JPH10244863A - 自動車用室内カバー - Google Patents

自動車用室内カバー

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JPH10244863A
JPH10244863A JP5289397A JP5289397A JPH10244863A JP H10244863 A JPH10244863 A JP H10244863A JP 5289397 A JP5289397 A JP 5289397A JP 5289397 A JP5289397 A JP 5289397A JP H10244863 A JPH10244863 A JP H10244863A
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晃 熊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内カバーを種々なシートアレンジに対応させ
る。 【解決手段】室内カバー20を、シートルーム1を覆う
シートカバー部21とラゲージルーム2を覆うラゲージ
ルームカバー部22とを連続一体に形成し、シートカバ
ー部21の大きさをフルフラット時にリヤシート3の背
もたれ13,14の頂部からフロントシートの座部6の
前端まで覆える大きさとする。室内カバー20の幅方向
中央部には、フロントシートの左右の背もたれ間と同程
度の間隔で後方へに平行に延びる一対の分割ライン23
を設け、室内カバー20を幅方向で右側部分24、左側
部分25及び中央帯状部26に分割可能とし、左右で異
なるシートアレンジに対応可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一車室内にシ
ートルームとラゲージルームを一体に設けたワンボック
スカー等において使用するに好適な、シートカバーとラ
ゲージルームカバーを連続する室内カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭49−27135号には、ライト
バン等に用いる荷台カバー(ラゲージルームカバー)が
示されている。この自動車は、左右一対のフロントシー
トと、その後方のリヤシートと、このリヤシート後方の
車体後部に形成されるラゲージルームとを備え、前記フ
ロントシート及びリヤシートの各背もたれを起倒自在に
したものである。
【0003】ラゲージルームカバーは、平面形状に展開
自在な容器状に形成され、その前部をリヤシートの折り
畳み形状に合わせて前後方向へ伸縮自在に構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ラゲー
ジルームカバーは、前端部をリヤシートの背もたれ背面
へ取付けることができるだけであり、リヤシートやフロ
ントシートを覆うシートカバーは別に用意する必要があ
った。
【0005】したがって、車室内を覆うカバーとしては
シートカバーとラゲージカバーが別々に必要であり、部
品点数が多くなるとともに、それぞれが別な素材やデザ
インで構成されているため、シートを折り畳んだとき車
室内が一体感の無いものになってしまった。
【0006】しかも、近年のこの種の自動車は多様なシ
ートアレンジを可能にするようになっており、例えば全
シートを倒して車室内を略平坦にした状態(フルフラッ
トという)や、セパレートシートとし形成されたフロン
トシートやリヤシートの左右いずれか片側のみを倒すな
ど、種々のパターンを自在にとることができる。
【0007】しかし、シートカバーはセパレートシート
であるフロントシート用の左右部分とリヤシート用とに
分割された複数部分からなることが普通であるから、こ
れら各部が独立したシートカバーやラゲージカバーを連
携させて、多様なシートアレンジに応じてシーカバー機
能部分やラゲージスペースの形状や大きさを自在に変更
することは不可能であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明は、左右一対のフロントシートとその後方のリ
ヤシートを収容するシートルームと、このシートルーム
後方の車体後部に連続して形成されたラゲージルームと
を備え、前記フロントシート及びリヤシートの各背もた
れを起倒自在にした自動車の車室内を覆うための室内カ
バーにおいて、前記ラゲージルームからリヤシートの背
もたれ背面まで連続して覆うラゲージルームカバー部
と、主として前記シートルーム内で少なくとも前記リヤ
