JPH10236408A - 製袋包装機における物品押し込み装置 - Google Patents

製袋包装機における物品押し込み装置

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JPH10236408A
JPH10236408A JP9062377A JP6237797A JPH10236408A JP H10236408 A JPH10236408 A JP H10236408A JP 9062377 A JP9062377 A JP 9062377A JP 6237797 A JP6237797 A JP 6237797A JP H10236408 A JPH10236408 A JP H10236408A
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B2210/00Specific aspects of the packaging machine
    • B65B2210/10Means for removing bridges formed by the material or article, e.g. anti-clogging devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーマーにより帯状フィルムを折り畳んで
包装袋を成形しながら、該袋に物品を投入して包装する
製袋包装機において、上記包装袋に物品を投入するシュ
ート内での詰まりを、小型で軽量なアーム部材を用いて
防止する。 【解決手段】 後部にスカート状に拡開したフィルム案
内部6aを有るフォーマー6の後部上方に、前方へ回動
してシュート7内に突入することにより該シュート7内
における物品の詰まりを解消させるアーム部材24を配
置すると共に、このアーム部材24の移動軌跡を、駆動
リンク23と円弧状のガイド穴26aを有するカムプレ
ート26とによって設定することにより、上記フォーマ
ー6が後方に大きく拡開するフィルム案内部6aを有す
る大型のものである場合にも、該フォーマー6の案内部
6aとアーム部材24との干渉を回避しながら、その先
端部24cを最適の経路を通過させてシュート7内に突
入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状フィルムから
包装袋を形成しながら物品を包装する製袋包装機に備え
られる物品押し込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実公平3−1362号公報に開示
されているように、帯状のフィルムをロールから繰り出
して下方に移送しながら筒状体を形成すると共に、その
筒状体の下端部をシールした後、物品を投入し、その
後、該物品投入部の上方もシールすることにより、包装
袋を形成しながら、その袋内に物品を封入する製袋包装
機が知られている。
【0003】この製袋包装機には、図6に示すように、
後部にスカート状に拡開するフィルム案内部A1を有す
るフォーマーAが備えられ、該フォーマーAにより、ロ
ールから繰り出された帯状のフィルムBを上記案内部A
1で案内しながら、その両側部が重なり合うように折り
畳んで筒状体Cを成形し、その後、この筒状体Cの互い
に重ね合わされた両側部を縦シール装置(図示せず)に
より溶着すると共に、横シール装置(図示せず)により
幅方向にも溶着して、包装袋を形成するようになってい
る。
【0004】そして、このフォーマーAに上方から突入
するように物品投入用のシュートDが配置され、上記横
シール装置により下端部がシールされた包装袋に上方か
ら物品を投入すると共に、その投入部の上方を横シール
装置により幅方向にシールして該物品投入部を封鎖し、
その後、その封鎖部の上方を切断することにより、所定
量の物品が封入された商品を製造するようになってい
る。
【0005】ところで、上記のような製袋包装機におい
ては、下端部がシールされた袋にシュートDを介して物
品を投入するときに、その物品の大きさや性状によって
は該物品がシュートD内で詰まって包装袋内に落下しな
い場合が生じ得る。この場合、内容量の少ない商品が製
造されたり、次の包装袋に前回供給時にシュートD内で
詰まっていた物品も落下して内容量が多すぎる商品が製
造されたりする等の不具合が発生することになる。
【0006】これに対しては、シュート内に詰まった物
