JPH10243527A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH10243527A JPH10243527A JP9039169A JP3916997A JPH10243527A JP H10243527 A JPH10243527 A JP H10243527A JP 9039169 A JP9039169 A JP 9039169A JP 3916997 A JP3916997 A JP 3916997A JP H10243527 A JPH10243527 A JP H10243527A
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- printed circuit
- circuit board
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減してもプリント基板を確実に
保持することができると共に保護することができる電気
接続箱を提供する。 【解決手段】 一対のカバ−11,12の上カバ−11
にプリント基板13を配置すると共に、下カバ−12に
配線板組立体14を配置し、一対のカバ−11,12内
にプリント基板13と配線板組立体14をそれぞれ内蔵
した電気接続箱10であって、上カバ−11に押さえボ
ス17を突設すると共に、配線板組立体14に押さえボ
ス20を突設し、これら各押さえボス17,20を略同
位置に設けてプリント基板13を挟み込むように保持し
てある。
保持することができると共に保護することができる電気
接続箱を提供する。 【解決手段】 一対のカバ−11,12の上カバ−11
にプリント基板13を配置すると共に、下カバ−12に
配線板組立体14を配置し、一対のカバ−11,12内
にプリント基板13と配線板組立体14をそれぞれ内蔵
した電気接続箱10であって、上カバ−11に押さえボ
ス17を突設すると共に、配線板組立体14に押さえボ
ス20を突設し、これら各押さえボス17,20を略同
位置に設けてプリント基板13を挟み込むように保持し
てある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板と配
線板組立体とを内蔵した電気接続箱(ジャンクションボ
ックス)に関する。
線板組立体とを内蔵した電気接続箱(ジャンクションボ
ックス)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板と配線板組立体とを
備えた電気接続箱として、図6,図7に示すものが知ら
れている。
備えた電気接続箱として、図6,図7に示すものが知ら
れている。
【0003】図6,図7に示す電気接続箱(ジャンクシ
ョンボックス)1は、合成樹脂製の上カバ−2と、この
上カバ−2に図示しないロック部を介して嵌め合わされ
る合成樹脂製の下カバ−3とを備えている。
ョンボックス)1は、合成樹脂製の上カバ−2と、この
上カバ−2に図示しないロック部を介して嵌め合わされ
る合成樹脂製の下カバ−3とを備えている。
【0004】上カバ−2上には、プリント基板4が載置
されている。下カバ−3内には配線板組立体5が収容さ
れていて、その上から上カバ−2が被せられてロック状
態にて両カバ−2,3が嵌め合わされている。
されている。下カバ−3内には配線板組立体5が収容さ
れていて、その上から上カバ−2が被せられてロック状
態にて両カバ−2,3が嵌め合わされている。
【0005】配線板組立体5は、配線板とブスバ−を交
互に積み合わせたものであるから、上下より上カバ−2
と下カバ−3に挟み込まれており、ブスバ−のタブ6は
相手側のコネクタ等の外部接続の際にその離脱の力が加
わっても該タブ5はしっかり固定されている。
互に積み合わせたものであるから、上下より上カバ−2
と下カバ−3に挟み込まれており、ブスバ−のタブ6は
相手側のコネクタ等の外部接続の際にその離脱の力が加
わっても該タブ5はしっかり固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気接続箱1では、プリント基板4は組み立てられ
た電気接続箱1の上カバ−2上に載せることになり、該
プリント基板4の保護のために上カバ−2上にさらに基
板カバ−7が必要不可欠となる。そのため、部品点数が
多くなり、コスト高になるという問題点があった。
来の電気接続箱1では、プリント基板4は組み立てられ
た電気接続箱1の上カバ−2上に載せることになり、該
プリント基板4の保護のために上カバ−2上にさらに基
板カバ−7が必要不可欠となる。そのため、部品点数が
多くなり、コスト高になるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記事情を考慮し、部
品点数を削減してもプリント基板を確実に保持できると
共に保護することができる電気接続箱を提供することを
目的とする。
品点数を削減してもプリント基板を確実に保持できると
