JPH10243665A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JPH10243665A JPH10243665A JP9081800A JP8180097A JPH10243665A JP H10243665 A JPH10243665 A JP H10243665A JP 9081800 A JP9081800 A JP 9081800A JP 8180097 A JP8180097 A JP 8180097A JP H10243665 A JPH10243665 A JP H10243665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- power supply
- inverter load
- inverter
- voltage
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡便に整流電源の力率を高めると共に、インバ
ータ装置としてのエネルギー効率を高める。 【解決手段】交流電源11電圧を整流する整流電源10
を備える。振動閉回路を含むインバータ負荷20を備え
る。整流電源10電圧をインバータ負荷20に順方向に
断続的に印加する第1スイッチング素子31を備える。
平滑コンデンサ40を備える。インバータ負荷20に形
成される逆方向の電圧を平滑用コンデンサ40に印加し
充電する充電用ダイオード33を備える。平滑用コンデ
ンサ40の電圧をインバータ負荷20に逆方向に断続的
に印加する第2スイッチング素子32を備える。
ータ装置としてのエネルギー効率を高める。 【解決手段】交流電源11電圧を整流する整流電源10
を備える。振動閉回路を含むインバータ負荷20を備え
る。整流電源10電圧をインバータ負荷20に順方向に
断続的に印加する第1スイッチング素子31を備える。
平滑コンデンサ40を備える。インバータ負荷20に形
成される逆方向の電圧を平滑用コンデンサ40に印加し
充電する充電用ダイオード33を備える。平滑用コンデ
ンサ40の電圧をインバータ負荷20に逆方向に断続的
に印加する第2スイッチング素子32を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動閉回路を含むイ
ンバータ負荷に交流電力を供給する形式のインバータ装
置に関するものである。
ンバータ負荷に交流電力を供給する形式のインバータ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のハーフブリッジ形のインバ
ータ装置である。このインバータ装置は整流電源10電
圧を平滑用コンデンサ40で平滑した出力を電源として
動作し、平滑用コンデンサ40の両端に直列接続された
スイッチング素子31・32を交互にオン・オフしてス
イッチング素子31の両端に接続された放電灯21を含
むインバータ負荷50に高周波電力を供給する。
ータ装置である。このインバータ装置は整流電源10電
圧を平滑用コンデンサ40で平滑した出力を電源として
動作し、平滑用コンデンサ40の両端に直列接続された
スイッチング素子31・32を交互にオン・オフしてス
イッチング素子31の両端に接続された放電灯21を含
むインバータ負荷50に高周波電力を供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、整流
電源10から平滑用コンデンサ40への給電が整流電源
10電圧ピーク値付近でのみ行われることから、導通角
が狭く、整流電源10に力率が低いという問題があっ
た。本発明の目的は簡便に整流電源の力率を高めると共
に、インバータ装置としてのエネルギー効率を高めるこ
とである。
電源10から平滑用コンデンサ40への給電が整流電源
10電圧ピーク値付近でのみ行われることから、導通角
が狭く、整流電源10に力率が低いという問題があっ
た。本発明の目的は簡便に整流電源の力率を高めると共
に、インバータ装置としてのエネルギー効率を高めるこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、交流電源
電圧を整流する整流電源を備える。振動閉回路を含むイ
ンバータ負荷を備える。整流電源電圧をインバータ負荷
に順方向に断続的に印加する第1スイッチング素子を備
える。平滑コンデンサを備える。インバータ負荷に形成
される逆方向の電圧を平滑用コンデンサに印加し充電す
る充電用ダイオードを備える。平滑用コンデンサの電圧
をインバータ負荷に逆方向に断続的に印加する第2スイ
ッチング素子を備える。
電圧を整流する整流電源を備える。振動閉回路を含むイ
ンバータ負荷を備える。整流電源電圧をインバータ負荷
に順方向に断続的に印加する第1スイッチング素子を備
える。平滑コンデンサを備える。インバータ負荷に形成
される逆方向の電圧を平滑用コンデンサに印加し充電す
る充電用ダイオードを備える。平滑用コンデンサの電圧
をインバータ負荷に逆方向に断続的に印加する第2スイ
ッチング素子を備える。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の実施形態に
