JPH10238050A - 階段及び階段構造用受け部材 - Google Patents
階段及び階段構造用受け部材Info
- Publication number
- JPH10238050A JPH10238050A JP9061941A JP6194197A JPH10238050A JP H10238050 A JPH10238050 A JP H10238050A JP 9061941 A JP9061941 A JP 9061941A JP 6194197 A JP6194197 A JP 6194197A JP H10238050 A JPH10238050 A JP H10238050A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- staircase
- stairs
- unit
- stairway
- joint
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プレカット製品の踏板、蹴こみ板及び側板を傾
斜通路側（階段の表側）から被着するようにしたかぶせ
式階段を、新規な階段構造用受け材を用いることによ
り、段部の間取りを現場調整可能に構造改善する。 【解決手段】階段構造用受け材１を分離可能な水平部材
11と垂直部材12とアングル部材13からなる１段構成用ユ
ニットとする。ここで、各部材11,12,13は両端に継手構
造を有し、かつ、少なくとも一端には継手位置を可変と
する間取り調整手段14を有し、前記ユニットを側壁３に
固設され、かつ、これを多段に連設される。また、１段
構成用ユニットは、逆向きで一対のアングル部材からな
る場合がある。これにより、側板の下縁形状に合わせて
各段部の間取りが現場調整可能となる。
斜通路側（階段の表側）から被着するようにしたかぶせ
式階段を、新規な階段構造用受け材を用いることによ
り、段部の間取りを現場調整可能に構造改善する。 【解決手段】階段構造用受け材１を分離可能な水平部材
11と垂直部材12とアングル部材13からなる１段構成用ユ
ニットとする。ここで、各部材11,12,13は両端に継手構
造を有し、かつ、少なくとも一端には継手位置を可変と
する間取り調整手段14を有し、前記ユニットを側壁３に
固設され、かつ、これを多段に連設される。また、１段
構成用ユニットは、逆向きで一対のアングル部材からな
る場合がある。これにより、側板の下縁形状に合わせて
各段部の間取りが現場調整可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅、オフィスその他
文教施設〔以下、住宅等という。〕の屋内に構設され、
現場組み立てによりプレカット製品として供される木製
の踏板、蹴こみ板及び側板を傾斜通路側（階段の表側）
から被着するようにした階段〔以下、かぶせ式階段とい
う。〕階段及び階段構造用受け材の改善に関する。
文教施設〔以下、住宅等という。〕の屋内に構設され、
現場組み立てによりプレカット製品として供される木製
の踏板、蹴こみ板及び側板を傾斜通路側（階段の表側）
から被着するようにした階段〔以下、かぶせ式階段とい
う。〕階段及び階段構造用受け材の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の階段施工では、側板に踏板及び蹴
こみ板を取り付けるための溝を形設しておき、階段の裏
側から踏板及び蹴こみ板を差し込んで取り付けてゆく工
法が一般的であった。
こみ板を取り付けるための溝を形設しておき、階段の裏
側から踏板及び蹴こみ板を差し込んで取り付けてゆく工
法が一般的であった。
【０００３】こうしたなかで、現場で階段を構設（現場
組み立て）する際には、プレカット製品として供される
木製の踏板、蹴こみ板及び側板を傾斜通路側（階段の表
側）から被着する、すなわち受け材を用い、その上に傾
斜通路側（階段の表側）から踏板及び蹴こみ板を取り付
け、さらに側板を嵌め込む、かぶせ式階段とするほうが
施工上有利であるとの提案があり、試行的に実施されて
きた。
組み立て）する際には、プレカット製品として供される
木製の踏板、蹴こみ板及び側板を傾斜通路側（階段の表
側）から被着する、すなわち受け材を用い、その上に傾
斜通路側（階段の表側）から踏板及び蹴こみ板を取り付
け、さらに側板を嵌め込む、かぶせ式階段とするほうが
施工上有利であるとの提案があり、試行的に実施されて
きた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かぶせ
式階段を施工する場合、個々の現場ごとに踏面、けあげ
の間取りがそれぞれわずかながらでも異なるため、これ
に合わせて受け材及び側板を調整する必要があった。こ
こでは、現場調整が殆どできず、現状ではプレカットの
加工段階で対応しており、生産性や作業性の点で問題が
あった。
式階段を施工する場合、個々の現場ごとに踏面、けあげ
の間取りがそれぞれわずかながらでも異なるため、これ
