JPH1024683A - 変造防止磁気カード - Google Patents

変造防止磁気カード

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JPH1024683A
JPH1024683A JP8182956A JP18295696A JPH1024683A JP H1024683 A JPH1024683 A JP H1024683A JP 8182956 A JP8182956 A JP 8182956A JP 18295696 A JP18295696 A JP 18295696A JP H1024683 A JPH1024683 A JP H1024683A
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JP
Japan
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card
hole
magnetic
magnetic card
alteration
Prior art date
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Application number
JP8182956A
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English (en)
Inventor
Tadahiko Inohara
忠彦 井ノ原
Kyoji Koda
京司 国府田
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SHINOZAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHINOZAKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カードの変造が不可能あるいは非常に困
難であるような、変造防止磁気カードを提供することを
目的とする。 【解決手段】 カードを使用した後にカードの一部に穿
設穴45が形成される磁気カード1に対し、磁気カード
の磁気データ記録部9が記録された面11と反対側の面
13の少なくとも穿設穴45の形成される領域に、穿設
穴45の大きさよりも小さく、光学的にその存在を検出
可能な非貫通孔14を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレホンカ
ード、オレンジカード、パチンコ玉交換用のプリペイド
カードなどの磁気記録技術を用いて情報を記憶する媒体
である磁気カードに関し、特に磁気カードの変造を防止
するための構造に係る。
【0002】
【従来の技術】磁気カードは磁気記録技術を用いて情報
を記憶する媒体であり安価でかつ携帯性に優れているた
め、キャッシュカード、クレジットカード、定期券、乗
車券、テレホンカード、オレンジカードなどに広く使用
されている。このうちテレホンカードやオレンジカード
などのプリペイドカードなどは、カードシステムを提供
する側にとっては確実に代金を回収できるメリットがあ
り、また利用者にとっても割引をうけることができた
り、小銭等の現金を持ち歩く必要がないなどのメリット
があるので、近年目覚ましい勢いで普及している。
【0003】しかし、最近では、このプリペイドカード
を変造したものが多く出回っており、これに対する対策
が緊急の課題となっている。ところで、磁気カードを変
造する者は、パンチ穴が打たれた使用済みの磁気カード
を拾い集めて、図10に示すようにその裏面(磁気デー
タの記録されている面)に、磁気データを記録した変造
用のテープTを貼付して変造をおこなっている。
【0004】このようにして変造された磁気カード1a
は、カードに開いているパンチ穴45がテープTで塞が
っているため、カードを使用する機械ではこれを未使用
の磁気カードと誤認し、同時に、貼付された変造用のテ
ープに記録されている磁気データにより、あたかもその
磁気データの分だけカードの使用度数が残っているかの
ように機械が読み取ってしまう。
【0005】このような変造磁気カードが出回る背景に
は、変造者が簡単に磁気カードの磁気データを読み取る
ことができ、それと同様なデータを磁気テープに記録す
ることができるという理由がある。そのため従来から、
変造防止対策として、磁気カードへの磁気記録方式を変
えることも考えられてきたが、この方法では変造者は新
