JPH10236236A - 部品取付用ブラケット - Google Patents

部品取付用ブラケット

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JPH10236236A
JPH10236236A JP3925197A JP3925197A JPH10236236A JP H10236236 A JPH10236236 A JP H10236236A JP 3925197 A JP3925197 A JP 3925197A JP 3925197 A JP3925197 A JP 3925197A JP H10236236 A JPH10236236 A JP H10236236A
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Sei Gennai
聖 源内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケット本体の軽量化と剛性向上との両立
を図る。 【解決手段】 ブラケット本体10を構成する第1平板
部材11と第2平板部材12とは重合して接合してあっ
て、それぞれには補強用のビード部15,16を長さ方
向に外側に向けて膨出成形してあるためブラケット本体
10の断面2次モーメントを大きくすることができ、し
かも、ビード部15,16はブラケット本体10の幅方
向中心Xを中心として線対称に設けてあるため、断面2
次モーメント中立軸Oがブラケット本体10の板面と平
行となって捩れ変形が生じることがなく、この結果、第
1,第2平板部材11,12の板厚を薄くしてブラケッ
ト本体10の板厚増大を伴うことなく強度剛性を高めら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用部品をはじ
めとして、各種の部品を相手側部材に取付ける際に用い
られるブラケットに関し、とりわけ、ブラケット本体を
2枚の平板部材を重合して接合して構成した部品取付用
ブラケットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車用部品、例えば
車体ルーフ上に配設されるルーフラックの取付けに用い
られるブラケットとして、従来、実開平2−90161
号公報や実開平3−8943号公報に示されるものが知
られているが、これらは何れも、ルーフパネルのルーフ
ラック取付部と、ルーフ骨格部材であるルーフサイドレ
ール又はルーフボウとに跨って1枚パネル材からなるブ
ラケットを固設し、ルーフラックに作用する荷重をこの
ブラケットを介してルーフ骨格部材に荷重負担させよう
とするものである。
【0003】従って、ブラケットには荷重伝達部材とし
ての所要の剛性が要求され、その対策としてブラケット
の板厚増大や、ブラケットに補強用のビード部を形成す
る等の手段が講じられるが、パネル材板厚を増大するの
では重量的におよびコスト的に不利となってしまい、ま
た、補強用のビード部を設ける場合には一枚パネル材に
ビード部を形成して断面2次モーメントを大きくするの
にも限界があって、軽量でかつ強度剛性の高いブラケッ
トを得ることは難しい。
【0004】そこで、本発明は簡単な構造によって軽量
で、かつ、十分な強度剛性が得られる部品取付用ブラケ
ットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、ブ
ラケット本体を第1平板部材と第2平板部材とを重合し
て接合して形成し、これら第1平板部材と第2平板部材
のそれぞれに補強用のビード部を一方向に互いに外側へ
向けて膨出成形すると共に、該ブラケット本体の前記ビ
ード部を横切る方向の断面2次モーメント中立軸をブラ
ケット本体の板面と平行となるように設定したことを特
徴としている。
【0006】請求項2にあっては、請求項1に記載の第
1平板部材および第2平板部材の各ビード部を、ブラケ
ット本体の幅方向中心を中心として線対称に該ブラケッ
ト本体の長手方向に形成したことを特徴としている。
【0007】請求項3にあっては、請求項2に記載の第
1平板部材および第2平板部材のビード部と平行な各幅
方向両側縁には、それぞれ同一方向に向けてフランジを
曲折成形したことを特徴としている。
【0008】請求項4にあっては、請求項1〜3に記載
の断面2次モーメント中立軸を第1平板部材と第2平板
部材との重合面上に設定したことを特徴としている。
【0009】請求項5にあっては、請求項3に記載の第
1平板部材および第2平板部材の各ビード部をブラケッ