共に保護することができる電気接続箱を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
のカバ−の一方のカバ−にプリント基板を配置すると共
に、他方のカバ−に配線板組立体を配置し、前記一対の
カバ−内に前記プリント基板と前記配線板組立体をそれ
ぞれ内蔵した電気接続箱であって、前記一方のカバ−に
第1の基板押さえ部を突設すると共に、前記配線板組立
体或いは前記他方のカバ−に第2の基板押さえ部を突設
し、これら第1,第2の基板押さえ部を略同位置に設け
て前記プリント基板を挟み込むように保持したことを特
徴としている。
のカバ−の一方のカバ−にプリント基板を配置すると共
に、他方のカバ−に配線板組立体を配置し、前記一対の
カバ−内に前記プリント基板と前記配線板組立体をそれ
ぞれ内蔵した電気接続箱であって、前記一方のカバ−に
第1の基板押さえ部を突設すると共に、前記配線板組立
体或いは前記他方のカバ−に第2の基板押さえ部を突設
し、これら第1,第2の基板押さえ部を略同位置に設け
て前記プリント基板を挟み込むように保持したことを特
徴としている。
【0009】この電気接続箱では、プリント基板を第1
の基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持す
ることができ、該プリント基板を剛体として用いること
ができる。
の基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持す
ることができ、該プリント基板を剛体として用いること
ができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記第1,第2の基板押さえ部を前記プ
リント基板の端子と該端子の半田付け部分に対向する位
置にそれぞれ設け、且つ前記第1,第2の基板押さえ部
を筒状に形成して前記端子及び半田付け部分をそれぞれ
取り囲むことを特徴とする。
続箱であって、前記第1,第2の基板押さえ部を前記プ
リント基板の端子と該端子の半田付け部分に対向する位
置にそれぞれ設け、且つ前記第1,第2の基板押さえ部
を筒状に形成して前記端子及び半田付け部分をそれぞれ
取り囲むことを特徴とする。
【0011】この電気接続箱では、プリント基板の端子
の挿入/抜き取り時に該端子の半田付け部分のクラック
等を防止することができる。
の挿入/抜き取り時に該端子の半田付け部分のクラック
等を防止することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記他方のカバ−内に配線板組立体を収
容し、該配線板組立体上に第2の基板押さえ部を介して
前記プリント基板を搭載し、該プリント基板を覆うよう
にして前記他方のカバ−の外面側に前記一方のカバ−を
嵌め合わせたことを特徴とする。
続箱であって、前記他方のカバ−内に配線板組立体を収
容し、該配線板組立体上に第2の基板押さえ部を介して
前記プリント基板を搭載し、該プリント基板を覆うよう
にして前記他方のカバ−の外面側に前記一方のカバ−を
嵌め合わせたことを特徴とする。
【0013】この電気接続箱では、プリント基板は一方
のカバ−で覆われるので、従来の基板カバ−を廃止する
ことができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図
ることができる。
のカバ−で覆われるので、従来の基板カバ−を廃止する
ことができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図
ることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記プリント基板に切欠き部を設け、こ
の切欠き部に対向する前記一方のカバ−に配線板押さえ
部を突設し、この配線板押さえ部で前記配線板組立体の
ブスバ−のタブに相対向する位置を直接支持するように
したことを特徴とする。
続箱であって、前記プリント基板に切欠き部を設け、こ
の切欠き部に対向する前記一方のカバ−に配線板押さえ
部を突設し、この配線板押さえ部で前記配線板組立体の
ブスバ−のタブに相対向する位置を直接支持するように
したことを特徴とする。
【0015】この電気接続箱では、該電気接続箱のコネ
クタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組立
体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させておく
ことができる。
クタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組立
体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させておく
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態の電気接続箱の
