JP2003101897A - 受信信号強度表示装置 - Google Patents

受信信号強度表示装置

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JP2003101897A
JP2003101897A JP2001289803A JP2001289803A JP2003101897A JP 2003101897 A JP2003101897 A JP 2003101897A JP 2001289803 A JP2001289803 A JP 2001289803A JP 2001289803 A JP2001289803 A JP 2001289803A JP 2003101897 A JP2003101897 A JP 2003101897A
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signal
antenna
broadcast
display
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Shinichi Ishibashi
伸一 石橋
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種類の送信信号の受信信号強度(アンテナレ
ベル)を、表示状態を切り換えることなく簡単に認識可
能とする。 【解決手段】CSアンテナ設定を行う際に、表示部に、
CS放送のプロモーションチャネルの画像にCS放送の
アンテナレベル表示が重畳された画面を表示する(B,
C)。ユーザは、そのアンテナレベルが最大となるよう
に受信アンテナの方向調整をする。「現在」には、現在
のアンテナレベルを表示し、「最大」には、調整を始め
てからのアンテナレベルの最大値を表示する。また、こ
の画面には、BS放送のアンテナレベル表示も重畳され
ている。ユーザは、この画面でBS放送のアンテナレベ
ルも確認できる。つまり、BSアンテナ設定の状態に切
り換えることなく、ユーザはBS放送のアンテナレベル
を確認し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばBS放送
およびCS放送を受信し得るテレビ受信機等に適用して
好適な受信信号強度表示装置に関する。詳しくは、2種
類以上の送信信号を受信する単一または複数のアンテナ
における当該2種類以上の送信信号の受信信号強度に対
応する情報に基づき、これら2種類以上の送信信号の受
信信号強度(アンテナレベル)を同時に表示することに
よって、各種類の送信信号の受信信号強度を、表示状態
を切り換えることなく簡単に認識し得るようにした受信
信号強度表示装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、BS(Broadcasting Satellite)放
送およびCS(Communication Satellite)放送を受信し
得るテレビ受信機が提案されている。この種のテレビ受
信機には、パラボラ型アンテナ等で構成されるをBSア
ンテナおよびCSアンテナが接続される。これらBSア
ンテナおよびCSアンテナの指向特性は非常にシャープ
であることから、そのアンテナの設置に当たっては、方
向調整を正確に行う必要がある。
【0003】BSアンテナおよびCSアンテナの方向調
整を行うために、従来、テレビ受信機にBSアンテナお
よびCSアンテナを接続した後に、アンテナ設定を行っ
ている。このアンテナ設定は、例えば、BSアンテナ設
定、CSアンテナ設定、BSアンテナレベルの確認の順
に行われる。
【0004】BSアンテナ設定では、例えばBS7チャ
ネルまたはBS11チャネルを受信し、画面上にBS放
送信号のアンテナレベルが表示される状態とし、BSア
ンテナの方向をそのアンテナレベルが最大となるように
調整する。
【0005】CSアンテナ設定では、例えば24時間の
無料放送であるプロモーションチャネルを受信し、画面
上にCS放送信号のアンテナレベルが表示される状態と
し、CSアンテナの方向をそのアンテナレベルが最大と
なるように調整する。
【0006】BSアンテナレベルの確認では、再びBS
7チャネルまたはBS11チャネルを受信し、画面上に
BS放送信号のアンテナレベルが表示される状態とし、
BS放送信号のアンテナレベルを確認する。この場合、
BS放送信号のアンテナレベルを確認した後に、OKで
あればアンテナ設定を終了し、一方OKでなければ上述
したBSアンテナ設定から繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のBS
放送信号およびCS放送信号のアンテナレベルの表示
は、それぞれBS放送およびCS放送の受信状態でのみ
行われるものであり、他の放送信号のアンテナレベルの
表示を行うためには、表示状態の切り換え操作が必要と
なる。例えば、上述したように、CSアンテナ設定から
BSアンテナレベルの確認に移る際には、CS放送の受
信状態からBS放送の受信状態への切り換え操作が必要
となる。
【0008】この発明の目的は、各種類の送信信号の受
信信号強度を、表示状態を切り換えることなく簡単に認
識可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る受信信号
強度表示装置は、2種類以上の送信信号を受信する単一
または複数のアンテナにおける2種類以上の送信信号の
受信信号強度に対応する情報を得る信号処理手段と、こ
の信号処理手段で得られる受信信号強度に対応する情報
に基づいて、2種類以上の送信信号の受信信号強度を同
時に表示する表示手段とを備えるものである。
【0010】この発明において、一または複数のアンテ
ナにおける2種類以上の送信信号(放送信号、通信信
号)の受信信号強度(アンテナレベル)に対応する情報
に基づいて、2種類以上の送信信号の受信信号強度が同