ト本体の幅方向中心線上に形成し、かつ、フランジの曲
折方向と反対側に向けて膨出成形した一方のビード部の
突出高さを他方のビード部よりも高く形成したことを特
徴としている。
【0010】請求項6にあっては、請求項3に記載のフ
ランジの曲折方向と反対側に向けて膨出成形したビード
部を、他方のビード部よりも個数を多く形成したことを
特徴としている。
【0011】請求項7にあっては、請求項1〜6に記載
のブラケット本体が自動車の車体ルーフ上に配設される
ルーフラックの固定用ブラケットであって、第1平板部
材はその一側に上向きに曲折成形されてルーフパネル内
面に重合され、該ルーフパネル面上のルーフラックを締
結固定する取付片を備えている一方、第2平板部材はそ
の一側に第1平板部材の取付片と反対側に下向きに曲折
成形され、ルーフサイドレールに重合して締結固定され
る取付片を備え、かつ、これら第1平板部材と第2平板
部材の各ビード部をそれぞれ取付片の折曲線を跨いで該
折曲線と直交する方向に形成したことを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の効果】請求項1によれば、ブラケット本体の第
1平板部材と第2平板部材とにはそれぞれ補強用のビー
ド部を一方向に外側へ向けて膨出成形してあるため、該
ブラケット本体のビード部と交差する方向の曲げ荷重に
対しては、該ブラケット本体の断面2次モーメントはビ
ード部の高さ寸法の2乗に比例して一段と大きくするこ
とができて大きな抗力を得ることができることは勿論、
この断面2次モーメントの中立軸をブラケット本体の板
面と平行となるように設定してあるため、ブラケット本
体がビード部と交差する方向に捩れ変形することがな
い。
【0013】従って、第1平板部材および第2平板部材
の板厚を薄くして、ブラケット本体の板厚を増大しなく
ても該ブラケット本体の強度剛性を著しく高めることが
でき、ブラケット本体の軽量化と剛性向上との両立を図
ることができる。
【0014】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、第1平板部材および第2平板部材の各ビード部は、
ブラケット本体の幅方向中心を中心として線対称に該ブ
ラケット本体の長手方向に形成してあるため、ブラケッ
ト本体のビード部を横切る方向の断面2次モーメント中
立軸をブラケット本体と平行に設定する場合に、前記ビ
ード部の形成位置を適正に設定するだけで容易に実施す
ることができる。
【0015】請求項3によれば、請求項1,2の効果に
加えて、第1平板部材と第2平板部材の各幅方向両側縁
にはフランジを同一方向に向けて曲折成形してあるた
め、ブラケット本体の強度剛性をより一層高めることが
できる。
【0016】請求項4によれば、請求項1〜3の効果に
加えて、ブラケット本体の断面2次モーメントの中立軸
を第1平板部材と第2平板部材との重合面上に設定して
あるため、第1平板部材側と第2平板部材側への曲げ荷
重に対して抗力を均等にすることができて、ブラケット
本体の曲げ抗力の偏寄りをなくして強度的性能の向上を
図ることができる。
【0017】請求項5によれば、請求項3の効果に加え
て、第1平板部材と第2平板部材のビード部の形成位置
の設定と、フランジの曲折方向に関連して一方のビード
部の高さ寸法を調整することによって、ブラケット本体
の断面2次モーメントの中立軸を容易にこれら第1平板
部材と第2平板部材との重合面上に設定することができ
て、ブラケット本体の強度的性能の向上を図ることがで
きる。
【0018】請求項6によれば、請求項3の効果に加え
て、フランジの曲折方向に関連して一方のビード部の形
成個数を調整することによって、ブラケット本体の断面
2次モーメントの中立軸を容易に第1平板部材と第2平
板部材との重合面上に設定することができて、ブラケッ
ト本体の強度的性能の向上を図ることができる。
【0019】請求項7によれば、請求項1〜6の効果に
加えて、第1平板部材の取付片と第2平板部材の取付片
とが、ブラケット本体の一側部でこれら第1,第2平板
部材の開き方向に曲折成形され、ルーフパネルとルーフ
サイドレールとに互いに分れて結合されてルーフパネル
上のルーフラックからの荷重を受ける構造であっても、
第1平板部材と第2平板部材のビード部を各取付片の折
曲線を跨いで該折曲線と直交して形成してあるため、ブ
ラケット本体の強度剛性を些かも損なうことがなく、ル
ーフラックに作用する荷重をルーフサイドレールに確実
に負担させることができてルーフラックの支持剛性,取
