JP2880360B2 - ディジタルコードレス電話機 - Google Patents

ディジタルコードレス電話機

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JP2880360B2
JP2880360B2 JP31789192A JP31789192A JP2880360B2 JP 2880360 B2 JP2880360 B2 JP 2880360B2 JP 31789192 A JP31789192 A JP 31789192A JP 31789192 A JP31789192 A JP 31789192A JP 2880360 B2 JP2880360 B2 JP 2880360B2
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永 井出
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルコードレス
電話機に関し、より詳細には、発着呼における端末の判
別をする際にその他の情報を同時に判断することを可能
にしたディジタルコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルコードレス電話機にお
いて、基地局から移動局に着呼が伝えられた場合に、移
動局にはサービスチャネル確立時になって初めて、発呼
端末の情報(電話番号など)が伝えられるようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ディジタルコードレス電話機において、基地局から移動
局に着呼が伝えられた場合に、移動局にはサービスチャ
ネル確立時になって初めて、発呼端末の情報(電話番号
など)が伝えられる方式をとっていたため、着呼メッセ
ージにて着呼が移動局に伝えられてもサービスチャネル
確立時になるまで発呼端末の情報が伝えられないので、
移動局にて発呼端末情報により着信規制を行う場合や優
先呼出等を行う場合の判断が遅れ、着呼拒否となる場合
には無駄なサービスチャネル確立動作を行ってしまうと
いう問題点があった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、ディジタルコードレス電話機において、基地
局から移動局に伝えられる着呼メッセージに含まれてい
るPS番号(移動局に着呼があったことを知らせる番
号)の一部の桁に発呼端末の情報の意味をもたせる手段
により、移動局が自局への着呼の際に発呼端末の情報も
同時に判断することを可能としたディジタルコードレス
電話機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基地局から移動局に伝えられる標準化さ
れたプロトコル規格の着呼メッセージに含まれており、
移動局に着呼があったことを知らせる番号であるPS番
号の桁に移動局の着呼端末番号、残りの桁に発呼端末
情報を割り当て、基地局に発呼端末の情報の意味をもた
せる手段を備え、移動局が自局への着呼の際に発呼端末
の情報も同時に判断し、着呼識別と同時に発呼端末情報
による着信規制や優先呼出を行うことを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】基地局から移動局に伝えられる着呼メッセージ
に含まれているPS番号(移動局に着呼があったことを
知らせる番号)の一部に桁に発呼端末の情報の意味をも
たせる手段を備えたものであるから、移動局が自局への
着呼の際に発呼端末の情報も同時に判断することを可能
となり、発呼端末情報により着信規制を行う場合や優先
呼出等を行う場合においては、発着呼の組み合わせで着
信の監視が可能となるため、より早く容易な判断処理と
することができる。また、これらの判断は移動局がリン
ク確立手順を進める前に行うことが可能となるため、着
呼拒否となる場合にも、従来のように発呼端末情報が送
られるまでのサービスチャネル確立動作を行わなくても
良くなり、その結果、効率アップを図ることが可能とな
る。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明によるディジタルコードレス電話
機の基地局の一実施例を説明するための構成図で、図2
は、移動局の一実施例を説明するための構成図である。
図中、11は局線、12は電話部、13は無線部、14
はアンテナ、15は電話制御部、16はプロトコル制御
部、16aはPS番号生成手段、16bは着呼端末記憶
部、16cは発呼端末情報記憶部、22は電話部、23
