JPH1023522A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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Publication number
JPH1023522A
JPH1023522A JP8176120A JP17612096A JPH1023522A JP H1023522 A JPH1023522 A JP H1023522A JP 8176120 A JP8176120 A JP 8176120A JP 17612096 A JP17612096 A JP 17612096A JP H1023522 A JPH1023522 A JP H1023522A
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JP
Japan
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message
mobile station
base station
radio base
mobile
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Application number
JP8176120A
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English (en)
Inventor
Masafumi Takano
雅史 高野
Junichi Sakamoto
淳一 坂本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局への着呼時に通信チャネルが割り当て
られなかった場合や、通信チャネルが割り当てられても
シーケンスの途中で途絶えてしまった場合に、無線基地
局までは到達している発呼先の電話番号を移動局に伝達
することができなかった。 【解決手段】 制御チャネルの個別移動局用チャネルに
発呼先の電話番号(発番号数字群200、202)を格
納した発番号メッセージを設け、これを無線基地局から
移動局へ伝送する。無線基地局から発番号メッセージの
送信タイミングは通信チャネルの割り当て又は割り当て
拒否メッセージの送信後所定時間経過したタイミングと
し、移動局での発番号メッセージの受信タイミングは通
信チャネルの割り当て又は割り当て拒否メッセージの受
信後規定時間経過したタイミングとする。これら所定時
間はタイマ制御部が計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話や
PHSのような移動体通信システムに関し、特にそのシ
ステムに用いる無線通信網の接続制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSといった移動局
が、その便利さゆえ、急速に普及してきた。以下、これ
ら移動局による移動体通信の接続制御方式を説明する。
なお、移動体通信に関してはRCR標準規格(RCR−
STD)が定められている。
【0003】まず、移動局への着呼の際にリンクチャネ
ル(通信チャネル)が割り当てられない場合の処理につ
いて説明する。図8は、RCR−STD28に示され
る、PHSにおける移動局への着呼からリンクチャネル
割当拒否までのシーケンス図である。無線基地局2は有
線電話網であるISDN網4に接続されている。無線基
地局2と移動局6との間は無線により通信が行われる。
無線基地局2は、ISDN網4上の発呼元から発せられ
た呼設定メッセージ8を受信すると、この呼設定メッセ
ージ8に基づいて移動局6へ着呼メッセージ10を送信
する。移動局6から無線基地局2への通信チャネル割当
要求はリンクチャネル確立要求メッセージ12により行
われ、無線基地局2はこれを何らかの理由で拒否する場
合には、リンクチャネル割当拒否メッセージ14によっ
て移動局6へ拒否通知を行う。
【0004】呼設定メッセージ8は、着呼先の情報であ
る着番号情報要素と発呼元の情報である発番号情報要素
とを含んでいる。図9、図10はそれぞれ着番号情報要
素、発番号情報要素のフォーマットを示す模式図であ
る。図では横方向に、連続する8ビット(1オクテッ
ト)を示し、オクテット1から順にフォーマットの先頭
から配置される。着呼先である移動局6の電話番号は、
着番号情報要素のオクテット4以降の着番号20に格納
され、その長さを着番号内容長22に与えられる。同様
に発呼元の電話番号は、発番号情報要素のオクテット4
以降の発番号24に格納され、その長さは発番号内容長
26に与えられる。なお、発番号24はオプション的な
情報であり、発呼元がISDN端末またはPHSであっ
て、発呼者が発番号の通知を許可した場合に着呼メッセ
ージ10に含まれる。
【0005】無線基地局2から移動局6へは常時、制御
チャネルが送信されている。図11は、制御チャネルの
シーケンスの一例を示す構成図である。図において、左
側から順に移動局6へ送信される。ここで、BCCH
(報知チャネル)スロット30は全ての移動局6に向け
て制御チャネルの構成等を報知するBCCH情報を含ん
でいる。PCH(一斉呼出チャネル)スロット32は、
着呼メッセージを含む。SCCH(個別セル用チャネ
