JPH10246696A - 共焦点の顕微分光計システム - Google Patents

共焦点の顕微分光計システム

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JPH10246696A
JPH10246696A JP10031662A JP3166298A JPH10246696A JP H10246696 A JPH10246696 A JP H10246696A JP 10031662 A JP10031662 A JP 10031662A JP 3166298 A JP3166298 A JP 3166298A JP H10246696 A JPH10246696 A JP H10246696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過及び反射式顕微スペクトロメトリーのた
めの単一の共焦点開口を使用し、操作中の透過モードの
際に照射エネルギーがその開口を通過して第1及び第2
方向へ進む顕微鏡を提供する。 【解決手段】 顕微鏡10はインプット光信号を受ける
入口窓4を持っている。入口窓4は、赤外線波長を含み
実質的に平行な赤外線ビーム16のようなインプット照
射線または光信号の窓に適用されるインプット部12を
含んでいる。平行赤外線インプットビーム16は平面鏡
18により曲面鏡22へ反射される。その反射ビームは
曲面鏡22で受けられる。ビーム24は共役の視野面を
規定する単一遠隔開口26に指向される。焦点合わせ用
曲面鏡22は、同開口面に垂直でありかつその中心を通
る直線である第1集束ビーム軸5に対して角度φを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に顕微鏡検
査とスペクトロメトリーに関するものである。より詳し
くはこの発明は、赤外線放射エネルギーを用いて分子の
顕微スペクトロメトリーに使用するための顕微鏡に関連
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の顕微鏡−分光計の組合せの空間解
像度(spatial resolution)は、赤
外線の比較的長い波長(λ)によって制限される。例え
ば、限界開口数(N.A.)を持った顕微鏡に対する回
折制限された空間解像度(d)はd=(0.62λ/
N.A.)となる。有機物質、ある種のイオン塩及びケ
イ酸塩鉱物のような分子化合物を分析するためには、中
間赤外線範囲である2.5〜25μmの放射エネルギー
がもっとも有用である。このような中間赤外線範囲で
は、従来の回折制限された空間的解像度は約10μmで
ある。
【0003】光顕微鏡検査の分野において、鏡筒長さの
固定された光学デザインから離れて無限遠補正された顕
微鏡の着実な発展がされてきた。無限遠補正された顕微
鏡の対物レンズによれば、試料からの光はほぼ平行にさ
れたビームになる。この平行にされたビームを望遠鏡式
の光学システムで観察すると、試料の拡大像が得られ
る。無限遠補正された顕微鏡の光学デザインは、種々の
光学要素を像の質を落とすことなく平行ビーム中に配置
することができるという利点を持っている。
【0004】共焦点の開口は、米国特許第4,877,
960号公報で開示されているように、空間的解像度を
改善するためにメッサーシュミットとスティングによっ
て最初に赤外線顕微スペクトロメトリーに適用された。
この発展において、ミンスキーによって導入されて米国
特許第3,013,467号公報で説明されているよう
に、共焦点の配置を達成するために整合した2つの離れ
た像面の一対のマスクまたは開口が用いられた。より最
近の詳しい検査において、独立したマスクまたは開口
は、透過分析のための透過モードでだけ要求されること
が発見された。しかしながら、反射分析のための反射モ
ードにおいて、単一の開口を使用すると、光源からの照
射エネルギーで照射された試料領域と、検出器へ照射エ
ネルギーを反射する試料領域との境界を決めることで、
共焦点効果を生じる。反射式顕微スペクトロメトリーに
おいて開口を区画する試料の2つの機能は、いくつかの
従来のデザインでは一般的なものである。
【0005】共焦点の試料区画マスクで透過分析をする
ために、従来技術のシステムでは、試料面において等し
い寸法の像と同一の幾何学的形状とを持った2つの遠隔
開口が必要である。透明試料を照射するために使用され
る赤外光は2回、遮蔽されるが、その第1回の遮蔽は、
その光が、光源から試料へ進んでいるときのような、試
料の表面に入射する前に起こり、第2回の遮蔽は、照射
エネルギーが試料から透過状に出た後に、すなわち、そ
の光が、試料から可視光及び/または赤外光検出器へ進
んでいるときに起こる。
【0006】透過式顕微スペクトロメトリーのために2
つの遠隔開口が必要性であるということは、複雑さとコ
ストを増やす。例えば、そのようなシステムを適切に操
作するために、使用者は、2つの遠隔開口の寸法と配列
の両方を、共通の焦点に持ってくるように揃えかつ調和
させなければならない。加えて、試料マスクを調整する
ために技術的な熟練が要求される。2つの遠隔開口シス
テムにつきものの問題点の結果として、多くの商業的顕
微分光計システムが、照射信号が開口を通って一回だ
け、すなわち、照射源から試料への方向に進む透過測定
のための単一開口システムを使い、それによって解像度
を犠牲にして操作の簡便さをもたらすことを選んでき
た。
【0007】現存する顕微分光計の他の短所は、赤外光
の測定または検出の際に対象物像の同時目視観察をもた
らすことができないことである。例えば、われわれに共
有の米国特許第5,581,085号公報で説明されて
いるシステムを含む多くの従来のシステムにおいて、反
射要素(米国特許第5,581,085号公報の図1で
要素24として示されている)は、可視光が使用者また
はビデオカメラなどの可視光検出器によって検視できる
ように、反射光または透過光の経路から除去しなければ
ならない。しかしながら、赤外線測定が必要なときに
は、反射要素は、赤外光が検出器へ反射されて戻るよう
に、照射される試料の光路に再配置しなければならな
い。そのように配置されると可視像観察はもう利用でき
