JPH10237106A - キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体 - Google Patents

キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体

Info

Publication number
JPH10237106A
JPH10237106A JP9054070A JP5407097A JPH10237106A JP H10237106 A JPH10237106 A JP H10237106A JP 9054070 A JP9054070 A JP 9054070A JP 5407097 A JP5407097 A JP 5407097A JP H10237106 A JPH10237106 A JP H10237106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chitin
chitosan
acylated
solution
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9054070A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Yoshikawa
政敏 吉川
Tadashi Okumura
忠司 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omikenshi Co Ltd
Original Assignee
Omikenshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omikenshi Co Ltd filed Critical Omikenshi Co Ltd
Priority to JP9054070A priority Critical patent/JPH10237106A/ja
Publication of JPH10237106A publication Critical patent/JPH10237106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キチン、キトサン部分脱アセチル化物又はキ
トサンとよりキチン又はキチン−Nアシル化誘導体アル
カリ溶液又は異なったアシル化キチン誘導体アルカリ溶
液混合物を使用して製造された繊維、フィルム又は成型
体又は上記アルカリ溶液とセルロ−スビスコ−スとを混
合した状態より再生した繊維、フィルム又は成型体。 【解決方法】 キトサン酢酸可溶部分脱アセチル化キチ
ンを酢酸メタノ−ル溶液に溶解してアシル化してアシル
化キトサン、アシル化キチン又は部分アシル化キチンを
製造し、NaOH溶液と氷とに溶解してキチンアシル化
又は部分脱アセチル化キチンアシル化物NaOH溶液の
製造法並びにそれらのアシル化NaOH溶液単独又は混
合物又はそれらとセルロ−スビスコ−スとを種々の割合
に混合した溶液より再生されてなる繊維、フィルム、フ
ォ−ム又は成型体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキチン又は部分脱ア
セチル化キチン又はキチンを原料としキトサン又はキチ
ン構造単位とキトサン構造単位とを1分子上にランダム
に又はブロック状に持つ物質の窒素原子にアシル基を付
加して得られる物質よりのアルカリ水溶液の製造方法と
該アルカリ水溶液又は該アルカリ水溶液同士の混合物又
は該アルカリ水溶液とセルロ−スビスコ−スとを種々の
割合に混合した状態の原液を紡糸、製膜、成型して得ら
れたキチン又は部分脱アセチル化キチン及びキトサン、
部分脱アセチル化キチンよりのアセチル基以外のアシル
化キチン、更にはそれらと再生セルロ−スとの種々な複
合状態よりなる繊維、フィルム、フォ−ム等の構造体に
関するものである。かくして製造された構造体は生体に
親和性を有し、かつ優れた物理的性質を有し、生分解性
に優れているため医用材料、衛生材料に有用に使用さ
れ、更にはまた衣料品、日用雑貨等にも広い用途を有す
るものである。
【0002】
【従来の技術】キチンを使用して繊維、フィルム又はフ
ォ−ム等の構造物を製造することに関しては種々な発明
があり、本出願人もその基本的技術について、特開平8
−92820及び特願平8−71199としての発明を
完成した。しかしながら本出願人の先願発明はキチン乃
至はキトサンをビスコ−ス化してアルカリに溶解する状
態となして繊維化乃至は成型する発明に関するものであ
るが、チキン、キトサンの窒素原子がアシル化された誘
導体に関するものではない。キチン、キトサンのアシル
化誘導体の製造に関しては、平野等がCarbohydrate and
