JPH10246592A - 熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブとその製造方法 - Google Patents

熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブとその製造方法

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JPH10246592A
JPH10246592A JP9052995A JP5299597A JPH10246592A JP H10246592 A JPH10246592 A JP H10246592A JP 9052995 A JP9052995 A JP 9052995A JP 5299597 A JP5299597 A JP 5299597A JP H10246592 A JPH10246592 A JP H10246592A
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brazing
flat
groove
hole
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Osamu Kato
治 加藤
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Takenobu Dokou
武宜 土公
Taketoshi Toyama
猛敏 外山
Yasutoshi Yamanaka
保利 山中
Satoshi Nohira
智 野平
誉 ▲高▼達
Homare Koutatsu
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Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末ろう材を溶射によって被覆したろう付け
用押出偏平多穴チューブであって、粉末ろう材の付着歩
留が高く、ろう付け性等に優れた偏平多穴チューブとそ
の製造方法を見出すこと。 【解決手段】 Al又はAl合金押出偏平多穴チューブ
の外側平坦部の全面に、深さ5 〜100 μmで幅5 〜200
μmの連続した溝をチューブの長手方向に形成し、その
上にAl−Si系又はAl−Si−Mg系合金粉末ろう
材を溶射被覆したことを特徴とする熱交換器のろう付け
部材用押出偏平多穴チューブとその製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はろう付けによって製
造される自動車等の熱交換器に使用されるろう付け部材
用押出偏平多穴チューブに関するもので、さらに詳しく
は溶射によるAl合金粉末ろう材のAl又はAl合金押
出偏平多穴チューブへの付着性に優れ、また熱交換器の
ベアフィン及びヘッダー管孔部とのろう付け性等が良好
なろう付け部材用押出偏平多穴チューブとその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Al合金製熱交換器の一例として、パラ
レルフロータイプの熱交換器(コンデンサー)を図1に
示す。この熱交換器のチューブ1は、例えば図2に示す
ような押出による偏平多穴チューブが使用され、フィン
2にはろう材をクラッドしたブレージングシートフィン
が使用され、ブレージング工法により一体に製造されて
いる。近年、熱交換器の小型、軽量化のため、薄肉化に
限界があるブレージングシートフィンをベアフィンにし
て薄肉化し、押出チューブの外側に、線材によるろう材
をフレーム溶射して被覆し、このチューブとベアフィン
を組み合わせてろう付け(ブレージング)により一体化
する方法が提案されている(例えば特開昭63−344
95、特開平2−84261など)。
【0003】この方法は、まずAl又はAl合金製偏平
多穴チューブを熱間押出しで成形し、その直後の高温状
態において、線状のろう材を溶射する方法である。例え
ば、偏平多穴チューブはJISA3003合金(Al−
1.2wt%Mn−0.1wt%Cu合金)を使用し
て、図2のような偏平多穴チューブを熱間押出成形し、
次に押出プレス機のすぐ後に溶射ブースを設け、ろう材
としてJISA4343合金(Al−7.5wt%Si
合金)の線材をフレーム溶射で付着させて製造するもの
である。しかし、このような押出チューブにAlろう合
金線材を溶射する方法ではろう材の均一被覆に難点があ
り、チューブとベアフィンとのろう付性に問題があっ
た。また、Alろう合金線材に代えて、粉末ろう合金材
を溶射する方法も提案されている(例えば特開平6−2
