JPH10243717A - コンバインの刈取横移動装置 - Google Patents
コンバインの刈取横移動装置Info
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- JPH10243717A JPH10243717A JP5018597A JP5018597A JPH10243717A JP H10243717 A JPH10243717 A JP H10243717A JP 5018597 A JP5018597 A JP 5018597A JP 5018597 A JP5018597 A JP 5018597A JP H10243717 A JPH10243717 A JP H10243717A
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Abstract
油圧シリンダによる横移動及び刈取伝動構成を簡単化す
る。 【解決手段】車体に対して昇降可能の刈取フレーム2の
前端部に設けられる油圧シリンダに対して、穀稈引起装
置、穀稈掻込装置、及び刈刃装置等からなる刈取装置7
を一体とすると共にピストンを有したスライドチューブ
9を、左右横移動可能に設け、このスライドチューブ9
内には左右の刈取装置部7L,7R間の連動を行う刈取
伝動軸10を通してなるコンバインの刈取横移動装置。
Description
取横移動装置に関し、車体に対して刈取装置を横移動す
る構成において、横移動装置や伝動構成を簡単化するも
のである。
ために油圧シリンダを用いる構成では、油圧シリンダの
配置位置が、刈取、穀稈搬送等の邪魔にならない位置に
限定されるため、構成が煩雑化される。
して昇降可能の刈取フレーム2の前端部に設けられる油
圧シリンダ3に対して、穀稈引起装置4、穀稈掻込装置
5、及び刈刃装置6等からなる刈取装置7を一体とする
と共にピストン8を有したスライドチューブ9を、左右
横移動可能に設け、このスライドチューブ9内には左右
の刈取装置部7L,7R間の連動を行う刈取伝動軸10
を通してなるコンバインの刈取横移動装置の構成とす
る。
に対する上下動によって昇降されて、刈取高さを調節し
たり、刈取位置や非刈取位置とすることができる。又、
横移動させて車体に対する刈取位置を左右に変えるとき
は、油圧シリンダ3の伸縮によって、刈取装置7が刈取
フレーム2に対して左右に横移動できる。この刈取装置
7は、該油圧シリンダ3内のピストン8及びスライドチ
ューブ9と一体的に移動され、しかもスライドチューブ
9の内部には、左右の刈取装置部7L,7R間を連動す
る刈取伝動軸10を通しているため、刈取装置7と共に
これらスライドチューブ9内の刈取伝動軸10等も横移
動しながら刈取伝動を行うことができ、刈取伝動軸10
はスライドチューブ9と共に油圧シリンダ3内に二重構
成として、簡潔的であり、特別の伝動軸ケースの構成も
不要となり、軽量、小形化できる。
る車体1に、一側前部には刈取装置7を支持させ、この
後部に脱穀装置12を搭載し、他側前部には操縦装置1
3やエンジン等を設け、この後部にグレンタンク14や
排穀オーガ15等を搭載して、刈取装置7で刈取った穀
稈を、穀稈搬送装置16で、脱穀装置12のフィードチ
エン17と挾扼杆18との間に受継供給し、このフィー
ドチエン17で搬送しながら穂先部を脱穀室19内に供
給して脱穀して選別させ、この脱穀された穀粒を揚穀機
20で横側のグレンタンク14に供給収容させる。
ット21で支持される刈取フレーム2と、この刈取フレ
ーム2の前方において油圧シリンダ3によって左右に横
移動される分草フレーム22、刈刃装置6、穀稈引起装
置4、及び穀稈掻込装置5等から構成される。前記穀稈
搬送装置16は、該刈取フレーム2の刈取昇降軸23回
りにブラケット29で支持構成される。
軸23によりブラケット21上に支持されて、車体1と
の間の油圧伸縮のリフトシリンダ24によって昇降され
る。この刈取フレーム2の前端部に油圧シリンダ3を左
右方向に向けて固定し、この油圧シリンダ3内に挿通す
るピストン8と一体のスライドチューブ9の左右両端部
を、この油圧シリンダ3の左右側方に突出させて、この
左右両端部にギヤケースやブラケット等からなるサイド
フレーム25を一体として、このサイドフレーム25に
前記刈刃装置6を取付け、分草フレーム22を前方に突
出させ、穀稈引起ケース26の上端部を支持するパイプ
状の左右の引起支持フレーム27,28を設けている。
0が設けられ、引起ケース26の下端部が支持される。
この引起ケース26内に上下に亘って張設されるチエン
には引起タイン31が設けられ、回転により稈身を係合
して引き起すことができる。この伝動は引起ケース26
の上端部のスプロケット軸32,33によって行われ、