時に表示される。これにより、各種類の送信信号の受信
信号強度を、表示状態を切り換えることなく簡単に認識
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのBS放送受信部およびCS放送受信部を有す
るテレビ受信機100を示している。
【0012】このテレビ受信機100は、CPU(Cent
ral Processing Unit)を備え、受信機全体の動作を制御
するための制御部101を有している。この制御部10
1には、日付や時刻等の情報を得る時計部102と、制
御部101の動作に伴って生成されるデータ等を記憶す
るメモリ103と、ユーザ操作のための複数の入力キー
等が配された操作部104と、リモコン送信機(図示せ
ず)からの例えば赤外線によるリモートコントロール信
号を受信するリモコン信号受信部105と、後述するC
S/BS出力端子151にCS放送に係る映像信号や音
声信号が出力されているとき発光するLED(Light Em
itting Diode)106と、そのCS/BS出力端子15
1にBS放送に係る映像信号や音声信号が出力されてい
るとき発光するLED107とが接続されている。
【0013】また、テレビ受信機100は、地上波放送
の受信アンテナ111と、この受信アンテナ111で捕
らえられた複数の放送信号より希望のチャネルの放送信
号を選択し、その放送信号に対応する中間周波信号を得
る地上波放送チューナ112と、このチューナ112よ
り出力される中間周波信号に対して増幅や検波をし、地
上波放送に係る映像信号Va、左右の音声信号Ala,A
raを得る中間周波処理部113とを有している。
【0014】また、テレビ受信機100は、BS放送お
よびCS放送の共用受信アンテナ(パラボラアンテナ)
114と、この受信アンテナ114で捕らえられたBS
放送信号の周波数を変換してBS−IF帯に変換するB
S−LNB(Low Noise Block converter)115と、
この受信アンテナ114で捕らえられたCS放送信号の
周波数を変換してCS−IF帯に変換するCS−LNB
122とを有している。
【0015】この受信アンテナ114は、図2に示すよ
うに、例えばベランダに取り付けられて使用される。B
S−LNB115およびCS−LNB122は、この受
信アンテナ114に、コンバータアーム121を介して
一体的に固定されている。
【0016】また、テレビ受信機100は、BS−LN
B115より出力される第1中間周波信号より希望チャ
ネルの第2中間周波信号を得て復調し、BS放送の希望
チャネルの映像信号Vb、左右の音声信号Alb,Arbを
得るBSセカンドコンバータモジュール116と、上述
したBS−LNB115に電源を供給するBS−LNB
電源部117を有している。
【0017】なお、モジュール116は、後述するBS
アンテナ設定およびCSアンテナ設定を行う際には、制
御部101の制御により例えばBS7チャネルまたはB
S11チャネルの選局状態となり、受信アンテナ114
におけるBS放送の受信信号強度(アンテナレベル)に
対応したC/N(Carrier to Noise Ratio)出力信号(C/N
OUT)を生成する。図3は、受信アンテナ114へのB
S放送信号の入力レベルとC/N出力信号(C/N OUT)と
の対応関係(C/N14dB時)を示している。ここ
で、入力レベルが−80dBm以上の範囲がアンテナレ
ベル表示用として有効な範囲となる。入力レベルが−8
0dBmより小さくなると、FM復調ができなくなって
くると共に、音声同期フラグが外れる。
【0018】モジュール116では、BS−LNB11
5より出力される第1中間周波信号が選局用のミキサで
第2中間周波信号に変換され、この第2中間周波信号が
AGC(Automatic Gain Control)回路を含む中間周波ア
ンプで増幅され、その後にFM復調回路でFM復調さ
れ、この復調信号から映像信号Vb、左右の音声信号A
lb,Arbが得られ、さらにこの復調信号からノイズ成分
を検出することでC/N出力信号(C/N OUT)が生成され
る。
【0019】このモジュール116で生成されるC/N
出力信号(C/N OUT)は、制御部101に供給される。こ
の制御部101では、C/N出力信号(C/N OUT)を6ビ
ットのディジタル信号に変換し、そのディジタル信号の
値に基づいて、後述するOSD処理回路141に表示デ
ータを供給し、このOSD処理回路141でBS放送信
号の受信信号強度(アンテナレベル)を表示するための
表示信号SCHを発生させる。図4は、C/N出力信号
(C/N OUT)のディジタル信号値(C/N AD)と、アンテナレ
ベルの画面表示との関係を示している。
【0020】また、テレビ受信機100は、モジュール
116に接続されるハイビジョン用の入出力端子部11
8と、この端子部118に接続されるデコーダ(図示せ
ず)で得られる映像信号Vc、左右の音声信号Alc,A
rcを入力する入力端子部119とを有している。
【0021】入出力端子部118は、モジュール116
よりデコーダに検波出力を供給するための検波出力端子
118b、モジュール116よりデコーダにビットスト
リームを供給するためのビットストリーム出力端子11
8cおよびデコーダよりモジュール116にAFC信号
を供給するためのAFC入力端子118aとからなって
いる。入力端子部119は、映像信号Vcを入力するた
めの映像入力端子119a、左音声信号Alcを入力する
ための左音声入力端子119bおよび右音声信号Arcを
入力するための右音声入力端子119cとからなってい
る。
【0022】また、テレビ受信機100は、CS−LN
B122より出力される複数のCS−IF信号より希望
のチャネル(RFチャネル)のCS−IF信号を選択し
て復調し、さらに復調されたビットストリーム信号より
希望のチャネル(プログラム番号)のビデオデータやオ
ーディオデータを抽出し、CS放送に係る映像信号Vd