ず、したがって連続自動焦点合わせの特徴が不可能とま
ではいかないが実行困難になる。
【0008】従来の顕微分光計システムのさらなる短所
は、自動化された一連のスペクトル測定のために、対象
物を遮蔽しまた光量を調節するために用いられる2つの
開口の寸法や面積が固定されてしまうという点である。
試料の遮蔽面積は自動化されたスペクトル収集連続操作
の間、変えることができないので、最適の試料遮蔽は犠
牲にされる。例えば、一連の粒子や細胞が自動化された
方法で連続的に分析されるとすると、従来技術は2つの
遠隔開口が最小の形態に作られることを要求するであろ
うし、この寸法は前記連続操作の間、変えることができ
ないであろう。
【0009】従来技術の顕微分光計システムのなおいっ
そうの短所は、同システムが単一検出器ユニットへの赤
外光を準備し指向させるだけであるという点である。も
し、第1検出器によって供給されるようになるものとは
別の分析を手に入れるように、異なる検出器ユニットを
望むならば、第1検出器はアウトプット光路から分離さ
れあるいは、さもなければ取り外され、代わりに他の検
出器に置き換えなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の1つの目的は、透過及び反射式顕微スペクトロメトリ
ーのための単一の共焦点開口を使用し、操作中の透過モ
ードの際に照射エネルギーがその開口を通過して第1及
び第2方向へ進む顕微鏡を提供することである。
【0011】この発明のさらなる1つの目的は、赤外線
測定のされている間に対象物像を観察することができ、
かつ焦点合わせ手段によって試料の焦点を連続的に調節
する手段を提供する、同時に可視像観察と赤外線検出と
ができる特徴を持った顕微鏡を提供することである。
【0012】この発明の他の1つの目的は、対象物試料
の照射領域を変えるために単一の共焦点開口の面積を調
整しかつ規制するための機構を持った顕微鏡を提供する
ことである。
【0013】この発明の他の目的は、複数の検出器を載
置して赤外光を選択的に指向させるための顕微鏡を提供
することである。
【0014】この発明のさらに他の目的は、顕微鏡から
放射されるアウトプット赤外ビームを検出器に位置合わ
せするための立体移動可能な検出器搭載用の載置台を提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、単一の試料
区画開口が透過式及び反射式の顕微スペクトロメトリー
のための共焦点開口として機能することができるという
発見に一部、基づいている。この発明による顕微鏡は、
単一の共焦点開口と、平行照射ビームを発生させるため
の平行赤外線源とを含んでいる。第1光学手段は、平行
照射ビームを単一の共焦点開口を通して指向させ、第2
光学手段は、その指向されたビームを受け入れて再び平
行にする。透過モードにおいて、再び平行にされたその
ビームを受け入れるために配された第3光学手段が、再
び平行にされたビームを透明試料を含んだ試料面に焦点
合わせして、その透明試料における1つの領域を像ビー
ムの発生のために照射する。その像ビームを受け入れて
平行にするための第4の光学手段が設けられ、その像ビ
ームは、検出器により受け入れることのできるアウトプ
ットビームを形成するための単一の共焦点開口を通し
て、平行ビームを焦点合わせするための第5の光学手段
へ指向される。
【0016】好ましい実施の形態では、その開口の寸法
と配向を調整するための機構が設けられており、また、
対象物像の同時観察と赤外線検出を行わせ、それによっ
て可視光及び赤外光のビームの試料面への連続的な自動
焦点合わせを促進するための二色性ビームスプリッタが
設けられている。また、その好ましい実施の形態では、
アウトプット赤外線ビームを複数の検出器の1つに選択
的に指向させるための、可動光学要素などの機構が設け
られている。
【0017】他の好ましい実施の形態では、検出器の搭
載される載置台装置が設けられている。その載置台装置
は、検出器を適切に赤外線ビームと整列させるために設
けられる検出器の3次元運動を促進する。
【0018】この発明の種々の特徴は、非限定的な例と
して与えられた次の記述を読み、添付図面を参照して考
察される以下の詳細な記述から明らかになるであろう。
しかしながら、同図面は例示の目的のためにだけ描かれ
ており、この発明の限界を定めるものではなく、その目
的のためには添付の請求項を参照するべきである、とい
うことを理解すべきである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明による発明性のある顕微
分光計システムは、試料の外部反射と内部反射のスペク
トル分析はもちろん、視覚的観察を達成するためのフー
リエ変換赤外線分光計に用いられるために設計されてい
る。この顕微分光計システムは、当業者によく知られか
つわれわれに共有の米国特許第5,581,085号公
報にいっそう詳しく説明されている種々の基準光学構成
要素を用いるものであり、そのすべての内容は引用によ
りここに組み込まれる。簡略化のために、そのような公
知の光学要素の操作及び機能についてはここでは記載し
ない。
【0020】この発明は、透過的または反射的なスペク
トル分析及び像形成のための単一試料区画用開口を用い
る共焦点顕微鏡の光学上の空間解像度の利点をもたら
す。共焦点顕微スペクトロメトリーのための単一試料開
口を用いると、この進歩性あるシステムは、そのような
システムのコストを減らす一方、2つの遠隔開口の整列
及び調整のための必要性が軽減されるため、従来技術の
システムに比べていっそう使いやすくなり、より精密で
効率のよいものになる。
【0021】さて、各図面そしてまず図1を参照する
と、透過モードまたは反射モードにおける操作の可能な
単一開口共焦点顕微分光計システム10が概略的に描か
れている。透過モードにおける顕微鏡操作をまず説明す
る。図に示されていないが、顕微分光計または顕微鏡1
0は、当業者に知られ米国特許第5,581,085号
公報に記載されているハウジングを含んでいる。そのハ
ウジングはここで記載される種々の顕微鏡要素を収納す
る。