00344号、特開平7−155935号等)が、粉末
ろう材のチューブへの付着の歩留りが悪く、ろう材のチ
ューブへの均一被覆にも難点があり、押出チューブへの
Alろう合金材を溶射する方法は、まだ工業化されてい
ない。
【0004】更に、粉末ろう合金材を溶射する場合のろ
う材粉末は、アトマイジングによって製造したものを使
用する場合が多い。図1に示すパラレルフロータイプの
熱交換器(コンデンサ)の場合、図6に示すように、別
に製造した外面にろう材をクラッドしたヘッダ管3にチ
ューブ挿入孔31を開け、ここにろう材を溶射した偏平
チューブを挿入し、偏平チューブの間にコルゲートフィ
ンをセットし、全体を加熱ろう付けしてコアを製造する
ことになる。この場合、粉末ろう合金材を溶射したチュ
ーブとヘッダー管の挿入孔との嵌合性、ろう付け性の問
題もある。
【0005】即ち、粒径の大きいろう材粉末は十分に溶
融せず、チューブの表面に粒径の大きい塊が付着し、チ
ューブの高さが大きくなりすぎることがある。例えば、
高さが2.00mmのチューブに粒径100 μmの塊がチューブ
の上下に付着したとすると、チューブの高さは2.20mmと
なり、ヘッダ管のチューブ挿入孔のクリアランス(例え
ば、2.10mm)より大きくなり、挿入できなくなってしま
う。チューブの挿入部分だけ削れば問題はないが、その
分製造コストが高くなってしまう。また、ろう材溶射チ
ューブを挿入できる程クリアランスを大きくすると、ろ
う付け不良が起きてしまうという問題がある。
【0006】そこで、チューブのヘッダ管孔挿入部を削
るか、ろう材粉末を篩にかけてろう材粉末の粒径がヘッ
ダ管の挿入孔のクリアランスの半分以下の粉末だけにす
る必要がある。しかし、前者は工程の増加からコストが
高くなってしまうし問題があり、 後者はろう材粉末の
大部分が使用できなくなり、歩留まりが低下するのでや
はり経済性が悪くなる問題がある。溶射によってろう材
を押出チューブに付着させる場合、供給されるろう材粉
末がチューブに付着する歩留は40%程度である。一度溶
射したろう材粉末は酸化してしまうことから、回収して
も再度溶射に使用することはできず、ろう材粉末の60%
程度は無駄になってしまい、経済性を悪化させる要因に
もなっている。また、ろう材粉末はアトマイジングによ
って製造されるが、ろう材溶射チューブ全体のコストに
占めるろう材粉末のコストはかなり大きく、ろう材の使
用量は少ないほど経済性に優れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の問題を解決することである。即ち、その第1は、押出
偏平多穴チューブの平坦部への溶射による粉末ろう材の
付着性を向上させて、使用粉末ろう材の歩留りを向上さ
せることであり、その第2は、チューブの平坦部へ均一
にろう材を付着させてチューブとフィンとのろう付け性
を改善することである。また、その第3は、ヘッダ管の
挿入孔への溶射チューブの挿入性(溶射チューブの高さ
を切削等の手を加えることなく挿入できること)を改善
し、且つチューブとヘッダー管とのろう付けを可能とす
ることである。本発明は、前記の課題を解決する熱交換
器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブとその製造方
法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1の発明は、Al又はAl合金押出偏平多穴チ
ューブの外側平坦部の全面に、深さ5 〜100 μmで幅5
〜200 μmの連続した溝をチューブの長手方向に形成
し、その上にAl−Si系又はAl−Si−Mg系合金
粉末ろう材を溶射被覆したことを特徴とする熱交換器の
ろう付け部材用押出偏平多穴チューブであり、
【0009】請求項2の発明は、前記の溝が、深さ35〜
100 μmで幅50〜200 μmであることを特徴とする請求
項1に記載の熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チ
ューブであり、
【0010】請求項3の発明は、前記の溝の断面形状
が、連続した円弧型、三角形、逆台形の何れかであるこ
とを特徴とする請求項1、2に記載の熱交換器のろう付
け部材用押出偏平多穴チューブである。
【0011】また、請求項4の発明は、偏平チューブの
外側平坦部の全面に、深さ5 〜100μmで幅5 〜200 μ
mの連続した溝をチューブ長手方向に有するAl又はA
l合金偏平多穴チューブを押出成形し、その押出直後の
高温状態で、前記溝を有する外側平坦部の全面にAl−
