JPH10236718A - 背糊の塗工方法及び塗工装置 - Google Patents

背糊の塗工方法及び塗工装置

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JPH10236718A
JPH10236718A JP4610197A JP4610197A JPH10236718A JP H10236718 A JPH10236718 A JP H10236718A JP 4610197 A JP4610197 A JP 4610197A JP 4610197 A JP4610197 A JP 4610197A JP H10236718 A JPH10236718 A JP H10236718A
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doctor
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JP4610197A
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English (en)
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Yasutoki Katou
靖祝 加藤
Tsutomu Kawase
勉 川瀬
Nobuko Shibata
信子 柴田
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Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製本並びに帳票の丁合時における背糊の塗工
方法および塗工装置において、簡単な装置で短時間に塗
工が可能となり、背糊の材料ロスをなくし、かつ背糊の
接着面積を広く確保して、用紙が剥離することがない背
糊の塗工方法および塗工装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 用紙束Pの背面P1 に背糊20を塗布す
る塗布ローラー50を回動可能に支持する糊トレイ40
の後端側にバネ性を有するドクター60をその先端が用
紙束Pの背面P1 より上方に位置するように設置し、用
紙束Pによりドクター60を搬送側に撓ませ、その後、
ドクター60の反発力により用紙束Pの背面P1 に付着
する背糊20を用紙間に押し込み、背糊20の接着面積
を広く確保するとともに、余剰の背糊20を掻き取り,
回収して材料効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製本、あるいは
単片帳票の丁合工程において、用紙束の背面に背糊を塗
工する背糊の塗工方法及び塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数枚の用紙を丁じ合わせる手
段として、複数枚の用紙を重ね合わせ、用紙束を作成
し、その用紙束の背面に背糊を塗工して、製本、あるい
は単片帳票の丁合を行なっていた。
【0003】図8,図9は従来の単片帳票を示すもの
で、4枚綴りの単片帳票1であれば、用紙1a〜1dの
天部に背糊2介して分離可能に丁じ合わされており、こ
の背糊2の塗工方法としては、例えば、図10に示すよ
うに、用紙を複数枚重ね合わせ、用紙束Pをクランプ装
置3により挾み付け、テーブル4上を矢印方向に搬送
し、背糊2を収容した糊トレイ5内に回動自在に支持さ
れている塗布ローラー6上を移動させ、この塗布ローラ
ー6により用紙束Pの背面に背糊2を塗布し、冷却用フ
ァン7により乾燥させるという方法が一般に用いられて
いる。
【0004】また、最近では、背糊2の塗布厚を調整す
るために、図11に示すように、糊トレイ5内にドクタ
ーローラー8を設置し、往路で用紙束Pの背面に塗布ロ
ーラー6により背糊2を塗布するとともに、復路で背糊
2の塗布厚をドクターローラー8により調整し、その
後、冷却ファン7により背糊2の冷却を行なうという方
法も実施されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
背糊の塗工方法として、塗布ローラー6を使用している
関係で、用紙間に背糊が入り込みづらく、しかも、塗布
厚が厚く、材料ロスが多いという問題点があった。
【0006】また、この対策として、ドクターローラー
8を使用する方法も試みられているが、この方法では、
用紙束Pを往復動させなければならず、また、用紙束P
の復路においては塗布ローラー6を下方向に移動制御し
なければならず、装置の構成が複雑なものとなり、工数
も多くかかり、作業が面倒であるという問題点があり、
この方法によっても、用紙間に背糊2を入り込ませるの
に十分ではなかった。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、製本、あるいは単片帳票を丁合する際、用
紙束の背面に接着剤等の背糊を塗工する背糊の塗工方法
及び塗工装置において、簡単な構成で、かつ、短時間で
背糊を用紙間に有効に入り込ませることを可能にした背
