JPH10246107A - エンジンの排気装置 - Google Patents

エンジンの排気装置

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JPH10246107A
JPH10246107A JP6534997A JP6534997A JPH10246107A JP H10246107 A JPH10246107 A JP H10246107A JP 6534997 A JP6534997 A JP 6534997A JP 6534997 A JP6534997 A JP 6534997A JP H10246107 A JPH10246107 A JP H10246107A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内周面に吸音材を添設した消音器の後端部にお
ける内外筒及び仕切り壁の熱変形を抑えるとともに、内
外筒間の吸音材充填空間を密封するためのシール材の移
動及び変形を阻止することにより、シール機能を高め
る。 【構成】消音器3の後端仕切り壁20外縁部の環状支持
部21と外筒11内周面との間の環状空間に耐熱性シー
ル材37を装着し、前記後端仕切り壁20に前記環状空
間の開放面を覆う蓋38を固着して前記シール材37の
移動及び変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動2輪車、自動
3、4輪車、自動車等の車両で使用するのに好適なエン
ジンの排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車や自動車のエンジンの排気装
置は、一般に、エンジンの排気ポートから排出される排
気を排気管を通して消音器(マフラー)に導き、この消
音器で温度及び圧力を低下させて消音するように構成さ
れている。この種の排気装置の前記消音器として、外筒
の内面とパンチ孔を有する内筒との間に耐熱性吸音材を
装着してその内部に膨張室を形成するとともに該膨張室
に導入した排気をテールパイプから後方へ排出する構造
のものが使用されている。従来のこの種の排気装置を開
示する技術文献には、例えば特開平7−208146号
公報がある。
【0003】その場合、前記内筒の内部空間を仕切り壁
によって排気流れ方向の複数の膨張室に仕切るとともに
各膨張室を所望の順序に連結パイプで接続することによ
り、排気流れを膨張、圧縮、反転などにより消音し、テ
ールパイプから外部へ放出することが行なわれている。
また、前記消音器にあっては、前記内筒の後端面を仕切
り壁で密閉するとともに該内筒の後端部と前記外筒との
間に耐熱性のシール材を充填することによりシール性を
高めることが行なわれている。前記耐熱性のシール材と
しては、例えばシリコンゴム等から成るガスケットが使
用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ール材を用いる従来の排気装置の消音器にあっては、充
填したシール材をシリコン系ボンドで接着する構成を採
っているので、外筒、内筒、仕切り壁などが排気の流れ
に曝されて熱変形したり振動したりし、そのため、前記
シール材による内外筒間の空間の気密性(シール機能)
が低下する可能性がある。
【0005】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、消音器の後端部にお
ける外筒、内筒及び仕切り壁の熱変形を抑えるとともに
外筒と内筒との間に装着されるシール材の移動及び変形
を阻止することにより、シール(気密性)機能を高める
ことができる消音器を備えたエンジンの排気装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、内筒の後端仕切り壁の外縁部に内
筒の外周面に固着される内ステップ部及び外筒の内周面
に固着される外ステップ部から成る折り曲げ部を形成
し、内ステップ部の外周面と外筒の内周面との間の環状
空間に耐熱性シール材を装着し、内筒の後端仕切り壁に
環状空間の後側開放面を覆う蓋を固着してシール材を所
定位置に保持することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
め、内筒の後端仕切り壁の外縁部に内筒の外周面に固着
される内ステップ部及び外筒の内周面に固着される外ス
テップ部から成る折り曲げ部を形成し、内ステップ部の
外周面と外筒の内周面との間の環状空間に耐熱性シール
材を装着し、内筒の後端仕切り壁の前側に壁部材として
の後板とパンチ孔を有する前板とこれらの板の間に装着
された吸音材とから成る補助仕切り壁を固着することを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図3は本発明を適用したエンジン
の排気装置を備えた車両の一例としての自動2輪車の概
略構成を示す左側面図である。図3において、車体フレ
