JPH10242744A - 円環アンテナ - Google Patents

円環アンテナ

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Publication number
JPH10242744A
JPH10242744A JP4584997A JP4584997A JPH10242744A JP H10242744 A JPH10242744 A JP H10242744A JP 4584997 A JP4584997 A JP 4584997A JP 4584997 A JP4584997 A JP 4584997A JP H10242744 A JPH10242744 A JP H10242744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
plate
circuit pin
radiation plate
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4584997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Matsumoto
万典 松本
Masayuki Matsuo
昌行 松尾
Kazuhisa Yoshiki
和久 吉木
Takeshi Saito
齋藤  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ高さを小さくし、かつ給電線の接続
が容易な円環アンテナを提供する。 【解決手段】 放射板1と地板3との間を短絡ピン2に
より接続する円環アンテナであって、短絡ピン2の上端
部と下端部に凸部10を形成し、放射板1及び地板3
に、前記の凸部10が挿通する孔9を形成し、短絡ピン
2の凸部10を放射板1と地板3の各孔9に挿通し、凸
部を折り曲げ又は圧接して、短絡ピン2の上端部と下端
部を放射板1及び地板3に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円環アンテナに関
する。
【0002】
【従来の技術】円環アンテナは、図6、図7に示すよう
に、円環アンテナの放射板1及び地板3の中央に円形の
孔12、孔12を設け、放射板1と円筒形状の短絡ピン
2と地板3とに1本のねじ8を通しナット4で止めるこ
とにより、放射板1と地板3を固定しアンテナを形成し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、円環アンテナ
の放射板1及び地板3は、ねじ8とナット4により締め
付け固定されていたため、地板3から放射板1までのア
ンテナ高さがねじ頭の高さ分だけ高くなる。また給電線
6を地板3と放射板1の間に接続するには、地板3の給
電線6の通し孔11と、放射板1の給電線接続部の通し
孔7の両方の孔に、給電線6を通して行われるが、その
前に行う、放射板1と地板3のねじ8によるねじ止めの
際に、前記放射板1又は地板3が回転してしまい、前記
給電線6の先端部の通し孔7と給電線接続部の通し孔1
1とがづれてしまう欠点があった。尚、5は給電用のコ
ネクタである。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、アンテナ
高さを小さくし、かつ給電線の接続が容易な円環アンテ
ナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、放射板と地板との間を
短絡ピンにより接続する円環アンテナであって、短絡ピ
ンの上端部と下端部に角型の凸部を形成し、放射板及び
地板に、前記角型の凸部が挿通する角型の孔を形成し、
短絡ピンの角型の凸部を放射板と地板の各孔に挿通し、
角型の凸部を折り曲げ又は圧接して、短絡ピンの上端部
と下端部を放射板及び地板に固定する。
【0006】請求項2記載の発明では、放射板と地板と
の間を短絡ピンにより接続する円環アンテナであって、
短絡ピンの上端部と下端部に複数の凸部を形成し、放射
板及び地板に、前記複数の凸部が挿通する孔を形成し、
短絡ピンの複数の凸部を放射板と地板の各孔に挿通し、
複数の凸部を折り曲げ又は圧接して、短絡ピンの上端部
と下端部を放射板及び地板に固定する。
【0007】請求項3記載の発明では、放射板と地板と
の間を短絡ピンにより接続する円環アンテナであって、
短絡ピンの一端に複数の突出したつめ部を形成し、他端
には複数の突出したつめ部とめねじを形成し、放射板に
は、前記短絡ピンの一端のつめ部を挿通する孔部を形成
し、地板には短絡ピンの他端側のつめ部が挿通する孔
と、ねじの挿通用の孔とを形成し、一端側において、短
絡ピンの前記つめ部を放射板の孔に挿通してつめ部を折
曲げて短絡ピンと放射板を固定し、他端側において、短
絡ピンのつめ部を地板の孔に挿通し、つめ部を折曲げて
短絡ピンと地板を固定し、ねじを地板の挿通用の孔を通
して短絡ピンのめねじにねじ止めして短絡ピンと地板と
を固定する。
【0008】請求項4記載の発明では、放射板と地板と
の間を短絡ピンにより接続する円環アンテナであって、
短絡ピンを筒状に形成し、短絡ピンの上端と下端のそれ
ぞれに複数のつめ部を形成し、前記つめ部を挿通する孔
を、放射板と地板に形成し、前記つめ部を放射板と地板
に挿通し、つめ部を折曲げて短絡ピンを放射板及び地板
に固定する。
【0009】請求項5記載の発明では、放射板と地板と
の間を短絡ピンで固定する円環アンテナであって、前記
放射板と地板とを短絡ピンにより固定したとき、放射板
の給電線接続部と、地板の給電線挿通孔とが、略最短の
位置関係となるように、前記給電線接続部と給電線挿通
孔とを穿設する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