【0022】顕微鏡10はインプット光信号を受けるた
めの入口窓4を持っている。入口窓4は、赤外線波長を
含み実質的に平行にされた赤外線ビーム16のようなイ
ンプット照射線または光信号の窓に適用されるインプッ
ト部12を含んでいる。平行にされたインプット赤外線
ビーム16は例えば、従来技術で知られたフーリエ変換
赤外線分光計のような赤外線源17から発生することが
できる。
【0023】実質的に平行にされた赤外線インプットビ
ーム16は、反射面すなわち平面鏡18により曲面鏡2
2へ反射される。その反射ビームは、ビーム20として
示されており、好ましくは球面状に形成されかつ反射ビ
ーム20を集束ビーム24に集中させる第1光学手段す
なわち曲面鏡22で受けられる。ビーム24は共役の視
野面を規定する単一遠隔開口26に指向される。焦点合
わせ用曲面鏡22は、同開口面に垂直でありかつその中
心を通る直線として定められる軸5に対して第1集束ビ
ーム24が角度φを形成するように設計される。好まし
い実施例では、第1集束ビーム24と定められた軸5と
の間の角度φは、5°から15°の範囲にあり、最も好
ましくは約7°である。集束ビーム24を開口26に対
し傾斜させることにより、同様の単一開口は顕微鏡操作
の透過及び反射モードのための2つの共焦点開口として
用いることができることがわかった。
【0024】遠隔の共焦点開口26はビーム24の焦点
の断面積を制限する。当業者に知られているように、対
象物の照射面積を制限することにより、試料領域の解像
力を増加させることができる。このことは、シュワルツ
シルト−ビリガー効果の減少として、また赤外線スペク
トル測定における回折効果の減少として知られている。
以下でいっそう充分に説明されるが、好ましい実施例
は、集束ビーム24の断面積をさらに調節しそれによっ
て照射対象物面積を調節するための調節可能な開口26
を含んでいる。
【0025】開口26を通過した後に、集束ビーム24
は第2光学手段すなわち曲面鏡28に指向されるが、こ
の曲面鏡28も、好ましくは球面状であって、ビーム2
4を再び平行にして平行ビーム30とし、その平行ビー
ム30は次に反射面すなわち平面鏡32により反射され
る。好ましい実施例においてまた以下にいっそう充分に
記載されるように、反射された平行ビーム(ビーム34
として示されている)は、二色性材料から構成されかつ
入射ビームを2以上の経路へ指向させるための二色性ビ
ームスプリッタとして機能する反射要素36に指向され
る。特に、二色性ビームスプリッタ36は、ある波長を
特定方向に通し、かつ他の波長を他の方向に反射させる
ために構成されている。二色性の光の性質については米
国特許第5,160,826号公報に詳しい説明が見受
けられる。
【0026】二色性ビームスプリッタ36は、反射され
た平行ビーム34を、米国特許第5,581,085号
公報でいっそう詳細に説明されている無限遠補正対物レ
ンズ40へ指向させる。レンズ40は、実質的に平行に
された反射ビーム38がレンズの合焦特性によって焦点
位置に運ばれるように、適切な曲率と間隔を持った複数
の鏡要素から構成されている。レンズ40の焦点位置
は、スペクトル分析が行われる試料の材料を含んだ試料
面42にある。
【0027】透過モードにおいて、試料面42は、対物
レンズ40によって試料のある領域に焦点の合うビーム
38が開口の像を試料上に形成するために指向される透
明な試料(図示略)を含んでいる。試料から出る像ビー
ムは、その像ビームを再び平行にするとともに光学要素
48に指向させる集光レンズ44のような第4の光学手
段へもたらされる。集光レンズ44の操作は、当業者に
知られており、反射レンズであっても屈折レンズであっ
てもよいが、反射レンズが好ましい。
【0028】好ましい実施例において、集光レンズ44
の焦点距離は対物レンズ40と同じ焦点距離及び倍率を
持っている。単一開口が2つの共焦点開口として機能す
るためには、試料面42及びビームと開口26を含む共
役視野開口面における入射ビームと透過ビームに対して
倍率が実質的に等しくなれけばならない。
【0029】集光レンズ44は、試料面42上に含まれ
る試料対象物のある領域を照射することで生じる像ビー
ムが再び平行にされたビームである実質的に平行なビー
ム46をもたらす。その再び平行にされたビーム46
は、反射要素36のように二色性材料から構成されそこ
にもたらされた種々のビームを複数の異なる光路に指向
させるためのビームスプリッタとして機能する反射要素
48により反射される。反射された平行ビームは、ビー
ム46を集束用の曲面鏡52である第5の光学要素に指
向させるための平面鏡であるのが好ましい反射面50に
もたらされる。鏡22のように、集束用の鏡52は曲面
状に形成されており、平行ビーム46を単一遠隔開口2
6を通して集束ビーム54として集束させる。換言すれ
ば、赤外線ビーム46は、同じ単一の開口26を再び通
過し、その際、照射ビームの断面積が再び制限され、そ
れにより得られる像の試料解像力がさらに改善される。
【0030】得られたビーム54は、平行にされた像ビ
ーム58として示されそれを顕微鏡10のアウトプット
端子14に指向させる集束されたビーム54を再び平行
にする曲面状にされた他の球面鏡56に指向される。特
に、ビーム58は、再び平行にされた像ビーム58をビ
ーム62へと反射させるための反射要素60へ指向さ
れ、ビーム62は、反射された赤外アウトプットビーム
を光学要素68へもたらすための鏡66のような反射面
へ指向される。光学要素68は、再び平行にされたビー
ム62を赤外線放射エネルギー検出器69上に集束させ
る。赤外線放射エネルギー検出器69により生じた信号
は、信号処理のためのフーリエ変換分光器に通される。
【0031】以下でいっそう充分に説明されるが、反射
要素60は、照明モードで用いるための顕微鏡10への
可視光の導入を行わせる二色性ビームスプリッタであっ
てもよい。さらに、光学要素68は好ましくは、反射ビ
ームを複数の検出器69・99に指向させ種々のスペク
トル分析を行うために可動のものでもよい。換言すれ
ば、光学要素68の配設方向を変化させることで、その
結果としてのアウトプットビームを、種々の測定を行う
