JPH10242239A - 電子部品製造設備 - Google Patents

電子部品製造設備

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JPH10242239A
JPH10242239A JP4659997A JP4659997A JPH10242239A JP H10242239 A JPH10242239 A JP H10242239A JP 4659997 A JP4659997 A JP 4659997A JP 4659997 A JP4659997 A JP 4659997A JP H10242239 A JPH10242239 A JP H10242239A
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Akiya Morita
日也 森田
Yukio Kitayama
幸男 北山
Hitoshi Kono
等 河野
Masanao Murata
正直 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな改造で、裸カセットタイプの設備から
ポッドタイプの設備に移行できるようにする。 【解決手段】 製造工程毎に設けられ、複数の処理装置
からなるプロセス装置群と、複数の処理装置相互間ある
いはプロセス装置群相互間でワークを搬送する搬送装置
とからなり、処理装置によりワークの加工を行う電子部
品製造設備において、前記ワークWを収納するポッド1
0の蓋12を着脱する蓋開閉ロボット21と、取り外し
た複数の蓋12を保管する蓋ストッカ22とを備えた.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板や液晶
基板を製造するための電子部品製造設備に係り、特に搬
送時や保管時にワークを収納するためのポッドを使用す
る電子部品製造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場内の設備の概略配置の一
例を図7に示す。半導体製造設備は、製造工程毎に設け
られ且つそれぞれが複数の処理装置1からなるプロセス
装置群Gと、前記複数の処理装置1相互間あるいは前記
プロセス装置群G相互間で例えばシリコンウェーハ(以
下、ワークという)を搬送する搬送装置3とを備えてい
る。プロセス装置群Gは、一つの工程に関わる複数の処
理を行うものであり、工程間を搬送するラインに沿って
ここでは直線状に配列されている。搬送装置3は、ある
工程から次の工程へワークを搬送する機能と、プロセス
装置群G内でワークを搬送する機能とを有するものであ
る。従って、ワークの搬送は、工程間搬送と、工程内搬
送とに大別することができる。
【0003】一般的にプロセス装置群Gは、一つの工程
に関わる加工を順次行うための複数の処理装置1を有し
ており、プロセス装置群Gの出入口には、ワークを保管
するためのワークストッカ2が設けられている。ワーク
ストッカ2は、プロセス装置群G内でワークを一時保管
するバッファ機能を果たす。
【0004】ところで、工程間あるいは工程内でワーク
を搬送する場合、通常、一つないしは複数のワークを収
納し得る容器を用いて搬送している。この容器として、
従来では、蓋のない裸カセットと、蓋のあるポッド(一
般にMEと呼ばれる)とが知られている。
【0005】図8は裸カセットを用いる設備の場合で、
裸カセット9と処理装置1の間でワークWを移載ロボッ
ト5により移載している状態を示している。裸カセット
9は側面が開放しており、ここからワークWの出し入れ
を行うことができる。裸カセット9を用いる設備の場
合、搬送はすべてワークWを裸カセット9に収納した状
態で行っている。
【0006】図9はポッドを用いる設備の場合で、蓋付
きのポッド10と処理装置1の間でワークWを移載ロボ
ット5により移載しようとしている状態を示している。
(a)は蓋12を開く前の状態、(b)は蓋12を開い
てワークWを移載している状態を示している。ポッド1
0は、本体11と、該本体11の前面開口11aを塞ぐ
蓋12とからなるもので、処理装置1に蓋12を着脱す
るための開閉装置7が備わっている。このポッド10を
用いる設備の場合、処理装置1毎に蓋12の開閉装置7
が備わっており、各処理装置1の出入口において、開閉
装置7でポッド10の蓋12を開くことにより、ポッド
10の本体11内と処理装置1との間でワークWを出し
入れすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、蓋のない裸カセットを用いる設備と、蓋の付いたポ
ッド(ME)を用いる設備とが知られているが、近年の
技術の傾向としては、裸カセットタイプからポッドタイ
プに移行しつつある。そこで、裸カセットタイプの設備
をポッドタイプの設備に改造するという要望が大きくな
ってきている。しかし、ポッドに対応できるように、全
数の処理装置に蓋開閉装置を配備するように改造する
と、大幅なコスト増を招くという問題がある。
【0008】本発明は、上記事情を考慮し、できるだけ
少ない改造で、コスト増加を極力抑えつつ、蓋付きポッ
