JPH10233972A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
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- JPH10233972A JPH10233972A JP9032258A JP3225897A JPH10233972A JP H10233972 A JPH10233972 A JP H10233972A JP 9032258 A JP9032258 A JP 9032258A JP 3225897 A JP3225897 A JP 3225897A JP H10233972 A JPH10233972 A JP H10233972A
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- Japan
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- signal
- electric field
- sensitivity
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分配手段（ＲＦ分配器）の感度の設定を自動
的に行う。 【解決手段】 アンテナ１からの信号がＲＦ分配器２に
供給され、分配された信号がそれぞれチューナ３及び４
に供給される。さらにチューナ３及び４で受信された信
号がそれぞれ映像回路５及び６に供給され、復調された
映像信号が２画面合成回路７で合成されて受像管８に供
給される。また装置全体の制御及び演算を行うマイコン
９が設けられ、例えば操作部１０の操作に従って放送信
号の選局等の制御信号がチューナ３及び４等に供給され
る。さらにこのマイコン９からの制御信号がＲＦ分配器
２に供給される。また、例えばチューナ３で受信された
信号の電界強度を測定した信号がマイコン９に供給さ
れ、スプリアス成分の演算等の処理が行われる。そして
このマイコン９での演算結果に従って行われる各回路の
設定の内容等がメモリ１１に記憶される。
的に行う。 【解決手段】 アンテナ１からの信号がＲＦ分配器２に
供給され、分配された信号がそれぞれチューナ３及び４
に供給される。さらにチューナ３及び４で受信された信
号がそれぞれ映像回路５及び６に供給され、復調された
映像信号が２画面合成回路７で合成されて受像管８に供
給される。また装置全体の制御及び演算を行うマイコン
９が設けられ、例えば操作部１０の操作に従って放送信
号の選局等の制御信号がチューナ３及び４等に供給され
る。さらにこのマイコン９からの制御信号がＲＦ分配器
２に供給される。また、例えばチューナ３で受信された
信号の電界強度を測定した信号がマイコン９に供給さ
れ、スプリアス成分の演算等の処理が行われる。そして
このマイコン９での演算結果に従って行われる各回路の
設定の内容等がメモリ１１に記憶される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば２画面の表
示を行うために複数の受信手段の内蔵されたテレビジョ
ン受信機等に使用して好適な受信装置に関するものであ
る。
示を行うために複数の受信手段の内蔵されたテレビジョ
ン受信機等に使用して好適な受信装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば複数の受信手段の内蔵されたテレ
ビジョン受信機においては、アンテナ端子からの受信信
号を複数の受信手段に分配する分配手段（ＲＦ分配器）
が設けられている。その場合に、受信される各放送信号
が常に所定以上の電界強度を得られる状況では、ＲＦ分
配器はいわゆるパッシブ型の回路素子で分配を行うこと
ができる。
ビジョン受信機においては、アンテナ端子からの受信信
号を複数の受信手段に分配する分配手段（ＲＦ分配器）
が設けられている。その場合に、受信される各放送信号
が常に所定以上の電界強度を得られる状況では、ＲＦ分
配器はいわゆるパッシブ型の回路素子で分配を行うこと
ができる。
【０００３】これに対して、放送信号の電界強度が充分
に得られない場合には、ＲＦ分配器でのロスを防ぐため
に、回路をアクティブ型の素子で構成する必要が生じ
る。ところがこのようなアクティブ素子でＲＦ分配器を
構成した場合には、入力される電界強度があるレベルよ
り大きいときに歪みが発生し、この歪みによるスプリア
ス成分が受信される放送信号の帯域に入ると、いわゆる
