JP3092769B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
- G06T3/403—Edge-driven scaling; Edge-based scaling
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Description
えば、入力した画像情報を拡大変倍して出力するプリン
タ等の画像出力装置や、解像度の異なる機種間通信で低
解像度情報から高解像度情報に解像度変換する装置に適
した画像処理装置等に関するものである。
情報に解像度変換する方法として、様々な方法が提案さ
れている。しかし、提案されている従来の方法は、対象
となる画像の種類(例えば、各画素毎に階調情報の持つ
多値画像、疑似中間調により2値化された2値画像、固
定閾値により2値化された2値画像、文字画像等)によ
って、その変換処理方法が異なっている。
値画像に対する従来の解像度変換方法である内挿方法は
図25に示す様な、内挿点に最も近い観測点と同じ画素
値を配列する最近接内挿法や、図26に示すような内挿
点を囲む4点(4点の画素値をA,B,C,Dとする)
の距離により、(式1)の演算によって画素値Eを決定
する共1次内挿法(線形補間法)等が一般的に用いられ
ている。
向にi、縦方向にjの距離があるとする。(i≦1、j
≦1)}
は、以下に示す欠点がある。すなわち、図25の方法は
構成が簡単であると言う利点はあるが、対象画像を自然
画像等に用いた場合には拡大するブロック毎に画素値が
決定される為、視覚的にブロックが目立ってしまい画質
的に劣悪である。
グラフィック)画像等に用いた場合でも、拡大するブロ
ック毎に同一画素値が連続する為、特に、斜線等には、
図27(a),(b)に示す様にジャギーといわれるギ
ザギザの目立った劣悪な画像になってしまう。図27で
は、縦横ともに2倍の解像度変換の例であるが、倍率が
大きくなればなるほど、劣化は大きくなる(図中の“2
00”、“10”は画素値である)。
に良く用いられている方法である。この方法では、平均
化され、スムージングのかかった画質になるが、エッジ
部や、シャープな画質が要求される部分には、ぼけた画
質になってしまう。さらに、地図等をスキャンした画像
や、文字部を含む自然画像の様な場合には、補間による
ぼけの為に、たいせつな情報が受け手に伝わらないこと
もある。
7(a)の入力画像情報を縦横2倍ずつに補間処理をし
た画像情報を示している。図27(c)からも明らかな
様に、斜線周辺のみならず、斜線そのものも画素値が均
一にならず、ぼけが生じてしまう。さらに、ホストコン
ピュータ上のアプリケーションソフトの制限等により、
最近接内挿法の処理が施されるなどして、入力した低解
像度情報に、すでにジャギーが発生している場合がある
(図28参照)。
しているジャギーを消す手段は、いづれの従来例でも改
善しえなかった。
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、低解
像度情報を高解像度情報に変換し、入力した画像情報の
画素数を(N×M)倍に増加させる画像処理装置であっ
て、低解像度情報1画素分を(N×M)画素分に補間す
る補間手段と、低解像度上の注目画素に対応する前記補
間手段での補間後の(N×M)画素のブロック内の画像
情報をn値(n≧2)に量子化する量子化手段と、前記
補間手段で補間後の(N×M)画素単位で前記量子化手
段で量子化した情報と前記補間手段からの補間情報とを
設定した配分比率により加算合成する演算手段とを備え
る。
し、入力した画像情報の画素数を(N×M)倍に増加さ
せる画像処理装置であって、低解像度情報を平滑化する
平滑化手段と、前記平滑化手段で平滑化された低解像度
情報1画素分を(N×M)画素分に補間する補間手段
と、低解像度上の注目画素に対応する前記補間手段での
補間後の(N×M)画素のブロック内をn値(n≧2)
に量子化する量子化手段と、前記量子化手段における量
子化後の高解像情報を間引きする間引き手段とを有し、
前記平滑化手段、前記補間手段、前記量子化手段、前記
間引き手段の各処理を複数回繰り返し実行することを特
徴とする。更に、低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を(N×M)倍に増加さ
せる画像処理装置であって、注目画素周辺の画素値をn
値(n≧2)に量子化する周辺画素量子化手段と、前記
周辺画素量子化手段による量子化後のパターンにより平
滑化条件を選択する選択手段と、前記選択手段により選
択された平滑化条件を用いて、低解像度情報を平滑化す
る平滑化手段と、前記平滑化手段で平滑化された低解像