および左右の音声信号Ald,Ardを得るCSディジタル
放送受信システム123を有している。
【0023】なお、受信システム123は、後述するC
Sアンテナ設定を行う際には、制御部101の制御によ
り例えば24時間の無料放送であるプロモーションチャ
ネルの選局状態となり、受信アンテナ114におけるC
S放送の受信信号強度(アンテナレベル)を求め、プロ
モーションチャネルの画像にアンテナレベル表示が重畳
された画面のための映像信号Vdを出力する。
【0024】また、この受信システム123には、例え
ば放送会社等と電話回線を通じて各種情報を通信をする
ためのモデム124と、ユーザ登録番号(ID番号)や
チャネルの契約、有料放送の購入状況などの情報が記憶
されているICカード125を装着するカードインタフ
ェース126とが接続されている。
【0025】また、テレビ受信機100は、CS出力端
子部127を有している。このCS出力端子部127
は、映像信号を出力するための映像出力端子127a、
左音声信号信号を出力するための左音声出力端子127
bおよび右音声信号を出力するための右音声出力端子1
27cとからなっている。このCS出力端子部127に
は、受信システム123がパワーオンモードとされると
きに出力される映像信号Vdおよび音声信号Ald,Ard
が供給される。
【0026】また、テレビ受信機100は、モジュール
116より出力される映像信号Vbおよび音声信号Al
b,Arbまたは入力端子部119に入力される映像信号
Vcおよび音声信号Alc,Arcを選択的に取り出す入力
切換回路(SW2)131を有している。この場合、入
力切換回路131のa側の固定端子には信号Vb,Al
b,Arbが供給され、そのb側の固定端子には信号V
c,Alc,Arcが供給される。
【0027】また、テレビ受信機100は、中間周波処
理部113より出力される映像信号Vaおよび音声信号
Ala,Ara、受信システム123より出力される映像信
号Vdおよび音声信号Ald,Ard、または入力切換回路
131で取り出される信号(映像信号および音声信号)
S2を、選択視聴画面用の信号(映像信号および音声信
号)S1として、選択的に取り出す入力切換回路(SW
1)132を有している。この場合、入力切換回路13
2のc側の固定端子には信号Va,Ala,Araが供給さ
れ、そのd側の固定端子には信号Vd,Ald,Ardが供
給され、さらにそのe側の固定端子には信号S2が供給
される。
【0028】また、テレビ受信機100は、入力切換回
路131で取り出される信号S2または受信システム1
23より出力される映像信号Vdおよび音声信号Ald,
Ardを、CS/BS出力用の信号(映像信号および音声
信号)S3として、選択的に取り出す入力切換回路(S
W3)133を有している。この場合、入力切換回路1
33のf側の固定端子には信号S2が供給され、そのg
側の固定端子には信号Vd,Ald,Ardが供給される。
【0029】また、テレビ受信機100は、入力切換回
路132で取り出される信号S1のうち、映像信号が入
力され、その映像信号より輝度信号および色信号を分離
する処理、分離された輝度信号を増幅する処理、分離さ
れた色信号を復調して色差信号を得る処理、さらには輝
度信号および色差信号より3原色信号を得るマトリック
ス処理等をする映像処理部134と、この映像処理部1
34より出力される3原色信号が供給され、それによる
画像を表示する表示部135とを有している。例えば、
表示部135としては、陰極線管、またはLCD(Liqu
id Crystal Display)等のフラットディスプレイが使用
される。
【0030】また、テレビ受信機100は、入力切換回
路132で取り出される信号S1のうち、左右の音声信
号が入力され、それらの音声信号を増幅する音声増幅部
136と、この音声増幅部136で増幅された左右の音
声信号による音声を出力するスピーカを備えてなる音声
出力部137を有している。
【0031】また、テレビ受信機100は、表示部13
5で表示される画像上に文字、図形表示を行うための表
示信号SCHを発生するOSD(On Screen Display)
処理回路141を有している。このOSD処理回路14
1は、制御部101より供給される表示データに基づい
て表示信号SCHを発生し、この表示信号SCHは映像
処理部134に供給されて映像信号に係る3原色信号に
合成される。
【0032】また、テレビ受信機100は、映像処理部
134より出力される3原色信号をミューティングする
ための映像消去回路142と、音声増幅部136の増幅
率を変化させる等して出力音量を制御する音量制御回路
143とを有している。映像消去回路142の動作は制
御部101によって制御されるが、この映像消去回路1
42は消画機能などに用いられる。同様に、音量制御回
路143の動作は制御部101によって制御されるが、
この音量制御回路143は消音機能などにも用いられ
る。
【0033】また、テレビ受信機100は、入力切換回
路133で取り出される信号S3を裏録画用として出力
するCS/BS出力端子部151と、入力切換回路13
3と出力端子部151との間に挿入され、VCR(Vide
o Cassette Recorder)の簡単予約録画を行うために、
制御部101の制御のもと、少なくとも映像信号をミュ
ーティングする消去回路152とを有している。出力端
子部151は、映像信号を出力するための映像出力端子
151a、左音声信号を出力するための左音声出力端子
151bおよび右音声信号を出力するための右音声出力
端子151cとからなっている。
【0034】上述した構成において、地上波放送チュー
ナ112、中間周波処理部113、入力切換回路13
2、映像処理部134、表示部135、音声増幅部13
6、音声出力部137、OSD処理回路141、映像消
去回路142および音量制御回路143は、電源供給単
位としてのAブロックを構成している。また、BSセカ
