JPH10245184A - かご戸係合部材の係合外れ復帰装置及びかご戸係合部材の係合外れ報知装置 - Google Patents

かご戸係合部材の係合外れ復帰装置及びかご戸係合部材の係合外れ報知装置

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JPH10245184A
JPH10245184A JP5066997A JP5066997A JPH10245184A JP H10245184 A JPH10245184 A JP H10245184A JP 5066997 A JP5066997 A JP 5066997A JP 5066997 A JP5066997 A JP 5066997A JP H10245184 A JPH10245184 A JP H10245184A
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陽司 松永
Shigeki Ito
茂喜 伊藤
Yoshihiro Yamaguchi
芳弘 山口
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗場戸係合ローラとかご戸係合部材との係合
外れを検出して、自動的に係合外れを復帰させ、エレベ
ータの稼働率を上げる。 【解決手段】 乗場戸インタロック用係合ローラ5,6
とかご戸インタロック解除用係合部材3との係合外れが
発生した時には、係合外れ検出手段15が係合外れを検
出し、さらに係合外れ復帰手段17がこの係合外れ検出
を受けて乗場戸インタロック用係合ローラとかご戸イン
タロック解除用係合部材との係合外れを復帰させる。こ
れによってかご戸係合部材3の係合外れの発生時に自動
的にその復帰ができて、乗場戸がいつまでも閉じなくて
エレベータの起動ができなくなる事態の発生を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗場戸インタロック
用係合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材との
係合外れを検出して自動復帰を行うかご戸係合部材の係
合外れ復帰装置、及び係合外れを検出してかご内利用者
に報知するかご戸係合部材の係合外れ報知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベータ装置では、かごが停止
していない時に乗場戸だけが単独で開閉する危険を避け
るために、乗場戸インタロック用係合ローラとこのイン
タロックを解除するためにかご戸に設けられたかご戸イ
ンタロック解除用係合部材とが備えられていて、これら
が係合しなければ乗場戸の開閉ができないようにしてい
る。
【0003】この従来の乗場戸インタロック装置では、
図17及び図18に示すように、かご戸1にはアングル
2によってかご戸インタロック解除用係合部材3が取り
付けられ、乗場戸4にはこのかご戸インタロック解除用
係合部材3と両側から係合する乗場戸インタロック用A
係合ローラ5、B係合ローラ6が取り付けられている。
【0004】そしてエレベータ制御装置からのかご戸開
閉指令によってかご戸1が開動作を開始した時には、図
18に実線で示した状態からかご戸1が左側へ動き始め
ることによってかご戸インタロック解除用係合部材3が
乗場戸インタロック用B係合ローラ6に当接し、この押
圧力でB係合ローラ6が若干スイングし、これに連動し
てA係合ローラ5もスイングしてかご戸インタロック解
除用係合部材3に後側(図18において右側から左側へ
動いて鎖線で示す状態で係合部材3の右側面に係合し、
このA係合ローラ5の動作で接点(図示せず)が反転動
作して乗場戸4のインタロックを外し、かご戸1の動き
に連動して乗場戸4が共に開き始める。
【0005】乗場戸4とかご戸1とが閉じる際には、図
18に鎖線で示した状態までかご戸1と乗場戸4が左側
から右側へ動くと、まず乗場戸4が全閉状態になって停
止し、これと共に乗場戸4に固定されているB係合ロー
ラ6が先に停止し、かご戸1だけがさらに右側へ移動す
ることによってB係合ローラ6からA係合ローラ5とか
ご戸インタロック解除用係合部材3が離れて、かご戸1
は実線で示す全閉状態に戻る。A係合ローラ5が図18
で実線で示す元の位置まで復帰すると乗場戸インタロッ
ク解除信号の出力が停止し、エレベータ制御装置は乗場
戸インタロックをかける。またかご戸1の全閉を検出す
るスイッチが動作してかご戸1の全閉信号をエレベータ
制御装置に出力する。
【0006】この乗場戸インタロック装置は、戸の安全
装置の1つで、各階乗場戸に設けられていて、かごが停
止してかご戸が開き始めなければ乗場戸の開閉ができな
いようにして、かごが停止していない階床の乗場側から