ビート障害が発生する恐れがある。
に得られない場合には、ＲＦ分配器でのロスを防ぐため
に、回路をアクティブ型の素子で構成する必要が生じ
る。ところがこのようなアクティブ素子でＲＦ分配器を
構成した場合には、入力される電界強度があるレベルよ
り大きいときに歪みが発生し、この歪みによるスプリア
ス成分が受信される放送信号の帯域に入ると、いわゆる
ビート障害が発生する恐れがある。
【０００４】そこで従来のアクティブ型のＲＦ分配器で
は、所望時にＲＦ分配器の感度を低下させてビート障害
を解消する切り換え手段が設けられていた。しかしなが
らこのような切り換え手段は、従来は手動であったため
に使用者が画面を見て一々操作を行わなけらばならず、
また復帰の操作を忘れるとＲＦ分配器の感度が低下され
たままとなり、受信される放送信号のＳ／Ｎが劣化する
等の問題を生じる恐れがあった。
は、所望時にＲＦ分配器の感度を低下させてビート障害
を解消する切り換え手段が設けられていた。しかしなが
らこのような切り換え手段は、従来は手動であったため
に使用者が画面を見て一々操作を行わなけらばならず、
また復帰の操作を忘れるとＲＦ分配器の感度が低下され
たままとなり、受信される放送信号のＳ／Ｎが劣化する
等の問題を生じる恐れがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の受信装置でいわゆるアクティブ型のＲＦ
分配器が設けられている場合には、受信される放送信号
にビート障害が発生する恐れがあり、またこの障害を解
消するための分配手段等の切り換えの操作が煩わしく、
さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／Ｎが劣化する等
の問題を生じる恐れがあったというものである。
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の受信装置でいわゆるアクティブ型のＲＦ
分配器が設けられている場合には、受信される放送信号
にビート障害が発生する恐れがあり、またこの障害を解
消するための分配手段等の切り換えの操作が煩わしく、
さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／Ｎが劣化する等
の問題を生じる恐れがあったというものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、各放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算
出して分配手段の感度を設定するようにしたものであっ
て、これによれば、分配手段の感度の設定が自動的に行
われると共に、使用者にとって煩わしい切り換え手段の
操作や復帰の操作を忘れるなどの恐れがなくなり、常に
良好な放送信号の受信を行うことができる。
は、各放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算
出して分配手段の感度を設定するようにしたものであっ
て、これによれば、分配手段の感度の設定が自動的に行
われると共に、使用者にとって煩わしい切り換え手段の
操作や復帰の操作を忘れるなどの恐れがなくなり、常に
良好な放送信号の受信を行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、受信信号を複
数の受信手段に分配する分配手段を有する受信装置にお
いて、受信帯域内に存在する各放送信号の周波数を検出
する検出手段と、各放送信号の電界強度を測定する測定
手段と、検出された周波数と測定された電界強度とから
歪みの発生する周波数を演算する演算手段とを有し、各
放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算出して
分配手段の感度を設定するものである。
数の受信手段に分配する分配手段を有する受信装置にお
いて、受信帯域内に存在する各放送信号の周波数を検出
する検出手段と、各放送信号の電界強度を測定する測定
手段と、検出された周波数と測定された電界強度とから
歪みの発生する周波数を演算する演算手段とを有し、各
放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算出して
分配手段の感度を設定するものである。
