JPH10246687A - シャドウマスク検査方法及び装置 - Google Patents

シャドウマスク検査方法及び装置

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JPH10246687A
JPH10246687A JP4876797A JP4876797A JPH10246687A JP H10246687 A JPH10246687 A JP H10246687A JP 4876797 A JP4876797 A JP 4876797A JP 4876797 A JP4876797 A JP 4876797A JP H10246687 A JPH10246687 A JP H10246687A
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camera
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shadow
light
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JP4876797A
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English (en)
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Seiji Hamano
誠司 濱野
Takeshi Nomura
剛 野村
Hideji Ueda
秀司 植田
真高登 ▲吉▼田
Makoto Yoshida
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CRT用のシャドウマスクの成形後、フレー
ムをつけた状態でのマスク面の穴径異常を検査するた
め、透過光による光の形をカメラで撮像して欠陥を検出
する際、従来はフレームにより透過照明が遮断されてい
た端部でも欠陥検査することができるシャドウマスクの
検査方法及び装置を提供する。 【解決手段】 シャドウマスク1は、ライン状バックラ
イト照明装置2により凹面レンズ10を介して扇状に照
明され、ラインセンサーカメラ5を用いてマスク1の画
像を撮像する。カメラ5と照明装置2の光軸にほぼ垂直
にマスク1を配置して相対的に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形後のシャドウ
マスクの穴径異常を検査する際、被検査対象であるシャ
ドウマスクを照明と画像を取り込むカメラの間に配置
し、上記シャドウマスクの穴を透過する光の形により、
上記穴の穴径異常を検出するシャドウマスクの検査方法
及び装置に関する。詳しくは、本発明は、コンピュータ
の端末として、最も多く用いられているCRTのシャド
ウマスクは、ディスプレーの高精細化に伴って、製造工
程におけるシャドウマスクの欠陥検査の重要性が増して
いるに鑑み、その中でも特に、CRTのガラスとシャド
ウマスクを組み合わせたパターンを露光する直前のシャ
ドウマスクにおいて、そのフレームに隠れたシャドウマ
スク面を含む全面を検査することができるシャドウマス
クの検査方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、先の特許出願(特願平8
−228276号)に開示されたシャドウマスクの検査
方法では、図6に示すように、シャドウマスク1をバッ
クライト照明装置2で照明して、シャドウマスク1の穴
を透過した光の画像をカメラ5で取り込み、上記シャド
ウマスク1の穴を透過する光の形により上記穴の穴径異
常を検出するようにしたものが提案されている。このシ
ャドウマスクの検査方法では、バックライト照明装置2
で照明されるのは、シャドウマスク1のフレーム1xに
より隠れる領域A以外の領域であり、この領域A以外の
領域の検査を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の方
法では、図6のシャドウマスクのフレーム1xで隠れた
シャドウマスク1の領域Aの部分の穴径の異常は、バッ