度情報1画素分を(N×M)画素分に補間する補間手段
と、低解像度上の注目画素に対応する前記補間手段での
補間後の(N×M)画素のブロック内をn値(n≧2)
に量子化する注目画素量子化手段とを有することを特徴
とする。更にまた、低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理装
置において、低解像度の1画素の情報を複数画素の補間
情報に変換処理する補間手段と、前記補間手段によって
得られた複数画素の補間情報からエッジ情報を作成する
エッジ情報作成手段と、複数画素の低解像度情報から前
記補間情報と前記エッジ情報を合成する際の合成比率を
決定する決定手段と、前記補間手段からの補間情報と前
記エッジ情報作成手段からのエッジ情報とを前記決定手
段で決定された合成比率により合成する合成手段とを有
することを特徴とする。
ら高解像度情報に変換する際に、自然画像等では特に問
題となっていた補間によるぼけや、文字、全画像等で特
に問題となっていたジャギーのの発生を生じることな
く、画質的に良好な変換処理が実現できる。さらに、画
像作成したアプリケーションソフトの制限等により、す
でにジャギーを発生している画像を入力した場合におい
ても、ジャギーだらけの曲線を滑らかな曲線へと変換す
ることができる。
ッジを作成することができ、又、作成したエッジ情報の
合成比率を適応的に変化させることによって、容易に非
線形性を変化させることに相当し、入力が自然画像の場
合には特に、人工的なエッジ作成による絵画調な画像に
なることを回避することができる。
を詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は本発明に係る第1の実施例を表
す要部ブロック図である。本実施例の画像処理装置は、
主としてプリンタ等の画像出力装置内部に具備すること
が効率的であるが、画像出力装置以外の画像処理装置、
ホストコンピュータ内のアプリケーションソフトウエア
として内蔵することも可能である。
手順を説明していく。本実施例では、入力した画像情報
を縦N倍、横M倍(N,Mはそれぞれ2以上の整数)の
画素数の情報に変換する例について述べる。図中100
は入力端子を示し、低解像の画像情報が入力される。こ
の低解像情報は、線形補間手段101に送信され、共1
次補間処理(以下、「線形補間処理」という)により、
元のサンプリング間の画素が埋められ、縦N倍、横M倍
の補間情報を作成する。線形補間処理については図26
に示した処理と同じである。102は量子化手段を示
し、低解像情報の注目画素(Ixyとする)を中心とす
るN画素×M画素の補間情報のブロックごとにn値(n
≧2)に量子化する手段を示す。補間情報を量子化する
ことにより、低解像度1画素ごとにエッジを作成するこ
とに相当する。このエッジ作成の詳細については後述す
る(以下、量子化後の情報を「エッジ情報」という)。
れは、作成した線形補間情報とエッジ情報との合成にお
いて、その配分比率(aとおく。但し、0≦a≦1)を
算出する手段である。この配分比率もN画素×M画素の
ブロック単位で決定される。この配分比率の決定につい
ても詳細は後述する。その後、求めた配分比率aを用い
て、乗算器104においてエッジ情報はa倍され、乗算
器105において線形補間情報は(1−a)倍された後
に加算器106において合成される。図中107は出力
端子を示し、入力された画像情報がN×M倍の情報に変
換されて出力される。
詳細構成を表した図である。本実施例では量子化に2値
化(n=2)を例にして説明する。破線で囲んだ部分が
量子化手段に相当する。図中110は低解像情報の入力
端子であり、111に示した情報が入力される。A〜I
はそれぞれ低解像度情報である。111において、Eの
画素が注目画素に相当し、一点鎖線で囲んだ部分が注目
画素の近傍画素に対するウインドウである(参照する窓
であり注目画素周辺の参照領域の大きさである)。11
2は線形補間手段からの入力端子を示し、図3に示した
情報が入力される。ここでは、N=M=5の例について
示している。
としたブロック境界を示し、実線で囲まれた部分が、注
目画素Eに対するブロック(以下、「注目画素ブロッ
ク」という)となる。また、〇印は低解像情報の画素
(観測画素)を、×印は補間画素を示している。すなわ
ち、低解像画素Eが補間により5×5の25画素分の相
当すると考える。
MAX・MIN検出手段113によりウインドウ内の最
大値、最小値を検出される。検出されたMAX情報、M
IN情報は閾値決定手段114に送信され、2値に量子
化される閾値が決定される。本実施例では閾値(「T
H」とおく)を以下の式により決定している。 TH=(MAX+MIN)/2 …(式3) 決定された閾値情報と、MAX情報、MIN情報は2値