【０００８】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図１は本発明を適用した受信装置の一例の構成を示
すブロック図である。
に、図１は本発明を適用した受信装置の一例の構成を示
すブロック図である。
【０００９】この図１において、アンテナ１からの信号
がＲＦ分配器（分配手段）２に供給され、このＲＦ分配
器２で分配された信号がそれぞれチューナ（受信手段）
３及び４に供給される。さらにこれらのチューナ３及び
４で受信された信号がそれぞれ映像回路５及び６に供給
される。そしてこれらの映像回路５及び６でそれぞれ復
調された映像信号が、２画面合成回路７に供給され、合
成された映像信号が受像管８に供給される。
がＲＦ分配器（分配手段）２に供給され、このＲＦ分配
器２で分配された信号がそれぞれチューナ（受信手段）
３及び４に供給される。さらにこれらのチューナ３及び
４で受信された信号がそれぞれ映像回路５及び６に供給
される。そしてこれらの映像回路５及び６でそれぞれ復
調された映像信号が、２画面合成回路７に供給され、合
成された映像信号が受像管８に供給される。
【００１０】また、装置全体の制御、及び後述する検出
された値の演算を行うマイクロコンピュータ（マイコ
ン）９が設けられる。そしてマイコン９では、例えば操
作部１０の操作に従って放送信号の選局等の制御が行わ
れ、例えばこのマイコン９からの制御信号がチューナ３
及び４等に供給される。さらに上述の２画面合成回路７
で合成される映像信号の設定や後述するＲＦ分配器２等
の制御も、例えばこのマイコン９からの制御信号がＲＦ
分配器２等に供給されて行われる。
された値の演算を行うマイクロコンピュータ（マイコ
ン）９が設けられる。そしてマイコン９では、例えば操
作部１０の操作に従って放送信号の選局等の制御が行わ
れ、例えばこのマイコン９からの制御信号がチューナ３
及び４等に供給される。さらに上述の２画面合成回路７
で合成される映像信号の設定や後述するＲＦ分配器２等
の制御も、例えばこのマイコン９からの制御信号がＲＦ
分配器２等に供給されて行われる。
【００１１】さらに、例えばチューナ３で受信された信
号の電界強度を測定した信号がマイコン９に供給され
る。なお電界強度の測定は、例えばチューナ３内のＡＧ
Ｃアンプの制御レベルを検出して行うことができる。そ
してこのマイコン９で、測定された電界強度に従って後
述するスプリアス成分の演算等の処理が行われる。ま
た、マイコン９には記憶手段（メモリ）１１が設けら
れ、後述する演算の結果や、その演算結果に従って行わ
れる各回路の設定の内容等が記憶される。
号の電界強度を測定した信号がマイコン９に供給され
る。なお電界強度の測定は、例えばチューナ３内のＡＧ
Ｃアンプの制御レベルを検出して行うことができる。そ
してこのマイコン９で、測定された電界強度に従って後
述するスプリアス成分の演算等の処理が行われる。ま
た、マイコン９には記憶手段（メモリ）１１が設けら
れ、後述する演算の結果や、その演算結果に従って行わ
れる各回路の設定の内容等が記憶される。
【００１２】そこでこの装置において、例えば装置の設
置後に最初に使用する際には、例えば以下のようにして
各回路の設定が行われる。すなわち図２は、例えば装置
の使用を開始する際の各回路の設定を行う手順の流れを
示す。
置後に最初に使用する際には、例えば以下のようにして
各回路の設定が行われる。すなわち図２は、例えば装置
の使用を開始する際の各回路の設定を行う手順の流れを
示す。
【００１３】この図２において、まずＡの流れ図では動
作がスタートされるとステップ〔１０〕で、チューナ３
及び４の受信帯域内で受信可能な放送信号がサーチされ
る。すなわちこのステップ〔１０〕では、例えばチュー
ナ３に受信周波数の低い側から受信周波数をスイープす
る制御信号が供給される。そしてこのとき例えばチュー
ナ３内でＡＧＣアンプの制御レベルを検出することによ
って、受信された信号の電界強度が測定される。
作がスタートされるとステップ〔１０〕で、チューナ３
及び４の受信帯域内で受信可能な放送信号がサーチされ
る。すなわちこのステップ〔１０〕では、例えばチュー
ナ３に受信周波数の低い側から受信周波数をスイープす
る制御信号が供給される。そしてこのとき例えばチュー
ナ３内でＡＧＣアンプの制御レベルを検出することによ
って、受信された信号の電界強度が測定される。
【００１４】さらにこの測定された電界強度がマイコン
９に供給され、電界強度が所定値以上になる信号の周波
数が受信可能な放送信号として検出される。そしてこの