Carbohydratepolymers,Analysis,Biotechnology,Modif
ication,Antivial,Biomedical and Applications,(Edit
or:Yalpani.M.ATL press,1993)において詳細に報告して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等はキチン、
キトサン部分脱アセチル化物又はキトサンを上記文献に
記載の方法に従って、キチン又はキチン−Nアシル化誘
導体アルカリ溶液乃至は異なったアシル化キチン誘導体
アルカリ溶液混合体を使用して製造された繊維、フィル
ム又は成型品乃至はこれらのアルカリ溶液とセルロ−ス
ビスコ−スとを混合した状態から紡糸して再生し、同様
に繊維、フィルム又は成型品が製造可能である。本発明
によって製造された物質は生体親和性に富むため医用材
料、衛生材料に好適であるほか、一般の繊維、フィルム
又は成型品としても広い用途を有する。
【0004】キチンはβ(1−4)−2−アセトアミド
−2−デオキシ−D−グルカンであり、キトサンはキチ
ンを高濃度のNaOHで処理して加水分解した結果、ア
セチル基が離脱してアミノ基に変化したものである。こ
のN原子に種々なアシル基を付加することによって、種
々な特徴を持った誘導体が製造される。通常これらの誘
導体は以下に記載する特殊な工夫をした場合を除き、溶
液状とすることが困難である。また溶融することも難し
いのである。本発明はこれらを繊維化、製膜又は成型す
るために、これらの誘導体をアルカリ溶液となすのであ
る。一旦安定したキチン誘導体アルカリ水溶液になれ
ば、その溶液は単独でも又はセルロ−スビスコ−スとの
混合状態でも容易に繊維化、フィルム化又は成型が可能
であり、工業的に製造することも可能である。かくて得
られた製品の特性については本発明者によって始めて見
付けられたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、キトサ
ン又は酢酸可溶部分脱アセチル化キチンを酢酸メタノ−
ル混合溶媒に溶解し、ついでアシル基を有する酸無水物
を添加して、加熱するか又は加熱することなく、アシル
化してアシル化キトサン、アシル化キチン又は部分アシ
ル化キチンを製造し、30%以上の苛性ソ−ダ溶液と室
温以下の低温で反応させ、ついで更に規定量の氷を添加
して溶解させることを特徴とするキチン又は部分脱アセ
チル化キチンアシル化物苛性ソ−ダ溶液の製造法であ
り。その第2は、上記第1記載のキトサン又は酢酸可溶
部分脱アセチル化キチンの脱アセチル化率0〜35%の
ものを使用することを特徴とする上記第1記載のキチン
又は部分脱アセチル化キチンよりのキチン、キトサンア
シル化物苛性ソ−ダ溶液の製造法であり。その第3は、
キチンを原料として製造されたキトサン又はキチン構造
単位とキトサン構造単位とを1分子上に有する化合物を
使用する前記第1記載のキチン、キトサンアシル化物苛
性ソ−ダ溶液の製造方法であり。その第4は、前記第
1、第2又は第3記載のキチン、キトサン又はキチン、
キトサンアシル化物NaOH溶液又はそれらNaOH溶
液単独又は混合体又はそれらとセルロ−スビスコ−スと
を種々の割合に混合した状態の溶液より再生されてなる
ことを特徴とする繊維、フィルム、フォ−ム又は成型体
であり。その第5は、前記第4記載の繊維、フィルム、
又はフォ−ム成型品を医用材料、衛生材料、衣料品又は
日用雑貨に使用することを特徴とする繊維、フィルム、
フォ−ム又は成型体に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】原料キチンとしてはキチン、部分
脱アセチル化キチン又はキチンを原料としたキトサン又
はキチン構造単位とキトサン構造単位を1分子上にラン
ダムに又はブロック状に持つ化合物であり、以下に記載
するアシル基含有化合物の反応のための酢酸への溶解過
程で溶解し又はそれを濾過して使用できるのであれば特
に純度、重合度には制限されない。キチンはアシル基を
有する酸無水物と反応のため常法により、最終的に希望
する製品に合わせて脱アセチル化する。含有するN原子
に100%アシル基が付加された製品を目的とする場合
はキチンを常法に従って完全にキトサン化する。最終製
品の分子の一部にキチン成分を残しておきたい場合に
は、例えば、キチンを苛性ソ−ダ溶液で処理し、その反
応条件を加減することによって希望するアセチル基残存
比率にすることが可能である。この場合どのような方法
でこの比率を合わせようと何等問題ない。
【0007】但し、以下に述べるようにアシル基含有酸
無水化合物を反応させるにはキチン、キトサン原料を酢