化手段115に送信され、入力端子112から入力した
線形補間の施された注目画素Eを中心とするブロックの
補間情報(注目画素ブロック内)を2値化する。2値化
閾値よりも大きな補間画素にはMAX値を割り当て、小
さい補間画素にはMIN値を割り当てる。116は出力
端子を示し、117に示した様な2値化代表値をMA
X、MINで割り当てたブロックのエッジ情報が出力さ
れる。
を示している。説明を簡単にする為に一次元方向で示し
てある。〇印は低解像度上のサンプリング点の画素値を
示し、X印はその間を内挿する補間点の画素値を示す。
中央に位置する○印の点を注目画素とする。図中、
(a)に示す様に、隣接画素からMAX、MINの値を
検出し、前述した式により、閾値THを算出する。い
ま、注目画素を中心とする拡大した画素ブロックを5画
素分とすると、図中(b)に示すように、4画素は、T
H以上である為、MAXの値をとり、1画素はTH未満
である為、MINの値をとる。
いる。今、低解像情報の注目画素が図5の(a)に示す
様に中央に配してある“80”の画素値であったとす
る。この注目画素の1画素分が、図5の(b)に示す様
に縦N倍、横M倍に補間され、ウインドウ内のMAX値
“200”、MIN値“20”、2値化閾値(200+
20)/2=110において2値化され、エッジを作成
している。
像画像においてエッジ部にひっかかっている画素が、拡
大されたブロック内で解像度方向に滑らかなエッジ、す
なわち、高解像情報を作成することが可能になる。図6
は配分比率決定手段を示している。図中、破線で囲んで
いる部分が図1の103で示した配分比率決定手段に相
当する。図中、121は入力端子を示し、122に示し
た低解像情報を入力する。図2で説明したように、Eの
画素を注目画素にする。図2のエッジ作成手段と同様
に、MAX・MIN検出手段123により、ウインドウ
内のMAX値、MIN値を検出する。この検出手段はエ
ッジ作成手段の中のものと共有できることは勿論であ
る。
N)の演算が行なわれる。すなわち、このウィンドウ内
のダイナミックレンジを求めることに相当する。125
は重み付け手段を示し、作成したエッジ情報を、より重
要視するか、また、軽視するかを決定する為に設けた手
段である。この重み付けは、システムに最適化する為に
実験的に求めても良いし、対象画像に応じて決定しても
良い。
(d)は全て、ウインドウ内のダイナミックレンジに基
づき、配分比率aをいかに算出するかを示している。ダ
イナミックレンジが大きくなるほど、エッジ作成情報の
重み(係数a)が増してくるが、線形的なもの(図7
(a))、非線形的なもの(図7(b))、クリップし
たもの(図7(c))、階段上に設定したもの(図7
(d))等、様々な重み付けが考えられる。また、これ
らの組み合わせも考えられる。これらは、演算により求
めても良いし、複雑なものはLUT(ルックアップテー
ブル)により実現しても良い。こうして求められた配分
比率aは出力端子126により出力され、エッジ情報と
線形補間情報との合成の配分を司る。
形補間情報との合成の効果を示した図である。すなわ
ち、作成したエッジ情報がa倍され、線形補間情報が
(1−a)倍されて合成して、図に示した様な滑らかな
エッジが作成できる。しかも、前述したようにダイナミ
ックレンジ、すなわち、エッジの大きさの度合いを評価
関数にしている為、大きなエッジになる程、作成したエ
ッジ情報が強く依存するような処理ができる(図8の
(a)参照)。また、平坦部になる程、線形補間情報が
強く依存するようになる為、作成したエッジが悪影響を
及ぼすことは無い(図8の(b)参照)。
した低解像度情報から高解像度情報に変換する際に、自
然画像等では特に問題となっていた補間によるぼけや、
文字、全画像等で特に問題となっていたジャギーのの発
生を生じることなく、画質的に良好な変換処理が実現で
きる。さらに、画像作成したアプリケーションソフトの
制限等により、すでにジャギーを発生している画像を入
力した場合においても、ジャギーだらけの曲線を滑らか
な曲線へと変換することができる。
応的に変化させることによって、容易に非線形性を変化
させることに相当し、入力が自然画像の場合には特に、
人工的なエッジ作成による絵画調な画像になることを回
避することができる。 (第2の実施例)次に本発明に係る第2の実施例を詳細
に説明する。第2実施例においては、前述した第1の実
施例とは配分比率決定手段、すなわち配分比率を決定す
る評価関数が異なっている。図9は本発明に係る第2の
実施例を示す要部ブロック図であり、第2実施例におけ
る配分比率決定手段を示している。図9において、図6
と同様に、破線で囲んだ部分が配分比率決定手段を示し