ンドコンバータモジュール116およびBS−LNB電
源部117は、電源供給単位としてのBブロックを構成
している。また、CSディジタル放送受信システム12
3、モデム124およびカードインタフェース126
は、電源供給単位としてのCブロックを構成している。
なお、CS−LNB122の電源は、CSディジタル放
送受信システム123を通して供給される。さらに、入
力切換回路131,133および消去回路152は、電
源供給単位としてのDブロックを構成している。
【0035】なお、制御ラインを省略している部分もあ
るが、地上波放送チューナ112、モジュール116お
よび受信システム123の動作は制御部101によって
制御され、また入力切換回路131,132,133の
切換動作も制御部101によって制御される。
【0036】また、テレビ受信機100は、商用交流電
圧(例えばAC100V)を入力する電源プラグ161
と、この電源プラグ161に入力される交流電圧より上
述したAブロックの電源として供給する直流電圧を得る
メイン電源部162と、電源プラグ161とメイン電源
部162との間に挿入されたメイン電源スイッチとして
の接続スイッチ(SW11)163とを有している。接
続スイッチ163のオンオフ動作は、制御部101によ
って制御される。
【0037】また、テレビ受信機100は、電源プラグ
161に入力される交流電圧より制御部101および上
述したBブロックのBS−LNB電源部117に電源と
してそれぞれ供給するための直流電圧を得ると共に、後
述するDブロック電源部およびBS電源部に供給するた
めの直流電圧を得るサブ電源部164と、このサブ電源
部164とBS−LNB電源部117との間に挿入され
た接続スイッチ(SW12)165とを有している。接
続スイッチ165のオンオフ動作は、制御部101によ
って制御される。
【0038】なお、サブ電源部164と制御部101と
の間には接続スイッチは挿入されておらず、従って制御
部101では、接続スイッチ(メイン電源スイッチ)1
63がオフの状態にあっても、リモコン信号受信部10
5で受信されたリモコン信号による操作または操作部1
04による操作を常に受け付けることができる。
【0039】また、テレビ受信機100は、サブ電源部
164からの直流電圧が入力され、上述したBブロック
のモジュール116に電源として供給する種々の電圧値
の直流電圧を得るBS電源部166と、サブ電源部16
4とBS電源部166との間に挿入された接続スイッチ
(SW14)167と、サブ電源部164からの直流電
圧が入力され、上述したDブロックに電源として供給す
る種々の電圧値の直流電圧を得るDブロック電源部16
8と、サブ電源部164とDブロック電源部168との
間に挿入された接続スイッチ(SW13)169とを有
している。接続スイッチ167,169のオンオフ動作
は、制御部101によって制御される。
【0040】また、テレビ受信機100は、電源プラグ
161に入力される交流電圧よりCブロックに電源とし
て供給する直流電圧を得るためのCS/CS−LNB電
源部170とを有している。
【0041】次に、図1に示すテレビ受信機100の動
作を説明する。電源スイッチ163がオフの状態で、ユ
ーザ操作(ユーザのリモコン送信機による操作あるいは
操作部104の操作)により電源オンの指示があると、
制御部101の制御によって接続スイッチ163がオン
とされ、それに伴ってメイン電源部162よりAブロッ
クに電源が供給される。これにより、表示部135に入
力切換回路132で取り出された信号S1に係る画像が
表示されると共に、音声出力部137よりその信号S1
に係る音声が出力される。
【0042】ここで、ユーザ操作で地上波放送が選択さ
れる場合には、中間周波処理部113より、ユーザ操作
で選択されたチャネルに係る映像信号Vaおよび音声信
号Ala,Araが出力されると共に、入力切換回路132
はc側に切り換えられる。そのため、表示部135には
選択された地上波放送のチャネルの画像が表示され、音
声出力部137よりそのチャネルの音声が出力される。
【0043】このように地上波放送が選択される場合、
BS固定切、CS固定切の状態にあるときは、Bブロッ
クに電源が供給され、入力切換回路133はf側に接続
され、CS/BS出力端子部151には、BS放送のラ
ストチャネルに係る映像信号および音声信号が出力され
る。入力切換回路131は、ラストチャネルによってa
側あるいはb側に接続される。なおこのとき、受信シス
テム123はパワーオフモードとされるので、受信シス
テム123より映像信号および音声信号は出力されな
い。なお、受信システム123は、パワーオフモードで
あっても、少なくともモデム124およびカードインタ
フェース126の制御を行うことができる。
【0044】また、地上波放送が選択される場合、BS
固定入、CS固定切の状態にあるときは、Bブロックに
電源が供給され、入力切換回路133はf側に接続さ
れ、CS/BS出力端子部151には、BS放送の固定
チャネルに係る映像信号および音声信号が出力される。
入力切換回路131は、固定チャネルによってa側ある
いはb側に接続される。なおこのとき、受信システム1
23はパワーオフモードとされるので、受信システム1
23より映像信号および音声信号は出力されない。
【0045】また、地上波放送が選択される場合、BS
固定切、CS固定入の状態にあるときは、受信システム
123はパワーオンモードとされ、入力切換回路133
はg側に接続され、CS/BS出力端子部151には、
CS放送の固定チャネルに係る映像信号および音声信号
が出力される。なおこのとき、Bブロックに電源は供給
されず、モジュール116より映像信号および音声信号
は出力されない。なお、BS−LNB電源部117につ
いては、接続スイッチ(SW12)165を制御部10
1で制御することにより、電源を供給したままとするこ
とができる。
【0046】また、地上波放送が選択される場合、BS
