JP2004312973A - インバータ装置 - Google Patents

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JP2004312973A
JP2004312973A JP2003130872A JP2003130872A JP2004312973A JP 2004312973 A JP2004312973 A JP 2004312973A JP 2003130872 A JP2003130872 A JP 2003130872A JP 2003130872 A JP2003130872 A JP 2003130872A JP 2004312973 A JP2004312973 A JP 2004312973A
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power supply
capacitor
smoothing capacitor
inductor
auxiliary
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JP2003130872A
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Kenta Kumamori
健太 熊森
Seiji Sakuma
清二 佐久間
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Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
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Abstract

【課題】インダクタ30・補助コンデンサ40により給電効果を増し、力率をさらに高める。
【解決手段】交流電源11電圧を整流する整流電源10を備える。その後段に配置する平滑用コンデンサ20を備える。前記平滑用コンデンサ20電圧を受けて駆動し高周波電圧を形成するインバータ回路100を備える。前記インバータ回路100はその入力電流が断続する特性である。前記平滑用コンデンサ20と直列にインダクタ30の主巻線31を接続する。前記主巻線31と磁気的に鎖交する補助巻線32を備える。前記インダクタ30は前記平滑用コンデンサ40放時に補助巻線32を介して電磁エネルギを蓄積する。前記補助巻線32は該電磁エネルギ放出時に前記整流電源10を順方向に経由する電流I321を形成する巻線である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は整流電源の力率を向上させるために、インダクタと補助コンデンサとを備えたインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
力率改善コンデンサを使用する方法がよく知られている。また、図6に示すようなインダクタ31が蓄えた電磁エネルギを補助コンデンサ40へ与え、それにともなうコンデンサ電圧振動の影響で整流電源の給電を促す方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示すようなインダクタ31が蓄えた電磁エネルギを補助コンデンサ40へ与え、それにともなうコンデンサ電圧振動の影響で整流電源の給電を促す方式では、整流電源に対する給電効果が軽微であつた。
本発明の目的は、平滑用コンデンサにインダクタ・補助コンデンサを付設することによって、補助コンデンサを振動用コンデンサとして用い、その急激な放電によって整流電源に対する給電効果を増し、力率を従来方式よりもさらに高めたインバータ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1に示すように、平滑用コンデンサ20にインダクタ30・補助コンデンサ40を付設する。補助コンデンサ40はスイッチング素子62遮断時にインダクタ31の電磁エネルギを受けて充電する。補助コンデンサ40は振動用コンデンサであり、その急激な放電に釣られて整流電源10に給電がなされる。このため、整流電源10の導通角が増して力率が高まる。
本発明は、インダクタ30・補助コンデンサ40により給電効果を増し、力率をさらに高めるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1・図2・図3・図4・図5を用いて本発明の実施形態について説明する。平滑用コンデンサ20に接続されたインダクタ30は、平滑用コンデンサ20と直列に接続された主巻線31、前記主巻線31と磁気的に鎖交する補助巻線32を有する。一対のスイッチング素子61,62はトランジスタである。71,72は一対のフライホイールダイオードであり、これらはスイッチング素子61,62とそれぞれ逆並列に接続される。
図2は、スイッチング素子62がオンした状態である。このとき、図に示すような電流162が流れる。この電流162によって、インダクタ30の主巻線31に電磁エネルギが蓄えられる。
図3は、スイッチング素子62はオフしたものの未だスイッチング素子61はオンせずフライホイールダイオード71を通じて流れる電流経路と、インダクタ30に蓄えられた電磁エネルギを補助コンデンサ40に充電する電流経路を形成し、それぞれ171と1321の電流が流れる。電流1321により、整流電源10に給電を行い回路の力率を向上させている。
図4は、スイッチング素子61がオンした状態であり、電流161が流れる。また、しの電流161によって、インダクタ30の主巻線31に電磁エネルギが蓄えられる。
図5は、スイッチング素子61はオフしたものの未だスイッチング素子62はオンせずフライホイールダイオード72を通じて流れる電流経路と、インダクタ30に蓄えられた電磁エネルギを補助コンデンサ40に充電する電流経路を形成し、それぞれ172と1322の電流が流れる。電流1322により、整流電源10に給電を行い回路の力率を向上させている。
以上のように、インダクタ30と補助コンデンサ40のエネルギの授受によって整流電源10の導通角が増し力率が高めることが出来る。
【0006】
【発明の効果】
本発明では、平滑用コンデンサ20にインダクタ30O補助コンデンサ40を付設することによって、スイッチング素子62遮断時にインダクタ31の電磁エネルギを受けて補助コンデンサ.4も0を充電する6補助コンデンサ40は振動用コンデンサであり、その急激ゞ放電に釣られて整流電源10に給電がなされる。このことにより、整流電源10の導通角が増して力率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】そのスイッチング素子62導通時における動作説示図である。
【図3】そのフライホイールダイオード71導通時の動作説示図である。
【図4】そのスイッチング素子61導通時における動作説示図である。
【図5】そのフライホイ響ルダイオード72導道時の動作説示図である。
【図6】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
10:整流電源
11:交流電源
20:平滑用コンデンサ
30:インダクタ
31:主巻線
32:補助巻線
40:補助コンデンサ
50:補助ダイオード
61:スイッチング素子
62:スイッチング素子
71:フライホイールダイオード
72:フライホイールダイオード
80:アーム用コンデンサ
90:点灯回路
91:蛍光ランプ
92:バラスト用インダクタ
93:予熱用コンデンサ

Claims (1)

  1. 交流電源電圧を整流する整流電源を備え、その後段に配置する平滑用コンデンサを備え、前記平滑用コンデンサ電圧を受けて駆動し高周波電圧を形成するインバータ回路を備え、前記インバータ回路はその入力電流が断続する特性であり、前記平滑用コンデンサと直列にインダクタの主巻線を接続し、前記主巻線と磁気的に鎖交する補助巻線を備え、前記インダクタは前記平滑用コンデンサ放時に補助巻線を介して電磁エネルギを蓄積し、前記補助巻線は該電磁エネルギ放出時に前記整流電源を順方向に経由する電流を形成する巻線であることを特徴とするインバータ装置。
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