乗場戸が開かれ、昇降路に誤って人が落ち込まないよう
にするものである。
【0007】ところが、利用者がいたずらなどでかご戸
を無理に開けたり、戸開の状態で台車による荷物の出し
入れの際にかご戸に設けられている戸開装置(ドアセー
フティ)に台車をぶつけた場合には、図19に示すよう
にかご戸インタロック解除用係合部材3が乗場戸インタ
ロック用A,B係合ローラ5,6間からB係合ローラ6
の左側(かご戸1の開く方向)に外れてしまうことが起
こり得る。また台車を乗場戸にぶつけたりして全開して
いる乗場戸にさらに開かせようとする無理な力が加わっ
たり、逆に全開状態でかご戸1に無理に閉じようとする
力が加えられた時には、図20に示すように乗場戸イン
タロック用A,B係合ローラ5,6間からA係合ローラ
5の右側にかご戸インタロック解除用係合部材3が外れ
てしまうことも起こる。
【0008】図19に示すような係合外れ状態になった
時にはかご戸1と乗場戸4とが一緒に閉じて来ると乗場
戸4が先に全閉状態になるが、B係合ローラ6の左側
(閉じる方向の後側)に係合部材3が引掛ったままにな
っているためにかご戸1が全閉状態まで閉まることがで
きなくなり、いつまで待ってもエレベータを発車させる
ことができなくなる。
【0009】また図20に示すような係合外れ状態にな
った時には、かご戸1と乗場戸4とが一緒に閉じて来る
とかご戸1が先に全閉状態になるが、A係合ローラ5の
右側(閉じる方向の前側)に係合部材3が引掛ったまま
になっているために乗場戸4が全閉状態まで閉まること
ができなくなり、エレベータを発車させることができな
くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の乗場戸インタロック装置では、いったんかご戸インタ
ロック解除用係合部材3が乗場戸インタロック用A,B
係合ローラ5,6間の位置から外れてしまうと、それを
自動的に正規の位置に復帰させる手段を備えていなかっ
たために人手によって係合外れを復帰させなければエレ
ベータを発車させることができず、いつまでも停止した
ままになる問題点があった。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、何らかの原因でかご戸インタロック解
除用係合部材が乗場戸インタロック用A,B係合ローラ
間から外れた時に自動的に係合外れを復帰させることが
できるかご戸係合部材の係合外れ復帰装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】本発明はまた、上記係合外れが発生した時
にかご内利用者に係合外れの発生を報知することができ
る係合外れ報知装置を提供することも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のかご戸
係合部材の係合外れ復帰装置は、かご戸が全閉位置から
開き始めた時に乗場戸に設けられた乗場戸インタロック
用係合ローラに対してかご戸に設けられたかご戸インタ
ロック解除用係合部材が係合し、乗場戸インタロック解
除信号を出力する乗場戸インタロック装置と、前記乗場
戸インタロック解除信号と外部からのかご戸閉信号との
いずれか一方の信号のみが入力される時に前記係合ロー
ラと係合部材との係合外れ発生を検出する係合外れ検出
手段と、前記係合外れ検出手段の係合外れ検出時に起動
して、前記かご戸インタロック解除用係合部材を前記乗
場戸インタロック用係合ローラに再係合させる係合外れ
復帰手段とを備えたものである。
【0014】この請求項1の発明のかご戸係合部材の係
合外れ復帰装置では、乗場戸インタロック用係合ローラ
とかご戸インタロック解除用係合部材との係合外れが発
生した時には、係合外れ検出手段が係合外れを検出し、
さらに係合外れ復帰手段がこの係合外れ検出を受けて乗
場戸インタロック用係合ローラとかご戸インタロック解
除用係合部材との係合外れを復帰させる。これによって
かご戸係合部材の係合外れの発生時に自動的にその復帰
ができて、乗場戸がいつまでも閉じなくてエレベータの
起動ができなくなる事態の発生を防止することができ
る。
【0015】請求項2の発明のかご戸係合部材の係合外
れ報知装置は、かご戸が全閉位置から開き始めた時に乗
場戸に設けられた乗場戸インタロック用係合ローラに対
してかご戸に設けられたかご戸インタロック解除用係合
部材が係合し、乗場戸インタロック解除信号を出力する
乗場戸インタロック装置と、前記乗場戸インタロック解
除信号と外部からのかご戸閉信号とのいずれか一方の信
号のみが入力される時に前記係合ローラと係合部材との
係合外れ発生を検出する係合外れ検出手段と、前記係合
外れ検出手段の係合外れ検出時に当該係合外れの発生を
