JPH10244393A - Yagレーザ溶接用小型ターンテーブル装置 - Google Patents
Yagレーザ溶接用小型ターンテーブル装置Info
- Publication number
- JPH10244393A JPH10244393A JP9046242A JP4624297A JPH10244393A JP H10244393 A JPH10244393 A JP H10244393A JP 9046242 A JP9046242 A JP 9046242A JP 4624297 A JP4624297 A JP 4624297A JP H10244393 A JPH10244393 A JP H10244393A
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- JP
- Japan
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- welding
- turntable
- speed
- work
- yag laser
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ティーチングを行うことなく軌跡精度の高い
溶接を迅速に行うことのできるYAGレーザ溶接用小型
ターンテーブル装置を提供する。 【解決手段】 ターンテーブル21に装着されたチャッ
ク23により溶接加工を行うワークWを把持し、ターン
テーブル21を回転速度調整自在のスピードコントロー
ルモータ11により所望の回転速度で回転させて、円形
の溶接を行う。この際、チャック23は円形のワークW
の径に対応したものを選択してターンテーブル21に装
着しておく。溶接時の回転中心は、鉛直方向にも水平方
向にも採ることができる。ターンテーブル21の回転速
度は、溶接を行う円周の径と溶接速度から求め、スピー
ドコントロールモータ11の回転速度を調整して適切な
回転速度で溶接加工を行う。
溶接を迅速に行うことのできるYAGレーザ溶接用小型
ターンテーブル装置を提供する。 【解決手段】 ターンテーブル21に装着されたチャッ
ク23により溶接加工を行うワークWを把持し、ターン
テーブル21を回転速度調整自在のスピードコントロー
ルモータ11により所望の回転速度で回転させて、円形
の溶接を行う。この際、チャック23は円形のワークW
の径に対応したものを選択してターンテーブル21に装
着しておく。溶接時の回転中心は、鉛直方向にも水平方
向にも採ることができる。ターンテーブル21の回転速
度は、溶接を行う円周の径と溶接速度から求め、スピー
ドコントロールモータ11の回転速度を調整して適切な
回転速度で溶接加工を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はYAGレーザ溶接
用小型ターンテーブル装置に係り、さらに詳しくは、ワ
ークに対して円形の溶接を行う際に使用されるYAGレ
ーザ溶接用小型ターンテーブル装置に関するものであ
る。
用小型ターンテーブル装置に係り、さらに詳しくは、ワ
ークに対して円形の溶接を行う際に使用されるYAGレ
ーザ溶接用小型ターンテーブル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、円形のワークWにYAGレー
ザ溶接を行う場合には、例えば図6に示されているよう
に、多関節ロボット101を用いてワークテーブル10
3の上に載置されたワークWに対して溶接を行う場合が
ある。
ザ溶接を行う場合には、例えば図6に示されているよう
に、多関節ロボット101を用いてワークテーブル10
3の上に載置されたワークWに対して溶接を行う場合が
ある。
【0003】この多関節ロボット101では、土台10
5に固定されたベースプレート107に台座109が取
付けられており、この台座109の上には台座109に
対して回転自在の支持部材111が設けられている。こ
の支持部材111の上端部には第一支軸113により第
一アーム部材115の一端が左右方向に回動自在に支承
されている。この第一アーム部材115の他端には、第
二支軸117により第二アーム部材119が回動自在に
支承されている。
5に固定されたベースプレート107に台座109が取
付けられており、この台座109の上には台座109に
対して回転自在の支持部材111が設けられている。こ
の支持部材111の上端部には第一支軸113により第
一アーム部材115の一端が左右方向に回動自在に支承
されている。この第一アーム部材115の他端には、第
二支軸117により第二アーム部材119が回動自在に
支承されている。
【0004】前記第二アーム部材119には、第三アー
ム部材121が回転自在に設けられており、この第三ア
ーム部材121の先端には第三支軸123により保持部
材125が回転自在に支承されると共に、保持部材12
5の軸回りに回転自在となっている。また、保持部材1
25の先端には、図示省略のレーザ発振器から光ファイ
バ127を介して送られてくるレーザビームによりワー
