JPH10243177A - 画像読取り装置 - Google Patents
画像読取り装置Info
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- JPH10243177A JPH10243177A JP4096997A JP4096997A JPH10243177A JP H10243177 A JPH10243177 A JP H10243177A JP 4096997 A JP4096997 A JP 4096997A JP 4096997 A JP4096997 A JP 4096997A JP H10243177 A JPH10243177 A JP H10243177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラットベッドスキャナやＡＤＦスキャナあ
るいはハンディスキャナとして用いることができる読取
りユニットを備えた画像読取り装置において、フラット
ベッドスキャナでは、読取り面が凹凸面であっても容易
に読取ることができるとともに、高い精度で読取ること
ができる画像読取り装置を提供する。 【解決手段】 読取りユニットを読取り面に付勢させて
読取る。また、読取りユニットを副走査方向および主走
査方向の位置を規正してフラットベッドユニットに装着
する。
るいはハンディスキャナとして用いることができる読取
りユニットを備えた画像読取り装置において、フラット
ベッドスキャナでは、読取り面が凹凸面であっても容易
に読取ることができるとともに、高い精度で読取ること
ができる画像読取り装置を提供する。 【解決手段】 読取りユニットを読取り面に付勢させて
読取る。また、読取りユニットを副走査方向および主走
査方向の位置を規正してフラットベッドユニットに装着
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙等の媒体上に
記載された文字情報や図形情報を画像情報として読み取
る画像読取り装置（以下、スキャナという）に関し、特
に、ハンディスキャナやフラットベッド型のスキャナあ
るいはＡＤＦ（オート・ドキュメント・フィード）型の
スキャナとして用いることができる読取りユニットを備
えた画像読取り装置に関するものである。
記載された文字情報や図形情報を画像情報として読み取
る画像読取り装置（以下、スキャナという）に関し、特
に、ハンディスキャナやフラットベッド型のスキャナあ
るいはＡＤＦ（オート・ドキュメント・フィード）型の
スキャナとして用いることができる読取りユニットを備
えた画像読取り装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】文章や図形の入力装置として用いられる
画像読取り装置には、平板状の透明板上に原稿の読取り
面を下にして載せたり、原稿を机等の板状の上に読取り
面を上にして載せたりして、読取りユニットを自走させ
て読み取るフラットベッドスキャナ、シート状の原稿を
搬送させながら読み取るＡＤＦスキャナ、あるいはハン
ディスキャナが一般に知られている。
画像読取り装置には、平板状の透明板上に原稿の読取り
面を下にして載せたり、原稿を机等の板状の上に読取り
面を上にして載せたりして、読取りユニットを自走させ
て読み取るフラットベッドスキャナ、シート状の原稿を
搬送させながら読み取るＡＤＦスキャナ、あるいはハン
ディスキャナが一般に知られている。
【０００３】フラットベッドスキャナは、読取り精度が
高く、書籍のような綴じた原稿も読み取ることができ
る。ＡＤＦスキャナは、多数枚のシート状の原稿を自動
給紙して読み取るので読取り処理のスピードを速くでき
るとともに、フラットベッドスキャナよりも小型にでき
る。また、ハンディスキャナは小型であり、読取り原稿
の大きさに制限されない利点はあるが、読取り精度が低
下する傾向にある。近年は、各種の原稿媒体を読み取る
ことができるスキャナが望まれている。
高く、書籍のような綴じた原稿も読み取ることができ
る。ＡＤＦスキャナは、多数枚のシート状の原稿を自動
給紙して読み取るので読取り処理のスピードを速くでき
るとともに、フラットベッドスキャナよりも小型にでき
る。また、ハンディスキャナは小型であり、読取り原稿
の大きさに制限されない利点はあるが、読取り精度が低
下する傾向にある。近年は、各種の原稿媒体を読み取る
ことができるスキャナが望まれている。
【０００４】そこで、ＡＤＦスキャナの光学ユニットと
原稿を給紙する給紙ユニットとをユニット化して、光学
ユニットのみを用いてハンディスキャナとして使用する
こともできるＡＤＦスキャナが提唱されている。
原稿を給紙する給紙ユニットとをユニット化して、光学
ユニットのみを用いてハンディスキャナとして使用する
こともできるＡＤＦスキャナが提唱されている。
【０００５】一方、フラットベッドスキャナの光学ユニ
ットと原稿を載せるフラットベッドユニットとをユニッ