ドを採用できるようにする電子部品製造設備を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の処理装置からなるプロセス装置群と、複数の処理装置
相互間あるいはプロセス装置群相互間でワークを搬送
し、前記処理装置によりワークの加工を行う電子部品製
造設備において、前記ワークを収納するポッドの蓋を着
脱する蓋開閉ロボットと、取り外した複数の蓋を保管す
る蓋ストッカとを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークスト
ッカが設けられ、該ワークストッカに、前記蓋開閉ロボ
ット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されている
ことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1において、前
記搬送を行う搬送装置に、前記蓋開閉ロボット及び蓋ス
トッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴と
する。
【0012】請求項4の発明は、請求項1において、前
記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークスト
ッカが設けられ、該ワークストッカに前記蓋開閉ロボッ
ト及び蓋ストッカの一方が配設され、前記搬送を行う搬
送装置に他方が配設されていることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かにおいて、前記蓋ストッカが、厚さ方向に蓋を並べて
保管し得る奥行きを有した箱形に形成され、前記蓋開閉
ロボットが、蓋ストッカの奥行き方向に並んだ任意の蓋
保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に
構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれ
かにおいて、前記蓋ストッカが、平面状に蓋を並べて保
管し得る薄い箱形に形成され、前記蓋開閉ロボットが、
蓋ストッカの平面状に並んだ任意の蓋保管部に対して、
ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されているこ
とを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項5、6のいずれ
かにおいて、前記搬送装置にポッド取扱用ロボットが設
けられ、該ポッド取扱用ロボットが前記蓋開閉ロボット
を兼用することを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれ
かにおいて、前記プロセス装置群が工程間搬送ラインに
沿って配列されていることを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項1〜7のいずれ
かにおいて、前記プロセス装置群が放射状に配備され、
その中心に前記ポッドに収容した状態でワークを保管す
るワークストッカが配置されていることを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかにおいて、前記ワークが半導体基板であることを特
徴とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項1〜9のいず
れかにおいて、前記ワークが液晶基板であることを特徴
とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の電子部
品製造設備を図面に基づいて説明する。本実施形態にお
いては、ポッド蓋処理装置を、図7の各プロセス装置群
Gの出入口から当該プロセス装置群G内の各処理装置1
の出入口までの範囲内に配備している。配備する位置は
前記範囲内ならば任意に設定することができる。また、
各プロセス装置群はそれぞれが局所クリーンルーム内に
設備されている。
【0021】図1は第1実施形態におけるポッド蓋処理
装置20を示す。このポッド蓋処理装置20は、搬送時
にワークWを収納するためのポッド10の蓋12を着脱
する蓋開閉ロボット21と、取り外した複数枚の蓋12
を並べて保管し得る蓋ストッカ22とからなる。ポッド
10は、ステージ8上に載置されることで、矢印(イ)
方向に移動可能となる。蓋開閉ロボット21は、垂直に
立てられた旋回軸25と、旋回軸25によって水平旋回
させられるハンド24とを有しており、ハンド24に
は、蓋12のロックを開閉するロック開閉機構(図示
略)が設けられている。ハンド24は、矢印(ロ)のよ
うに、少なくとも180度水平に旋回することができ
る。
【0022】蓋ストッカ22は、厚さ方向に多数の蓋1
2を垂直姿勢で並べて保管し得る奥行きを有した直方体
箱形に形成されており、前面、後面、ならびに上面が開
放され、他の面には壁がある。蓋ストッカ22の左右両
側壁の内面には、蓋12の両側縁が上下方向にスライド
して嵌合する蓋保管溝(蓋保管部)23が多数本形成さ
れている。蓋保管溝23は、それぞれ縦に延び、蓋スト
ッカ22の奥行き方向に多数本、等ピッチで形成されて
いる。蓋ストッカ22は、各蓋保管溝23に蓋12の両
側縁を嵌めることで、蓋12を確実に保持することがで