クWに対して溶接を行う加工ヘッド129が取付けられ
ている。
ム部材121が回転自在に設けられており、この第三ア
ーム部材121の先端には第三支軸123により保持部
材125が回転自在に支承されると共に、保持部材12
5の軸回りに回転自在となっている。また、保持部材1
25の先端には、図示省略のレーザ発振器から光ファイ
バ127を介して送られてくるレーザビームによりワー
クWに対して溶接を行う加工ヘッド129が取付けられ
ている。
【0005】従って、溶接加工を行う場合には、図示省
略の制御装置により、支持部材111、第一アーム部材
115、第二アーム部材119、第三アーム部材12
1、および保持部材125の回転等を制御することによ
り、保持部材125に取付けられた加工ヘッド129か
らレーザビームをワークWに照射して溶接加工を行う。
略の制御装置により、支持部材111、第一アーム部材
115、第二アーム部材119、第三アーム部材12
1、および保持部材125の回転等を制御することによ
り、保持部材125に取付けられた加工ヘッド129か
らレーザビームをワークWに照射して溶接加工を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、多関節ロボット101を用
いて小径の円周状の溶接加工をすると、軌跡精度が悪い
という問題がある。また、加工速度を上げると円が小さ
くなってしまい、正確な溶接を行うにはティーチングが
必要となり、効率が悪くなるという問題がある。
うな従来の技術にあっては、多関節ロボット101を用
いて小径の円周状の溶接加工をすると、軌跡精度が悪い
という問題がある。また、加工速度を上げると円が小さ
くなってしまい、正確な溶接を行うにはティーチングが
必要となり、効率が悪くなるという問題がある。
【0007】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、ティーチングを行う
ことなく軌跡精度の高い溶接を迅速に行うことのできる
YAGレーザ溶接用小型ターンテーブル装置を提供する
ことにある。
術に着目してなされたものであり、ティーチングを行う
ことなく軌跡精度の高い溶接を迅速に行うことのできる
YAGレーザ溶接用小型ターンテーブル装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のYAGレーザ溶接用小型タ
ーンテーブル装置は、回転速度調整自在のモータにより
回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブル
に着脱自在に設けられると共にターンテーブルの回転中
心を中心として円形のワークを把持自在のチャックと、
を備えてなることを特徴とするものである。
めに、請求項1による発明のYAGレーザ溶接用小型タ
ーンテーブル装置は、回転速度調整自在のモータにより
回転駆動されるターンテーブルと、このターンテーブル
に着脱自在に設けられると共にターンテーブルの回転中
心を中心として円形のワークを把持自在のチャックと、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】従って、ターンテーブルに装着されたチャ
ックにより溶接加工を行うワークを把持し、ターンテー
ブルを回転速度調整自在のモータにより所望の回転速度
で回転させて、円形の溶接を行う。この際、チャックは
円形のワークの径に対応したものを選択してターンテー
ブルに装着しておく。
ックにより溶接加工を行うワークを把持し、ターンテー
ブルを回転速度調整自在のモータにより所望の回転速度
で回転させて、円形の溶接を行う。この際、チャックは
円形のワークの径に対応したものを選択してターンテー
ブルに装着しておく。
【0010】請求項2による発明のYAGレーザ溶接用
小型ターンテーブル装置は、請求項1記載のターンテー
ブルの回転軸が鉛直方向および水平方向へ変更自在であ
ること、を特徴とするものである。
小型ターンテーブル装置は、請求項1記載のターンテー
ブルの回転軸が鉛直方向および水平方向へ変更自在であ
ること、を特徴とするものである。
【0011】従って、鉛直方向の回転中心回りにワーク
を回転させて円形の溶接加工を行ったり、水平方向の回
転中心回りにワークを回転させて円形の溶接加工を横向
きに行うこともできる。
を回転させて円形の溶接加工を行ったり、水平方向の回
転中心回りにワークを回転させて円形の溶接加工を横向
きに行うこともできる。
【0012】請求項3による発明のYAGレーザ溶接用
小型ターンテーブル装置は、請求項1記載のターンテー
ブルの回転速度が、溶接加工を行う円形の溶接線の径と
溶接速度から決定されること、を特徴とするものであ
る。
小型ターンテーブル装置は、請求項1記載のターンテー
ブルの回転速度が、溶接加工を行う円形の溶接線の径と
溶接速度から決定されること、を特徴とするものであ
る。
【0013】従って、溶接を行う円周の径と溶接速度か
ら、ターンテーブルの適切な回転数を求め、モータの回
転速度を調整して適切な回転速度で溶接加工を行う。
