JPH10235859A - インクジェット記録ヘッド駆動装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド駆動装置

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JPH10235859A
JPH10235859A JP3958997A JP3958997A JPH10235859A JP H10235859 A JPH10235859 A JP H10235859A JP 3958997 A JP3958997 A JP 3958997A JP 3958997 A JP3958997 A JP 3958997A JP H10235859 A JPH10235859 A JP H10235859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
information
piezo
recording head
jet recording
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Withdrawn
Application number
JP3958997A
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English (en)
Inventor
Noboru Asauchi
昇 朝内
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電素子に電圧を印加し、該圧電素子の伸縮
によりインク室の体積を変化させインク滴を吐出させる
インクジェット記録ヘッドの駆動装置において、階調を
表現する方法及びピエゾ毎の特性及びインクジェット記
録ヘッド環境を補正し印字品質を向上させること。 【解決手段】 階調を持った印字データ10から、波形
選択手段11により所望のドット径を生成する為の波形
情報メモリ12を選択し、現在のプリンタ環境温度、及
びピエゾ情報などの特性情報を特性情報メモリ13から
選択し波形補正手段14にて補正することにより、波形
生成手段16で任意の波形を生成し、ピエゾに電圧を印
加することにより、ピエゾ毎のばらつきや環境温度に適
した、所望の大きさのドット径や吐出速度を得られる事
により、印字品質を向上させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
ヘッド駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】台形波電圧で圧電素子を駆動してその伸
縮によりインク滴をノズル孔より吐出して記録を行うイ
ンクジェットプリンタでは、ドット径を変調する技術と
しては、特開昭57−041966号公報、特開昭58
−201657号公報、特開昭59−190862号公
報等で開示されている技術が有るが、これらは、何らか
の異なる径のノズルを複数用意してインク吐出量を制御
するもので、変調ドットレベルに応じた分のノズルが必
要である。
【0003】また、別の技術としては、主走査方向に比
較的小さなドットで、極めて近傍に数個のドットを乾燥
に至る前に着滴させ、結合拡大させてドット大きさを変
える方法も提案されているが、この場合はヘッドのイン
ク吐出周波数特性を数倍に高める必要が有り困難になっ
てきている。
【0004】またピエゾ毎の適正値の設定に関しては、
特開昭56−021861号公報で開示されている技術
等が有るが、これは各ノズルの電圧を最初に一定にして
おり電圧条件以外のピエゾの情報が反映出来ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって,その目的とするとこ
ろは、ドットの階調に合せた駆動波形選択手段から、前
記選択手段から選択された波形情報をピエゾ特性の情
報、インクジェット記録ヘッド環境情報により所望の印
字時のドット径及び吐出スピードを生成する為の波形情
報に補正し印字データによりピエゾ毎の適正波形を圧電
体に印加し記録ドットの大きさを変え、記録ドットの配
置間隔も変更することなく階調表現を可能としたインク
ジェット記録ヘッドの駆動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェット記録ヘッド駆動装置は、圧
電体に電圧を印加し、該圧電体の伸縮によりインク室の
体積を変化させインクを吐出させるインクジェット記録
ヘッドの駆動装置において、 階調を持ったNビットの
情報を持つ印字データから、出力波形を生成する為の波
形情報を持つ波形情報メモリより、所望の印字波形生成
情報を選択しピエゾ特性、インクジェット記録ヘッド環
境情報を持つ特性情報メモリの情報を補正することによ
り、各ピエゾ毎に所望の印字時のドット径及び吐出スピ
ードを生成する為の印字駆動波形を印加することを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1に本発明に適用する駆動回路のブロッ
ク構成と、図2以降部分的な回路を示す。
【0009】符号10は、2ビットからなる階調データ