付剛性を一段と高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態をブラケ
ット本体として自動車のルーフラック取付用のブラケッ
トを例に採って図面と共に詳述する。
【0021】図1〜3において、1はルーフサイドの前
後方向骨格部材を構成するルーフサイドレールで、ルー
フサイドレールインナ2とルーフサイドレールアウタ3
とで閉断面に形成してある。
【0022】4はルーフパネルで、該ルーフパネル4の
側縁部はルーフサイドレールアウタ3に接合したドリッ
プチャンネル5に接合固定してあり、該ルーフパネル4
の両側部上にルーフラック6を前後方向に配設してあ
る。
【0023】10は前記ルーフラック6をルーフパネル
4上に取付けるためのブラケット本体を示し、該ブラケ
ット本体10は第1平板部材11と第2平板部材12と
を重合して、スポット溶接によって接合して形成してあ
る。
【0024】第1平板部材11と第2平板部材12はブ
ラケット本体10の一側部において互いに反対向きに、
つまり、第1平板部材11の一側は上向きに、また、第
2平板部材12は下向きにそれぞれ曲折して取付片11
a,12aを形成してある。
【0025】取付片11aはルーフパネル4の内面に重
合して、該ルーフパネル4を挾んで前述のルーフラック
6をボルト・ナット13によって締結固定してある一
方、取付片12aはルーフサイドレール1のルーフサイ
ドレールインナ2に重合してボルト・ナット14によっ
て締結固定して、ルーフラック6に作用する荷重をブラ
ケット本体10を介してルーフサイドレール1に負担さ
せるようにしてある。
【0026】第1平板部材11の幅方向両側縁、つま
り、この実施形態では第1平板部材11の前後側縁に
は、補強用のフランジ11bを下向きに曲折成形してあ
ると共に、該フランジ11bは第1平板部材11の取付
片11aの端縁部に廻り込んで連設してある。
【0027】他方、第2平板部材12の幅方向両側縁に
も補強用のフランジ12bを下向きに曲折成形してあ
り、これらフランジ11b,12bによって取付片11
a,12aの曲げ剛性はもとより、ブラケット本体10
全体の曲げ剛性を高めるようにしてある。
【0028】ここで、前記第1平板部材11と第2平板
部材12にはそれぞれ補強用のビード部15,16を一
方向に外側に向けて、具体的には第1平板部材11と第
2平板部材12の各取付片11a,12aの折曲線Pを
跨いで該折曲線Pと直交する長さ方向に適宜の長さで形
成してあると共に、ブラケット本体10の前記ビード部
15,16を横切る方向、即ち、幅方向の断面2次モー
メント中立軸Oを、ブラケット本体10の板面と平行と
なるように設定してある。
【0029】このようにブラケット本体10の幅方向の
断面2次モーメント中立軸Oを該ブラケット本体10の
板面と平行となるように設定するため、本実施形態では
前述のビード部15,16をブラケット本体10の幅方
向中心Yを中心として線対称に、つまり、本実施形態で
は第1平板部材11および第2平板部材12の各単一の
ビード部15,16を、それらの中心をブラケット本体
10の幅方向中心Yに整合して膨出成形してある。
【0030】また、ブラケット本体10の幅方向両側縁
には、第1平板部材11と第2平板部材12のフランジ
11b,12bが重なり合うように下向きに曲折成形し
てあるため、前述の断面2次モーメント中立軸Oがフラ
ンジ11b,12bが存在する下側にずれてしまうが、
この実施形態ではこれらフランジ11b,12bの曲折
方向と反対側に膨出成形した一方の第1平板部材11の
ビード部15の突出高さを、他方の第2平板部材12の
ビード部16よりも高く形成して、該断面2次モーメン
ト中立軸Oが第1平板部材11と第2平板部材12との
重合面上に設定されるように調整してある。
【0031】以上の実施形態の構造によれば、ルーフラ
ック6上に荷物を乗せるとこの荷重をブラケット本体1
0で受けて、該ブラケット本体10からルーフ骨格部材
のルーフサイドレール1に伝達され、該ルーフサイドレ
ール1で荷重負担させることができてルーフパネル4が
変形するのを回避することができる。
【0032】前述のブラケット本体10は、第1平板部
材11と第2平板部材12にそれぞれ補強用のビード部
15,16を長さ方向に外側へ向けて膨出成形してある
ため、該ブラケット本体10の前記ビード部15,16
と交差する方向の曲げ荷重に対しては、即ち、ブラケッ
ト本体10の長さ方向の曲げに対しては、該ブラケット