検出された放送信号の周波数とその信号の電界強度を示
す値が、例えば受信周波数の低い側から順番（ｎ＝１、
２、３・・・）に、例えば図３に示すようなテーブルと
してメモリ１１に記憶される。なおこのＡの流れ図の動
作は、例えばチューナ３の受信周波数のスイープが終了
すると、終了（エンド）される。
９に供給され、電界強度が所定値以上になる信号の周波
数が受信可能な放送信号として検出される。そしてこの
検出された放送信号の周波数とその信号の電界強度を示
す値が、例えば受信周波数の低い側から順番（ｎ＝１、
２、３・・・）に、例えば図３に示すようなテーブルと
してメモリ１１に記憶される。なおこのＡの流れ図の動
作は、例えばチューナ３の受信周波数のスイープが終了
すると、終了（エンド）される。
【００１５】さらにこのＡの流れ図の動作が終了（エン
ド）されると、続いてＢの流れ図の動作がスタートされ
る。なおこのＢの流れ図の動作は、例えば上述の順番
（ｎ＝１、２、３・・・）に従って、検出された全ての
放送信号についてそれぞれ行われるものである。
ド）されると、続いてＢの流れ図の動作がスタートされ
る。なおこのＢの流れ図の動作は、例えば上述の順番
（ｎ＝１、２、３・・・）に従って、検出された全ての
放送信号についてそれぞれ行われるものである。
【００１６】このＢの流れ図において、動作がスタート
されるとステップ〔１１〕で上述の検出された電界強度
の中に、歪みを発生する大きさのものがあるか否か判別
される。すなわち電界強度と歪みの発生の関係は、例え
ば図４に示すようなものであり、電界強度が一定の値以
下では歪みは発生せず、電界強度が一定の値を越えると
歪みが急激に増大するものである。従って検出された電
界強度が全て一定の値以下のときは歪みの発生する恐れ
がないことになる。
されるとステップ〔１１〕で上述の検出された電界強度
の中に、歪みを発生する大きさのものがあるか否か判別
される。すなわち電界強度と歪みの発生の関係は、例え
ば図４に示すようなものであり、電界強度が一定の値以
下では歪みは発生せず、電界強度が一定の値を越えると
歪みが急激に増大するものである。従って検出された電
界強度が全て一定の値以下のときは歪みの発生する恐れ
がないことになる。
【００１７】そこで上述のステップ〔１１〕で検出され
た電界強度の中に歪みを発生する大きさのものが無いと
き（Ｎｏ）には、ステップ〔１２〕でＲＦ分配器２の感
度を高くする設定が行われる。
た電界強度の中に歪みを発生する大きさのものが無いと
き（Ｎｏ）には、ステップ〔１２〕でＲＦ分配器２の感
度を高くする設定が行われる。
【００１８】これに対して、ステップ〔１１〕で検出さ
れた電界強度の中に歪みを発生する大きさのものが有る
とき（Ｙｅｓ）は、ステップ〔１３〕でスプリアスの発
生する周波数が計算される。すなわち歪みによって生じ
るスプリアス成分は、例えば図５に示すように電界強度
の大きな信号（周波数ｆ1 、ｆ2 ）があった場合に、例
えばこれらの周波数の２倍（２ｆ1 、２ｆ2 ）と、２つ
の周波数の差（ｆ2 −ｆ1 ）及び和（ｆ1 ＋ｆ2 ）の周
波数で発生するものである。
れた電界強度の中に歪みを発生する大きさのものが有る
とき（Ｙｅｓ）は、ステップ〔１３〕でスプリアスの発
生する周波数が計算される。すなわち歪みによって生じ
るスプリアス成分は、例えば図５に示すように電界強度
の大きな信号（周波数ｆ1 、ｆ2 ）があった場合に、例
えばこれらの周波数の２倍（２ｆ1 、２ｆ2 ）と、２つ
の周波数の差（ｆ2 −ｆ1 ）及び和（ｆ1 ＋ｆ2 ）の周
波数で発生するものである。
【００１９】そこでステップ〔１３〕では、上述の検出
された電界強度が歪みを発生する大きさの周波数につい
て、全ての組み合わせで例えばそれぞれの周波数の２倍
（２ｆ1 、２ｆ2 ）と、２つの周波数の差（ｆ2 −
ｆ1 ）及び和（ｆ1 ＋ｆ2 ）のスプリアス成分の周波数
が計算される。従ってこの計算されたスプリアス成分の
周波数が対象となる放送信号の帯域内にある場合には、
いわゆるビート障害が発生する恐れがあるものである。
された電界強度が歪みを発生する大きさの周波数につい
て、全ての組み合わせで例えばそれぞれの周波数の２倍
（２ｆ1 、２ｆ2 ）と、２つの周波数の差（ｆ2 −
ｆ1 ）及び和（ｆ1 ＋ｆ2 ）のスプリアス成分の周波数
が計算される。従ってこの計算されたスプリアス成分の
周波数が対象となる放送信号の帯域内にある場合には、