左右一対の穀稈引起装置4が構成される。
レーム27,28の下部のブラケット34,35に設け
られ、刈刃装置6上側において刈取穀稈を掻込むスター
ホイル36と、この上側におけるラグベルト37とから
なり、引起支持フレーム27内の伝動軸38からギヤ3
9機構を介して一側のスターホイル36やラグベルト3
7等を伝動することにより、対向する側のスターホイル
36は相互の咬合によって伝動回転されてラグベルト3
7も回転される。
ドロッド40が、前記スライドチューブ9と平行に設け
られ、前記油圧シリンダ3に一体のシリンダカバー41
の前部を嵌合させて案内させる。刈取装置7の伝動構成
は、前記刈取昇降軸23を入力軸として入力プーリ42
を有してエンジン側から駆動できる。この刈取昇降軸2
3からギヤ43機構を経て穀稈搬送装置16を駆動する
と共に、自在継手や伸縮軸継手等を有する刈取伝動軸4
4を介して前記刈取装置7の右側部分の刈取装置部7R
の伝動を行う。刈取伝動軸44の前端は右側の引起ケー
ス26内のスプロケット軸33を連動し、ギヤ45を介
して引起支持フレーム28内の伝動軸46を連動する。
内に位置されるが、前記引起支持フレーム28内の伝動
軸46下端部からギヤ47を介して伝動される。又、こ
の刈取伝動軸10の右端からはギヤ48を経てベルクラ
ンク49を搖動し、バリカン形態の刈刃装置6を駆動す
る。更に、この刈取伝動軸10の左端はギヤ50を経て
前記左側の刈取装置部7L伝動する。このギヤ50はこ
の左側の引起支持フレーム27内の伝動軸38を連動す
る。又、前記のように、この伝動軸38からはギヤ39
機構を介して穀稈掻込装置5を連動すると共に、上端部
からギヤ51を介して左側引起ケース26のスプロケッ
ト軸32を連動する。
2に取付けられる油圧駆動装置52によって行われるも
ので、油圧駆動装置52によって送られるオイルが油圧
シリンダ3の左右両端部にパイプ53で給排されて、ピ
ストン8及びスライドチューブ9が左右に移動される。
この油圧駆動装置52は、伝動モータと、このモータに
よって駆動される油圧ポンプと、オイルを収容するオイ
ルタンクと、油圧方向を切替える切替弁等をケース内に
構成してなり、単一形態として刈取フレーム2に沿わせ
て取付、刈取装置7が横移動されても油圧シリンダ3と
の関係位置は変らない。
取昇降のリフトシリンダ24と、排穀オーガ15を昇降
するオーガシリンダ54と、走行装置11の操向クラッ
チを切り作動する左右一対の操向プッシュシリンダ55
との油圧回路において、油圧ポンプPからの油圧を分流
弁56によって、該操向プッシュシリンダ55の操向用
回路57と、他のリフトシリンダ24やオーガシリンダ
54等の作業用回路58とに分流する構成において、こ
のリフトシリンダ24等側の回路58を逆流防止用チェ
ックバルブ59によって操向用回路57に合流させたも
のである。
パワステリリーフバルブ、62はオーガ昇降制御の切替
制御弁、63は刈取昇降制御の切替制御弁、Tはタンク
ポートである。分流弁56による余剰流が刈取昇降の切
替制御弁63の中立位置から流出した作業用回路58の
オイルをチェックバルブ59を経て、操向用回路57に
合流させて、操向制御を行わせるもので、通常の作業昇
降制御と、走行方向制御とを同時操作でき、又、自動操
向制御による走行時は、操向プッシュシリンダ55の流
量を全流量流するため、車速乃至ポンプPの回路数に応
じた操向プッシュシリンダ55の応答性を得る。
流弁56の操向用回路57である制御流側に操向リリー
フバルブ64を設けて、前記パワステリリーフバルブ6
1をいっぱいに操作しても、前記刈取装置7や排穀オー
ガ15の昇降操作を同時に行いうる。該リリーフバルブ
64のフルフロー圧は、メインリリーフバルブ65のク
ラッキング圧よりも低く設定している。これら操向リリ
ーフバルブ64は、分流弁56やメインリリーフバルブ
65等と同一体のバルブボディ66に構成し、前記切替
制御弁62のコントロールバルブボディ67と接合構成
して、配管構成を簡単化している。
なる点は、前記分流弁56及びリリーフバルブ65を有
するバルブボディ66とオーガ昇降切替制御弁62のバ
ルブボディ67とを、ボルト68で連結して一体的構成
としてもので、両者間の油圧回路は直列に連通され、油
圧ポンプPの近くに配置する。該切替制御弁62は、操
作レバー69で操作する構成(図9)とするもよく、
又、電磁ソレノイド70で作動される構成(図10)と
するもよい。この場合は切替制御弁62のシリンダ54
ポート側にチェックバルブ71を設ける。
ィ66と結合するバルブボディ67は、前記排穀オーガ
用の切替制御弁62に限らず、刈取昇降用の切替制御弁
63や、その他の作業用の切替制御弁のバルブボディと