固定入、CS固定入の状態にあるときは、Bブロックに
電源が供給され、入力切換回路133はf側に接続さ
れ、CS/BS出力端子部151には、BS放送の固定
チャネルに係る映像信号および音声信号が出力される。
入力切換回路131は、固定チャネルによってa側ある
いはb側に接続される。このとき、受信システム123
はパワーオンモードとされ、受信システム123よりC
S放送の固定チャネルに係る映像信号および音声信号が
出力される。
【0047】次に、ユーザ操作でBS放送が選択される
場合には、Bブロックに電源が供給され、入力切換回路
131よりBS放送に係る映像信号および音声信号が出
力されると共に、入力切換回路132はe側に切り換え
られる。そのため、表示部135にはBS放送の映像信
号による画像が表示され、音声出力部137よりそのチ
ャネルの音声信号による音声が出力される。
【0048】このようにBS放送が選択される場合、B
S固定切、CS固定切の状態にあるときは、モジュール
116はユーザ操作で選択されたチャネルの選局状態と
なり、入力切換回路131からはそのチャネルに係る映
像信号および音声信号が取り出される。したがって、表
示部135には選択されたチャネルの画像が表示され、
音声出力部137よりそのチャネルの音声が出力され
る。
【0049】なお、入力切換回路131は、選択チャネ
ルによってa側あるいはb側に接続される。そしてこの
とき、入力切換回路133はf側に接続され、CS/B
S出力端子部151には、BS放送の選択されたチャネ
ルに係る映像信号および音声信号が出力される。なおこ
のとき、受信システム123はパワーオフモードとされ
るので、受信システム123より映像信号および音声信
号は出力されない。
【0050】また、BS放送が選択される場合、BS固
定入、CS固定切の状態にあるときは、モジュール11
6は、BS放送の固定チャネルの選局状態に固定され、
入力切換回路131からはそのチャネルに係る映像信号
および音声信号が取り出される。したがって、表示部1
35にはBS放送の固定チャネルの画像が表示され、音
声出力部137よりそのチャネルの音声が出力される。
なお入力切換回路131は、固定チャネルによってa側
あるいはb側に接続される。またこのとき、入力切換回
路133はf側に接続され、CS/BS出力端子部15
1には、BS放送の固定チャネルに係る映像信号および
音声信号が出力される。なおこのとき、受信システム1
23はパワーオフモードとされるので、受信システム1
23より映像信号および音声信号は出力されない。
【0051】また、BS放送が選択される場合、BS固
定切、CS固定入の状態にあるときは、モジュール11
6はユーザ操作で選択されたチャネルの選局状態とな
り、入力切換回路131からはそのチャネルに係る映像
信号および音声信号が取り出される。したがって、表示
部135には選択されたチャネルの画像が表示され、音
声出力部137よりそのチャネルの音声が出力される。
またこのとき、Cブロックに電源が供給され、入力切換
回路133はg側に接続され、CS/BS出力端子部1
51には、CS放送の固定チャネルに係る映像信号およ
び音声信号が出力される。
【0052】また、BS放送が選択される場合、BS固
定入、CS固定入の状態にあるときは、モジュール11
6は、BS放送の固定チャネルの選局状態に固定され、
入力切換回路131からはそのチャネルに係る映像信号
および音声信号が取り出される。したがって、表示部1
35にはBS放送の固定チャネルの画像が表示され、音
声出力部137よりそのチャネルの音声が出力される。
またこのとき、入力切換回路133はf側に接続され、
CS/BS出力端子部151にはBS放送の固定チャネ
ルに係る映像信号および音声信号が出力される。なおこ
のとき、受信システム123はパワーオンモードとされ
るので、受信システム123よりCS放送の固定チャネ
ルに係る映像信号および音声信号が出力される。
【0053】次に、ユーザ操作でCS放送が選択される
場合には、受信システム123はパワーオンモードとさ
れ、入力切換回路132はd側に切り換えられる。その
ため、表示部135にはCS放送の映像信号による画像
が表示され、音声出力部137よりそのチャネルの音声
信号による音声が出力される。
【0054】このようにCS放送が選択される場合、B
S固定切、CS固定切の状態にあるときは、受信システ
ム123はユーザ操作で選択されたチャネル(プログラ
ム番号)の選局状態となる。したがって、表示部135
には選択されたチャネルの画像が表示され、音声出力部
137よりそのチャネルの音声が出力される。そしてこ
のとき、入力切換回路133はg側に接続され、CS/
BS出力端子部151には、CS放送の選択されたチャ
ネルに係る映像信号および音声信号が出力される。なお
このとき、Bブロックに電源は供給されず、モジュール
116より映像信号および音声信号は出力されない。
【0055】また、CS放送が選択される場合、BS固
定入、CS固定切の状態にあるときは、受信システム1
23はユーザ操作で選択されたチャネル(プログラム番
号)の選局状態となる。したがって、表示部135には
選択されたチャネルの画像が表示され、音声出力部13
7よりそのチャネルの音声が出力される。そしてこのと
き、Bブロックに電源が供給され、モジュール116は
BS放送の固定チャネルの選局状態に固定され、入力切
換回路133はf側に接続される。したがって、CS/
BS出力端子部151には、BS放送の固定チャネルに
係る映像信号および音声信号が出力される。
【0056】また、CS放送が選択される場合、BS固
定切、CS固定入の状態にあるときは、受信システム1
23はCS放送の固定チャネル(プログラム番号)の選
局状態となる。したがって、表示部135にはCS放送
の固定チャネルの画像が表示され、音声出力部137よ
りそのチャネルの音声が出力される。そしてこのとき、
