JPH10238218A - 安全装置付きパワーウィンド装置 - Google Patents

安全装置付きパワーウィンド装置

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JPH10238218A
JPH10238218A JP9048168A JP4816897A JPH10238218A JP H10238218 A JPH10238218 A JP H10238218A JP 9048168 A JP9048168 A JP 9048168A JP 4816897 A JP4816897 A JP 4816897A JP H10238218 A JPH10238218 A JP H10238218A
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safety control
window glass
switch
door lock
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Hodaka Suzuki
穂高 鈴木
Yoshiyuki Takahara
祥行 高原
Kazuyoshi Fujii
和敬 藤井
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Isuzu Motors Ltd
Yazaki Corp
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Isuzu Motors Ltd
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挟み込みの誤検出によりウィンドガラスが全
閉しなくなることを防止し、低コストであって安全装置
を解除したことによる危険性を少なくする。 【解決手段】 車両のウィンドガラス7をモータ25に
よりアップダウン動作させ、ウィンドガラスに異物を挟
み込んだときに安全制御動作を行なう安全装置付きパワ
ーウィンド装置であって、安全制御動作解除判定部43
は、ドアロックの制御を行なうドアロックスイッチ16
からのロックスイッチ信号に基づき、ドアロックスイッ
チが予め定められた時間を越える安全制御動作解除時間
押されたかどうかを判定し、ドアロックスイッチが安全
制御動作解除時間押された場合に安全制御動作を解除さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に適用される
ウィンドガラスをモータ等の駆動源によって開閉動作さ
せるパワーウィンド装置に関し、特に、ウィンドガラス
とサッシとの間に手や頭部を挟み込んだ状態を検知して
安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィンド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車にはウィンドガラスを自動的に開
閉動作させるパワーウィンド装置が装備されている。こ
のパワーウィンド装置では、ウィンドガラスとサッシと
の間に手や頭部などの異物を挟み込むことがしばしばあ
る。この場合、異物の挟み込みを検出し、ウィンドガラ
スの開閉動作を停止させて、事故を未然に防止する安全
制御動作を行なう安全装置が自動車には装備されてい
る。
【0003】この安全装置は、例えば、ウィンドガラス
を駆動するモータの回転速度を速度検出部で検出し、こ
のモータの回転速度が低下することで、異物がウィンド
ガラスに挟み込まれたことを検出して、ウィンドガラス
を開動作させる安全制御動作を行ない、挟み込みを防止
している。
【0004】この安全装置では、ウィンドガラスの開閉
動作の負荷が何らかの理由で増大すると、この負荷増大
の状態を挟み込み状態として誤検出してしまう。このた
め、安全制御動作が実行され、ウィンドガラスが閉じな
くなることがあった。
【0005】そこで、従来では、図8に示すような安全
装置付きパワーウィンド装置に安全制御動作を解除させ
るための解除スイッチ109を設けていた。この安全装
置付きパワーウィンド装置は、運転席ユニット1aから
電源ライン及び通信ラインを含むハーネス101を通し
て、助手席ユニット2a,左後部席ユニット3a及び右
後部席ユニット4aに開閉動作信号を送出して遠隔操作
を行なっている。
【0006】運転席ユニット1a内のCPU103に抵