ト化とて、光学ユニットのみを用いてハンディスキャナ
として使用することもできるフラットベッドスキャナが
提唱されている。
ットと原稿を載せるフラットベッドユニットとをユニッ
ト化とて、光学ユニットのみを用いてハンディスキャナ
として使用することもできるフラットベッドスキャナが
提唱されている。
【０００６】上記のスキャナについては、同一の出願人
は先に特願平８ー９０３１８においていくつかの提案を
している。
は先に特願平８ー９０３１８においていくつかの提案を
している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるスキャナでは次のような問題点がある。
技術によるスキャナでは次のような問題点がある。
【０００８】１）フラットベッドスキャナにおいて、書
籍のような綴じた原稿を読み取る場合には、読取り面を
下にして透明板に載せて読み取ることになる。このた
め、読み取り面は凹凸面となり、特に書籍の厚みが厚い
場合には綴じ部においては読み取りができないことがあ
る。
籍のような綴じた原稿を読み取る場合には、読取り面を
下にして透明板に載せて読み取ることになる。このた
め、読み取り面は凹凸面となり、特に書籍の厚みが厚い
場合には綴じ部においては読み取りができないことがあ
る。
【０００９】２）光学ユニットとフラットベッドユニッ
トとをユニット化したフラットベッドスキャナにおい
て、ハンディユニットとなる光学ユニットの自走機構に
おいては、光学ユニットにピニオンを設け、フラットベ
ッドユニットにラックを設けて、ラックとピニオンとの
噛合によって光学ユニットを自走する構造であるが、光
学ユニットの主走査方向にガタが発生して読取り精度を
低下させることがある。
トとをユニット化したフラットベッドスキャナにおい
て、ハンディユニットとなる光学ユニットの自走機構に
おいては、光学ユニットにピニオンを設け、フラットベ
ッドユニットにラックを設けて、ラックとピニオンとの
噛合によって光学ユニットを自走する構造であるが、光
学ユニットの主走査方向にガタが発生して読取り精度を
低下させることがある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
ために、この発明では次のような手段を取る。
【００１１】フラットベッド型の読み取りとＡＤＦ型の
読み取りおよびハンディ型の読み取りを可能とする読取
りユニットにおいて、フラットベッド型の読み取りにお
いては、読取りユニットを読取り面に付勢させて読み取
る。
読み取りおよびハンディ型の読み取りを可能とする読取
りユニットにおいて、フラットベッド型の読み取りにお
いては、読取りユニットを読取り面に付勢させて読み取
る。
【００１２】また、ハンディユニットを用いてフラット
ベッド型の読取りを行う際には、ハンディユニットを副
走査方向および主走査方向の位置を規正してフラットベ
ッドユニットに装着する。
ベッド型の読取りを行う際には、ハンディユニットを副
走査方向および主走査方向の位置を規正してフラットベ
ッドユニットに装着する。
【００１３】上記の手段を取ることにより、以下に示す
作用が働く。
作用が働く。
【００１４】フラットベッド型の読み取りにおいて、読
取り面が凹凸面であっても容易に読み取る。
取り面が凹凸面であっても容易に読み取る。
【００１５】また、フラットベッド型の読み取りにおい
て、副走査方向および主走査方向に対して安定した読取
り動作を得るので、高い精度で読み取ることができる。
て、副走査方向および主走査方向に対して安定した読取
り動作を得るので、高い精度で読み取ることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
施の形態をとる。
【００１７】図１に示すごとく、読取りユニット１を光
学ユニット２と支持ユニット３とで構成し、読取りユニ
ット１をフラットベッドユニット４に装着して読取る際
には、支持ユニット３は光学ユニット２を読取り面に付
勢させて副走査方向に移動可能にする。
学ユニット２と支持ユニット３とで構成し、読取りユニ
ット１をフラットベッドユニット４に装着して読取る際
には、支持ユニット３は光学ユニット２を読取り面に付
勢させて副走査方向に移動可能にする。
【００１８】さらに、図２に示すごとく、前記読取りユ
ニット１は、フィード要素を持つベースフレーム５に装
着され、用紙搬送型の画像読取り装置を構成する。
ニット１は、フィード要素を持つベースフレーム５に装
着され、用紙搬送型の画像読取り装置を構成する。
【００１９】また、図５に示すごとく、ハンディユニッ
ト６をフラットベッドユニット７に装着した画像読取り
装置において、ハンディユニット６を３点で支持して副
走査方向へ移動可能にしてフラットベッドユニット７に
装着する。
ト６をフラットベッドユニット７に装着した画像読取り
装置において、ハンディユニット６を３点で支持して副
走査方向へ移動可能にしてフラットベッドユニット７に
