JPH10234999A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH10234999A
JPH10234999A JP4757897A JP4757897A JPH10234999A JP H10234999 A JPH10234999 A JP H10234999A JP 4757897 A JP4757897 A JP 4757897A JP 4757897 A JP4757897 A JP 4757897A JP H10234999 A JPH10234999 A JP H10234999A
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JP
Japan
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dust collecting
water supply
collecting means
reducing liquid
tubular body
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JP4757897A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川島
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄粉や錆のように特に濾過フィルターの劣化を
早める金属性混合物を、濾過フィルターとは別に磁気集
塵手段で還元液中から取り除くようにして、濾過フィル
ターの交換寿命を延ばし、該フィルター交換の手間とコ
ストを最小限に抑える。 【解決手段】管状本体11と、該管状本体11の全長に
亘って内挿され物体を搬送すべく回転可能な螺旋状体1
2と、前記管状本体11内の適所に還元液を噴射する噴
射機構25,26と、還元液を貯留する貯留槽20と、
還元液を前記噴射機構25,26に供給する給水パイプ
23A〜23Cとを備え、前記貯留槽20に接続した前
記給水パイプ23Aの入口付近に、磁気集塵手段28を
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り返し使用する
還元液により物体を洗浄する洗浄装置に関し、特に、遊
技機島に設置されて、パチンコ球の洗浄に用いられるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機島に設置される水流式のパ
チンコ球洗浄装置では、その管状本体が島下段内に斜設
され、管状本体内を螺旋状体の回転により揚送されるパ
チンコ球に、ジェットノズルから水を噴射して、パチン
コ球に付着したり入り混じっていた各種埃やごみ、それ
に鉄粉や錆等をジェット水流で洗い流すようにして洗浄
していた。
【0003】水は還元液としてパチンコ球の洗浄に繰り
返し使用され、水槽内の還元水は、水槽の底に接続され
た給水パイプを通り、先ずパイプ途中に設けられた濾過
フィルターによって各種埃や錆等の不純物が除去され
る。そして、濾過フィルターで濾過された水は、再び給
水パイプを通ってジェット水流用ポンプに供給され、ポ
ンプの稼動によって、前記管状本体内を臨むジェットノ
ズルから噴射されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のパチンコ球洗浄装置では、パチンコ球か
ら洗い流された還元水中の埃やごみの他、特にパチンコ
球には多く混じる鉄粉や錆も総て濾過フィルターに吸着
されてしまう。従って、濾過フィルターの劣化が著しく
早くなり、通常の埃やごみだけの吸着なら一般に数カ月
はもつ交換寿命が数日間と極めて短くなり、フィルター
交換の手間や、フィルター自体のコストが嵩むという問
題があった。
【0005】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、鉄粉や錆のように特
に濾過フィルターの劣化を早める金属性混合物を、濾過
フィルターとは別に磁気集塵手段で還元液中から取り除
くようにして、濾過フィルターの交換寿命を延ばし、該
フィルター交換の手間とコストを最小限に抑えることが
できる洗浄装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
【0007】1.繰り返し使用する還元液により物体を
洗浄する洗浄装置(10,10a)において、還元液の
循環経路の途中に、還元液中の金属性混合物を吸着して
除去するための磁気集塵手段(28)を設けたことを特
徴とする洗浄装置(10,10a)。
【0008】2.管状本体(11)と、該管状本体(1
1)の全長に亘って内挿され物体を搬送すべく回転可能
な螺旋状体(12)と、前記管状本体(11)内の適所
に還元液を噴射する噴射機構(25,26)と、還元液
を貯留する貯留槽(20)と、還元液を前記噴射機構
(25,26)に供給する給水パイプ(23A〜23