に合わせて受け材及び側板を調整する必要があった。こ
こでは、現場調整が殆どできず、現状ではプレカットの
加工段階で対応しており、生産性や作業性の点で問題が
あった。
【０００５】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、かぶせ式階段における階段構造用受け材を
間取り調整可能に部材構成して、階段構造を改善すると
ともに、プレカット製品の生産性、及び簡易施工を含む
作業性を向上した階段及び階段構造用受け材を提供する
ものである。
のであって、かぶせ式階段における階段構造用受け材を
間取り調整可能に部材構成して、階段構造を改善すると
ともに、プレカット製品の生産性、及び簡易施工を含む
作業性を向上した階段及び階段構造用受け材を提供する
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、かぶせ式階段における階段構造用受け材を間取
り調整可能に部材構成した階段であって、階段構造用受
け材が分離可能な複数部材からなる１段構成用ユニット
とされ、各部材が両端に継手構造を有し、かつ、少なく
とも一端には継手位置を可変とする間取り調整手段を有
し、前記ユニットを側壁に固設し、かつ、これを多段に
連設してなることを特徴とするものである。ここで、間
取り調整手段は嵌合深さ又は螺合深さを可変とするもの
である。
発明は、かぶせ式階段における階段構造用受け材を間取
り調整可能に部材構成した階段であって、階段構造用受
け材が分離可能な複数部材からなる１段構成用ユニット
とされ、各部材が両端に継手構造を有し、かつ、少なく
とも一端には継手位置を可変とする間取り調整手段を有
し、前記ユニットを側壁に固設し、かつ、これを多段に
連設してなることを特徴とするものである。ここで、間
取り調整手段は嵌合深さ又は螺合深さを可変とするもの
である。
【０００７】また、上記構成の階段における階段構造用
受け材が間取り調整可能な嵌合手段又は螺合手段を有し
ことを特徴とするものである。
受け材が間取り調整可能な嵌合手段又は螺合手段を有し
ことを特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づき実施例とともに以下説明する。
基づき実施例とともに以下説明する。
【０００９】図１及び図２に示すように、本発明の階段
構造用受け材（１）は、端部に継手構造を有するそれぞ
れ分離可能な水平部材（11）と垂直部材（12）とアング
ル部材（13）からなり、前記アングル部材（13）の接続
端部では継手位置を可変とすることにより間取り調整可
能な嵌合手段（14）を設けて、階段（Ｘ）の１段構成用
ユニットを組成し、該ユニットを側壁（３）に固設し、
かつ、これを多段に連設するようにしている。
構造用受け材（１）は、端部に継手構造を有するそれぞ
れ分離可能な水平部材（11）と垂直部材（12）とアング
ル部材（13）からなり、前記アングル部材（13）の接続
端部では継手位置を可変とすることにより間取り調整可
能な嵌合手段（14）を設けて、階段（Ｘ）の１段構成用
ユニットを組成し、該ユニットを側壁（３）に固設し、
かつ、これを多段に連設するようにしている。
【００１０】また、図３及び図４に示すように、上記構
成を改変した他の階段構造用受け材（２）は、、端部に
継手構造を有する逆向きで一対のアングル部材（21，2
2）からなり、その継手位置を可変とすることにより間
取り調整可能な螺合手段（23）を設けて、階段（Ｘ）の
１段構成用ユニットを組成し、該ユニットを側壁（３）
に固設し、かつ、これを多段に連設するようにしてもよ
い。
成を改変した他の階段構造用受け材（２）は、、端部に
継手構造を有する逆向きで一対のアングル部材（21，2
2）からなり、その継手位置を可変とすることにより間
取り調整可能な螺合手段（23）を設けて、階段（Ｘ）の
１段構成用ユニットを組成し、該ユニットを側壁（３）
に固設し、かつ、これを多段に連設するようにしてもよ
い。
【００１１】したがって、本発明の階段（Ｘ）は、上記
いずれかの階段構造用受け材（１又は２）を用いること
により間取り調整可能とし、かぶせ式階段における段部
形成を側板のプレカット形状に合わせて現場調整可能と
したものである。〔図２，図４〕
いずれかの階段構造用受け材（１又は２）を用いること
により間取り調整可能とし、かぶせ式階段における段部
形成を側板のプレカット形状に合わせて現場調整可能と
したものである。〔図２，図４〕
【００１２】
【発明の効果】この発明は以上の構成よりなるものであ
り、これによればかぶせ式階段における受け材を間取り
調整可能に部材構成しているので、施工時に段部形成を
側板のプレカット形状に合わせて現場調整することが容
易であり、プレカット製品の生産性及び簡易施工を含む
作業性の向上と、部材製造コスト及び施工コストの低減
が図れる。
り、これによればかぶせ式階段における受け材を間取り
調整可能に部材構成しているので、施工時に段部形成を