ル)スロット34は個別移動局用スロットで、特定の移
動局に向けたSCCH情報を含んでいる。制御チャネル
はこれらを規定のタイミングで伝送する。このタイミン
グ情報はBCCHスロット30に規定されている。
【0006】図12、図13、図14はそれぞれBCC
Hスロット30、PCHスロット32及びSCCHスロ
ット34のスロット構成図である。各スロットには、そ
れぞれに固有の情報であるBCCH情報40、PCH情
報42、SCCH情報44に先行してランプビット
(R)、スタートシンボル(SS)、プリアンブル(P
R)、ユニークワード(UW)、チャネル識別符号(C
I)及び発識別符号が付加される。SCCHスロット2
4の場合には、着識別符号も付加され、個別の移動局6
を指定することができる。各スロットの最後には、CR
Cビットが付加され、受信側にてエラー検出を行うこと
ができる。なお、発識別符号、着識別符号はスロットを
送受信する無線基地局、移動局を指定するものである
が、電話番号とは異なる。
【0007】無線基地局2は呼設定メッセージ8を受信
すると、PCHスロット32に着番号20を格納して、
着呼メッセージ10として送信する。図15は、着番号
20を格納するPCH情報42のビット構成図である。
図に示すように、PHSでは最大13桁の着番号をサポ
ートしている。
【0008】各移動局6は、着呼メッセージ10を受信
すると、それに格納された着番号20を読み取り、自局
の番号と一致した場合にはSCCHスロットにリンクチ
ャネル確立要求メッセージ12を格納して、無線基地局
2に送信する。
【0009】無線基地局2は、リンクチャネル確立要求
メッセージ12を受信したときに、通信チャネルを割り
当てることができない場合には、SCCHスロットにリ
ンクチャネル割当拒否メッセージ14を格納して送信す
る。通信チャネル割当要求元の移動局6はこれを受信す
ることにより、通信チャネルが割り当てられなかったこ
とを認識する。
【0010】次に、着呼の際に通信チャネルは割り当て
られたが、通信制御方式のレイヤ3でのメッセージ送受
信中に通信が途絶する場合の処理を説明する。図16
は、RCR−STD28に示される、PHSにおける移
動局への着呼から呼設定受付メッセージの伝送までのシ
ーケンス図である。以下の図において、既に説明した図
と同様の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
無線基地局2は移動局6からリンクチャネル確立要求メ
ッセージ12を受けると通信チャネルの割り当てを行
い、リンクチャネル割当メッセージ50を送信する。キ
ャリアセンス処理52はリンクチャネル割当メッセージ
50により割り当てられた通信チャネルの受信レベルを
検出する処理である。同期バースト54は、通信チャネ
ルにおいて無線基地局2と移動局6のフレーム同期が正
しいことを32ビットユニークワード構成のフレームに
て確認するためのものである。TCHアイドルバースト
56は、通信チャネルにおいて無線基地局2と移動局6
のフレーム同期が正しいことを16ビットユニークワー
ド構成のフレームにて確認するためのものである。着呼
応答メッセージ58は着呼に応答したことを示すレイヤ
3メッセージ、呼設定メッセージ60は呼設定情報が含
まれるレイヤ3メッセージ、呼設定受付メッセージ62
は呼設定を受け付けたことを示すレイヤ3メッセージで
ある。
【0011】図17、図18はそれぞれ同期バースト5
4、TCHアイドルバースト56のスロット構成図であ
る。図19は、着呼応答メッセージ58、呼設定メッセ
ージ60及び呼設定受付メッセージ62の伝送に用いる
FACCH(高速付随制御チャネル)のスロット構成図
である。これらのスロット構成において、R、SS、P
R、UW、CI、CRCは上述したものである。SAC
CHは低速付随チャネルであり、レイヤ3メッセージの
送受信に用いられる。また図20は、呼設定メッセージ
60のスロットに含まれる発番号情報要素のビット構成
図である。
【0012】図13、図14、及び図16〜図19を用
いて、従来の着呼から呼設定受付メッセージ送信までの
シーケンスを説明する。無線基地局2と移動局6との間
での着呼メッセージ10、リンクチャネル確立要求メッ
セージ12の送受信は上記従来例と同様である。移動局
6からのリンクチャネル確立要求メッセージ12に対
し、無線基地局2はリンクチャネルを割り当てることが
可能である場合には、SCCHスロット34にリンクチ
ャネル割当メッセージ50を格納して移動局6に送信す
る。
【0013】移動局6は、リンクチャネル割当メッセー
ジ50を受信すると、キャリアセンス処理52を行う。
移動局6はキャリアセンス処理52により、割り当てら
れた通信チャネルが空き状態であることを確認した後、
同期バースト54を無線基地局2に送信する。無線基地
局2は、この同期バースト54を受信し、移動局6との
フレーム同期を確認すると、移動局6に同期バースト5
4を返送する。移動局6は無線基地局2からの同期バー
スト54を受信できた場合、移動局6と無線基地局2と
の間における32ビットユニークワード構成のフレーム
によるフレーム同期が確立されたとして、次にTCHア
イドルバースト56を送信する。無線基地局2は、この
TCHアイドルバースト56を受信し、移動局6とのフ