糊の塗工方法及び塗工装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る背糊の塗工方法は、複数枚の用紙をク
ランプした状態で塗布ローラー上を移動し、背糊を用紙
束の背面に塗布した後、塗布された背糊をドクターによ
り用紙間に押し込みながら背糊の不要分を掻き取ること
を特徴とする。
【0009】ここで、用紙束のクランプ工程は、複数枚
の用紙を重ね合わせ、所定厚みの用紙束とし、用紙束の
両側面を左右側からクランプ装置により挾み付け保持す
るが、このとき、用紙の糊付けを行なう背面をテーブル
上に当接させた状態でセットする。
【0010】次に、背糊の塗布工程は、糊を収容した糊
トレイに回動自在に支持されている塗布ローラー上をク
ランプ状態の用紙束を通過させることにより行なうが、
塗布ローラーの下半部分が糊トレイに収容されている糊
に浸漬しており、塗布ローラーの回動操作により用紙束
の背面に糊付けを行なう。
【0011】次いで、用紙間への背糊の含浸及び糊厚調
整を行なうドクターは、ドクターの上端が用紙束の背面
よりやや上方に位置し、用紙束の進行によりドクターの
先端が撓み、その反発力により用紙束に付着した背糊が
用紙の内面に入り込み、かつ余剰の背糊が掻き取られる
ことになる。
【0012】そして、ドクターを糊トレイ内に設置すれ
ば、糊トレイからドクターに熱が伝導され、不要の背糊
を有効に掻き取ることができ、スムーズに糊トレイ内に
回収できる。
【0013】その後、テーブル下方に設置した冷却用フ
ァンにより、用紙束の背面に塗布された背糊を冷却乾燥
する。
【0014】ここで、背糊の材料としては、ポリエチレ
ン樹脂等のホットメルト系接着剤を使用しても良く、そ
の場合は、固形のペレット状のものを糊トレイ内に収容
した後、ヒータ装置により所定温度に加熱して、液状の
ホットメルト糊を供給する。
【0015】また、アクリル樹脂等を主成分とした水系
エマルジョンタイプの背糊を使用しても良い。
【0016】次に、本発明方法に使用する塗工装置は、
背糊を収容する糊トレイと、糊トレイに回転自在に支持
される塗布ローラーと、用紙束の背面より上方にその先
端が突出するように設置されるバネ性を有する薄板から
なるドクターとから構成され、用紙束の搬送時、用紙束
の先端面にドクターが押圧され、ドクターのバネ復帰力
により用紙束の背面に塗布された背糊を用紙間に押し込
み、かつ、不要の背糊を掻き取ることを特徴とする。
【0017】ここで、ドクターの材質及び設置箇所は特
定しないが、材質としては、バネ性を備えた薄板であれ
ば良く、0.3〜1.5mm厚みの金属板が適してい
る。また、ドクターの設置箇所としては、糊トレイ内に
設置するのが良く、例えば、ドクターの下半部分を糊ト
レイ内面に固定し、上半部分が撓み性をもち、ドクター
の上端が用紙束の背面より0.1〜2mm程度突出した
位置に来るように取り付ければ良い。
【0018】そして、用紙束の搬送時、用紙束のコーナ
ー部により押圧され、その戻り応力により、ドクターの
上端縁が用紙束の背面に塗布された背糊を用紙内に押し
込むとともに、余剰の背糊を掻き取る機能をもつ。
【0019】上記、糊トレイ内に回動自在に設置される
塗布ローラーは、最下部から下半部分が常時液状の糊部
に浸漬しており、最上部付近で用紙束の背面に背糊を塗
工する。
【0020】また、ドクターは単一のバネ性薄板を使用
しても良いが、複数枚のバネ性薄板により構成すること
も可能である。
【0021】以上の構成から明らかなように、本発明方
法は、複数枚の用紙からなる用紙束をクランプした状態
で塗布ローラー上を移動させることにより、用紙束の背
面に接着剤を塗布するとともに、ドクターの反発力によ
り、背糊を用紙間に押し込むとともに、余剰の背糊を掻
き取り塗布厚を調整した後、背糊を冷却処理するという
ものであるから、背糊が用紙間に深く浸透し、用紙間の
接着強度を十分に確保することができるとともに、不要
な背糊を除去できるため、材料ロスが少なくなる。
【0022】更に、ドクターローラーを使用するものに
比べ、用紙束を往復動作させる必要がなく、往路のみの
スライド操作で足りる。
【0023】また、本発明に係る装置によれば、バネ性
薄板からなるドクターを取り付けるという簡単な構成で
足りる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る背糊の塗工方
法および塗工装置の実施形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明方法を適用して作成した単片
帳票を示す外観図、図2は同単片帳票の構成を示す断面
図、図3乃至図4は本発明方法に使用する背糊の塗工装
置を示す外観図並びに断面図、図5乃至図7は本発明方
法の要部工程を示す各断面図である。
【0026】まず、図1,図2において、本発明方法を
適用する単片帳票の構成について説明する。
【0027】図面において単片帳票10は、4枚綴りの
複写用紙A紙11,B紙12,C紙13,D紙14から
なり、各用紙11,12,13,14の表面には所定事