C)とを備え、前記貯留槽(20)に接続した前記給水
パイプ(23A)の入口付近に、前記磁気集塵手段(2
8)を配置したことを特徴とする1項記載の洗浄装置
(10)。
【0009】3.管状本体(11)と、該管状本体(1
1)の全長に亘って内挿され物体を搬送すべく回転可能
な螺旋状体(12)と、前記管状本体(11)内の適所
に還元液を噴射する噴射機構(25,26)と、還元液
を貯留する貯留槽(20)と、還元液を前記噴射機構
(25,26)に供給する給水パイプ(23A〜23
C)とを備え、前記給水パイプ(23A〜23C)の途
中に、還元液中の不純物を濾過して除去する濾過フィル
ター(24)を設け、該濾過フィルター(24)の手前
側に前記磁気集塵手段(28)を一体に設けたことを特
徴とする1項記載の洗浄装置(10a)。
【0010】4.管状本体(11)と、該管状本体(1
1)の全長に亘って内挿され物体を搬送すべく回転可能
な螺旋状体(12)と、前記管状本体(11)内の適所
に還元液を噴射する噴射機構(25,26)と、還元液
を貯留する貯留槽(20)と、還元液を前記噴射機構
(25,26)に供給する給水パイプ(23A〜23
C)とを備え、前記給水パイプ(23A〜23C)の途
中に、還元液中の不純物を濾過して除去する濾過フィル
ター(24)を設け、該濾過フィルター(24)の手前
側に前記磁気集塵手段(28)を一体に設けると共に、
前記貯留槽(20)に接続した給水パイプ(23A)の
入口付近にも、前記磁気集塵手段(28)を配置したこ
とを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
【0011】5.複数の遊技機(2)を並設して成る遊
技機島(1)に設置され、各遊技機(2)から排出され
るパチンコ球(P)を洗浄するよう構成されたことを特
徴とする1,2,3または4項記載の洗浄装置(10,
10a)。
【0012】次に作用を説明する。1項記載の洗浄装置
(10,10a)によれば、物体の洗浄に繰り返し使わ
れる還元液の循環経路の途中に磁気集塵手段(28)を
設けたから、還元液中に混入したごみや塵等の不純物の
うち金属性混合物のみを選択的に前記磁気集塵手段(2
8)によって吸着し除去することができる。
【0013】従って、通常は還元液の循環経路の途中に
設ける不純物除去用の濾過フィルター(24)の手前側
に、前記磁気集塵手段(28)を設ければ、濾過フィル
ター(24)に金属性混合物が吸着されることはなくな
り、金属性混合物を原因とする濾過フィルター(24)
の早期劣化を防止することが可能となる。
【0014】2項記載の洗浄装置(10)によれば、物
体は管状本体(11)内を螺旋状体(12)の回転に伴
い一定方向に搬送され、物体は搬送途中で噴射機構(2
5,26)から還元液を噴射されて洗浄される。
【0015】洗浄後の還元液は、物体とは分離されて貯
留槽(20)に還元されるが、再び給水パイプ(23A
〜23C)を介して噴射機構(25,26)に供給され
る前に、給水パイプ(23A)の入口付近に配置した磁
気集塵手段(28)の側を通過する。
【0016】その際、還元液中に混入していた金属性混
合物は、磁気集塵手段(28)に吸着されて給水パイプ
(23A〜23C)の先には流れない。従って、給水パ
イプ(23A〜23C)の途中に前述の濾過フィルター
(24)を設けた場合、該濾過フィルター(24)に金
属性混合物が吸着されるのを防ぐことができる。
【0017】3項記載の洗浄装置(10a)によれば、
前述した給水パイプ(23A)の入口付近ではなく、給
水パイプ(23A〜23C)の途中に設けた濾過フィル
ター(24)の手前側に、前記磁気集塵手段(28)を
一体に設けたので、濾過フィルター(24)が着脱自在
であれば、磁気集塵手段(28)により交換寿命が延ば
された濾過フィルター(24)の交換時に、磁気集塵手
段(28)も一緒に交換することができる。
【0018】4項記載の洗浄装置によれば、前記濾過フ
ィルター(24)の手前側に磁気集塵手段(28)を一
体に設けると共に、前記給水パイプ(23A)の入口付
近にも磁気集塵手段(28)を配置したから、2つの磁
気集塵手段(28)によって、より確実に濾過フィルタ
ー(24)に金属性混合物が紛れ込むのを防止すること
ができる。
【0019】また、前記1,2,3または4項記載の洗
浄装置(10,10a)は、5項記載のように、複数の
遊技機(2)を並設して成る遊技機島(1)に設置し
て、各遊技機(2)から排出されるパチンコ球(P)を
洗浄するようにすれば、多量のパチンコ球(P)を効率
よく洗浄することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する各種実施の形態を説明する。図1および図2は本発
明の第1の実施の形態を示している。図1に示すよう
に、本実施の形態に係る洗浄装置10は、その管状本体
11内を螺旋状体12の回転により揚送される物体に、