ている。図中、図6と同一部には同一番号を付して説明
を省略する。
131に示した低解像度情報を入力する。131におい
て、Mの画素を注目画素とし、太線で囲まれた隣接画素
8画素を8近傍と称し、一点鎖線で囲んだ周辺画素を2
4近傍と称することにする。132は8近傍のMAX・
MINの検出手段、133は24近傍のMAX・MIN
の検出手段とする。それぞれ検出したMAX、MINを
減算器134,135において差分を求める。この処理
は8近傍中でのダイナミックレンジと、それを含んだ2
4近傍でのダイナミックレンジを求めることに相当す
る。それぞれ求めたダイナミックレンジを元に、エッジ
角度判定手段136において、エッジがどの程度急峻か
を判断する。図10に判断の様子を示す。
リング点の画素値を示し、×印は、その画素間を内挿す
る補間値である。いま、説明を簡単にする為に、一次元
方向で説明する。中央に位置する○印を注目画素とし、
その隣接した両側の画素を8近傍、その外側の画素を2
4近傍の画素とする。図10の(a)は、8近傍のダイ
ナミックレンジと24近傍のダイナミックレンジの差が
少ない場合、図10の(b)は差が大きい場合を示して
いる。
り、注目画素を囲むエッジの大まかな角度を判断して、
配分比率作成手段137に信号を送信する。これは2種
のダイナミックレンジの差分でも良いし、また、比率で
も相対関係が評価され有効である。配分比率作成手段1
37では、エッジ角度の大きい場合には、作成したエッ
ジ情報の配分比率を多くなるように、また、エッジ角度
の小さい場合には、作成したエッジ情報の配分比率を小
さくなるように、配分比率を決定する。決定した配分比
率は出力端子126に出力され、図1に示す上述した第
1の実施例同様、乗算器104、105に信号が与えら
れる。
ば、作成したエッジ情報の合成比率を適応的に変化させ
ることによって、上述した第1の実施例と同様に容易に
非線形性を変化させることに相当し、入力が自然画像の
場合には特に、人工的なエッジ作成による絵画調な画像
になることを回避することができる。 (第3の実施例)図11は本発明に係る第3の実施例を
示す要部ブロック図である。第3の実施例は、上述した
図1に示す第1の実施例の構成にウインドウ作成手段1
40が付加されている構成となっている。すなわち、量
子化手段102におけるエッジ作成でのMAX、MIN
の算出に用いるウインドウを可変に構成するものであ
る。前述した実施例でも説明した様に、8近傍のウイン
ドウのみではエッジのピークを検出しているとは言えな
い場合がある。
の状況により、ウインドウ作成手段140がエッジのピ
ークを包括するウインドウを適応的に作成し、そのウイ
ンドウ作成手段140で作成したウインドウにおけるM
AX・MINを閾値THの作成に使用する。これによ
り、エッジのピークを包括するウインドウを適応的に作
成でき、確実にエッジのピークを検出することができ
る。
成したウインドウにおけるMAX・MINを配分比率決
定手段103に供給する様に構成し、配分比率の決定に
も用いるようにすることも可能である。以上に説明した
第1〜第3の実施例において、閾値算出や、配分比率算
出の為のウインドウの大きさは、入力画像の種類によっ
て8近傍の固定、24近傍の固定など予め設定しても良
い。
の好みによって、変化できる構成であっても良い。ま
た、エッジの作成は前述した閾値による2値化を説明し
たが、他の方法であっても良いことは勿論である。ま
た、量子化には2値化(n=2)を説明したが、同様
に、周辺画素のウインドウから量子化代表値、閾値を設
定して、補間処理後の注目画素ブロック内を2値以上の
多値に変換してもよい。多値化の操作により、エッジの
急峻さを軽減することも可能である。
値化したエッジ画像の作成、線形補間情報の作成、そし
てその2種画像の合成を独立に説明してきたが、実際の
処理では、線形補間後の情報により、閾値TH以上の画
素には、 Levelout=a×MAX+(1−a)×Leve
lin TH未満の画素には、 Levelout=a×MIN+(1−a)×Leve
lin {但し、Levelinは線形補間後の各画素値、Le
velouは同画素位置の出力値、aは配分比率(0≦
a≦1)である。}として、同時に算出できるのは当然
である。
によれば、入力した低解像度情報から、エッジ情報を推
測作成し、その情報を付加するため、視覚的にぼけた感
じの無い、エッジのシャープな高解像度情報を作成する
ことができる。また、作成したエッジ情報の合成比率を
適応的に変化させることによって、容易に非線形性を変
化させることに相当し、入力が自然画像の場合には特
に、人工的なエッジ作成による絵画調な画像になること
を回避することができる。