レーム同期を確認すると、移動局6にTCHアイドルバ
ースト56を返送する。移動局6は無線基地局2からの
TCHアイドルバースト56を受信できた場合、移動局
6と無線基地局2との間における16ビットユニークワ
ード構成のフレームによるフレーム同期が確立されたと
して、次に着呼応答メッセージ58をFACCHスロッ
トに格納して送信する。
【0014】無線基地局2は着呼応答メッセージ58を
受信すると、呼設定メッセージ60を送信する。呼設定
メッセージ60には、発番号内容長80と発番号82と
を含んだ図20に示す発番号情報要素が格納されてい
る。
【0015】移動局6はこの呼設定メッセージ60を受
信することによって、初めて発番号を知ることができ
る。移動局6は呼設定メッセージ60を受信すると、呼
設定受付メッセージ62を返送する。無線基地局2は、
呼設定受付メッセージ62を受信することにより、呼設
定メッセージ60を正常に移動局6に伝達できたことを
認識する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、無線基地局2が発呼元の電話番号である発番号を知
っていても、無線基地局2から移動局6への着呼時にリ
ンクチャネルが割り当てられなかった場合や、着呼シー
ケンスの途中で呼設定メッセージを受信するまでの間に
通信が途絶した場合においては、移動局6が発番号を知
ることができず不便であるという問題点があった。
【0017】本発明はこの問題点を解決し、着呼処理の
途中で通信が途絶しても発番号を移動局に伝達すること
ができる移動体通信システムを提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動体通信
システムにおいては、無線基地局の識別符号と移動局の
識別符号とを格納した個別移動局用スロットであって、
発呼元の電話番号を格納したメッセージを、制御チャネ
ルにて前記無線基地局から前記移動局へ伝送することを
特徴とする。
【0019】本発明によれば、発呼元の電話番号が個別
移動局用スロットに格納され、制御チャネルにて無線基
地局から送信され、移動局はこれを受信して発呼元の電
話番号を認識することができる。
【0020】本発明の第1の好適な態様においては、前
記移動局が着呼時に通信チャネル割り当て要求を前記無
線基地局へ送信し、前記無線基地局が、この通信チャネ
ル割り当て要求に対する拒否通知を前記移動局へ送信す
る場合に、当該拒否通知の送信後に前記メッセージを前
記移動局へ送信することを特徴とする。本態様によれ
ば、着呼時に通信チャネルが割り当てられなかった場合
に、発呼元の電話番号が前記メッセージとして無線基地
局から移動局へ伝送される。
【0021】本発明の第2の好適な態様は上記第1の態
様において、前記無線基地局が、前記拒否通知の送信か
ら所定時間後に前記メッセージを前記移動局に送信する
ことを特徴とする。本態様によれば、移動局において前
記メッセージの受信タイミングが前記拒否通知の受信か
ら所定時間後であることを予測することができる。
【0022】本発明の第3の好適な態様は上記第1の態
様において、前記移動局が、前記拒否通知の受信後に前
記メッセージを受け付けることを特徴とする。
【0023】本発明の第4の好適な態様は上記第2の態
様において、前記移動局が、前記拒否通知の受信から所
定時間後に前記メッセージを受け付けることを特徴とす
る。本態様によれば、前記メッセージの無線基地局から
の送信タイミングと移動局での受信タイミングとが一致
するので、メッセージの伝送が確実に行われる。
【0024】本発明の第5の好適な態様においては、前
記無線基地局から前記移動局へ通信チャネルを割り当て
た後に、前記発呼元の前記電話番号を、前記通信チャネ
ルにて前記無線基地局から前記移動局へ伝送する移動体
通信システムであって、前記通信チャネルによる前記電
話番号の伝送前に、前記無線基地局と前記移動局との間
にて通信途絶が発生した場合に、前記メッセージを前記
移動局へ送信すること、を特徴とする。本態様によれ
ば、通信チャネルを用いて発呼元電話番号を伝送する発
信電話番号表示サービスが失敗しても、制御チャネルを
用いて発呼元の電話番号が無線基地局から移動局へ伝送
される。
【0025】本発明の第6の好適な態様は上記第5の態
様において、前記無線基地局が、前記通信途絶から所定
時間後に前記メッセージを前記移動局に送信することを
特徴とする。本態様によれば、移動局において前記メッ
セージの受信タイミングが前記拒否通知の受信から所定
時間後であることを予測することができる。
【0026】本発明の第7の好適な態様は上記第5の態
様において、前記移動局が、前記通信途絶後に前記メッ
セージを受け付けることを特徴とする。
【0027】本発明の第8の好適な態様は上記第6の態
様において、前記移動局が、前記通信途絶から所定時間
後に前記メッセージを受け付けることを特徴とする。本
態様によれば、前記メッセージの無線基地局からの送信
タイミングと移動局での受信タイミングとが一致するの
で、メッセージの伝送が確実に行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]以下、図面を用いて本発明の好適な実
施形態である移動体通信システムを説明する。本システ