報知する、かご内に設置された係合外れ報知手段とを備
えたものである。
【0016】この請求項2の発明のかご戸係合部材の係
合外れ報知装置では、乗場戸インタロック用係合ローラ
とかご戸インタロック解除用係合部材との係合外れが発
生した時には係合外れ検出手段が係合外れを検出し、か
ご内に設置された係合外れ報知手段がこの係合外れを利
用者に報知し、利用者の不安を解消する。
【0017】請求項3の発明のかご戸係合部材の係合外
れ復帰装置は、かご戸が全閉位置から開き始めた時に乗
場戸に設けられた乗場戸インタロック用係合ローラに対
してかご戸に設けられたかご戸インタロック解除用係合
部材が係合し、乗場戸インタロック解除信号を出力する
乗場戸インタロック装置と、前記乗場戸インタロック解
除信号と外部からのかご戸閉信号とのいずれか一方の信
号のみが入力される時に前記係合ローラと係合部材との
係合外れ発生を検出する係合外れ検出手段と、前記係合
外れ検出手段の係合外れ検出時に起動して、前記かご戸
インタロック解除用係合部材を前記乗場戸インタロック
用係合ローラに再係合させる係合外れ復帰手段と、前記
係合外れ検出手段が前記係合外れを検出した時に当該係
合外れの発生を報知する、かご内に設置された係合外れ
報知手段とを備えたものである。
【0018】この請求項3の発明のかご戸係合部材の係
合外れ復帰装置では、請求項1の発明のように乗場戸イ
ンタロック用係合ローラとかご戸インタロック解除用係
合部材との係合外れが発生した時には、係合外れ検出手
段が係合外れを検出し、さらに係合外れ復帰手段がこの
係合外れ検出を受けて乗場戸インタロック用係合ローラ
とかご戸インタロック解除用係合部材との係合外れを復
帰させる。そしてこれと共に、係合外れを検出した時に
は、請求項2の発明のようにかご内に設置された係合外
れ報知手段がこの係合外れをかご内の利用者に報知し、
利用者の不安を解消する。
【0019】請求項4の発明は、請求項1または3のか
ご戸係合部材の係合外れ復帰装置においてさらに、前記
かご戸インタロック解除用係合部材の破損を検出する破
損検出手段と、前記破損検出手段が前記かご戸インタロ
ック解除用係合部材の破損を検出した時に、前記係合外
れ復帰手段の動作を禁止する復帰動作禁止手段とを備え
たものである。
【0020】この請求項4の発明のかご戸係合部材の係
合外れ復帰装置では、乗場戸インタロック用係合ローラ
とかご戸インタロック解除用係合部材との係合外れと、
かご戸インタロック解除用係合部材の破損とを区別して
検出し、かご戸インタロック解除用係合部材の破損を検
出した時には係合外れ復帰手段による自動復帰動作を禁
止し、本来のインタロック機能を維持させて二次災害を
防止する。
【0021】請求項5の発明は、請求項1または3のか
ご戸係合部材の係合外れ復帰装置においてさらに、前記
かご戸インタロック解除用係合部材の破損を検出する破
損検出手段と、前記破損検出手段が前記かご戸インタロ
ック解除用係合部材の破損を検出した時に、前記係合外
れ復帰手段の動作を禁止する復帰動作禁止手段と、前記
破損検出手段が前記かご戸インタロック解除用係合部材
の破損を検出した時に、当該係合部材破損の発生を報知
する、前記かご内に設置された破損発生報知手段とを備
えたものである。
【0022】この請求項5の発明のかご戸係合部材の係
合外れ復帰装置では、乗場戸インタロック用係合ローラ
とかご戸インタロック解除用係合部材との係合外れと、
かご戸インタロック解除用係合部材の破損とを区別して
検出し、かご戸インタロック解除用係合部材の破損を検
出した時には係合外れ復帰手段による自動復帰動作を禁
止し、本来のインタロック機能を維持させて二次災害を
防止する。これと共に、破損発生報知手段によって係合
部材の破損発生をかご内の利用者に報知して、利用者の
不安を解消する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
機能構成を示しており、乗場戸インタロック装置11か
らの乗場戸閉信号12と、かご戸装置13からのかご戸
閉信号14とを入力し、これらの信号の組み合わせで係
合外れを判定する係合外れ検出回路15と、この係合外
れ検出回路15からの係合外れ検出信号16に基づき動
作する係合外れ復帰装置17を備えている。
【0024】乗場戸インタロック装置11は、図17〜
図20に示した従来例と同様の構成、機能を有してい
て、エレベータ制御装置からのかご戸開閉指令によって
かご戸1が開動作を開始した時には、図18に実線で示
した状態からかご戸1が左側へ動き始めることによって
かご戸インタロック解除用係合部材3が乗場戸インタロ
ック用B係合ローラ6に当接し、この押圧力でB係合ロ
ーラ6が若干スイングし、これに連動してA係合ローラ