4の実施例を示す要部ブロック図である。前述までの第
1〜第3の実施例は、主に自然画像の解像度変換に有効
であったが、第4の実施例は、主にホストコンピュータ
上のPDL(ページ記述言語)や、様々なアプリケーシ
ョンソフトにより作成した、文字、線画像等に有効であ
る。
の動作手順を説明していく。図中、100は入力端子を
示し、低解像の画像情報が入力される。入力後の画像情
報は平滑化手段150に送信される。図13に第4の実
施例で使用する平滑化フィルタの一例を示す。当然、他
の平滑化フィルタでも良いことは勿論である。平滑化手
段150で平滑化された画像情報は線形補間手段101
に送信され、平滑化後の画像情報を縦N倍、横M倍の補
間を実行する。
され、前述の実施例同様、画素数が増加した注目画素ブ
ロック内にエッジの作成を行なう。この操作は、原情報
(低解像度情報)のエッジを崩し、画素数を増加した状
態で新たなエッジ(高解像度情報)を作成するため、原
情報に依存したジャギーの生じたエッジになることはな
い。
際の値を基に説明する。図14の(a)は、ある入力画
像中の一部分である。今、破線で囲んだ画素が注目画
素、一点鎖線で囲んだ部分がウィンドウとする。図14
の(b)は平滑化後の(a)と同じ部分の画素値を示し
ている。破線の注目画素は平滑化の為、“200”が
“150”の値に変換されている。
後の画素値を示している。今、N=M=3として、1画
素分が9画素に増加している。図14の(c)におい
て、破線で囲んだ9画素が注目画素ブロックである。こ
の注目画素ブロック内を2値に量子化する。図14
(a)のウインドウより、MAX=200、MIN=5
0であるので、2値化閾値は、TH=125として2値
化し、TH以上の画素にMAX値を、TH未満の画素に
はMIN値を代入する。その結果を図14(d)に示
す。図14(e)は、他の注目画素に対しても同様の処
理をしたあとの最終結果を示している。この例からも明
らかな様に、ジャギーを生じることなく、任意の倍率で
良好な解像度変換が実現できる。
5の実施例を表す要部ブロック図である。図中、前述の
実施例と同一部には同一番号を付して説明する。図中1
60はフィルタ選択手段を示し、入力画像から、平滑化
のフィルタとしてどのフィルタを用いるかを適応的に選
択する手段である。これは例えば、図13に示した平滑
化フィルタにてフィルタ処理してしまうと、複数のエッ
ジの込み言った部分ではエッジがひとまとまりになって
しまったり、細線の部分では、線の途切れ、消滅が発生
したりするという問題点があるが、第5の実施例におい
ては係る問題点を解決するために、入力画像のウィンド
ウ内のパターンによってフィルタを切り換える。
に、フィルタ選択手段160を設け、フィルタ群161
の中の、どのフィルタを選択するのかを判断する。フィ
ルタ選択手段160の例を図16に示す。図16におい
て、170は入力手段を示し、171に示した注目画素
周辺のウィンドウ内の画素情報が入力される。172は
MAX・MIN検出手段を示し、ウィンドウ内の最大
値、最小値を検出する。173は閾値決定手段を示し、
MAX、MINの値から閾値THを算出する。174は
2値化手段を示し、注目画素のみならず、ウインドウ内
の各画素を2値化する手段である。例えば、171のウ
インドウであれば、ウインドウ内の9画素(A〜I)が
2値化されることになる。2値化された9ビットのウイ
ンドウ情報はLUT(ルックアップテーブル)175に
送信され、最適なフィルタを選択する(176は出力端
子)。
よる弊害を起こすパターンを実験的に求め、図17のよ
うな注目画素に重み付けしたフィルタを選択するように
設定したり、フィルタをスルーに設定してもよい。図1
8に、図13のフィルタでは弊害を起こすおそれのある
代表的なパターンを示す。図18の(a),(b)は細
線のパターンであり、平滑化により細線が切れてしまう
可能性がある。図18の(c),(d)は角部にあたる
パターンであり、平滑化により角が丸まってしまう可能
性がある。第5実施例では、このような様々のパターン
をLUTに設定しておくことで、適応的なフィルタを選
択することができ、前述した弊害を防ぐことができ、ジ
ャギーの生じる可能性のある部分だけを処理することが
可能である。
閾値決定手段、2値化手段等は、図15に示した量子化
手段(図2の構成)のものと共有できることは当然であ
るし、MAX値、MIN値や閾値の1度求めた演算結果
を格納しておけば効率的である。また、第5実施例で
は、ウインドウ内の2値パターンによりフィルタの切り
換えを実現したが、注目画素周辺のエッジの複雑性を評
価関数にして、演算によりフィルタの切り換えを司どる
ことも可能である。
6の実施例を示す要部ブロック図である。本実施例は、