いわゆるビート障害が発生する恐れがあるものである。
【００２０】さらにステップ〔１４〕で、これらのスプ
リアス成分の周波数が対象となるｎ番の放送信号の帯域
内に有るか否か判別される。そしてスプリアス成分の周
波数が対象となるｎ番の放送信号の帯域内に有るとき
（Ｙｅｓ）は、ステップ〔１５〕でＲＦ分配器２の感度
を低くする設定が行われる。またスプリアス成分の周波
数が対象となるｎ番の放送信号の帯域内に無いとき（Ｎ
ｏ）には、上述のステップ〔１２〕でＲＦ分配器２の感
度を高くする設定が行われる。
リアス成分の周波数が対象となるｎ番の放送信号の帯域
内に有るか否か判別される。そしてスプリアス成分の周
波数が対象となるｎ番の放送信号の帯域内に有るとき
（Ｙｅｓ）は、ステップ〔１５〕でＲＦ分配器２の感度
を低くする設定が行われる。またスプリアス成分の周波
数が対象となるｎ番の放送信号の帯域内に無いとき（Ｎ
ｏ）には、上述のステップ〔１２〕でＲＦ分配器２の感
度を高くする設定が行われる。
【００２１】そしてこれらのステップ〔１２〕〔１５〕
でＲＦ分配器２の感度の設定が行われると、ステップ
〔１６〕で設定されたＲＦ分配器２の感度が上述の図３
に示すようにメモリ１１に記憶されて、動作が終了（エ
ンド）される。なおこの動作は、上述の検出された受信
可能な全ての放送信号（ｎ＝１、２、３・・・）につい
てそれぞれ行われる。
でＲＦ分配器２の感度の設定が行われると、ステップ
〔１６〕で設定されたＲＦ分配器２の感度が上述の図３
に示すようにメモリ１１に記憶されて、動作が終了（エ
ンド）される。なおこの動作は、上述の検出された受信
可能な全ての放送信号（ｎ＝１、２、３・・・）につい
てそれぞれ行われる。
【００２２】すなわちこの動作において、流れ図Ａのス
テップ〔１０〕で、受信帯域内に存在する各放送信号の
周波数が検出されると共に、各放送信号の電界強度が測
定される。また流れ図Ｂのステップ〔１３〕で、検出さ
れた周波数と測定された電界強度とから歪みの発生する
周波数が演算され、さらにステップ〔１４〕〔１５〕
〔１２〕で、各放送信号ごとにビート障害の発生する可
能性が算出されて、分配手段（ＲＦ分配器２）の感度が
設定される。
テップ〔１０〕で、受信帯域内に存在する各放送信号の
周波数が検出されると共に、各放送信号の電界強度が測
定される。また流れ図Ｂのステップ〔１３〕で、検出さ
れた周波数と測定された電界強度とから歪みの発生する
周波数が演算され、さらにステップ〔１４〕〔１５〕
〔１２〕で、各放送信号ごとにビート障害の発生する可
能性が算出されて、分配手段（ＲＦ分配器２）の感度が
設定される。
【００２３】従ってこの装置において、各放送信号ごと
にビート障害の発生する可能性を算出して分配手段（Ｒ
Ｆ分配器２）の感度を設定するようにしたことによっ
て、分配手段の感度の設定が自動的に行われると共に、
使用者にとって煩わしい切り換え手段の操作や復帰の操
作を忘れるなどの恐れがなくなり、常に良好な放送信号
の受信を行うことができる。
にビート障害の発生する可能性を算出して分配手段（Ｒ
Ｆ分配器２）の感度を設定するようにしたことによっ
て、分配手段の感度の設定が自動的に行われると共に、
使用者にとって煩わしい切り換え手段の操作や復帰の操
作を忘れるなどの恐れがなくなり、常に良好な放送信号
の受信を行うことができる。
【００２４】すなわち、従来の受信装置でいわゆるアク
ティブ型のＲＦ分配器が設けられている場合には、受信
される放送信号にビート障害が発生する恐れがあり、ま
たこの障害を解消するための分配手段等の切り換えの操
作が煩わしく、さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／
Ｎが劣化する等の問題を生じる恐れがあったものを、上
述の装置においてこのような問題点を容易に解消するこ
とができる。
ティブ型のＲＦ分配器が設けられている場合には、受信
される放送信号にビート障害が発生する恐れがあり、ま
たこの障害を解消するための分配手段等の切り換えの操
作が煩わしく、さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／
Ｎが劣化する等の問題を生じる恐れがあったものを、上
述の装置においてこのような問題点を容易に解消するこ
とができる。
【００２５】なお上述の装置において、ＲＦ分配器の感
度の設定は高低の２段階としたが、ビート障害が発生す
る度合いに応じて３段階、あるいはそれ以上の段階に設