ら、ターンテーブルの適切な回転数を求め、モータの回
転速度を調整して適切な回転速度で溶接加工を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、前述の従来技術の
欄において説明した多関節ロボット101は全く同じも
のなので、同じ部位には同じ符号を用いることとして重
複する説明を省略する。
面に基づいて詳細に説明する。なお、前述の従来技術の
欄において説明した多関節ロボット101は全く同じも
のなので、同じ部位には同じ符号を用いることとして重
複する説明を省略する。
【0015】図1および図2には、この発明に係るYA
Gレーザ溶接用小型ターンテーブル装置1が示されてい
る。このターンテーブル装置1は、底面3および側面5
に各々4個づつの脚7を有する直方体のフレーム9を有
している。
Gレーザ溶接用小型ターンテーブル装置1が示されてい
る。このターンテーブル装置1は、底面3および側面5
に各々4個づつの脚7を有する直方体のフレーム9を有
している。
【0016】このフレーム9の内部には、100Vの商
用電力で回転駆動される減速機付スピードコントロール
モータ11が設けられており、このスピードコントロー
ルモータ11の回転速度を調整するためのコントロール
パック13がフレーム9の側面に設けられている。ま
た、コントロールパック13を挟んで、下側に電源のオ
ン・オフを行う電源スイッチ15が、また上側に前記ス
ピードコントロールモータ11の駆動をオン・オフする
駆動スイッチ17設けられている。
用電力で回転駆動される減速機付スピードコントロール
モータ11が設けられており、このスピードコントロー
ルモータ11の回転速度を調整するためのコントロール
パック13がフレーム9の側面に設けられている。ま
た、コントロールパック13を挟んで、下側に電源のオ
ン・オフを行う電源スイッチ15が、また上側に前記ス
ピードコントロールモータ11の駆動をオン・オフする
駆動スイッチ17設けられている。
【0017】前記スピードコントロールモータ11の出
力軸19が図1中フレーム9の内部から上方へ突出した
状態で回転自在に設けられている。この出力軸19の先
端にはターンテーブル21が取付けられており、このタ
ーンテーブル21の上にはワークWの直径に対応するチ
ャック23が取付ボルト25により交換自在に装着され
ている。
力軸19が図1中フレーム9の内部から上方へ突出した
状態で回転自在に設けられている。この出力軸19の先
端にはターンテーブル21が取付けられており、このタ
ーンテーブル21の上にはワークWの直径に対応するチ
ャック23が取付ボルト25により交換自在に装着され
ている。
【0018】図3(A)、(B)には、種々の直径のワ
ークWに対応するチャック23の一例が示されている。
このチャック23では、リング形状のプレート27の外
周面27Aから中心に向かって3本の固定ボルト29が
設けられており、この固定ボルト29の先端部はチャッ
ク23の内側にある空間部Gに突出している。この3本
の固定ボルト29は、プレート27を3等分する位置、
すなわち120度間隔で設けられている。
ークWに対応するチャック23の一例が示されている。
このチャック23では、リング形状のプレート27の外
周面27Aから中心に向かって3本の固定ボルト29が
設けられており、この固定ボルト29の先端部はチャッ
ク23の内側にある空間部Gに突出している。この3本
の固定ボルト29は、プレート27を3等分する位置、
すなわち120度間隔で設けられている。
【0019】なお、図示はしないが、加工に当たって種
々の直径のワークWに対応させるために前記空間部Gの
直径Dが異なるチャック23を複数種用意しておき、ワ
ークWに対応するチャック23を選択して前記取付ボル
ト25により取付ける。
々の直径のワークWに対応させるために前記空間部Gの
直径Dが異なるチャック23を複数種用意しておき、ワ
ークWに対応するチャック23を選択して前記取付ボル
ト25により取付ける。
【0020】次に、前述のターンテーブル装置1を用い
た溶接加工の動作を説明する。まず、加工を行う円形の
ワークWの径に対応する空間部Gを有するチャック23
を取付ボルト25によりターンテーブル21に取付けて
おく。前記空間部Gに例えば図1に示されているよう
に、ワークWとしての弁W1 を載置して、前記3本の固
定ボルト29を均等に締めると共にバルブW2 を弁W1
に装着した状態でワークWをチャック23の中心位置、
すなわちターンテーブル21の回転中心位置に固定す
る。電源スイッチ15をオンとして電源を供給し、コン
トロールパック13で回転速度を設定した後に駆動スイ
ッチ17をオンとしてワークWを回転させる。
た溶接加工の動作を説明する。まず、加工を行う円形の
ワークWの径に対応する空間部Gを有するチャック23
を取付ボルト25によりターンテーブル21に取付けて
おく。前記空間部Gに例えば図1に示されているよう
に、ワークWとしての弁W1 を載置して、前記3本の固
定ボルト29を均等に締めると共にバルブW2 を弁W1