ムは移動局への通信チャネル割り当てができなかった場
合に、移動局に発呼元の電話番号を通知する機能を有す
るものである。
【0029】図1は本発明を実施する無線基地局のブロ
ック構成図である。また図2は本発明を実施する移動局
のブロック構成図である。無線基地局100は、ISD
N網102に接続される。無線基地局100と移動局1
04との互いのアンテナ106、108間には無線通信
路が設定されることにより、ISDN網102に接続さ
れた電話等の端末(図示せず)と移動局104との通信
が行われる。
【0030】無線基地局100の回線制御部110は、
ISDN網102との通信を行う。一方、回線制御部1
10に接続された無線制御部112が、アンテナ106
を介して移動局とデータの送受信を行い、無線基地局1
00と移動局との間の通信に関する制御を行う。制御部
114はこれら回線制御部110、無線制御部112を
含んだ無線基地局全体の制御を行う。無線制御部112
は、制御チャネルの送受信処理を行う制御チャネル制御
部120、通信チャネルの送受信処理を行う通信チャネ
ル制御部122、及び制御チャネル制御部120からの
指示により規定時間を計測しこれに通知するタイマ制御
部124を有している。
【0031】移動局104の無線制御部130は、アン
テナ108を介して無線基地局100とデータの送受信
を行い、この移動局104と無線基地局100との間の
通信に関する制御を行う。入出力部132は移動局10
4のユーザとのインターフェース部分を構成し、キーボ
ード、液晶ディスプレイ、マイク、イヤホン等からな
る。制御部134はこれら無線制御部130、入出力部
132を含んだ移動局全体の制御を行う。無線制御部1
30は、制御チャネルの送受信処理を行う制御チャネル
制御部140、通信チャネルの送受信処理を行う通信チ
ャネル制御部142、及び制御チャネル制御部140か
らの指示により規定時間を計測しこれに通知するタイマ
制御部144を有している。
【0032】本実施形態である移動体通信システムは、
図1、図2に示す無線基地局100と移動局104とを
含んで構成される。次にこの移動体通信システムの動作
を説明する。図3は、無線基地局100の制御チャネル
制御部120の動作を示すフロー図である。図4は、移
動局104の制御チャネル制御部140の動作を示すフ
ロー図である。本移動体通信システムは上記従来例と、
制御チャネルに関する基礎的な技術を共通とする。よっ
て以下の説明においては、従来例の説明で用いた図9〜
図15を援用しつつ、本システムに特徴的な、制御チャ
ネルを利用して発呼元の電話番号を移動局に伝えるとい
う機能を説明する。
【0033】無線基地局100の回線制御部110は、
ISDN網102から呼設定メッセージを受信すると、
制御部114に呼設定メッセージを受信したことを通知
し、制御部114は制御チャネル制御部120に着呼メ
ッセージ処理150を行うように指示する。無線基地局
100から移動局へは図11に示すような制御チャネル
が常時、送信されている。呼設定メッセージには、図
9、図10に示すように、着番号情報要素及び発番号情
報要素が含まれている。制御チャネル制御部120は、
呼設定メッセージから取り出した着番号20を、制御チ
ャネルのPCHスロット32に格納し、着呼メッセージ
としてアンテナ106を介して送信する。
【0034】移動局104ではアンテナ108を介し
て、制御チャネル制御部140が制御チャネルを受信
し、着呼メッセージであるPCHスロット32を見出す
と(待ち受け処理152)、それに設定された着番号2
0が自局の番号と一致するかどうかを判定する(着呼判
定処理154)。着番号20が自局の番号と一致した場
合には、リンクチャネル確立要求メッセージを無線基地
局100へ送信し(リンクチャネル確立要求メッセージ
送信処理156)、その結果を格納したSCCHスロッ
トを待つ(SCCH受信処理158)。
【0035】無線基地局100の制御チャネル制御部1
20は、リンクチャネル確立要求メッセージを受信する
と(リンクチャネル確立要求メッセージ受信処理16
0)、その移動局に対し通信チャネルを割り当てること
が可能かどうかを判断し(リンクチャネル割当判定処理
162)、その判定結果をSCCHスロットに格納して
送信する。無線基地局100は通信チャネルの割り当て
が可能であるならば、リンクチャネル割当メッセージを
SCCHスロットにて送信し従来と同様の通常シーケン
スの着呼処理を行い(フロー164)、一方、不可能で
あればリンクチャネル割当拒否メッセージをSCCHス
ロットにて送信する(リンクチャネル割当拒否メッセー
ジ送信処理166)。
【0036】移動局104の制御チャネル制御部140
は、SCCH受信処理158にて受信されたSCCHス
ロットに格納されたメッセージがリンクチャネル割当メ
ッセージであるかリンクチャネル割当拒否メッセージで
あるかを判定し(SCCH判定処理170)、リンクチ
ャネル割当メッセージである場合には従来と同様の通常
の着呼シーケンスを続け(フロー172)、一方、リン
クチャネル割当拒否メッセージである場合にはタイマ制
御部起動処理174に移行する。
【0037】ここでは、本システムの特徴を説明するた
め、通信チャネルが割り当てられなかったものとする。
この場合、無線基地局100の制御チャネル制御部12