抗105を介して電源5Vを供給するとともに、ハーネ
ス107を介して他のユニット2a〜4a内のCPU1
03に電源5Vを供給し、ウィンドガラスに異物が挟み
込まれたときにCPU103により安全制御動作を行な
う。
【0007】また、解除スイッチ109をオンしたとき
には、各ユニット内のCPU103が接地されるので、
CPU103が非動作となり、安全制御動作が解除され
る。この解除スイッチ109が機能している間、安全制
御動作が停止されて、挟み込みの誤検出によりウィンド
ガラスが全閉しなくなることを防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、安全制
御動作を解除させるために、運転席ユニット1aに解除
スイッチ109を追加するとともに、ハーネス107を
追加しなければならないため、コスト高となっていた。
【0009】また、安全制御動作が解除される間には、
通常動作となるため、解除スイッチ109を機能させた
ままにしたり、故障により安全装置が停止した状態な
ど、使用者が安全制御動作が解除されていることに気づ
かない場合もある。この場合、挟み込みがあったときに
は安全制御動作が実行されないため、危険であった。
【0010】さらに、二相のパルスでウィンドガラス位
置を検出し、ウィンドガラス位置が安全制御領域か否か
を判別して挟み込みを検出するパワーウィンド装置があ
る。この装置は安全制御動作によりウィンドガラスが3
回連続して反転下降(3回オートリターン)した場合に
は、パルスセンサ等の異常によりウィンドガラス位置が
不定とみなして、安全制御動作を解除して、通常動作
(バックアップモード)に入る。しかし、使用者は安全
制御動作が解除されていることに気づかず、危険であっ
た。
【0011】本発明は、挟み込みの誤検出によりウィン
ドガラスが全閉しなくなることを防止するとともに、低
コストであって、しかも安全装置を解除したことによる
危険性を少なくする安全装置付きパワーウィンド装置を
提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
車両のウィンドガラスを駆動源によりアップダウン動作
させ、ウィンドガラスに異物を挟み込んだときに安全制
御動作を行なう安全装置付きパワーウィンド装置におい
て、ドアロックの制御を行なうドアロックスイッチ手段
と、このドアロックスイッチ手段からのロックスイッチ
信号に基づきドアロックスイッチ手段が予め定められた
時間を越える安全制御動作解除時間押されたかどうかを
判定しドアロックスイッチ手段が前記安全制御動作解除
時間押された場合に前記安全制御動作を解除させる解除
判定手段とを備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、解除判定手段は、ドア
ロックの制御を行なうドアロックスイッチ手段からのロ
ックスイッチ信号に基づき、ドアロックスイッチ手段が
予め定められた時間を越える安全制御動作解除時間押さ
れたかどうかを判定し、ドアロックスイッチ手段が安全
制御動作解除時間押された場合に安全制御動作を解除さ
せる。
【0014】従って、挟み込みの誤検出によりウィンド
ガラスが全閉しなくなることを防止でき、また、自動車
に既に設けられたドアロックスイッチ手段を用いるとと
もに、解除判定手段を自動車に既に設けられた中央処理
装置で構成できるから、従来の解除スイッチを特別に用
いる必要がなく、コストを低減できる。さらに、使用者
の特殊操作によりバックアップモードに入るため、使用
者は安全制御動作が解除されていることを認識してお
り、安全である。
【0015】請求項2の発明のように、前記ドアロック
スイッチ手段のロック側及び前記解除判定手段は、運転
席スイッチを有する運転席ユニットに設けられ、この運
転座席ユニット内の前記解除判定手段は、安全制御動作
解除信号を多重通信ラインを介して他席スイッチを有す
る複数の他席ユニットに送出することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、運転座席ユニット内の
前記解除判定手段は、安全制御動作解除信号を多重通信
ラインを介して他席スイッチを有する複数の他席ユニッ
トに送出するので、複数の他席ユニットも安全制御動作
を解除して、ウィンドガラスが全閉しなくなることを防
止でき、自動車に既に設けられた多重通信ラインを用い