ついて説明する。図1装置は、交流電源11電圧を整流
する整流電源10を備える。振動閉回路を含むインバー
タ負荷20を備える。整流電源10電圧をインバータ負
荷20に順方向に断続的に印加する第1スイッチング素
子31を備える。平滑コンデンサ40を備える。インバ
ータ負荷20に形成される逆方向の電圧を平滑用コンデ
ンサ40に印加し充電する充電用ダイオード33を備え
る。平滑用コンデンサ40の電圧をインバータ負荷20
に逆方向に断続的に印加する第2スイッチング素子32
を備える。整流電源10は整流用ダイオード12〜15
を含む。また平滑用インダクタ19を含む。前記振動閉
回路は振動用コンデンサ24・振動用インダクタ25等
で形成される。厳格には23等をも含む。インバータ負
荷20の負荷主体は放電灯(蛍光ランプ)21・放電灯
21と直列のバラスト用インダクタ23・放電灯21と
並列の予熱用コンデンサ22を含む。第1スイッチング
素子31・第2スイッチング素子32はトランジスタで
あり、それらを交互にオンオフするように制御する図外
の制御回路を備える。平滑コンデンサ40は容量の十分
に大きなコンデンサである。第1スイッチング素子31
のターンオフ後にインバータ負荷20に逆方向の電圧を
形成する。その電圧を充電用ダイオード33を介して印
加し平滑用コンデンサ40を充電する。第1スイッチン
グ素子31のオン期間に振動用インダクタ25が充電
(電磁エネルギの蓄積)される。第1スイッチング素子
31がターンオフすると、振動用インダクタ25は充電
用ダイオード33を介して放電(電磁エネルギの放出)
し、平滑用コンデンサ40を充電する。一方、振動用コ
ンデンサ24と振動用インダクタ25および放電灯21
(予熱用コンデンサ22)・バラスト用インダクタ23
との間で振動作用を営み、負荷電流を流し続ける。第2
スイッチング素子32がオンすると、平滑用コンデンサ
40のエネルギをインバータ負荷20に放出する。これ
により、振動用インダクタ25等に逆電流を形成し、こ
れを再び充電する。それにより、前記振動作用は持続す
る。第2スイッチング素子32ターンオフ後も前記振動
作用は持続する。その後、第1スイッチング素子31が
ターンオフし、以下は繰り返しの動作となる。インバー
タ負荷20は振動閉回路を含み自律的な振動作用を営
む。このため、整流電源10電圧の瞬時値が低い場合で
あっても整流電源10から第1スイッチング素子31を
介してインバータ負荷20に給電することができるの
で、整流電源10の力率が高まる。整流電源10電圧の
瞬時値が低い場合の整流電源10からの給電は軽微とな
るが、この場合にも平滑用コンデンサ40の静電エネル
ギが第2スイッチング素子32を介してインバータ負荷
20に供給されるので、振動作用の減衰を緩和し得る。
平滑用コンデンサ40に対する充電は第1スイッチング
素子31がオンのときにインバータ負荷20に蓄えたエ
ネルギの一部をオフのときに供給して行う。これはイン
バータ負荷20をチョッパ用インダクタとするチョッパ
動作形の充電形式に類似するが、インバータ負荷20に
対する給電を兼ねたチョッパ動作となるため、エネルギ
効率が高い。
ついて説明する。図1装置は、交流電源11電圧を整流
する整流電源10を備える。振動閉回路を含むインバー
タ負荷20を備える。整流電源10電圧をインバータ負
荷20に順方向に断続的に印加する第1スイッチング素
子31を備える。平滑コンデンサ40を備える。インバ
ータ負荷20に形成される逆方向の電圧を平滑用コンデ
ンサ40に印加し充電する充電用ダイオード33を備え
る。平滑用コンデンサ40の電圧をインバータ負荷20
に逆方向に断続的に印加する第2スイッチング素子32
を備える。整流電源10は整流用ダイオード12〜15
を含む。また平滑用インダクタ19を含む。前記振動閉
回路は振動用コンデンサ24・振動用インダクタ25等
で形成される。厳格には23等をも含む。インバータ負
荷20の負荷主体は放電灯(蛍光ランプ)21・放電灯
21と直列のバラスト用インダクタ23・放電灯21と
並列の予熱用コンデンサ22を含む。第1スイッチング
素子31・第2スイッチング素子32はトランジスタで
あり、それらを交互にオンオフするように制御する図外
の制御回路を備える。平滑コンデンサ40は容量の十分
に大きなコンデンサである。第1スイッチング素子31
のターンオフ後にインバータ負荷20に逆方向の電圧を
形成する。その電圧を充電用ダイオード33を介して印
加し平滑用コンデンサ40を充電する。第1スイッチン
グ素子31のオン期間に振動用インダクタ25が充電
(電磁エネルギの蓄積)される。第1スイッチング素子
31がターンオフすると、振動用インダクタ25は充電
用ダイオード33を介して放電(電磁エネルギの放出)
し、平滑用コンデンサ40を充電する。一方、振動用コ
ンデンサ24と振動用インダクタ25および放電灯21
(予熱用コンデンサ22)・バラスト用インダクタ23
との間で振動作用を営み、負荷電流を流し続ける。第2
スイッチング素子32がオンすると、平滑用コンデンサ