ームを形成するメインフレーム51の前端に固着された
ヘッドパイプ52には左右回動可能(操向可能)にフロ
ントフォーク53が取り付けられ、該フロントフォーク
53の下端部には前輪54が軸支され、該フロントフォ
ーク53の上端部にはハンドル55が固定されている。
【0009】前記メインフレーム51の後端部には車体
フレームの一部を成すセンターブラケット56が固着さ
れており、該センターブラケット56には同様に車体フ
レームの一部を成すリヤフレーム57が固着されてい
る。また、前記センターブラケット56にピボット軸5
8が形成され、該センターブラケット56には該ピボッ
ト軸58を中心に回動可能なスイングアーム59が軸支
され、該スイングアーム59の後端部に後輪60が軸支
されている。前記スイングアーム59と車体フレームの
適当箇所との間に、前記後輪荷重担持用のクッションユ
ニット61が取り付けられている。
【0010】車体フレームの上部には、前部から後部へ
かけて、燃料タンク62及びシート63が取り付けられ
ている。前記メインフレーム51の下側には該メインフ
レーム51及び前記センターブラケット56によりエン
ジン1が搭載されている。なお、図示の自動2輪車は車
体の前端面から両側側面の前半部を覆うカウリング64
を有し、該カウリング64の前面にはヘッドランプ65
が設けられている。また、前記リヤフレーム57には、
テールランプ66及びリヤフェンダ67などが取り付け
られている。前記エンジン1の吸気口(不図示)には、
エアクリーナー(不図示)や気化器(不図示)等から成
る吸気系が接続されている。
【0011】前記エンジン1の排気口(不図示)には、
排気管2が接続され、該排気管2の後端に消音器3が接
続されている。エンジン1の排気口からの排気は、前記
排気管2を通して前記消音器3へ導入され、該消音器3
で温度及び圧力を減じられて消音された後、該消音器3
の後端出口から外部へ排出される。前記消音器3には、
車体フレームに取り付けるための消音器取り付けブラケ
ット39が設けられており、図示の例では、同乗者用ス
テップ68が該消音器取り付けブラケット39を利用し
て共締め状態で車体フレームに締結(固定)されてい
る。
【0012】図1は本発明を適用した排気装置に使用さ
れる消音器の第1実施例を示す縦断面図である。図1に
おいて、消音器(マフラー)3は、薄鋼板等を成形した
外筒11の内面とパンチ孔を有する薄鋼板(パンチング
プレート)等を成形した内筒(パンチングプレートパイ
プ)12との間に形成される空間に耐熱性吸音材13を
装着(充填)し、その内部に膨張室を形成するとともに
該膨張室に導入した排気をテールパイプ14から後方
(図示右方向)ヘ排出するように構成されている。前記
吸音材13としては、例えばグラスウール、ステンレス
ウール等の耐熱金属ウール、発泡金属ウールなどが使用
される。
【0013】図1において、消音器3の前端部では、前
記排気管2もしくは複数の排気管の集合部が接続される
排気管接続部材15が密閉状態で固着されている。図示
の例では、前記排気管接続部材15は外筒11に対して
溶接等で固着され、その間に形成された空間を利用して
気密性向上のためのシール材16が充填されている。こ
のシール材16としては、例えばシリコンゴム等から成
るガスケットが使用される。
【0014】外筒11と内筒12とは、前端部及び中間
部で環状スペーサとしての支持リング17、18により
相互に固定され、その間に前記吸音材13を充填するた
めの空間が画成されている。また、外筒11と内筒12
の後端部とは後端仕切り壁20の外周縁部に一体に形成
された環状支持部(前記支持リングに対応)21により
相互に固定され、該環状支持部21と前記支持リング1
8との間にも前記吸音材13を充填するための空間が画
成されている。
【0015】前記消音器3の内部、すなわちパンチ孔を
有する前記内筒12の内部は、前方(図示左方)から、
前記排気管接続部材15、第1仕切り壁22、第2仕切
り壁23、前記後端仕切り壁(第3仕切り壁)20によ
って順次密閉状態で仕切られ、第1膨張室24、第2膨
張室25及び第3膨張室26の合計3つの膨張室が形成
されている。
【0016】そこで、第1膨張室24は、第1仕切り壁
22及び第2仕切り壁23を貫通して封止(シール)状
態で固着された第1連結パイプ27により第3膨張室2
6に連通されている。第2膨張室25は、第2仕切り壁
23のみを貫通して封止状態で固着された第2連結パイ
プ28により第3膨張室26に連通されている。また、
前記テールパイプ14は第2仕切り壁23及び第3仕切
り壁(後端仕切り壁)20を貫通して封止状態で固着さ
れている。つまり、第2膨張室25は前記テールパイプ
14により外気(大気)に連通されている。
【0017】従って、排気管2あるいは複数排気管の集
合部を通って第1膨張室24に導入された排気は、第1
連結パイプ27で再び絞られながら第3膨張室26に導
入され、後端仕切り壁20で反転され、第2連結パイプ