るから、安全制御動作解除のための特別なハーネスを用
いる必要がなく、コストを低減できる。
【0017】請求項3の発明は、前記駆動源の出力に基
づき駆動源の回転速度に応じた周波数のパルス信号を発
生するパルス発生手段と、前記安全制御動作が解除さ
れ、かつ、ウィンドガラスをアップ動作させたときに前
記パルス発生手段から出力されるパルス信号のパルス数
をカウントするパルス計数手段と、このパルス計数手段
のパルスカウント値が所定値を越えたかどうかを判定し
パルスカウント値が所定値を越えた場合にはウィンドガ
ラスの所定量アップ動作を停止させる停止判定手段とを
備えることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、パルス発生手段が駆動
源の出力に基づき駆動源の回転速度に応じた周波数のパ
ルス信号を発生し、パルス計数手段は、安全制御動作が
解除され、かつ、ウィンドガラスをアップ動作させたと
きにパルス発生手段から出力されるパルス信号のパルス
数をカウントし、停止判定手段は、パルスカウント値が
所定値を越えたかどうかを判定しパルスカウント値が所
定値を越えた場合にはウィンドガラスの所定量アップ動
作を停止させる。
【0019】すなわち、安全制御動作が解除されている
場合には、1回のアップ動作でウィンドガラスを所定量
だけ上昇させた後停止させるから、この動作により安全
制御動作が解除されていることを使用者は認識できるか
ら、誤ってウィンドガラスに挟み込まれる危険性を少な
くすることができる。
【0020】請求項4の発明のように、前記所定量アッ
プ動作は、ウィンドガラスをアップ動作させるアップス
イッチをオンしたときのアップスイッチ信号が入力され
る毎に繰り返し行なわれ、前記停止判定手段は、前記ア
ップスイッチ信号が入力される毎に前記所定量アップ動
作を停止させることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、アップ動作をアップス
イッチのオン入力毎に繰り返すので、この繰り返し動作
により安全制御動作が解除されていることを使用者は明
確に認識できるから、誤ってウィンドガラスに挟み込ま
れる危険性を少なくすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の安全装置付きパワ
ーウィンド装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1に本発明の安全装置付きパワーウィンド装
置を各々のユニットに搭載した自動車の構成ブロック図
を示す。
【0023】図1において、運転席ユニット1には多重
通信ライン5を介して助手席ユニット2,左後部席ユニ
ット3及び右後部席ユニット4が接続されており、これ
らのユニットは、ウィンドガラスに異物を挟み込んだ状
態を検出して安全制御動作を行なう安全装置付きパワー
ウィンド装置を有する。
【0024】運転席ユニット1は、ウィンドガラスの開
閉操作を行なうスイッチユニット11、このスイッチユ
ニット11からの操作信号により処理を行なうマイクロ
コンピュータ21、操作信号を受けてウィンドガラスを
開閉動作させるモータ25、パルス発生手段としてのパ
ルス発生器24を有する。
【0025】スイッチユニット11は、運転席ユニット
のウィンドガラスを開閉する運転席スイッチ12、運転
席ユニットから助手席ユニットのウィンドガラスを開閉
する助手席スイッチ13、運転席ユニットから左後部席
ユニットのウィンドガラスを開閉する左後部席スイッチ
14、運転席ユニットから右後部席ユニットのウィンド
ガラスを開閉する右後部席スイッチ15、ドアロックの
施錠を制御する(ロック操作またはアンロック操作)を
行なうドアロックスイッチ16、P/Wの動作の有無を
決めるロックスイッチ17からなる。ドアロックスイッ
チ16がロック側に押されているとき、ロックスイッチ
信号がマイクロコンピュータ21に出力される。
【0026】マイクロコンピュータ21は、安全制御動
作を行なうもので、中央処理装置(CPU)22、各種
の情報を記憶するとともにCPU22が実行するための
制御プログラムを記憶するメモリ23からなる。
【0027】助手席ユニット2は、ウィンドガラスを手
動で開閉操作させる助手席スイッチ13、マイクロコン
ピュータ21、モータ25、パルス発生器24を有し、
左後部席ユニット3は、ウィンドガラスを手動で開閉操