品を強制的に包装袋内に落下させる物品押し込み装置を
設けることがある。
【0007】この装置は、図6に示すように、初期位置
において基部E1から上方へ延びる第1アーム部E2
と、その先端から前方へ延びる第2アーム部E3とを有
し、全体形状がほぼL字状に屈曲したアーム部材Eを上
記フォーマーAの後部上方に配置すると共に、このアー
ム部材Eを回動させるモーター等の駆動手段Fを備えた
構成で、実線で示す初期位置から前方へ回動させたとき
に、鎖線で示すように、上記第2アーム部E3がシュー
トD内に突入することにより、該シュートD内に詰まっ
ている物品を包装袋内に確実に落下させるようにしたも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の物品
押し込み装置を備える場合、そのレイアウトに関して次
のような問題が発生することがある。
【0009】つまり、この装置は、図6に示すように、
フォーマーAやシュートDの後方に配置され、アーム部
材Eが上記フォーマーAの後部上方でほぼ起立した姿勢
から前方へ回動することにより、その第2アーム部E3
がシュートD内に突入するように配置されるが、その場
合に、シュートD内の詰まりを効果的に解消させて物品
を確実に包装袋内に落下させるためには、アーム部材E
における第2アーム部E3の先端部E3′が、鎖線アで
示すように、シュートDにおける上端開口部の後部エッ
ジ部D′の近傍を通過して該シュートD内に突入するこ
とが望ましく、また、シュートD内に突入した状態で
は、鎖線イで示すように、該先端部E3′がシュートD
の中心部に位置することが望ましいのである。
【0010】したがって、このアーム部材Eを基端部E
1の支点を中心とする単純な回転運動により上記のよう
に移動させる場合、その回転中心eは、上記鎖線ア,イ
で示す位置を結ぶ線分xの垂直2等分線y上に設定しな
ければならないことになる。
【0011】一方、上記フォーマーAは、上記のよう
に、後部にスカート状に拡開したフィルム案内部A1を
有し、したがって、上記アーム部材Eはこの案内部A1
と干渉しないように配置されることになるが、この干渉
を避け、しかも上記垂直2等分線y上にアーム部材Eの
回転中心eを設定しようとすると、比較的幅の狭い包装
袋を作る場合であってフォーマーの後方への拡開部が比
較的小さい場合には、上記アーム部材Eの回転中心eを
シュートDに近接させることができるが、図示のよう
に、幅の広い包装袋を形成する場合であってフォーマー
Aのフィルム案内部A1が後方に大きく拡開している場
合には、アーム部材Eの回転中心eをシュートDからか
なり離れた位置に設けなければならないことになる。
【0012】そして、この場合、アーム部材Eの第1ア
ーム部E2が長くなり、これに伴って該アーム部材Eの
重量も重くなるから、これを初期位置とシュートDへの
突入位置との間で周期的に往復させる際の駆動手段Fに
掛る負荷が著しく大きくなり、該駆動手段Fとして大容
量のモーターが必要となったり、包装動作の高速化が妨
げられたりすることになる。
【0013】本発明は、製袋包装機における上記のよう
な問題を解消し、比較的小型軽量のアーム部材で、シュ
ート内における物品の詰まりを効果的に解消することが
できる物品押し込み装置を実現することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような手段を用いたことを特徴とす
る。
【0015】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、後部にスカート状に拡開したフィ
ルム案内部を有し、該案内部に沿って供給される帯状フ
ィルムを両側部が重なるように折り畳んで筒状に成形す
るフォーマーと、この筒状に折り畳まれたフィルムの所
定部位を溶着して包装袋を形成するシール手段と、上記
フォーマーに設けられて包装袋に物品を投入するシュー
トとを有する製袋包装機における物品押し込み装置に関
するもので、初期位置において基部から上方に延びる第
1アーム部とその先端から前方へ延びる第2アーム部と
を有すると共に、上記フォーマーの後部上方に配置され
て前方へ回動したときに第2アーム部が上記シュート内
に突入するアーム部材と、該アーム部材を所定の軌跡に
沿って回動させるガイド機構と、該ガイド機構を介して
アーム部材を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴と