シートの背もたれ前面側を覆うことのできるシートカバ
ー部とを、連続一体に設けたことを特徴とする。
【0009】このとき、少なくとも前記シートカバー部
の幅方向中間部に前端部から後方へ延びる分割ラインを
設け、この分割ラインを挟んで左右の部分を分離又は結
合自在にすることができる。
【0010】さらにこの場合、前記左右のフロントシー
ト間にアームレストが設けられるとともに、前記分割ラ
インは左右に分割された背もたれと略同じ間隔で平行す
るよう一対で形成することができる。
【0011】そのうえ、このシートカバー部を、前記フ
ロントシート及びリヤシートをフルフラット状態にした
ときリヤシートの背もたれ頂部からフロントシートの前
端まで覆うことのできる大きさにすることができる。
【0012】また、シートカバー部の前端部に、背もた
れ頂部へ着脱自在に取付けられるヘッドレストのピラー
を通すためのピラー穴を設けることもできる。
【0013】
【発明の効果】シートカバー部とラゲージルームカバー
部を連続一体に設けるとともに、シートカバー部の大き
さを少なくともリヤシートの背もたれ前面側を覆えるよ
うにしたので、リヤシートを倒したり、全シートを起こ
す等の種々なシートアレンジに対してもシートカバー部
が少なくともリヤシート側をラゲージルームと一体に覆
うことができるので、種々なシートアレンジへの適応が
可能でありる。
【0014】しかも、車室内を覆うカバーとして、シー
トカバーとラゲージカバーを別々に用意する必要がない
ので、部品点数を削減できるとともに、シートカバー部
とラゲージカバー部を統一のある素材やデザインで構成
できるため、シートを折り畳んだとき車室内を一体感の
あるものにできる。
【0015】このとき、シートカバー部の幅方向中間部
に分割ラインを設ければ、シートカバー部をこの分割ラ
インで左右に分割可能になるため、例えば、背もたれを
左右に分割して左右別々に起倒自在なシートを採用した
場合、一方を起立させ他方を倒すようなシートアレンジ
にしても、分割ラインで分離した左右の部分でそれぞれ
覆うことができるので、シートカバー部とラゲージルー
ムカバー部が連帯しながら、々なシートアレンジに対応
しシートカバー機能部分やラゲージスペースの形状や大
きさを自在に変化させることができる。
【0016】さらに、分割ラインを左右に分割された背
もたれの間隔と同程度の間隔で2本平行に設ければ、左
右の背もたれ間にアームレストがある場合、左右一方側
の背もたれを倒した場合でも、アームレスト上をシート
カバー部の一部で覆うことができる。
【0017】また、シートカバー部の大きさをフルフラ
ット時におけるフロントシート前端まで覆えるようにす
れば、フルフラット時にシートカバー部とラゲージルー
ムカバー部を一枚物状に一体化することにより、見かけ
上、シートルームとラゲージルームを連続一体の広い空
間として形成でき、フルフラット時の車室内を統一感の
ある空間に形成できる。
【0018】そのうえ、シートカバー部の前端部にピラ
ー穴を設ければ、フロントシートの背もたれを起こして
使用するとき、シートカバー部の前端をフロントシート
の背もたれへ取付けられるヘッドレストのピラーで固定
できるため、シートカバー部の前端部を容易に固定でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施形態
を説明する。図1はフルフラット時の車室内を示す斜視
図、図2乃至図9はそれぞれ異なるシートアレンジ状態
を示す斜視図、図10及び図11はそれぞれシートカバ
ー部でラゲージルームの物品を覆う態様を示す斜視図、
図12は図2の12−12線断面図、図13は図4の1
3−13線断面図である。
【0020】図1は、RV用ワンルーム車のフルフラッ
ト時における車室内を示し、図10にも明らかなよう
に、この同一車室内にシートルーム1とラゲージルーム
2が連続して設けられ、シートルーム1にはフロントシ
ートとリヤシート3が設けられている。
【0021】フロントシートは運転席4と助手席5から
なる左右に分離されたセパレートシートであり、各々に
は座部6とフルリクライニング式の背もたれ7及び背も
たれ7の頂部に着脱自在に取付けられるヘッドレスト8
を備えている。
【0022】また、各座部6は、それぞれ車体フロアの
取付座9に対して前後方向へスライド可能に支持される
とともに、運転席4と助手席5の背もたれ7間には所定
の間隔10が設けられ、この間隔10内に収容されるア
ームレスト11が運転席4側へ支持されている。