(多値のプリントデータ)を持った印字データである。
【0010】符号12は、駆動波形を作る為の各種情報
が入った波形情報メモリであり、具体的には図2に示す
(a),(b)、(c)、(d)の波形信号を生成する
為のタイマーデータ、及び電圧データが入っている。
【0011】波形(a)は、中のドット径を生成する為
の波形であり、(b)は小のドット径を生成する為の波
形であり、(c)は大のドット径を生成する為の波形で
あり、(d)は吐出を行わない場合の波形である。
【0012】前記波形生成データに関しては、図3に示
すように波形の変化点(a1〜d6)を波形生成情報と
して前記波形情報メモリに記録されている。
【0013】これらは、波高値Vp1、Vp2、Vp
3、及び中間電位Vm3,Vm2,Vm1,Vmとタイ
ミングが少し異なるものであり,例えば、a1からa2
の2点の波形生成情報により、波形の時間幅、電圧変化
分、及び波形の傾きが設定され、これらの波形情報によ
り記録されるドットの大きさを変えることが出来る。
【0014】本実施例では、吐出しない値を含めて4波
形分の波形情報が設定したが、この値には限定されるも
のではなく、階調を持ったNビットからなる印字データ
の場合、駆動波形情報メモリには2n からなる駆動波
形を生成する為の、時間、電圧の変化点情報より構成さ
れる。
【0015】符号11は、前記符号10での印字データ
から所望の印字波形を前記符号12の波形情報メモリか
ら選択する選択回路で構成される。
【0016】選択方法は、前記2ビットの印字データ
(符号10)より印字データの階調に従い前記印字波形
を生成するように波形情報メモリを選択する。
【0017】符号13は、特性情報メモリであり、図4
に示すように情報には、インクジェット記録ヘッド環境
温度による補正電圧情報、及び各ピエゾの静電容量よ
り、補正時間情報等印字品質に関係する情報により構成
される。
【0018】ピエゾの特性の製造上又は温度等のばらつ
きにより、各ピエゾの特性は若干ばらつきが有る。この
ばらつきが印字時のドット径や、吐出速度等印字品質に
多大な影響を与える。
【0019】その為、上記各ノズル毎のばらつきを考慮
し補正をおこなう必要が有る。
【0020】符号14は、前記符号11をもとに選択さ
れた印字波形を前記符号13によって補正し、出力させ
る波形情報を生成する。
【0021】例えば、前記11により選択された波形情
報メモリの波形を中ドット(a)とした場合、波形情報
メモリの(a)の値と現在選択されているピエゾの情報
(ピエゾ番号3)及び、インクジェット記録ヘッド環境
温度(20℃)より、e1の電圧はa1の電圧“Vm
3”にインクジェット記録ヘッド環境温度“+2”及び
ピエゾの情報“−3”より“Vm3”“+2”“−3”
となり、この電圧を“Vm4”とする。また時間軸に対
してはスタート位置の為a1の時間と同じく“0”とす
る。
【0022】時間軸に関しては、波形の傾きの変化時に
時間補正をかけるものとし、定電圧時には時間補正値分
を増加させるものとする。
【0023】次にホ゜イントe2は、a2での電圧“Vp
3”にインクジェット記録ヘッド環境温度“+2”及び
ピエゾの情報“−3”より“Vp3”“+2”“−3”
となり、この電圧を“Vp4”とする。また時間軸はa
2ポイントの時間“10”に対しピエゾの情報時間補正
値“−0.2”から“10”“−0.2”=“9.8”
となる。
【0024】次のポイントe3は。a3での電圧“Vp
3”にインクジェット記録ヘッド環境温度“+2”及び
ピエゾの情報“−3”より“Vp3”“+2”“−3”
となり、この電圧を“Vp4”とする。また時間軸は電
圧の変化が無い為、a3ポイントの時間“10”に対し
定電圧部分はピエゾの情報時間補正値“0.2”より
“10”“+0.2”=“10.2”となる。
【0025】このようにして補正させた波形情報を図5
に示す。
【0026】上記のように補正を行うことにより、ノズ
ルから吐出されるインク滴を生成されるドット径に合せ
た電圧、時間及び傾きを設定し、印字時のドット径や、
吐出速度等安定させた印字波形を生成するものである。
【0027】符号15は、前記符号14にて補正された
波形情報(図5)を各ピエゾに対応した波形生成手段に
出力する為のマルチプレクサより構成される。
【0028】符号16は、波形生成手段である。前記符
号15から送られてきた補正のかかった波形情報(図
5)をもとに、ピエゾに与える為の駆動波形を生成し出
力される。
【0029】詳しくは、前記符号15で選択されたデジ
タルの波形情報をもとに、デジタル・アナログ変換する
方法により駆動波形を生成する。
【0030】デジタル・アナログ変換を行うことによ
り、前記符号15にて生成された波形情報に対して、任
意の出力波形を生成することが可能である。
【0031】前記図5によって生成された波形情報は前
記符号16のデジタル・アナログ変換する方法により図
6の印字波形を生成する。
【0032】前記図6の波形により最終的にピエゾに電
圧を印加しインクを吐出することが出来る。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明のインクジェッ
トヘッド駆動装置の構成によれば,各ピエゾの特性及び