28で再々度絞られながら第2膨張室25に導入され、
そして、第1仕切り壁22で再度反転され、さらにテー
ルパイプ14で絞られながらその後端開口29から外部
へ排出される。すなわち、エンジン1からの排気は、消
音器3を通る間の膨張、圧縮、反転の適宜繰り返しによ
るエネルギー減少とパンチングプレートパイプ12を通
して吸音材13による吸音効果との相乗作用によって、
消音されて排出される。
【0018】図1の実施例では、前記テールパイプ14
は、パンチ孔を有する内パイプ30の外周面にガラスウ
ール等の耐熱吸音材31を添設し、該内パイプ30に所
定隙間をもって固着される外パイプ32により該吸音材
31を保持する二重パイプ吸音構造をしている。こうし
て、排気がテールパイプ14を通過する際の消音効果の
向上が図られている。また、外筒11の後端は、前記テ
ールパイプ14の後端部の周りを覆う円筒カバー33を
有する端面カバー34でカバーされている。なお、前記
外筒11には、消音器3を車両(車体)に取り付けるた
めの取り付けブラケット39が設けられている。
【0019】図1において、前記後端仕切り壁20の外
縁部を図示のように前方へ折り曲げることにより前記環
状支持部21が形成され、また、この環状支持部21
は、内筒12の後端外周面に溶接等で固着される内ステ
ップ部35と外筒11の内周面に溶接等で固着される外
ステップ部36から成る段付き形状をしている。そこ
で、内ステップ部35の外周面と外筒11の内周面との
間に形成される後端開放の環状空間に耐熱性シール材3
7が充填(装着)されている。このシール材37として
は、前述のシール材16の場合と同様、シリコンゴム等
から成るガスケットが使用される。
【0020】そして、前記後端仕切り壁20には環状の
押さえ蓋38が溶接等で固着されている。この押さえ蓋
38は、前記シール材37が充填された前記環状空間の
開放端(後側開放面)を閉じることにより、該シール材
37の移動や変形を防止又は軽減し、該シール部材37
を所定位置に保持するためのものである。
【0021】以上説明した図1の第1実施例によれば、
後端仕切り壁20と外筒11との間に形成した環状空間
に、外筒11と内筒12の間の吸音材充填空間の後端を
封止(密封)するシール材37を保持する構成とし、加
えて、該後端仕切り壁20に前記環状空間の後側開放面
を覆う蓋38を固着することによりシール材37を所定
位置に保持する構成としたので、消音器3の後端部にお
ける外筒11、内筒12及び仕切り壁20の熱変形を抑
えるとともに外筒11と内筒12の間に装着されたシー
ル材37の移動及び変形を阻止することにより、シール
性を高めることが可能になる。
【0022】図2は本発明を適用した排気装置に使用さ
れる消音器の第2実施例を示す縦断面図である。本実施
例は、図1中の蓋38の代わりに以下に説明する補助仕
切り壁を使用するものであり、その他の面では図1の第
1実施例と実質上同じ構成を有している。図2におい
て、本実施例においても、内筒12の後端仕切り壁20
の外縁部を前方へ折り曲げて形成される環状支持部21
に、該内筒12の外周面に固着される内ステップ部35
と外筒11の内周面に固着される外ステップ部36が設
けられ、該内ステップ部35の外周面と外筒11の内周
面との間に形成される後端開放の環状空間に、耐熱性シ
ール材37が充填(装着)されている。
【0023】そこで、本実施例においては、内筒12の
後端仕切り壁20の前側(第3膨張室26の後端部領
域)に、壁部材(本体)としての後板41とパンチ孔を
有する前板(パンチングプレート)42とこれらの板4
1、42の間に装着された耐熱性吸音材43とから成る
補助仕切り壁44が固着(溶接等)されている。耐熱性
吸音材43としては、内外筒11、12間の吸音材13
の場合と同様、グラスウール、ステンレスウール等の耐
熱金属ウール、発泡金属ウールなどが使用される。前記
補助仕切り壁44は内筒12の後端部内周面に溶接等で
固着されており、前記テールパイプ14は第2仕切り壁
23及び後端仕切り壁(第3仕切り壁)20の他に、該
後端仕切り壁20の前側の位置で前記補助仕切り壁44
を密封状態で貫通している。
【0024】以上説明した図1の第2実施例によれば、
後端仕切り壁20と外筒11との間に形成した環状空間
に、外筒11と内筒12の間の吸音材充填空間の後端を
封止(密封)するシール材37を保持する構成とし、そ
れに加えて、第3膨張室26の後端部領域に、パンチ孔
を有する前板42と壁部材としての後板41との間に耐
熱性吸音材43を充填(装着)した構造の補助仕切り壁
44を設ける構成としたので、後端仕切り壁20が直接
排気に触れることを防止して該後端仕切り壁20の熱変
形を減少又は無くすことができるとともに、吸音材43
によって消音効果を向上させることができ、それによっ
て、消音器3の後端部における外筒11、内筒12及び
仕切り壁20の熱変形を抑えるとともに外筒11と内筒