5もスイングしてかご戸インタロック解除用係合部材3
に後側(図18において右側から左側へ動いて鎖線で示
す状態で係合部材3の右側面に係合し、このA係合ロー
ラ5の動作で接点(図示せず)が反転動作した時にイン
タロックを解除してかご戸1と乗場戸4とが一緒に開閉
動作可能とする機能を有している。また乗場戸インタロ
ック装置11は、従来から広く用いられている手段、例
えば、乗場戸4が全閉状態になった時にその乗場戸4と
共に動く接点当接要素(図示せず)が乗場戸口の固定部
に取り付けられている全閉検出スイッチ(図示せず)の
可動接点に当接してスイッチを反転動作させた時に乗場
戸閉信号12を出力する機能を有している。
【0025】かご戸装置13はかご戸1を開閉駆動する
装置であり、従来から広く用いられている手段、例え
ば、かご戸1が全閉状態になった時にそのかご戸1と共
に動く接点当接要素(図示せず)がかごの固定部に取り
付けられている全閉検出スイッチ(図示せず)の可動接
点に当接してスイッチを反転動作させた時にかご戸閉信
号14を出力する。
【0026】係合外れ検出回路15は、図19に示した
状態、つまり乗場戸閉信号12が入力されているのにか
ご戸閉信号14が入力されない場合、また図20に示し
た状態、つまりかご戸閉信号14が入力されているのに
乗場戸閉信号14が入力されない場合に乗場戸インタロ
ック用A,B係合ローラ5,6とかご戸インタロック解
除用係合部材3との係合外れが発生したと判定し、係合
外れ信号16を出力する。
【0027】係合外れ復帰装置17は図2及び図3に示
す機械的な構成であり、かご戸1に取り付けられた、か
ご戸インタロック解除用係合部材3を起倒駆動するため
の油圧式あるいは電磁式の吸引装置21と、この吸引装
置21により吸引、押出駆動されるプランジャ22と、
かご戸インタロック解除用係合部材3の起倒動作をガイ
ドするガイドレール23と、このガイドレール23に沿
ってスライドするガイドシュー24とから構成されてい
る。なお、25は固定アングルであり、係合部材3を正
規の位置でかご戸1に対して垂直に直立するように支持
する。
【0028】この係合外れ復帰装置17は、図2及び図
3に示す正規の状態において、後述する係合外れ復帰信
号16を受けると図5及び図7に示すように吸引装置2
1を駆動してプランジャ22を吸引し、これによって係
合部材3の根本部分を吸引装置21側に引き寄せて倒
し、係合部材3の先端部分を乗場戸4側のA,B係合ロ
ーラ5,6よりもかご戸1側に近づかせることにより、
かご戸1と乗場戸4とが相対的に移動できるようにし、
またこの後に吸引装置21によってプランジャ22を元
の位置まで押し出して、係合部材3を図2及び図3に示
す正規の状態まで起こす動作をすることができる。
【0029】次に、上記構成のかご戸係合部材の係合外
れ復帰装置の動作について説明する。図2及び図3に示
すようにかご戸1と乗場戸4が共に全閉状態から、かご
戸開閉指令によってかご戸1が開動作を開始した時に
は、従来例と同様に、図18に実線で示した状態からか
ご戸1が左側へ動き始めることによってかご戸インタロ
ック解除用係合部材3が乗場戸インタロック用B係合ロ
ーラ6に当接し、この押圧力でB係合ローラ6が若干ス
イングし、これに連動してA係合ローラ5もスイングし
てかご戸インタロック解除用係合部材3に後側(図18
において右側から左側へ動いて鎖線で示す状態で係合部
材3の右側面に係合し、このA係合ローラ5の動作で接
点(図示せず)が反転動作して乗場戸4のインタロック
を外し、かご戸1の動きに連動して乗場戸4が共に開き
始める。
【0030】また乗場戸4とかご戸1とが閉じる際に
は、図18に鎖線で示した状態までかご戸1と乗場戸4
が左側から右側へ動いてくると、まず乗場戸4が全閉状
態になって停止し、これと共に乗場戸4に固定されてい
るB係合ローラ6が先に停止し、かご戸1だけがさらに
右側へ移動することによってB係合ローラ6からA係合
ローラ5とかご戸インタロック解除用係合部材3が離れ
て、かご戸1は実線で示す全閉状態に戻る。A係合ロー
ラ5が図18で実線で示す元の位置まで復帰すると乗場
戸インタロック解除信号の出力が停止し、エレベータ制
御装置は乗場戸インタロックをかける。またかご戸1の
全閉を検出するスイッチが動作してかご戸1の全閉信号
をエレベータ制御装置に出力する。
【0031】ところが、利用者がいたずらなどでかご戸
を無理に開けたり、戸開の状態で台車による荷物の出し
入れの際にかご戸に設けられている戸開装置(ドアセー
フティ)に台車をぶつけたりして、図4に示すようにか
ご戸インタロック解除用係合部材3が乗場戸インタロッ
ク用A,B係合ローラ5,6間からB係合ローラ6の左
側(かご戸1の開く方向)に外れてしまうと、かご戸1