するもよい。図12おいて、上例と異なる点は、前記油
圧ポンプPによる油圧回路の構成を、刈取昇降用のリフ
トシリンダ24、及びこの切替制御弁63の回路と、操
向制御用の操向プッシュシリンダ55、及びこの切替制
御弁60、パワステリリーフバルブ61の回路とし、前
記排穀オーガ15を昇降制御するためのオーガシリンダ
54の伸縮は、油圧駆動装置72による油圧力で行わ
せ、前記刈取装置7を車体1乃至刈取フレーム2に対し
て左右に横移動させて走行装置11の走行位置に対する
刈取位置を変更するための刈取スライドシリンダ73の
伸縮も、同様の油圧駆動装置74による油圧力で行わせ
る構成とし、前記油圧回路の構成を簡単化し、圧力損失
を少くし、油温の上昇を防止するものである。
構成で、電動モータと、この電動モータによって駆動さ
れる油圧ポンプと、このオイルを収容するオイルタンク
と、オーガシリンダ54のピストン75を油圧作動させ
る油圧方向を切替制御する切替弁、刈取スライドシリン
ダ73のピストン76を油圧作動させる油圧方向を切替
制御する切替弁と等からなり、一体的に単一パッケージ
内に構成されたもので、電動モータのコネクタを電源に
連結することによって作動させることができる。油圧駆
動装置72は74に比して小能力の構成でよい。
図7のオーガ昇降切替制御弁62に代えて、ONタイム
を変更して速度制御可能の片ソレノイドSOLа,SO
Lьにより作動される切替弁77と、ポペットバルブ7
8とを設け、切替弁77によって単動シリンダ54を作
動して排穀オーガ15を上昇し、ポペットバルブ78に
よって下降され、これら上昇、下降の速度をポペットバ
ルブ78によって制御するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】車体1に対して昇降可能の刈取フレーム2
の前端部に設けられる油圧シリンダ3に対して、穀稈引
起装置4、穀稈掻込装置5、及び刈刃装置6等からなる
刈取装置7を一体とすると共にピストン8を有したスラ
イドチューブ9を、左右横移動可能に設け、このスライ
ドチューブ9内には左右の刈取装置部7L,7R間の連
動を行う刈取伝動軸10を通してなるコンバインの刈取
横移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05018597A JP3731278B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05018597A JP3731278B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243717A true JPH10243717A (ja) | 1998-09-14 |
JP3731278B2 JP3731278B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=12852133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05018597A Expired - Fee Related JP3731278B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3731278B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033109A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-04 | Iseki & Co Ltd | 刈取収穫機 |
JP2007228805A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP05018597A patent/JP3731278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003033109A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-04 | Iseki & Co Ltd | 刈取収穫機 |
JP4572491B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2010-11-04 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2007228805A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
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