Si系又はAl−Si−Mg系合金粉末ろう材を高速フ
レーム溶射で被覆することを特徴とする熱交換器のろう
付け部材用押出偏平多穴チューブの製造方法であり、
【0012】請求項5の発明は、Al又はAl合金偏平
多穴チューブを押出成形し、その押出直後の高温状態
で、ロール成形により偏平チューブの外側平坦部の全面
に、深さ5 〜100 μmで幅5 〜200 μmの連続した溝を
チューブ長手方向に成形し、続いて前記溝を有する外側
平坦部の全面にAl−Si系又はAl−Si−Mg系合
金粉末ろう材を高速フレーム溶射で被覆することを特徴
とする熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブ
の製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、前記各発明について、詳細
に説明する。 (1)請求項1〜3の発明について 請求項1の発明は、ろう付け部材用押出偏平多穴チュー
ブそのものの構成に関するもので、請求項2及び3の発
明は、その好ましい実施形態である。本発明では、チュ
ーブ平坦部に連続した溝を施すことにより、ろう材がチ
ューブ表面と接する面積を増やしてチューブの熱がろう
材に伝わり、ろう材が付着し易くするとともに、またろ
う付け時にろう材を流れ易くした。
【0014】つまり、従来の一般的な熱交換器用Al又
はAl合金押出偏平多穴チューブの表面は、本発明のよ
うな溝はなくほぼ平らであるが、本発明ではろう材を溶
射する前に、偏平チューブの外側平坦部の全面に、深さ
が5 〜100 μmで幅が5 〜200 μmの連続した溝をチュ
ーブ長手方向に形成するようにした。これを具体的に説
明すると、一例として図3、4に示すように、高さH、
幅Wからなる押出偏平多穴チューブ(この場合4穴)5
の外側平坦部51の断面に連続して、深さhが5 〜100
μmで、幅wが5 〜200 μmの溝(この場合断面三角形
溝)51bをチューブの長手方向に設けたものである
(請求項1)。溝の断面形状は、特に限定するものでは
ないが、チューブ平坦部の断面において、連続した円弧
型、三角形、台形(外側に開いた逆台形)等のような、
ろう材粉末との接触面積が大きい形が望ましい。その好
ましい具体例を図5に示すと、(A)は連続した円弧型
の溝であり、(B)は連続した三角形の溝であり、また
(C)は連続した逆台形型の溝である(請求項3)。な
お、図5(D)のごとく、不連続の三角形の溝は、好ま
しくない(不連続の円弧型、三角形、逆台形型等の溝も
好ましくない)。前記の本発明に係わる溝は、熱間押出
の際、押出ダイスを所定の穴形状とするか、又は平坦部
が平らな普通の偏平多穴チューブに熱間押出後、ロール
成形により製造することができる。
【0015】本発明は、熱間押出プレスの直後に溶射ブ
ースを設け、このチューブ平坦部の深さ5 〜100 μmで
幅5 〜200 μmの溝表面にろう材を溶射する。あるいは
熱間押出直後のチューブをローラーに通して、深さ5 〜
100 μmで幅5 〜200 μmの溝を外側平坦部の全面に形
成し、この表面にろう材を溶射する。溝の深さが5 μm
未満、幅が5 μm未満では、粒径の大きいろう材粉末と
の接触面積が小さくなり十分に熱が伝わらず、ろう材粉
末の溶射による歩留りが悪く、またろう材粉末が平坦に
付着しなく、チューブ平坦部の厚さが厚くなりヘッダー
穴部への挿入性が劣る。また、溝の深さが100 μmを超
えると、チューブの肉厚が薄くなり、耐食性が劣る、即
ち腐食によるチューブの貫通が早くなる。溝の幅が200
μmを超えると、溝が平坦面に近くなり過ぎ、ろう材粉
末との接触面積が小さくなり、十分に熱が伝わらず、ろ
う材粉末の溶射による歩留りが悪くなる。溶射による粉
末ろう材のチューブ平坦部への付着歩留りの向上、若し
くは均一平坦に付着させるためには、深さ35〜100 μm
で幅50〜200 μmの溝とするのが、より好ましい( 請求
項2)。
【0016】溶射される粉末ろう材は、溶融して空気中
を飛んでくるときは表面エネルギーがもっとも小さい球
形に近い形をしていると考えられ、これがチューブ表面
に到着したとき、潰れて平坦部に付着する。しかし、粒
径の大きいろう材粉末は、十分には溶融しないので付着
しにくく、付着したとしてもほぼ球形でチューブに付着
してしまい、チューブの高さをヘッダ管のチューブ挿入
孔より大きくしてしまうことがある。この現象を防ぐた
めに、チューブ表面に到着した粒径の大きい溶融ろう材
がチューブの熱で平たく付着するようにする。つまり、
溶射する前に、深さ5 〜100 μmで幅が5 〜200 μmの