側板のプレカット形状に合わせて現場調整することが容
易であり、プレカット製品の生産性及び簡易施工を含む
作業性の向上と、部材製造コスト及び施工コストの低減
が図れる。
【図１】階段構造用受け材の一実施例を示す斜視説明図
である。
である。
【図２】階段構造の一部を示す側面視説明図である。
【図３】階段構造用受け材の他の実施例を示すを示す斜
視説明図である。
視説明図である。
【図４】階段構造の一部を示す側面視説明図である。
１ 階段構造用受け材 11 水平部材 12 垂直部材 13 アングル部材 14 嵌合手段（間取り調整手段） ２ 階段構造用受け材 21 アングル部材 22 アングル部材 23 螺合手段（間取り調整手段） ３ 側壁 ４ 踏板 ５ 蹴こみ板 ６ 側板 Ｘ 階段
Claims (5)
- 【請求項１】 現場組み立てによりプレカット製品とし
て供される木製の踏板、蹴こみ板及び下縁を段状に形設
した側板を傾斜通路側（階段の表）から階段構造用受け
材に被着するようにした階段において、階段構造用受け
材が分離可能な複数部材からなる１段構成用ユニットと
され、各部材が両端に継手構造を有し、かつ、少なくと
も一端には継手位置を可変とする間取り調整手段を有
し、前記ユニットを側壁に固設し、かつ、これを多段に
連設してなることを特徴とする階段。 - 【請求項２】 間取り調整手段が嵌合深さを可変とする
ものである請求項１記載の階段。 - 【請求項３】 間取り調整手段が螺合深さを可変とする
ものである請求項１記載の階段。 - 【請求項４】 踏板、蹴こみ板及び下縁を段状に形設し
た側板を傾斜通路側（階段の表）から被着可能とする階
段構造用受け材であって、端部に継手構造を有するそれ
ぞれ分離可能な水平部材と垂直部材とアングル部材から
なり、前記アングル部材との接続端部では継手位置を可
変とすることにより間取り調整可能な嵌合手段を設け
て、階段の１段構成用ユニットを組成し、該ユニットを
側壁に固設し、かつ、これを多段に連設するようにした
ことを特徴とする階段構造用受け材。 - 【請求項５】 踏板、蹴こみ板及び下縁を段状に形設し
た側板を傾斜通路側（階段の表）から被着可能とする階
段構造用受け材であって、端部に継手構造を有する逆向
きで一対のアングル部材からなり、その継手位置を可変
とすることにより間取り調整可能な螺合手段を設けて、
階段の１段構成用ユニットを組成し、該ユニットを側壁
に固設し、かつ、これを多段に連設するようにしたこと
を特徴とする階段構造用受け材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061941A JPH10238050A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 階段及び階段構造用受け部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061941A JPH10238050A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 階段及び階段構造用受け部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238050A true JPH10238050A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13185727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9061941A Pending JPH10238050A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 階段及び階段構造用受け部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10238050A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107938960A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-04-20 | 苏州科逸住宅设备股份有限公司 | 一种整体成型楼梯及其安装方法 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9061941A patent/JPH10238050A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107938960A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-04-20 | 苏州科逸住宅设备股份有限公司 | 一种整体成型楼梯及其安装方法 |
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