装着する。
【００２０】また、図６ないし図８に示すごとく、ハン
ディユニット６をフラットベッドユニット７に装着した
画像読取り装置において、ハンディユニット６の主走査
方向の位置を規正する滑り部材を備える。
ディユニット６をフラットベッドユニット７に装着した
画像読取り装置において、ハンディユニット６の主走査
方向の位置を規正する滑り部材を備える。
【００２１】なお、図６に示すごとく、滑りシート６５
をハンディユニット６に設け、前記滑りシート６５をフ
ラットベッドユニット７の案内レール７２に当接する。
をハンディユニット６に設け、前記滑りシート６５をフ
ラットベッドユニット７の案内レール７２に当接する。
【００２２】そして、図７に示すごとく、滑りローラ６
６をハンディユニット６に設け、前記滑りローラ６６を
フラットベッドユニット７の案内レール７２に当接す
る。
６をハンディユニット６に設け、前記滑りローラ６６を
フラットベッドユニット７の案内レール７２に当接す
る。
【００２３】さらに、図８に示すごとく、案内レール７
２を挟む一対の滑りローラ６７をハンディユニット６に
設け、前記滑りローラ６７の一方をフラットベッドユニ
ット７の案内レール７２に付圧して当接する。
２を挟む一対の滑りローラ６７をハンディユニット６に
設け、前記滑りローラ６７の一方をフラットベッドユニ
ット７の案内レール７２に付圧して当接する。
【００２４】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
に示す作用が働く。
【００２５】フラットベッド型の読み取りにおいて、簡
単で安価な装置を提供する。さらに、書籍等のように読
取り面が凹凸面であっても容易に読み取る。
単で安価な装置を提供する。さらに、書籍等のように読
取り面が凹凸面であっても容易に読み取る。
【００２６】さらに、ＡＤＦ型の読み取りにおいて、簡
単で安価な装置を提供する。
単で安価な装置を提供する。
【００２７】また、フラットベッド型の読み取りにおい
て、副走査方向に対して安定した走行を得るので、高い
精度で読み取ることができる。
て、副走査方向に対して安定した走行を得るので、高い
精度で読み取ることができる。
【００２８】また、フラットベッド型の読み取りにおい
て、主走査方向に対して安定した読取り動作を得るの
で、高い精度で読み取ることができる。
て、主走査方向に対して安定した読取り動作を得るの
で、高い精度で読み取ることができる。
【００２９】さらに、フラットベッド型の読み取りにお
いて、主走査方向に対して組立精度を必要とせずに安定
した読取り動作を得るので、より高い精度で読み取るこ
とができる。
いて、主走査方向に対して組立精度を必要とせずに安定
した読取り動作を得るので、より高い精度で読み取るこ
とができる。
【００３０】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図１ないし
図８によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略すること
がある。
図８によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略すること
がある。
【００３１】図１は本発明の実施例の模式図（その１）
である。同図において、フラットベッドスキャナについ
て説明する。
である。同図において、フラットベッドスキャナについ
て説明する。
【００３２】読取りユニット１は光学ユニット２と支持
ユニット３とで構成されている。また、読取りユニット
１は支持ユニット３をフラットベッドユニット４に装着
して自走するように構成されている。
ユニット３とで構成されている。また、読取りユニット
１は支持ユニット３をフラットベッドユニット４に装着
して自走するように構成されている。
【００３３】光学ユニット２は反射鏡２１と、結像レン
ズ２２と、一次元イメージセンサ２３と、フイード要素
２４と、支柱２６とを持ち、フイード要素２４はワンウ
ェイクラッチを有するローラ２５を備えている。
ズ２２と、一次元イメージセンサ２３と、フイード要素
２４と、支柱２６とを持ち、フイード要素２４はワンウ
ェイクラッチを有するローラ２５を備えている。
【００３４】支持ユニット３は駆動ローラ３１と自由ロ
ーラ３２となるピニオン３３を備え図示しない駆動要素
によって自走する。また、前記支柱２６をバネからなる
付勢要素３４によって光学ユニット２を下方に付勢して
支持している。
ーラ３２となるピニオン３３を備え図示しない駆動要素
によって自走する。また、前記支柱２６をバネからなる
付勢要素３４によって光学ユニット２を下方に付勢して
支持している。
【００３５】フラットベッドユニット４は案内レール４
１を備え、案内レール４１には前記ピニオン３３と噛合
うラック４２を形成しており、前記の光学ユニット２を
所定の方向へと移動させる。