作させる左後部席スイッチ14、マイクロコンピュータ
21、モータ25、パルス発生器24を有し、右後部席
ユニット4は、ウィンドガラスを手動で開閉操作させる
左後部席スイッチ15、マイクロコンピュータ21、モ
ータ25、パルス発生器24を有する。
【0028】図2に運転席ユニット内の安全装置付きパ
ワーウィンド装置の構成ブロック図を示す。図2に示す
アップスイッチ18はドア6のウィンドガラス7を閉
(アップ)動作させ、ダウンスイッチ19は、ウィンド
ガラス7を開(ダウン)動作させ、オートスイッチ19
は、全閉動作及び全開動作を自動的に行なわせる。
【0029】リミットスイッチ8は、ウィンドガラス7
の位置を検出するもので、ウィンドガラス7のストロー
ク内でウィンドガラス7が予め定められた全閉位置近傍
(挟み込み非検出領域)の手前まで移動するとオンされ
位置検出信号を出力する位置スイッチである。パルス発
生器24は、モータ25の回転軸の回転数を検出して、
モータ25の回転速度に応じた周波数のパルス信号を発
生する回転検出センサである。
【0030】安全制御領域判定部31は、リミットスイ
ッチ8からの位置検出信号によりウィンドガラス7の開
閉位置が全閉位置近傍(全閉領域、すなわち、安全制御
動作解除領域)を除く挟み込み検出領域(安全制御領
域)かどうかを判定し、この安全制御領域において安全
制御動作を行なう。
【0031】リミットスイッチ8は、ウィンドガラス7
が全閉位置に移動する際に全閉位置近傍の手前に到達す
るとオンとなり位置検出信号を発生し、ウィンドガラス
7が全開位置から全閉近傍位置の手前まで移動する間、
オフとなり位置検出信号を発生しない。安全制御領域判
定部31は、位置検出信号が入力された場合には、安全
制御動作を解除し、位置検出信号が入力されない場合に
は、安全制御動作を行なう。
【0032】速度検出部33は、パルス発生器24から
のパルス信号の立上がり時から次の立上がり時までの間
隔時間を検出してモータの回転速度(絶対速度)を検出
する。挟み込み検出部35は、速度検出部33で検出さ
れたモータ25の回転速度を所定値と比較することによ
りその回転速度が所定値以下であるときに異物の挟み込
みを検出する。
【0033】なお、アップ出力中に例えば、0.7秒以
上パルスエッジ無しを検出し、リミットスイッチ8がオ
ンであるとき、全閉位置を検出したとして出力を停止さ
せる。ダウン出力中に例えば、0.7秒以上のパルスエ
ッジ無しを検出したとき、全開位置を検出したとして出
力を停止させる。
【0034】安全制御動作指令部37は、安全制御領域
判定部31からの出力及び挟み込み検出部35からの挟
み込み検出信号により、動作指令部39を制御して安全
制御動作を行なわせる。安全制御動作としては、挟み込
み位置でウィンドガラスを停止させて後にこの挟み込み
位置からウィンドガラスを例えば15cm開動作させ
る。ドライバ41は、動作指令部39からの出力により
モータ25を回転駆動する。
【0035】リミットスイッチ8、安全制御領域判定部
31、速度検出部33、挟み込み検出部35、安全制御
動作指令部37及び動作指令部39は、ウィンドガラス
に異物を挟み込んだときに安全制御動作を行なうべく用
いられる。
【0036】安全制御動作解除判定部43は、解除判定
手段を構成し、ドアロックスイッチ16からのロックス
イッチ信号に基づきドアロックスイッチ16が予め定め
られた時間を越える安全制御動作解除時間押されたかど
うかを判定しドアロックスイッチ16が安全制御動作解
除時間押された場合に動作指令部39を制御して安全制
御動作を解除させる。
【0037】図3にドアロックスイッチ信号のタイミン
グチャートを示す。ドアロックスイッチ16のロック信
号はは、ドアロックスイッチ16が時間Ts(例えば、
3秒)を越える安全制御動作解除時間押されている間、
安全制御動作が解除されることを示す信号である。
【0038】安全制御動作解除判定部43は、安全制御
動作を解除したときであってアップスイッチ18により
ウィンドガラス7のアップ操作が行なわれたときに、開
始信号をパルスカウンタ45及びパルスタイマ49に出
力する。
【0039】パルスカウンタ45は、パルス計数手段を
構成し、開始信号を入力した時から、ウィンドガラス7
がアップ動作しているときにパルス発生器24から出力
されるパルス信号のパルス数をカウントする。パルスタ
イマ49は、ウィンドガラス7がアップ動作していると