酸−メタノ−ル溶液に溶解させる必要があり、このため
原料分子中のアミノ基含有量が制約される。アミノ基含
有量は分子量により変化するが、脱アセチル化率で表現
して35%以上であり、最適には65%以上である。但
し、低脱アシル化率のものを製造する場合にはキチン又
はアシル化キチンを原料として脱アシル基の反応を調節
すれば直接アルカリに溶解させることが可能である。
【0008】上記メタノ−ルを使用するのはアシル化反
応が水酸基に起こらないようにするためのものであり、
その容積比率は1:0.5〜1:5の範囲で、任意に選
んでよい。あまりメタノ−ル比率を下げると水酸基に反
応が起こるので注意しなければならない。アシル化には
アセチル、プロピオニックアシッド、ブチリックアシッ
ド、ヘキサノイックアシッド、オクタノイックアジッ
ド、デカノイックアシッド、ラウリックアシッド、ベン
ゾイックアシッド、イテコニックアシッド、マイレック
アシット、CIS−テトラハイドロフタィリックアシッ
ド等の酸無水物及びより高次のアシル基を有する無水酸
を反応させることが可能である。
【0009】前記のアシル基を含有する無水酸付加物は
ゲルの状態となる。これらは透析し脱酸、脱メタノ−ル
を行う必要がある。 (イ) そのゲルに、最終的に濃度が4〜16%になるよう
濃苛性ソ−ダと氷とを加えて溶解するか。 (ロ) 一度乾燥しキセロゲルになったものを濃苛性ソ−ダ
で膨潤させ、氷を加え最終的に苛性ソ−ダ濃度が4〜1
6%になるように調整し、キチンアシル基付加物アルカ
リ溶液を作成する。更に(ロ) のアルカリ溶液に二硫化炭
素をキチンユニット当たり0.5より60モル加え硫化
を行わせてビスコ−スとすることも可能である。この
時、最終苛性ソ−ダ濃度は原料の脱アセチル化率で大き
く変化する。低い方の限界は脱アセチル化率45%で、
NaOHが4%水溶液である。脱アセチル化率が低下す
るに従い必要とされる溶解苛性ソ−ダ濃度は上昇する。
100%アシル化したものでは最低12%苛性ソ−ダ濃
度が必要である。
【0010】上記によって得られたキチン誘導体アルカ
リ溶液は単独で、又は異種のアシル基を付加したキチン
誘導体よりなるアルカリ溶液を混合し又はセルロ−スビ
スコ−スと混合し、常法に従い紡糸、製膜、成型するこ
とができる。紡糸浴は通常のレ−ヨン製造に使用される
ミュ−ラ−浴でよく、またその他、例えば、塩酸〜食塩
浴でもよい。このようにしてキチン誘導体アルカリ水溶
液を使用して製造された繊維、フィルム、成型品乃至は
このキチン誘導体アルカリ水溶液とセルロ−スビスコ−
スを混合した状態から製造された製品は、生体親和性に
富むため医用材料、衛生材料に好適であるほか、一般の
繊維、フィルムとしても広い用途を有するのである。本
発明に使用するアルカリはNaOHが好適であるが、勿
論KOHでも差支えない。
【0011】
【実施例】本発明を実施例によって説明する。
【実施例1】500mgのキトサンを10%酢酸の20重
量%に溶解して粘稠液を得る。80重量%のメタノ−ル
で撹拌希釈する。ヘキサミンユニット当たり2倍モルの
プロピオン酸無水物を加える。約10分でゲル化するが
一昼夜放置すると更に完全なゲルとなる。固化物を3日
間蒸留水で透析して酢酸−メタノ−ルを除去する。ミキ
サ−で粉砕後、五酸化燐存在下、110℃で真空乾燥す
れば絶乾状態の該当するキトサンアシル化物が得られ
た。
【0012】
【実施例2】500mgのキトサンを10%酢酸の20重
量%に溶解して粘稠液を得る。80重量%のメタノ−ル
で撹拌希釈する。ヘキサミンユニット当たり2倍モルの
ブチル酸無水物を加える。約10分でゲル化するが一昼
夜放置すると更に完全なゲルとなる。固化物を3日間蒸
留水で透析して酢酸−メタノ−ルを除去する。ミキサ−
で粉砕後、五酸化燐存在下、110℃で真空乾燥すれば
絶乾状態の該当するキトサンアシル化物が得られる。
【0013】
【実施例3】550mgのキチンを40%苛性ソ−ダで4
0℃、1時間処理すると脱アセチル化率は65%とな
る。このキチンキトサンを水洗、中和、乾燥後、10%
酢酸20重量%に溶解して粘稠液を得る。80重量%の
メタノ−ルで撹拌希釈する。ヘキサミンユニット当たり
2倍モルのプロピオン酸無水物を加える。約10分でゲ
ル化するが一昼夜放置すると更に完全なゲルとなる。固
化物を3日間蒸留水で透析して酢酸−メタノ−ルを除去
する。ミキサ−で粉砕後、五酸化燐存在下110℃で真
空乾燥すれば絶乾状態のキチンキトサンアシル化物が得
られた。
【0014】
【実施例4】キトサン0.16gを10%酢酸の4重量
%に溶解しその粘稠液をメタノ−ルで20重量%に希釈
する。ついでヘキソサミンユニット当たり2倍モルのプ
ロピオン酸無水物を加えてゲル化させる。ゲルを粉砕し
微粉末となし、流水で透析する。46%NaOH、5.