ために適切に配置された複数の検出器の1つに指向させ
ることができる。
【0032】顕微鏡10は、可視光と赤外線の両方によ
って照らされる試料面42に置かれた試料を使用者が観
察できるようにする照明モードで同時に操作することの
できるものである。さて、図2を参照すると、透過分析
中に試料を照らすための照明モードが説明される。図示
されているように、顕微鏡10は、対物レンズ40によ
る上面照明かまたは集光レンズ44による下面照明のい
ずれかを通して試料面42を照らすために置かれた数種
の可視光源72・86・89を含んでいる。透過モード
照明のために、レンズ44を通る試料面42の下面照明
が使用される。種々の可視光ビームが図2における破線
で示されている。
【0033】引き続いて図2を参照すると、第1透過照
明モードが可視光源72によってもたらされるが、可視
光源72は、可視照明ビーム74を発生しそれを可視ビ
ームインプット部73を通して平面鏡76のような反射
面に指向させる。鏡76は二色性要素48を通して反射
ビーム74を集光レンズ44の中へ指向させ、集光レン
ズ44はビーム74を試料面42に集光させる。試料面
42から出る像ビームは対物レンズ40によって再び平
行にされて平行ビーム78に形成される。次いで、平行
ビーム78は、ビーム78を可視ビームスプリッタ80
へ通過させる二色性要素36に供給される。ビームスプ
リッタ80は、実質的に平行にされた可視像ビーム(ビ
ーム82として示されている)を、ビーム82から像を
形成するために、例えば接眼レンズまたはビデオカメラ
のような観察機構96へ供給する。
【0034】第2透過照明モードは可視光源89によっ
てつくられる。この第2モードでは、赤外線ビーム16
によって照射される試料対象物領域を照らすために、可
視光が用いられる。このことをなし遂げるために、赤外
線ビーム16(図1に示されている)のビーム幅に実質
的に等しいビーム幅を持った可視光が、インプット部1
2(図1に示されている)または分離可視光インプット
部90を通って顕微鏡の入口窓4にインプットされ、実
質的に赤外線ビームが通るのと同じ経路、すなわち赤外
線ビームと同軸である経路に沿って試料面42に指向さ
れる。したがって、可視光源89によって発生し平行に
された可視ビーム120はインプット部12またはイン
プット部90にインプットされる。
【0035】もし、インプット部12が用いられると、
平面鏡18を、赤外線ビーム16と可視ビーム20の両
方を受け入れるための二色性要素に置き換える必要があ
る。図2に示されるように、もし、インプット部90が
用いられると、ビーム120は、平面鏡70へ指向され
てそこで曲面鏡56へ反射される。
【0036】従来技術で知られているように、曲面鏡5
6は、1つの方向へ進む平行ビームを集束させるととも
に、他の方向へ進む集束ビームを平行にする。言い換え
れば、曲面鏡56は、集束した赤外線ビーム54を平行
ビーム58(図1に示されている)に変換するだけでな
く、平行にされた可視光ビーム120を集束した可視光
ビーム122に集束させる。このビーム122は、示さ
れているように開口26へ指向されて曲面鏡52により
受けられる。
【0037】同様に、曲面鏡52は、平行赤外線ビーム
46を開口26を通して集束させて集束ビーム54(図
1に示されている)にするととともに、集束した可視ビ
ーム122を再び平行にして平行ビーム124にする。
【0038】平行にされた可視ビーム124は、反射面
すなわち鏡50で反射されて、反射平行ビーム126に
なる。この平行ビーム126は、二色性要素48によっ
てさらに反射され、また試料面42の上にレンズ44に
よって集束されて試料面42の可視像を形成する。平行
にされた可視ビーム(ビーム128として示されてい
る)は、次いで、試料領域の可視像を形成するための観
察機構96によって受けられる。すぐ明らかになるであ
ろうが、両レンズ40・44は可視光源72・89から
発生する両可視ビーム74・126にそれぞれ作用す
る。
【0039】前記のように、二色性材料のビームスプリ
ッタの作用は、入射ビームに含まれるある波長が1つの
方向に向けられ、他の波長が他の方向に向けられるよう
なものである。例えば、ビームスプリッタ36は、ビー
ム34をレンズ40(図1に示されている)の中へ反射
させ、ビーム128(すなわち、試料面を可視光で照射
することで形成される可視的波長)を可視ビームスプリ
ッタ80へ通過させる。
【0040】その結果、ビームはコンピュータに接続さ
れたビデオカメラへもたらされる。このコンピュータ
は、レンズ40・44の一方または両方及び/または試
料面42における焦点合わせ装置に順次接続されてお
り、可視像を得るために反射面36を除く必要なしにレ
ンズまたは試料面の連続的な自動焦点合わせを促進す
る。
【0041】次に、図3を参照すると、透過モードにお
ける顕微鏡10の赤外線可視ビーム光路の他の形態が示
されている。図3に示されたシステムは、数種の付加的
要素を含んでいる点を除いて、図1に示されたシステム
に類似している。
【0042】例えば、示差干渉対照(DIC)型の光学
要素88は、従来技術で知られているように、試料面4
2の上に置かれた試料の可視像のコントラストを改善す
るための二色性要素36と対物レンズ40の間に含まれ
ているのが好ましい。その可視像は可視ビームスプリッ
タ80を通り、観察機構96へもたらされる。観察機構
96は前記のように、照射された試料の可視像を得るた
めの、単眼鏡、双眼鏡、三眼鏡、ビデオカメラ、テレビ
ジョンなどの直接的な観察手段であってもよい。
【0043】前記のように、二色性要素36は試料の観
察とスペクトル分析を同時にもたらすが、これは、可視
像を観察機構96へもたらす間に入射する赤外線ビーム
34を対物レンズ40へそして最後に赤外線検出器69
へと同時に反射させるからである。
【0044】したがって、観察機構96により制御され
対物レンズ40及び/または集光レンズ44及び/また
は対象物試料の置かれる試料面42に接続される焦点合
わせ用モータ98を設けることにより、連続的な自動焦
点合わせが達成できる。例えば、もし可視像がぼやけて
いるかピンぼけであれば、観察機構96は、再び焦点合