１を備え、案内レール４１には前記ピニオン３３と噛合
うラック４２を形成しており、前記の光学ユニット２を
所定の方向へと移動させる。
【００３６】例えば、書籍等の読取り原稿面を光学ユニ
ット２に対向させてフラットベッドユニット４や机等の
平板状の上に載せて所定の読取り動作を行う。この時、
光学ユニット２は下方に付勢されているので、書籍のよ
うな綴じた原稿を読み取る場合には、取り面に凹凸面が
あっても、また書籍の厚みが厚い場合でも綴じ部に倣っ
て読み取ることができる。
ット２に対向させてフラットベッドユニット４や机等の
平板状の上に載せて所定の読取り動作を行う。この時、
光学ユニット２は下方に付勢されているので、書籍のよ
うな綴じた原稿を読み取る場合には、取り面に凹凸面が
あっても、また書籍の厚みが厚い場合でも綴じ部に倣っ
て読み取ることができる。
【００３７】図２は本発明の実施例の模式図（その２）
である。同図において、ＡＤＦスキャナについて説明す
る。
である。同図において、ＡＤＦスキャナについて説明す
る。
【００３８】読取りユニット１は光学ユニット２と支持
ユニット３とを係着して、ベースフレーム５に装着す
る。この場合には、光学ユニット２は駆動フイード要素
２７としてローラ２５を駆動ローラとし、図示しない駆
動要素によってローラ２５は回動する。
ユニット３とを係着して、ベースフレーム５に装着す
る。この場合には、光学ユニット２は駆動フイード要素
２７としてローラ２５を駆動ローラとし、図示しない駆
動要素によってローラ２５は回動する。
【００３９】ベースフレーム５はフイード要素５１を備
え、前記ローラ２５に対向するようにパッド／ピックバ
ネ５２と、フイードローラ５３とを持つ。
え、前記ローラ２５に対向するようにパッド／ピックバ
ネ５２と、フイードローラ５３とを持つ。
【００４０】例えば、複数枚の原稿を読取り面を光学ユ
ニット２に対向させてベースユニットに挿入することで
ＡＤＦスキャナとして使用できる。
ニット２に対向させてベースユニットに挿入することで
ＡＤＦスキャナとして使用できる。
【００４１】図３は本発明の実施例の模式図（その３）
である。同図において、光学ユニット２と支持ユニット
３との係着機構について説明する。
である。同図において、光学ユニット２と支持ユニット
３との係着機構について説明する。
【００４２】光学ユニット２には、支点２８ａを持つ係
止部材２８を備え、バネ２９ａ等からなる付圧要素２９
によって一方向に付圧されている。一方、支持ユニット
３には、前記係止部材２８と係着する係止部材３５と、
ロック解除部材３６を図示しないバネ等によって上方に
付圧されて備えている。
止部材２８を備え、バネ２９ａ等からなる付圧要素２９
によって一方向に付圧されている。一方、支持ユニット
３には、前記係止部材２８と係着する係止部材３５と、
ロック解除部材３６を図示しないバネ等によって上方に
付圧されて備えている。
【００４３】光学ユニット２と支持ユニット３との係着
を解除する場合には、ロック解除部材３６を下方に押圧
する。また、光学ユニット２と支持ユニット３とを係着
する場合には、光学ユニット２と支持ユニット３とを押
圧する。
を解除する場合には、ロック解除部材３６を下方に押圧
する。また、光学ユニット２と支持ユニット３とを係着
する場合には、光学ユニット２と支持ユニット３とを押
圧する。
【００４４】さて、光学ユニットとフラットベッドユニ
ットとをユニット化したフラットベッドスキャナにおい
て、ハンディユニットとなる光学ユニットの自走機構に
おいては、光学ユニットにピニオンを設け、フラットベ
ッドユニットにラックを設けて、ラックとピニオンとの
噛合によって光学ユニットを自走する構造であるが、光
学ユニットの主走査方向にガタが発生して読取り精度を
低下させることがある。
ットとをユニット化したフラットベッドスキャナにおい
て、ハンディユニットとなる光学ユニットの自走機構に
おいては、光学ユニットにピニオンを設け、フラットベ
ッドユニットにラックを設けて、ラックとピニオンとの
噛合によって光学ユニットを自走する構造であるが、光
学ユニットの主走査方向にガタが発生して読取り精度を
低下させることがある。
【００４５】図４は本発明の実施例の模式図（その４）
である。同図において、フラットベッドスキャナにおけ
る脚の構造について説明する。
である。同図において、フラットベッドスキャナにおけ
る脚の構造について説明する。
【００４６】光学ユニットであるハンディユニット６は
ピニオン６１を持つ。一方、フラットベッドユニット７
は透明板７１と、前記ピニオン６１と噛合うラック７３
を形成した案内レール７２と、脚７４とを持つ。脚７４
は支点部７４ａを持ち、ディテントバネ７５によって、
脚７４を立設した状態と、脚７４を収納した状態におい
て付勢されるように構成されている。
ピニオン６１を持つ。一方、フラットベッドユニット７
は透明板７１と、前記ピニオン６１と噛合うラック７３
を形成した案内レール７２と、脚７４とを持つ。脚７４