0は、リンクチャネル割当拒否メッセージ送信処理16
6に続いて、タイマ制御部124に通知して時間計測を
開始させ(タイマ制御部起動処理180)、タイマ制御
部124から規定時間のタイムアップの通知を待つ(タ
イマ通知待ち処理182)。制御チャネル制御部120
は、タイムアップの通知を受けると、発番号メッセージ
を送信する(発番号メッセージ送信処理184)。一
方、移動局104の制御チャネル制御部140はリンク
チャネル割当拒否メッセージを受け、タイマ制御部14
4に通知して時間計測を開始させ(タイマ制御部起動処
理174)、タイマ制御部144から規定時間のタイム
アップの通知を待つ(タイマ通知待ち処理190)。制
御チャネル制御部140は、タイムアップの通知を受け
ると、発番号メッセージ受信処理192に移行し、無線
基地局100からの発番号メッセージを受信する。この
無線基地局100と移動局104での各規定時間は、同
一に設定される。規定時間を両局で同一にすることによ
り、発番号メッセージの送受信の同期がとられ、移動局
104における発番号メッセージ受信処理の確実性が向
上する。
【0038】本システムの特徴である発番号メッセージ
は、個別移動局用スロットに格納されて無線基地局10
0から移動局104に伝送される。本システムでは、個
別移動局用スロットとして、図14に示すSCCHスロ
ット34が用いられる。SCCHスロット34は、発識
別符号、着識別符号を付与され、移動局104を一意的
に選択することができる。発番号メッセージはSCCH
情報44に格納される。図5は、発番号メッセージの一
構成例のビット構成図である。図の表し方は図9、図1
0と同様である。PHSの電話番号は最大13桁まで有
効であり、これは1つのSCCH情報44(34ビッ
ト)に収まらない。そこで、本システムでは同図
(a)、(b)に示すように、発番号は2つの発番号数
字群200、202に分割され、2つのSCCHスロッ
トを用いて送信される。これら発番号数字群の区別はそ
れぞれに番号種別204、206を付与することにより
行う。例えば、発番号の第1数字から第7数字までを含
む発番号数字群200には番号種別204としてビット
“00”、発番号の第8数字から第14数字までを含む
発番号数字群202には番号種別206としてビット
“01”を割り当てればよい。SCCH情報44の種別
を表すメッセージ種別208には、他の用途と重ならな
いようなビットを割り当てればよい。例えば、本システ
ムでは、RCR−STD28に示されるSCCHの種別
と重ならないビット“111”を発番号メッセージのメ
ッセージ種別208に割り当て、他の用途のSCCHと
識別している。
【0039】移動局104では、制御部134が、受信
した発番号メッセージに含まれる発呼元の電話番号を、
入出力部132の液晶ディスプレイに表示する。すなわ
ち、本システムでは、上述したように、移動局104か
ら無線基地局100への通信チャネルの割当要求がされ
た場合、無線基地局100と移動局104はそれぞれそ
の拒否通知であるリンクチャネル割当拒否メッセージの
送受信から所定時間後に同期して発呼元の電話番号が格
納された発番号メッセージを受け渡す。よって、移動局
104は発呼元との通信チャネルによる接続に失敗して
も、発呼元の電話番号を知ることができ、それによって
例えば、連絡の重要性を推察でき、移動局104側から
発呼元に折り返しコールしたり、受信状況の良い場所に
おいて再発呼を待つといった配慮をすることができると
いったメリットが実現される。なお、規定時間は、無線
基地局100と移動局104との同期を目的とするもの
であり、適宜定めることができ、例えば数100mSe
c〜数Secの範囲で設定される。
【0040】[実施の形態2]以下、図面を用いて本発
明の好適な実施形態である他の移動体通信システムを説
明する。本システムは、移動局への通信チャネル割り当
てがされた後、その通信チャネルを用いて発呼元の電話
番号を移動局に伝送するシステムに本発明を適用したも
のである。本発明を適用することにより、本来の通信チ
ャネルによる電話番号の伝送の前に通信チャネルが途絶
しても、移動局において発呼元の電話番号を知ることが
できる移動体通信システムが提供される。
【0041】無線基地局、及び移動局のブロック構成図
は、それぞれ上記実施の形態に示した図1、図2と同じ
構成であるので、図1、図2はそのまま援用し、構成の
説明は省略する。なお、各制御チャネル制御部の処理が
上記実施の形態とは異なるが、符号は同一の符号を用い
て説明する。なお以下の説明において、制御チャネル制
御部120、140は本システムの構成要素を指し、上
記実施の形態の構成要素を指すことはない。
【0042】以下、本移動体通信システムの動作を説明
する。図6は、無線基地局100の制御チャネル制御部
120及び通信チャネル制御部122の動作を示すフロ
ー図である。図7は、移動局104の制御チャネル制御
部140及び通信チャネル制御部142の動作を示すフ
ロー図である。本移動体通信システムも上記従来例と、
制御チャネルに関する基礎的な技術を共通とする。よっ
て以下の説明においては、従来例の説明で用いた図9〜
図15、図17〜図20を援用しつつ、本システムに特
徴的な、制御チャネルを利用して発呼元の電話番号を移