きで、かつ、開始信号を入力した時に、パルス発生器2
4からパルス信号が検出されないときにタイマ時間をカ
ウントする。
【0040】アップ出力停止判定部47は、停止判定手
段を構成し、パルスカウンタ45のパルスカウント値が
所定値を越えたかどうかを判定し、パルスカウント値が
所定値を越えた場合には動作指令部39を制御してアッ
プ出力を停止させる。
【0041】アップ出力停止判定部47は、パルスタイ
マ49のタイマ時間が所定の全閉検出時間を越えたかど
うかを判定し、タイマ時間が所定の全閉検出時間を越え
た場合には全閉位置に達したとして、動作指令部39を
制御してアップ出力を停止させる。
【0042】安全制御動作解除判定部43、パルスカウ
ンタ45、アップ出力停止判定部47、パルスタイマ4
9及び動作指令部39は、安全制御動作を解除するため
に用いられる。
【0043】なお、運転席ユニット1以外の他のユニッ
トも、図2に示す安全装置付きパワーウィンド装置を有
するとともに、安全制御動作解除判定部43、パルスカ
ウンタ45、パルスタイマ49、アップ出力停止判定部
47を有する。
【0044】次に、このように構成された安全装置付き
パワーウィンド装置の処理を図4から図7に示すフロー
チャートに従って説明する。まず、図4に示すように、
初期設定を行ない(ステップS11)、次にドアロック
スイッチ入力処理を行なう(ステップS13)。このド
アロックスイッチ入力処理は、前述したドアロックスイ
ッチ16、ロックスイッチ17及び安全制御動作解除判
定部43によって行なわれる。
【0045】このドアロックスイッチ入力処理を図5を
参照して詳細に説明する。まず、入力論理確認を行なう
(ステップS131)。例えば、ここでは、ドアロック
スイッチの入力に従がい、ドアロックへの出力フラグ判
定の処理を行なう。
【0046】そして、3秒フラグがオンであるかどうか
が判定され(ステップS133)、3秒フラグがオンで
ある場合には、ドアロックスイッチ16がオンであるか
どうか判定される(ステップS135)。ドアロックス
イッチ16がオンである場合には、安全制御動作が解除
される(ステップS136)。
【0047】一方、3秒フラグがオンでない場合には、
ドアロックスイッチ16が3秒以上オンであるかどうか
判定され(ステップS137)、ドアロックスイッチ1
6が3秒以上オンである場合には図3に示すようにロッ
クスイッチ信号のオン時間が安全制御動作解除時間に該
当するので、3秒フラグをオンして(ステップS13
9)、安全制御動作が解除される。なお、ドアロックス
イッチ16がオンでない場合には、3秒フラグをオフし
(ステップS141)、安全制御動作の解除を行なわな
い。
【0048】この安全制御動作解除判定部43からの安
全制御動作解除信号は、動作指令部39に送られるとと
もに、多重通信ライン5を介して他席ユニット2〜4に
送出されるので、運転座席ユニット1及び他席ユニット
2〜4の安全制御動作を解除できる。
【0049】次に、図4に戻り、パワーウィンドスイッ
チ入力処理を行なう(ステップS15)。ここでは、図
6に示すように、スイッチ入力論理確認を行ない(ステ
ップS151)、さらに、スイッチ入力決定処理を行な
う(ステップS153)。
【0050】次に、パワーウィンドスイッチ出力処理を
マイクロコンピュータ21により行なう(ステップS1
7)。ここでは、図7に示すように、ウィンドガラス7
がアップ中かどうか判定され(ステップS171)、ウ
ィンドガラス7がアップ中であれば、次に3秒フラグが
オンかどうか判定される(ステップS173)。
【0051】3秒フラグがオンであれば、安全制御動作
が解除される。この安全制御動作が解除されている場合
に、アップスイッチ18によるアップ入力がオンである
かどうか判定され(ステップS175)、アップ入力が
オンであれば、パルス発生器24からパルス信号が入力
されるかどうか判定される(ステップS177)。
【0052】パルス信号が入力された場合には、パルス
カウンタ45がパルスカウント値をインクリメントし、
パルスタイマ49のリセットを行なう(ステップS17
9)。アップ出力停止判定部47は、インクリメントさ
れたパルスカウント値が所定値を越えたかどうかを判定
する(ステップS181)。
【0053】アップ出力停止判定部47は、インクリメ
ントされたパルスカウント値が所定値を越えた場合に
は、動作指令部39を制御してアップ出力停止させる。