溝をチューブ平坦部につけることにより、チューブ表面
が平らな面のときより、球形に近い形の溶融ろう材がチ
ューブと接する面積が大きくなり、その結果、粒径の大
きいろう材もチューブの表面に到達した瞬間に熱がよく
伝わるので急激には冷えず、飛んでいるときの運動エネ
ルギーが、粉末を潰す力に変わるので平たく付着するも
のと考えられる。また、十分に溶融していない粒径が大
きいろう材は、付着しにくく、チューブ表面が平坦面で
あることは、歩留が悪い原因のひとつであると考えられ
る。
【0017】そこで本発明は、押出偏平多穴チューブに
ろう材を溶射する前に、深さ5 〜100 μm( 好ましくは
35〜100 μm)で幅が5 〜200 μm(好ましくは50〜10
0 μm)の溝をチューブ外側平坦部の全面につけること
により、溶射によるろう材が付着する量が多くなり、ろ
う材の歩留も向上させることができる。また、本発明
は、チューブ外側平坦部にろう材を均一平坦に付着させ
ることができるため、フィンとチューブとのろう付け
性、ヘッダー穴部へのチューブの挿入性及びろう付け性
も改善できる。
【0018】なお、ここで使用するAl又はAl合金製
押出偏平多穴チューブの材料は、純Al系の1070、
1050、1100等であり、Al合金系の3003、
3203等である。
【0019】また、ここで使用するAl−Si系又はA
l−Si−Mg系合金粉末ろう材は、非腐食性フラック
スを用いてろう付けする場合に使用するAl−Si系合
金として4343、4045、4047及びこれらにZ
n、Sn、In等を添加した合金を意味し、真空ろう付
けする場合に使用するAl−Si−Mg系合金として4
004、4104等を意味する。
【0020】(2)請求項4、5について 請求項4、5の発明は、前記請求項1〜3の発明に係わ
る熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブの製
造方法に関するものである。即ち請求項4の発明は、偏
平多穴チューブをその平坦部に前記の溝を有する形状に
熱間押出で成形し、その押出直後の高温状態で、前記溝
を有する外側平坦部の全面にAl−Si系又はAl−S
i−Mg系合金粉末ろう材を高速フレーム溶射で被覆す
る熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブの製
造方法である。本発明に係わる溝は、熱間押出の際、所
定の溝を有する穴形状の押出ダイスを使用して製造する
ことができる。
【0021】また、請求項5の発明は、偏平多穴チュー
ブをその平坦部が平らな形状に熱間押出で成形し、その
押出直後の高温状態で、ロール成形により偏平チューブ
の外側平坦部の全面に、前記の溝を成形し、続いて前記
偏平チューブの溝を有する外側平坦部の全面にAl−S
i系又はAl−Si−Mg系合金粉末ろう材を高速フレ
ーム溶射で被覆する熱交換器のろう付け部材用押出偏平
多穴チューブの製造方法である。本発明に係わる溝は、
平坦部が平らな普通の偏平多穴チューブに熱間押出後、
ロール成形により製造するものである。
【0022】前記いずれの発明においても、その押出直
後の高温状態で、偏平チューブの溝を有する外側平坦部
(上、下)の全面に、Al−Si系又はAl−Si−M
g系合金粉末ろう材を高速フレーム溶射で被覆するもの
である。ここで、使用する粉末ろう材は、アトマイズ粉
であるがその粒径は、40〜120μm(平均粒径70
〜90μm)程度のものが好ましい。粒径40μm未満
のような粒径の小さい粉末は、チューブ表面に付着しに
くく、チューブ表面に到達する前に燃焼してしまう傾向
がある。また、粒径120μmを越える大きな粉末も、
チューブ表面に付着しにくく、又チューブの高さが所定
の寸法になりにくいからである。
【0023】粉末ろう材の溶射方法としては、粉末式フ
レーム溶射、爆発溶射、プラズマ溶射を上げることがで
きるが、本発明においては、粉末式フレーム溶射が推奨
され、特に高速フレーム溶射法が最も適する。これは、
高速フレーム溶射法では、高速でろう合金粉末が溶射さ
れるため、溶射時に溶けたろうと表面に溝のあるチュー
ブ母材との接触が確実に生じることと、溶射時のろうの
冷却速度が早くなり、ろう材粉末のチューブへの付着の
歩留が向上し、またチューブ平坦部に均一に付着する効
果があるからである。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例(本発明例)について、
比較例、従来例とともに詳細に説明する。JISA10
50合金(純度99.50wt%以上のAl)ビレット
を水冷鋳造し、鋳塊を450 〜480 ℃で2 時間の均質化処