は支点部７４ａを持ち、ディテントバネ７５によって、
脚７４を立設した状態と、脚７４を収納した状態におい
て付勢されるように構成されている。
【００４７】フラットベッドユニットを使用する時は、
確実に脚７４を立設させることができる。また、フラッ
トベッドユニットを使用しない時は脚７４を確実に折り
畳んで収納することができる。
確実に脚７４を立設させることができる。また、フラッ
トベッドユニットを使用しない時は脚７４を確実に折り
畳んで収納することができる。
【００４８】以下において、フラットベッドスキャナに
おいて、ハンディユニットとフラットベッドユニットと
のラックとピニオンとの噛合によってハンディユニット
を走行する自走機構について説明する。
おいて、ハンディユニットとフラットベッドユニットと
のラックとピニオンとの噛合によってハンディユニット
を走行する自走機構について説明する。
【００４９】図５は本発明の実施例の模式図（その５）
である。
である。
【００５０】同図において、光学ユニットであるハンデ
ィユニット６はピニオン６１からなる駆動ローラ６２と
フリーローラ６３とを持つ。駆動ローラ６２は図示しな
い駆動要素によってラック７３と噛合うことでハンディ
ユニット６を一定の方向に走行する。前記駆動ローラ６
２はハンディユニット６の両端に設けられている。一
方、フリーローラ６３はハンディユニット６の一端に設
けられている。
ィユニット６はピニオン６１からなる駆動ローラ６２と
フリーローラ６３とを持つ。駆動ローラ６２は図示しな
い駆動要素によってラック７３と噛合うことでハンディ
ユニット６を一定の方向に走行する。前記駆動ローラ６
２はハンディユニット６の両端に設けられている。一
方、フリーローラ６３はハンディユニット６の一端に設
けられている。
【００５１】ハンディユニット６の走行において、ラッ
ク７３に対して駆動ローラ６２となるピニオン６１を２
個配置し、フリーローラ６３となるピニオン６１を１個
配置して３点支持でラック７３に噛合うようにすること
で、部品数の削減と、組立精度を必要とせずに安定した
走行動作を得ることができる。
ク７３に対して駆動ローラ６２となるピニオン６１を２
個配置し、フリーローラ６３となるピニオン６１を１個
配置して３点支持でラック７３に噛合うようにすること
で、部品数の削減と、組立精度を必要とせずに安定した
走行動作を得ることができる。
【００５２】図６は本発明の実施例の模式図（その６）
である。
である。
【００５３】同図において、ハンディユニット６側壁の
両側にフラットベッドユニット７が備える案内レール７
２と当接する滑りシート６５を設ける。
両側にフラットベッドユニット７が備える案内レール７
２と当接する滑りシート６５を設ける。
【００５４】図７は本発明の実施例の模式図（その７）
である。
である。
【００５５】同図において、ハンディユニット６の両側
にフラットベッドユニット７が備える案内レール７２と
当接する滑りローラ６６を設ける。
にフラットベッドユニット７が備える案内レール７２と
当接する滑りローラ６６を設ける。
【００５６】図６および図７において、滑りシート６５
あるいは滑りローラ６６は、前述の図５で示したピニオ
ン６１に対応させて配置することが望ましい。この構成
においては、ハンディユニットの主走査方向にガタが発
生して読取り精度を低下させることがなくなる。
あるいは滑りローラ６６は、前述の図５で示したピニオ
ン６１に対応させて配置することが望ましい。この構成
においては、ハンディユニットの主走査方向にガタが発
生して読取り精度を低下させることがなくなる。
【００５７】図８は本発明の実施例の模式図（その８）
である。
である。
【００５８】同図において、ハンディユニット６の両側
にフラットベッドユニット７が備える案内レール７２の
両方から当接するように滑りローラ６７を対向させて設
ける。さらに、片方の滑りローラ６７は板バネ部材６９
に取付けられており付圧要素６８によって常に案内レー
ル７２を押圧しながら回転する。
にフラットベッドユニット７が備える案内レール７２の
両方から当接するように滑りローラ６７を対向させて設
ける。さらに、片方の滑りローラ６７は板バネ部材６９
に取付けられており付圧要素６８によって常に案内レー
ル７２を押圧しながら回転する。
【００５９】この構成においては、特に組立精度を必要
とせずにハンディユニット６の主走査方向のガタをなく
することができる。従って、読取り精度を向上させるこ
とができる。
とせずにハンディユニット６の主走査方向のガタをなく
することができる。従って、読取り精度を向上させるこ
とができる。
【００６０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
に示すような効果がある。
【００６１】読取りユニットを光学ユニットと支持ユニ
ットとで構成し、読取りユニットをフラットベッドユニ