する。
【0016】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明において、ガイド機構を、
アーム部材の基部に設けられた駆動用支点に先端部が連
結されて駆動手段により揺動される駆動リンクと、該ア
ーム部材における上記駆動用支点の近傍位置に設けられ
た案内用支点を円弧状経路に沿って移動させる案内カム
とで構成したことを特徴とする。
【0017】さらに、請求項3に係る発明(以下、第3
発明という)は、同じく第1発明において、ガイド機構
を、アーム部材の基部に設けられた駆動用支点に先端部
が連結されて駆動手段により揺動される駆動リンクと、
該アーム部材における上記駆動用支点の近傍位置に設け
られた案内用支点に先端部が連結されて基端部を中心と
して揺動することにより、その揺動支点を中心とする円
弧状経路に沿ってアーム部材の案内用支点を移動させる
案内リンクとで構成したことを特徴とする。
【0018】そして、請求項4に係る発明(以下、第4
発明という)は、上記第1発明〜第3発明のいずれかに
おいて、ガイド機構を、アーム部材の初期位置から前方
への回動時に、該アーム部材の第2アーム部の先端がシ
ュートの上端開口部の後部エッジ近傍を通過して該シュ
ート内に突入するように、該アーム部材を案内する構成
としたことを特徴とする。
【0019】上記のように構成することにより、本願各
発明によればそれぞれ次の作用が得られる。
【0020】まず、第1発明によれば、フォーマーの後
部上方に配置されたアーム部材を回動させて、その先端
側の第2アーム部をシュート内に突入させる際に、該ア
ーム部材を駆動手段によりガイド機構を介して駆動する
ように構成したので、該ガイド機構の構造に応じてアー
ム部材を所望の軌跡に沿って移動させることが可能とな
る。
【0021】したがって、例えば上記フォーマーとして
大型のものが用いられる場合にも、アーム部材を小型化
しながら該フォーマーとの干渉を避け、しかも、該アー
ム部材の第2アーム部の先端を、シュート内の詰まりを
解消させる上で最も効果的な経路を通過させて該シュー
ト内に突入させることが可能となる。
【0022】そして、第2発明によれば、上記第1発明
の作用が、駆動リンクと案内カムとで構成されるガイド
機構を用いることにより、また、第3発明によれば、同
じく駆動リンクと案内リンクとで構成されるガイド機構
を用いることにより、いずれも簡素な構成で確実に実現
されることになる。
【0023】さらに、第4発明によれば、アーム部材が
初期位置から前方へ回動して第2アーム部がシュート内
に突入するときに、その先端が該シュートの上端開口部
の後部エッジ近傍を通過して突入することになり、した
がって、該シュート内に物品が詰まっているときに、こ
の詰まりが効果的に解除されて包装袋内に確実に落下さ
れることになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0025】図1に示すように、この実施の形態に係る
製袋包装機1は箱状の機枠2を有し、その後部にフィル
ムロールaの受け部3が設けられていると共に、該受け
部3から機枠2の前部にかけて架設されたフレーム4に
は、上記受け部3のロールaから繰り出された帯状のフ
ィルムbを案内する複数のローラ5…5が配設されてい
る。
【0026】また、機枠2の前部には、上記フィルムb
の両側縁部を重ねるように折り畳むフォーマー6と、該
フォーマー6を上下に貫通するように設けられたシュー
ト7とが配設されている。
【0027】これらのうち、上記フォーマー6は、後部
にスカート状に拡開するフィルム案内部6aを有し、該
案内部6aに沿って前方へ供給されるフィルム6を前部
の折り畳み部6bで左右の両側縁部が互いに重なり合う
ように折り畳むようになっている。また、上記シュート
7は、上部が物品供給装置Xから供給される物品を受け
入れるように上端が広く開口された円錐部7aと、その
下端に連続して下方に延びる円筒部7bとで構成されて
いる。
【0028】そして、該シュート7の円筒部7bの両側
方(一方のみ図示)には、フィルムbを下方に移送する
フィルム送り装置8が、また、同じくシュート7の円筒
部7bの前方には上記フォーマー6により折り畳まれた
フィルムbの互いに重なった両側縁部を溶着して筒状体
cを形成する縦シール装置9が配置されている。
【0029】さらに、上記シュート7の下方には、筒状