理後、ビレット温度500℃で押出しダイス温度480 〜
510 ℃に調整して、偏平多穴チューブ(幅20mm、高さ2m
m、肉厚0.4mm 、8穴)に熱間押出した。押出偏平多穴
チューブの平坦部の溝は、表1に示ごとく、本発明例
(No.1〜8)、比較例(No.9〜13)として、
種々の溝(溝の深さ、溝の幅、溝の形状)を付けた。溝
の断面形状は、図5の(A)〜(D)に示すもので、こ
れも表1に併記した。No.1〜12は、平坦部断面に
連続した溝であり、No.13は不連続の溝である。ま
た、No.1〜6、No.9〜13は、熱間押出の際、
押出ダイスにより溝を付けたものであり、No.7、8
は、平坦部の平らな偏平多穴チューブの押出後、ロール
により溝を施したものである。また、表1中の従来例
(No.14)は、平坦部に溝のない平らな押出偏平多
穴チューブである。
【0025】
【表1】
【0026】上記の各種押出偏平多穴チューブに、その
押出製造直後の高温状態で、チューブ平坦部に粉末ろう
材を高速フレーム溶射した。ろう材粉末の溶射は、Al
−10wt%Si−15wt%Zn合金粉末の供給量を50g
/分に一定として、高速フレーム溶射し、溶射後水冷し
て製造した。なお、ろう材粉末は、アトマイジングで製
造し、その粒径は40〜120 μm(平均粒径80μm)のも
のを使用した。また、高速フレーム溶射は、以下の条件
で行った。 ・燃料ガス: プロピレンと酸素の混合ガス ・溶射ガンとチューブ表面との距離: 約200mm ・使用粉末の粒径: 約40〜120μm ・ろう材粉末の供給量: 50g/分
【0027】ろう材粉末の偏平チューブ付着の歩留
(%)は、単位時間当たりに供給されるろう材粉末量と
単位長さ当たりのチューブに付着したろう材量を比較し
て求めた。偏平チューブの耐食性は、CASS試験によ
って孔食が貫通するまでの時間で評価した(最大1500時
間) これらの結果を表1に記した。
【0028】また、図6に示すように、ろう材溶射後の
偏平チューブ(BMS5)の平坦部の高さ(BMS5
H)をマイクロメーターで測定し、このチューブのヘッ
ダー管(3)の穴部(31)への挿入性をみた。なお、
ここで使用したヘッダー管(3)は、外面に4045
(Al−10wt%Si合金)ろう材がクラッドされた
Al合金管(外径30mm×肉厚1mm)であり、偏平
チューブの高さ(BMS5H)が入るヘッダー穴部(3
1)の高さ(31H)は、2.10mmとした。このろ
う材溶射後の偏平チューブ(BMS5)をヘッダー管
(3)の穴部(31)に挿入し、ろう付け性についても
調査した。
【0029】また、図6に示すように、ろう材溶射後の
偏平チューブ(BMS5)とベア材からなるコルゲート
状のフィン(21)とを組み合わせて1段のコアを作成
し、フィンとチューブとフィンとのろう付け性について
も調査した。なお、フィン材となるAl合金はAl−1.
1 wt%Mn−2.0 wt%Zn合金( 板厚0.08mm、幅25
mm))で、これを高さ10mm、フィンピッチ2mm のコルゲ
ート状に加工したものを使用した。前記のチューブとヘ
ッダー管、チューブとフィンとのろう付け条件は、組み
立物にフッ化物系のフラックスを塗布した後、窒素ガス
雰囲気中で600 ℃×3 分のろう付けを行い、ろう付け性
の評価を行った。
【0030】チューブとヘッダー管とのろう付け性は、
目視で行い、良好なものを○で示した。チューブとフィ
ンとのろう付け性は、ろう付け後のチューブとフィンの
接合良好個所の全ろう付け個所における割合で評価し
た。これらの評価結果を表1に併記した。
【0031】表1から明らかなごとく、本発明例(N
o.1〜8)は、いずれもろう材の歩留、チューブの高
さ従ってヘッダー孔部への挿入性、ヘッダー孔部及びフ
ィンとのろう付け性、耐食性の点で優れていることが分
かる。これに対して、本発明の要件を欠く比較例(N
o.9〜13)は、何れかの特性で劣ることがわかる。
また、従来の平坦部に溝のない平らな押出偏平多穴チュ
ーブは、ろう材粉末のチューブ表面への付着の歩留、チ
ューブとフィンとのろう付け性に劣ることがわかる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明は、熱交換
器の押出偏平多穴チューブにろう材を溶射する前に、チ
ューブ外側平坦部の全面に所定の溝を施すことにより、
溶射によるろう材の付着量が多くなり、ろう材の歩留も
向上させることができる。また、本発明は、チューブ外
側平坦部にろう材を均一平坦に付着させることができる
ためフィンとチューブとのろう付け性、ヘッダー穴部へ