本体10の断面2次モーメントがこれら2つのビード部
15,16の高さ寸法の2乗に比例して大きくなるか
ら、ブラケット本体10の曲げ抗力を一段と大きくする
ことができる。
【0033】ここで、ブラケット本体10の断面2次モ
ーメント中立軸Oがフランジ本体10の板面と平行でな
く一側に傾いているような場合には、前述の曲げ荷重が
ブラケット本体10に捩れ荷重として作用してしまう
が、本実施形態では前述のようにこの断面2次モーメン
トの中立軸Oをブラケット本体10の板面と平行となる
ように設定してあるから、ブラケット本体10がビード
部15,16と交差する方向に捩れ変形、つまり、ブラ
ケット本体10が幅方向に捩れ変形することがなく、ブ
ラケット本体10の強度剛性を高く維持することができ
る。
【0034】しかも、前述の各ビード部15,16はブ
ラケット本体10の幅方向中心Xを中心に線対称に上下
対向して膨出成形するだけでよく、前記断面2次モーメ
ント中立軸Oのブラケット本体板面に対する平行度設定
を容易に行なうことができる。
【0035】一方、本実施形態では前述のように第1平
板部材11および第2平板部材12の両側縁には、相手
パネル材4,2への取付けの関係でそれぞれ下向きにフ
ランジ11b,12bを曲折成形して補強してあり、こ
れらフランジ11b,12bが重なり合ってブラケット
本体10の強度剛性を更に高められるようにしてある
が、このようにフランジ11b,12bが下向きに曲折
成形されていると、断面2次モーメント中立軸Oがフラ
ンジ11b,12bの曲折側に移動してしまう傾向とな
るが、ビード部15の突出高さをビード部16よりも高
く形成して、断面2次モーメント中立軸Oが第1平板部
材11と第2平板部材12との重合面上に設定されるよ
うに容易に調整することができるから、第1平板部材1
1側と第2平板部材12側への曲げ荷重、つまり、ブラ
ケット本体10の上向きと下向きとの曲げ荷重に対して
抗力を均等にすることができ、ブラケット本体10の曲
げ抗力の偏寄りをなくして強度的性能の向上を図ること
ができる。
【0036】このようなことから、前述の第1平板部材
11の取付片11aと第2平板部材12の取付片12a
とが、ブラケット本体10の一側部でこれら第1,第2
平板部材11,12の開き方向に曲折成形され、ルーフ
パネル4とルーフサイドレールインナ2とに互いに分れ
て結合されてルーフパネル4上のルーフラック6からの
荷重を受ける構造であっても、第1平板部材11および
第2平板部材12のビード部15,16は各取付片11
a,12aの折曲線Pを跨いで該折曲線Pと直交して形
成してあるため、該折曲線Pで取付片11a,12aが
折曲変形するようなことはなく、前述のブラケット本体
10の強度剛性を些かも損なうことなくルーフラック6
に作用する荷重をルーフサイドレール1に確実に伝達負
担させることができて、ルーフラック6の支持剛性,取
付剛性を一段と高めることができる。
【0037】この結果、前記第1平板部材11および第
2平板部材12の板厚を薄くして、ブラケット本体10
の板厚を増大しなくても該ブラケット本体10の強度剛
性を著しく高めることができ、ブラケット本体10の軽
量化と剛性向上との両立を図ることができる。
【0038】図4は本発明の第2実施形態を示すもの
で、第2平板部材12のビード部16はブラケット本体
10の幅方向中心Xに合わせて1つ形成してある一方、
第1平板部材11のビード部15は両側部に前記幅方向
中心Xを中心として線対称に2つ膨出成形して、ブラケ
ット本体10の断面2次モーメント中立軸Oが第1平板
部材11と第2平板部材12との重合面上に設定される
ように調整してある。
【0039】従って、この実施形態にあっても、ブラケ
ット本体10の断面2次モーメント中立軸Oの設定につ
いては、該ブラケット本体10のフランジ部11b,1
2bの曲折方向に関連してビード部16とビード部1
5,15の形成位置の適正な設定と、ビード部15の形
成個数の設定とによって容易に調整することができて、
ブラケット本体10の強度的性能の向上を図ることがで
きる。
【0040】なお、前記実施形態では第1平板部材11
と第2平板部材12とを、ブラケット本体10の一側部
で互いに反対側へ開き方向に曲折成形したものを示した
が、第1,第2平板部材11,12を全体的に重合して
接合し、ブラケット本体10を板状として構成するもの
でもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図2のA−A線に