クライト照明装置2で照明することができないため、穴
径の異常を検出することができず、シャドウマスクの品
質上、完全な検査にはならないという課題があった。本
発明は、上記従来の方法ではフレームにより照明されな
かった領域の穴径の異常の検査を行うことができるシャ
ドウマスクの検査方法及び装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下のように構成している。本発明の第1
態様によれば、成形後のシャドウマスクの穴径異常を検
査する際、被検査対象である上記シャドウマスクを、該
シャドウマスクを照明する照明装置と上記シャドウマス
クを透過した光の画像を取り込むカメラの間に配置し、
上記シャドウマスクの穴を透過する光の形により上記穴
の穴径異常を検出する場合において、上記照明装置の光
軸と上記カメラの光軸を一致させ、その光軸を、上記シ
ャドウマスクの曲率の接線に対し、30°から150°
の角度の範囲以内になるように設定するとともに、上記
カメラと上記照明装置とに対して上記シャドウマスクを
相対的に回転させるようにしている。本発明の第2態様
によれば、第1態様において、上記カメラと上記照明装
置を固定した状態で上記シャドウマスクを回転させるよ
うにすることもできる。本発明の第3態様によれば、第
1態様において、上記シャドウマスクを固定した状態で
上記カメラと上記照明装置を同時に上記シャドウマスク
の周りを回転させるようにすることもできる。本発明の
第4態様によれば、第2又は3態様において、上記シャ
ドウマスクの曲率と上記シャドウマスクの回転半径が異
なり、上記カメラの焦点範囲から、上記シャドウマスク
の表面が外れる場合、上記シャドウマスクの回転角度に
合わせて、上記シャドウマスクが上記カメラの焦点範囲
に入るように、上記回転角度と同期させて、上記カメラ
を上記シャドウマスクに移動させるようにすることもで
きる。本発明の第5態様によれば、第1〜4のいずれか
の態様において、上記照明装置からのライン状照明を扇
状に拡散して広げて上記シャドウマスクを照明するよう
にすることもできる。
【0005】本発明の第6態様によれば、成形後のシャ
ドウマスクの穴径異常を検査する際、被検査対象である
上記シャドウマスクを照明する照明装置と、上記照明装
置により上記シャドウマスクが照明されて上記シャドウ
マスクを透過した光の画像を取り込むカメラと、上記カ
メラと上記照明装置とに対して上記シャドウマスクを相
対的に回転させる回転機構とを備え、上記照明装置の光
軸と上記カメラの光軸を一致させ、その光軸を、上記シ
ャドウマスクの曲率の接線に対し、30°から150°
の角度の範囲以内になるように設定して、上記回転機構
により上記カメラと上記照明装置とに対して上記シャド
ウマスクを相対的に回転させながら、上記照明装置から
照明されて上記シャドウマスクの穴を透過する光を上記
カメラで検出して、その光の形により上記穴の穴径異常
を検出するようにしている。本発明の第7態様によれ
ば、第6態様において、上記回転機構は、上記カメラと
上記照明装置を固定した状態で上記シャドウマスクを回
転させるようにすることもできる。本発明の第8態様に
よれば、第6態様において、上記回転機構は、上記シャ
ドウマスクを固定した状態で上記カメラと上記照明装置
を同時に上記シャドウマスクの周りを回転させるように
することもできる。本発明の第9態様によれば、第7又
は8態様において、上記カメラを上記シャドウマスクに
向けて移動させる移動機構と、上記シャドウマスクの曲
率と上記シャドウマスクの回転半径が異なり、上記カメ
ラの焦点範囲から上記シャドウマスクの表面が外れる場
合、上記シャドウマスクの回転角度に合わせて、上記シ
ャドウマスクが上記カメラの焦点範囲に入るように、上
記回転角度と同期させて、上記移動機構を駆動して上記
カメラを上記シャドウマスクに移動させる制御部とを備
えるようにすることもできる。本発明の第10態様によ
れば、第6〜9のいずれかの態様において、上記照明装
置と上記シャドウマスクとの間に、上記照明装置からの
ライン状照明を拡散して扇状に広げる光学素子を備える
ようにすることもできる。
【0006】