断面図、図2はその分解斜視図を示している。この電気
接続箱(ジャンクションボックス)10は、合成樹脂製
の上カバ−(一方のカバ−)11と、この上カバ−11
が嵌め込まれた合成樹脂製の下カバ−(他方のカバ−)
12と、上カバ−11側に配置されるプリント基板13
と、下カバ−12内に収容される配線板組立体14とで
大略構成され、これら上下一対のカバ−11,12内に
プリント基板13と配線板組立体14がそれぞれ内蔵さ
れている。
断面図、図2はその分解斜視図を示している。この電気
接続箱(ジャンクションボックス)10は、合成樹脂製
の上カバ−(一方のカバ−)11と、この上カバ−11
が嵌め込まれた合成樹脂製の下カバ−(他方のカバ−)
12と、上カバ−11側に配置されるプリント基板13
と、下カバ−12内に収容される配線板組立体14とで
大略構成され、これら上下一対のカバ−11,12内に
プリント基板13と配線板組立体14がそれぞれ内蔵さ
れている。
【0018】図1に示すように、プリント基板13には
複数の端子15を半田付けによりそれぞれマウントして
ある。この半田付け部分を符号16で示す。この各端子
15及び半田付け部分16に対向する上カバ−11の内
面側には、四角筒状の押さえボス(第1の基板押さえ
部)17をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さ
えボス17の高さは、上カバ−11の内面両側の凸部1
1a,11aと同じ高さとなっている。
複数の端子15を半田付けによりそれぞれマウントして
ある。この半田付け部分を符号16で示す。この各端子
15及び半田付け部分16に対向する上カバ−11の内
面側には、四角筒状の押さえボス(第1の基板押さえ
部)17をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さ
えボス17の高さは、上カバ−11の内面両側の凸部1
1a,11aと同じ高さとなっている。
【0019】図1,図2に示すように、配線板組立体1
4は電線布線層14aとブスバ−層14bとを積層して
なり、電線布線層14aの上面の両側及び中央にはプリ
ント基板13の載る座18及びボス19をそれぞれ一体
突出形成してある。この各座18がプリント基板13の
上下方向のストッパとなっている。また、配線板組立体
14の電線布線層14aの上面の上カバ−11の各押さ
えボス17に対向する位置には、図1,図3に示すよう
に、四角筒状の各押さえボス(第2の基板押さえ部)2
0をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さえボス
20の高さは前記各座18の高さと同じ高さになってい
る。そして、これら上カバ−11の押さえボス17と下
カバ−12内の配線板組立体14の押さえボス20との
間でプリント基板13を挟み込むように保持するように
なっている。この際、各押さえボス17,20内でプリ
ント基板13の各端子15と該各端子15の半田付け部
分16はそれぞれ取り囲まれるようになっている。
4は電線布線層14aとブスバ−層14bとを積層して
なり、電線布線層14aの上面の両側及び中央にはプリ
ント基板13の載る座18及びボス19をそれぞれ一体
突出形成してある。この各座18がプリント基板13の
上下方向のストッパとなっている。また、配線板組立体
14の電線布線層14aの上面の上カバ−11の各押さ
えボス17に対向する位置には、図1,図3に示すよう
に、四角筒状の各押さえボス(第2の基板押さえ部)2
0をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さえボス
20の高さは前記各座18の高さと同じ高さになってい
る。そして、これら上カバ−11の押さえボス17と下
カバ−12内の配線板組立体14の押さえボス20との
間でプリント基板13を挟み込むように保持するように
なっている。この際、各押さえボス17,20内でプリ
ント基板13の各端子15と該各端子15の半田付け部
分16はそれぞれ取り囲まれるようになっている。
【0020】図4,図5に示すように、プリント基板1
3の一端側にはコ字状の開口部21を形成してあり、こ
の開口部21の相対向する位置には一対の切欠き部21
a,21aを設けてある。この各切欠き部21aに対向
する上カバ−11の内面には四角柱状の一対の押さえボ
ス(配線板押さえ部)22,22を一体突出形成してあ
る。この各押さえボス22は、図5に示すように、前記
配線板組立体14のブスバ−層14bのブスバ−23の
タブ23aに相対向する位置を直接支持するようになっ
ている。
3の一端側にはコ字状の開口部21を形成してあり、こ
の開口部21の相対向する位置には一対の切欠き部21
a,21aを設けてある。この各切欠き部21aに対向
する上カバ−11の内面には四角柱状の一対の押さえボ
ス(配線板押さえ部)22,22を一体突出形成してあ
る。この各押さえボス22は、図5に示すように、前記