すなわち、安全制御動作が解除されている場合には、1
回のアップ動作でウィンドガラス7を所定量だけ、例え
ば、10cmアップさせた後に停止させる。
【0054】そして、パルスタイマ49のリセットを行
ない、パルスカウンタ45のインクリメントを行なった
後(ステップS183)、アップ入力禁止フラグをオン
する(ステップS185)。
【0055】一方、ステップS177において、パルス
信号が入力されない場合には、タイマ時間が全閉検出時
間を越えたかどうか判定され(ステップS187)、タ
イマ時間が全閉検出時間を越えた場合には、動作指令部
39を制御してアップ出力停止させ、パルスタイマ49
のリセットを行ない、パルスカウンタ45のインクリメ
ントを行なう(ステップS189)。また、ステップS
171において、アップ出力中でない場合には、ダウン
または停止中の通常処理が行なわれる(ステップS19
1)。
【0056】さらに、ステップS173において、3秒
フラグがオンでない場合には、前回の3秒フラグがオン
だったかどうか判定され(ステップS193)、前回の
3秒フラグがオンだった場合には、動作指令部39を制
御してアップ出力停止させ、パルスタイマ49のリセッ
トを行ない、パルスカウンタ45のインクリメントを行
なう(ステップS195)。前回の3秒フラグがオンで
なかった場合には、アップ出力時の通常処理を行なう
(ステップS197)。
【0057】ステップS191及びステップ197での
アップダウン停止の通常処理では、安全制御動作が、リ
ミットスイッチ8、安全制御領域判定部31、速度検出
部33、挟み込み検出部35、安全制御動作指令部37
及び動作指令部39を用いて実行される。
【0058】以上の処理によりパワーウィンド出力処理
が終了し、図4のその他の処理を行ない(ステップS1
9)、ステップS13の処理に戻る。すなわち、アップ
スイッチ18をオンする毎に、図2に示すように、所定
量ずつウィンドガラス7が上昇して停止するアップ動作
が繰り返し行なわれる。
【0059】このように、実施の形態では、安全制御動
作解除判定部43が、ドアロックスイッチ16からのロ
ックスイッチ信号に基づきドアロックスイッチ16が予
め定められた時間を越える安全制御動作解除時間押され
たかどうかを判定し、ドアロックスイッチ16が安全制
御動作解除時間押された場合に安全制御動作を解除さ
せ、多重通信ライン5を介して他席ユニット2〜4に安
全制御動作解除信号を送出するので、挟み込みの誤検出
によりウィンドガラスが全閉しなくなることを防止でき
る。
【0060】この場合、既存のドアロックスイッチ16
を用いるとともに、安全制御動作解除判定部43を既存
のCPU22で構成できるから、従来の解除スイッチ1
09やハーネス107を特別に用いる必要がなく、コス
トを低減できる。さらに、使用者の特殊操作によりバッ
クアップモードに入るため、使用者は安全制御動作が解
除されていることを認識しており、安全である。
【0061】また、安全制御動作が解除されている場合
には、1回のアップ動作でウィンドガラス7を所定量だ
け上昇させた後停止させ、このアップ動作をアップスイ
ッチ18のオン入力毎に繰り返すので、この動作により
安全制御動作が解除されていることを使用者は認識でき
るから、誤ってウィンドガラス7に挟み込まれる危険性
を少なくすることができる。
【0062】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、速度検出部33が、パルス発生器
24からのパルス信号の間隔時間の前後比を検出してモ
ータの回転速度の変化(相対速度)を検出し、挟み込み
検出部35が、速度検出部33で検出されたモータ25
の相対速度を所定値と比較してその相対速度が所定値以
下であるときに異物の挟み込みを検出するようにしても
よい。
【0063】また、速度検出部33を設ける代わりに、
基準時間判定部を設け、この基準時間判定部が、パルス
発生器24からのパルス信号のエッジが基準時間内に検
出されたかどうかを判定し、挟み込み検出部35は、パ
ルス発生器24からのパルス信号のエッジが基準時間内
に検出されない場合に、異物の挟み込みを検出してもよ
い。
【0064】さらに、実施の形態では、パルス発生器2
4は、1相方式の回転検出センサであったが、このパル
ス発生器24としては、例えば、モータ25の回転軸に
固着されたマグネットの周方向に90゜位置をずらして