定できるようにしてもよい。また、放送信号の内容に応
じてビート障害よりもＳ／Ｎの劣化が問題になるような
場合には、ＲＦ分配器の感度の設定を使用者がマニュア
ルで切り換えられるような手段を併設するようにしても
よい。
度の設定は高低の２段階としたが、ビート障害が発生す
る度合いに応じて３段階、あるいはそれ以上の段階に設
定できるようにしてもよい。また、放送信号の内容に応
じてビート障害よりもＳ／Ｎの劣化が問題になるような
場合には、ＲＦ分配器の感度の設定を使用者がマニュア
ルで切り換えられるような手段を併設するようにしても
よい。
【００２６】こうして上述の受信装置によれば、受信信
号を複数の受信手段に分配する分配手段を有する受信装
置において、受信帯域内に存在する各放送信号の周波数
を検出する検出手段と、各放送信号の電界強度を測定す
る測定手段と、検出された周波数と測定された電界強度
とから歪みの発生する周波数を演算する演算手段とを有
し、各放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算
出して分配手段の感度を設定することにより、分配手段
の感度の設定が自動的に行われると共に、使用者にとっ
て煩わしい切り換え手段の操作や復帰の操作を忘れるな
どの恐れがなくなり、常に良好な放送信号の受信を行う
ことができるものである。
号を複数の受信手段に分配する分配手段を有する受信装
置において、受信帯域内に存在する各放送信号の周波数
を検出する検出手段と、各放送信号の電界強度を測定す
る測定手段と、検出された周波数と測定された電界強度
とから歪みの発生する周波数を演算する演算手段とを有
し、各放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算
出して分配手段の感度を設定することにより、分配手段
の感度の設定が自動的に行われると共に、使用者にとっ
て煩わしい切り換え手段の操作や復帰の操作を忘れるな
どの恐れがなくなり、常に良好な放送信号の受信を行う
ことができるものである。
【００２７】
【発明の効果】この発明によれば、各放送信号ごとにビ
ート障害の発生する可能性を算出して分配手段の感度を
設定するようにしたことによって、分配手段の感度の設
定が自動的に行われると共に、使用者にとって煩わしい
切り換え手段の操作や復帰の操作を忘れるなどの恐れが
なくなり、常に良好な放送信号の受信を行うことができ
るようになった。
ート障害の発生する可能性を算出して分配手段の感度を
設定するようにしたことによって、分配手段の感度の設
定が自動的に行われると共に、使用者にとって煩わしい
切り換え手段の操作や復帰の操作を忘れるなどの恐れが
なくなり、常に良好な放送信号の受信を行うことができ
るようになった。
【００２８】すなわち、従来の受信装置でいわゆるアク
ティブ型のＲＦ分配器が設けられている場合には、受信
される放送信号にビート障害が発生する恐れがあり、ま
たこの障害を解消するための分配手段等の切り換えの操
作が煩わしく、さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／
Ｎが劣化する等の問題を生じる恐れがあったものを、本
発明によればこのような問題点を容易に解消することが
できるものである。
ティブ型のＲＦ分配器が設けられている場合には、受信
される放送信号にビート障害が発生する恐れがあり、ま
たこの障害を解消するための分配手段等の切り換えの操
作が煩わしく、さらに復帰の操作を忘れると信号のＳ／
Ｎが劣化する等の問題を生じる恐れがあったものを、本
発明によればこのような問題点を容易に解消することが
できるものである。
【図１】本発明の適用される受信装置の一例の構成図で
ある。
ある。
【図２】その動作の説明のための流れ図である。
【図３】メモリに記憶されるテーブルの説明のための図
である。
である。
【図４】歪みの発生の説明のための図である。
【図５】スプリアス成分の説明のための図である。
１ アンテナ、２ ＲＦ分配器、３，４ チューナ、
５，６ 映像回路、７２画面合成回路、８ 受像管、９
マイクロコンピュータ（マイコン）、１０操作部、１
１ メモリ
５，６ 映像回路、７２画面合成回路、８ 受像管、９
マイクロコンピュータ（マイコン）、１０操作部、１
１ メモリ
Claims (4)
- 【請求項１】 受信信号を複数の受信手段に分配する分
配手段を有する受信装置において、 受信帯域内に存在する各放送信号の周波数を検出する検