配線板組立体14のブスバ−層14bのブスバ−23の
タブ23aに相対向する位置を直接支持するようになっ
ている。
【0021】以上実施形態の電気接続箱10によれば、
下カバ−12の底面に配線板組立体14の下面の全面を
合わせるように該配線板組立体14を下カバ−12内に
収容し、その後配線板組立体14の各座18上にプリン
ト基板13を搭載する。この搭載後その上から上カバ−
11を下カバ−12の外面側に嵌合させる。上カバ−1
1には配線板組立体14の各押さえボス20と略同位置
に位置するように各押さえボス17が設けられているの
で、プリント基板13が上カバ−11の各押さえボス1
7と下カバ−12側の各押さえボス20で挟み込まれ、
これにより配線板組立体14が上下方向に確実に固定さ
れる。この際、前記のように、上カバ−11の各押さえ
ボス17と配線板組立体14の各押さえボス20とは略
同位置に対向しているので、プリント基板13が撓むこ
とはなく、端子15の半田付け部分16にクラック等の
不具合が発生することがなく、高品質の電気接続箱10
を提供することができる。また、図5に示すように、配
線板組立体14の一端側は、上カバ−11から配線板組
立体14の上面まで突出した押さえボス22にて直接固
定されるので、電気接続箱10のコネクタ,ヒュ−ズ等
の外部接続の際に、配線板組立体14が外部に突出して
いるブスバ−23のタブ23aで押されて引っ込むこと
なく正規の位置に確実に嵌合できる。
下カバ−12の底面に配線板組立体14の下面の全面を
合わせるように該配線板組立体14を下カバ−12内に
収容し、その後配線板組立体14の各座18上にプリン
ト基板13を搭載する。この搭載後その上から上カバ−
11を下カバ−12の外面側に嵌合させる。上カバ−1
1には配線板組立体14の各押さえボス20と略同位置
に位置するように各押さえボス17が設けられているの
で、プリント基板13が上カバ−11の各押さえボス1
7と下カバ−12側の各押さえボス20で挟み込まれ、
これにより配線板組立体14が上下方向に確実に固定さ
れる。この際、前記のように、上カバ−11の各押さえ
ボス17と配線板組立体14の各押さえボス20とは略
同位置に対向しているので、プリント基板13が撓むこ
とはなく、端子15の半田付け部分16にクラック等の
不具合が発生することがなく、高品質の電気接続箱10
を提供することができる。また、図5に示すように、配
線板組立体14の一端側は、上カバ−11から配線板組
立体14の上面まで突出した押さえボス22にて直接固
定されるので、電気接続箱10のコネクタ,ヒュ−ズ等
の外部接続の際に、配線板組立体14が外部に突出して
いるブスバ−23のタブ23aで押されて引っ込むこと
なく正規の位置に確実に嵌合できる。
【0022】このように、上カバ−11の押さえボス1
7と下カバ−12側の押さえボス20を略同位置に設け
てプリント基板13を挟み込むように保持したので、該
プリント基板13を各押さえボス17,20間で確実に
保持することができ、プリント基板13を剛体として用
いることができる。また、各押さえボス17,20をプ
リント基板13の端子15と該端子15の半田付け部分
16に対向する位置にそれぞれ設け、且つ各押さえボス
17,20を四角筒状に形成して上記端子15及び半田
付け部分16をそれぞれ取り囲むようにしたので、プリ
ント基板13の端子15の挿入/抜き取り時に該端子1
5の半田付け部分16にクラック等が発生することがな
い。さらに、下カバ−12内に配線板組立体14を収容
し、該配線板組立体14上に座18及び押さえボス20
を介してプリント基板13を搭載し、該プリント基板1
3を覆うようにして下カバ−12の外周面側に上カバ−
11を嵌め合わせたので、プリント基板13は上カバ−
11で完全に覆われ、従来の基板カバ−を廃止すること
ができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図るこ
とができる。さらにまた、プリント基板13に切欠き部
21aを設け、この切欠き部21aに対向する上カバ−
11に押さえボス22を突設し、この押さえボス22で
配線板組立体14のブスバ−23のタブ23aに相対向
する位置を直接押さえて固定するするようにしたので、
電気接続箱10のコネクタ等の外部接続部の挿入/抜き
取り時に、配線板組立体14のブスバ−23のタブ23
aを引っ込ませないで常に突出させておくことができ
る。これらにより、品質の高い電気接続箱10を低コス
トで提供することができる。
7と下カバ−12側の押さえボス20を略同位置に設け
てプリント基板13を挟み込むように保持したので、該
プリント基板13を各押さえボス17,20間で確実に
保持することができ、プリント基板13を剛体として用
いることができる。また、各押さえボス17,20をプ
リント基板13の端子15と該端子15の半田付け部分
16に対向する位置にそれぞれ設け、且つ各押さえボス
17,20を四角筒状に形成して上記端子15及び半田
