JPH10243527A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JPH10243527A
JPH10243527A JP9039169A JP3916997A JPH10243527A JP H10243527 A JPH10243527 A JP H10243527A JP 9039169 A JP9039169 A JP 9039169A JP 3916997 A JP3916997 A JP 3916997A JP H10243527 A JPH10243527 A JP H10243527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
wiring board
printed circuit
circuit board
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9039169A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsurou Saimoto
哲朗 斉本
Naoto Kogure
直人 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP9039169A priority Critical patent/JPH10243527A/ja
Publication of JPH10243527A publication Critical patent/JPH10243527A/ja
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減してもプリント基板を確実に
保持することができると共に保護することができる電気
接続箱を提供する。 【解決手段】 一対のカバ−11,12の上カバ−11
にプリント基板13を配置すると共に、下カバ−12に
配線板組立体14を配置し、一対のカバ−11,12内
にプリント基板13と配線板組立体14をそれぞれ内蔵
した電気接続箱10であって、上カバ−11に押さえボ
ス17を突設すると共に、配線板組立体14に押さえボ
ス20を突設し、これら各押さえボス17,20を略同
位置に設けてプリント基板13を挟み込むように保持し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板と配
線板組立体とを内蔵した電気接続箱(ジャンクションボ
ックス)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板と配線板組立体とを
備えた電気接続箱として、図6,図7に示すものが知ら
れている。
【0003】図6,図7に示す電気接続箱(ジャンクシ
ョンボックス)1は、合成樹脂製の上カバ−2と、この
上カバ−2に図示しないロック部を介して嵌め合わされ
る合成樹脂製の下カバ−3とを備えている。
【0004】上カバ−2上には、プリント基板4が載置
されている。下カバ−3内には配線板組立体5が収容さ
れていて、その上から上カバ−2が被せられてロック状
態にて両カバ−2,3が嵌め合わされている。
【0005】配線板組立体5は、配線板とブスバ−を交
互に積み合わせたものであるから、上下より上カバ−2
と下カバ−3に挟み込まれており、ブスバ−のタブ6は
相手側のコネクタ等の外部接続の際にその離脱の力が加
わっても該タブ5はしっかり固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気接続箱1では、プリント基板4は組み立てられ
た電気接続箱1の上カバ−2上に載せることになり、該
プリント基板4の保護のために上カバ−2上にさらに基
板カバ−7が必要不可欠となる。そのため、部品点数が
多くなり、コスト高になるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記事情を考慮し、部
品点数を削減してもプリント基板を確実に保持できると
共に保護することができる電気接続箱を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
のカバ−の一方のカバ−にプリント基板を配置すると共
に、他方のカバ−に配線板組立体を配置し、前記一対の
カバ−内に前記プリント基板と前記配線板組立体をそれ
ぞれ内蔵した電気接続箱であって、前記一方のカバ−に
第1の基板押さえ部を突設すると共に、前記配線板組立
体或いは前記他方のカバ−に第2の基板押さえ部を突設
し、これら第1,第2の基板押さえ部を略同位置に設け
て前記プリント基板を挟み込むように保持したことを特
徴としている。
【0009】この電気接続箱では、プリント基板を第1
の基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持す
ることができ、該プリント基板を剛体として用いること
ができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記第1,第2の基板押さえ部を前記プ
リント基板の端子と該端子の半田付け部分に対向する位
置にそれぞれ設け、且つ前記第1,第2の基板押さえ部
を筒状に形成して前記端子及び半田付け部分をそれぞれ
取り囲むことを特徴とする。
【0011】この電気接続箱では、プリント基板の端子
の挿入/抜き取り時に該端子の半田付け部分のクラック
等を防止することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記他方のカバ−内に配線板組立体を収
容し、該配線板組立体上に第2の基板押さえ部を介して
前記プリント基板を搭載し、該プリント基板を覆うよう
にして前記他方のカバ−の外面側に前記一方のカバ−を
嵌め合わせたことを特徴とする。
【0013】この電気接続箱では、プリント基板は一方
のカバ−で覆われるので、従来の基板カバ−を廃止する
ことができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図
ることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記プリント基板に切欠き部を設け、こ
の切欠き部に対向する前記一方のカバ−に配線板押さえ
部を突設し、この配線板押さえ部で前記配線板組立体の
ブスバ−のタブに相対向する位置を直接支持するように
したことを特徴とする。
【0015】この電気接続箱では、該電気接続箱のコネ
クタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組立
体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させておく
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態の電気接続箱の
断面図、図2はその分解斜視図を示している。この電気
接続箱(ジャンクションボックス)10は、合成樹脂製
の上カバ−(一方のカバ−)11と、この上カバ−11
が嵌め込まれた合成樹脂製の下カバ−(他方のカバ−)
12と、上カバ−11側に配置されるプリント基板13
と、下カバ−12内に収容される配線板組立体14とで
大略構成され、これら上下一対のカバ−11,12内に
プリント基板13と配線板組立体14がそれぞれ内蔵さ
れている。
【0018】図1に示すように、プリント基板13には
複数の端子15を半田付けによりそれぞれマウントして
ある。この半田付け部分を符号16で示す。この各端子
15及び半田付け部分16に対向する上カバ−11の内
面側には、四角筒状の押さえボス(第1の基板押さえ
部)17をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さ
えボス17の高さは、上カバ−11の内面両側の凸部1
1a,11aと同じ高さとなっている。
【0019】図1,図2に示すように、配線板組立体1
4は電線布線層14aとブスバ−層14bとを積層して
なり、電線布線層14aの上面の両側及び中央にはプリ
ント基板13の載る座18及びボス19をそれぞれ一体
突出形成してある。この各座18がプリント基板13の
上下方向のストッパとなっている。また、配線板組立体
14の電線布線層14aの上面の上カバ−11の各押さ
えボス17に対向する位置には、図1,図3に示すよう
に、四角筒状の各押さえボス(第2の基板押さえ部)2
0をそれぞれ一体突出形成してある。この各押さえボス
20の高さは前記各座18の高さと同じ高さになってい
る。そして、これら上カバ−11の押さえボス17と下
カバ−12内の配線板組立体14の押さえボス20との
間でプリント基板13を挟み込むように保持するように
なっている。この際、各押さえボス17,20内でプリ
ント基板13の各端子15と該各端子15の半田付け部
分16はそれぞれ取り囲まれるようになっている。
【0020】図4,図5に示すように、プリント基板1
3の一端側にはコ字状の開口部21を形成してあり、こ
の開口部21の相対向する位置には一対の切欠き部21
a,21aを設けてある。この各切欠き部21aに対向
する上カバ−11の内面には四角柱状の一対の押さえボ
ス(配線板押さえ部)22,22を一体突出形成してあ
る。この各押さえボス22は、図5に示すように、前記
配線板組立体14のブスバ−層14bのブスバ−23の
タブ23aに相対向する位置を直接支持するようになっ
ている。
【0021】以上実施形態の電気接続箱10によれば、
下カバ−12の底面に配線板組立体14の下面の全面を
合わせるように該配線板組立体14を下カバ−12内に
収容し、その後配線板組立体14の各座18上にプリン
ト基板13を搭載する。この搭載後その上から上カバ−
11を下カバ−12の外面側に嵌合させる。上カバ−1
1には配線板組立体14の各押さえボス20と略同位置
に位置するように各押さえボス17が設けられているの
で、プリント基板13が上カバ−11の各押さえボス1
7と下カバ−12側の各押さえボス20で挟み込まれ、
これにより配線板組立体14が上下方向に確実に固定さ
れる。この際、前記のように、上カバ−11の各押さえ
ボス17と配線板組立体14の各押さえボス20とは略
同位置に対向しているので、プリント基板13が撓むこ
とはなく、端子15の半田付け部分16にクラック等の
不具合が発生することがなく、高品質の電気接続箱10
を提供することができる。また、図5に示すように、配
線板組立体14の一端側は、上カバ−11から配線板組
立体14の上面まで突出した押さえボス22にて直接固
定されるので、電気接続箱10のコネクタ,ヒュ−ズ等
の外部接続の際に、配線板組立体14が外部に突出して
いるブスバ−23のタブ23aで押されて引っ込むこと
なく正規の位置に確実に嵌合できる。
【0022】このように、上カバ−11の押さえボス1
7と下カバ−12側の押さえボス20を略同位置に設け
てプリント基板13を挟み込むように保持したので、該
プリント基板13を各押さえボス17,20間で確実に
保持することができ、プリント基板13を剛体として用
いることができる。また、各押さえボス17,20をプ
リント基板13の端子15と該端子15の半田付け部分
16に対向する位置にそれぞれ設け、且つ各押さえボス
17,20を四角筒状に形成して上記端子15及び半田
付け部分16をそれぞれ取り囲むようにしたので、プリ
ント基板13の端子15の挿入/抜き取り時に該端子1
5の半田付け部分16にクラック等が発生することがな
い。さらに、下カバ−12内に配線板組立体14を収容
し、該配線板組立体14上に座18及び押さえボス20
を介してプリント基板13を搭載し、該プリント基板1
3を覆うようにして下カバ−12の外周面側に上カバ−
11を嵌め合わせたので、プリント基板13は上カバ−
11で完全に覆われ、従来の基板カバ−を廃止すること