たな磁気記録方式にただちに対応してカードを変造する
ことができるので、根本的な解決手段とはなっていな
い。
【0006】そこでとりあえずの対策として、例えばN
TTが発行しているテレホンカードでは、従来発行され
ていた5千円など高額のテレホンカードの発行を取りや
めて、変造カードによる損害額の減少を目指している。
このように高額のプリペイドカードの発行を取りやめる
措置は、本質的な解決策ではないにしても、テレホンカ
ードでは、それなりに有効な対策手段となっている。
【0007】しかしながら、例えばパチンコ用のプリペ
イドカードでは、パチンコで一回に使用する金額が比較
的高額であるため、5千円、1万円などのカードをなく
してしまうとプリペイドカードの利用者が減り、高い設
備投資をしてまでプリペイドカードを発行する意義がな
くなってしまう。このようにプリペイドカードの利用範
囲が広くなるにつれて、より有効なプリペイドカードの
変造防止対策が以前にも増して緊急に望まれるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景に鑑みなされたものであって磁気カードの変造が不可
能あるいは非常に困難であるような、変造防止磁気カー
ドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の変造防止磁気カ
ードは、カードを使用した後にカードの一部に穿設穴が
形成される磁気カードにおいて、前記磁気カードの磁気
データ記録部が記録されていない側の面の少なくとも前
記穿設穴が形成される領域に、前記穿設穴の大きさより
も小さく、光学的にその存在を検出可能な非貫通孔を形
成したことを特徴とする。
【0010】また前記非貫通孔は、前記磁気データ記録
部のデータ記録配列に対応して複数個が配列されていて
もよい。
【0011】また前記非貫通孔の直径が1〜100ミク
ロンであり、前記非貫通孔は前記穿設穴が形成される領
域に少なくとも1つが存在するようなピッチで配列され
ていてもよい。
【0012】また前記非貫通孔はレーザ光線の照射によ
り形成され、前記磁気カードは該レーザ光線により非貫
通孔を形成するときに前記磁気カードを貫通しないよう
にレーザ不透過層を有していてもよい。
【0013】また前記非貫通孔は、プラズマ法、フォト
レジスト法、サウンドブラスト法およびイオンミーリン
グ法のいづれかの方法により形成されてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。図1は、本発明の変造防止磁気カード
の拡大された断面を示す。
【0015】図1において、符号1は変造防止磁気カー
ドの一例である電話機で使用されるプリペイドカードで
あり、このものはベースフィルム3と樹脂層5とそれら
の間にサンドイッチ状に設けられるレーザ不透過層7と
を備える。
【0016】ベースフィルム3の表面には、磁性塗料8
が全面に亙り塗布されており、その一部に磁気データ記
録部9が形成されている。磁性塗料8の塗られた面すな
わち磁性塗料塗布面11の反対側には印刷面13が形成
されている。印刷面13には複数の検出小孔14が形成
されており、この検出小孔14が形成されている範囲は
磁気データ記録部9が形成されている範囲とほぼ一致す
る。
【0017】従って、プリペイドカード1を使用したと
きに穿設されるパンチ穴が磁気データ記録部9に開けら
れたときには、そのパンチ穴の箇所に存在していた検出
小孔14もパンチと一緒に打ち抜かれてしまうようにな
っている。
【0018】検出小孔14の直径は、カードに形成され
るパンチ穴の直径よりも充分に小さくなるように、1乃
至100ミクロンであることが好ましい。また検出小孔
14のピッチは、例えばその直径が30ミクロンである
場合には50乃至60ミクロン、直径が100ミクロン
である場合には100乃至150ミクロンであることが
好ましい。ただし、検出小孔14の直径あるいはピッチ
は上記の範囲に限定されるものでなく、パンチ穴よりも
小さく、パンチ穴が形成されたときに少なくとも1つの
検出小孔14が一緒に打ち抜かれてなくなるようなもの
であれば、寸法を問わない。
【0019】また図1では、検出小孔14が樹脂層5の
全厚を貫通するように形成されているが、検出小孔14
はこれに限定されず、図9に示すように、樹脂層5の途
中まで穿たれているものであってもよい。要するに後述
する光検出ヘッドにより、検出小孔14の存在が検出で
きる程度の深さを有する孔であればよい。なお本明細書
において使用されている「孔」の概念は、「非貫通孔」