体cを前後から挟持して幅方向に溶着することにより物
品が投入された包装袋の上端部を封鎖すると共に次の袋
の底部を形成し、かつ両溶着部の中間で切断することに
より、物品が封入された袋を分離する横シール装置10
が配設されている。
【0030】以上の構成に加え、この包装機1には、上
記シュート7内における物品の詰まりを解消する物品押
し込み装置20が備えられており、次に、この押し込み
装置20について説明する。
【0031】図2に示すように、機枠2の前部上面に
は、上記フォーマー6とシュート7と支持部材11を用
いて取り付けられていると共に、該フォーマー6の後部
のスカート状に拡開するフィルム案内部6aの上方に位
置するように、架台12を介して物品押し込み装置20
が設置されている。
【0032】この押し込み装置20は、図2〜図4に示
すように、ベース部材21上に設置されたロータリシリ
ンダ22と、該シリンダ22の駆動軸22aに取り付け
られた駆動リンク23と、該駆動リンク23により駆動
されるアーム部材24と、上記ベース部材21の縦面2
1aにボルト25…25を用いて取り付けられて、上記
アーム部材24を所定の軌跡に沿って作動させるように
案内するカムプレート26とを有する。
【0033】上記アーム部材24は、初期位置において
基部24aから上方へ延びる第1アーム部24bと、該
第1アーム部21bの先端からほぼ直角に屈曲して前方
へ延びる弓状の第2アーム部24cとを有し、これらに
よりほぼL字状をなしていると共に、上記基部24aに
は後方への延長部24dが設けられている。
【0034】そして、上記ロータリシリンダ22の駆動
軸22aに取り付けられた駆動リンク23の先端部が、
ピン部材27を介してアーム部材24の基部24aに回
動自在に連結されていると共に、該アーム部材24の延
長部24dの後端にはローラ28が取り付けられ、該ロ
ーラ28が上記カムプレート26に設けられた円弧状の
ガイド穴26aに係合されている。
【0035】したがって、アーム部材24は、基部24
aが駆動リンク23の先端が描く円弧上を移動し、延長
部24dの後端が上記カムプレート26の円弧状ガイド
穴26aに沿って移動することになり、これにより、該
アーム部材24の全体が所定の軌跡に沿って移動するよ
うになっている。
【0036】つまり、アーム部材24は、図2に実線で
示すフォーマー6におけるフィルム案内部6aの上方の
初期位置での起立姿勢から前方へ回動し、第2アーム部
24cがシュート7内に突入するように回動すると共
に、そのときに、該第2アーム部24cの先端部24
c′が、鎖線ウで示すように、シュート7の円錐部7a
における上端開口部の後部エッジ部7cの近くを通過し
て該シュート7内に突入すると共に、該シュート7内に
突入した状態では、鎖線エで示すように、該先端部24
c′がシュート7の中心部に位置するように、その回動
時の軌跡が設定されている。
【0037】なお、図2に示すように、カムプレート2
6には、アーム部材24に当接して、該アーム部材24
の回動を所定の初期位置とシュート7内への突入位置と
で規制するストッパ部材29,30が取り付けられてい
る。
【0038】次に、この製袋包装機1の作動を説明す
る。
【0039】機枠2の後部のロール受け部3に支持され
たロールaから繰り出される帯状のフィルムbは各ガイ
ドローラ5…5に案内されて機枠2の前部に移送され、
最前に位置するガイドローラ5′からフォーマー6の後
部のスカート状に拡開されたフィルム案内部6a上に供
給されると共に、該フォーマー6の前部の折り畳み部6
bで左右両側部が内側に折り曲げられてその側縁部が互
いに重ね合わされる。そして、このフィルムbは、送り
装置8によりシュート7の下部の筒状部7bを囲む状態
で下方に移送されると共に、重ね合わされた両側縁部が
縦シール装置9によってシールされて筒状体cに形成さ
れる。
【0040】また、この筒状体cは、シュート7の下方
の横シール装置10により幅方向にシールされ、底部が
封鎖された状態で、物品供給装置Xから供給される物品
がシュート7内を通って投入される。そして、その投入
部の直上方が幅方向にシールされて該筒状体cの物品投
入部が完全に封鎖されると共にその上方で切断され、こ
れにより、包装袋に物品が封入されてなる製品が製造さ
れて下方に排出される。また、これと同時に上方に位置
する後続の筒状体cの底部が封鎖され、次の物品の投入
に備えられる。