ジェットノズル26から還元液としての水を噴射し、パ
チンコ球に付着したり入り混じっていた各種埃やごみ、
それに鉄粉や錆等をジェット水流で洗い流す装置であ
る。
【0021】図2に示すように、洗浄装置10は遊技機
島1内に設置されており、パチンコ機2から排出された
パチンコ球Pを、島下段内で洗浄するように設置されて
いる。ここで遊技機島1は、複数台のパチンコ機2を背
中合わせに前後2列に並設して成る。図2中では遊技機
島1の島上段を覆う幕板と、島下段を覆う腰板は取り外
されている。
【0022】洗浄装置10は、その頂部が少なくとも各
パチンコ機2下の腰板の高さ以下になるよう斜設された
管状本体11と、螺旋状体12と、噴射機構を成すジェ
ット水流ポンプ25およびジェットノズル26と、還元
液である水(以下、還元水とする。)を貯留する貯留槽
20と、還元水を噴射機構25,26に供給する給水パ
イプ23A〜23Cとを備えている。後述するが本発明
の要部である磁気集塵手段28は、還元水の循環経路の
一部を成す貯留槽20内の要所に配設されている。
【0023】管状本体11は、各パチンコ機2から排出
されたパチンコ球Pを、回収樋6A〜6Eを介して球供
給口11aから取り入れ、洗浄されつつ揚送されたパチ
ンコ球Pを球排出口17から排出するように設置されて
いる。管状本体11の内部には、その全長に亘ってパチ
ンコ球Pを下端部から頂部へ向けて一定方向に搬送する
螺旋状体12が回転可能に内挿されている。螺旋状体1
2は、回転軸13によって管状本体11の両端に軸支さ
れており、回転軸13の上端には、電動モーター15に
より減速駆動する駆動ギア14が一体的に固結されてい
る。
【0024】管状本体11の軸心方向における略中央上
側には、ジェットノズル26を管状本体11内部に臨ま
せるように装着するための取付け部11bが形成されて
いる。また、取付け部11bより頂部側に位置する管状
本体11の下側には、洗浄後の還元水を管状本体11外
部に排出するための多数の通水孔11c,11c…が形
成されている。
【0025】管状本体11の頂部下側に開設された球排
出口11dには、洗浄後のパチンコ球Pを乾燥樋18上
に導くガイド部材17が連通接続されている。また、乾
燥樋18の側方には、図2中に示すようにヒーター19
が配設されている。乾燥樋18により乾燥されたパチン
コ球Pは、整列シュート4を介して端部排出口5に接続
された搬送パイプ30内を揚送され、吸引ユニット11
から上部タンク3に供給されるように設定されている。
【0026】貯留槽20は、その内部に貯留された還元
水中に、前記管状本体11の下端部下側を水没させる位
置に配設されている。貯留槽20の一端側上方には、回
収樋6Eに連なるガイド樋21が固設されている。ま
た、貯留槽20の他端側上方には、前記管状本体11の
通水孔11cを下方から覆うようにして、還元水を貯留
槽20内に回収するための還元水回収樋16が固設され
ている。
【0027】貯留槽20の一端側の底部には、還元水を
噴射機構を成すジェット水流ポンプ25およびジェット
ノズル26に供給する給水パイプ23Aの入口が連通接
続されている。この給水パイプ23Aの入口付近には、
還元水中の金属性混合物を吸着して除去するための磁気
集塵手段28が設けられている。
【0028】磁気集塵手段28は、パチンコ球Pに特に
付着し易い鉄粉や錆等の金属性混合物を吸着し得る一般
のフェライト磁石から構成するとよい。磁気集塵手段2
8である磁石の表面に、例えば、薄い布とかプラスチッ
クフィルム等を被せておけば、磁気集塵手段28に付着
した金属性混合物は、薄い布等を磁石から外すことで簡
単に分離させることができる。
【0029】給水パイプ23Aと給水パイプ23Bとの
間には、還元液中の不純物を濾過して除去する濾過フィ
ルター24が設けられている。濾過フィルター24は、
ケース本体内に、還元水中に混じる大小のごみや、人間
の手垢を含む各種油類を吸着できる濾過膜を充填して成
る。濾過フィルター24は、給水パイプ23Aと給水パ
イプ23Bとの間に着脱自在なものである。また、濾過
フィルター24は、もちろん金属性混合物も吸着できる
が、一般に金属性混合物によって劣化し易い性質を持つ
ものである。
【0030】また、給水パイプ23Bと給水パイプ23
Cとの間には、ジェット水流を作り出すジェット水流ポ
ンプ25が設けられている。そして給水パイプ23Cの
出口は、前記管状本体11内にジェット水流を噴射する
ためのジェットノズル26に接続されている。
【0031】図2に示すように、前述した洗浄装置10
により洗浄されたパチンコ球Pは、乾燥樋18上で乾燥
されてから、搬送装置の搬送パイプ30によって島上段
へ搬送されるように構成されている。すなわち、搬送パ
イプ30の始端部は整列シュート4の端部排出口5に接
続され、搬送パイプ30の終端部は、遊技機島1の島上
段内に配設された吸引ユニット31に連通接続されてい
る。