【0023】リヤシート3は座部12がベンチ式で、背
もたれが左右独立して座部12の上へ折り畳み可能な、
右側背もたれ13と左側背もたれ14に分離されたセミ
セパレート型であり、各背もたれ13、14の頂部には
着脱自在にヘッドレスト15が取付けられている。
【0024】図1に明らかなように、運転席4と助手席
5の各背もたれ7をフルリクライニングし、かつリヤシ
ート3の右側背もたれ13と左側背もたれ14を座部1
2上へ折り畳んだフルフラット時には、シートルーム1
及びラゲージルーム2を連続して一枚物状に覆う室内カ
バー20が設けられている。
【0025】室内カバー20は、前半のシートカバー部
21と後半のラゲージルームカバー部22からなり、ラ
ゲージルームを覆うのに適した防水性のある素材によっ
て構成され、かつ好ましくは、シートカバーとしての良
好な風合いを有する素材が採用される。
【0026】また、室内カバー20の幅方向中間部に
は、運転席4と助手席5の背もたれ7間の間隔10と略
同程度の間隔で平行する2本の分割ライン23が、前後
方向へ通しで形成され、室内カバー20を幅方向におい
て右側部分24と左側部分25並びに中央帯状部26に
分割している。
【0027】これら、右側部分24、左側部分25及び
中央帯状部26は、それぞれ、分割ライン23におい
て、図示を省略したチャックや面ファスナー等の適宜結
合手段により着脱自在に結合されている。
【0028】シートカバー部21の前端部には図12に
明らかなように、ヘッドレスト8のピラー30を通すた
めのピラー穴31が右側部分24及び左側部分25にそ
れぞれ形成されており、このピラー穴31に通したピラ
ー30をヘッドレスト8の頂部に形成されたアジャスタ
部32へ差し込むことにより、シートカバー部21の前
端部が背もたれ7の頂部へヘッドレスト8のピラー30
により固定されるようになっている。
【0029】また、図13に明らかなように、シートカ
バー部21の後端部で背もたれ13及び14の各頂部に
対応する位置にも同様のピラー穴35が形成され、ヘッ
ドレスト15のピラー36により固定可能になっている
とともに、背もたれ13及び14の背面上部に対してラ
ゲージルームカバー部22の前端部が、背もたれ13及
び14の背面に対面する側に設けられた例えばフックや
面ファスナーのような公知の適宜係止手段37で固定さ
れている。
【0030】ラゲージルームカバー部22は、リヤシー
ト3の背もたれ13及び14から後方へ延びて、リヤシ
ート3の背もたれ13及び14の各背面とラゲージルー
ム2内を覆うとともに、左右両側面にはえぐり部38が
形成され、車体側のホイールハウス39を避けるように
なっている。
【0031】次に、本実施形態の作用を説明する。ま
ず、図1のフルフラット状態において、室内カバー20
はシートカバー部21とラゲージルームカバー部22が
連続一体になって、シートルーム1及びラゲージルーム
2のほぼ全体を一枚物状の外観をなして覆っている。な
お、この状態では、シートカバー部21の前端は運転席
4及び助手席5の各座部6の前端を覆って、その前方へ
垂れ下がっている。
【0032】このように、シートカバー部21とラゲー
ジルームカバー部22とを連携して一枚物状に一体化す
ることにより、見かけ上、シートルーム1とラゲージル
ーム2を連続一体の広い空間として形成でき、フルフラ
ット時の車室内を統一感のある空間に形成できる。
【0033】図2は運転席4のみを起こした状態であ
り、この場合はシートカバー部21部分の右側部分2
4、左側部分25及び中央帯状部26をそれぞれ分割ラ
イン23で分離する。
【0034】このようにすると、背もたれ7を左側部分
25側と独立して起こすことができ、同時に背もたれ7
と一緒に立ち上がるアームレスト11上を中央帯状部2
6の前端部で覆うことができる。
【0035】なお、シートカバー部21の右側部分24
は、例えば図示のように、前端部を背もたれ7の頂部へ
ヘッドレスト8で固定することにより、運転席4の背も
たれ7背面へ垂れ下げておくことができる。但し、この
部分の処理形式は後述するように種々のものが可能であ
る。
【0036】しかも、シートカバー部21の前端部にピ
ラー穴35を設けることにより、フロントシートを使用
するとき、シートカバー部21の前端をフロントシート
の背もたれ7へヘッドレスト8のピラー30を利用して
固定できるため、シートカバー部21の前端部を背もた
れ7へ容易かつ確実に固定できる。
【0037】このようにすると、シートカバー部21の
左側をラゲージルーカバー22と連携してラゲージルー
