JPH10238814A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

Info

Publication number
JPH10238814A
JPH10238814A JP4318797A JP4318797A JPH10238814A JP H10238814 A JPH10238814 A JP H10238814A JP 4318797 A JP4318797 A JP 4318797A JP 4318797 A JP4318797 A JP 4318797A JP H10238814 A JPH10238814 A JP H10238814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outdoor unit
outlet
fan
fan guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4318797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamada
清 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4318797A priority Critical patent/JPH10238814A/ja
Publication of JPH10238814A publication Critical patent/JPH10238814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空気調和機の室外ユニットは、ケーシ
ングに形成される冷却用空気の吹出口に対向する壁面
と、ケーシングとの間に、少なくとも約200mm以上
の空隙部がないと、吹出口より吹き出された空気を、ケ
ーシングに形成される吸込口で吸い込むショートサーキ
ット運転を行うおそれがあった。 【解決手段】 プロペラファンの吹出口7にファンガー
ド25を備える空気調和機の室外ユニット1において、
ファンガード25にプロペラファンの吹き出し方向を変
える風向板24を備え、ファンガード25の外枠形状を
正方形で形成し、該外枠を90度単位で左右に回転して
吹出口7に取付け可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の室外
ユニットに関し、特に、室外ユニットのプロペラファン
を保護するファンガードの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットを説明
する。図7はセパレート形の空気調和機の室外ユニット
の外観を示す斜視図であり、図8は同室外ユニットを内
部構造を上方から見た構成図である。
【0003】図7に示すように、室外ユニット35は横
長の矩形状筐体であるケーシング36を備え、ケーシン
グ36の吹出口にはファンガード50が取り付けられ、
ケーシング36の側面には、冷媒配管に接続されるバル
ブ49が配設される。また、ケーシング36内は、隔壁
37によって空気通路38と、室外ユニットの運転のた
めの所要機器を収容する機械室39とに左右に区画され
る。空気通路38に面するケーシング36の前面には、
熱交換後の排気を吹き出す吹出口40が形成されてい
る。
【0004】また、図8に示すように、空気通路38に
面するケーシング36の左側面及び背面には、冷却用空
気の吸込口41,41が形成されている。空気通路38
内には、吸込口41,41に近接して平面視でL字形の
凝縮器42が配設されている。この凝縮器42は、アル
ミ製のフイン及び銅パイプからなる熱交換器から構成さ
れている。また、空気通路38内の吹出口40近傍に
は、ファンモータ43により駆動されるプロペラファン
44が配設されている。
【0005】従って、上記プロペラファン44の回転に
よって冷却用空気が、図8に矢印で示す如く、各吸込口
41,41からケーシング36内へ導入され、凝縮器4
2を通過して銅パイプ内の冷媒を冷却した後に、吹出口
40から機外前方に吹き出される。
【0006】また、図8に示すように、上記機械室39
には、冷凍サイクルの構成要素である冷媒用の四方弁4
5,制御弁46,コンプレッサ47及び電装箱48が配
設され、この機械室39のケーシング36の右側面に、
図示しない室内ユニットからの冷媒配管を接続するため
の、接続パルプ49が設けられている。なお、吹出口4
0にはプロペラファン44に対向して、ファンガード5
0がケーシング36に対して、表面或いは裏面よりネジ
により螺着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ケー
シング36の前面に冷却用空気の吹出口40を形成し
た、従来の室外ユニット35では、ケーシング36の吹
出口40に対向する壁面と、吹出口40との間に、少な
くとも約200mm以上の空隙部がないと、吹出口40
より吹き出された空気を吸込口41,41で吸い込むシ
ョートサーキット運転を行うおそれがあった。
【0008】そのため、ケーシング36を吹出口40に