入力した低解像情報の時点で、画像入力のデバイスの制
限や、画像作成したアプリケーションソフトの制限等に
より、すでにジャギーを有している画像情報に特に有効
である。スイッチ180は、初めは、端子Aに接続さ
れ、入力画像情報は平滑化手段150に送信される。平
滑化された画像情報は線形補間手段101に送信された
後、補間情報を量子化手段102により量子化され、拡
大した情報の中でエッジの作成を行なう。
おいて、端子Bに接続されていて、線形間引き手段18
2に送信される。線形間引き処理の方法を図20に示
す。図20は説明を簡単にする為に、一次元方向で示し
てある。○印はエッジを作成した高解像情報の画素を、
×印は線形間引きのサンプリング画素を示している。図
20では1/2に間引きする例を示しているが、本実施
例では、図19の入力端子100にて入力した画像の解
像度と同一になるまで、この間引き処理を実行する。
になると、スイッチ180では、端子Bに接続され、再
び、同様の動作が実行される。スイッチ180、181
の制御はパスカウンタ183が司り、予め設定したパス
数だけ、平滑化、エッジ作成、間引き処理のループが実
行される。設定したパス数だけこの処理を繰り返すと、
スイッチ181にて端子Aに接続され、拡大された画像
情報が出力端子107に出力される。この一連の繰り返
し処理により、もともと存在していたジャギーが平滑化
され、新たなエッジを作成していくことを繰り返す為、
ジャギーは滑らかな曲線へと変換することが可能であ
る。しかも、エッジを作成する為、補間処理によるぼけ
た画像にはならない。
を示す。これは、例えば、ホストコンピュータ上のアプ
リケーションソフトで画像を作成した線画像を入力した
場合と仮定する。説明を容易にする為、四角で囲んだ単
位格子が1画素とする。入力した低解像度情報からすで
にジャギーが生じている{図21の(a)}。
ッジ作成の繰り返し処理による処理結果を示す。単位格
子が(a)よりも小さくなっているのは、高解像度に変
換されている為である。以上説明した様に第6実施例に
よれば、繰り返し処理により、原情報から生じているジ
ャギーを滑らかな曲線へと改善していくことができる。
7の実施例を示す要部ブロック図である。図中、前述の
実施例と同一部には同一番号を付して説明する。第7実
施例においては、図19に示した第6の実施例に比べ、
ループの繰り返し回数の制御が異なっている。図22に
おいて、190は繰り返し決定手段を示し、入力端子1
00により入力した原画像情報と、エッジを作成して拡
大された補間画像情報の2種の画像情報を入力する。
の画素値を単純に拡大倍率分だけ繰り返し配置してい
く、いわゆる前値補間の画像情報と、エッジを作成した
画像情報とを比較し、充分にジャギーが取り切れている
かを判断して、スイッチ180、181の切り替えを制
御する。すなわち、ジャギーの取りきれない間は、スイ
ッチ180、181は端子Bに接続され、繰り返し処理
が施される。
は、スイッチ181は端子Aに接続され、処理画像は出
力端子107に出力される。判断の一例として、前述し
た前値補間画像情報と、エッジ作成情報との誤差電力
が、ある設定した閾値以上になっているかを、判断の評
価関数にしても良い。以上説明した様に第7の実施例に
よれば、上述した第6の実施例同様、平滑化、拡大して
エッジ作成、間引きを繰り返すことにより、ジャギーが
軽減され、その代わりに滑らかな曲線が形成され、最終
的には良好な画像が出力される。
8の実施例を示す要部ブロック図である。図中、上述し
た図19に示す第6の実施例と同一部には同一番号を付
して説明する。第8の本実施例では第6の実施例と比し
量子化手段200が一部異なっている。図24に第6の
実施例の量子化手段の概要を示す。これは、図2に示し
た量子化手段とは、2値化手段210における量子化代
表値であるMAX、MINの情報を外部から入力してい
る点が異なっているのみで、その他は同一である(破線
部が量子化手段200)。すなわち、図19に示した実
施例では、線形間引き手段により、原画像の濃度が平均
化され、その為、ダイナミックレンジが小さくなり、さ
らに繰り返し処理により、原画像との濃度の差がますま
す大きくなる虞がある。これに対して第8の実施例は、
前述した問題点を改善する為の手段であり、エッジを作
成する閾値を決定する為のMAX、MINは線形間引き
後(1回目は原情報)のウインドウによる情報を用い、
エッジが作成した後の2値化代表値となるMAX、MI
Nは、原画像の情報(図24の入力端子211)を用い
ることに特徴がある。この処理により、2値化される量
子化代表値は、常に原画像情報の画素値になり、解像度
方向でのジャギーの改善のみで濃度変化の副作用は回避
できる。