6重量%中にゲルを入れ、室温で2時間撹拌する。砕氷
を加え容積を20重量%に合わせる。氷浴中で撹拌を続
けると1%溶液ができる。そのNaOH濃度は14%あ
った。
【0015】
【実施例5】キトサン0.16gを10%酢酸の4重量
%に溶解しその粘稠液をメタノ−ルで20重量%に希釈
する。ついでヘキソサミンユニット当たり2倍モルのブ
チル酸無水物を加えゲル化させる。ゲルを粉砕し微粉末
となし、流水で透析する。46%NaOH、5.6重量
%中に上記を乾燥し粉砕したゲルを入れ、4℃で、20
時間膨潤させる。そこに砕氷を加え容積を20重量%に
合わせる。氷浴中で撹拌を続けると1.1%溶液ができ
る。そのNaOH濃度は14%であった。
【0016】
【実施例6】46%NaOH、5.6重量%中に上記の
実施例5のゲルを乾燥し粉砕したもの1.156gを入
れ、4℃で20時間膨潤させる。そこに砕氷を加え容積
を20重量%に合わせる。氷浴中で撹拌を続けると5%
溶液ができる。そのNaOH濃度は14%であった。こ
の溶液をガラス板上に流延し蒸留水中で脱アルカリせし
めると強靭なフィルムとなる。キチンをアシル化するこ
とによってアシル基の炭素数の増加に伴って抗血栓性が
向上することが知られているのである。従って上記のフ
ィルムは生体内医用材料として有用に使用される。
【0017】
【実施例7】46%NaOHの10重量%中に上記の実
施例4のゲルを乾燥し粉砕したもの2.0gを入れ、室
温で10時間膨潤させ、冷蔵庫中で一夜放置する。それ
に撹拌しながら砕氷を加え容積を40重量%に合わせ
る。氷浴中で撹拌を続けるとプロピオニル化キチン5
%、NaOH14%の溶液が得られた。その溶解単独
で、乃至はその溶液を15℃以下の5%NaOH、9%
セルロ−ス含有ビスコ−スに均一に混合し、ミュラ−浴
で紡糸、精練した結果を〔表1〕に示す。〔表1〕のN
o.1はプロピオニル化キチン繊維であり、No.2は
セルロ−スプロピオニル化キチン複合体繊維である。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明は本発明者によって、 (1) キチン、部分脱アセチル化キチン、キトサン又はキ
チン構造単位とキトサン構造単位とを1分子中に持つ物
質のそれぞれのアシル化物のアルカリ水溶液の新規な製
造法が見付けられ、かつ、それら上記の物質のアシル化
物のアルカリ水溶液単独又はそれらのそれぞれ異なった
アシル化物を混合又はセルロ−スビスコ−スとを混合し
た溶液からそれぞれ繊維、フィルム、フォ−ム又はそれ
らの成型物を製造し得ることが見付けられ、かつそれら
繊維、フィルム、フォ−ムが生体に親和性を有し、かつ
優れた物理的性質を有し、生分解性に優れた医用材料、
生体内医用材料、衛生材料、更には衣料品やその他の日
用雑貨に供し得ることを見出したものでその効果は大で
ある。 (2) しかも上記の繊維、フィルム、フォ−ム又はその他
の成型品を工業的生産規模で大量に安価に製造可能なこ
とを見出した効果は大きい。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キトサン又は酢酸可溶部分脱アセチル化
    キチンを酢酸メタノ−ル混合溶媒に溶解し、ついでアシ
    ル基を有する酸無水物を添加して、加熱するか又は加熱
    することなく、アシル化してアシル化キトサン、アシル
    化キチン又は部分アシル化キチンを製造し、30%以上
    の苛性ソ−ダ溶液と室温以下の低温で反応させ、ついで
    更に規定量の氷を添加して溶解させることを特徴とする
    キチン又は部分脱アセチル化キチンアシル化物苛性ソ−
    ダ溶液の製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1のキトサン又は酢酸可溶部分脱
    アセチル化キチンの脱アセチル化率0〜35%のものを
    使用することを特徴とする請求項1記載のキチン又は部
    分脱アセチル化キチンよりのキチン、キトサンアシル化
    物苛性ソ−ダ溶液の製造法。
  3. 【請求項3】キチンを原料として製造されたキトサン又
    はキチン構造単位とキトサン構造単位とを一分子上に有
    する化合物を使用する請求項1記載のキチン、キトサン
    アシル化物苛性ソ−ダ溶液の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のキチン、キ
    トサン又はキチンキトサンアシル化物NaOH溶液又は
    それらNaOH溶液単独又は混合体又はそれらとセルロ
    −スビスコ−スとを種々の割合に混合した状態の溶液よ
    り再生されてなることを特徴とする繊維、フィルム、フ
    ォ−ム又は成型体。
  5. 【請求項5】 請求項4の繊維、フィルム、又はフォ−
    ム成型品を医用材料、衛生材料、衣料品又は日用雑貨に
    使用することを特徴とする請求項4記載の繊維、フィル
    ム、フォ−ム又は成型体。
JP9054070A 1997-02-20 1997-02-20 キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体 Pending JPH10237106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054070A JPH10237106A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054070A JPH10237106A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10237106A true JPH10237106A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12960370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9054070A Pending JPH10237106A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10237106A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001329433A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Omikenshi Co Ltd 不快臭を吸着除去する繊維製品、フィルムまたはこれらの二次製品