対向する壁面に約200mm以下に接近して設置するこ
とができず、空隙部を含めた広い設置床面積が必要なた
め、例えば、アパート、マンション等の縦及び横方向に
狭いスペースしかないベランダ等にこの室外ユニット3
5を設置する場合には、ベランダ等の有効面積を狭める
結果となっていた。
【0009】従って、本発明が目的とするところは、室
外ユニット前面の吹出口に対向する壁面と吹出口との間
の空隙部を、従来(約200mm以上)と比較して、よ
り少ない距離で設置することが可能で、所要設置スペー
スが小さくてすむ空気調和機の室外ユニットを提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の室
外ユニットは上記目的を達成するために、請求項1に記
載の発明は、送風ファンの吹出口にファンガードを備え
る空気調和機の室外ユニットにおいて、上記ファンガー
ドに上記送風ファンの吹き出し方向を変える風向板を備
え、該ファンガードの該吹出口に対する取付け角度を変
更可能とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、複数の送風ファ
ンに対応する複数の吹出口のそれぞれにファンガードを
備える空気調和機の室外ユニットにおいて、上記ファン
ガードに上記送風ファンの吹き出し方向を変える風向板
を備え、個々の該ファンガードに対応する吹出口に対す
る取付け角度をしそれぞれ変更可能とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明に加えて、上記ファンガードの外枠形状を
正方形で形成し、該外枠を略90度単位で右又は左に回
転して上記吹出口に取付け可能とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和機の室外
ユニットの実施形態を、図1乃至図6に基いて詳細に説
明する。
【0014】本発明の空気調和機の室外ユニットは、図
1に示すように、室外ユニット1のケーシング2の前面
に形成した吹出口7に、吹き出された風が上方向へ向く
ようにファンガード25を取り付ける。具体的には、こ
のファンガード25に形成するリブの一部を複数枚の風
向板24から形成し、風向板24を湾曲させることによ
り、吹出風の向きを大きく変更可能とする。
【0015】図2に示すように、ケーシング2の内部は
隔壁3により冷却用空気通風路4と機械室5とに左右に
区画されている。ケーシング2の背面及び片側面には、
それぞれ吸込口6が形成されている。また、ケーシング
2の前面には、吹出口7が形成されている。本実施形態
の室外ユニット1では、送風ファンとしてプロペラファ
ン8を採用している。なお、凝縮器9は従来の凝縮器4
2と同様に、平面視でL字形を成している。
【0016】この凝縮器9は、図2に示すように、ケー
シング2の背面及び片側面の吸込口6と、プロペラファ
ン8との間の空間に各吸込口に対向して設置されてい
る。また、上記プロペラファン8は、ケーシング2内の
ファンモータ取付金具10を介して固定されたファンモ
ータ11により回転駆動される。そして、凝縮器9とプ
ロペラファン8との間には、ケーシング2の背面及び片
側面の吸込口6から吸い込まれた空気が凝縮器9を通過
した後、オリフイス12により、ケーシング2の前面に
形成された吹出口7に導かれるように、空気通路13が
設けられている。
【0017】上記室外ユニット1では、プロペラファン
8が回転することにより、ケーシング2の背面及び片側
面より吸い込まれた空気は、凝縮器9の吸込口側に対向
する部分を通過して空気通路13に至り、ここから、プ
ロペラファン8に入ってケーシング2前面の吹出口7を
通り、室外ユニット前方に排出される。なお、図2にお
いて、機械室5にはコンプレッサ14、四方弁15、制
御弁16、電装箱17等が収容されている。
【0018】図3に示すように、ファンガード25の外
枠形状が正方形で形成され、外枠が90度単位で左右に
回転した状態で取付け可能とし、その任意の位置で上記
ケーシングの前面に形成した吹出口7へネジ26により
螺着する。これによって、ファンガード25の取り付け
角度により吹出風の向きを、上下左右方向の何れの方向
にも選択できる。
【0019】即ち、図1に示した状態でファンガード2
5を取り付けると、風向板24により吹出風は上方に導
かれ、図示した状態から、右又は左に(時計周り又は反
時計周りに)略90度ファンガード25を回転しての取
付け角度を変えた状態で、吹出口7に取り付けると、吹
出風は、吹出口7に対して横方向に導かれる。
【0020】図4に示すように、ファンモータ11で回
転されるプロペラファン8によって送風された空気は、
吹出口7に取り付けられたファンガード25に形成され
た風向板24によって、上方に導かれて室内ユニットの
外部に排出される。
【0021】本発明の空気調和機の室外ユニットの他の
実施形態は、図5に示すように、ファンガード25を少
なくとも2個以上組み合わせ、1個の外枠を略90度単
位で左右に回転して取付け可能とし、その任意の位置で
ケーシング2の前面に形成した複数の吹出口7へネジ2