【0032】また、吸引ユニット31には、吸気ホース
40の一端が連通接続され、吸気ホース40の他端は吸
気手段としてのブロア41の吸引側に接続されている。
ブロア41の排気側には排気ホース42の一端が接続さ
れ、その他端は前述した乾燥樋18の側のヒーター19
に接続されている。吸引ユニット31内には、搬送パイ
プ30内に吸引うず気流を生じさせるうず気流発生機構
が設けられている。
【0033】次に第1の実施形態の作用を説明する。図
3に示すように、複数台のパチンコ機2よりそれぞれパ
チンコ球Pが排出されると、該パチンコ球Pは、管状本
体11の頂部より左右に傾斜した上部回収樋6A、6B
上に落下し、落下したパチンコ球Pは上部回収樋6A、
6Bより下部回収樋6C、6D上に落下する。
【0034】下部回収樋6Cから流れてきたパチンコ球
Pは、下部回収樋6Dに供給される。また下部回収樋6
D上に落下したパチンコ球Pは、そのまま回収樋6Eに
導入され、該回収樋6Eを介して洗浄装置10の管状本
体11にある供給口11aに取り込まれる。
【0035】管状本体11内に入ったパチンコ球Pは、
管状本体11内の螺旋状体12の回転駆動に伴って揚送
される。かかる揚送途中で、管状本体11の略中央上方
に設けたジェットノズル26からジェット水流が噴射さ
れ、パチンコ球Pに付着したり混入していた各種の汚れ
は掻き落とされるように洗浄される。
【0036】洗浄後の還元水は、パチンコ球Pから分離
した各種汚れと一緒に、管状本体11に設けた通水孔1
1c,11c…から還元水回収樋16内に落下し、この
還元水回収樋16を流下して貯留槽20に戻される。一
方、洗浄されたパチンコ球Pは、管状本体11の頂部に
ある球排出口11dから外部に排出され、ガイド部材1
7を介して乾燥樋18上に送り出される。
【0037】前記ジェットノズル26から噴射されるジ
ェット水流は、ジェット水流ポンプ25から作り出され
るのであるが、還元水は、ジェット水流ポンプ25に給
水パイプ23A,23Bを通って供給される途中で、濾
過フィルター24により濾過される。ここで濾過フィル
ター24は、吸着する汚れの種類と濾過膜の表面積で交
換寿命が大きく変化するものであり、特に金属性のごみ
等を吸着すると劣化し易くなる。
【0038】ところで、濾過フィルター24の交換寿命
を著しく縮める金属性混合物は、濾過フィルター24に
吸着される前に、給水パイプ23Aの入口付近に設けた
磁気集塵手段28によって、予め選択的に吸着し除去さ
れる。従って、前記濾過フィルター24には金属性混合
物が吸着されることがなくなり、金属性混合物を原因と
する濾過フィルター24の早期劣化を防止することがで
きる。
【0039】特に本実施の形態では、前記磁気集塵手段
28を貯留槽20に接続した給水パイプ23Aの入口付
近に配置させたので、一か所に流れが集中する還元水中
に攪拌浮遊している金属性混合物を、効率良く集中的に
吸着することができる。それにより、濾過フィルター2
4が設けてある給水パイプ23A〜23Cの先に金属性
混合物が流れることを確実に防止することが可能とな
る。
【0040】乾燥樋18上に排出されたパチンコ球P
は、ヒーター19により加熱されて排気ホース42から
吹付けられ加熱空気により乾燥される。このため、ブロ
ア41の排気を有効に利用することができ、洗浄で濡れ
たパチンコ球Pは乾燥されてパチンコ球Pないしパチン
コ球Pに接触する周囲の部分が腐食するのを防止するこ
とができる。
【0041】整列シュート4上に整列された複数のパチ
ンコ球Pは、該整列シュート4の端部排出口5に接続さ
れた搬送パイプ30を介して吸引ユニット31に吸引さ
れることになる。すなわち、ブロア41を起動させる
と、図2に示す吸引ユニット31のうず気流発生機構に
より搬送パイプ30内に吸引うず気流が発生する。
【0042】それにより、パチンコ球Pは搬送パイプ3
0内にて、吸引うず気流に巻き込まれるようにして半浮
遊状態で搬送されるため、搬送パイプ30の内壁面に強
く衝突するようなことはなく、搬送パイプ30の耐久性
が向上する。
【0043】図1に示すように、搬送パイプ30によっ
て吸引搬送されたパチンコ球Pは、吸引ユニット31か
ら上部タンク3に直接供給される。上部タンク3に供給
されたパチンコ球Pは、更にシュート、ジャバラを介し
て各パチンコ機2の上部のボールカウンターに充填され
る。
【0044】図3は本発明の第2の実施の形態を示して
いる。本実施の形態に係る洗浄装置10aでは、濾過フ
ィルター24の手前側に前記磁気集塵手段28を一体に
設けている。図3中では、磁気集塵手段28が、濾過フ
ィルター24のケース本体内に含まれるように見える
が、実際は磁気集塵手段28は、ケース本体内にて濾過
膜の手前(上流側)に位置している。
【0045】このような洗浄装置10aによれば、磁気
集塵手段28も消耗品と考えて、濾過フィルター24の
交換時に、磁気集塵手段28も一緒に簡易かつ迅速に交