わせをしあるいは対物レンズ40及び/または集光レン
ズ44及び/または試料面42を調節するために、焦点
合わせ用モータ98へ信号を送ることになる。
【0045】さて、図4及び図5を参照して、顕微鏡1
0の赤外線反射モード操作が次に説明される。図4に示
されるように、赤外線源17によって発生される赤外線
ビーム16は、試料面42から横断状に進む(すなわ
ち、試料面42から光学要素68へ)光路と実質的に同
じ光路(すなわち、赤外線源17から試料面42へ)を
たどって試料面42に至る。特に、平行にされた赤外線
ビーム16は、ビーム(ビーム20として示されてい
る)をテーパ状端部と反射用上面とを持ったビームスプ
リッタ130へ反射させる第1平面鏡18へ指向され
る。
【0046】ビームスプリッタ130は、ビーム20の
実質的に半分を遮蔽し、その残りを開口26を通って集
束させるための曲面鏡22へ通過させる。その結果、ビ
ームは、反射面32に指向される平行赤外線ビーム30
を形成するための球面鏡28によって再び平行にされ
る。反射面32は、平行にされた赤外線ビーム30(ビ
ーム34として示されている)を二色性要素36へ反射
させる。二色性要素36は試料面42の上に集束させる
ためのレンズ40へ同ビームを順次、反射させる。
【0047】反射モード操作のために、レンズ40を通
過して集束したビームを反射させる試料面42の上に不
透明な反射試料が置かれる。レンズ40は、反射された
ビーム(平行ビーム38として示されている)を平行に
して二色性要素36へ指向させ、反射面32へ向けて反
射させて曲面鏡28へ指向させる。
【0048】次いで、曲面鏡28は、反射ビームを再び
集束させ、開口26を通って曲面鏡22へ戻す。曲面鏡
22は、その集束されたビームを再び平行にして平行ビ
ーム58とする。ビーム58は、ビームスプリッタ13
0へ、特にその上部反射面へ戻される。ビームスプリッ
タ130は、平行ビーム58を二色性反射要素60へ反
射させ、光学要素68により受けられるように指向させ
る。前記のように、光学要素68は、アウトプット赤外
線ビームを赤外線検出器69または99の1つへ選択的
に指向させるために、可動のものである。
【0049】次に、図5によれば、反射モードの際の可
視光の光路が描かれている。試料面42を可視的に照ら
すために第1照明モードが用いられており、また赤外線
が照射される試料対象物領域を可視的に照らすために第
2照明モードが用いられている前記の照明透過モードの
ように、反射モードもまた、これらの目的のための2つ
の照明モードを用いる。
【0050】その第1モードは、可視光源86から可視
光ビーム84を発生させることによって試料面42を照
らすために用いられる。ビーム84は可視ビームスプリ
ッタ80へ指向され、次にビームスプリッタ80は可視
ビームを二色性ビームスプリッタ36へ反射させ、ビー
ムスプリッタ36は試料面42の上に集束させるための
レンズ40へビーム84を通過させる。反射モードにお
いて試料面42の上に置かれた試料対象物は不透明なも
のであるので、可視光はその試料からビームスプリッタ
36及び80へ反射されて戻り、観察機構96によって
受け入れられる。
【0051】第2反射照明モードは、鏡70へ指向され
る平行可視ビーム120を作るために可視光源89を用
いる。平行可視ビーム120は、前記のように反射物質
が載置されているビームスプリッタ130の上面へ反射
され、さらに曲面鏡22へ反射される。曲面鏡22は平
行反射ビーム120を開口26に集束させ、集束した可
視ビーム132は曲面鏡28により受けられる。曲面鏡
28は、集束ビーム132を再び平行にして、反射面3
2に指向されるビーム134にする。ビーム134は、
二色性要素36へ指向され、試料面42の上に集束させ
るための対物レンズ40へと下向きに進む。
【0052】可視光は試料面42で反射されて観察機構
96へ向かう。言い換えると、反射された可視光は、二
色性ビームスプリッタ36と可視ビームスプリッタ80
を通って観察機構96へもたらされる。赤外線光と同様
な開口26を通って可視光を指向させることで、赤外線
ビームにより照射される試料面42に置かれる試料対象
物の領域は、反射モードまたは透過モードのいずれかに
おいて、可視光により照射される領域と同じであること
を理解すべきである。これにより、照射領域の観察が可
能になる。
【0053】次に、図6〜9を参照して、単一共焦点開
口26の調節について説明する。前記のように、開口2
6は入射赤外ビーム(すなわち、ビーム源17から試料
面42へ進むビーム)の断面積を制限し、また、その結
果としての、図1に示された像ビーム(すなわち、試料
面42から光学要素68へ進むビーム46)の断面積を
制限する。
【0054】前記のように、開口26の寸法、すなわ
ち、開口26を通過するビームの幅は調節することがで
きる。図6でX軸−Y軸に置かれた開口26は、原点に
関して回転可能なものであり、また、2組の対向シャッ
タ102・104を含んでいる。シャッタ組104は、
X軸に平行に置かれた対向端105を持って示されてお
り、シャッタ組102は、Y軸に平行に置かれた対向端
107を持って示されている。これらのシャッタ組10
2・104は、以下にいっそう充分に説明されるよう
に、開口26の寸法を変化させるために調節することが
できる。
【0055】図6には、2つの対向端105・107ど
うしの間隔が等しい、実質的に正方形の開口が描かれて
おり、図7には、対向端105どうしの間隔が対向端1
07どうしの間隔よりも小さい長方形の開口が描かれて
いる。図8において、開口26は閉じられた位置に示さ
れており、対向端107どうしは互いに接触している。
開口26は対向端107に代えて対向端105を合わせ
ることで同様に閉じることができる、ということを理解
すべきである。
【0056】図9によれば、シャッタ組102・104
は、特定の方向へ回転されたときにシャッタ組102・
104を開閉するカム機構によって操作される。さらに
詳しくは、このカム機構は、中央開口155を持った一
対のワッシャすなわちディスク150(一方だけが図示
されている)を含んでいる。シャッタ組104は、ピン