項が印刷されており、A紙11,B紙12,C紙13の
裏面には図示しない発色カプセルが塗布されているとと
もに、B紙12,C紙13,D紙14の表面には顕色剤
が塗布されている。
【0028】そして、この単片帳票10は、4枚の複写
用紙11,12,13,14の丁合せ縁部に接着剤(以
下背糊という)20が塗工されており、特に図2に示す
ように、各複写用紙11,12,13,14間に背糊2
0が深く入り込んでおり、背糊20の接着面積が広く、
不用意に用紙が分離したりすることがなく、取扱い特性
に優れている。
【0029】尚、用紙の種類については、上述した複写
用紙11〜14に限定されることなく、普通紙等、広範
囲に適用できる。
【0030】次いで、図3,図4において、本発明方法
に使用する背糊20の塗工装置30の全体に構成につい
て説明する。
【0031】図3は塗工装置の全体構成を示す外観図で
あり、図4は塗工装置の概略構成を示す断面図である。
【0032】まず、用紙束Pを支持するクランプ装置3
1がテーブル32上に位置しており、このクランプ装置
31はテーブル30上を往復動作できるようにスライダ
ー33が備わっている。
【0033】そして、テーブル32内には、液状の背糊
20を収容する糊トレイ40が設けられており、この糊
トレイ40内には背糊20を用紙束Pの背面に塗布する
塗布ローラー50が矢印方向に回動自在支持されている
とともに、糊トレイ40の後端側にドクター60が設け
られている。
【0034】更に詳しくは、塗布ローラー50は、最下
部から下半部分が液状の背糊20内に浸漬しており、回
動操作によりローラー50の外周面に付着した背糊20
がローラー50の最上部付近で用紙束Pの背面に糊付け
される。
【0035】上記ドクター60は、バネ性を有するバネ
性薄板からなり、例えば、厚み0.3〜1.5mmの金
属板が適しており、ドクター60は、図示するように下
半部分61が糊トレイ40の内壁面に固定されており、
支点軸62を境に上半部分63が矢印方向に撓む性質を
備え、ドクター60の上端64はテーブル32の基準面
(用紙束Pの背面P1 と同一面)より0.1〜2mm程
度上方に突出していることが特徴である。
【0036】尚、本実施形態では、背糊20としてポリ
エチレン樹脂等のホットメルト系接着剤を使用してお
り、固形のペレット状態のものを糊トレイ40内に供給
した後、ヒーター41により所定温度に加熱し、液状の
背糊20を得ることができ、ポリエチレン樹脂は、10
0℃で軟化しはじめ、180℃で安定した塗布が可能に
なる。
【0037】更に、糊トレイ40の後方側のテーブル3
2内には、冷却用ファン70が設置されており、テーブ
ル32には、冷却用エアを吹き出すエア吹出口34が設
けられている。
【0038】また、アクリル樹脂等の水系エマルジョン
タイプの接着剤を背糊として使用する場合には、ヒータ
ー装置41は不要になるが、冷却用ファン70に替えて
温風ファンを使用することが必要となる。
【0039】次いで、用紙束Pに背糊20を塗工する工
程について説明すると、用紙束Pの両側面をクランプ装
置31により支持して、スライダー33によりクランプ
装置31を可動操作して、用紙束Pをテーブル32上を
移動させて、塗布ローラー50を介して用紙束Pの背面
1 に背糊20を塗布する。
【0040】そして、図5に示すように、用紙束Pの先
端P2 がドクター60に位置したとき、用紙束Pの背面
1 よりドクター60の上端が上方に位置するため、用
紙束Pが搬送されれば、ドクター60の上半部分63
は、図6に示すように用紙束Pの進行側に撓む。
【0041】更に、用紙束Pの搬送を続行させ、ドクタ
ー60の上端63が用紙束Pの背面P1 に位置したと
き、ドクター60が支点軸62を境にして上半部分63
が元位置に復帰しようとする。そのときの反発力によ
り、図7に示すように、用紙束Pの背面P1 に付着した
背糊20を用紙間に押し込むとともに、余剰の背糊20
を掻き取る。
【0042】このとき、ドクター60が糊トレイ40に
取り付けられているため、糊トレイ40からドクター6
0に熱が有効に伝導され、加熱されたドクター60によ
り背糊20の掻き取り,回収をスムーズに行なうことが
できる。
【0043】その後、冷却用ファン70により背糊20
を冷却固化させてクランプ装置31を解除して、用紙束
Pを取り出し、セットバラ操作を行なえば、図1,図2
に示す単片帳票10が作成でき、図2に示すように、用
紙11,12,13,14間に深く背糊20が染み込ん
だ接着強度の良好な単片帳票10を作成することができ
る。
【0044】ここで、ドクター60のバネ力を調整する
手段としては、単一の薄板を使用するか、あるいは複数
枚の薄板を組み合わせてそのバネ力を調整する等の適宜
バリエーションを加えても良い。
【0045】このように、本発明によれば、塗布ローラ
ー50による背糊20の塗布工程後、バネ性薄板からな
るドクター60のバネ復帰力を利用して、背糊20の強
固な接着、材料の回収を行なうというものであり、背糊
20の接着面積を広く確保することにより、品質性能の