入力切換回路133はg側に接続され、CS/BS出力
端子部151には、CS放送の固定チャネルに係る映像
信号および音声信号が出力される。なおこのとき、Bブ
ロックに電源は供給されず、モジュール116より映像
信号および音声信号は出力されない。
【0057】また、CS放送が選択される場合、BS固
定入、CS固定入の状態にあるときは、受信システム1
23はCS放送の固定チャネル(プログラム番号)の選
局状態となる。したがって、表示部135にはCS放送
の固定チャネルの画像が表示され、音声出力部137よ
りそのチャネルの音声が出力される。そしてこのとき、
Bブロックに電源が供給され、モジュール116はBS
放送の固定チャネルの選局状態に固定され、入力切換回
路133はf側に接続される。したがって、CS/BS
出力端子部151には、BS放送の固定チャネルに係る
映像信号および音声信号が出力される。
【0058】次に、電源スイッチ163がオフの状態
で、メイン電源オフ時の動作を説明する。この場合、A
ブロックに電源が供給されないことから、表示部135
には画像は表示されず、音声出力部137より音声は出
力されない。
【0059】このようなメイン電源オフ時に、BS固定
切、CS固定切の状態にあるときは、Bブロック、さら
にはDブロックに電源は供給されず、受信システム12
3はパワーオフモードとされ、モジュール116および
受信システム123より映像信号および音声信号は出力
されず、またCS/BS出力端子部151には映像信号
および音声信号は出力されない。
【0060】また、メイン電源オフ時に、BS固定入、
CS固定切の状態にあるときは、Bブロックに電源が供
給されてモジュール116はBS放送の固定チャネルの
選局状態となると共に、Dブロックに電源が供給され入
力切換回路133はf側に接続される。入力切換回路1
31は、BS放送の固定チャネルによってa側あるいは
b側に接続される。したがって、CS/BS出力端子部
151には、BS放送の固定チャネルに係る映像信号お
よび音声信号が出力される。
【0061】また、メイン電源オフ時に、BS固定切、
CS固定入の状態にあるときは、受信システム123は
パワーオンモードとされて受信システム123はCS放
送の固定チャネルの選局状態となると共に、Dブロック
に電源が供給されて入力切換回路133はg側に接続さ
れる。したがって、CS/BS出力端子部151には、
CS放送の固定チャネルに係る映像信号および音声信号
が出力される。
【0062】また、メイン電源オフ時に、BS固定入、
CS固定入の状態にあるときは、Bブロックに電源が供
給されてモジュール116はBS放送の固定チャネルの
選局状態となると共に、Dブロックに電源が供給され入
力切換回路133はf側に接続される。したがって、C
S/BS出力端子部151には、BS放送の固定チャネ
ルに係る映像信号および音声信号が出力される。またこ
のとき、受信システム123は、パワーオンモードとさ
れ、CS放送の固定チャネルの選局状態となる。
【0063】図5は、上述した、メイン電源オン時の各
放送の選択時における選択視聴画面やCS/BS出力端
子部151への出力状態およびCS出力端子部127へ
の出力状態と、メイン電源オフ時におけるCS/BS出
力端子部151への出力状態およびCS出力端子部12
7への出力状態とを、まとめて示したものである。
【0064】次に、例えば図2に示すようにベランダに
取り付けられた受信アンテナ114の方向調整を行うた
めのアンテナ設定手順について説明する。ユーザは、こ
のアンテナ設定を、図6に示すように、BSアンテナ設
定(ステップST1)、CSアンテナ設定(ステップS
T2)、BSアンテナレベルの確認(ステップST3)
の順に行う。そして、BSアンテナレベルがOKであれ
ばアンテナ設定を終了し、一方OKでなければ上述した
BSアンテナ設定から繰り返す(ステップST4)。
【0065】各ステップについてさらに詳細に説明す
る。まず、ステップST1のBSアンテナ設定について
説明する。ユーザは、操作部104から、制御部101
に対してBSアンテナ設定の開始を指示する。ステップ
ST1のBSアンテナ設定を行う際、ユーザは、まず操
作部104から、制御部101に対してBSアンテナ設
定の開始を指示する。
【0066】この場合、制御部101の制御により、A
ブロック、Bブロックに電源が供給されていないときは
電源が供給されると共に、Bブロックのモジュール11
6は、BS7チャネルまたはBS11チャネルの選局状
態となる。またこの場合、制御部101の制御により、
入力切換回路131はa側に接続され、入力切換回路1
32はe側に接続され、モジュール116からのBS7
チャネルまたはBS11チャネルに係る映像信号Vbは
入力切換回路131,132を介して映像処理部134
に供給される。そのため、表示部135には、BS放送
のBS7チャネルまたはBS11チャネルに係る映像信
号Vbによる画像が表示される。
【0067】またこの場合、モジュール116は受信ア
ンテナ114におけるBS放送の受信信号強度(アンテ
ナレベル)に対応したC/N出力信号(C/N OUT)を生成
し、このC/N出力信号(C/N OUT)を制御部101に供
給する状態となる。制御部101は、C/N出力信号(C
/N OUT)を6ビットのディジタル信号に変換し、そのデ
ィジタル信号の値に基づいて、OSD処理回路141に
表示データを供給し、このOSD処理回路141でBS
放送信号の受信信号強度(アンテナレベル)を表示する
ための表示信号SCHを発生させる。
【0068】OSD処理回路141で発生される表示信
号SCHは映像処理部134に供給される。これによ
り、表示部135には、BS放送のBS7チャネルまた
はBS11チャネルに係る映像信号Vbによる画像に、
BS放送の受信信号強度(アンテナレベル)の表示が重
畳される。図7Aは、その受信信号強度(アンテナレベ
ル)の表示例を示している。この表示例では、現在の受