きる。この蓋ストッカ22は、図示しない機構により、
矢印(ハ)のように前後退させられ、矢印(ニ)のよう
に昇降させられる。その動きにより、蓋開閉ロボット2
1は、ハンド24に保持した蓋12を、蓋ストッカ22
の所定の保管場所に位置決めすることができる。
【0023】図2はポッド10の蓋12のロック機構の
構成を示す。ポッド10は、前面にワークWの出入口と
しての開口11aを有する本体11と、開口11aを塞
ぐ板状の蓋12とを備える。図2(a)、(b)に示す
ように、蓋12は、ロック機構を構成する蓋12側のロ
ック棒13を、本体11側のロック溝15に嵌めること
によって、本体11の開口11aを塞いだ状態でロック
される。ロック棒13は、先端をロック溝15に係脱自
在とするものであり、蓋12に対して、矢印(ホ)のよ
うに上下方向スライド自在に取り付けられ、蓋12の前
面のキー部14を矢印(ヘ)のように回すことで、ロッ
ク位置及びロック解除位置に操作されるようになってい
る。また、図2(c)に示すように、蓋開閉ロボット2
1のハンド24の先端には、キー部14に挿入されるこ
とで、キー部14を開閉操作するロック開閉機構26が
設けられている。
【0024】次に一連の動作を図1を参照しながら説明
する。蓋12の付いたポッド10がステージ8上に載置
されると、ステージ8がポッド10を載せたまま蓋開閉
ロボット21側へ移動する。ポッド10が蓋開閉位置に
移動すると、蓋開閉ロボット21のハンド24のロック
開閉機構26(図2参照)が蓋12のキー部14に係合
し、キー部14が回転して、ロック棒13が動き、ロッ
クが解除される。この状態で、蓋12は蓋開閉ロボット
21のハンド24に保持される。
【0025】この段階で、ポッド10(本体11)を載
せたステージ8が後退し、蓋12が蓋開閉ロボット21
側に残る。そして、蓋開閉ロボット21のハンド24
が、180度回転して止まる。その状態で、蓋ストッカ
22が蓋開閉ロボット21側へ蓋12を保管する位置ま
で移動し、移動後、その位置で上昇する。そうすると、
蓋開閉ロボット21に保持された蓋12の両側縁が、蓋
ストッカ22の蓋保管溝23に嵌まる。そこで、蓋開閉
ロボット21が蓋12の保持を解除することで、蓋12
が蓋ストッカ22に収容される。その後、蓋ストッカ2
2が蓋開閉ロボット21から遠ざかる方向へ移動し、下
降する。同時に、蓋のないポッド10(本体11)が所
定の場所(処理装置)へ搬送される。この段階では、ポ
ッド10に対して、従来の裸カセットと同じ扱いができ
る。
【0026】この場合、蓋ストッカ22には、工程内の
全数の蓋12をまとめて保管しておくことができるの
で、処理装置毎に蓋開閉装置を設ける必要がなく、処理
装置は裸カセットに対応する装置のままで特に改造しな
くてよくなる。その結果、裸カセットタイプからポッド
タイプに変更するに当たり、全体設備を大幅に改造する
必要がなくなり、コストの増加を最小限に抑えることが
できるようになる。
【0027】なお、上記実施形態では、ポッド蓋12の
ロック棒13を上下にスライドするように設けたが、図
3(a)の第2実施形態のように、ロック棒13Bを矢
印(ト)のように横にスライドするように設け、キー部
14を矢印(チ)のように回転させることで、ロック及
びロック解除するように構成することもできる。そうし
た場合、蓋ストッカ22B側に蓋保管溝ではなく,ロッ
ク溝27を設ければ、図3(b)に示すように、ロック
棒13Bを引っ込めた状態で蓋ストッカ22B内に蓋1
2を挿入し、その後,ロック棒13Bを張り出すこと
で、蓋12を蓋ストッカ22B側に確実に残すことがで
きるようになる。従って、ロック操作のみで、蓋12を
保管場所に位置決めセットすることができるようにな
り、蓋ストッカ22Bを昇降させる必要がなくなり、蓋
ストッカ22Bの昇降機構を省くことができる。
【0028】この方式は、ポッド蓋12のロック棒13
を上下にスライドする図2の構造の場合にも採用するこ
とができる。その場合は、蓋ストッカ側に上壁を設け、
上下壁にロッド棒13の係合するロック溝を設ければよ
い。
【0029】図4は上記実施形態のポッド蓋処理装置2
0の蓋ストッカ22、22Bを、ワークストッカ2の一
部に設けた例を示す。図において、29はワークストッ
カに設けられたスタッカを示す。
【0030】次に本発明の第3実施形態を説明する。こ
の実施形態におけるポッド処理装置は、壁面を利用して
ポッド蓋を保管するようにしたものである。図5は第3
実施形態におけるポッド蓋処理装置30を示す。このポ
ッド蓋処理装置30は、直交座標式の蓋開閉ロボット3
1と、垂直な壁を利用して平面状に形成された蓋ストッ
カ32とからなる。蓋ストッカ32は、垂直面状に蓋1
2を並べて保管し得る薄い箱形に形成され、蓋開閉ロボ
ット31は、蓋ストッカ32の平面状に並んだ任意の蓋
保管部33に対して、ハンド38で保持した蓋12を位
置決めできるように構成されている。また、蓋ストッカ
32の蓋保管部33を構成する一つの枠を切欠くこと
で、その切欠部33aを、ポッド10に対する蓋12の
着脱位置とし、この位置にステージ8を配置している。
【0031】蓋開閉ロボット31は、上下レール34、
35に沿って矢印(リ)のように水平方向左右に移動す