ットに装着して読取る際には、支持ユニットは光学ユニ
ットを読取り面に付勢させて副走査方向に移動可能にし
たので、フラットベッド型の読み取りにおいて、簡単で
安価な装置を提供できる。さらに、書籍等のように読取
り面が凹凸面であっても容易に読み取ることができる。
ットとで構成し、読取りユニットをフラットベッドユニ
ットに装着して読取る際には、支持ユニットは光学ユニ
ットを読取り面に付勢させて副走査方向に移動可能にし
たので、フラットベッド型の読み取りにおいて、簡単で
安価な装置を提供できる。さらに、書籍等のように読取
り面が凹凸面であっても容易に読み取ることができる。
【００６２】さらに、前記読取りユニットは、フィード
要素を持つベースフレームに装着され、用紙搬送型の画
像読取り装置を構成するので、ＡＤＦ型の読み取りにお
いて、簡単で安価な装置を提供できる。
要素を持つベースフレームに装着され、用紙搬送型の画
像読取り装置を構成するので、ＡＤＦ型の読み取りにお
いて、簡単で安価な装置を提供できる。
【００６３】また、ハンディユニットをフラットベッド
ユニットに装着した画像読取り装置において、ハンディ
ユニットを３点で支持して副走査方向へ移動可能にして
フラットベッドユニットに装着するので、フラットベッ
ド型の読み取りにおいて、副走査方向に対して安定した
走行を得ることができる。従って、高い精度で読み取る
ことができる。
ユニットに装着した画像読取り装置において、ハンディ
ユニットを３点で支持して副走査方向へ移動可能にして
フラットベッドユニットに装着するので、フラットベッ
ド型の読み取りにおいて、副走査方向に対して安定した
走行を得ることができる。従って、高い精度で読み取る
ことができる。
【００６４】ハンディユニットをフラットベッドユニッ
トに装着した画像読取り装置において、ハンディユニッ
トの主走査方向の位置を規正する滑り部材を備える。な
お、滑りシートをハンディユニットに設け、前記滑りシ
ートをフラットベッドユニットの案内レールに当接す
る。あるいは、滑りローラをハンディユニットに設け、
前記滑りローラをフラットベッドユニットの案内レール
に当接するので、フラットベッド型の読み取りにおい
て、主走査方向に対して安定した読取り動作を得ること
ができる。従って、高い精度で読み取ることができる。
トに装着した画像読取り装置において、ハンディユニッ
トの主走査方向の位置を規正する滑り部材を備える。な
お、滑りシートをハンディユニットに設け、前記滑りシ
ートをフラットベッドユニットの案内レールに当接す
る。あるいは、滑りローラをハンディユニットに設け、
前記滑りローラをフラットベッドユニットの案内レール
に当接するので、フラットベッド型の読み取りにおい
て、主走査方向に対して安定した読取り動作を得ること
ができる。従って、高い精度で読み取ることができる。
【００６５】さらに、案内レールを挟む一対の滑りロー
ラをハンディユニットに設け、前記滑りローラの一方を
フラットベッドユニットの案内レールに付圧して当接す
るので、フラットベッド型の読み取りにおいて、主走査
方向に対して組立精度を必要とせずに安定した読取り動
作を得ることができる。従って、より高い精度で読み取
ることができる。
ラをハンディユニットに設け、前記滑りローラの一方を
フラットベッドユニットの案内レールに付圧して当接す
るので、フラットベッド型の読み取りにおいて、主走査
方向に対して組立精度を必要とせずに安定した読取り動
作を得ることができる。従って、より高い精度で読み取
ることができる。
【図１】本発明の実施例の模式図（その１）である。
【図２】本発明の実施例の模式図（その２）である。
【図３】本発明の実施例の模式図（その３）である。
【図４】本発明の実施例の模式図（その４）である。
【図５】本発明の実施例の模式図（その５）である。
【図６】本発明の実施例の模式図（その６）である。
【図７】本発明の実施例の模式図（その７）である。
【図８】本発明の実施例の模式図（その８）である。
１：読取りユニット ２：光学ユニット ３：支持ユニット ４：フラットベッドユニット ５：ベースフレーム ６：ハンディユニット ７：フラットベッドユニット ２５：ローラ ３１：駆動ローラ ３２：自由ローラ ３４：付勢要素 ５１：フィード要素 ６２：駆動ローラ ６３：フリーローラ ６５：滑りシート ６６：滑りローラ ６７：滑りローラ ６８：付圧要素 ７２：案内レール
Claims (7)
- 【請求項１】読取りユニット（１）を光学ユニット
（２）と支持ユニット（３）とで構成し、読取りユニッ
ト（１）をフラットベッドユニット（４）に装着して読
取る際には、支持ユニット（３）は光学ユニット（２）
を読取り面に付勢させて副走査方向に移動可能にした、
ことを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項２】前記読取りユニット（１）は、フィード要
素を持つベースフレーム（５）に装着され、用紙搬送型