【発明の効果】上記カメラと上記照明装置とに対して上
記シャドウマスクを相対的に回転させてシャドウマスク
の全面に照明装置により照明を行うことにより、従来の
方法ではシャドウマスクのフレームにより透過照明が遮
られてシャドウマスク端部の欠陥が検出できなかった領
域でも、照明装置による照明を行うことができて、当該
領域の穴の穴径の異常を検出することができる。また、
上記シャドウマスクを照明装置及びカメラに対して相対
的に回転させてシャドウマスクの全面に照明装置により
照明を行うとき、カメラの焦点範囲からシャドウマスク
の表面が外れる場合、シャドウマスクの回転角度に合わ
せてシャドウマスクがカメラの焦点範囲に入るようにシ
ャドウマスクの回転角度と同期させてカメラを移動機構
の駆動によりシャドウマスクに接近させるように移動さ
せて、シャドウマスクがカメラの焦点範囲に常に位置す
るようにすれば、より精度よくシャドウマスクの穴径の
異常を検査することができる。また、ライン状の照明装
置から平行光が出る場合、カメラの並ぶ方向でも、シャ
ドウマスクのフレームで平行光が遮られる場合がある
が、ライン状の照明を扇状に拡散させる光学素子を照明
装置とシャドウマスクとの間に入れるようにすれば、扇
状に拡散された照明光がシャドウマスクの端部まで届く
ことになり、シャドウマスクのフレームの影により照明
光の光量がシャドウマスク端部で少なくなるのを防止す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施形態
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実
施形態にかかるシャドウマスクの検査方法を実施するこ
とができるシャドウマスク検査装置の概念図である。図
1において、1は成形後のシャドウマスク、2はシャド
ウマスク1を裏面かに照明するバックライト照明装置、
3はシャドウマスク1を載置するシャドウマスク回転テ
ーブル、4はシャドウマスク回転テーブル3を回転させ
るシャドウマスク回転モータ、5はシャドウマスク1の
表側に配置された3個のラインセンサーカメラ、6は3
個のラインセンサーカメラ5を固定するカメラステー
ジ、7はシャドウマスク1の回転角度をモータ4の図示
しないエンコーダなどから検知してカメラステージ6の
シャドウマスク1に対する移動を制御する制御ユニッ
ト、8は3個のラインセンサーカメラ5からの出力が入
力されて画像処理を行い、シャドウマスク1の穴の穴径
の異常を検出する画像処理装置、9は制御ユニット7の
制御の元に3個のラインセンサーカメラ6が固定された
カメラステージ6をシャドウマスク1に対して移動させ
る移動機構、10はライン状照明装置2の平行光がシャ
ドウマスク1の上下フレーム1xで遮断されるのを防ぐ
ための光学素子の一例としての凹面レンズである。上記
移動機構の一例としては、モータと、該モータにより回
転されて軸方向に進退するボールネジより構成する。
【0008】上記シャドウマスク検査装置においては、
被検査対象であるシャドウマスク1をバックライト照明
装置2と画像を取り込むラインセンサーカメラ5の間に
配置して、シャドウマスク1の穴を透過する光の形によ
り、穴径異常を検出するものである。検査対象であるシ
ャドウマスク1は、バックライト照明装置2により、凹
面レンズ10を介して、点線に示すように扇状に照明さ
れている。一方、シャドウマスク1のバックライト照明
装置2とは反対側には3個のラインセンサーカメラ5を
配置し、これらのラインセンサーカメラ5を用いて、バ
ックライト照明装置2の照明によりシャドウマスク1の
穴を透過した光の画像を撮像する。ライン状のバックラ
イト照明装置2の光軸とカメラ5の光軸とは一致させる
ように配置し、その一致した光軸をシャドウマスク1の
曲率の接線に対し、30°から150°の角度範囲以内
になるように設定し、カメラ5と照明装置2を固定する
一方、シャドウマスク1をモータ4により回転させる。
この角度範囲以外では、有効な測定ができないためこの
ように限定している。ここでは、例えば、ラインセンサ
ーカメラ5とライン状バックライト照明装置2の光軸に
対してシャドウマスク1の中央部の曲率の接線がほぼ垂