換することができる。また、前記濾過フィルター24の
手前側に磁気集塵手段28を一体に設けると共に、前記
給水パイプ23Aの入口付近にも磁気集塵手段28を配
置すれば、2つの磁気集塵手段28,28によって、よ
り確実に濾過フィルター24に金属性混合物が紛れ込む
のを防止することができる。
【0046】なお、本発明に係る洗浄装置の具体的構成
は、図示した発明の実施の形態に限定されるものではな
く、例えば、前記実施の形態では、洗浄装置を遊技機島
に設置して、パチンコ球を洗浄する場合を示したが、洗
浄対象である物体はパチンコ球に限られるものではな
い。また、洗浄に用いる還元液として水を例示したが、
単なる水に限られるものではなく、洗剤液等であっても
よい。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る洗浄装置によれば、物体の
洗浄に繰り返し使われる還元液の循環経路の途中に磁気
集塵手段を設けたから、還元液中に混入したごみや塵等
の不純物のうち金属性混合物のみを選択的に前記磁気集
塵手段によって吸着し除去することができ、従って、通
常は還元液の循環経路の途中に設ける不純物除去用の濾
過フィルターの手前側に、前記磁気集塵手段を設けれ
ば、濾過フィルターに金属性混合物が吸着されることは
なくなる。
【0048】それにより、金属性混合物を原因とする濾
過フィルターの早期劣化を防止することが可能となり、
濾過フィルターの交換寿命が延びることで、該フィルタ
ー交換の手間とコストを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る洗浄装置を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る洗浄装置を装
備した遊技機島を示す正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る洗浄装置を示
す断面図である。
【符号の説明】
10,10a…洗浄装置 11…装置本体 12…螺旋状体 20…貯留槽 28…磁気集塵手段 23A〜23C…給水パイプ 24…濾過フィルター 25…ジェット水流ポンプ 26…ジェットノズル 30…搬送パイプ 31…吸引ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繰り返し使用する還元液により物体を洗浄
    する洗浄装置において、 還元液の循環経路の途中に、還元液中の金属性混合物を
    吸着して除去するための磁気集塵手段を設けたことを特
    徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】管状本体と、該管状本体の全長に亘って内
    挿され物体を搬送すべく回転可能な螺旋状体と、前記管
    状本体内の適所に還元液を噴射する噴射機構と、還元液
    を貯留する貯留槽と、還元液を前記噴射機構に供給する
    給水パイプとを備え、 前記貯留槽に接続した前記給水パイプの入口付近に、前
    記磁気集塵手段を配置したことを特徴とする請求項1記
    載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】管状本体と、該管状本体の全長に亘って内
    挿され物体を搬送すべく回転可能な螺旋状体と、前記管
    状本体内の適所に還元液を噴射する噴射機構と、還元液
    を貯留する貯留槽と、還元液を前記噴射機構に供給する
    給水パイプとを備え、 前記給水パイプの途中に、還元液中の不純物を濾過して
    除去する濾過フィルターを設け、該濾過フィルターの手
    前側に前記磁気集塵手段を一体に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】管状本体と、該管状本体の全長に亘って内
    挿され物体を搬送すべく回転可能な螺旋状体と、前記管
    状本体内の適所に還元液を噴射する噴射機構と、還元液
    を貯留する貯留槽と、還元液を前記噴射機構に供給する
    給水パイプとを備え、 前記給水パイプの途中に、還元液中の不純物を濾過して
    除去する濾過フィルターを設け、該濾過フィルターの手
    前側に前記磁気集塵手段を一体に設けると共に、前記貯
    留槽内に接続した給水パイプの入口付近にも、前記磁気
    集塵手段を配置したことを特徴とする請求項1記載の洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】複数の遊技機を並設して成る遊技機島に設
    置され、各遊技機から排出されるパチンコ球を洗浄する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1,2,3ま
    たは4記載の洗浄装置。
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