動局に伝えるという機能を説明する。
【0043】図6に示す無線基地局100の制御チャネ
ル制御部120の処理において、リンクチャネル割当判
定処理162までは上記実施の形態と同じであるので、
同一の符号を付し説明を省略する。また図7に示す移動
局104の制御チャネル制御部140の処理において、
SCCH判定処理170までは上記実施の形態と同じで
あるので、同一の符号を付し説明を省略する。
【0044】無線基地局100の制御チャネル制御部1
20は、移動局104からのリンクチャネル確立要求メ
ッセージに対するリンクチャネル割当判定処理162を
行い、通信チャネルの割り当てが不可能であるならば、
リンクチャネル割当拒否メッセージをSCCHスロット
にて送信し従来と同様の処理を行い(フロー250)、
一方、可能であればリンクチャネル割当メッセージをS
CCHスロットにて送信し(リンクチャネル割当メッセ
ージ送信処理252)、通信チャネル制御部122によ
るリンクの確立を行うためのフローに移行する。
【0045】移動局104の制御チャネル制御部140
は、SCCH受信処理158にて受信されたメッセージ
に対するSCCH判定処理170を行い、メッセージが
リンクチャネル割当拒否メッセージである場合は従来と
同様の処理を行い(フロー260)、一方、リンクチャ
ネル割当メッセージである場合にはタイマ制御部起動処
理262を行ったのち通信チャネル制御部142による
リンクの確立を行うためのフローに移行する。
【0046】ここでは、本システムの特徴を説明するた
め、通信チャネルが割り当てられたものとする。この場
合、移動局104の制御チャネル制御部140は、タイ
マ制御部起動処理262により、タイマ制御部144を
起動しリンクチャネル割当メッセージを受信してからの
時間の計測を開始し、続いて、リンクチャネル割当メッ
セージに指示されている通信チャネルの受信レベルを検
出し(キャリアセンス処理264)、その受信レベルが
規定レベル以下、すなわちその通信チャネルが空いてい
るかどうかが判定される(キャリアセンス判定処理26
6)。空いていれば、図17に示す同期バーストを送信
しながら、無線基地局100からの同期バーストを待つ
(同期バースト送受信処理268)。
【0047】一方、無線基地局100は、リンクチャネ
ル割当メッセージ送信処理252の後、タイマ制御部1
24を起動しリンクチャネル割当メッセージを送信して
からの時間の計測を開始し(タイマ制御部起動処理27
0)、その後、同期バースト受信処理272を行う。無
線基地局100は受信した同期バーストに含まれる発識
別符号及び着識別符号に基づいて、その通信チャネルが
割り当てられた移動局からのバーストであるかどうかを
判定する(同期バースト判定処理274)。バーストが
期待した移動局104からのものであった場合、無線基
地局100は同期バーストを送信し(同期バースト送信
処理276)、TCHアイドルバースト受信処理278
にて、移動局104からのTCHアイドルバースト(図
18参照)を待つ。
【0048】移動局104は同期バースト送受信処理2
68にて同期バーストを受信すると、その同期バースト
に含まれる発識別符号及び着識別符号に基づいて、無線
基地局100からのバーストであるかどうかを判定する
(同期バースト判定処理280)。バーストが無線基地
局100からのものであった場合、移動局104はTC
Hアイドルバーストを送信しながら、無線基地局100
からのTCHアイドルバーストを待つ(TCHアイドル
バースト送受信処理282)。
【0049】無線基地局100はTCHアイドルバース
ト受信処理278にてTCHアイドルバーストを受信す
ると、そのTCHアイドルバーストが有効かどうかを判
定する(TCHアイドルバースト判定処理290)。バ
ーストが有効であると判定された場合、無線基地局10
0はTCHアイドルバーストを送信し(TCHアイドル
バースト送信処理292)、着呼応答メッセージ受信処
理294にて、移動局104からの着呼応答メッセージ
を待つ。
【0050】移動局104はTCHアイドルバースト送
受信処理282にてTCHアイドルバーストを受信する
と、そのTCHアイドルバーストが有効であるかどうか
を判定する(TCHアイドルバースト判定処理30
0)。バーストが有効であると判定された場合、移動局
104は着呼応答メッセージを送信し(着呼応答メッセ
ージ送信処理302)、呼設定メッセージ受信処理30
4にて無線基地局100からの呼設定メッセージを待
つ。なお、着呼応答メッセージは従来技術と同様にFA
CCHスロットに格納して送信される。
【0051】無線基地局100は、着呼応答メッセージ
受信処理294にて、着呼応答メッセージを受信する
と、その着呼応答メッセージが有効であるかどうかを判
定する(着呼応答メッセージ判定処理310)。着呼応
答メッセージが有効であると判定された場合、呼設定メ
ッセージを送信し(呼設定メッセージ送信処理31
2)、呼設定受付メッセージ受信処理314にて呼設定
受付メッセージを待つ。
【0052】移動局104は呼設定メッセージ受信処理
304にて呼設定メッセージを受信すると、その呼設定
メッセージが有効であるかどうかを判定する(呼設定メ
ッセージ判定処理320)。メッセージが有効であると
判定された場合、移動局104は呼設定受付メッセージ