のチューブの挿入性及びろう付け性も改善することがで
きる等、工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パラレルフロータイプの熱交換器(コンデン
サ)の一例を示すもので、その正面図である。
【図2】図1の熱交換器に使用する従来の押出偏平多穴
チューブの一例を示すもので、その斜視図である。
【図3】本発明に係わるろう材溶射前のチューブ平坦面
に溝(三角形の溝)を有する押出偏平多穴チューブの一
例を示すもので、その斜視図である。
【図4】図3のチューブ平坦面の溝(三角形の溝)の拡
大図である。
【図5】ろう材溶射前のチューブ平坦面に各種の溝を有
する押出偏平多穴チューブの断面図であり、(A)は連
続した円弧型の溝、(B)は連続した三角形の溝、
(C)は連続した逆台形型の溝、(D)は不連続の三角
形の溝である。
【図6】チューブとヘッダー管、チューブとフィンとの
ろう付けによる接合方法を示す説明図であり、また本発
明実施例の接合試験におけるチューブ、フィン、ヘッダ
ー管の組立図である。
【符号の説明】
1 押出偏平多穴チューブ 11 平坦部 12 冷媒通路 2 ブレージングシートによるコルゲートフィン 21 ベアのコルゲートフィン 3 ヘッダー管 31 チューブ差し込み用孔 31H 孔の高さ 32 冷媒通路 4 冷媒出入口金具 5 本発明に係わるろう材溶射前の押出偏平多穴チュー
ブ 51 平坦部 51a 連続した円弧型の溝 51b 連続した三角形の溝 51c 連続した逆台形型の溝 51d 不連続の三角形の溝 52 冷媒通路 H 偏平多穴チューブの高さ W 偏平多穴チューブの幅 h 溝の深さ w 溝の幅 BMS5 ろう材を溶射した押出偏平多穴チューブ BMS5H ろう材を溶射した押出偏平多穴チューブの
高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土公 武宜 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 外山 猛敏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山中 保利 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 野平 智 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 ▲高▼達 誉 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al又はAl合金押出偏平多穴チューブ
    の外側平坦部の全面に、深さ5 〜100 μmで幅5 〜200
    μmの連続した溝をチューブの長手方向に形成し、その
    上にAl−Si系又はAl−Si−Mg系合金粉末ろう
    材を溶射被覆したことを特徴とする熱交換器のろう付け
    部材用押出偏平多穴チューブ。
  2. 【請求項2】 前記の溝が、深さ35〜100 μmで幅50〜
    200 μmであることを特徴とする請求項1に記載の熱交
    換器のろう付け部材用押出偏平多穴チューブ。
  3. 【請求項3】 前記の溝の断面形状が、連続した円弧
    型、三角形、逆台形の何れかであることを特徴とする請
    求項1、2に記載の熱交換器のろう付け部材用押出偏平
    多穴チューブ。
  4. 【請求項4】 偏平チューブの外側平坦部の全面に、深
    さ5 〜100 μmで幅5 〜200 μmの連続した溝をチュー
    ブ長手方向に有するAl又はAl合金偏平多穴チューブ
    を押出成形し、その押出直後の高温状態で、前記溝を有
    する外側平坦部の全面にAl−Si系又はAl−Si−
    Mg系合金粉末ろう材を高速フレーム溶射で被覆するこ
    とを特徴とする熱交換器のろう付け部材用押出偏平多穴
    チューブの製造方法。
  5. 【請求項5】 Al又はAl合金偏平多穴チューブを押
    出成形し、その押出直後の高温状態で、ロール成形によ
    り偏平チューブの外側平坦部の全面に、深さ5 〜100 μ
    mで幅5 〜200 μmの連続した溝をチューブ長手方向に
    成形し、続いて前記溝を有する外側平坦部の全面にAl
    −Si系又はAl−Si−Mg系合金粉末ろう材を高速
    フレーム溶射で被覆することを特徴とする熱交換器のろ
    う付け部材用押出偏平多穴チューブの製造方法。
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