付け部分16をそれぞれ取り囲むようにしたので、プリ
ント基板13の端子15の挿入/抜き取り時に該端子1
5の半田付け部分16にクラック等が発生することがな
い。さらに、下カバ−12内に配線板組立体14を収容
し、該配線板組立体14上に座18及び押さえボス20
を介してプリント基板13を搭載し、該プリント基板1
3を覆うようにして下カバ−12の外周面側に上カバ−
11を嵌め合わせたので、プリント基板13は上カバ−
11で完全に覆われ、従来の基板カバ−を廃止すること
ができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図るこ
とができる。さらにまた、プリント基板13に切欠き部
21aを設け、この切欠き部21aに対向する上カバ−
11に押さえボス22を突設し、この押さえボス22で
配線板組立体14のブスバ−23のタブ23aに相対向
する位置を直接押さえて固定するするようにしたので、
電気接続箱10のコネクタ等の外部接続部の挿入/抜き
取り時に、配線板組立体14のブスバ−23のタブ23
aを引っ込ませないで常に突出させておくことができ
る。これらにより、品質の高い電気接続箱10を低コス
トで提供することができる。
【0023】尚、前記実施形態によれば、配線板組立体
側に第2の基板押さえ部としての押さえボスを設けた
が、下カバ−に設けてもよい。また、基板押さえ部の形
状は四角筒状に限られず、円筒状や円柱状等の形状でも
よい。
側に第2の基板押さえ部としての押さえボスを設けた
が、下カバ−に設けてもよい。また、基板押さえ部の形
状は四角筒状に限られず、円筒状や円柱状等の形状でも
よい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一対のカバ−の一方のカバ−に第1の基板押さ
え部を突設すると共に、配線板組立体或いは他方のカバ
−に第2の基板押さえ部を突設し、これら第1,第2の
基板押さえ部を略同位置に設けてプリント基板を挟み込
むように保持したことにより、該プリント基板を第1の
基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持する
ことができ、また、該プリント基板を剛体として用いる
ことができる。
よれば、一対のカバ−の一方のカバ−に第1の基板押さ
え部を突設すると共に、配線板組立体或いは他方のカバ
−に第2の基板押さえ部を突設し、これら第1,第2の
基板押さえ部を略同位置に設けてプリント基板を挟み込
むように保持したことにより、該プリント基板を第1の
基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持する
ことができ、また、該プリント基板を剛体として用いる
ことができる。
【0025】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、プリント基板の端子の挿入/抜き取り時に
該端子の半田付け部分のクラック等を確実に防止するこ
とができる。
効果に加え、プリント基板の端子の挿入/抜き取り時に
該端子の半田付け部分のクラック等を確実に防止するこ
とができる。
【0026】請求項3の発明によれば、プリント基板は
一対のカバ−の一方のカバ−で覆われるので、従来のよ
うに基板カバ−を用いる必要がなくなり、その分部品点
数の削減及び低コスト化を図ることができる。
一対のカバ−の一方のカバ−で覆われるので、従来のよ
うに基板カバ−を用いる必要がなくなり、その分部品点
数の削減及び低コスト化を図ることができる。
【0027】請求項4の発明によれば、電気接続箱のコ
ネクタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組
立体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させてお
くことができ、品質の高い電気接続箱を低コストで提供
することができる。
ネクタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組
立体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させてお
くことができ、品質の高い電気接続箱を低コストで提供
することができる。
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱を示す断面図
である。
である。
【図2】上記電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】上記電気接続箱の要部の拡大部分斜視図であ
る。
る。
【図4】上記電気接続箱に用いられるプリント基板の平
面図である。
面図である。
【図5】上記電気接続箱の要部の拡大部分断面図であ
る。
る。
【図6】従来の電気接続箱の断面図である。
【図7】上記従来の電気接続箱の分解斜視図である。