と乗場戸4とが一緒に閉じて来ると乗場戸4が先に全閉
状態になるが、B係合ローラ6の左側(閉じる方向の後
側)に係合部材3が引掛ったままになっているためにか
ご戸1が全閉状態まで閉まることができなくなる。
【0032】この時、図1において乗場戸インタロック
装置11から乗場戸閉信号12が出力されるが、かご戸
装置13からはかご戸閉信号14が出力されない。この
ため、係合外れ検出回路15は係合外れ検出信号16を
係合外れ復帰装置17に出力する。
【0033】係合外れ復帰装置17は、係合外れ検出信
号16を受けると、図5に示すように吸引装置21を駆
動してプランジャ22を吸引して係合部材3を倒す。こ
れによって係合部材3の先端部分がB係合ローラ6との
引掛りから外れ、かご戸1は全閉位置まで移動できるよ
うなり全閉状態まで移動する。そこで、吸引装置21に
よりプランジャ22を押し出して係合部材3を直立する
正規の状態まで復帰させることにより、係合部材3が乗
場戸インタロック用A,B係合ローラ5,6間に位置す
るようになり、係合外れから復帰できる。
【0034】また逆に図6に示すような係合外れ状態に
なった時には、かご戸1と乗場戸4とが一緒に閉じて来
るとかご戸1が先に全閉状態になるが、A係合ローラ5
の右側(閉じる方向の前側)に係合部材3が引掛ったま
まになっているために乗場戸4が全閉状態まで閉まるこ
とができなくなる。
【0035】この時には、図1において乗場戸インタロ
ック装置11から乗場戸閉信号12が出力されず、かご
戸装置13からかご戸閉信号14が出力されるようにな
るため、係合外れ検出回路15は係合外れ検出信号16
を出力する。そこで、係合外れ復帰装置17は、図7に
示すように吸引装置21を駆動してプランジャ22を吸
引して係合部材3を倒し、係合部材3の先端部分がA係
合ローラ5との引掛りから外れ、乗場戸4を全閉位置ま
で移動させ、この後に吸引装置21によりプランジャ2
2を押し出して係合部材3を直立する正規の状態まで復
帰させ、係合部材3を乗場戸インタロック用A,B係合
ローラ5,6間に位置させ、係合外れから復帰させる。
【0036】以上の動作の制御を図8のフローチャート
で説明すると、乗場戸3の全閉信号12とかご戸1の全
閉信号14のどちらかが入力されない場合に、係合外れ
検出回路15が係合外れを検出し(ステップS1)、係
合外れ復帰装置17が起動されて上述した係合外れ復帰
動作をしてかご戸インタロック解除用係合部材3と乗場
戸インタロック用A,B係合ローラ5,6との係合外れ
を自動的に復帰させて、エレベータを発車できるように
するのである(ステップS2)。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態のかご戸
係合部材の係合外れ報知装置を図9及び図10に基づい
て説明する。この第2の実施の形態の特徴は、係合外れ
検出回路15が乗場戸インタロック用A,B係合ローラ
5,6とかご戸インタロック解除用係合部材3との係合
外れを検出した時に、この係合外れ検出信号16によっ
て、例えば、「かご戸の係合が外れました。非常ボタン
を押してください。」といった放送を行うかご内報知装
置18をかご内に設置した点にある。
【0038】この第2の実施の形態によれば、図10の
フローチャートに示すように、第1の実施の形態と同様
に図4または図6の係合外れが発生し、係合外れ検出回
路15が係合外れを検出した時には(ステップS1
1)、かご内報知装置18によって利用者に係合外れを
放送し、利用者の不快感、不安感を抑える(ステップS
12)。
【0039】なお、かご内報知装置18としては、スピ
ーカによって音声による報知を行う代わりに、あるいは
同時にかご内に設置されているディスプレイに表示する
手段を採用することもできる。
【0040】また、上記の第1と第2の実施の形態との
機能を共に有するものとして、図11に示すかご戸係合
部材の係合外れ復帰装置を構成することもできる。この
第3の実施の形態のかご戸係合部材の係合外れ復帰装置
では、係合外れ検出回路15が係合外れを検出して係合
外れ検出信号16を出力する時に、係合外れ復帰装置1
7によって係合外れの復帰動作をすると共に、かご内報
知装置18によって、「かご戸の係合外れが発生しまし
た。復旧しますので、しばらくお待ちください。」とい
った案内放送をかご内に流すことによって利用者の不快
感、不安感を抑えることができる。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態のかご戸
係合部材の係合外れ復帰装置を図12〜図14に基づい
て説明する。第4の実施の形態は、係合外れ検出回路1
5と共にかご戸インタロック解除用係合部材3の破損を
検出するかご戸係合部材破損検出装置19をかご戸1に
設け、第1、第2の実施の形態で係合外れ検出回路15
が係合外れ検出信号16を出力する場合でも、かご戸係
合部材検出装置19がかご戸インタロック解除用係合部
材3の破損を検出した時には係合外れ検出信号16を出
力しないようにしたことを特徴とする。
【0042】図13に示すようにかご戸係合部材破損検
出装置19は、かご戸インタロック解除用係合部材3に
かご戸1との間の距離Gを計測するギャップセンサ27
を備え、このギャップセンサ27が検出する距離Gが規
定値よりも大きくずれた場合にかご戸係合部材破損検出
信号110を出力する働きをする。例えば、かご戸イン
タロック解除用係合部材3が何かの部材に引掛り、大き
く変形したり、脱落したりすると、ギャップセンサ27
の検出するかご戸1までの距離Gは規定値から大きく変
化する。そこで、かご戸係合部材破損検出装置19はこ
のギャップセンサ27からの距離計測信号を受けて、規
定値と比較して大きなずれが発生している時にかご戸係
合部材破損検出信号110を出力するのである。
【0043】そこで、第4の実施の形態のかご戸係合部
材の係合外れ復帰装置は、図14のフローチャートに示
すように動作する。乗場戸閉信号12またはかご戸閉信
号14のどちらか一方だけが入力されることによって、
係合外れ検出回路15は係合外れと判定するが(ステッ
プS21)、この時にはさらに、係合部材破損検出信号
110の入力の有無を判定し(ステップS22)、破損
検出信号110が入力されていなければ本当に係合外れ
が発生していると判断して係合外れ信号16を係合外れ
復帰装置17に出力し、係合外れ復帰装置17は第1の
実施の形態と同じ動作によってかご戸インタロック解除
用係合部材3の係合外れを復帰させる(ステップS2
3)。
【0044】しかしながら、ステップS22の判断で、
係合部材破損検出装置19が破損検出信号110を出力
していれば係合外れ検出回路15は係合外れ検出信号1
6を出力しないようにして、係合外れ復帰装置17の動
作を禁止する。
【0045】これによって、かご戸インタロック解除用
係合部材3が破損した結果として係合外れが発生してい
る場合には、単なる係合外れと区別し、係合外れ復帰装
置17の動作で再係合させてエレベータを発車させると
発生するかもしれない二次災害の発生を未然に防止す
る。
【0046】次に、本発明の第5の実施の形態のかご戸
係合部材の係合外れ復帰装置を図15及び図16に基づ
いて説明する。この第5の実施の形態は、第4の実施の
形態において、さらにかご内報知装置18をも並設した
ことを特徴とする。すなわち、係合外れ検出回路15と
共にかご戸インタロック解除用係合部材3の破損を検出
するかご戸係合部材破損検出装置19をかご戸1に設
け、またかご内報知装置18をかご内に設置し、第1、
第2の実施の形態で係合外れ検出回路15が係合外れ検
出信号16を出力する場合でも、かご戸係合部材検出装
置19がかご戸インタロック解除用係合部材3の破損を
検出した時には係合外れ検出信号16を出力しないよう
にし、代わりにかご内報知装置18には係合部材破損検
出信号110を出力するようにしている。
【0047】この第5の実施の形態のかご戸係合部材の
係合外れ復帰装置では、図16のフローチャートに示す
ように、乗場戸閉信号12またはかご戸閉信号14のど
ちらか一方だけが入力されることによって、係合外れ検
出回路15は係合外れと判定するが(ステップS3
1)、この時にはさらに、係合部材破損検出信号110
の入力の有無を判定し(ステップS32)、破損検出信
号110が入力されていなければ本当に係合外れが発生
していると判断して係合外れ信号16を係合外れ復帰装
置17に出力し、係合外れ復帰装置17は第1の実施の
形態と同じ動作によってかご戸インタロック解除用係合
部材3の係合外れを復帰させる(ステップS33)。ま
たかご内報知装置18に対しても係合外れ検出信号16
を出力して、「かご戸の係合外れが発生しました。復旧
しますので、しばらくお待ちください。」というような
案内放送をして利用者の不快感、不安感をなくす(ステ
ップS34)。
【0048】一方、ステップS32の判断で、係合部材
破損検出装置19が破損検出信号110を出力していれ
ば係合外れ検出回路15は係合外れ検出信号16を出力
しないようにして、係合外れ復帰装置17の動作を禁止
する。そしてこの場合にはかご内報知装置18に係合部
材破損検出信号110を出力し、かご内報知装置18に
「かご戸の係合装置の不具合が発生しました。非常ボタ
ンを押してください。」といった案内放送を出力させる
(ステップS34)。
【0049】これによって、かご戸インタロック解除用
係合部材3が破損した結果として係合外れが発生してい
る場合には、単なる係合外れと区別し、係合外れ復帰装