第1及び第2のホール素子を配置し、各ホール素子がマ
グネットの磁界を検出することで、モータ25の回転速
度に応じた周波数のパルス信号を発生する2相方式のパ
ルス発生器を用いても良い。
【0065】この場合、ウィンドガラス7がアップ中に
は第1のホール素子からのパルス信号の位相が第2のホ
ール素子からのパルス信号の位相よりも90゜進み、ウ
ィンドガラス7がダウン中には第2のホール素子からの
パルス信号の位相が第1のホール素子からのパルス信号
の位相よりも90゜進む。
【0066】また、パルス発生器24の第1及び第2の
ホール素子からのパルス信号の相互の位相の進遅を検出
することでモータ25の回転方向を検出し回転方向によ
りウィンドガラス7の開閉方向を検出する開閉方向検出
部と、ウィンドガラス7が全閉状態であるときのカウン
ト値を0とし、モータが正転したときのパルス信号を負
方向にカウントし、モータが逆転したときのパルス信号
を正方向にカウントし、そのカウント値によりウィンド
ガラスの開閉位置を検出する開閉位置検出部とを設け
る。
【0067】そして、安全制御領域判定部31が、開閉
位置検出部からの検出信号によりウィンドガラス7の全
閉位置側に所定の範囲で設けられた安全制御動作解除領
域を除く安全制御領域(挟み込み検出領域)を判定すれ
ば、この安全制御領域において安全制御動作を行なうこ
とができる。すなわち、1相方式のパルス発生器24及
びリミットスイッチ8を用いる代わりに、2相方式のパ
ルス発生器24を用いても安全制御動作を行なうことが
できる。
【0068】また、実施の形態のパルス発生器24を用
いる代わりに、タイマーにより予め決められた一定の時
間だけウィンドガラスを開閉するようにして挟み込みを
検出してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、解除判定手段は、ドア
ロックの制御を行なうドアロックスイッチ手段からのロ
ックスイッチ信号に基づき、ドアロックスイッチ手段が
予め定められた時間を越える安全制御動作解除時間押さ
れたかどうかを判定し、ドアロックスイッチ手段が安全
制御動作解除時間押された場合に安全制御動作を解除さ
せる。
【0070】従って、挟み込みの誤検出によりウィンド
ガラスが全閉しなくなることを防止でき、自動車に既に
設けられたドアロックスイッチ手段を用い、解除判定手
段を自動車に既に設けられた中央処理装置で構成できる
から、従来の解除スイッチを特別に用いる必要がなく、
コストを低減できる。さらに、使用者の特殊操作により
バックアップモードに入るため、使用者は安全制御動作
が解除されていることを認識しており、安全である。
【0071】また、運転座席ユニット内の解除判定手段
は、安全制御動作解除信号を多重通信ラインを介して他
席スイッチを有する複数の他席ユニットに送出するの
で、複数の他席ユニットも安全制御動作を解除して、挟
み込みの誤検出によりウィンドガラスが全閉しなくなる
ことを防止でき、自動車に既に設けられた多重通信ライ
ンを用いるから、安全制御動作解除のための特別なハー
ネスを用いる必要がなく、コストを低減できる。
【0072】また、パルス計数手段は、安全制御動作が
解除され、かつ、ウィンドガラスをアップ動作させたと
きにパルス発生手段から出力されるパルス信号のパルス
数をカウントし、停止判定手段は、パルスカウント値が
所定値を越えたかどうかを判定しパルスカウント値が所
定値を越えた場合にはウィンドガラスの所定量アップ動
作を停止させる。すなわち、安全制御動作が解除されて
いる場合には、1回のアップ動作でウィンドガラスを所
定量だけ上昇させた後停止させるから、この動作により
安全制御動作が解除されていることを使用者は認識で
き、誤ってウィンドガラスに挟み込まれる危険性を少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全装置付きパワーウィンド装置を各
ユニットに搭載した自動車の構成ブロック図である。
【図2】運転席ユニット内の安全装置付きパワーウィン
ド装置を示す構成ブロック図である。
【図3】ドアロックスイッチ信号のタイミングチャート
である。
【図4】安全装置付きパワーウィンド装置の処理を示す
フローチャートである。
【図5】ドアロックスイッチの入力処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】パワーウィンド入力処理を示すフローチャート