を送信し(呼設定受付メッセージ送信処理322)、タ
イマ制御部起動処理262から時間計測を行っているタ
イマ制御部144を停止させる(タイマ制御部停止処理
324)。以降、移動局104の処理はRCR−STD
28に従う通常処理となる。
【0053】無線基地局100は呼設定受付メッセージ
受信処理314にて呼設定受付メッセージを受信する
と、その呼設定受付メッセージが有効であるかどうかを
判定する(呼設定受付メッセージ判定処理330)。メ
ッセージが有効であると判定された場合、無線基地局1
00は、タイマ制御部起動処理270から時間計測を行
っているタイマ制御部124を停止させる(タイマ制御
部停止処理332)。以降、無線基地局100の処理は
RCR−STD28に従う通常処理となる。
【0054】さて、本システムは通信チャネルを用いて
発呼元の電話番号を移動局104に伝達するサービス機
能を有しており、以上のように、正常に通信チャネルが
設定されると、移動局104はこの従来からのサービス
を享受することができる。しかし、何らかの原因で、上
記従来のサービスにより電話番号が伝達される前に、通
信チャネルが切断されることがある。具体的には、無線
基地局100では、同期バースト判定処理274、TC
Hアイドルバースト判定処理290、着呼応答メッセー
ジ判定処理310、呼設定受付メッセージ判定処理33
0においてエラーと判定される場合であり、また移動局
104では、キャリアセンス判定処理266、同期バー
スト判定処理280、TCHアイドルバースト判定処理
300、呼設定メッセージ判定処理320においてエラ
ーと判定される場合である。本システムは、このような
場合においても発呼元の電話番号を移動局に伝達するサ
ービスを提供するものである点で従来のシステムと相違
する。
【0055】この本システム特有の機能は以下のように
して提供される。無線基地局100、移動局104での
上記エラーの場合には、それぞれ処理は通常処理を離
れ、タイマ通知待ち処理340、342に移行する。こ
れらの処理に移行するとタイマ制御部124、144は
停止されない。タイマ制御部124、144はそれぞれ
規定時間でタイムアップし、それぞれ対応する制御チャ
ネル制御部120、140に通知するように設定されて
いる。
【0056】無線基地局100の制御チャネル制御部1
20はタイマ制御部124からタイムアップの通知を受
けると、発番号メッセージを移動局104に向けて送信
する(発番号メッセージ送信処理344)。一方、移動
局104の制御チャネル制御部140はタイマ制御部1
44からタイムアップの通知を受けると、発番号メッセ
ージの受信処理を行う(発番号メッセージ受信処理34
6)。これら発番号メッセージ送信処理344、発番号
メッセージ受信処理346及び発番号メッセージはそれ
ぞれ上記実施の形態における発番号メッセージ送信処理
184、発番号メッセージ受信処理192、発番号メッ
セージと同様である。
【0057】タイマー制御部124、144が計測する
規定時間は、無線基地局100、移動局104における
タイマ制御部起動処理270、262から起算される。
これらのタイミングは通信チャネルが割り当てられたタ
イミングであって無線局100と移動局104とで同期
がとられており、また規定時間も両局で同一に設定され
るので、タイマ通知待ち処理340、342への各タイ
マ制御部124、144からの通知は同時に行われる。
このように、発番号メッセージの送受信の同期をとるこ
とにより、移動局104における発番号メッセージ受信
処理の確実性が向上する。
【0058】移動局104では、制御部134が、受信
した発番号メッセージに含まれる発呼元の電話番号を、
入出力部132の液晶ディスプレイに表示する。すなわ
ち、本システムでは、上述したように、移動局104と
無線基地局100との間の通信チャネルが途絶しても、
発呼元の電話番号が格納された発番号メッセージが移動
局104に渡され、移動局104は発呼元の電話番号を
知ることができる。
【0059】なお、規定時間は、無線基地局100と移
動局104との同期を目的とするものであり、適宜定め
ることができ、例えば数100mSec〜数Sec程度
に設定される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、制御チャネルの個別局
用スロットを用いて発呼元の電話番号が移動局に通知さ
れるので、移動局の利用者は、着呼時の通信シーケンス
が途中で途絶えてしまった場合でも発呼元を知ることが
でき、利便性が向上した移動体通信システムが得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する無線基地局のブロック構成
図。
【図2】 本発明を実施する移動局のブロック構成図。
【図3】 実施形態1の無線基地局における制御チャネ
ル制御部の動作を示すフロー図。
【図4】 実施形態1の移動局における制御チャネル制
御部の動作を示すフロー図。
【図5】 発番号メッセージの一構成例のビット構成
図。
【図6】 実施形態2の無線基地局における制御チャネ
ル制御部及び通信チャネル制御部の動作を示すフロー
図。
【図7】 実施形態2の移動局における制御チャネル制
御部及び通信チャネル制御部の動作を示すフロー図。