ム2と連続する長尺物品の収納に適したラゲージスペー
スを形成でき、右側をラゲージルーカバー22と連携し
てラゲージルーム2とリヤシート3が連続する中程度の
大きさのラゲージスペースを形成でき、しかも、背もた
れ7の背面に垂れ下がる分によって背もたれ7の背面を
カバーできる。
【0038】図3は、さらに助手席5の背もたれ7を起
こして、フロントシート全部を使用状態のしたものであ
り、この場合には、左右部分14,15及び中央帯状部
26を連結一体化して、フロントシートより後方全てを
ラゲージルーム2と連続するラゲージスペースとして使
用できる。
【0039】なお、このときのシートカバー部21の後
部は、フロントシートとリヤシート3との間へ垂れ下が
っている。
【0040】図4はリヤシート3の左右の背もたれ13
及び背もたれ14を起こした状態であり、この場合に
は、リヤシート3の背もたれ13及び14によって、そ
れより前方側と後方のラゲージルーム2側に分離したラ
ゲージスペースを形成できる。
【0041】この場合、シートカバー部21の各後端部
を背もたれ13及び14の頂部上へヘッドレスト15に
より固定することができ、フロントシートとリヤシート
3との間における垂れ下がりも消減している。
【0042】図5以降は、種々なシートアレンジのバリ
エーションであり、図5のケースでは、図4の状態でシ
ートカバー部21の各前端部を運転席4及び助手席5の
各背もたれ7から外すとともに、背もたれ13を折り畳
み、シートカバー部21を座部12と背もたれ13の図
へ挟み(図7参照)、背もたれ14は起立したままとし
て、シートカバー部21の前側部分は、座部12の前方
の床上へたるませておく。
【0043】このようにすれば、リヤシート3のうち、
背もたれ13側をラゲージスペースとし、同時に背もた
れ14側を乗員スペースとして使用でき、シートカバー
部21の右側をラゲージルーカバー22と連携してラゲ
ージルームと連続するラゲージスペースを形成し、左側
を本来のリヤシート用シートカバーとして機能させるこ
とができる。
【0044】図6は、図5と同様のシートアレンジであ
るが、背もたれ13側のシートカバー部21の前半部を
図2及び図4と同様に運転席4の背もたれ7の頂部に固
定したものである。
【0045】図7は、図6の状態から背もたれ14を折
り畳みし、かつヘッドレスト8を外した助手席5の背も
たれ7をフルリクライニングさせて先端を背もたれ14
と同じ高さにしたものであり、この場合、シートカバー
部21の左側部分25側前半部は座部12と背もたれ1
4の間へ挟んでおり、このようにすると、シートカバー
部21の余剰分の処理が美しくなる。
【0046】図8は、シートカバー部21の前半部を助
手席5の座部6前端まで延ばして車室内左側をほぼ全長
のラゲージスペースとしたものであり、右側では、背も
たれ13を起こすことにより、前後にラゲージスペース
を分割している。また、アームレスト11を中央帯状部
26の前端部で覆っている。
【0047】図9は、背もたれ13と背もたれ14の間
に、フロントシート側の間隔10と同様の間隔を設け、
ここにリヤ席用アームレスト40を設けた例であり、こ
の場合は、中央帯状部26の中間部でリヤ席用アームレ
スト40を覆うことができる。
【0048】また、背もたれ14をリクライニングする
ことにより、シートカバー部21の前半側を助手席5の
背もたれ7表面全体を覆うように調節すれば、助手席5
と背もたれ14まで連続するとともに右側とは異なる態
様でありかつ前後席間で一体感のあるシートカバー機能
部分を形成できる。但しこの部分を長尺物品のラゲージ
スペースにする事も当然にできる。
【0049】図10は左右のシートカバー部21全体を
ラゲージルーム2内へ折り返した例であり、この場合は
シートカバー部21によりラゲージルーム2内の収納物
品41を覆うことができる。
【0050】図11は、図10において分割ライン23
により右側部分24と中央帯状部26を分離し、右側部
分24側は座部12及び背もたれ13を覆うことにより
この部分を乗員スペースにできる。
【0051】このようにすれば、シートカバー部21の
右側を本来のリヤシート用シートカバーとして機能さ
せ、左側をラゲージルーム2内の収納物品41に対する
覆いとして機能させることができる。
【0052】このように、シートカバー部21とラゲー
ジルームカバー部22を連続一体に設けるとともに、シ
ートカバー部21の大きさを少なくとも起立したリヤシ