の画像読取り装置を構成する、ことを特徴とする請求項
１に記載の画像読取り装置。 - 【請求項３】ハンディユニット（６）をフラットベッド
ユニット（７）に装着した画像読取り装置において、ハ
ンディユニット（６）を３点で支持して副走査方向へ移
動可能にしてフラットベッドユニット（７）に装着す
る、ことを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項４】ハンディユニット（６）をフラットベッド
ユニット（７）に装着した画像読取り装置において、ハ
ンディユニット（６）の主走査方向の位置を規正する滑
り部材を備える、ことを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項５】滑りシート（６５）をハンディユニット
（６）に設け、前記滑りシート（６５）をフラットベッ
ドユニット（７）の案内レール（７２）に当接する、こ
とを特徴とする請求項３または請求項４に記載の画像読
取り装置。 - 【請求項６】滑りローラ（６６）をハンディユニット
（６）に設け、前記滑りローラ（６６）をフラットベッ
ドユニット（７）の案内レール（７２）に当接する、こ
とを特徴とする請求項３または請求項４に記載の画像読
取り装置。 - 【請求項７】案内レール（７２）を挟む一対の滑りロー
ラ（６７）をハンディユニット（６）に設け、前記滑り
ローラ（６７）の一方をフラットベッドユニット（７）
の案内レール（７２）に付圧して当接する、ことを特徴
とする請求項３または請求項４に記載の画像読取り装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04096997A JP3436651B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04096997A JP3436651B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 画像読取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243177A true JPH10243177A (ja) | 1998-09-11 |
| JP3436651B2 JP3436651B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=12595302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04096997A Expired - Lifetime JP3436651B2 (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 画像読取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3436651B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009004822A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Nec Access Technica Ltd | 画像読取装置及びこの装置における光学ユニット支持方法 |
| US7643184B2 (en) * | 2004-11-11 | 2010-01-05 | Aisa Optical Co., Inc. | Scanner having a driving device for stable driving movement of an image sensor carriage |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP04096997A patent/JP3436651B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7643184B2 (en) * | 2004-11-11 | 2010-01-05 | Aisa Optical Co., Inc. | Scanner having a driving device for stable driving movement of an image sensor carriage |
| JP2009004822A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Nec Access Technica Ltd | 画像読取装置及びこの装置における光学ユニット支持方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3436651B2 (ja) | 2003-08-11 |
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