は無線部、24はアンテナ、25は電話制御部、25a
は着信規制手段、25bは優先呼出手段、26はプロト
コル制御部、26aはPS番号識別部、26bは着呼識
別部、26cは発呼端末識別部である。
【0008】基地局に接続される局線11により本装置
は他端末と有線にて接続される。電話部12,22はそ
れぞれの電話の機能を有し、電話制御部15,25によ
り制御する。無線部13,23は、アンテナ14,24
を通じて電話部12,22間の通話、通信データやプロ
トコル制御部16,26間のプロトコルデータを無線に
てやりとりするものである。プロトコル制御部16,2
6は、基地局と移動局間の発着呼、その他のプロトコル
を制御する部分である。PS番号生成手段16a、着呼
端末記憶部16b、発呼端末情報記憶部16c、PS番
号識別部26a、着呼識別部26b、発呼端末識別部2
6cは、従来、それぞれプロトコル制御部16,26に
含まれる部分であるが、本発明に係わるPS番号の処理
を行う部分として別記してある。PS番号生成手段16
aは、基地局から移動局に送信するPS番号を生成する
制御部であり、着呼端末記憶部16bは、基地局に収容
される端末へ着信があった場合に呼び出すためのPS番
号が記憶されている部分であり、発呼端末情報記憶部1
6cは、本発明に係わるPS番号に付加する発呼端末情
報を出力するための制御手段である。PS番号識別部2
6aは、基地局から移動局に送信されたPS番号を識別
する制御部であり、着呼識別部26bは、従来手段にお
けるPS番号による着呼を識別する部分であり、発呼端
末識別部26cは、基地局にてPS番号に付加された発
呼端末情報を識別する部分である。
【0009】図3は、移動局に着信があった場合の基地
局とのプロトコルの様子を示す図である。この一連のプ
ロトコルフローはRCR(財団法人電波システム開発セ
ンター)規格で定められているものであり、移動局に着
呼があった場合には最初に基地局より制御用キャリアに
て着呼メッセージがくる。そこで、移動局が自局への着
呼であると判断したときにはリンクチャネル確立要求メ
ッセージを出力し、基地局はそれに応答してリンクチャ
ネル割当メッセージ出力により通信用キャリアに移る。
そして、双方が同期バースト送信によりキャリアの移行
が確認された後にSABM(非同期平衡モード設定)、
UA(非番号制応答)により非同期平衡モードを設定
し、着呼応答メッセージにより移動局は着呼に応答した
ことを基地局に伝える。これに対し、基地局は呼設定メ
ッセージを送信して発呼端末の番号を伝え、移動局は呼
設定受付メッセージにてこれに応答するといったシーケ
ンスをとる。したがって、従来の方式では呼設定メッセ
ージが基地局から移動局へ伝えられるまでは移動局は発
呼端末の番号を知ることが出来なかった。
【0010】次に、本発明に係わるPS番号について説
明する。着信時には図3における着呼メッセージの中で
基地局から移動局へPS番号の情報が送られるようにな
っていて、該PS番号により移動局は自局への着呼であ
ることを識別するようになっている。図4は、PS番号
情報のフォーマットを示す図である。このフォーマット
もRCR規格で定められているものであり、このデータ
は呼出サービス種別と13桁のPS番号の数字で構成さ
れる。
【0011】図5は、本発明におけるPS番号情報に含
まれる13桁の数字の割当の一実施例について示す図で
ある。基地局単位に管理するものであるが、通常、基地
局に収容される移動局のPS番号は移動局により全て異
なった番号が与えられるが、通常、移動局の収容数はP
S番号の番号計画に対してわずかな数であるため、13
桁に対して一部の桁しか使用しない場合がほとんどであ
る。従って、その余った部分の桁に本発明における発呼
端末情報を割り付けるものとする。この発呼端末情報を
PS番号のどの部分にどれだけの長さの情報を付加する
ことができるかは使用するシステムにより異なるが、図
5の例では収容される移動局数が1000台以下であ
り、PS番号は3桁ですべての移動局を識別できるもの
として従来の意味におけるPS番号領域は第1数字〜第
3数字のみとして、第4数字〜第13数字は発呼端末情
報領域として割り付けている。
【0012】次に、実際にPS番号に発呼端末情報が付
加される様子について説明する。基地局は自局に収容さ
れる移動局に対する着呼があった場合、着呼端末番号情
報を着呼端末記憶部16bへ、また、発呼端末情報(発
呼端末の電話番号や発呼端末から送られた着信捕捉の条
件等の情報)を発呼端末情報記憶部16cに記憶する。