5に基づいて詳細に説明する。尚、従来例と実質的に同
じ機能を有する部材には同じ符号を付してある。
【0011】本発明の第1の実施形態の円環アンテナ
は、図1(a)、(b)、(c)、(d)に示すよう
に、円形板状の放射板1と、同形状でやや大型の地板3
の間を、短絡ピン2で導電接続及び機械的な固定を行っ
ている。また、短絡ピン2は全体が円柱状に形成してあ
り、上端部と下端部に円柱状の凸部10、10を2個づ
つ形成している。
【0012】放射板1と地板3の中央部には、前記短絡
ピン2の凸部10、10が嵌合する、孔9、9がそれぞ
れ形成してある。凸部10、10は放射板1と地板3の
板厚より長くしてあり、図1(b)のように、圧接等の
工法により、先端部を塑性変形させて放射板1、地板3
と固定される。凸部10、10の径を小さくすれば、先
端部を折曲げ加工して、放射板1、地板3に固定するこ
とも可能である。
【0013】図1(c)は、短絡ピン2の凸部10、1
0を角型にしたものを、折曲げて接続加工したものであ
る。この例では、凸部を2個設けているが、図1(d)
のように、凸部10の断面が正方形に近い形状とし、短
絡ピン2端面の中央に1つ形成し、圧接により接続固定
してもよい。
【0014】上記構成であれば、放射板1から上へ突出
するのは、圧接や折曲げにより突出する僅かの厚さ部分
だけとなる。
【0015】また、この実施の形態の放射板1、地板
3、短絡ピン2の固定方法であれば、放射板1と地板3
が取り付け固定時に、従来のように回転してしまうこと
がない。
【0016】一方、地板3には給電線挿通用の孔11が
形成してあり、放射板1にも前記給電線挿通用の孔11
に対応する位置に、給電線接続部用の孔7が形成してあ
る。この2つの孔11、孔7は、給電線6を接続すると
きに、給電線6が放射板1と地板3の双方に対して直角
になるように形成してある。
【0017】よって、放射板1、地板3、短絡ピン2を
固定すれば、前記給電線6は、放射板1と地板3に対し
て直角に接続できるのである。
【0018】次に第2の実施の形態を図2を用いて説明
する。短絡ピン2は中空の円柱形状に形成してあり。ま
た短絡ピン2の一端に2個の突出したつめ部10、10
を形成している。更に他端にも2個の突出したつめ部1
0、10を形成しており、中空部の内壁には下端側から
中央に向けて、めねじ(図示せず)が形成してある。ま
た、放射板1には、前記短絡ピン2の一端(上端)のつ
め部10、10を挿通する孔9、9を形成してある。地
板3には短絡ピン2の他端(下端)側のつめ部10、1
0が挿通する孔9、9が形成してあり、更に、ねじ8の
挿通用の孔12が形成してある。そして上端側におい
て、短絡ピン2の前記つめ部10、10を放射板1の孔
9、9に挿通し、つめ部10、10を折曲げて短絡ピン
2と放射板1を固定し、下端側において、短絡ピン2の
つめ部10、10を地板3の孔9、9に挿通し、ねじ8
を地板3の挿通孔12を通して短絡ピン2のめねじにね
じ止めして短絡ピン2と地板3とを固定している。
【0019】本実施の形態では、放射板1と地板3が回
転することなく固定することができるとともに、地板3
の挿通孔12、12にねじ8を通して短絡ピン2のめね
じにねじ止めするので、地板3と短絡ピン2の固定が一
層強固になる。また、ねじ頭が下方にあるので、放射板
1上にねじ頭が突出することがないので、放射板1の上
方に、ハウジング等の構造物があって寸法の制約があ
り、下方には裕度がある場合に有効である。。
【0020】次に第3の実施の形態について図3乃至図
5を用いて説明する。短絡ピン2は、図4に示すように
長方形の板材を加工して製造する。長方形の板材の一辺
13とその対向辺14に、凸部10、10をそれぞれ形
成し、板材を縦に3箇所で折り曲げて、板材の端部1
5、15間を溶接等により接合して短絡ピン2を形成す
る(図5参照)。放射板1と地板3には、前記凸部1
0、10を挿通する孔9、9をそれぞれ形成し、前記凸
部10、10を放射板1と地板3に挿通し、凸部10、
10を折曲げて短絡ピン2を放射板1及び地板3に固定
するのである。
【0021】本実施の形態によれば、アンテナ高さを低
減でき、かつ放射板1と地板3が回転することなく固定
することができる。更に、短絡ピン2は板材を用いて容
易に加工することができる
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、アンテナ
高さを低減できるとともに、短絡ピンの角型の凸部で放
射板と地板に固定するので、短絡ピンの上端、下端1個
づつの凸部でも、放射板と地板が回転することなく固定
することができるという効果を奏する。
【0023】請求項2記載の発明によれば、アンテナ高
さを低減できるとともに、短絡ピンの上端、下端の複数
の凸部で、放射板、地板に固定するので、固定が確実と
なり、円柱状の凸部を使用しても、放射板と地板が回転
することなく固定することができるという効果を奏す
る。
【0024】請求項3記載の発明によれば、放射板と地
板が回転することなく固定することができるとともに、
地板の挿通孔にねじを通して短絡ピンのめねじにねじ止
めするので、地板と短絡ピンの固定が一層強固になり、
かつねじ頭が下方にあるので、放射板上にねじ頭が突出
することがないという効果を奏する。
【0025】請求項4記載の発明によれば、アンテナ高
さを低減できるとともに、かつ放射板と地板が回転する
ことなく固定することができる。
【0026】更に、短絡ピンは板材を用いて容易に加工
することができるという効果を奏する。
【0027】請求項5記載の発明によれば、アンテナ高
さを低減できるとともに、放射板、地板、短絡ピンの固
定により給電線接続部と給電線先端部とが略最短の位置