10 電気接続箱 11 上カバ−(一方のカバ−) 12 下カバ−(他方のカバ−) 13 プリント基板 14 配線板組立体 15 端子 16 半田付け部分 17 押さえボス(第1の基板押さえ部) 20 押さえボス(第2の基板押さえ部) 22 押さえボス(配線板押さえ部) 23 ブスバ− 23a タブ
Claims (4)
- 【請求項1】 一対のカバ−の一方のカバ−にプリント
基板を配置すると共に、他方のカバ−に配線板組立体を
配置し、前記一対のカバ−内に前記プリント基板と前記
配線板組立体をそれぞれ内蔵した電気接続箱であって、 前記一方のカバ−に第1の基板押さえ部を突設すると共
に、前記配線板組立体或いは前記他方のカバ−に第2の
基板押さえ部を突設し、これら第1,第2の基板押さえ
部を略同位置に設けて前記プリント基板を挟み込むよう
に保持したことを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記第1,第2の基板押さえ部を前記プリント基板の端
子と該端子の半田付け部分に対向する位置にそれぞれ設
け、且つ前記第1,第2の基板押さえ部を筒状に形成し
て前記端子及び半田付け部分をそれぞれ取り囲むことを
特徴とする電気接続箱。 - 【請求項3】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記他方のカバ−内に配線板組立体を収容し、該配線板
組立体上に第2の基板押さえ部を介して前記プリント基
板を搭載し、該プリント基板を覆うようにして前記他方
のカバ−の外面側に前記一方のカバ−を嵌め合わせたこ
とを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項4】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記プリント基板に切欠き部を設け、この切欠き部に対
向する前記一方のカバ−に配線板押さえ部を突設し、こ
の配線板押さえ部で前記配線板組立体のブスバ−のタブ
に相対向する位置を直接支持するようにしたことを特徴
とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039169A JPH10243527A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039169A JPH10243527A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243527A true JPH10243527A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12545625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9039169A Pending JPH10243527A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10243527A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000349466A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 配電ボックス |
JP2010081669A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2011120431A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
CN115244810A (zh) * | 2020-03-24 | 2022-10-25 | 住友电装株式会社 | 电气连接箱 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9039169A patent/JPH10243527A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000349466A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 配電ボックス |
JP2010081669A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2011120431A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
CN115244810A (zh) * | 2020-03-24 | 2022-10-25 | 住友电装株式会社 | 电气连接箱 |
CN115244810B (zh) * | 2020-03-24 | 2024-10-01 | 住友电装株式会社 | 电气连接箱 |
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