WO2002018494A1 (fr) * 2000-08-29 2002-03-07 Daido Chemical Corporation Composition de resine
KR100333909B1 (ko) * 1999-10-12 2002-04-25 김한도 우렁쉥이 껍질을 이용한 셀룰로오스의 제조방법
JP2015526189A (ja) * 2012-08-24 2015-09-10 ツェルテル ポルスカ エスペー・ゾオCelther Polska Sp. Z O.O. 特に包帯用のキチン誘導体からなる活性ポリマー層及びその利用
WO2016034056A1 (zh) * 2014-09-02 2016-03-10 山东润泽制药有限公司 一种可吸收骨折内固定材料及其制备方法和应用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333909B1 (ko) * 1999-10-12 2002-04-25 김한도 우렁쉥이 껍질을 이용한 셀룰로오스의 제조방법
JP2001329433A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Omikenshi Co Ltd 不快臭を吸着除去する繊維製品、フィルムまたはこれらの二次製品
WO2002018494A1 (fr) * 2000-08-29 2002-03-07 Daido Chemical Corporation Composition de resine
JP2015526189A (ja) * 2012-08-24 2015-09-10 ツェルテル ポルスカ エスペー・ゾオCelther Polska Sp. Z O.O. 特に包帯用のキチン誘導体からなる活性ポリマー層及びその利用
WO2016034056A1 (zh) * 2014-09-02 2016-03-10 山东润泽制药有限公司 一种可吸收骨折内固定材料及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hon Cellulose and its derivatives: structures, reactions, and medical uses
Montembault et al. Physico-chemical studies of the gelation of chitosan in a hydroalcoholic medium
JPS63503551A (ja) カルボキシル基含有ポリサッカリド物質、およびそのようなポリサッカリドの製造法
JP2007092024A (ja) ポリロタキサンのポリマーブレンド及びその使用
JP2004323453A (ja) 分解性ゲル及びその製造法
CN111187429B (zh) 双交联胶原水凝胶材料、其制备方法与应用
CN111471193B (zh) 一种双醛多糖纳米颗粒交联胶原水凝胶及其制备方法
JP4356289B2 (ja) 多糖類複合体及びその製造方法
Hon Chemical modification of cellulose
US5374304A (en) Special amyloses and their use for producing biodegradable plastics
JPH04275346A (ja) キトサンを含有している相容性配合物
JPH0151481B2 (ja)
CN111533827B (zh) 一种负电性多糖季铵盐止血材料及其制备方法及应用
US20030055211A1 (en) Chitosan condensation products, their preparation and their uses
JP3205632B2 (ja) バクテリアセルロース誘導体の製法
JP4470410B2 (ja) 多糖類複合体
JPH10237106A (ja) キチン、キトサンアシル化物の製造法とそれらの成型体
CA2031500A1 (en) Special amyloses and their use for producing biodegradable plastics
JP4310967B2 (ja) 多糖類複合体の製造方法
Dastidar et al. Improving resin and film forming properties of native starches by chemical and physical modification
JPH06206903A (ja) 澱粉中間生成物の製造法、澱粉中間生成物および該澱粉中間生成物の後処理法
JP5110046B2 (ja) 多糖類複合体及びその製造方法
JPH10237722A (ja) キチン、キトサンアシル化物よりのビスコ−スの製造法とその成型体
JPH05239263A (ja) 含水ゲル組成物
AU1689299A (en) Process for imparting water resistance to molded polysaccharide

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071225