置17の動作で再係合させてエレベータを発車させると
発生するかもしれない二次災害の発生を未然に防止する
と共に、そのような場合にも案内放送によって利用者が
抱く不快感、不安感をなくすことができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
乗場戸インタロック用係合ローラとかご戸インタロック
解除用係合部材との係合外れが発生した時には、係合外
れ検出手段が係合外れを検出し、さらに係合外れ復帰手
段がこの係合外れ検出を受けて乗場戸インタロック用係
合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材との係合
外れを復帰させるようにしたので、かご戸係合部材の係
合外れの発生時に自動的にその復帰ができて、乗場戸が
いつまでも閉じなくてエレベータの起動ができなくなる
事態の発生を防止することができ、稼働率を向上させ、
またサービスの向上が図れることができる。
【0051】請求項2の発明によれば、乗場戸インタロ
ック用係合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材
との係合外れが発生した時には係合外れ検出手段が係合
外れを検出し、かご内に設置された係合外れ報知手段が
この係合外れを利用者に報知するようにしたので、係合
外れが発生してエレベータが発車しなくなった時に利用
者が抱く不快感や不安感を解消することができる。
【0052】請求項3の発明によれば、乗場戸インタロ
ック用係合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材
との係合外れが発生した時には、係合外れ検出手段が係
合外れを検出し、さらに係合外れ復帰手段がこの係合外
れ検出を受けて乗場戸インタロック用係合ローラとかご
戸インタロック解除用係合部材との係合外れを復帰させ
ると共に、かご内に設置された係合外れ報知手段が係合
外れをかご内の利用者に報知するようにしたので、乗場
戸がいつまでも閉じなくてエレベータの起動ができなく
なる事態の発生を防止することができ、稼働率を向上さ
せ、また利用者が抱く不快感や不安感を解消することが
でき、サービスの向上が図れる。
【0053】請求項4の発明によれば、乗場戸インタロ
ック用係合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材
との係合外れと、かご戸インタロック解除用係合部材の
破損とを区別して検出し、かご戸インタロック解除用係
合部材の破損を検出した時には係合外れ復帰手段による
自動復帰動作を禁止するようにしたので、本来のインタ
ロック機能を維持させて二次災害を防止することができ
る。
【0054】請求項5の発明によれば、乗場戸インタロ
ック用係合ローラとかご戸インタロック解除用係合部材
との係合外れと、かご戸インタロック解除用係合部材の
破損とを区別して検出し、かご戸インタロック解除用係
合部材の破損を検出した時には係合外れ復帰手段による
自動復帰動作を禁止し、また破損発生報知手段によって
かご内の利用者に係合部材の破損発生を報知するように
したので、本来のインタロック機能を維持させて二次災
害を防止することができ、また利用者が抱く不快感や不
安感を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記の実施の形態の機械的構成を示す正面図。
【図3】上記の実施の形態の機械的構成を示す平面図。
【図4】上記の実施の形態の係合部材の係合外れ状態を
示す平面図。
【図5】上記の実施の形態の係合部材の係合外れの復帰
動作を示す平面図。
【図6】上記の実施の形態の係合部材の係合外れ状態を
示す平面図。
【図7】上記の実施の形態の係合部材の係合外れの復帰
動作を示す平面図。
【図8】上記の実施の形態の係合部材の係合外れの自動
復帰動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図10】上記の実施の形態の係合部材の係合外れのか
ご内報知動作を示すフローチャート。
【図11】本発明の第3の実施の形態の機能構成を示す
ブロック図。
【図12】本発明の第4の実施の形態の機能構成を示す
ブロック図。
【図13】上記の実施の形態における係合部材破損検出
装置を示す側面図。
【図14】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図15】本発明の第5の実施の形態の機能構成を示す
ブロック図。
【図16】上記の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト。
【図17】従来例の正面図。
【図18】従来例の平面図。