そして、基地局は着呼があったことを着呼メッセージに
て伝えるが、その中に含まれるPS番号の情報として着
呼端末記憶部16b、発呼端末情報記憶部16cからの
情報がPS番号生成部16aで図5の例のように割り当
てられてプロトコル制御部16へ送られることにより行
われる。
【0013】図6は、移動局に着呼があった場合の着信
捕捉手順フローである。step1において、基地局から着
呼メッセージが受信されているかどうかを判断する。受
信されていればstep2に移り、自局に対する着呼である
かの判断を行うが、これは従来のPS番号による着呼端
末の識別であり、PS番号がPS番号識別部26aに送
られ、その中の従来のPS番号情報である着呼端末番号
が着呼識別部26bに送られることにより行われる。自
局に対する着呼であると判断された場合にはstep3に移
り、PS番号識別部26aにて着呼端末番号以外の付加
情報と判断された部分が発呼端末識別部26cに送られ
て発呼端末情報の識別処理が行われる。この発呼端末情
報は電話制御部25に送られることにより、着信規制手
段25a及び優先呼出手段26aからの情報と比較さ
れ、発呼端末情報による着信規制や優先呼び出しを行う
ことが可能となる。したがって、着呼メッセージの受信
だけで着信規制や優先呼び出しの判断が可能となり、発
呼端末の条件を満足し、着信を捕捉する必要があると判
断したときにはstep4に移り、図3に示されるような通
常のリンクチャネル確立手順へと進むことになる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、移動局
が自局への着呼の際に発呼端末の情報も同時に判断する
ことを可能となり、発呼端末情報により着信規制を行う
場合や優先呼出等を行う場合においては、これらの情報
の組み合わせで着信の監視が可能となるため、より早く
容易な判断処理とすることができる。また、これらの判
断は移動局がリンク確立手順を進める前に行うことが可
能となるため、着呼拒否となる場合にも従来のように発
呼端末情報が送られるまでのサービスチャネル確立動作
を行わなくても良くなり、効率アップを図ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルコードレス電話機の基
地局の一実施例を説明するための構成図である。
【図2】本発明によるディジタルコードレス電話機の移
動局の一実施例を説明するための構成図である。
【図3】RCR規格による着信時のプロトコルの様子を
示す図である。
【図4】RCR規格によるPS番号情報のフォーマット
を示す図である。
【図5】本発明によるPS番号情報に含まれる13桁の
数字の割当の一実施例を示す図である。
【図6】本発明による移動局に着呼があった場合の着信
捕捉手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…局線、12…電話部、13…無線部、14…アン
テナ、15…電話制御部、16…プロトコル制御部、1
6a…PS番号生成手段、16b…着呼端末記憶部、1
6c…発呼端末情報記憶部、22…電話部、23…無線
部、24…アンテナ、25…電話制御部、25a…着信
規制手段、25b…優先呼出手段、26…プロトコル制
御部、26a…PS番号識別部、26b…着呼識別部、
26c…発呼端末識別部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から移動局に伝えられる標準化さ
    れたプロトコル規格の着呼メッセージに含まれており、
    移動局に着呼があったことを知らせる番号であるPS番
    号の桁に移動局の着呼端末番号、残りの桁に発呼端末
    情報を割り当て、基地局に発呼端末の情報の意味をもた
    せる手段を備え、移動局が自局への着呼の際に発呼端末
    の情報も同時に判断し、着呼識別と同時に発呼端末情報
    による着信規制や優先呼出を行うことを特徴とするディ
    ジタルコードレス電話機。
JP31789192A 1992-11-02 1992-11-02 ディジタルコードレス電話機 Expired - Lifetime JP2880360B2 (ja)

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JPH06153265A JPH06153265A (ja) 1994-05-31
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