直になるようにシャドウマスク1を配置し、その配置さ
れた位置からシャドウマスク1を回転中心Orの回りに
シャドウマスク回転モータ4で回転を開始する。シャド
ウマスク回転モータ4により、ラインセンサーカメラ5
の画素走査とシャドウマスク1の回転が同期することに
より、シャドウマスク1の全面を走査する。すなわち、
シャドウマスク1の回転の位置信号と同期して画素を取
り込むようにして、シャドウマスク1の全面走査を行う
ようにしている。
【0009】上記シャドウマスク検査方法の原理を図
2,3を用いて説明する。図6の従来の方法では、照明
装置2からの照明光がシャドウマスク1のフレーム1x
により遮断されて隠れてしまい、上記照明光がシャドウ
マスク1を透過しないため穴径の検査ができない領域A
が存在していた。これに対して、図2,3に示すよう
に、成形後のシャドウマスク1をラインセンサーカメラ
5で撮像するとき、それぞれ固定配置されたライン状の
バックライト照明装置2とカメラ5との間に配置したシ
ャドウマスク1をモータ4により回転テーブル3を介し
て回転させて、バックライト照明装置2からの透過照明
光がフレーム1xの影に隠れてしまわないようにする。
これにより、従来、透過照明光がフレーム1xに隠れ
て、カメラ5に撮像されず、シャドウマスク1の検査が
できなかった領域Aについても検査できるようになる。
【0010】ここで、シャドウマスク1を回転させる場
合、上記検査装置を小型にするため、その回転半径を極
力小さくする必要がある。しかし、そうした場合、シャ
ドウマスク1の曲率半径に比べて、その回転半径が大幅
に小さくなり、シャドウマスク1の回転角度により、カ
メラ5の焦点範囲からシャドウマスク1が外れる場合が
ある。具体的には、例えば、図2,3に示すように、シ
ャドウマスク1の中心位置をラインセンサーカメラ5と
の焦点距離aの位置に設定し、この状態でシャドウマス
ク1が回転し、バックライト照明装置2とラインセンサ
ーカメラ5の光軸が、シャドウマスク1の中央部の接線
と直交する中心線からある回転角度(φ)までシャドウ
マスク1が回転すると、ラインセンサーカメラ5とシャ
ドウマスク1の距離は、曲率中心Ocに関するシャドウ
マスク1の曲率半径R1と回転中心Orに関するシャド
ウマスク1の回転半径rとの差により生じる量δ(図
2,3のδ)だけ、シャドウマスク1の中心に光軸が設
定した場合に比べてずれることになり、ラインセンサー
カメラ5の焦点から外れる。
【0011】そこで、シャドウマスク1の回転角度φに
対応して、カメラ5とシャドウマスク1との間の距離を
変化させることにより、カメラ5の焦点範囲からシャド
ウマスク1が外れるのを防ぐ必要がある。よって、上記
検査方法及び装置では、シャドウマスク1を回転させる
モータ4からシャドウマスク1の回転角度情報を制御ユ
ニット7により入力し、シャドウマスク1の回転角度φ
に同期させて、制御ユニット7の制御により移動機構9
を介してカメラ5をシャドウマスク1のずれ量δだけシ
ャドウマスク1に接近させるように移動させ、シャドウ
マスク1が回転角度にかかわらず常にカメラ5の焦点範
囲に位置するようにして、シャドウマスク1の穴径の欠
陥を常に検出することができる。また、ライン状のバッ
クライト照明装置2から平行光が出る場合、カメラ5の
並ぶ方向でも、図4に示すように、フレーム1xで平行
光が遮られる場合があるので、凹面レンズ10を照明装
置2とシャドウマスク1との間に入れて、照明光量が少
なくなるのを防止している。よって、照明装置2からの
ライン状の照明光は、凹面レンズ10により扇状に拡散
させられ、扇状に拡散された照明光がシャドウマスク1
の端部まで届くことになり、シャドウマスク1のフレー
ム1xの影により照明光の光量がシャドウマスク端部で
少なくなるのを防止することができる。
【0012】次に、本発明の他の実施形態にかかるシャ
ドウマスクの検査方法及び装置を図5により説明する。
この実施形態では、シャドウマスク1を固定し、バック
ライト照明装置2と3個のラインセンサーカメラ5をセ
ットにして固定保持する架台11をモータ12で、シャ
ドウマスク1の周りに回転させるようにしている。この