信信号強度(アンテナレベル)が「50」であることを
示している。
【0069】ユーザは、このように表示部135に、B
S放送の画像に重畳して受信信号強度(アンテナレベ
ル)が表示されている状態で、受信アンテナ114の方
向を調整し、受信信号強度(アンテナレベル)が最大と
なるようにする。その後に、ユーザは、操作部104か
ら、制御部101に対してBSアンテナ設定の終了を指
示し、BSアンテナ設定を終わる。この場合、テレビ受
信機100は、制御部101の制御により、BSアンテ
ナ設定の開始前の状態に戻る。
【0070】次に、ステップST2のCSアンテナ設定
について説明する。ユーザは、操作部104から、制御
部101に対してCSアンテナ設定の開始を指示する。
【0071】この場合、制御部101の制御により、A
ブロック、Cブロックに電源が供給されていないときは
電源が供給されると共に、Cブロックの受信システム1
23は、24時間の無料放送であるプロモーションチャ
ネルの選局状態となる。そして、この受信システム12
3は、受信アンテナ114におけるCS放送の受信信号
強度(アンテナレベル)を求め、プロモーションチャネ
ルの画像に受信信号強度(アンテナレベル)表示が重畳
された画面の映像信号Vdを出力する状態となる。
【0072】またこの場合、制御部101の制御によ
り、入力切換回路132はd側に接続され、受信システ
ム123からの映像信号Vdは入力切換回路132を介
して映像処理部134に供給される。そのため、表示部
135には、CS放送のプロモーションチャネルの画像
に受信信号強度(アンテナレベル)表示が重畳された画
面が表示される。図7Bは、その受信信号強度(アンテ
ナレベル)の表示例を示している。
【0073】ユーザは、このように表示部135に、C
S放送の画像に重畳して受信信号強度(アンテナレベ
ル)が表示されている状態で、受信アンテナ114の方
向を調整し、受信信号強度(アンテナレベル)が最大と
なるようにする。衛星からの電波を受信すると、受信信
号強度(アンテナレベル)表示内の「ネットワーク」に
「PerfecTV サービス」が表示されると共に、「アンテ
ナ入力」の「現在」と「最大」に数値が表示される。
「現在」には、現在の受信信号強度(アンテナレベル)
が表示され、「最大」には、調整を始めてからの受信信
号強度(アンテナレベル)の最大値が表示される。
【0074】その後、ユーザは、操作部104の操作に
よって衛星Bを選択し、図7Cに示すように、「ネット
ワーク」に「SKY サービス」が表示されることを確
かめる。この「SKY サービス」が表示されないとき
は、受信アンテナ114の方向調整がずれているので、
受信アンテナ114の方向を少し動かし、「ネットワー
ク」に「SKY サービス」が表示されるようにする。
【0075】またこの場合、制御部101の制御によ
り、Bブロックに電源が供給されていないときは電源が
供給されると共に、このBブロックのモジュール116
はBS7チャネルまたはBS11チャネルの選局状態と
される。
【0076】そしてこの場合、モジュール116では受
信アンテナ114におけるBS放送の受信信号強度(ア
ンテナレベル)に対応したC/N出力信号(C/N OUT)が
生成され、このC/N出力信号(C/N OUT)は制御部10
1に供給される。そして、制御部101は、C/N出力
信号(C/N OUT)を6ビットのディジタル信号に変換し、
そのディジタル信号の値に基づいて、OSD処理回路1
41に表示データを供給し、このOSD処理回路141
でBS放送の受信信号強度(アンテナレベル)を表示す
るための表示信号SCHを発生させる。
【0077】OSD処理回路141で発生される表示信
号SCHは映像処理部134に供給される。これによ
り、表示部135には、プロモーションチャネルの画像
にCS放送の受信信号強度(アンテナレベル)表示が重
畳された画面に、さらにBS放送の受信信号強度(アン
テナレベル)表示が重畳された画面が表示される(図7
B,C参照)。図7B,Cの表示例では、現在のBS放
送の受信信号強度(アンテナレベル)が「50」である
ことを示している。
【0078】このように、CSアンテナ設定時に表示部
135に表示されるCS放送の受信信号強度(アンテナ
レベル)の表示画面には、同時にBS放送の受信信号強
度(アンテナレベル)が表示されるので、ユーザは、ス
テップST2のCSアンテナ設定を行った後に、この表
示部135の表示画面に基づいて、ステップST3のB
Sアンテナレベルの確認をする。
【0079】このように、BSアンテナレベルの確認を
行った後、ユーザは、操作部104から、制御部101
に対してCSアンテナ設定の終了を指示し、CSアンテ
ナ設定およびBSアンテナレベル確認を終わる。この場
合、テレビ受信機100は、制御部101の制御によ
り、CSアンテナ設定の開始前の状態に戻る。
【0080】このように、本実施の形態においては、C
Sアンテナ設定時に表示部135に表示されるCS放送
の受信信号強度(アンテナレベル)の表示画面には、同
時にBS放送の受信信号強度(アンテナレベル)が表示
されるものであり、ユーザは、テレビ受信機100をC
Sアンテナ設定状態からBSアンテナ設定状態に切り換
えることなく、CSアンテナ設定状態のままでBSアン
テナレベルの確認を行うことができ、ユーザの操作手間
を軽減できる。
【0081】なお、上述実施の形態においては、BS放
送やCS放送の受信信号強度(アンテナレベル)を映像
信号による画像を表示する表示部135に表示するもの
を示したが、受信アンテナ114の近傍に表示部を設
け、この表示部にBS放送やCS放送の受信信号強度
(アンテナレベル)を表示するようにしてもよい。
【0082】例えば、受信アンテナ114、BS−LN
B115,122のいずれかに1つの表示部を設け、こ
の表示部にこれらBS放送やCS放送の受信信号強度
(アンテナレベル)を表示するようにしてもよい。この