152を介してワッシャ150に接続されており、ピン
152の一端がワッシャ150に結合され、他端がシャ
ッタ組104に形成された曲線状の溝154に嵌められ
ている。実質的に平行な一対のロッド156がシャッタ
組104に結合され、シャッタ組104が互いに一直線
に並んで存在することを保証する。
【0057】ワッシャ150が回転すると、シャッタ組
104がロッド156に平行な移動方向へ動く。ワッシ
ャ150に類似したワッシャ(図示略)に取り付けられ
そこから90°の角度をもって変位させたシャッタ組1
02に関しても同様な形態が存在する。開口26の寸法
を選択的に調節することで照射されるべき対象物試料の
領域を調節することができる、ということは認識するこ
とができる。
【0058】前記のように、開口26の寸法はシャッタ
組102・104を動かすことで調節される。寸法調節
に加えて、開口26はまた、1つの軸に関して回転可能
なものである。例えば、図10〜12によれば、ワッシ
ャ150は軸167に関して置かれて示されている。
【0059】フレーム169は、ロッド156が固定さ
れて設けられている。フレーム169は、顕微鏡ハウジ
ンクに固定状に取り付けられその中に区画された中央口
を持った支持ブラケット165に接続されている。襟状
部材161は、示されるようにその中央口に回転状に取
り付けられかつ襟状部材161にしっかり固定されてい
るベルト駆動プーリすなわちギア163を持っている。
ベルト駆動プーリ163は、モータ(図示略)に接続さ
れたベルト(図示略)によって、回転状に駆動される。
プーリ163が回転すると、シャッタ組102・104
が固定されているフレーム169も回転し、それによっ
て開口26の角度的変位が起きる。
【0060】次に、図13及び14によれば、この発明
の検出器整列機構190が説明される。図13には、検
出器軸201を持ちかつ整列機構190に取り付けられ
て検出器軸201が図において左から右へ伸びる検出器
69が描かれており、図14には、図13の検出器が9
0°回転されて示されている。
【0061】整列機構190は、一対のロッド202・
204によって中間板212から離された基板214を
含んでいる。基板214は、ロッド204がしっかりと
固定されている端に沿って形成された切欠すなわち溝2
03を持っており、中間板212はロッド202がしっ
かりと固定されている切欠205を持っている。ロッド
202の両端は、一端がバネプランジャ210により他
端が蝶ネジ216により基板214に固定されている。
ネジ216の調節によって、基板214に対して中間板
212は直線状に動く(すなわち、軸201に垂直な方
向への動き)。
【0062】取付機構もまた、ロッド208とネジ22
0とによって中間板212から間隔をおいて配された上
板218を含んでいる。ロッド208は、上板218に
形成されてそこに付けられた溝207に嵌められてい
る。ロッド208はまた、その両端でバネプランジャ2
00と蝶ネジ206とにより支持されている。蝶ネジ2
06の調節によって、中間板212と基板214とに対
して上板218は直線状に動く(すなわち、軸201に
平行な方向への動き)。
【0063】上板218の付加的な動きは、中間板21
2に関して上板218の端を上方及び下方へ動かす調節
ネジにより引き起こされる。取付機構は検出器69の3
種類の動きをもたらし、生じる赤外線ビームを受け入れ
る検出器69の整列を容易にするということは認識でき
る。
【0064】前記のように、進歩性のある顕微分光計シ
ステムは、多種類の検出器による赤外線の検出のため
に、そこへアウトプットされる赤外線ビームを選択的に
指向させることにより提供される。
【0065】次に、図15によれば、これは光学要素6
8を赤外線光案内機構221に接続することで達成でき
る。赤外線光案内機構221は、一対の支持体238に
よって支持される載置台222を含んでいる。光学要素
68は、光学マウント242、停止ブロック226及び
歯車230,234とともに載置台222に回転可能に
接続されている。モータ236により駆動されるベルト
232は歯車230,234を互いにかみ合わせる。
【0066】モータ236が駆動されると、歯車234
は回転し、順次、ベルト232及び歯車230を動か
す。歯車230が動くと、それに接続された光学要素6
8は、停止ブロック226により定められかつ好ましく
は180°離れた第1位置と第2位置との間で動く。
【0067】光学要素68の前記2つの位置は図16と
図17とに示されている。特に、図16において、焦点
240を持った光学要素68は第1位置(すなわち上向
き位置)に方向付けられて示されており、図17におい
て、焦点240は第2位置(すなわち下向き位置)に方
向付けられて示されている。
【0068】したがって、図15〜17に示されるよう
に、ベルト232が動くと、焦点240が2つの位置の
間を動き、検出器が載置台222の一方側部に置かれた
ときに、光学要素68により受けられたアウトプット赤
外線ビームがそれぞれの検出器に選択的に指向される。
2つの位置だけが示されているが、多種類の検出器を適
合させるためにより多くの位置が決められるということ
は、当業者にとって容易に理解されるであろう。
【0069】したがって、この発明の基本的な新規形態
が好ましい実施例として示され、記載され、指摘されて
きたが、種々の省略や置換、また図示された装置の形態
や詳細における変化及びそれらの操作は、この発明の精
神から逸脱することなく当業者によって行われてもよ
い。
【0070】例えば、同様の結果を達成するために実質
的に同様な方法で実質的に同様な機能を達成する要素の
すべての組み合せがこの発明の観点内にあるということ
は明らかに意図される。したがって、この明細書に添付
された特許請求の範囲の観点により示されるものだけに
制限されるということがその目的である。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、透過及び反射式顕微
スペクトロメトリーのための単一の共焦点開口を使用
し、操作中の透過モードの際に照射エネルギーがその開
口を通過して第1及び第2方向へ進む顕微鏡を提供する