優れた単片帳票を提供することができ、かつ、簡単な装
置で量産できる等、量産性においても優れ、しかも、不
要な背糊を掻き取り、有効に回収する等、材料効率を高
めることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別な作用効果を有する。
【0047】(1)請求項1記載の本発明方法は、用紙
束の背面に塗布ローラーにより背糊を塗布し、その後、
ドクターにより背糊を用紙間に押し込むとともに、余剰
の背糊を除去するというものであるから、用紙間に背糊
が十分に浸透し、背糊の接着強度を高めるため、用紙が
不用意に脱落することがなく、品質性能の優れた帳票の
丁合、あるいは製本を行なうことができるという効果を
有する。
【0048】(2)請求項1記載の本発明方法は、用紙
束の背面に塗布ローラーにより背糊を塗布し、その後、
ドクターにより背糊を用紙間に押し込むとともに、余剰
の背糊を除去するというものであるから、従来のように
用紙間の接着に機能しない余剰の背糊を除去することに
より、材料の有効利用が図れるとともに、冷却固化工
程、あるいは乾燥工程も短縮化できるという効果を有す
る。
【0049】(3)請求項1記載の本発明方法は、用紙
束の背面に塗布ローラーにより背糊を塗布し、その後、
ドクターにより背糊を用紙間に押し込むとともに、余剰
の背糊を除去するというものであるから、ドクターロー
ラーを使用する方法のように用紙束を往復動作させる必
要がなく、用紙束の往路操作だけで済み、塗工工程が短
縮化できるという効果を有する。
【0050】(4)請求項2記載の本発明方法は、ドク
ターを糊トレイ内に設置するというものであるから、ド
クターに糊トレイからの熱が伝導され、余剰の背糊を有
効に掻き取ることができ、しかも、スムーズに糊トレイ
内に回収でき、作業性がより向上するという効果を有す
る。
【0051】(5)請求項3記載の本発明による塗工装
置は、用紙間に背糊を充分に浸透させ、かつ余剰の背糊
を掻き取り,回収する機能をもつドクターをバネ性薄板
で構成するという簡単な構成であるから、実用性に優れ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を使用して作製した単片帳票を示す
斜視図。
【図2】図1の単片帳票の丁合部分を示す断面図。
【図3】本発明方法に使用する塗工装置の外観図。
【図4】図3に示す塗工装置の概略構成を示す断面図。
【図5】本発明方法の一工程を示すもので、用紙束とド
クターとが当接する状態を示す断面図。
【図6】本発明方法の一工程を示すもので、ドクターの
反発初期の状態を示す断面図。
【図7】本発明方法の一工程を示すもので、ドクターの
反発完了時の状態を示す断面図。
【図8】従来の単片帳票を示す斜視図。
【図9】従来の単片帳票の丁合部分を示す断面図。
【図10】従来の背糊塗工方法を示す説明図。
【図11】従来の背糊塗工方法を示す全体図。
【符号の説明】
10 単片帳票 11,12,13,14 複写用紙 20 背糊 30 塗工装置 31 クランプ装置 32 テーブル 40 糊トレイ 41 ヒータ装置 50 塗布ローラー 60 ドクター 70 冷却用ファン P 用紙束 P1 背面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙をクランプした状態で塗布
    ローラー上を移動し、背糊を用紙束の背面に塗布した
    後、塗布された背糊をドクターにより用紙間に押し込み
    ながら背糊の不要分を掻き取ることを特徴とする背糊の
    塗工方法。
  2. 【請求項2】 ドクターが糊トレイ内に設置されること
    により、糊トレイからドクターに熱が伝導され、不要の
    背糊を有効に掻き取り、糊トレイ内に回収することを特
    徴とする請求項1記載の背糊の塗工方法。
  3. 【請求項3】 複数枚の用紙をクランプした状態で用紙
    束の背面に背糊を塗工する背糊の塗工装置において、 前記塗工装置は、背糊を収容する糊トレイと、糊トレイ
    に回転自在に支持される塗布ローラーと、用紙束の背面
    より上方にその先端が突出するように設置されるバネ性
    を有する薄板からなるドクターとから構成され、用紙束
    の搬送時、用紙束の先端面にドクターが押圧され、ドク
    ターのバネ復帰力により用紙束の背面に塗布された背糊
    を用紙間に押し込み、かつ、不要の背糊を掻き取ること
    を特徴とする背糊の塗工装置。
  4. 【請求項4】 ドクターが糊トレイに設置されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の背糊の塗工装置。
  5. 【請求項5】 ドクターが金属薄板で構成されているこ
    とを特徴とする請求項3,4記載の背糊の塗工装置。
JP4610197A 1997-02-28 1997-02-28 背糊の塗工方法及び塗工装置 Withdrawn JPH10236718A (ja)

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