場合も、検査装置をコンパクトにするため、シャドウマ
スク1の曲率半径に比べて、バックライト照明装置2及
びラインセンサーカメラ5の回転半径を小さくするた
め、ラインセンサーカメラ5とシャドウマスク1の距離
を一定にするため、モータ12の回転角度と同期させ
て、制御ユニット17の制御の元に、ラインセンサーカ
メラ5が固定されたカメラステージ6を架台11上でシ
ャドウマスク1に接近するように、移動機構9で移動さ
せる。制御ユニット17は先の実施形態の制御ユニット
7と同様な機能を有するもので、モータ12の回転角度
情報が入力され、移動機構9の駆動を制御ユニット17
により制御するものである。
【0013】上記実施形態によれば、シャドウマスク1
を照明装置2及びカメラ5に対して相対的に回転させて
シャドウマスク1の全面に照明装置2により照明を行う
ことにより、従来の方法ではシャドウマスクのフレーム
1xにより透過照明が遮られてシャドウマスク端部の欠
陥が検出できなかった領域Aでも、照明装置2による照
明を行うことができて、当該領域Aの穴の穴径の異常を
検出することができる。また、上記シャドウマスク1を
照明装置2及びカメラ5に対して相対的に回転させてシ
ャドウマスク1の全面に照明装置2により照明を行うと
き、カメラ5の焦点範囲からシャドウマスク1の表面が
外れる場合、シャドウマスク1の回転角度φに合わせて
シャドウマスク1がカメラ5の焦点範囲に入るようにシ
ャドウマスク1の回転角度と同期させてカメラ5を移動
機構9の駆動によりシャドウマスク1に接近させるよう
に移動させて、シャドウマスク1がカメラ5の焦点範囲
に常に位置するようにすれば、より精度よくシャドウマ
スク1の穴径の異常を検査することができる。また、ラ
イン状の照明装置2から平行光が出る場合、カメラ5の
並ぶ方向でも、シャドウマスク1のフレーム1xで平行
光が遮られる場合があるが、ライン状の照明を扇状に拡
散させる光学素子の一例として凹面レンズ10を照明装
置2とシャドウマスク1との間に入れるようにすれば、
扇状に拡散された照明光がシャドウマスク1の端部まで
届くことになり、シャドウマスク1のフレーム1xの影
により照明光の光量がシャドウマスク端部で少なくなる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかるシャドウマスク
の検査方法を実施するシャドウマスク検査装置の概略斜
視図である。
【図2】 上記実施形態においてカメラと照明装置の光
軸がシャドウマスクと垂直な状態でのカメラとシャドウ
マスクとの配置関係を示す概略図である。
【図3】 図2の状態からシャドウマスクが回転角度φ
だけ回転した場合のカメラとシャドウマスクの配置関係
を示す概略図である。
【図4】 図2のIV−IV方向の矢視図である。
【図5】 本発明の他の実施形態にかかるシャドウマス
クの検査方法の概略説明図である。
【図6】 従来例にかかるシャドウマスクの検査方法の
概略図である。
【符号の説明】
1 成形後のシャドウマスク 2 バックライト照明装置 3 シャドウマスク回転テーブル 4 シャドウマスク回転モータ 5 ラインセンサーカメラ 6 カメラステージ 7 シャドウマスク1の回転角度を検知して、カメラス
テージ6を移動させる制御ユニット 8 画像処理装置 9 カメラステージ移動機構 10 凹面レンズ 11 カメラ5と照明装置2を保持する架台 12 架台11を回転させるモータ
フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 真高登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形後のシャドウマスク(1)の穴径異
    常を検査する際、被検査対象である上記シャドウマスク
    を、該シャドウマスクを照明する照明装置(2)と上記
    シャドウマスクを透過した光の画像を取り込むカメラ
    (5)の間に配置し、上記シャドウマスクの穴を透過す
    る光の形により上記穴の穴径異常を検出する場合におい
    て、上記照明装置の光軸と上記カメラの光軸を一致さ
    せ、その光軸を、上記シャドウマスクの曲率の接線に対