ことができる。また、赤外線測定のされている間に対象
物像を観察することができ、かつ焦点合わせ手段によっ
て試料の焦点を連続的に調節する手段をもたらすため
に、同時に可視像観察と赤外線検出とができる特徴を持
った顕微鏡を提供することができる。
【0072】この発明によれば、対象物試料の照射領域
を変えるために単一の共焦点開口の面積の調整と規制の
機構を持った顕微鏡を提供することができる。さらに、
複数の検出器を載置して赤外光を選択的に指向させるた
めの顕微鏡を提供することができる。加えて、顕微鏡か
ら放射されるアウトプット赤外ビームを検出器に位置合
わせするための立体移動可能な検出器搭載用の載置台を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る単一開口共焦点顕微鏡
の透過モードにおける赤外線光路を定める光学要素の斜
視図である。
【図2】図1の顕微鏡システムの透過モードにおける可
視光路を定める光学要素の斜視図である。
【図3】この発明の実施例に係る単一開口共焦点顕微鏡
の透過モードにおける赤外線ビーム光路、可視的透過・
反射ビーム光路及び焦点調節手段を描いた一部立面・一
部概略図である。
【図4】この発明の実施例に係る単一開口共焦点顕微鏡
の反射モードにおける赤外線光路を定める光学要素の斜
視図である。
【図5】図4の顕微鏡システムの反射モードにおける可
視光路を定める光学要素の斜視図である。
【図6】この発明の実施例に係る開口を1つの開口位置
で示す図である。
【図7】この発明の実施例に係る開口を他の1つの開口
位置で示す図である。
【図8】この発明の実施例に係る開口をさらに他の1つ
の開口位置で示す図である。
【図9】この発明の実施例に係る開口寸法調節機構を示
す図である。
【図10】図9の開口寸法調節機構の回転装置を示す図
である。
【図11】図9の開口寸法調節機構の回転装置を示す図
である。
【図12】図9の開口寸法調節機構の回転装置を示す図
である。
【図13】この発明の実施例に係る検出器搭載用の載置
台整列機構を示す図である。
【図14】この発明の実施例に係る検出器搭載用の載置
台整列機構を示す図である。
【図15】この発明の実施例に係る複数の汎用性検出器
を収納するための赤外線光案内機構の正面立面図であ
る。
【図16】図15で描かれた機構の上面平面図である。
【図17】図15で描かれた機構の上面平面図である。
【符号の説明】
4 入口窓 10 顕微鏡 12 インプット部 17 赤外線源 18 反射面(平面鏡) 22 曲面鏡 26 単一の遠隔開口 28 曲面鏡 32 反射面 36 反射要素(二色性ビームスプリッタ) 40 レンズ 42 試料面 44 集光レンズ 48 光学要素 50 反射面(鏡) 52 曲面鏡 56 曲面鏡 60 二色性反射要素 66 反射面(鏡) 68 光学要素 69 検出器 70 鏡 72 可視光源 73 可視ビームインプット部 76 反射面(鏡) 80 ビームスプリッタ 86 可視光源 89 可視光源 96 観察機構 99 赤外線検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598020011 2 Research Drive Sh elton,CT 06484−0896 Uni ted Stetes of Ameri ca (72)発明者 スティーブン エイチ.ボーゲル アメリカ合衆国、コネチカット 06848、 シェルトン、オールド コーラム ロード 12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線のビームを受けるための入口部
    と、 単一の遠隔開口と、 この単一の遠隔開口で赤外線放射ビームを集束させると
    ともにその集束した放射ビームを単一の遠隔開口を通し
    て指向させるための第1光学手段と、 その集束したビームを受けて平行にするための第2光学
    手段と、 実質的に透明な試料の1領域が集束ビームで照射され、
    生成する像ビームを発生するように、平行にされたビー
    ムを受けるとともにその平行にされたビームを透明試料
    の含まれた試料面上に集束させる第3光学手段と、 得られた像ビームを受けて平行にするための第4光学手
    段と、 この第4光学手段によって単一の遠隔開口で平行にされ
    た像ビームを集束させるとともに、集束された像ビーム
    を前記単一の遠隔開口を通して指向させ、検出器手段に
    より受けられることのできるアウトプット像ビームを形
    成するための第5光学手段とを備えてなり、実質的に透
    明な試料にエネルギーを持ったビームの照射による透過
    スペクトロメトリーを行うための顕微鏡。
  2. 【請求項2】 単一の遠隔開口が、軸を定める面に含ま
    れ、集束した放射ビームが、前記の軸に対して5°〜1
    5°の範囲内の角度でその単一の遠隔開口を通過する請
    求項1記載の顕微鏡。
  3. 【請求項3】 得られた像ビームが、前記の軸に対して
    5°〜15°の範囲内の角度でその単一の遠隔開口を通
    過する請求項2記載の顕微鏡。
  4. 【請求項4】 第2光学手段と第3光学手段との間に配
    された二色性ビームスプリッタをさらに備え、そのビー
    ムスプリッタが、第3光学手段へ赤外線を指向させかつ
    前記試料面から観察機構へ非赤外線を通すための配置に
    されている請求項1記載の顕微鏡。
  5. 【請求項5】 第4光学手段と第5光学手段との間に配
    された二色性ビームスプリッタをさらに備え、そのビー
    ムスプリッタが、第5光学手段へ赤外線を指向させかつ
    第4光学手段へ非赤外線を通すための配置にされている
    請求項3記載の顕微鏡。
  6. 【請求項6】 前記放射ビームの領域を調節するととも
    に得られた像ビームの領域を調節するための前記の単一
    の遠隔開口の寸法を調整して、透明試料の照射領域を規
    制するための開口調整機構をさらに備えている請求項1
    記載の顕微鏡。
  7. 【請求項7】 開口調整機構が単一の遠隔開口を回転さ
    せる請求項6記載の顕微鏡。
  8. 【請求項8】 前記放射ビームが前記の単一の遠隔開口
    を通って第1方向へ指向され、得られた像ビームがその
    単一の遠隔開口を通って第2方向へ指向される請求項1
    記載の顕微鏡。
  9. 【請求項9】 前記二色性ビームスプリッタから非赤外
    線を受ける像検出器と、この像検出器が、透明試料を集
    束ビームで照射することで発生する像の焦点の合ってい
    ないことを判断したときに、像検出器により調節するこ
    とのできる焦点合わせ機構とをさらに備えている請求項
    4記載の顕微鏡。
  10. 【請求項10】 二色性ビームスプリッタと第3光学手
    段との間に配され、像検出器により受けられた実質的に
    透明な試料の像を改善するための示差干渉光学構成要素
    をさらに備えている請求項9記載の顕微鏡。
  11. 【請求項11】 アウトプットビームを受けてそれを少
    なくとも1つの検出器へ指向させるための光学要素をさ
    らに備えている請求項1記載の顕微鏡。
  12. 【請求項12】 光学要素が、アウトプットビームを複
    数の検出器のうちの1つに選択的に指向させるために可
    動である請求項11記載の顕微鏡。
  13. 【請求項13】 開口調整機構が、間隔をおいて配され
    た第1及び第2の二組のシャッタを備え、各組のシャッ
    タが対向端を有し、前記シャッタ組は角度的に互いにず
    れており、前記の遠隔開口の寸法が、そのシャッタ組の
    対向端の間隔を変化させることで調整される請求項6記
    載の顕微鏡。
  14. 【請求項14】 アウトプット像ビームを受けるための
    位置に前記検出器を支持するための検出器整列機構をさ
    らに備え、検出器調整機構が、検出器の3次元位置をア
    ウトプット像ビームに関して調整するための手段を備え
    ている請求項1記載の顕微鏡。
  15. 【請求項15】 赤外ビームと第1可視ビームとを受け
    るための入口窓と、 この入口窓からの赤外ビームと第1可視ビームとを受け
    て、その赤外ビームで試料面の第1部分を照射するため
    にその赤外ビームと第1可視ビームとを試料面へ指向さ
    せ、その試料面の第1部分をその第1可視ビームで照ら
    すための第1光学要素と、 第2可視ビームを受けるための可視ビームインプット部
    と、 この可視ビームインプット部からの第2可視ビームを受
    けて、その第2可視ビームを試料面へ指向させ、前記第
    1部分の少なくとも一部を含んだ、試料面の第2部分を
    照らすための光学要素と、 試料面を第1可視ビームと第2可視ビームとで照らすこ
    とにより生じる、試料面の第1部分の可視像と試料面の
    第2部分の可視像とを同時に受けるための観察部とを備
    えてなり、試料面上に置かれた試料にエネルギーを持っ
    たビームの照射による透過及び反射スペクトロメトリー
    を行うための顕微鏡。
  16. 【請求項16】 赤外ビームがある1つの直径を有し、
    第1可視ビームがある1つの直径を有し、前記顕微鏡
    が、入口窓と試料面との間に配されて赤外ビームの前記
    直径と第1可視ビームの前記直径とを規制しそれによっ
    て試料面の前記第1部分を定めるための開口をさらに備
    えている請求項15記載の顕微鏡。
  17. 【請求項17】 第1光学成分が第1光学要素及び第2
    光学要素を備え、その第1光学要素が赤外ビームを受け
    てそれを第1光路に沿って試料面へ指向させ、その第2
    光学要素が第1可視ビームを受けてそれを第2光路に沿
    って試料面へ指向させる請求項15記載の顕微鏡。
  18. 【請求項18】 第1光学成分が第1光学要素及び第2
    光学要素を備え、その第1光学要素が赤外ビームを受け
    てそれを前記開口を通して第1光路に沿って試料面へ指
    向させ、その第2光学要素が第1可視ビームを受けてそ
    れを前記開口を通して第2光路に沿って試料面へ指向さ
    せる請求項16記載の顕微鏡。
  19. 【請求項19】 第1光路の部分と第2光路の部分とが
    互いに同軸である請求項17記載の顕微鏡。
  20. 【請求項20】 第1光路の部分と第2光路の部分とが
    互いに同軸である請求項18記載の顕微鏡。
  21. 【請求項21】 赤外ビームと可視ビームとを受けるた
    めの入口窓と、 この入口窓からの赤外ビームと可視ビームとを受けて、
    その赤外ビームで試料を照射するためにその赤外ビーム
    と可視ビームとを試料面へ指向させ、その試料をその可
    視ビームで照らすための光学要素と、 その試料を可視ビームで照らすことにより形成された試
    料の像を受けるために試料面に対して光学的整列状に配
    された可視ビームアウトプット部と、 試料面へ赤外ビームを反射させるとともに試料面の像を
    可視ビームアウトプット部へ通すために試料面と可視ビ
    ームアウトプット部とに対して光学的整列状に配された
    二色性ビームスプリッタとを備えてなり、試料面上に置
    かれた試料にエネルギーを持ったビームの照射による透
    過及び反射スペクトロメトリーを行い、かつ、試料を可
    視光で照らすことにより試料の像の連続的観察を行うた
    めの顕微鏡。
  22. 【請求項22】 光学成分が第1光学要素及び第2光学
    要素を備え、その第1光学要素が赤外ビームを受けてそ
    れを第1光路に沿って試料面へ指向させ、その第2光学
    要素が第1可視ビームを受けてそれを第2光路に沿って
    試料面へ指向させる請求項21記載の顕微鏡。
  23. 【請求項23】 二色性ビームスプリッタが第1光路と
    第2光路との間に配されている請求項22記載の顕微
    鏡。
  24. 【請求項24】 第1光路の部分と第2光路の部分とが
    互いに同軸である請求項22記載の顕微鏡。
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