X−ORのビット演算を行なうことで評価することを特
    徴とする請求項19記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記優先となる色は、第1のウインド
    ウ内のコントラストの大小で決定することを特徴とする
    請求項20記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 低解像度情報を高解像度情報に変換
    し、入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理方
    法であって、 低解像度注目画素の周辺画素を参照する第1のウインド
    ウ化工程と、 第1のウインドウ内から複数の代表値を検出する検出工
    程と、 注目画素の値を適応的ローパスフィルタ(LPF)によ
    り変換する変換工程と、 注目画素を含む周辺画素の変換値を参照する第2のウイ
    ンドウ化工程と、 前記第1のウインドウ内の画素値情報、もしくは、第2
    1のウインドウ内の変換値情報を基に線形補間する線形
    補間工程と、 前記線形補間工程からの線形補間値と前記代表値との積
    和演算をすることにより非線形補間する非線形補間工程
    とからなる画像処理方法。
JP05019897A 1997-03-05 1997-03-05 画像処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP3210264B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05019897A JP3210264B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像処理装置及び方法
US09/033,584 US6157749A (en) 1997-03-05 1998-03-03 Image processing apparatus and method, and storing medium
DE69825196T DE69825196T2 (de) 1997-03-05 1998-03-04 Bildverarbeitungsverfahren und -vorrichtung
EP98301597A EP0863484B1 (en) 1997-03-05 1998-03-04 Image processing method and apparatus
ES98301597T ES2226064T3 (es) 1997-03-05 1998-03-04 Metodo y aparato para el proceso de imagenes.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05019897A JP3210264B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10248012A true JPH10248012A (ja) 1998-09-14
JP3210264B2 JP3210264B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=12852449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05019897A Expired - Fee Related JP3210264B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3210264B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984206A2 (en) 1998-09-02 2000-03-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicular transmission
US6714693B1 (en) 1999-05-25 2004-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2005149488A (ja) * 2003-10-22 2005-06-09 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、プログラム、並びに記録媒体
US7230742B1 (en) 1998-10-13 2007-06-12 Seiko Epson Corporation Image data interpolating apparatus and medium on which data interpolating program is recorded
CN100409657C (zh) * 2005-09-08 2008-08-06 奥林巴斯映像株式会社 图像处理方法及图像处理装置
JP2009038521A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Canon Inc 画像形成装置とその制御方法、及び、コンピュータプログラム。
US7710605B2 (en) 2004-09-28 2010-05-04 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Print system and printer
KR20110045650A (ko) * 2009-10-27 2011-05-04 삼성전자주식회사 깊이 영상 확대 장치 및 방법
JP4767345B2 (ja) * 2008-03-03 2011-09-07 三菱電機株式会社 画像処理装置及び方法、並びに画像表示装置及び方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984206A2 (en) 1998-09-02 2000-03-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicular transmission
US7230742B1 (en) 1998-10-13 2007-06-12 Seiko Epson Corporation Image data interpolating apparatus and medium on which data interpolating program is recorded
US6714693B1 (en) 1999-05-25 2004-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2005149488A (ja) * 2003-10-22 2005-06-09 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4617825B2 (ja) * 2003-10-22 2011-01-26 ソニー株式会社 データ処理装置およびデータ処理方法、プログラム、並びに記録媒体
US7710605B2 (en) 2004-09-28 2010-05-04 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Print system and printer
CN100409657C (zh) * 2005-09-08 2008-08-06 奥林巴斯映像株式会社 图像处理方法及图像处理装置
JP2009038521A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Canon Inc 画像形成装置とその制御方法、及び、コンピュータプログラム。
JP4767345B2 (ja) * 2008-03-03 2011-09-07 三菱電機株式会社 画像処理装置及び方法、並びに画像表示装置及び方法
KR20110045650A (ko) * 2009-10-27 2011-05-04 삼성전자주식회사 깊이 영상 확대 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3210264B2 (ja) 2001-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0863484B1 (en) Image processing method and apparatus
EP0645736B1 (en) Image processing apparatus
JP3143209B2 (ja) 画像変倍装置
JP3210248B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
US5917963A (en) Image processing apparatus and image processing method
US6167166A (en) Method to enable the recognition and rendering of antialiased images
EP0949585B1 (en) Apparatus and method for image data interpolation
EP1349371A2 (en) Image processing apparatus, image processing program and storage medium storing the program
JP3167120B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2004040790A (ja) 画像信号のデ・スクリーン方法及びシステム
JP2001251517A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システム
JP3176195B2 (ja) 画像処理装置
JP3210264B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3092769B2 (ja) 画像処理装置
JP3026706B2 (ja) 画像処理装置
JP2009071831A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像形成装置
JPH0944128A (ja) 2値画像多値化縮小処理装置
JP3200351B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3624153B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3703180B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3262425B2 (ja) 画像処理装置
JP3669081B2 (ja) 画像処理装置
JP3581460B2 (ja) 画像処理方法とその装置
JP2002077622A (ja) 画像処理装置および記録媒体
JPH1063826A (ja) 画像拡大縮小処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees