JPH10236194A - シートバック背面のマット取り付け構造 - Google Patents

シートバック背面のマット取り付け構造

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JPH10236194A
JPH10236194A JP3943597A JP3943597A JPH10236194A JP H10236194 A JPH10236194 A JP H10236194A JP 3943597 A JP3943597 A JP 3943597A JP 3943597 A JP3943597 A JP 3943597A JP H10236194 A JPH10236194 A JP H10236194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
seat back
core plate
folded
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP3943597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Muramoto
卓見 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Delta Kogyo Co Ltd filed Critical Delta Kogyo Co Ltd
Priority to JP3943597A priority Critical patent/JPH10236194A/ja
Publication of JPH10236194A publication Critical patent/JPH10236194A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観性が向上するシートバック背面マット取
り付け構造を提供する。 【解決手段】 シートバック2Aの背面をカバーするマ
ット13の端部13cを内向きに折り返し、この折り返
し部13dの間に芯プレート17の端部17aを挿入し
て、折り返し部13dに止着すると共に、この芯プレー
ト17を、マット13の内面側でシートバックフレーム
7にクリップ18で止着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外観性が向上する
シートバック背面のマット取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車には、図5(A)
に示すように、フロントシート1とリヤシート2とが配
置されて、特にリヤシート2は、車室内からトランクル
ーム内の荷物を出し入れしたり、シートバック2Aの背
面を水平なテーブルとして利用するために、シートクッ
ション2Bを前方に起立させた後に、シートバック2A
を前倒させるようにしたものがある(特開平7−257
256号参照)。
【0003】また、図5(B)に示すように、シートバ
ック2Aを、例えば、6対4に分割して、分割比率6の
シートバック2A−1または分割比率4のシートバック
2A−2を前倒させることにより、車室内の荷物スペー
スを拡大させるようにしたものもある。
【0004】上記リヤシート2が3人掛けである場合、
両側の着座者のショルダーベルト用リトラクターは車体
のリヤピラー等に取り付けることができるが、図5
(B)に示したように、中央の着座者のショルダーベル
ト3用のリトラクター4は、シートバック2A(上記分
割シートでは分割比率6のシートバック2A−1)内に
取り付ける必要がある(ベルトイン・シートバック)。
なお、5は、シートバック2A−1に格納された前倒式
のアームレストである。
【0005】ところで、リヤシート2のシートバック2
Aを前倒させる場合は、トランク内の荷物を出し入れす
る等のように一時的なものであったから、シートバック
2Aの背面をカバーするマット(例えば、厚みが2mm
から5mm程度の剛性を有する不織布)についての外観
性にさほどの考慮がなされてこなかった。
【0006】したがって、図4に示すように、シートバ
ック2Aの背面に四角形状のマット6を当てがい、この
マット6の端部を外面側からシートバックフレーム7に
クリップ8で止着するだけであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記マ
ット6の端部には剛性がないために、波打ちやヨレが発
生し、また、マット6の端部は切りっぱなしであったの
で、ほころび、毛羽立ちが発生し、さらに、多数のクリ
ップ8も見えるので、見栄えが悪いという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、外観性が向上するシートバック背面
マット取り付け構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、シートバックの背面をカバーするマット
の端部を内向きに折り返し、この折り返し部の間に芯プ
レートの端部を挿入して、折り返し部に止着すると共
に、この芯プレートを、マットの内面側でシートバック
フレームにクリップで止着することを特徴とするシート
バック背面のマット取り付け構造を提供するものであ
る。
【0010】本発明によれば、内向きに折り返したマッ
トの端部の間に芯プレートの端部を挿入して止着した
後、この芯プレートを、マットの内面側でシートバック
フレームにクリップで止着することにより、マットの端
部は、切りっぱなしではなく折り返しになる。
【0011】また、マットの折り返し部に芯プレートの
端部を挿入して止着することにより、折り返し部の剛性
が向上する。さらに、芯プレートをマットの内面側でシ
ートバックフレームにクリップで止着することにより、
多数のクリップが見えなくなる。
【0012】請求項2のように、上記シートバックは、
シートクッションに対してシートバックが起立位置から
前倒できるように支持された前倒式シートバックである
方が、背面が見えるので価値が有る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、図4以下の従来技術
と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明
は省略する。
【0014】図2に示すように、シートバック2Aは、
シートバックフレーム7の前面に配置した厚手のウレタ
ンパッド10を表皮11で被覆して、この表皮11の両
側端部11a,11aは、図1(B)のように、シート
バックフレーム7の背面に回して金具12で止着してい
る。また、図2のように、上記表皮11の下端部11b
もシートバックフレーム7の背面に回して金具等で止着
している。
【0015】上記シートバック2Aの背面をカバーする
四角形状のマット13の上端部13aは、上記表皮11
の上端部11cに表面同士を重ね合わせた状態で綴じ糸
14aにより縫着した後に折り返して、綴じ糸14aが
外部から見えないようにしている。
【0016】また、上記マット13の下端部13bは、
内向きに折り返して綴じ糸14bで縫着したトランクマ