である。
【図7】パワーウィンド出力処理を示すフローチャート
である。
【図8】従来の安全装置付きパワーウィンド装置を各ユ
ニットに有する自動車の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 運転席ユニット 2 助手席ユニット 3 左後部席ユニット 4 右後部席ユニット 5 多重通信ライン 7 ウィンドガラス 8 リミットスイッチ 12 運転席スイッチ 13 助手席スイッチ 14 左後部席スイッチ 15 右後部席スイッチ 16 ドアロックスイッチ 17 ロックスイッチ 21 マイクロコンピュータ 22 CPU 24 パルス発生器 25 モータ 31 安全制御領域判定部 33 速度検出部 35 挟み込み検出部 37 安全制御動作指令部 39 動作指令部 43 安全制御動作解除判定部 45 パルスカウンタ 47 アップ出力停止判定部 49 パルスタイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 和敬 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウィンドガラスを駆動源によりア
    ップダウン動作させ、ウィンドガラスに異物を挟み込ん
    だときに安全制御動作を行なう安全装置付きパワーウィ
    ンド装置において、 ドアロックの制御を行なうドアロックスイッチ手段と、 このドアロックスイッチ手段からのロックスイッチ信号
    に基づきドアロックスイッチ手段が予め定められた時間
    を越える安全制御動作解除時間押されたかどうかを判定
    しドアロックスイッチ手段が前記安全制御動作解除時間
    押された場合に前記安全制御動作を解除させる解除判定
    手段と、を備えることを特徴とする安全装置付きパワー
    ウィンド装置。
  2. 【請求項2】 前記ドアロックスイッチ手段のロック側
    及び前記解除判定手段は、運転席スイッチを有する運転
    席ユニットに設けられ、 この運転座席ユニット内の前記解除判定手段は、安全制
    御動作解除信号を多重通信ラインを介して他席スイッチ
    を有する複数の他席ユニットに送出することを特徴とす
    る請求項1記載の安全装置付きパワーウィンド装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動源の出力に基づき駆動源の回転
    速度に応じた周波数のパルス信号を発生するパルス発生
    手段と、 前記安全制御動作が解除され、かつ、ウィンドガラスを
    アップ動作させたときに前記パルス発生手段から出力さ
    れるパルス信号のパルス数をカウントするパルス計数手
    段と、 このパルス計数手段のパルスカウント値が所定値を越え
    たかどうかを判定しパルスカウント値が所定値を越えた
    場合にはウィンドガラスの所定量アップ動作を停止させ
    る停止判定手段と、を備えることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の安全装置付きパワーウィンド装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定量アップ動作は、ウィンドガラ
    スをアップ動作させるアップスイッチをオンしたときの
    アップスイッチ信号が入力される毎に繰り返し行なわ
    れ、前記停止判定手段は、前記アップスイッチ信号が入
    力される毎に前記所定量アップ動作を停止させることを
    特徴とする請求項3記載の安全装置付きパワーウィンド
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461105B1 (ko) * 2002-08-31 2004-12-13 현대자동차주식회사 자동차용 파워 윈도우 잠금장치 및 그 제어방법
EP1521145A1 (en) * 2003-09-30 2005-04-06 Rockwell Automation Technologies, Inc. Safety controller with safety response time monitoring

Cited By (3)

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