になり、給電線と、給電線接続部との接続が容易になる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の円環アンテナを示
す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は放射板と短
絡ピン凸部との圧接固定を示す断面図、(c)は放射板
と短絡ピン凸部との折曲げ固定を示す断面図、(d)は
放射板と短絡ピン凸部との圧接固定を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態の円環アンテナの分
解斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の円環アンテナの分
解斜視図である。
【図4】同上の短絡ピンの展開図である。
【図5】同上の短絡ピンの組立図である。
【図6】従来例の円環アンテナの側面図である。
【図7】同上の円環アンテナの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 放射板 2 短絡ピン 3 地板 6 給電線 7 給電線接続部用の孔 8 ねじ 9 孔 10 凸部、つめ部 11 給電線挿通孔 12 ねじの挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 健 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射板と地板との間を短絡ピンにより接
    続する円環アンテナであって、短絡ピンの上端部と下端
    部に角型の凸部を形成し、放射板及び地板に、前記角型
    の凸部が挿通する角型の孔を形成し、短絡ピンの角型の
    凸部を放射板と地板の各孔に挿通し、角型の凸部を折り
    曲げ又は圧接して、短絡ピンの上端部と下端部を放射板
    及び地板に固定することを特徴とする円環アンテナ。
  2. 【請求項2】 放射板と地板との間を短絡ピンにより接
    続する円環アンテナであって、短絡ピンの上端部と下端
    部に複数の凸部を形成し、放射板及び地板に、前記複数
    の凸部が挿通する孔を形成し、短絡ピンの複数の凸部を
    放射板と地板の各孔に挿通し、複数の凸部を折り曲げ又
    は圧接して、短絡ピンの上端部と下端部を放射板及び地
    板に固定することを特徴とする円環アンテナ。
  3. 【請求項3】 放射板と地板との間を短絡ピンにより接
    続する円環アンテナであって、短絡ピンの一端に複数の
    突出したつめ部を形成し、他端には複数の突出したつめ
    部とめねじを形成し、放射板には、前記短絡ピンの一端
    のつめ部を挿通する孔を形成し、地板には短絡ピンの他
    端側のつめ部が挿通する孔と、ねじの挿通用の孔とを形
    成し、一端側において、短絡ピンの前記つめ部を放射板
    の孔に挿通してつめ部を折曲げて短絡ピンと放射板を固
    定し、他端側において、短絡ピンのつめ部を地板の孔に
    挿通し、つめ部を折曲げて短絡ピンと地板を固定し、ね
    じを地板の挿通用の孔を通して短絡ピンのめねじにねじ
    止めして短絡ピンと地板とを固定することを特徴とする
    円環アンテナ。
  4. 【請求項4】 放射板と地板との間を短絡ピンにより接
    続する円環アンテナであって、短絡ピンを筒状に形成
    し、短絡ピンの上端と下端のそれぞれに複数のつめ部を
    形成し、前記つめ部を挿通する孔を、放射板と地板に形
    成し、前記つめ部を放射板と地板に挿通し、つめ部を折
    曲げて短絡ピンを放射板及び地板に固定することを特徴
    とする円環アンテナ。
  5. 【請求項5】 放射板と地板との間を短絡ピンで固定す
    る円環アンテナであって、前記放射板と地板とを短絡ピ
    ンにより固定したとき、放射板の給電線接続部と、地板
    の給電線挿通孔とが、略最短の位置関係となるように、
    前記給電線接続部と給電線挿通孔とを穿設したことを特
    徴とする請求項1乃至4の円環アンテナ。
JP4584997A 1997-02-28 1997-02-28 円環アンテナ Pending JPH10242744A (ja)

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JP4584997A JPH10242744A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 円環アンテナ

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JP4584997A JPH10242744A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 円環アンテナ

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JP (1) JPH10242744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017047380A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 Ntn株式会社 チップアンテナおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017047380A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 Ntn株式会社 チップアンテナおよびその製造方法

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