ット15の先端部15aを外方から重ね合わせて、シー
トバックフレーム7のクリップ穴7bにクリップ16で
止着することにより、外部から見えないようにしてい
る。
【0017】一方、上記マット13の両側端部13c,
13cは、図1に示すように、内向きに折り返して、こ
の各折り返し部13d,13dの間に、上下方向に長い
長方形状の芯プレート17,17の外端部17a,17
aをそれぞれ挿入して、各折り返し部13d,13dと
ともに綴じ糸14c,14cでそれぞれ一体的に縫着す
る。上記各芯プレート17は、例えば、薄くても腰のあ
るポリプロピレンや厚紙等で構成する。
【0018】上記各芯プレート17の内端部17bに
は、上下方向に所定の間隔でクリップ通し用穴17c,
…,17cをあけ、この各クリップ通し用穴17cに予
めクリップ18をそれぞれ通しておく。したがって、各
芯プレート17のクリップ18は、マット13の内面側
に位置するようになる。
【0019】そして、図1(B)のように、シートバッ
ク2Aの背面にマット13を当てがいながら、図1
(C)のように、各芯プレート17のクリップ18をシ
ートバックフレーム7にあけたクリップ穴7aに挿入し
て止着する。
【0020】上記のようなマット取り付け構造であれ
ば、マット13の両側端部13c,13cは、従来のよ
うな切りっぱなしではなく折り返し部13dとなるの
で、ほころび、毛羽立ちが発生しなくなる。
【0021】また、マット13の折り返し部13dに芯
プレート17の外端部17aを挿入して綴じ糸14cで
止着することにより、折り返し部17dの剛性が向上し
て、従来のような波打ちやヨレが発生しなくなる。
【0022】さらに、芯プレート17の内端部17bを
マット13の内面側でシートバックフレーム7にクリッ
プ18で止着することにより、多数のクリップ18がマ
ット13でカバーされて外部から見えなくなる。
【0023】上記実施形態では、マット13の両側端部
13c,13cの折り返し部13d,13dに2枚の芯
プレート17,17をそれぞれ止着したが、図3に示す
ように、1枚の芯プレート17としても良い。
【0024】本発明は、リヤシート2のシートバック2
Aに限られるものではなく、フロントシート1のバシー
トバックにも適用できるものであり、また、前倒式シー
トバックに限られるものではなく、固定式シートバック
にも適用できることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のマット取り付け構造は、マットの折り返し端部の間
に芯プレートの端部を挿入して止着し、この芯プレート
を、マットの内面側でシートバックフレームにクリップ
で止着するようにしたから、マットの端部は、切りっぱ
なしではなく折り返しになるので、ほころび、毛羽立ち
が発生しなくなると共に、マットの折り返し部に芯プレ
ートの端部を挿入して止着するようにしたから、折り返
し部の剛性が向上して、波打ちやヨレも発生しなくな
る。
【0026】また、芯プレートをマットの内面側でシー
トバックフレームにクリップで止着するようにしたか
ら、多数のクリップも見えなくなる。これらにより、シ
ートバックの背面の外観性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマット取り付け構造であり、(A)
はシートバックの背面図、(B)は、マット取り付け前
の(A)のA−A線拡大断面図、(C)は、マット取り
付け後の(A)のA−A線拡大断面図である。
【図2】 図1(A)のB−B線拡大断面図である。
【図3】 変形例のシートバックの背面図である。
【図4】 従来のマット取り付け構造であり、(A)は
シートバックの背面図、(B)は(A)のC−C線拡大
断面図である。
【図5】 (A)は自動車用シートの側面図、(B)は
6対4分割式のリヤシートの斜視図である。
【符号の説明】
2 リヤシート 2A シートバック 7 シートバックフレーム 7a クリップ穴 13 マット 13c 両側端部 13d 折り返し部 14c 綴じ糸 17 芯プレート 17a 外端部 17b 内端部 18 クリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの背面をカバーするマット
    の端部を内向きに折り返し、この折り返し部の間に芯プ
    レートの端部を挿入して、折り返し部に止着すると共
    に、この芯プレートを、マットの内面側でシートバック
    フレームにクリップで止着することを特徴とするシート
    バック背面のマット取り付け構造。
  2. 【請求項2】 上記シートバックは、シートクッション
    に対してシートバックが起立位置から前倒できるように
    支持された前倒式シートバックである請求項1に記載の
    シートバック背面のマット取り付け構造。
JP3943597A 1997-02-24 1997-02-24 シートバック背面のマット取り付け構造 Pending JPH10236194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3943597A JPH10236194A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 シートバック背面のマット取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3943597A JPH10236194A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 シートバック背面のマット取り付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH10236194A true JPH10236194A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12552932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3943597A Pending JPH10236194A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 シートバック背面のマット取り付け構造

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JP (1) JPH10236194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078674A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 本田技研工業株式会社 車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078674A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 本田技研工業株式会社 車両

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