JP2986631B2 - ディジタルコードレス電話機 - Google Patents
ディジタルコードレス電話機Info
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- JP2986631B2 JP2986631B2 JP4316381A JP31638192A JP2986631B2 JP 2986631 B2 JP2986631 B2 JP 2986631B2 JP 4316381 A JP4316381 A JP 4316381A JP 31638192 A JP31638192 A JP 31638192A JP 2986631 B2 JP2986631 B2 JP 2986631B2
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- JP
- Japan
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- incoming call
- mobile station
- digits
- base station
- unit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
電話機に関し、より詳細には、発着呼における端末の判
別をする際にその他の情報を同時に判断することのでき
るディジタルコードレス電話機に関する。
移動局に着呼を伝える場合は、着呼メッセージが基地局
から移動局に送られていたが、その際に着呼の対象とな
る移動局の識別は着呼メッセージに含まれているPS番
号(移動局に着呼があったことを知らせる番号)の全桁
一致により行うといった方式をとっていた。
ディジタルコードレス電話機では、移動局に着呼を伝え
る場合における移動局の識別は、着呼メッセージに含ま
れているPS番号の全桁一致により行うといった方式を
とっていたため、基地局から複数の移動局に対して着呼
を伝える場合には、移動局毎に異なるPS番号を必要と
し、また、複数の移動局を同時に呼び出す場合には、そ
れに対応したPS番号を特別に設定しなければならない
という問題点があった。
たもので、基地局から複数の移動局に対し、同時着呼を
伝える場合に一つのPS番号を設定することにより、効
率の良い接続を可能としたディジタルコードレス電話機
を提供することを目的としている。
成するために、基地局から移動局に伝えられる着呼メッ
セージに含まれており、移動局に着呼があったことを知
らせる番号であるPS番号の一部に割り当てた桁に特定
コードが含まれているとき、PS番号の該一部の桁以外
の桁に基づいて着呼応答する手段を備え、所望の複数の
移動局のPS番号の該一部の桁以外の桁を共通コードと
なすことにより、1つの着呼メッセージにより該複数の
移動局を同時に呼び出すことを可能としたことを特徴と
するものである。
に含まれているPS番号の全桁一致でなく、一部の桁に
複数の移動局に対する着呼を示す部分をもうけ、その部
分に対応して移動局が着呼応答するものであるから、基
地局から複数の移動局に対して着呼を伝える場合には、
一つのPS番号を設定すれば良く、効率の良い接続が可
能となる。
する。図1は、本発明によるディジタルコードレス電話
機の基地局の一実施例を説明するための構成図で、図2
は、移動局の一実施例を説明するための構成図である。
図中、11は局線、12は電話部、13は無線部、14
はアンテナ、15は電話制御部、16はプロトコル制御
部、16aはPS番号生成手段、16bは着呼端末記憶
部、16cは「*」出力手段、22は電話部、23は無
線部、24はアンテナ、25は電話制御部、26はプロ
トコル制御部、26aはPS番号識別部、26bは着呼
識別部である。
置は他端末と有線にて接続される。アンテナ14,24
を通じて電話部12,22間の通話、通信データやプロ
トコル制御部16,26間のプロトコルデータを無線に
てやりとりするものである。プロトコル制御部16,2
6は基地局と移動局間の発着呼、その他のプロトコルを
制御する部分である。PS番号生成手段16a、着呼端
末記憶部16b、「*」出力手段16c及びPS番号識
別部26a、着呼識別部26bは各々プロトコル制御部
16,26に含まれる部分であるが、本発明に係わるP
S番号処理を行う部分として別記してある。PS番号生
成手段16aは、基地局から移動局に送信するPS番号
を生成する制御部であり、着呼端末記憶部16bは、基
地局に収容される端末へ着信があった場合に呼び出すた
めのPSが記憶されている部分であり、「*」出力手段
16cは、本発明に係わるPS番号を出力するための制
御手段である。PS番号識別部26aは、基地局から移
動局に送信されたPS番号を識別する制御部であり、着
呼識別部26bは、本発明におけるPS番号による着呼
を識別する部分である。
局とのプロトコルの様子を示す図で、ある。この一連の
プロトコルフローは、RCR(財団法人電波システム開
発センター)規格で定められているものであり、移動局
に着呼があった場合には、最初に基地局より制御用キャ
リアにて着呼メッセージがくる。そこで、移動局が自局
への着呼であると判断したときには、リンクチャネル確
立要求メッセージを出力し、基地局はそれに応答してリ
ンクチャネル割当メッセージ出力により通信用キャリア
に移る。そして、双方が同期バースト送信によりキャリ
アの移行が確認された後にSABM(非同期平衡モード
設定)、UA(非番号制応答)により非同期平衡モード
を設定し、着呼応答メッセージにより移動局は着呼に応
答したことを基地局に伝えるといったシーケンスをと
る。
明する。着信時には図3における着呼メッセージの中で
基地局から移動局へPS番号の情報が送られるようにな
っていて、該PS番号により移動局は自局への着呼であ
ることを識別するようになっている。図4は、PS番号
情報のフォーマットを示す図である。このフォーマット
もRCR規格で定められているものであり、このデータ