る垂直ガイド36と、垂直ガイド36に沿って矢印
(ヌ)のように上下に移動する位置決め台37と、位置
決め台37上のハンド38とを備えており、位置決め台
37を左右方向及び上下方向に移動することで、ハンド
38の位置を蓋ストッカ32の任意の蓋保管部33に位
置決めすることができる。ハンド38は、図5(c)に
示すように、蓋ストッカ32に接近離間する矢印(ル)
方向に前後退できるようになっている。
【0032】次に一連の動作を説明する。蓋12の付い
たポッド10がステージ8上に載置されると、蓋開閉ロ
ボット31のハンド38がポッド10の蓋12に向かっ
て前進する。なお、第1実施形態のようにステージ8側
が動いてもよい。
【0033】ハンド38が蓋開閉位置に移動すると、第
1実施形態と同様に、ハンド38が蓋12のロックを解
除して、蓋12を保持する。蓋12を保持したら、ハン
ド38が後退し、ハンド38がさらに上下左右に移動す
ることで、蓋ストッカ32の所定の場所へ保持した蓋1
2を保管する。この状態で、ポッド10が処理装置へ搬
送される。従って、第1実施形態と同じ作用効果を奏す
ることができる。特にこの場合は、平面的に蓋ストッカ
32を構成したので、未利用の壁に多数の蓋12を保管
することができ、省スペース化を図ることができる。
【0034】図6は第3実施形態のポッド蓋処理装置に
若干の変形を加えたポッド蓋処理装置30Bを配備した
搬送台車(搬送装置)40を示す。この搬送台車40
は、工程内搬送装置としてのものであり、両側に蓋開閉
ロボット31及び蓋ストッカ32Bからなるポッド蓋処
理装置30Bが配備されている。特に蓋ストッカ32B
は、搬送台車40上の未利用の垂直壁を利用して設けら
れている。なお、符号41で示すものは、ワークをポッ
ドごと移載するための移載ロボットである。
【0035】なお、上記各実施形態は本発明の一部の例
であり、本発明はそれに限らず、種々の形態を含む。例
えば、前記実施形態では、ワークストッカに蓋開閉ロボ
ットと蓋ストッカの両方を配設したが、いずれか一方の
み配設してもよい。また、搬送装置に対しても、蓋開閉
ロボット及び蓋ストッカの一方のみ配設してもよい。ま
た、ワークストッカに蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの
一方を配設し、搬送装置に他方を配設してもよい。ま
た、搬送装置に蓋開閉ロボットを設ける場合は、蓋スト
ッカを特に設けないでもよい。更に、搬送装置にポッド
取扱用ロボットがある場合には、ポッド取扱用ロボット
で蓋開閉ロボットを兼用することもできる。また、プロ
セス装置群を工程間搬送ラインに沿って並べる場合以外
に、プロセス装置群を放射状に配備し、その中心にワー
クストッカを配置する場合にも本発明は適用することが
できる。また、半導体を製造する設備に限らず、ワーク
が液晶基板の場合にも当然適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ポッドの蓋をまとめて着脱及び保管することが
できるようになるので、各処理装置毎に蓋開閉装置を設
ける必要がなくなる。従って、設備コストを抑えなが
ら、裸カセットタイプの設備からポッドタイプの設備に
移行させることができる。この場合、請求項2、3、4
の発明のように、ワークストッカや搬送装置に蓋開閉ロ
ボットや蓋ストッカを配備すれば、特別な設置スペース
を省略することができ、改造が容易となる。
【0037】また、請求項5の発明のように、蓋ストッ
カを奥行き寸法のある箱形に形成すれば、多数枚の蓋を
コンパクトに保管できるし、請求項6の発明のように、
蓋ストッカを薄い箱形に形成すれば、多数枚の蓋を平面
的に並べることができ、配置スペースの形態に対応させ
て組み込むことができる。よって、既存設備に対して大
きな改造をせずに、本発明を適用することができる。
【0038】また、請求項3の発明のように搬送装置に
蓋開閉ロボットを配設した場合は、複数の蓋を保管し得
る蓋ストッカを設けなくても、最低限の機能を果たすこ
とができる。特に、その場合は、請求項7の発明のよう
に、搬送装置に設けるポッド処理装置で蓋開閉ロボット
を兼用することができる。
【0039】また、請求項8、9、10、11によれ
ば、特に本発明の有効性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のポッド蓋処理装置の
構成図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図2】 同装置の処理対象であるポッド蓋のロック機
構の説明図で、(a)は側断面図、(b)は正面図、
(c)は蓋開閉ロボットとの関係を示す側断面図であ
る。
【図3】 本発明の第2実施形態のポッド蓋処理装置の
説明図で、(a)は同装置の処理対象であるポッド蓋の
正面図、(b)は同装置の要部構成を示す平面図であ
る。
【図4】 前記第1実施形態または第2実施形態のポッ
ド蓋処理装置を組み込んだワークストッカの正面図であ
る。
【図5】 本発明の第3実施形態のポッド蓋処理装置の
構成図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は
側面図である。
【図6】 前記第3実施形態のポッド蓋処理装置を一部