6により螺着する。これによって、個々のファンガード
25の取付け角度を独立して変えることが可能となり、
これによって吹出風の向きを、それぞれ上下左右方向の
何れの方向にも選択できる。
【0022】従って、図1乃至図5に示した実施形態に
示した室外ユニット1を、室外のベランダ等に据え付け
る際には、図6に示すように、先ず室内ユニット1から
の冷媒配管18及び連絡電線19を壁Wの上部から導
く。続いて、例えばベランダB上の希望の設置位置に、
室外ユニット1をそのケーシング2の背面より約50m
m程度の空隙部を取って設置する。
【0023】その後、室外ユニット1の右側面20にお
いて、前記冷媒配管18の先端をパルプ21に接続し、
連絡電線19の先端を電装箱17の接続端子22に接続
し、パルプ21のサービス弁部に真空ポンプを接続して
真空引きを行ったり、或いはパルプ21の弁棒を開い
て、室外ユニット1に充填されている冷媒を流し、室内
ユニット及び冷媒配管18内の空気を抜くエアパージ作
業を行うことにより、据付工事が完了する。
【0024】この際、図6に示す壁Wと、ケーシング2
の吹出口6との間の空隙部23の距離が短い(約200
mm以下)場合には、従来であれば吹出風の一部が吸込
側に循環する、いわゆるショートサーキットを生ずる
が、本実施形態の室外ユニット1では、吹出口6にプロ
ペラファン8より吹き出される風の向きを略90度変え
て吹き出すことを可能としたファンガード25を取り付
けることにより、ショートサーキットを生じない運転が
可能となった。
【0025】本発明は上記のように構成されているの
で、プロペラファン8の回転によりケーシング2の背面
及び片側面に形成された吸込口6から冷却用空気がケー
シング2内に吸い込まれ、各吸込口5に対応して配設さ
れた凝縮器9を通って、プロペラファン8と凝縮器9と
の間の空気通路を経てプロペラファン8に吸い込まれ、
ケーシング2の前面に形成された吹出口7から前方に向
けて排気される。吹出風の向きを吹出口7に対して、上
下左右方向の何れの方向にも自由に選択できるファンガ
イド25を取付けるため、室外ユニットと吹出口7に対
向する壁面との空隙部を、従来(約200mm以上)と
比較して、より少ない距離で設置することが可能で、広
い設置スペースを必要としない。
【0026】
【発明の効果】本発明の空気調和機の室外ユニットは上
記構成であるため、請求項1によれば、室外ユニット前
面の吹出口に対向する壁面と、室内ユニットとの空隙部
を、従来必要であった約200mm以上という距離と比
較して、より少ない距離で設置することが可能で、広い
設置スペースを必要とせずに、確実にショートサーキッ
トを生じない運転が可能となる。
【0027】請求項2によれば、個々のファンガードの
取付け角度を独立して変えることが可能となり、これに
よって吹出風の向きを、それぞれ上下左右方向の何れの
方向にも選択することができる。
【0028】請求項3によれば、ファンガードの外枠が
正方形であるため、取付け角度の変更が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の室外ユニットの実施形態
を示す斜視図である。
【図2】図1の室外ユニットの構成図である。
【図3】本発明のファンガードの背面斜視図である。
【図4】図1の室外ユニットに取り付けた状態のファン
ガードを示す側断面図である。
【図5】本発明の空気調和機の室外ユニットの他の実施
形態を示す斜視図である。
【図6】本発明の空気調和機の室外ユニットをベランダ
等に設置した状態を示す上面図である。
【図7】従来の空気調和機の室外ユニットを示す斜視図
である
【図8】図7の室外ユニットの構成図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット 2 ケーシング 6 吸込口 7 吹出口 8 プロペラファン 24 送風板 25 ファンガード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファンの吹出口にファンガードを備
    える空気調和機の室外ユニットにおいて、 上記ファンガードに上記送風ファンの吹き出し方向を変
    える風向板を備え、該ファンガードの該吹出口に対する
    取付け角度を変更可能とすることを特徴とする空気調和
    機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 複数の送風ファンに対応する複数の吹出
    口のそれぞれにファンガードを備える空気調和機の室外
    ユニットにおいて、 上記ファンガードに上記送風ファンの吹き出し方向を変
    える風向板を備え、個々の該ファンガードに対応する吹
    出口に対する取付け角度をしそれぞれ変更可能とするこ
    とを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 上記ファンガードの外枠形状を正方形で
    形成し、該外枠を略90度単位で右又は左に回転して上
    記吹出口に取付け可能とすることを特徴とする請求項1