に装着した状態でワークWをチャック23の中心位置、
すなわちターンテーブル21の回転中心位置に固定す
る。電源スイッチ15をオンとして電源を供給し、コン
トロールパック13で回転速度を設定した後に駆動スイ
ッチ17をオンとしてワークWを回転させる。
【0021】一方、多関節ロボット101に保持されて
いる加工ヘッド129を、図1に示したように加工位置
に移動させ、CCDカメラ等により加工点が一致してい
るかを確認する。
いる加工ヘッド129を、図1に示したように加工位置
に移動させ、CCDカメラ等により加工点が一致してい
るかを確認する。
【0022】次いで、図示省略の制御装置においてレー
ザ出射プログラムを作成する。ここで、レーザビームの
出射時間は、ワークWの径とターンテーブル21の回転
速度から決定する。ワークWの径が変化すると周速が変
化するため、例えば、図4に示されているような回転数
換算表を用いて回転数を決定する。この回転数換算表を
用いると、ワークWの径と溶接速度から直ちにターンテ
ーブル21の回転数を求めることができる。
ザ出射プログラムを作成する。ここで、レーザビームの
出射時間は、ワークWの径とターンテーブル21の回転
速度から決定する。ワークWの径が変化すると周速が変
化するため、例えば、図4に示されているような回転数
換算表を用いて回転数を決定する。この回転数換算表を
用いると、ワークWの径と溶接速度から直ちにターンテ
ーブル21の回転数を求めることができる。
【0023】作業者が安全領域に退避したら、図示省略
の制御装置により出射プログラムをスタートして溶接加
工を開始する。溶接加工が完了したら、駆動スイッチ1
7をオフとしてターンテーブル21の回転を停止させ、
固定ボルト29を緩めてワークWを取出し、次に加工す
るワークWをセットする。以後、前述の工程を繰り返し
て溶接加工を行う。
の制御装置により出射プログラムをスタートして溶接加
工を開始する。溶接加工が完了したら、駆動スイッチ1
7をオフとしてターンテーブル21の回転を停止させ、
固定ボルト29を緩めてワークWを取出し、次に加工す
るワークWをセットする。以後、前述の工程を繰り返し
て溶接加工を行う。
【0024】以上の結果から、円形のワークWについて
溶接加工を行う際に、ワークWを保持して回転するター
ンテーブル装置1が多関節ロボット101から独立して
いるので、ティーチングを行うことなく円形の溶接を非
常に簡単に行うことができる。また、ターンテーブル装
置1は独立して制御することができるので、ワークWの
径に対応した回転数等の制御を簡単に行うことができ
る。
溶接加工を行う際に、ワークWを保持して回転するター
ンテーブル装置1が多関節ロボット101から独立して
いるので、ティーチングを行うことなく円形の溶接を非
常に簡単に行うことができる。また、ターンテーブル装
置1は独立して制御することができるので、ワークWの
径に対応した回転数等の制御を簡単に行うことができ
る。
【0025】なお、図5を参照するに、前述のターンテ
ーブル装置1を90度回転させて横向きにおいた図が示
されている。この場合には、ターンテーブル装置1は、
フレーム9の側面5に設けられている4個の脚7により
支持される。このような状態でチャック23でワークW
として例えばパイプW3 を固定しさらにパイプW3 の先
端に天板W4 を予め3ケ所仮付けして回転することによ
り、円形のワークWに対して横向きで溶接加工を容易に
行うことができる。図5に示した横向きに置いて使用す
る場合にはマグネット等を用いて動かないように固定す
るとよい。
ーブル装置1を90度回転させて横向きにおいた図が示
されている。この場合には、ターンテーブル装置1は、
フレーム9の側面5に設けられている4個の脚7により
支持される。このような状態でチャック23でワークW
として例えばパイプW3 を固定しさらにパイプW3 の先
端に天板W4 を予め3ケ所仮付けして回転することによ
り、円形のワークWに対して横向きで溶接加工を容易に
行うことができる。図5に示した横向きに置いて使用す
る場合にはマグネット等を用いて動かないように固定す
るとよい。
【0026】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるYAGレーザ溶接用小型ターンテーブル装置では、
ターンテーブルに装着されたチャックにより溶接加工を
行うワークを把持し、ターンテーブルを回転速度調整自
在のモータにより所望の回転速度で回転させて、円形の
溶接を行うので、従来のようにティーチングを行うこと
なく正確な軌跡で且つ適切な速度で円形の溶接を行うこ
とができる。また、チャックは円形のワークの径に対応
したものを選択自在なので、ワークを確実に把持して、
ターンテーブルの回転中心を中心として確実に回転させ
ることができる。
よるYAGレーザ溶接用小型ターンテーブル装置では、
ターンテーブルに装着されたチャックにより溶接加工を
行うワークを把持し、ターンテーブルを回転速度調整自
在のモータにより所望の回転速度で回転させて、円形の