変形しながら組み込んだ搬送台車の側面図である。
【図7】 一般的な半導体製造設備の平面配置図であ
る。
【図8】 裸カセットを用いた従来例の説明図で、裸カ
セットと処理装置間でワークの移載を行っている状態を
示す側面図である。
【図9】 ポッドを用いた従来例の説明図で、(a)は
ポッドの蓋を開ける前の状態を示す側面図、(b)は蓋
を開けたポッドと処理装置間でワークの移載を行ってい
る状態を示す側面図である。
【符号の説明】
W ワーク G プロセス装置群 1 処理装置 2 ワークストッカ 3 搬送装置 10 ポッド 11 本体 12 蓋 20 ポッド蓋処理装置 21 蓋開閉ロボット 22 蓋ストッカ 23 蓋保管溝(蓋保管部) 30,30B ポッド蓋処理装置 31 蓋開閉ロボット 32,32B 蓋ストッカ 33 蓋保管部 40 搬送台車(搬送装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 正直 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理装置からなるプロセス装置群
    と、前記複数の処理装置相互間あるいは前記プロセス装
    置群相互間でワークを搬送し、前記処理装置によりワー
    クの加工を行う電子部品製造設備において、 前記ワークを収納するポッドの蓋を着脱する蓋開閉ロボ
    ットと、 取り外した複数の蓋を保管する蓋ストッカとを備えたこ
    とを特徴とする電子部品製造設備。
  2. 【請求項2】 前記ポッドに収容した状態でワークを保
    管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカ
    に、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一
    方が配設されていることを特徴とする請求項1記載の電
    子部品製造設備。
  3. 【請求項3】 前記搬送を行う搬送装置に、前記蓋開閉
    ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載の電子部品製造設
    備。
  4. 【請求項4】 前記ポッドに収容した状態でワークを保
    管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに
    前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方が配設され、
    前記搬送を行う搬送装置に他方が配設されていることを
    特徴とする請求項1記載の電子部品製造設備。
  5. 【請求項5】 前記蓋ストッカが、厚さ方向に蓋を並べ
    て保管し得る奥行きを有した箱形に形成され、前記蓋開
    閉ロボットが、蓋ストッカの奥行き方向に並んだ任意の
    蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の電子部品製造設備。
  6. 【請求項6】 前記蓋ストッカが、平面状に蓋を並べて
    保管し得る薄い箱形に形成され、前記蓋開閉ロボット
    が、蓋ストッカの平面状に並んだ任意の蓋保管部に対し
    て、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されてい
    ることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の電子部品製造設備。
  7. 【請求項7】 前記搬送装置にポッド取扱用ロボットが
    設けられ、該ポッド取扱用ロボットが前記蓋開閉ロボッ
    トを兼用することを特徴とする請求項5、6のいずれか
    に記載の電子部品製造設備。
  8. 【請求項8】 前記プロセス装置群が工程間搬送ライン
    に沿って配列されていることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  9. 【請求項9】 前記プロセス装置群が放射状に配備さ
    れ、その中心に前記ポッドに収容した状態でワークを保
    管するワークストッカが配置されていることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  10. 【請求項10】 前記ワークが半導体基板であることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子部品製
    造設備。
  11. 【請求項11】 前記ワークが液晶基板であることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子部品製造
    設備。
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JP2016007655A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 昭和電工ガスプロダクツ株式会社 ショットブラスト装置

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