ート3の背もたれ13,14の各前面側を覆えるように
したので、種々なシートアレンジに対してもシートカバ
ー部21が少なくともリヤシート3側をラゲージルーム
2と一体に覆うことができるので、種々なシートアレン
ジへの適応が可能にる。な
【0053】しかも、車室内を覆うカバーとして、シー
トカバーとラゲージカバーを別々に用意する必要がない
ので、部品点数を削減できるとともに、シートカバー部
とラゲージカバー部を統一のある素材やデザインで構成
できるため、シートを折り畳んだとき車室内を一体感の
あるものにできる。
【0054】さらに、シートカバー部21の幅方向中間
部に分割ライン23を設けたので、シートカバー部21
をこの分割ライン23で左右に分割可能になるため、左
右で異なるシートアレンジにしても、分割ライン23で
分離したシートカバー21の左右の部分でそれぞれ別に
覆うことができるので、シートカバー部21とラゲージ
ルームカバー部22が連帯しながら、種々なシートアレ
ンジに対応しシートカバー機能部分やラゲージスペース
の形状や大きさを自在に変化させることができる。
【0055】そのうえ、分割ライン23を左右に分割さ
れた背もたれ7の間隔10と同程度の間隔で2本平行に
設けたので、左右の背もたれ7又は13,14間にアー
ムレスト11又は40がある場合、左右一方側の背もた
れを倒した場合でも、アームレスト11又は40上を中
央帯状部26で覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フルフラット時の車室内を示す斜視図
【図2】 異なるシートアレンジ状態を示す斜視図
【図3】 同上
【図4】 同上
【図5】 同上
【図6】 同上
【図7】 同上
【図8】 同上
【図9】 同上
【図10】シートカバー部を物品覆いに使用する状態を
示す斜視図
【図11】同上
【図12】図2の12−12線断面図
【図13】図4の13−13線断面図
【符号の説明】
1:シートルーム、2:ラゲージルーム、3:リヤシー
ト、4:運転席、5:助手席、7:背もたれ、10:間
隔、11:アームレスト、12:座部、13:右側背も
たれ、14:左側背もたれ、20:室内カバー、21:
シートカバー部、22:ラゲージルームカバー部、2
3:分割ライン、24:右側部分、25:左側部分、2
6:中央帯状部、40:アームレスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のフロントシートとその後方のリ
    ヤシートを収容するシートルームと、このシートルーム
    後方の車体後部に連続して形成されたラゲージルームと
    を備え、前記フロントシート及びリヤシートの各背もた
    れを起倒自在にした自動車の車室内を覆うための室内カ
    バーにおいて、前記ラゲージルームからリヤシートの背
    もたれ背面まで連続して覆うラゲージルームカバー部
    と、主として前記シートルーム内で用い、少なくとも前
    記リヤシートの背もたれ前面側を覆うことのできるシー
    トカバー部とを連続一体に設けたことを特徴とする自動
    車用室内カバー。
  2. 【請求項2】少なくとも前記シートカバー部の幅方向中
    間部に、前端部から後方へ延びる分割ラインを設け、こ
    の分割ラインを挟んで左右の部分を分離又は結合自在に
    したことを特徴とする請求項1記載の自動車用室内カバ
    ー。
  3. 【請求項3】前記左右のフロントシート間にアームレス
    トが設けられるとともに、前記分割ラインは左右に分割
    された背もたれと略同じ間隔で平行するよう一対で形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の自動車用室
    内カバー。
  4. 【請求項4】前記シートカバー部が、前記フロントシー
    ト及びリヤシートをフルフラット状態にしたときリヤシ
    ートの背もたれ頂部からフロントシートの前端まで覆う
    ことのできる大きさであることを特徴とする請求項1記
    載の自動車用室内カバー。
  5. 【請求項5】前記シートカバー部の前端部に、背もたれ
    頂部へ着脱自在に取付けられるヘッドレストのピラーを
    通すためのピラー穴を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の自動車用室内カバー。
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