12の間に装着されたシール材37の移動及び変形を阻
止することにより、シール性を高めることが可能にな
る。
【0025】なお、前記外筒11及び内筒12の断面形
状は、真円の他、長円や多角形など筒状にできる形状で
あれば任意の形状を採ることができる。また、仕切り壁
及び膨張室の数は図示のものに限定されることなく、必
要に応じて任意に選定することができる。また、本発明
の実施に際しては、消音器3は、排気装置の後端に接続
される他、排気装置の途中に接続することも可能であ
り、さらに、他の消音器やガス浄化装置と共に使用して
もよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、内筒の後端仕切り壁の外縁部に内筒
の外周面に固着される内ステップ部及び外筒の内周面に
固着される外ステップ部から成る折り曲げ部を形成し、
内ステップ部の外周面と外筒の内周面との間の環状空間
に耐熱性シール材を装着し、内筒の後端仕切り壁に環状
空間の後側開放面を覆う蓋を固着してシール材を所定位
置に保持する構成としたので、消音器の後端部における
外筒、内筒及び仕切り壁の熱変形を抑えるとともに外筒
と内筒との間に装着されるシール材の移動及び変形を阻
止することにより、シール性を高めることができる消音
器を備えたエンジンの排気装置が提供される。
【0027】請求項2の発明によれば、内筒の後端仕切
り壁の外縁部に内筒の外周面に固着される内ステップ部
及び外筒の内周面に固着される外ステップ部から成る折
り曲げ部を形成し、内ステップ部の外周面と外筒の内周
面との間の環状空間に耐熱性シール材を装着し、内筒の
後端仕切り壁の前側に壁部材としての後板とパンチ孔を
有する前板とこれらの板の間に装着された吸音材とから
成る補助仕切り壁を固着する構成としたので、消音器の
後端部における外筒、内筒及び仕切り壁の熱変形を抑え
るとともに外筒と内筒との間に装着されるシール材の移
動及び変形を阻止することにより、シール性を高めるこ
とができる消音器を備えたエンジンの排気装置が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエンジンの排気装置で使用さ
れる消音器の第1実施例の縦断面図である。
【図2】本発明を適用したエンジンの排気装置で使用さ
れる消音器の第2実施例の縦断面図である。
【図3】本発明を実施するのに好適なエンジンの排気装
置を備えた自動2輪車の概略説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 排気管 3 消音器(マフラー) 11 外筒 12 内筒(パンチ孔を有する) 13 吸音材 14 テールパイプ 15 排気管接続部材 20 後端仕切り壁(第3仕切り壁) 21 環状支持部 22 第1仕切り壁 23 第2仕切り壁 24 第1膨張室 25 第2膨張室 26 第3膨張室 27 第1連結パイプ 28 第2連結パイプ 35 内ステップ部 36 外ステップ部 37 耐熱性シール材 38 蓋 39 消音器取り付けブラケット 41 後板 42 前板 43 吸音材 44 補助仕切り壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒の内面とパンチ孔を有する内筒と
    の間に耐熱性吸音材を装着してその内部に膨張室を形成
    するとともに該膨張室に導入した排気をテールパイプか
    ら後方へ排出する構造の消音器を備えたエンジンの排気
    装置において、前記内筒の後端仕切り壁の外縁部に前記
    内筒の外周面に固着される内ステップ部及び前記外筒の
    内周面に固着される外ステップ部から成る折り曲げ部を
    形成し、前記内ステップ部の外周面と前記外筒の内周面
    との間の環状空間に耐熱性シール材を装着し、前記内筒
    の後端仕切り壁に前記環状空間の後側開放面を覆う蓋を
    固着して前記シール材を所定位置に保持することを特徴
    とするエンジンの排気装置。
  2. 【請求項2】 外筒の内面とパンチ孔を有する内筒と
    の間に耐熱性吸音材を装着してその内部に膨張室を形成
    するとともに該膨張室に導入した排気をテールパイプか
    ら後方へ排出する構造の消音器を備えたエンジンの排気
    装置において、前記内筒の後端仕切り壁の外縁部に前記
    内筒の外周面に固着される内ステップ部及び前記外筒の
    内周面に固着される外ステップ部から成る折り曲げ部を
    形成し、前記内ステップ部の外周面と前記外筒の内周面
    との間の環状空間に耐熱性シール材を装着し、前記内筒
    の後端仕切り壁の前側に壁部材としての後板とパンチ孔
    を有する前板とこれらの板の間に装着された吸音材とか
    ら成る補助仕切り壁を固着することを特徴とするエンジ
    ンの排気装置。
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