と「検出小孔」において使用されている場合も含めて、
「あな」の概念の他に窪みあるいは溝の概念も含む。検
出小孔14は、少なくともパンチ穴が形成される領域に
1つ存在すればよく、またその他の領域には必ずしも形
成されている必要はない。
【0020】レーザ不透過層7は、検出小孔14をレー
ザ光線を使用して形成するときに、レーザ光がカードを
貫通しないようにするために設けたものであり、例えば
アルミ箔を適用したり、アルミ蒸着層を設けることが好
ましい。ただし、もともとカードを貫通しないような種
類のレーザ光やエネルギーレベルの弱いレーザ光を使用
する場合には、例えば図9に示すように、レーザ不透過
層7を設ける必要はない。
【0021】次に上記構造を有する変造防止用のプリペ
イドカード1の製造方法について図2乃至図5を参照し
て説明する。
【0022】まず図2(A)に示すように、ベースフィ
ルム3と、将来レーザ不透過層7を構成することになる
アルミ箔15とを2つのローラ17の間を通してラミネ
ートし、アルミ箔ラミネートフィルム19を作成する。
【0023】そして図2(B)に示すように、アルミ箔
ラミネートフィルム19に対して更に樹脂フィルム21
をラミネートし、アルミ箔のサンドイッチされたフィル
ム23を作る。
【0024】次に図3(A)に示すように、アルミ箔サ
ンドイッチフィルム23をコーティングローラ27を介
して磁性塗料25を塗布する。磁性塗料25は溶剤に対
して酸化第二鉄やコバルト等の磁性粉を分散し、高分子
バインダー等を混合して作成する。
【0025】磁性塗料25がフィルムに塗布された後、
図3(B)に示すようにラミネートフィルムはヒータ2
9を備えた乾燥室31内を通過して乾燥される。このよ
うにしてラミネートフィルムの片面に磁性塗料が塗布さ
れたフィルム33ができる。次に磁性塗料の塗布された
フィルム33は、図4(A)に示すように印刷ローラ3
5を通過して、磁性塗料の塗布されていない側の面に印
刷がなされ、印刷面13が形成される。
【0026】そして、図4(B)に示すように、次の工
程でレーザ光線37によって検出小孔14が印刷面13
側に形成される。ここで使用されるレーザ光線は例えば
エキシマレーザや高輝度COレーザを使用することが
できる。このとき例えば出力の大きい高輝度COレー
ザを使用すると、レーザ光37はレーザ不透過層7まで
達することがあるが、レーザ光37はレーザ不透過層
(アルミ箔)7によって反射され、それ以上深くまで孔
が穿たれることが防止される。
【0027】次に図5(A)に示すように、検出小孔1
4が形成されたフィルムの磁性塗料塗布面11側の磁気
データ記録部9には、磁気記録ヘッド39によって磁気
データが書き込まれる。この工程は従来のデータエンコ
ーダ処理工程と何ら変わりない。そして図5(B)に示
す最終工程において、フィルムは裁断機41でカードの
大きさに裁断されて、変造防止用のプリペイドカード1
ができあがる。
【0028】なお上記方法ではレーザ光線を使用して検
出小孔14を形成したが、その他、従来公知の方法であ
るプラズマ法、フォトレジスト法、サウンドブラスト法
およびイオンミーリング法のいづれかの方法により、検
出小孔14を形成してもよい。
【0029】次に本発明の変造防止用のプリペイドカー
ド1の機能について説明する。図6は、上記構造を有す
るプリペイドカードを使用するための電話機内の様子を
示している。
【0030】図6において、符号42は従来のプリペイ
ドカードの磁気データを読み取るために使用されていた
磁気データ読取ヘッドであり、これによって磁気データ
記録部9に書き込まれた磁気データを読むことができ
る。この磁気データ読取ヘッド42は、パンチ穴穿設装
置(不図示)に電気的に接続されており、プリペイドカ
ードが一定度数使用されるごとにカードの磁気データ記
録部9にパンチ穴を穿設するようになっている。
【0031】また図6に示すように、プリペイドカード
の印刷面13側には光検出ヘッド43が設けられてい
る。この光検出ヘッド43からは検出用の光が発振され
ており、プリペイドカードの印刷面13側に形成された
検出小孔14の有無を常時検出している。
【0032】光によって検出小孔14の存在を検出する
方法は、従来公知の方法を適用することができる。例え
ば、検出小孔14への入射光とその反射光の光量に一定
以上の変化が表れることを利用して検出小孔が存在する
ことを検知する方法や、検出小孔14の縁部分において
回折する反射光の変化を検知して検出小孔14の存在を