沿う断面図。
【図2】本発明の第1実施形態の分解斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態の使用状態を示す断面
図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ルーフサイドレール 4 ルーフパネル 6 ルーフラック 10 ブラケット本体 11 第1平板部材 12 第2平板部材 11a,12a 取付片 11b,12b フランジ 15,16 ビード部 O 断面2次モーメント X ブラケット本体の幅方向中心 P 折曲線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケット本体を第1平板部材と第2平
    板部材とを重合して接合して形成し、これら第1平板部
    材と第2平板部材のそれぞれに補強用のビード部を一方
    向に互いに外側へ向けて膨出成形すると共に、該ブラケ
    ット本体の前記ビード部を横切る方向の断面2次モーメ
    ント中立軸をブラケット本体の板面と平行となるように
    設定したことを特徴とする部品取付用ブラケット。
  2. 【請求項2】 第1平板部材および第2平板部材の各ビ
    ード部を、ブラケット本体の幅方向中心を中心として線
    対称に該ブラケット本体の長手方向に形成したことを特
    徴とする請求項1記載の部品取付用ブラケット。
  3. 【請求項3】 第1平板部材および第2平板部材のビー
    ド部と平行な各幅方向両側縁には、それぞれ同一方向に
    向けてフランジを曲折成形したことを特徴とする請求項
    2記載の部品取付用ブラケット。
  4. 【請求項4】 断面2次モーメント中立軸を第1平板部
    材と第2平板部材との重合面上に設定したことを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の部品取付用ブラケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 第1平板部材および第2平板部材の各ビ
    ード部をブラケット本体の幅方向中心線上に形成し、か
    つ、フランジの曲折方向と反対側に向けて膨出成形した
    一方のビード部の突出高さを他方のビード部よりも高く
    形成したことを特徴とする請求項3記載の部品取付用ブ
    ラケット。
  6. 【請求項6】 フランジの曲折方向と反対側に向けて膨
    出成形した一方のビード部を、他方のビード部よりも個
    数を多く形成したことを特徴とする請求項3記載の部品
    取付用ブラケット。
  7. 【請求項7】 ブラケット本体が自動車の車体ルーフ上
    に配設されるルーフラックの固定用ブラケットであっ
    て、第1平板部材はその一側に上向きに曲折成形されて
    ルーフパネル内面に重合され、該ルーフパネル面上のル
    ーフラックを締結固定する取付片を備えている一方、第
    2平板部材はその一側に第1平板部材の取付片と反対側
    に下向きに曲折成形され、ルーフサイドレールに重合し
    て締結固定される取付片を備え、かつ、これら第1平板
    部材と第2平板部材の各ビード部をそれぞれ取付片の折
    曲線を跨いで該折曲線と直交する方向に形成したことを
    特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の部品取付用ブ
    ラケット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096735A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Suzuki Motor Corp フェンダーブラケットおよび車体前部構造
JP2013155565A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Tokyo Engineering Systems Corp パレット及び立体駐車装置
JP2022152415A (ja) * 2021-03-29 2022-10-12 本田技研工業株式会社 車体側部構造及び車体側部構造の製造方法
CN115379982A (zh) * 2020-04-16 2022-11-22 丰田铁工株式会社 车辆用强度部件

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