場合、BSアンテナ設定時にはこの表示部にBS放送の
受信信号強度(アンテナレベル)のみが表示され、CS
アンテナ設定時にはこの表示部にBS放送およびCS放
送の受信信号強度(アンテナレベル)が同時に表示され
る。
【0083】また例えば、図8に示すように、BS−L
NB115に第1の表示部120Bを設け、CS−LN
B122に第2の表示部120Cを設け、これら第1、
第2の表示部120B,120Cを用いてBS放送やC
S放送の受信信号強度(アンテナレベル)を表示するよ
うにしてもよい。この場合、BSアンテナ設定時には第
1の表示部120BにBS放送の受信信号強度(アンテ
ナレベル)が表示され、CSアンテナ設定時には第1の
表示部120BにBS放送の受信信号強度(アンテナレ
ベル)が表示されと共に第2の表示部120CにCS放
送の受信信号強度(アンテナレベル)が表示される。
【0084】このように、受信アンテナ114の近傍に
表示部を設け、この表示部にBS放送やCS放送の受信
信号強度(アンテナレベル)を表示する構成とすること
によって、ユーザは受信アンテナ114の方向調整をす
る際に、受信信号強度(アンテナレベル)を手元で容易
に確認できる。
【0085】また、上述実施の形態においては、BS放
送およびCS放送を受信アンテナ114で受信するもの
を示したが、この発明はBS放送およびCS放送をそれ
ぞれ専用の受信アンテナで受信するものにも同様に適用
できる。
【0086】また、上述実施の形態においては、BS放
送およびCS放送の受信信号強度(アンテナレベル)を
表示するものを示したが、この発明はその他の放送信号
の受信信号強度(アンテナレベル)を表示するものにも
この発明を同様に適用できる。
【0087】また、上述実施の形態においては、放送信
号の受信信号強度(アンテナレベル)を表示するものを
示したが、この発明は通信信号の受信信号強度(アンテ
ナレベル)を表示するものにも同様に適用できる。すな
わち、この発明は、2種類以上の送信信号を単一または
複数のアンテナで受信するものに良好に適用できる。
【0088】
【発明の効果】この発明によれば、2種類以上の送信信
号を受信する単一または複数のアンテナにおける当該2
種類以上の送信信号の受信信号強度に対応する情報に基
づき、これら2種類以上の送信信号の受信信号強度(ア
ンテナレベル)を同時に表示するものであり、ユーザ
は、各種類の送信信号の受信信号強度を、表示状態を切
り換えることなく簡単に認識できる。
【0089】またこの発明によれば、単一または複数の
アンテナの少なくともいずれかの近傍に表示部を設け、
この表示部に複数の送信信号の受信信号強度を同時に表
示するものであり、ユーザは、アンテナの方向調整をす
る際に、複数種類の送信信号の受信信号強度(アンテナ
レベル)を手元で容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのテレビ受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図2】BS/CS共用受信アンテナのベランダ取付例
を示す図である。
【図3】入力レベルとC/N出力信号(C/N14dB
時)との対応関係を示す図である。
【図4】C/N出力信号のレベルと画面表示との対応関
係を示す図である。
【図5】メイン電源オン時、オフ時の各部の動作を示す
図である。
【図6】アンテナ設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】受信信号強度の(アンテナレベル)の表示例を
示す図である。
【図8】アンテナ側に表示部を設けた例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 テレビ受信機 101 制御部 104 操作部 111 地上波放送の受信アンテナ 112 地上波放送チューナ 113 中間周波処理部 114 BS放送およびCS放送の共用受信アンテナ 115 BS−LSB 116 BSセカンドコンバータモジュール 120B,120C 表示部 122 CS−LNB 123 CSディジタル放送受信システム 131〜133 入力切換回路 134 映像処理部 135 表示部 136 音声増幅部 137 音声出力部 141 OSD処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の送信信号を受信する単一ま
    たは複数のアンテナにおける上記2種類以上の送信信号
    の受信信号強度に対応する情報を得る信号処理手段と、 上記信号処理手段で得られる受信信号強度に対応する情
    報に基づいて、上記2種類以上の送信信号の受信信号強
    度を同時に表示する表示手段とを備えることを特徴とす
    る受信信号強度表示装置。
  2. 【請求項2】 上記2種類以上の送信信号は第1の衛星
    放送信号および第2の衛星放送信号であり、 上記第1の衛星放送信号および上記第2の衛星放送信号
    の双方は単一のアンテナで受信されることを特徴とする
    請求項1に記載の受信信号強度表示装置。
  3. 【請求項3】 上記2種類以上の送信信号は第1の衛星
    放送信号および第2の衛星放送信号であり、 上記表示手段は、上記第2の衛星放送信号を受信するア
    ンテナの方向調整時に、上記第2の衛星放送信号の受信
    信号強度の表示画面上に、上記第1の衛星放送信号の受
    信信号強度の表示を重畳させることを特徴とする請求項
    1に記載の受信信号強度表示装置。
  4. 【請求項4】 上記単一または複数のアンテナの少なく
    ともいずれかの近傍に表示部を設け、 上記表示手段は、上記表示部に上記複数の送信信号の受
    信信号強度を同時に表示することを特徴とする請求項1
    に記載の受信信号強度表示装置。
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