    又は2記載の空気調和機の室外ユニット。
JP4318797A 1997-02-27 1997-02-27 空気調和機の室外ユニット Pending JPH10238814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4318797A JPH10238814A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 空気調和機の室外ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4318797A JPH10238814A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 空気調和機の室外ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10238814A true JPH10238814A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12656923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4318797A Pending JPH10238814A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 空気調和機の室外ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10238814A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008453A1 (ja) * 2007-07-12 2009-01-15 Daikin Industries, Ltd. 送風ユニット
KR101328531B1 (ko) * 2012-03-02 2013-11-13 (주)부성 에어컨 및 냉동장치용 실외기의 전면커버
WO2017086125A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 日本電産テクノモータ株式会社 ファンユニットおよび室外機
JP2017166787A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008453A1 (ja) * 2007-07-12 2009-01-15 Daikin Industries, Ltd. 送風ユニット
KR101328531B1 (ko) * 2012-03-02 2013-11-13 (주)부성 에어컨 및 냉동장치용 실외기의 전면커버
WO2017086125A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 日本電産テクノモータ株式会社 ファンユニットおよび室外機
JP2017166787A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100629342B1 (ko) 공기조화기
JP3521323B2 (ja) 天井埋込形の室内機
KR20220104556A (ko) 공기조화기
JP2018119720A (ja) 天井埋込型空気調和機
KR101156295B1 (ko) 전면 흡토출 방식의 공기조화기용 실외기 및 이를 이용한실외기 설치 시스템
JP2009186169A (ja) 風向調整ユニットならびに冷凍装置の熱源ユニット
JP6566063B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2018119718A (ja) 天井埋込型空気調和機
JPH10238814A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2018119713A (ja) 天井埋込型空気調和機
JPH0949640A (ja) 空気調和機
JP2000274807A (ja) 室内ユニット及び空気調和機
KR20040015872A (ko) 액자형 공기조화기
KR100217130B1 (ko) 공조용 송풍장치
JPH11287474A (ja) 窓型エアコンのファンケ―シング
JP2018119714A (ja) 天井埋込型空気調和機
KR100653785B1 (ko) 공기조화기
JP2018119715A (ja) 天井埋込型空気調和機
WO2020157959A1 (ja) 底面パネル及び空気調和装置の室外機
JP6923845B2 (ja) ダクト型空気調和機
KR100432743B1 (ko) 창문형 공기조화기의 실외측 공기유동구조
JP3627673B2 (ja) 空気調和装置の室外機
JPH09292142A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2002357334A (ja) 空気調和装置の室外機
JPH09145100A (ja) 空気調和機の室外ユニット