【図8】 従来のPHSにおける移動局への着呼からリ
ンクチャネル割当拒否までのシーケンス図。
【図9】 従来のPHSのISDN網からの呼設定メッ
セージにおける着番号情報要素のフォーマットを示す模
式図。
【図10】 従来のPHSのISDN網からの呼設定メ
ッセージにおける発番号情報要素のフォーマットを示す
模式図。
【図11】 従来のPHSにおける制御チャネルのシー
ケンスの一例を示す構成図。
【図12】 従来のPHSにおけるBCCHスロットの
スロット構成図。
【図13】 従来のPHSにおけるPCHスロットのス
ロット構成図。
【図14】 従来のPHSにおけるSCCHスロットの
スロット構成図。
【図15】 従来のPHSにおけるPCH情報のビット
構成図。
【図16】 従来のPHSにおける移動局への着呼から
呼設定受付メッセージの伝送までのシーケンス図。
【図17】 従来のPHSにおける同期バーストのスロ
ット構成図。
【図18】 従来のPHSにおけるTCHアイドルバー
ストのスロット構成図。
【図19】 従来のPHSにおけるFACCHのスロッ
ト構成図。
【図20】 従来のPHSにおける発番号情報要素のビ
ット構成図。
【符号の説明】
24 発番号、34 SCCHスロット、100 無線
基地局、102 ISDN網、104 移動局、110
回線制御部、112,130 無線制御部、114,
134 制御部、120,140 制御チャネル制御
部、122,142 通信チャネル制御部、124,1
44 タイマ制御部、132 入出力部、166 リン
クチャネル割当拒否メッセージ送信処理、174,18
0,262,270 タイマ制御部起動処理、182,
340,342 タイマ通知待ち処理、184,344
発番号メッセージ送信処理、192,346 発番号
メッセージ受信処理、200,202 発番号数字群、
208 メッセージ種別、252 リンクチャネル割当
メッセージ送信処理、324,332 タイマ制御部停
止処理。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼先電話番号を格納した着信要求を伝
    送する有線電話網に接続された無線基地局とこの無線基
    地局を介して前記有線電話網に接続される移動局とを含
    んだ移動体通信システムにおいて、 前記無線基地局の識別符号と前記移動局の識別符号とを
    格納した個別移動局用スロットであって、発呼元の電話
    番号を格納したメッセージを、制御チャネルにて前記無
    線基地局から前記移動局へ伝送することを特徴とする移
    動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記移動局が着呼時に通信チャネル割り
    当て要求を前記無線基地局へ送信し、 前記無線基地局が、この通信チャネル割り当て要求に対
    する拒否通知を前記移動局へ送信する場合に、当該拒否
    通知の送信後に前記メッセージを前記移動局へ送信する
    こと、 を特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線基地局が、前記拒否通知の送信
    から所定時間後に前記メッセージを前記移動局に送信す
    ることを特徴とする請求項2記載の移動体通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記移動局が、前記拒否通知の受信後に
    前記メッセージを受け付けることを特徴とする請求項2
    記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動局が、前記拒否通知の受信から
    所定時間後に前記メッセージを受け付けることを特徴と
    する請求項3記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 前記無線基地局から前記移動局へ通信チ
    ャネルを割り当てた後に、前記発呼元の前記電話番号
    を、前記通信チャネルにて前記無線基地局から前記移動
    局へ伝送する移動体通信システムであって、前記通信シ
    ステムによる前記電話番号の伝送前に、前記無線基地局
    と前記移動局との間にて通信途絶が発生した場合に、前
    記メッセージを前記移動局へ送信すること、を特徴とす
    る請求項1記載の移動体通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線基地局が、前記通信途絶から所
    定時間後に前記メッセージを前記移動局に送信すること
    を特徴とする請求項6記載の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 前記移動局が、前記通信途絶後に前記メ
    ッセージを受け付けることを特徴とする請求項6記載の
    移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 前記移動局が、前記通信途絶から所定時
    間後に前記メッセージを受け付けることを特徴とする請
    求項7記載の移動体通信システム。
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