検出する方法などが考えられる。このような光検出ヘッ
ド43は、検出小孔14の存在の有無を検出できる程度
の性能があれば充分である。従って比較的廉価な光検出
ヘッド43を新たに電話機内にセットするだけで、本発
明の変造防止用の磁気カードに対応することができる。
【0033】もちろん複数の検出小孔14の配列等に特
殊性をもたせることにより、磁気データ同様に光データ
として残り度数のデータを書き込むこともできる。この
場合には、そのデータを読み取ることができるような光
検出用ヘッド43を電話機内に取り付ける必要がある。
【0034】図7は、本発明のプリペイドカードが一定
度数使用されたときに、パンチ穴45が穿設された状態
を示している。このとき、検出小孔14はパンチ穴45
の直径Dより小さな径寸法であるため、1つのパンチ穴
45が形成されると、複数の検出小孔14が同時に抜き
落とされる。従ってパンチ穴45が形成された部分で
は、光検出ヘッド43が検出小孔14の存在を検出する
ことができない。そのため、そのプリペイドカードは少
なくとも一度は使用されたカードであることを検出でき
る。
【0035】図8は、本発明の変造防止用のプリペイド
カード1が一度使用されてパンチ穴45が形成されたも
のに、変造テープTが貼付されたものを示している。こ
の変造防止用のプリペイドカード1では、パンチ穴45
が形成された部分には検出小孔14が存在していない。
従って図8のように、磁気データ記録部9に変造テープ
Tが貼付されてパンチ穴45が塞がれているとしても、
光検出ヘッド43はパンチ穴45の部分に検出小孔14
が存在しないことを検出する。これによって、このプリ
ペイドカードが一旦使用されたものであることを認識で
きる。
【0036】またそのカードが変造されたプリペイドカ
ードか否かは次のようにして判断できる。即ち、もしプ
リペイドカード1が変造されていなければ、検出小孔1
4が存在しない部分(パンチ穴45が穿設された部分)
までの度数(図8において符号Eで表す領域の度数)は
本来使用済みであるから、磁気データ読取ヘッド42
は、この使用済み部分の度数は読まないはずである。
【0037】ところが図8のように変造テープTが貼付
されている場合には、変造テープTに記録された磁気デ
ータに基づいて、検出小孔14が存在しない部分(パン
チ穴45が穿設された部分)までの使用済みの度数ま
で、磁気データ読取ヘッド42が読み込むようになる。
従ってこのように、光検出ヘッド43が、検出小孔14
の存在しない部分を検出したにも拘わらず、磁気データ
読取ヘッド42が図中Eで示す部分に残り度数があるよ
うに読み込んだ場合には、使用されたプリペイドカード
が変造品であることが判断できる。このような場合に
は、電話機を使用できないようにすればよい。
【0038】また本発明の変造防止用プリペイドカード
1の変造可能性について検討すると、一旦パンチ穴45
が形成されたプリペイドカードには、再度その部分に検
出小孔14を形成することは非常に困難である。なぜな
らばこのような検出小孔14を再形成するためには、他
の検出小孔14を塞がないようにしながら、パンチ穴4
5を塞がなければならない。
【0039】仮にパンチ穴45を上手に塞ぐことができ
たとしても、検出小孔14はミクロンオーダーの非常に
小さな孔であるから、レーザ光線を使用するか、あるい
はプラズマ法、フォトレジスト法、サウンドブラスト法
およびイオンミーリング法のいづれかの方法を使用しな
ければ形成することができない。しかし、プラズマ法、
フォトレジスト法、サウンドブラスト法およびイオンミ
ーリング法による孔の加工は現実性に乏しい。またこの
ような加工のできるレーザ発振装置は非常に高額であ
る。従って上記パンチ穴45を塞ぐ人件費とレーザ発振
装置の購入費を併せ考えると、プリペイドカードを変造
することは金額的に見合わない。この結果、変造者はプ
リペイドカードの変造を諦めざるを得ない。
【0040】
【発明の効果】本発明の変造防止磁気カードでは、磁気
データ記録部が形成される面と反対側の面に検出小孔を
形成したから、この検出小孔を光検出ヘッドが検出して
いるかぎり、そのプリペイドカードは変造されたもので
ないことが確認出来る。
【0041】また、本発明の変造防止磁気カードを使用
してパンチ穴が形成された後に、かりに変造用テープを
磁気データ記録部に貼付したとしても、パンチ穴の部分
には検出小孔が存在しないから、使用済みのカードであ
ることが光検出ヘッドで検出できる。従って、確実にプ