    し、30°から150°の角度の範囲以内になるように
    設定するとともに、上記カメラと上記照明装置とに対し
    て上記シャドウマスクを相対的に回転させることを特徴
    とするシャドウマスクの検査方法。
  2. 【請求項2】 上記カメラと上記照明装置を固定した状
    態で上記シャドウマスクを回転させるようにした請求項
    1に記載のシャドウマスクの検査方法。
  3. 【請求項3】 上記シャドウマスクを固定した状態で上
    記カメラと上記照明装置を同時に上記シャドウマスクの
    周りを回転させるようにした請求項1に記載のシャドウ
    マスクの検査方法。
  4. 【請求項4】 上記シャドウマスクの曲率と上記シャド
    ウマスクの回転半径が異なり、上記カメラの焦点範囲か
    ら、上記シャドウマスクの表面が外れる場合、上記シャ
    ドウマスクの回転角度に合わせて、上記シャドウマスク
    が上記カメラの焦点範囲に入るように、上記回転角度と
    同期させて、上記カメラを上記シャドウマスクに移動さ
    せるようにした請求項2又は3に記載のシャドウマスク
    の検査方法。
  5. 【請求項5】 上記照明装置からのライン状照明を扇状
    に拡散して広げて上記シャドウマスクを照明するように
    した請求項1〜4のいずれかに記載のシャドウマスクの
    検査方法。
  6. 【請求項6】 成形後のシャドウマスク(1)の穴径異
    常を検査する際、被検査対象である上記シャドウマスク
    を照明する照明装置(2)と、 上記照明装置により上記シャドウマスクが照明されて上
    記シャドウマスクを透過した光の画像を取り込むカメラ
    (5)と、 上記カメラと上記照明装置とに対して上記シャドウマス
    クを相対的に回転させる回転機構(4,12)とを備
    え、 上記照明装置の光軸と上記カメラの光軸を一致させ、そ
    の光軸を、上記シャドウマスクの曲率の接線に対し、3
    0°から150°の角度の範囲以内になるように設定し
    て、上記回転機構により上記カメラと上記照明装置とに
    対して上記シャドウマスクを相対的に回転させながら、
    上記照明装置から照明されて上記シャドウマスクの穴を
    透過する光を上記カメラで検出して、その光の形により
    上記穴の穴径異常を検出することを特徴とするシャドウ
    マスクの検査装置。
  7. 【請求項7】 上記回転機構(4)は、上記カメラと上
    記照明装置を固定した状態で上記シャドウマスクを回転
    させるようにした請求項6に記載のシャドウマスクの検
    査装置。
  8. 【請求項8】 上記回転機構(12)は、上記シャドウ
    マスクを固定した状態で上記カメラと上記照明装置を同
    時に上記シャドウマスクの周りを回転させるようにした
    請求項6に記載のシャドウマスクの検査装置。
  9. 【請求項9】 上記カメラを上記シャドウマスクに向け
    て移動させる移動機構(9)と、上記シャドウマスクの
    曲率と上記シャドウマスクの回転半径が異なり、上記カ
    メラの焦点範囲から上記シャドウマスクの表面が外れる
    場合、上記シャドウマスクの回転角度に合わせて、上記
    シャドウマスクが上記カメラの焦点範囲に入るように、
    上記回転角度と同期させて、上記移動機構を駆動して上
    記カメラを上記シャドウマスクに移動させる制御部
    (7,17)とを備えるようにした請求項7又は8に記
    載のシャドウマスクの検査装置。
  10. 【請求項10】 上記照明装置と上記シャドウマスクと
    の間に、上記照明装置からのライン状照明を拡散して扇
    状に広げる光学素子(10)を備えるようにした請求項
    6〜9のいずれかに記載のシャドウマスクの検査装置。
JP4876797A 1997-03-04 1997-03-04 シャドウマスク検査方法及び装置 Pending JPH10246687A (ja)

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