【0041】このように、物品供給装置Xから所定量の
物品が一定の周期で間欠的にシュート7内に投入され、
これが順次包装袋に封入されて、製品が連続的に生産さ
れることになるが、その場合に、上記物品供給装置Xか
らシュート7内への物品の投入動作に同期して物品押し
込み装置20が作動し、シュート7内に物品が供給され
た直後に、該装置20におけるアーム部材24が前方に
回動して、その先端側の第2アーム部24cが該シュー
ト7内に突入する。
【0042】したがって、物品の大きさや性状によって
は、該物品が上記物品供給装置Xから供給されたとき
に、シュート7の特に径が細くなる円錐部7a内で詰ま
ることがあるが、上記アーム部材24の回動によりその
詰まりが解消され、供給装置Xから供給された物品は、
その全量が底部がシールされた筒状体c内に投入される
ことになる。
【0043】その場合に、上記アーム部材24は、第2
アーム部24cがシュート7内に突入するときに、その
先端部24c′が該シュート7の上端開口部の後部エッ
ジ7cの近傍を通過すると共に、シュート7内では、該
先端部24c′がシュート7の中心部に位置するように
突入するので、該シュート7内に物品が詰まっても、こ
の詰まりが効果的に解除されて、物品が確実に筒状体c
内に落下されることになる。
【0044】そして、特に上記の構成によれば、アーム
部材24は、駆動リンク23の先端部の揺動軌跡と、カ
ムプレート26に設けられたガイド穴26aの形状とに
よって回動時の軌跡が設定されるから、図例のようにフ
ォーマー6として、後部のフィルム案内部6bがスカー
ト状に大きく拡開する場合でも、該アーム部材24とフ
ィルム案内部6aとの干渉を回避し、かつ、該アーム部
材24の大型化を抑制しながら、上記のように第2アー
ム部24cがシュート7の上端開口部の後部エッジ7c
の近傍を通過する最適の軌跡で回動させることが可能と
なるのである。
【0045】なお、図5は、本発明の第2の実施の形態
に係る物品押し込み装置を示すもので、次に、この装置
120について説明すると、この装置120も、ベース
部材121上に設置されたロータリシリンダ122と、
該シリンダ122の駆動軸122aに取り付けられた駆
動リンク123と、該駆動リンク123により駆動され
るアーム部材124とを有する。
【0046】そして、該アーム部材124は、前記実施
の形態に係るアーム部材24と同様に、初期位置におい
て基部124aから上方へ延びる第1アーム部124b
と、該第1アーム部121bの先端からほぼ直角に屈曲
して前方へ延びる弓状の第2アーム部124cとを有
し、これらによりほぼL字状をなしていると共に、上記
基部124aには後方への延長部124dが設けられて
おり、さらに、上記基部124aに、上記ロータリシリ
ンダ122の駆動軸122aに取り付けられた駆動リン
ク123の先端部が回動自在に連結されている。
【0047】そして、この実施の形態に係る押し込み装
置120においては、上記ベース部材121に基端部が
揺動自在に支持された案内リンク125が備えられてい
ると共に、この案内リンク125の先端の揺動端に上記
アーム部材124の延長部124dの後端が回動自在に
連結されている。
【0048】したがって、この押し込み装置120によ
れば、アーム部材124は、基部124aが駆動リンク
123の先端が描く円弧上を移動し、延長部124dの
後端が上記案内リンク125の先端が描く円弧上を移動
することになって、これらにより、該アーム部材24の
全体の移動軌跡が決定されることになる。
【0049】これにより、この実施の形態に係る押し込
み装置120によっても、アーム部材124の前方への
回動時に、第2アーム部124cの先端が、シュート7
の円錐部7aにおける上端開口部の後部エッジ部7cの
近くを通過して該シュート7内に突入すると共に、該シ
ュート7内に突入した状態で該先端部24c′をシュー
ト7の中心部に位置するように、その回動時の軌跡を設
定することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明に係る製袋包装機の
物品押し込み装置によれば、後部にスカート状に拡開し
たフィルム案内部を有し、帯状のフィルムを両側部が重
なり合うように折り畳むフォーマーと、このフォーマー
内を通過して上記フィルムで成形された筒状体内に物品
を投入するシュートとを有する製袋包装機において、上