【図19】従来例の係合部材の係合外れ状態を示す平面
図。
【図20】従来例の係合部材の係合外れ状態を示す平面
図。
【符号の説明】
1 かご戸 3 係合部材 4 乗場戸 5 A係合ローラ 6 B係合ローラ 7 かご立柱 11 乗場戸インタロック装置 12 乗場戸閉信号 13 かご戸装置 14 かご戸閉信号 15 係合外れ検出回路 16 係合外れ検出信号 17 係合外れ復帰装置 18 かご内報知装置 19 係合部材破損検出装置 110 係合部材破損検出信号 21 吸引装置 22 プランジャ 23 ガイドレール 24 ガイドシュー 25 固定アングル 27 ギャップセンサ
フロントページの続き (72)発明者 山口 芳弘 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご戸が全閉位置から開き始めた時に乗
    場戸に設けられた乗場戸インタロック用係合ローラに対
    してかご戸に設けられたかご戸インタロック解除用係合
    部材が係合し、乗場戸インタロック解除信号を出力する
    乗場戸インタロック装置と、 前記乗場戸インタロック解除信号と外部からのかご戸閉
    信号とのいずれか一方の信号のみが入力される時に前記
    係合ローラと係合部材との係合外れ発生を検出する係合
    外れ検出手段と、 前記係合外れ検出手段の係合外れ検出時に起動して、前
    記かご戸インタロック解除用係合部材を前記乗場戸イン
    タロック用係合ローラに再係合させる係合外れ復帰手段
    とを備えて成るかご戸係合部材の係合外れ復帰装置。
  2. 【請求項2】 かご戸が全閉位置から開き始めた時に乗
    場戸に設けられた乗場戸インタロック用係合ローラに対
    してかご戸に設けられたかご戸インタロック解除用係合
    部材が係合し、乗場戸インタロック解除信号を出力する
    乗場戸インタロック装置と、 前記乗場戸インタロック解除信号と外部からのかご戸閉
    信号とのいずれか一方の信号のみが入力される時に前記
    係合ローラと係合部材との係合外れ発生を検出する係合
    外れ検出手段と、 前記係合外れ検出手段の係合外れ検出時に当該係合外れ
    の発生を報知する、かご内に設置された係合外れ報知手
    段とを備えて成るかご戸係合部材の係合外れ報知装置。
  3. 【請求項3】 かご戸が全閉位置から開き始めた時に乗
    場戸に設けられた乗場戸インタロック用係合ローラに対
    してかご戸に設けられたかご戸インタロック解除用係合
    部材が係合し、乗場戸インタロック解除信号を出力する
    乗場戸インタロック装置と、 前記乗場戸インタロック解除信号と外部からのかご戸閉
    信号とのいずれか一方の信号のみが入力される時に前記
    係合ローラと係合部材との係合外れ発生を検出する係合
    外れ検出手段と、 前記係合外れ検出手段の係合外れ検出時に起動して、前
    記かご戸インタロック解除用係合部材を前記乗場戸イン
    タロック用係合ローラに再係合させる係合外れ復帰手段
    と、 前記係合外れ検出手段が前記係合外れを検出した時に当
    該係合外れの発生を報知する、かご内に設置された係合
    外れ報知手段とを備えて成るかご戸係合部材の係合外れ
    復帰装置。
  4. 【請求項4】 前記かご戸インタロック解除用係合部材
    の破損を検出する破損検出手段と、 前記破損検出手段が前記かご戸インタロック解除用係合
    部材の破損を検出した時に、前記係合外れ復帰手段の動
    作を禁止する復帰動作禁止手段とを備えて成る請求項1
    または3に記載のかご戸係合部材の係合外れ復帰装置。
  5. 【請求項5】 前記かご戸インタロック解除用係合部材
    の破損を検出する破損検出手段と、 前記破損検出手段が前記かご戸インタロック解除用係合
    部材の破損を検出した時に、前記係合外れ復帰手段の動
    作を禁止する復帰動作禁止手段と、 前記破損検出手段が前記かご戸インタロック解除用係合
    部材の破損を検出した時に、当該係合部材破損の発生を
    報知する、前記かご内に設置された破損発生報知手段と
    を備えて成る請求項1または3に記載のかご戸係合部材
    の係合外れ復帰装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002220170A (ja) * 2001-01-24 2002-08-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーターのドア制御装置
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