リペイドカードの変造を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変造防止磁気カードの断面を示す拡大
図である。
【図2】本発明の変造防止磁気カードの製造工程の一部
を示す工程図である。
【図3】本発明の変造防止磁気カードの製造工程の一部
を示す工程図である。
【図4】本発明の変造防止磁気カードの製造工程の一部
を示す工程図である。
【図5】本発明の変造防止磁気カードの製造工程の一部
を示す工程図である。
【図6】本発明の変造防止磁気カードを使用する電話機
の内部において、磁気データ及び検出小孔を検出する機
構を示す模式図である。
【図7】本発明の変造防止磁気カードを使用したときに
パンチ穴が形成された様子を示す図である。
【図8】本発明の変造防止磁気カードに変造用テープを
貼付した状態を示す拡大断面図である。
【図9】図1と異なる形態の検出小孔を有し且つレーザ
不透過層のない本発明の変造防止磁気カードを示す拡大
断面図である。
【図10】従来タイプのプリペイドカードに変造用テー
プを貼付した様子を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 変造防止プリペイドカード 1a 従来のプリペイドカード 3 ベースフィルム 5 樹脂層 7 レーザ不透過層 8 磁性塗料 9 磁気データ記録部 11 磁性塗布塗布面 13 印刷面 14 検出小孔 15 アルミ箔 17 ローラ 19 アルミ箔ラミネートフィルム 21 樹脂フィルム 23 アルミ箔サンドイッチフィルム 25 磁性塗料 27 コーティングローラ 29 ヒータ 31 乾燥室 33 磁性塗料の塗布されたフィルム 35 印刷ローラ 37 レーザ光 39 記録ヘッド 41 裁断機 42 磁気データ読取ヘッド 43 光検出ヘッド 45 パンチ穴 D パンチ穴の直径 L 検出小孔間の距離 T 変造テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを使用した後にカードの一部に穿
    設穴が形成される磁気カードにおいて、前記磁気カード
    の磁気データ記録部が記録されていない側の面の少なく
    とも前記穿設穴が形成される領域に、前記穿設穴の大き
    さよりも小さく、光学的にその存在を検出可能な非貫通
    孔を形成したことを特徴とする変造防止磁気カード。
  2. 【請求項2】 前記非貫通孔は、前記磁気データ記録部
    のデータ記録配列に対応して複数個が配列されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の変造防止磁気カード。
  3. 【請求項3】 前記非貫通孔の直径が1〜100ミクロ
    ンであり、前記非貫通孔は前記穿設穴が形成される領域
    に少なくとも1つが存在するようなピッチで配列されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の変造防止
    磁気カード。
  4. 【請求項4】 前記非貫通孔はレーザ光線の照射により
    形成され、前記磁気カードは該レーザ光線により非貫通
    孔を形成するときに前記磁気カードを貫通しないように
    レーザ不透過層を有することを特徴とする請求項1,2
    または3記載の変造防止磁気カード。
  5. 【請求項5】 前記非貫通孔は、プラズマ法、フォトレ
    ジスト法、サウンドブラスト法およびイオンミーリング
    法のいづれかの方法により形成されることを特徴とする
    請求項1、2または3記載の変造防止磁気カード。
JP8182956A 1996-07-12 1996-07-12 変造防止磁気カード Pending JPH1024683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219296A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 National Printing Bureau 画像形成体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219296A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 National Printing Bureau 画像形成体

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