記フォーマーのフィルム案内部の上方に配置され、前方
へ回動して上記シュート内に突入することにより該シュ
ート内における物品の詰まりを解消させるアーム部材を
設けると共に、このアーム部材を所定の軌跡に沿って回
動させるガイド機構を備えたので、該ガイド機構の構造
に応じてアーム部材を所望の軌跡に沿って移動させるこ
とが可能となる。
【0051】これにより、例えば上記フォーマーとして
大型のものが用いられる場合にも、アーム部材を小型化
しながら該フォーマーとの干渉を避け、しかも、該アー
ム部材を、シュート内の詰まりを解消させる上で最も効
果的な経路を通過させて該シュート内に突入させること
が可能となり、該アーム部材の軽量化ないし作動の高速
化等を実現しながら、シュート内における物品の詰まり
に起因する不具合を確実に防止することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る製袋包装機の側面
図である。
【図2】 同包装機における物品押し込み装置の拡大側
面図である。
【図3】 図2のa−a線で切断した断面図である。
【図4】 同じくb−b線で切断した断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る物品押し込
み装置の側面図である。。
【図6】 従来の物品押し込み装置の側面図である。
【符号の説明】
1 製袋包装機 6 フォーマー 7 シュート 20,120 物品押し込み装置 22,122 駆動手段(ロータリシリンダ) 23,123 駆動リンク 26 案内カム(カムプレート) 125 案内リンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部にスカート状に拡開したフィルム案
    内部を有し、該案内部に沿って供給される帯状フィルム
    を両側部が重なるように折り畳んで筒状に成形するフォ
    ーマーと、この筒状に折り畳まれたフィルムの所定部位
    を溶着して包装袋を形成するシール手段と、上記フォー
    マーに設けられて包装袋に物品を投入するシュートとを
    有する製袋包装機における物品押し込み装置であって、
    初期位置において基部から上方に延びる第1アーム部と
    その先端から前方へ延びる第2アーム部とを有すると共
    に、上記フォーマーの後部上方に配置され、前方へ回動
    したときに第2アーム部が上記シュート内に突入するア
    ーム部材と、該アーム部材を所定の軌跡に沿って回動さ
    せるガイド機構と、該ガイド機構を介してアーム部材を
    駆動する駆動手段とを有することを特徴とする製袋包装
    機における物品押し込み装置。
  2. 【請求項2】 ガイド機構は、アーム部材の基部に設け
    られた駆動用支点に先端部が連結されて駆動手段により
    揺動される駆動リンクと、該アーム部材における上記駆
    動用支点の近傍位置に設けられた案内用支点を円弧状経
    路に沿って移動させる案内カムとで構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の製袋包装機における物品
    押し込み装置。
  3. 【請求項3】 ガイド機構は、アーム部材の基部に設け
    られた駆動用支点に先端部が連結されて駆動手段により
    揺動される駆動リンクと、該アーム部材における上記駆
    動用支点の近傍位置に設けられた案内用支点に先端部が
    連結されて基端部を中心として揺動することにより、そ
    の揺動支点を中心とする円弧状経路に沿ってアーム部材
    の案内用支点を移動させる案内リンクとで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の製袋包装機におけ
    る物品押し込み装置。
  4. 【請求項4】 ガイド機構は、アーム部材の初期位置か
    ら前方への回動時に、該アーム部材の第2アーム部の先
    端がシュートの上端開口部の後部エッジ近傍を通過して
    該シュート内に突入するように、該アーム部材を案内す
    る構成とされていることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の製袋包装機における物品押し込
    み装置。
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