ができ、その分部品点数の削減及び低コスト化を図るこ
とができる。さらにまた、プリント基板13に切欠き部
21aを設け、この切欠き部21aに対向する上カバ−
11に押さえボス22を突設し、この押さえボス22で
配線板組立体14のブスバ−23のタブ23aに相対向
する位置を直接押さえて固定するするようにしたので、
電気接続箱10のコネクタ等の外部接続部の挿入/抜き
取り時に、配線板組立体14のブスバ−23のタブ23
aを引っ込ませないで常に突出させておくことができ
る。これらにより、品質の高い電気接続箱10を低コス
トで提供することができる。
【0023】尚、前記実施形態によれば、配線板組立体
側に第2の基板押さえ部としての押さえボスを設けた
が、下カバ−に設けてもよい。また、基板押さえ部の形
状は四角筒状に限られず、円筒状や円柱状等の形状でも
よい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一対のカバ−の一方のカバ−に第1の基板押さ
え部を突設すると共に、配線板組立体或いは他方のカバ
−に第2の基板押さえ部を突設し、これら第1,第2の
基板押さえ部を略同位置に設けてプリント基板を挟み込
むように保持したことにより、該プリント基板を第1の
基板押さえ部と第2の基板押さえ部間で確実に保持する
ことができ、また、該プリント基板を剛体として用いる
ことができる。
【0025】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果に加え、プリント基板の端子の挿入/抜き取り時に
該端子の半田付け部分のクラック等を確実に防止するこ
とができる。
【0026】請求項3の発明によれば、プリント基板は
一対のカバ−の一方のカバ−で覆われるので、従来のよ
うに基板カバ−を用いる必要がなくなり、その分部品点
数の削減及び低コスト化を図ることができる。
【0027】請求項4の発明によれば、電気接続箱のコ
ネクタ等の外部接続部の挿入/抜き取り時に、配線板組
立体のブスバ−のタブを引っ込ませないで突出させてお
くことができ、品質の高い電気接続箱を低コストで提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱を示す断面図
である。
【図2】上記電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】上記電気接続箱の要部の拡大部分斜視図であ
る。
【図4】上記電気接続箱に用いられるプリント基板の平
面図である。
【図5】上記電気接続箱の要部の拡大部分断面図であ
る。
【図6】従来の電気接続箱の断面図である。
【図7】上記従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11 上カバ−(一方のカバ−) 12 下カバ−(他方のカバ−) 13 プリント基板 14 配線板組立体 15 端子 16 半田付け部分 17 押さえボス(第1の基板押さえ部) 20 押さえボス(第2の基板押さえ部) 22 押さえボス(配線板押さえ部) 23 ブスバ− 23a タブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のカバ−の一方のカバ−にプリント
    基板を配置すると共に、他方のカバ−に配線板組立体を
    配置し、前記一対のカバ−内に前記プリント基板と前記
    配線板組立体をそれぞれ内蔵した電気接続箱であって、 前記一方のカバ−に第1の基板押さえ部を突設すると共
    に、前記配線板組立体或いは前記他方のカバ−に第2の
    基板押さえ部を突設し、これら第1,第2の基板押さえ
    部を略同位置に設けて前記プリント基板を挟み込むよう
    に保持したことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記第1,第2の基板押さえ部を前記プリント基板の端
    子と該端子の半田付け部分に対向する位置にそれぞれ設
    け、且つ前記第1,第2の基板押さえ部を筒状に形成し
    て前記端子及び半田付け部分をそれぞれ取り囲むことを
    特徴とする電気接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記他方のカバ−内に配線板組立体を収容し、該配線板
    組立体上に第2の基板押さえ部を介して前記プリント基
    板を搭載し、該プリント基板を覆うようにして前記他方
    のカバ−の外面側に前記一方のカバ−を嵌め合わせたこ
    とを特徴とする電気接続箱。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記プリント基板に切欠き部を設け、この切欠き部に対
    向する前記一方のカバ−に配線板押さえ部を突設し、こ
    の配線板押さえ部で前記配線板組立体のブスバ−のタブ
    に相対向する位置を直接支持するようにしたことを特徴
    とする電気接続箱。
JP9039169A 1997-02-24 1997-02-24 電気接続箱 Pending JPH10243527A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349466A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 配電ボックス
JP2010081669A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2011120431A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
CN115244810A (zh) * 2020-03-24 2022-10-25 住友电装株式会社 电气连接箱

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