は呼出サービス種別と13桁のPS番号の数字で構成さ
れる。図5は、本発明に含まれるPS番号情報に含まれ
る13桁の数字の割当の一実施例について示す図であ
る。基地局単位に管理するものではあるが、通常、基地
局に収容される移動局のPS番号は移動局により全て異
なった番号が与えられる。例では端末A、端末BのPS
番号が示されているが、この2つの番号の先頭10桁は
同じ番号になっている。従って、移動局にて自局への着
呼を判断する際にこの先頭10桁の数字のみを判断すれ
ば、端末A,端末B双方へ着呼と識別することが可能と
なる。基地局がこの先頭10桁のみを着呼の判断に用い
ることを移動局に指示するために、この例ではその他の
桁の数字に「*」を割り当てている。この動作は、着呼
端末記憶部16bにて着呼のあった端末のPS番号がP
S番号生成部16aに伝えられるが、複数のPSに着呼
があった場合には、それらのPSに共通でないPS番号
の部分に識別時に無視するように指示するための「*」
が割り当てられた情報が「*」出力手段16cからPS
番号生成手段16aへ伝えられ、そこで生成されたPS
番号情報がプロトコル制御部16に伝えられることによ
り、そのPS番号情報を持った着呼メッセージが移動局
に伝えられる。
んだメッセージを送った場合のPS番号の識別動作につ
いて説明する。図6は、PS番号の識別動作を説明する
ためのフローチャートを示す図である。step1におい
て、プロトコル制御部26にてPS番号を含んだメッセ
ージを受信したと判断した場合、次のstep2に移り、P
S番号識別部26aにこのPS番号が伝えられる。ここ
で、「*」がPS番号に含まれていると判断された場合
は、step3において、着呼識別部26bにて「*」の桁
以外のPS番号が自局のPS番号と一致しているかどう
かを識別し、自局への着呼かどうかを判断する。また、
「*」がPS番号に含まれていないと判断された場合
は、step4において、従来どおりに着呼識別部26bに
て全桁のPS番号が自局のPS番号と一致しているかど
うかを識別し、自局への着呼かどうかを判断する。着呼
があったと判断された場合は、step5において従来どお
りの着信手順を行うが、その他の場合はもとへ戻る。
によると、以下のような効果がある。すなわち、基地局
かに移動局に伝えられる着呼メッセージに含まれている
PS番号(移動局に着呼があったことを知らせる番号)
において、基地局から指示があった場合は、移動局はP
S番号の全桁一致でなく、一部の桁だけを着呼識別に用
いるような手段を備えているため、PS番号の特定の桁
に複数の移動局に対する着呼を示す部分をもうければ、
その部分に対応した移動局は同時に着呼に応答すること
が可能となる。したがって、基地局から複数の移動局に
対して同時着呼を伝える場合には一つのPS番号を設定
すれば良く、効率の良い接続が可能となる。
地局の一実施例を説明するための構成図である。
動局の一実施例を説明するための構成図である。
示す図である。
を示す図である。
数字の割当の一実施例を示す図である。
めのフローチャートである。
テナ、15…電話制御部、16…プロトコル制御部、1
6a…PS番号生成手段、16b…着呼端末記憶部、1
6c…「*」出力手段、22…電話部、23…無線部、
24…アンテナ、25…電話制御部、26…プロトコル
制御部、26a…PS番号識別部、26b…着呼識別
部。
Claims (1)
- 【請求項1】 基地局から移動局に伝えられる着呼メッ
セージに含まれており、移動局に着呼があったことを知
らせる番号であるPS番号の一部に割り当てた桁に特定
コードが含まれているとき、PS番号の該一部の桁以外
の桁に基づいて着呼応答する手段を備え、所望の複数の
移動局のPS番号の該一部の桁以外の桁を共通コードと
なすことにより、1つの着呼メッセージにより該複数の
移動局を同時に呼び出すことを可能としたことを特徴と
するディジタルコードレス電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316381A JP2986631B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ディジタルコードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316381A JP2986631B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ディジタルコードレス電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153263A JPH06153263A (ja) | 1994-05-31 |
JP2986631B2 true JP2986631B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=18076456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4316381A Expired - Lifetime JP2986631B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ディジタルコードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2986631B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4316381A patent/JP2986631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06153263A (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
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