40のエネルギをインバータ負荷20に放出する。これ
により、振動用インダクタ25等に逆電流を形成し、こ
れを再び充電する。それにより、前記振動作用は持続す
る。第2スイッチング素子32ターンオフ後も前記振動
作用は持続する。その後、第1スイッチング素子31が
ターンオフし、以下は繰り返しの動作となる。インバー
タ負荷20は振動閉回路を含み自律的な振動作用を営
む。このため、整流電源10電圧の瞬時値が低い場合で
あっても整流電源10から第1スイッチング素子31を
介してインバータ負荷20に給電することができるの
で、整流電源10の力率が高まる。整流電源10電圧の
瞬時値が低い場合の整流電源10からの給電は軽微とな
るが、この場合にも平滑用コンデンサ40の静電エネル
ギが第2スイッチング素子32を介してインバータ負荷
20に供給されるので、振動作用の減衰を緩和し得る。
平滑用コンデンサ40に対する充電は第1スイッチング
素子31がオンのときにインバータ負荷20に蓄えたエ
ネルギの一部をオフのときに供給して行う。これはイン
バータ負荷20をチョッパ用インダクタとするチョッパ
動作形の充電形式に類似するが、インバータ負荷20に
対する給電を兼ねたチョッパ動作となるため、エネルギ
効率が高い。
【0006】
【発明の効果】本発明の場合のインバータ負荷は自律的
な振動作用を営むため、整流電源電圧の瞬時値が低い場
合であっても第1スイッチング素子を介してインバータ
負荷に給電することができる。また、平滑用コンデンサ
に対する充電は第1スイッチング素子がオンのときにイ
ンバータ負荷に蓄えたエネルギの一部をオフのときに供
給して行う。これはインバータ負荷に対する給電を兼ね
たチョッパ動作となるため、エネルギ効率が高い。
な振動作用を営むため、整流電源電圧の瞬時値が低い場
合であっても第1スイッチング素子を介してインバータ
負荷に給電することができる。また、平滑用コンデンサ
に対する充電は第1スイッチング素子がオンのときにイ
ンバータ負荷に蓄えたエネルギの一部をオフのときに供
給して行う。これはインバータ負荷に対する給電を兼ね
たチョッパ動作となるため、エネルギ効率が高い。
【図1】 本発明に係るインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図2】 従来のインバータ装置を示す回路図である。 10:整流電源、11:交流電源、12:整流用ダイオ
ード、13:整流用ダイオード、14:整流用ダイオー
ド、15:整流用ダイオード、19:平滑用インダク
タ、20:インバータ負荷、21:放電灯、22:予熱
用コンデンサ、23:バラスト用インダクタ、24:振
動用コンデンサ、25:振動用インダクタ、31:第1
スイッチング素子、32:第2スイッチング素子、3
3:充電用ダイオード、40:平滑コンデンサ
ード、13:整流用ダイオード、14:整流用ダイオー
ド、15:整流用ダイオード、19:平滑用インダク
タ、20:インバータ負荷、21:放電灯、22:予熱
用コンデンサ、23:バラスト用インダクタ、24:振
動用コンデンサ、25:振動用インダクタ、31:第1
スイッチング素子、32:第2スイッチング素子、3
3:充電用ダイオード、40:平滑コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源電圧を整流する整流電源を備え、
振動閉回路を含むインバータ負荷を備え、前記整流電源
電圧を前記インバータ負荷に順方向に断続的に印加する
第1スイッチング素子を備え、平滑コンデンサを備え、
前記インバータ負荷に形成される逆方向の電圧を前記平
滑用コンデンサに印加し充電する充電用ダイオードを備
え、前記平滑用コンデンサの電圧を前記インバータ負荷
に逆方向に断続的に印加する第2スイッチング素子を備
えたことを特徴とするインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9081800A JPH10243665A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9081800A JPH10243665A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243665A true JPH10243665A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=13756572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9081800A Pending JPH10243665A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10243665A (ja) |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9081800A patent/JPH10243665A/ja active Pending
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