中で、毎回、MAX、MINの値を原画像情報から入力
しているが、以上の例に限定されるものではなく、繰り
返し処理の最終回、例えばN回ループの場合では、N回
目の処理のみ原画像のMAX、MINを用い、(N−
1)回目までの処理では、図1の実施例同様、線形間引
き後(1回目は原情報)のMAX、MINを用いること
も効果的である。
は、全て線形補間を例にして説明してきたが、これに限
定するものではない。以上に説明した第4〜第8の実施
例においては、エッジの作成手段は{(MAX+MI
N)/2}の閾値による2値化を説明したが、他のエッ
ジ作成手段であってもよいことは勿論である。
的に平滑化フィルタを切り換える実施例を説明したが、
繰り返し処理の回数に応じてフィルタを切り換えること
も有効である。以上説明したように、第4〜第8の各実
施例によれば、入力した低解像度情報から高解像度情報
に変換する際に発生するジャギーや、画像入力のデバイ
スの制限や、画像作成したアプリケーションソフトの制
限等によりすでに発生しているジャギーを滑らかな曲線
へと変換することができる。
り、滑らかさを制限することが可能である。また、適応
的なフィルタ処理により、曲線へと変換する部分をきり
分けることが可能である。このように、上述した第1〜
第8の各実施例によれば、低解像度の画像情報を高解像
度情報へ容易に変換できるため、解像度の異なる機種間
通信や、拡大変倍して、高画質な画像を出力するプリン
タや、複写機に適用することによりそれぞれに高画質な
画像を出力することが可能となる。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
力した低解像度情報から高解像度情報に変換する際に発
生するジャギーや、画像入力のデバイスの制限や、画像
作成したアプリケーションソフトの制限等によりすでに
発生しているジャギーを滑らかな曲線へと変換すること
ができる。また、繰り返し回数を制御することにより、
滑らかさを制御することが可能であり、適応的なフィル
タ処理により、曲線へと変換する部分をきり分けること
が可能である。
像度情報からエッジ情報を推測作成し、その情報を付加
するため、視覚的にぼけた感じの無い、エッジのシャー
プな高解像度情報を作成することができる。また、作成
したエッジ情報の合成比率を適応的に変化させることに
よって、容易に非線形性を変化させることに相当し、入
力が自然画像の場合には特に、人工的なエッジ作成によ
る絵画調な画像になることを回避することができる。
像情報を高解像度情報へ容易に変換できるため、種々の
装置に適用することができ、例えば、解像度の異なる機
種間通信や、拡大変倍して、高画質な画像を出力するプ
リンタや、複写機が提供できる。
図である。
る。
である。
ある。
である。
の図である。
である。
ク図である。
ク図である。
である。
ク図である。
図である。
る。
ンの例である。
ク図である。
る。
ク図である。
図である。
ある。
Claims (18)
- 【請求項1】 低解像度情報を高解像度情報に変換し、
入力した画像情報の画素数を(N×M)倍に増加させる
画像処理装置であって、 低解像度情報1画素分を(N×M)画素分に補間する補
間手段と、 低解像度上の注目画素に対応する前記補間手段での補間
後の(N×M)画素のブロック内の画像情報をn値(n
≧2)に量子化する量子化手段と、 前記補間手段で補間後の(N×M)画素単位で前記量子
化手段で量子化した情報と前記補間手段からの補間情報
とを設定した配分比率により加算合成する演算手段とを
有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記演算手段における前記量子化手段で
の量子化後の量子化代表値を低解像度注目画素の周辺画
素より算出することを特徴とする請求項1記載の画像処
理装置。 - 【請求項3】 前記量子化が2値化である場合2値化の
量子化代表値に周辺画素群中の最大値、最小値を割り当
てることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記量子化手段における量子化の際の閾
値を低解像度注目画素の周辺画素より算出することを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項5】 前記量子化が2値化である場合、2値化
閾値を前記最大値と前記最小値の平均とすることを特徴
とする請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記演算手段における配分比率を低解像
度上の注目画素周辺の画素値幅により決定することを特
徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項7】 前記演算手段における配分比率を低解像
度上の注目画素周辺の画素値幅の変化により決定するこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記演算手段における配分比率を決定す
る低解像度上の注目画素周辺の参照領域の大きさを可変
することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記演算手段における前記量子化代表値
を決定する低解像度上の注目画素周辺の参照領域の大き
さを可変することを特徴とする請求項1乃至請求項8の
いずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記量子化手段における閾値等の量子
化条件を決定する低解像度上の注目画素周辺の参照領域
の大きさを可変することを特徴とする請求項1乃至請求
項9のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を(N×M)倍に増加さ
せる画像処理装置であって、 低解像度情報を平滑化する平滑化手段と、 前記平滑化手段で平滑化された低解像度情報1画素分を
(N×M)画素分に補間する補間手段と、 低解像度上の注目画素に対応する前記補間手段での補間
後の(N×M)画素のブロック内をn値(n≧2)に量
子化する量子化手段と、 前記量子化手段における量子化後の高解像情報を間引き
する間引き手段とを有し、 前記平滑化手段、前記補間手段、前記量子化手段、前記
間引き手段の各処理を複数回繰り返し実行することを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項12】 前記繰り返し回数を、繰り返し処理後
の画像と未処理画像との比較によって制御することを特
徴とする請求項11記載の画像処理装置。 - 【請求項13】 前記平滑化手段の平滑化処理を低解像
度上の注目画素周辺の画素値により適応的に切り換える
ことを特徴とする請求項11又は請求項12のいずれか
に記載の画像処理装置。 - 【請求項14】 前記平滑化手段の平滑化処理を、前記
繰り返し回数に応じて切り換えることを特徴とする請求
項11記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を(N×M)倍に増加さ
せる画像処理装置であって、注目画素周辺の画素値をn値(n≧2)に量子化する周
辺画素量子化手段と、 前記周辺画素量子化手段による量子化後のパターンによ
り平滑化条件を選択す る選択手段と、 前記選択手段により選択された平滑化条件を用いて、 低
解像度情報を平滑化する平滑化手段と、 前記平滑化手段で平滑化された低解像度情報1画素分を
(N×M)画素分に補間する補間手段と、 低解像度上の注目画素に対応する前記補間手段での補間
後の(N×M)画素のブロック内をn値(n≧2)に量
子化する注目画素量子化手段とを有することを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項16】 前記補間手段は線形補間により補間処
理を行なうことを特徴とする請求項15に記載の画像処
理装置。 - 【請求項17】 低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理装
置において、 低解像度の1画素の情報を複数画素の補間情報に変換処
理する補間手段と、 前記補間手段によって得られた複数画素の補間情報から
エッジ情報を作成するエッジ情報作成手段と、 複数画素の低解像度情報から前記補間情報と前記エッジ
情報を合成する際の合成比率を決定する決定手段と、 前記補間手段からの補間情報と前記エッジ情報作成手段
からのエッジ情報とを前記決定手段で決定された合成比
率により合成する合成手段とを有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項18】 低解像度情報を高解像度情報に変換
し、入力した画像情報の画素数を増加させる画像処理方
法において、 低解像度の1画素の情報を複数画素の補間情報に変換処
理する補間工程と、 前記補間工程によって得られた複数画素の補間情報から
エッジ情報を作成するエッジ情報作成工程と、 複数画素の低解像度情報から前記補間情報と前記エッジ
情報を合成する際の合成比率を決定する決定工程と、 前記補間工程からの補間情報と前記エッジ情報作成工程
からのエッジ情報とを前記決定工程で決定された合成比
率により合成する合成工程とを有することを特 徴とする
画像処理方法。
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