出手段と、 上記各放送信号の電界強度を測定する測定手段と、 上記検出された周波数と測定された電界強度とから歪み
の発生する周波数を演算する演算手段とを有し、 上記各放送信号ごとにビート障害の発生する可能性を算
出して上記分配手段の感度を設定することを特徴とする
受信装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の受信装置において、 上記各放送信号の電界強度の測定は、上記各放送信号を
受信手段で受信する際の自動利得制御電圧を用いて行う
ことを特徴とする受信装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の受信装置において、 上記各放送信号ごとのビート障害の発生する可能性の算
出は、上記演算された歪みの発生する周波数のスプリア
ス成分が上記各放送信号の帯域に含まれるか否かによっ
て行うことを特徴とする受信装置。 - 【請求項４】 請求項１記載の受信装置において、 上記設定された感度を上記各放送信号ごとに記憶する記
憶手段を有し、 受信手段で受信される上記各放送信号に応じて上記記憶
手段に記憶された値を読み出して上記分配手段の感度を
設定することを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9032258A JPH10233972A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9032258A JPH10233972A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10233972A true JPH10233972A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12353995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9032258A Pending JPH10233972A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10233972A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6831705B2 (en) | 2001-01-15 | 2004-12-14 | Funai Electric Co., Ltd. | Television tuner and television receiver |
| WO2008069783A1 (en) * | 2006-12-04 | 2008-06-12 | Thomson Licensing | Tuning device with diplexer input |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP9032258A patent/JPH10233972A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6831705B2 (en) | 2001-01-15 | 2004-12-14 | Funai Electric Co., Ltd. | Television tuner and television receiver |
| WO2008069783A1 (en) * | 2006-12-04 | 2008-06-12 | Thomson Licensing | Tuning device with diplexer input |
| JP2010512108A (ja) * | 2006-12-04 | 2010-04-15 | トムソン ライセンシング | ダイプレクサ入力を有するチューニング装置 |
| KR101321966B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2013-10-25 | 톰슨 라이센싱 | 다이플렉서 입력을 지닌 동조 디바이스 |
| US8634029B2 (en) | 2006-12-04 | 2014-01-21 | Thomson Licensing | Tuning device with diplexer input |
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