インクジェット記録ヘッド環境を考慮した波形が生成す
ることができるので、ピエゾ毎のばらつきを押さえたヘ
ッド駆動を実現することが出来る。
【0034】また、 階調を持ったNビットの情報を持
った印字データにより、ピエゾ毎に所望の大きさのドッ
ト径を生成することが出来るので多階調の画像を出力す
ることが出来る。
【0035】また、上記波形を生成することにより、各
ピエゾ毎に無駄なエレルギーが消費されず消費電力を低
減することが出来る。
【0036】また、各ピエゾ毎分割駆動をおこなうこと
により、各ピエゾ毎の放熱効果を上げ、放熱を容易にす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタ駆動回路図。
【図2】駆動波形情報メモリにより生成される波形の例
を示す図。
【図3】駆動波形情報メモリの内容を示す表。
【図4】特性情報メモリの内容を示す表。
【図5】波形補正後のデータを示す表。
【図6】波形補正後の出力波形図。
【符号の説明】
10 2ビット印字データ 11 波形選択手段 12 波形情報メモリ 13 特性情報メモリ 14 波形補正手段 15 マルチプレクサ 16 波形生成手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子に電圧を印加し、該圧電素子の伸
    縮によってインク室の体積を変化させインク滴を吐出さ
    せるインクジェット記録ヘッドの駆動装置において、階
    調を持ったNビットの情報を持つ印字データと、所望の
    出力波形を生成する為の波形情報を持つ波形情報メモリ
    と、前記印字データの情報により前記波形情報を選択す
    る為の選択手段と、ピエゾ特性及びインクジェット記録
    ヘッド環境情報を持つ特性情報メモリと、前記選択され
    た波形情報を前記特性情報により所望の印字時のドット
    径及び吐出スピードを生成する為の波形情報に補正する
    補正手段と、前記補正された波形情報を各ピエゾ毎の波
    形生成部に振り分ける為のマルチプレクサと、前記マル
    チプレクサによって振り分けられた波形情報に従って、
    所望の出力波形を生成する波形生成手段とを持つ事を特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの駆動装置。
JP3958997A 1997-02-24 1997-02-24 インクジェット記録ヘッド駆動装置 Withdrawn JPH10235859A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3958997A JPH10235859A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 インクジェット記録ヘッド駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3958997A JPH10235859A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 インクジェット記録ヘッド駆動装置

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JPH10235859A true JPH10235859A (ja) 1998-09-08

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ID=12557300

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3958997A Withdrawn JPH10235859A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 インクジェット記録ヘッド駆動装置

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JP (1) JPH10235859A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6485133B1 (en) 1999-01-29 2002-11-26 Seiko Epson Corporation Actuator device and ink jet recording apparatus
JP2008114540A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 波形発生装置、液滴吐出装置、及び波形発生制御方法

Cited By (2)

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US6485133B1 (en) 1999-01-29 2002-11-26 Seiko Epson Corporation Actuator device and ink jet recording apparatus
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511