溶接を行うので、従来のようにティーチングを行うこと
なく正確な軌跡で且つ適切な速度で円形の溶接を行うこ
とができる。また、チャックは円形のワークの径に対応
したものを選択自在なので、ワークを確実に把持して、
ターンテーブルの回転中心を中心として確実に回転させ
ることができる。
【0028】請求項2の発明によるYAGレーザ溶接用
小型ターンテーブル装置では、鉛直方向の回転中心回り
にワークを回転させて円形の溶接加工を行ったり、水平
方向の回転中心回りにワークを回転させて円形の溶接加
工を横向きに行うこともできるので、適正な姿勢で溶接
加工を行うことができる。
小型ターンテーブル装置では、鉛直方向の回転中心回り
にワークを回転させて円形の溶接加工を行ったり、水平
方向の回転中心回りにワークを回転させて円形の溶接加
工を横向きに行うこともできるので、適正な姿勢で溶接
加工を行うことができる。
【0029】請求項3の発明によるYAGレーザ溶接用
小型ターンテーブル装置では、溶接を行う円周の径と溶
接速度から、ターンテーブルの適切な回転数を求め、モ
ータの回転速度を調整して適切な回転速度で溶接加工を
行うので、適正な溶接を行うことができる。
小型ターンテーブル装置では、溶接を行う円周の径と溶
接速度から、ターンテーブルの適切な回転数を求め、モ
ータの回転速度を調整して適切な回転速度で溶接加工を
行うので、適正な溶接を行うことができる。
【図1】この発明に係るYAGレーザ溶接用小型ターン
テーブル装置の全体を示す側面図である。
テーブル装置の全体を示す側面図である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】チャックの一例を示す平面図および断面図であ
る。
る。
【図4】ワークの径と溶接速度からターンテーブルの回
転数を求める回転数換算表の一例である。
転数を求める回転数換算表の一例である。
【図5】この発明に係るYAGレーザ溶接用小型ターン
テーブル装置を横向きに使用している状態を示す側面図
である。
テーブル装置を横向きに使用している状態を示す側面図
である。
【図6】従来のワークテーブルに載置されたワークに対
して多関節ロボットによりYAG溶接を行っている状態
を示す斜視図である。
して多関節ロボットによりYAG溶接を行っている状態
を示す斜視図である。
1 ターンテーブル装置 11 スピードコントロールモータ(モータ) 19 出力軸(回転軸) 21 ターンテーブル 23 チャック W ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 回転速度調整自在のモータにより回転駆
動されるターンテーブルと、このターンテーブルに着脱
自在に設けられると共にターンテーブルの回転中心を中
心として円形のワークを把持自在のチャックと、を備え
てなることを特徴とするYAGレーザ溶接用小型ターン
テーブル装置。 - 【請求項2】 前記ターンテーブルの回転軸が鉛直方向
および水平方向へ変更自在であること、を特徴とする請
求項1記載のYAGレーザ溶接用小型ターンテーブル装
置。 - 【請求項3】 前記ターンテーブルの回転速度が、溶接
加工を行う円形の溶接線の径と溶接速度から決定される
こと、を特徴とする請求項1記載のYAGレーザ溶接用
小型ターンテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9046242A JPH10244393A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Yagレーザ溶接用小型ターンテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9046242A JPH10244393A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Yagレーザ溶接用小型ターンテーブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244393A true JPH10244393A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12741684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9046242A Pending JPH10244393A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Yagレーザ溶接用小型ターンテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10244393A (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9046242A patent/JPH10244393A/ja active Pending
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